JP5431888B2 - ヘッドレスト - Google Patents
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Description
袋状のヘッドレスト表皮と、前記ヘッドレスト表皮の内部に設けられるヘッドレストコアと、前記ヘッドレストコアに設けたステー固定部と、前記ステー固定部に固定されて前記ヘッドレスト表皮の下面から外部に延出する支持ステーと、前記ヘッドレスト表皮と前記ヘッドレストコアとの間に介在する緩衝材とを有するヘッドレストにおいて、
前記支持ステーは、棒状の本体部分における上端部に、この本体部分における外周の一部より該本体部分の軸方向と交差する方向へ突出する係止突部を有する取付部が設けられ、
前記ステー固定部は、
前記ヘッドレストコアに上下に貫通して設けられ、前記取付部の平面形状に合わせて開口する開口部、および該開口部の上側開口から突出して該上側開口からずらすように回転した前記係止突部の下側への移動を規制する開口縁部を有し、前記開口部に挿通した前記本体部分を保持するステー挿通部と、
前記開口部の上側開口の上方に位置して前記ヘッドレストコアに固定され、前記開口縁部との間で前記取付部を挟持する第1規制部と、
前記開口縁部の上面および前記第1規制部の下面の少なくとも一方に凹設され、前記上側開口からずらすように回転した前記係止突部を受け入れて、該支持ステーの周方向の回転を規制する第2規制部とを備えたことを特徴とする。
前記第1規制部は、インテグラルヒンジを介して前記ヘッドレストコアと一体的に形成され、
前記第1規制部は、前記開口部の上側開口から外れて該上側開口を開放した位置から、前記インテグラルヒンジを中心として前記ヘッドレストコアに対し回転して前記取付部の上側に当接する位置で固定されることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、第1規制部は、インテグラルヒンジを中心に回転させれば、適切な姿勢でステー挿通部の上側開口の上側に位置決めされ、支持ステーの取付部の上側に適切に当接する。従って、ヘッドレスト表皮内にヘッドレストコアを収納して該第1規制部が見えない状態であっても、該第1規制部の固定作業を簡易かつ確実に行なうことができ、ヘッドレストコアに対する支持ステーの固定作業の簡易化が図られる。また、第1規制部を回転させる際に指先が滑っても該第1規制部がヘッドレストコアから脱落することがないから、支持ステーの固定作業が中断されることがなく、作業効率が低下するのを防止し得る。
前記開口縁部の上面に凹設された前記第2規制部は、前記ヘッドレストコアに対する前記第1規制部の固定方向に沿う向きに前記係止突部を嵌合保持することを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、開口縁部に凹設した第2規制部に支持ステーの係止突部を嵌合させておくことで、ヘッドレストコアに対して第1規制部を適切に固定することができる。
前記第1規制部の下面に凹設された前記第2規制部は、ヘッドレストコアに対する該第1規制部の固定方向に沿う向きに延在形成され、該第1規制部の固定方向に沿う向きとした前記係止突部を嵌合保持することを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、支持ステーの係止突部を、ヘッドレストコアに対する第1規制部の固定方向に沿う向きとしておくことで、ヘッドレストコアに第1規制部を固定する際に、該第1規制部に設けた第2規制部に該係止突部を嵌合保持させることができる。
前記ヘッドレストコアの開口縁部の上方に上側当接部が設けられ、
前記第1規制部は、前記開口縁部と上側当接部との間に挟まれて固定されることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、第1規制部を開口縁部と上側当接部との間に挟むことで該第1規制部を固定することができ、支持ステーが上側へ移動することが好適に規制される。
