JP5430484B2 - 半導体記憶装置、及びその制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置、及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置及びその制御方法に関する。特に、DRAM等のデータの保持にリフレッシュが必要なメモリセルを備え、外部からリフレッシュ制御を必要としないヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)を行う半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
最近のシステムLSIではシステム性能の高度化の為にロジック回路の規模が大きくなり、これに伴ってシステムLSIに内蔵するメモリも大容量なものが必要になって来ている。そのシステムLSIに内蔵するメモリの大容量化に伴い、DRAMマクロを内蔵するシステムLSIも増加してきている。
リフレッシュを必要としないSRAM等のメモリを使用する場合に対して、DRAM等の記憶保持のためにリフレッシュを必要とするメモリを用いようとする場合、以下の課題がある。第1には、メモリのリフレッシュを制御するためにメモリコントローラが必要となる。第2には、リフレッシュ時間の割り込みにより、データアクセス時間が長くなるなどの性能劣化がある。第3には、複数のメモリバンクを用いる場合には、バンク割り付けなどの制限が必要になり完全なランダムアクセスができない。したがって、上記課題を解決することが必要になる。
これらの課題に対して、リフレッシュ動作を外部から隠して内部制御するDRAMが発展し、実用化されている。
特許文献1には、第1の先行技術としてリフレッシュ動作を隠したヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)DRAMメモリ回路が記載されている。ここでは、メモリセルのデータ保持に必要なリフレッシュ動作を、メモリ内部に搭載したタイマーにて時間計測し、必要な期間毎にリフレッシュ要求を発生させ内部のメモリコアのワード線、センスアンプなどを活性化させる。メモリ外部からのアクセス要求とこのリフレッシュ動作がバッティングした場合を説明する。まず、内部リフレッシュ実行中にリードもしくはライト動作の外部アクセス要求が発生した場合は、外部アクセス要求を一時待たせておき、リフレッシュ終了後に、外部アクセス要求に基づくリードライト動作を実施する。また、リードもしくはライト実行中にリフレッシュ要求がタイマーから発生した時は、リフレッシュ要求を一時待たせておき、外部アクセス動作(リード/ライト)終了後に待たせておいたリフレッシュ動作を実施する。このようにメモリコア部の活性化は、先行した動作を優先させるアービター回路により外部アクセスとリフレッシュ動作のバッティングを防いでいる。
また、特許文献2には、第2の先行技術として外部から与えられたクロックに同期して動作する同期式DRAMにおいて、ヒドンリフレッシュを行う半導体メモリ装置が記載されている。特許文献2のように、同期式DRAMにおいて、ヒドンリフレッシュを行う半導体記憶装置の動作タイミングを図9に示す。図9において、「CLK」は外部から半導体記憶装置に与えられるクロック信号、「ADD」は外部から半導体記憶装置に与えられるアドレス、「COMM」は外部から半導体記憶装置に与えられるコマンドである。
また、「タイマー」はリフレッシュ周期計測用のタイマー出力信号である。タイマーは内部に発振器を備えており、外部クロックとは非同期に外部クロックが停止しているときにも動作する。タイマー出力信号はリセットされるとロウレベルとなり、リフレッシュが必要な周期まで計測すると、タイマー出力信号がハイレベルを出力する。タイマー出力信号がハイレベルになるとリフレッシュを行い、リフレッシュが終了するとタイマー出力信号はロウレベルに戻る。「Refアドレス」は、リフレッシュを行うアドレスである。「RA」はロウ系アレイコア活性化信号、「SE、Word線」はセンスアンプ及びワード線の活性化信号、「CA」はカラム活性化信号、「DBUS」はメモリセルアレイと外部入出力端子間のバスのデータを示す。図9において、t0〜t3サイクルでは、DRAMに入力されるコマンドCOMMは「NOP」であり、メモリはリードライト動作を行わない非選択のスタンバイ状態である。t0サイクルの途中でタイマーがオーバーフローして、タイマー出力信号がハイレベルに立ち上がっている。このタイマー出力信号の立ち上がりに応答して、次のt1サイクルでリフレッシュを行う。このときのリフレッシュアドレス発生回路が出力するRefアドレスはAFC1なのでAFC1アドレスを選択してロウ系アレイコア活性化信号RAを発生させ、ワード線、センスアンプを活性化させ、メモリセルのリフレッシュを行う。リフレッシュが完了したらリフレッシュアドレス発生回路はアドレスをAFC2にカウントアップする。