(1)ステー挿通部30に下側開口31から挿通させて取付部16を凹部22内へ位置させた支持ステーSを周方向へ回転させると、係止板片13がステー挿通部30における開口縁部23に当接する。従って、支持ステーSがステー挿通部30から下方へ抜け出てヘッドレストコアBから脱落することが防止され、ヘッドレストコアBに対する支持ステーとの固定作業を簡易に行ない得る。特に、支持ステーSから手を離すことができるので、第1規制部50を片手で回転させて凹部22に嵌合させることができる。
(2)開口縁部23の上面に第2規制部40としての嵌合凹部41,41が凹設されているので、ステー挿通部30に挿通させた支持ステーSを、周方向へ回転させた後に下側へ引っ張ると、上側開口32からずれて嵌合凹部41,41の上側に位置した係止板片13が該嵌合凹部41,41に嵌合される。これにより、係止板片13の回転が規制されて、支持ステーSの周方向の位置決めが適切になされる。
(3)第1規制部50の下面に第2規制部40としての嵌合溝部57が凹設されているので、第1規制部50を、凹部22に嵌合させて上側開口32の上側に固定する過程で係止板片13が嵌合溝部57に嵌合される。これにより、第1規制部50によっても係止板片13の回転が規制されるので、支持ステーSの周方向の位置決めがより一層確実になされる。
(4)第1規制部50をステー挿通部30の上側開口32の上側に固定することで、支持ステーSに設けた係止板片13が第2規制部40としての嵌合凹部41,41および嵌合溝部57に夫々嵌合するので、ヘッドレストコアBに対して支持ステーSが規定の姿勢で適切に固定される。
(5)第1規制部50は、インテグラルヒンジ54を中心に回転させれば、適切な姿勢で凹部22に嵌合されて、ステー挿通部30の上側開口32の上側に確実に固定される。しかも第1規制部50は、凹部22の下側壁部をなす開口縁部23および上側壁部24の間に適切に差し込まれ、これら開口縁部23および上側壁部24により上下から挟持される。従って、ヘッドレスト表皮C内にヘッドレストコアBを収納して第1規制部50が見えない状態であっても、該第1規制部50の固定作業を簡易かつ確実に行なうことができ、ヘッドレストコアBに対する支持ステーSの固定作業の簡易化を図り得る。
(6)第1規制部50がヘッドレストコアBに一体的に形成されているので、第1規制部50を凹部22に嵌合させる際に指先が滑っても該第1規制部50が脱落することがないから、支持ステーSの固定作業が中断されることがなく、作業効率が低下することがない。
(7)第1規制部50がヘッドレストコアBに一体的に形成されるため、図19および図20に示した係止ピン119のような別部材が不要であり、部品点数が削減されて製造コスト低減や部品管理の容易化が図られる。
(8)第1規制部50とヘッドレストコアBとが同材質であるから、ヘッドレストHRの廃棄時におけるリサイクルの容易化を図り得る。
(9)2本の棒状の支持ステーS,Sから構成しても、図17に示した従前のヘッドレストHR1における支持ステーS1と比較すると、横連設部107がない分だけヘッドレストHRの軽量化を図り得る。
(10)鉤部53が係止孔25に係止されるので、凹部22に嵌合された第1規制部50が該凹部22内に適切に固定され、該第1規制部50が凹部22から外れることを防止し得る。
実施例のヘッドレストHRは、前記実施例に示した形態に限定されず、様々に変更することが可能である。
(1)実施例では、第1規制部50に第2規制部40としての嵌合溝部57を設けると共に、ステー挿通部30の開口縁部23に第2規制部40としての嵌合凹部41を設けた構成を例示したが、この第2規制部40は、第1規制部50または開口縁部23の何れか一方だけに設けても、支持ステーSの回転規制および移動規制を図り得る。
第1規制部50だけに第2規制部40としての嵌合溝部57を設ける場合には、ステー挿通部30に挿通させた取付部16の係止板片13が上側開口32を抜け出て凹部22内に位置した状態において、支持ステーSを周方向へ約90度回転させた後、この状態で第1規制部50をインテグラルヒンジ54を中心として回転させる。これにより、第1規制部50の回転変位に伴って、該第1規制部50に設けた嵌合溝部57に係止板片13が整合して嵌合されるようになる。そして、第1規制部50が凹部22に完全に嵌合することで、係止板片13が嵌合溝部57に嵌合して回転が規制され、これにより支持ステーSの周方向の位置決めおよび回転規制が図られる。