一定の時間経過後のtnサイクルでは、タイマーが再びオーバーフローし、タイマー出力信号がt1サイクルと同様にハイレベルとなる。しかし、tnサイクルで入力されるコマンドCOMMがライトコマンド「WE」なので、リフレッシュ動作よりリードライト動作を優先させる。すなわち、リフレッシュ動作と外部からのリードライト要求では、外部からのリードライト要求動作を優先する。したがって、tnサイクルでは、外部アドレスA0を取り込んでRAを活性化する。同時に書込みデータD0も取り込みカラム活性化信号(CA)を発生して、バスを通して入力したD0をセルに書き込む。図9では、tnサイクルでライトコマンドが入力され、ライト動作を行う場合を示したが、tnサイクルでリードコマンドが入力される場合でも、リフレッシュよりリード動作が優先され、これら外部要求動作が終了した後のCLKサイクルにてリフレッシュを実施する。この同期式回路においては各サイクルのDRAMコア動作を開始するトリガがCLKエッジであり、リード、ライトおよびリフレッシュ動作は1サイクルにて完結させるようになっており、アクティブ動作が2サイクル仕様なので、ヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)が実現できる。すなわち、外部からは、リード動作、ライト動作は、常に2サイクルを要するように見えるが、内部のリード動作、ライト動作は、実質1サイクルで終了しており、残った1サイクルの周期でリフレッシュを行うことができるので、外部からはリフレッシュサイクルを意識する必要がなく、ヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)を実現できる。
上記第1、第2どちらの先行技術においてもSRAMのように完全なランダムアクセス動作を実現する仕様を想定した場合、リードもしくはライトのアクティブ動作に必要なサイクル時間は、以下の式(1)で示すことができる。
動作サイクル時間=(リードorライト動作時間)+(リフレッシュ動作時間)
式(1)
特開2001−357670号公報 特開2002−74945号公報
以下の分析は本発明により与えられる。最近のシステムLSIではパワー低減が大きな課題であり、内蔵メモリに対しても低電源電圧化と低電流化が強く望まれている。特にシステムLSIに内蔵されるメモリにおいては、チップ外部とのインターフェース回路が不要になるので、単体のメモリではパッケージの端子数の制限等から実現困難な多ビットデータ仕様になるケースも多い。このような多ビットデータ仕様のメモリの場合、同時に入出力を行うビット数が多くなるため、データ入出力に要する消費電力が多くなる傾向がある。
また、ロジックLSIのトランジスタ性能向上トレンドにより微細化とそれに伴う低電源電圧化が単体メモリ製品より先行する。上記低電源電圧化によって、メモリセルのソフトエラーやホールド特性変動などの影響を受けやすくなり、メモリセルのデータ保持に対する安定性にとって厳しくなる傾向がある。このような状況下において、メモリセルの信頼性向上のためにECCを搭載することも考えられるが、従来の半導体記憶装置の場合、ECCの符号化、複合化のためのサイクルが必要となり、実効的なライト動作、リード動作に必要なサイクル数が増加してしまう。
本発明の第1の側面による半導体記憶装置は、データの保持にリフレッシュが必要な複数のメモリセルを備えたメモリセルアレイと、外部からの指定に基づいて、前記メモリセルアレイの指定されたアドレスのメモリセルに対してリードアクセスまたはライトアクセスを行うリードライト制御部と、前記複数のメモリセルに対して外部からの制御なしにヒドンリフレッシュを行うリフレッシュ制御部と、前記メモリセルアレイに対して前記リードライト制御部がリードアクセスした後で、前記リフレッシュ制御部に前記ヒドンリフレッシュを行わせ、かつ、前記リードライト制御部がライトアクセスする前に前記リフレッシュ制御部に前記ヒドンリフレッシュを行わせるスケジュール制御部と、を備える。ここで、前記リードライト制御部は、前記リードアクセス時には前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して前記メモリセルアレイから読み出したデータのECC演算を行い、前記ライトアクセス時には前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して前記メモリセルアレイに書き込むデータのECC演算を行う、ECC回路を備える。
本発明の第2の側面による半導体装置は、前記半導体記憶装置と、前記半導体記憶装置に記憶されているデータを用いてデータ処理を行うデータ処理装置と、を備え、前記リードライト制御部は前記データ処理装置の指定に基づいて前記リードアクセスまたはライトアクセスを行い、前記リフレッシュ制御部は前記データ処理装置の制御なしに前記ヒドンリフレッシュを行う。
本発明の第3の側面による半導体記憶装置の制御方法は、内部タイマーに基づくヒドンリフレッシュの機能を有するDRAMセルアレイを備えた半導体記憶装置に対して、前記DRAMセルアレイの指定されたアドレスのメモリセルからデータを読み出すリードアクセス、前記メモリセルにデータを書き込むライトアクセス、及び前記ヒドンリフレッシュを、外部から与えられたクロックに同期して行う半導体記憶装置の制御方法であって、前記クロックの同一エッジに対して前記ヒドンリフレッシュと前記リードアクセスが競合した場合に、前記リードアクセスを行った後で前記ヒドンリフレッシュを行い、前記クロックの同一エッジに対して前記ヒドンリフレッシュと前記ライトアクセスが競合した場合に、前記ヒドンリフレッシュを行った後で前記ライトアクセスを行う。
本発明によれば、メモリセルアレイに対してリードアクセスした後にヒドンリフレッシュを行い、かつ、ライトアクセスする前にヒドンリフレッシュを行うように制御するので、ヒドンリフレッシュと並行して、ECCの符号化や複合化、及び/または、データ入出力の低消費電力化を図ることができる。