また、開口縁部23だけに第2規制部40としての嵌合凹部41を設ける場合には、前記実施例と同様に、ステー挿通部30に挿通させた取付部16の係止板片13が上側開口32を抜け出て凹部22内に位置した状態において、支持ステーSを周方向へ約90度回転させた後に下側へ引っ張り、嵌合凹部41,41に係止板片13を嵌合させる。次いで、第1規制部50を、インテグラルヒンジ54を中心として回転させて凹部22に完全に嵌合することで、係止板片13が嵌合凹部41,41に嵌合して回転が規制され、これにより支持ステーSの周方向の位置決めおよび回転規制が図られる。
(3)係止突部としての係止板片13は、支持ステーSと別部材として形成して、該支持ステーSの上端部10Aに溶接等により固定する形態であってもよい。
(4)上本体部分10の上端部外周からの係止突部13の突出数は、実施例の2つに限定されるものではなく、1つまたは3つ以上であってもよい。
(5)第1規制部50に設けた鉤部53は、図16に示すように、蓋部51の先端に設け、係止孔25を凹部22の開口端近傍に設けるようにしても、該凹部22に対する該第1規制部50の固定保持が適切になされる。
(6)第2規制部40における嵌合凹部41,41の形成位置は、逃がし溝33に対して90度ずれた位置に限らず、該逃がし溝33に係らない位置であれば、例えば45度や100度等の90度以下または90度以上であってもよい。
23 下側壁部(開口縁部),24 上側壁部(上側当接部),30 ステー挿通部
32 上側開口,34 開口部,40 嵌合凹部(第2規制部),50 第1規制部
54 インテグラルヒンジ,57 嵌合溝部(第2規制部),B ヘッドレストコア
C ヘッドレスト表皮,F ステー固定部,S 支持ステー,U 緩衝材
Claims (5)
- 袋状のヘッドレスト表皮と、前記ヘッドレスト表皮の内部に設けられるヘッドレストコアと、前記ヘッドレストコアに設けたステー固定部と、前記ステー固定部に固定されて前記ヘッドレスト表皮の下面から外部に延出する支持ステーと、前記ヘッドレスト表皮と前記ヘッドレストコアとの間に介在する緩衝材とを有するヘッドレストにおいて、
前記支持ステーは、棒状の本体部分における上端部に、この本体部分における外周の一部より該本体部分の軸方向と交差する方向へ突出する係止突部を有する取付部が設けられ、
前記ステー固定部は、
前記ヘッドレストコアに上下に貫通して設けられ、前記取付部の平面形状に合わせて開口する開口部、および該開口部の上側開口から突出して該上側開口からずらすように回転した前記係止突部の下側への移動を規制する開口縁部を有し、前記開口部に挿通した前記本体部分を保持するステー挿通部と、
前記開口部の上側開口の上方に位置して前記ヘッドレストコアに固定され、前記開口縁部との間で前記取付部を挟持する第1規制部と、
前記開口縁部の上面および前記第1規制部の下面の少なくとも一方に凹設され、前記上側開口からずらすように回転した前記係止突部を受け入れて、該支持ステーの周方向の回転を規制する第2規制部とを備えた
ことを特徴とするヘッドレスト。 - 前記第1規制部は、インテグラルヒンジを介して前記ヘッドレストコアと一体的に形成され、
前記第1規制部は、前記開口部の上側開口から外れて該上側開口を開放した位置から、前記インテグラルヒンジを中心として前記ヘッドレストコアに対し回転して前記取付部の上側に当接する位置で固定される請求項1記載のヘッドレスト。 - 前記開口縁部の上面に凹設された前記第2規制部は、前記ヘッドレストコアに対する前記第1規制部の固定方向に沿う向きに前記係止突部を嵌合保持する請求項1または2記載のヘッドレスト。
- 前記第1規制部の下面に凹設された前記第2規制部は、ヘッドレストコアに対する該第1規制部の固定方向に沿う向きに延在形成され、該第1規制部の固定方向に沿う向きとした前記係止突部を嵌合保持する請求項1〜3の何れか一項に記載のヘッドレスト。
- 前記ヘッドレストコアの開口縁部の上方に上側当接部が設けられ、
前記第1規制部は、前記開口縁部と上側当接部との間に挟まれて固定される請求項1〜4の何れか一項に記載のヘッドレスト。
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