本発明の実施例1による半導体記憶装置のブロック図である。 実施例1による半導体記憶装置のスタンバイ状態における動作波形図である。 実施例1による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図である。 実施例2による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図である。 実施例3による半導体記憶装置のブロック図である。 実施例3による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図である。 実施例4による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図である。 実施例7による半導体装置のブロック図である。 従来の半導体記憶装置におけるヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)の動作波形図である。 実施例1による半導体記憶装置において、リフレッシュ制御部の構成を示すブロック図である。
本発明の半導体記憶装置では、リード動作とライト動作のうち、メモリセルアレイそのものにアクセスするサイクルと、リードしたデータを外部に出力するデータに変換し、外部から入力したデータをライトデータに変換する入出力サイクルとに分け、入出力サイクルにヒドンリフレッシュを行うようにスケジュール制御部が制御を行う。この構成により、リード動作、ライト動作とヒドンリフレッシュとを並列に処理できるので、処理サイクルが長くなってしまうことなしに、記憶データの高信頼性化やデータバスの低消費電力化を図ることができる。
上記式(1)の最低サイクル時間の一部であるリフレッシュ動作は、DRAMコア部(メモリセルアレイやワード線選択回路、センスアンプ等)を占有するが、データ入出力やバス系回路とは無関係な回路動作である。DRAMコアがリフレッシュ動作している期間にデータ系の処理であるECC演算や低パワーバス駆動ができれば、サイクル性能を劣化させずに、信頼性の向上や低パワー化が実現できる。そのために、内部タイマー要求によるリフレッシュ(ヒドンリフレッシュ)動作と外部要求によるアクティブ動作(リードライト動作)が同時に生じたときに、リード要求の場合は最初にリードを実行し、次にリフレッシュを実行する。ライト要求の場合は最初にリフレッシュを実行し、次にライトを実行するようし、更にリフレッシュ動作中にデータ系の付加価値処置を平行して実行するようにした。このコマンドによる個別の連続した複数動作シーケンスを制御するのがスケジュール制御部である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、実施例1による半導体記憶装置のブロック図である。図1において、メモリセルアレイ10はアレイ状に配置されたプレートで、データそのものを記憶するメモリセルCELと、メモリセルCELに記憶するデータのECC(Error Check and Correct)コードを記憶するCELpがマトリクス状に配置されている。マトリクス状に配置されたメモリセルCELとCELpは、CELとCELpとを同時に指定する複数のワード線WLと、メモリセルCEL、CELpをそれぞれ指定する複数のビット線Bitの交点に対応して配置される。図には、ワード線WLとビット線Bitの配線される方向のみを示し、ワード線、ビット線やメモリセルそのものの図示は省略しているが、実際には複数のワード線と複数のビット線が交差する方向に配線され、それぞれの交点に対応してメモリセルCEL、CELpが設けられている。
ワード線選択回路(Xアドレス選択回路)11は、複数のワード線WLからアクセス対象とするワード線WLを選択する。センスアンプ12は、ビット線Bitを介して読み出されたメモリセルCEL、CELpのデータを増幅する。センスアンプ12は、メモリセルCELとビット線Bitを介して接続されたセンスアンプSAと、ECC用メモリセルCELpとビット線Bitを介して接続されたセンスアンプSApとを備える。カラム選択回路(Yアドレス選択回路)13は、センスアンプ12を介して選択したビット線BitとデータバスDBUSとを接続する。
外部クロック信号CLKは内部駆動バッファであるクロックドライバ27により内部クロックICLKに成形され、入出力信号の同期用レジスタ22〜26に同期信号として入力される。入出力信号には、アドレス信号ADD、リード/ライトなどメモリ動作状態を決めるコマンド信号COMM、ライトデータ入力信号Din、リードデータ出力信号Doutが含まれ、同期用レジスタ22〜26によって外部クロック信号CLKに同期化される。
内部リフレッシュ用のロウアドレス発生カウンタ回路18はカウント値AFCをマルチプレクサ14へ出力する。カウンタ回路18は半導体記憶装置100のメモリセルアレイ10の全ロウアドレスをカウントするアドレスカウンタであり、カウンタ回路18のカウント値に基づいて、順次ロウアドレスを指定し、メモリセルアレイ10のメモリセルをリフレッシュすることでメモリセルアレイ10のメモリセルデータを保持することができる。マルチプレクサ14は、カウンタ回路18の出力信号AFCとアドレス入力レジスタ22が出力するロウアドレスとを選択してロウ制御回路(RCU)15に出力する。ロウ制御回路15は、ワード線選択回路11にロウ系アレイコア活性化信号RAを出力しロウアドレスXDを活性化させる。また、ロウ制御回路15は、センスアンプイネーブル信号SEをセンスアンプ12に出力し、SA、SApを活性化させる。また、外部アドレス信号ADDは、アドレス入力レジスタ22によってクロック信号CLKに同期化され、そのうちカラムアドレスは、カラム制御回路(CCU)16に接続される。カラム制御回路16は、カラム活性化信号CAをカラム選択回路13に出力し、カラム選択回路13は、上記カラムアドレスの指定に基づいて、カラムを選択する。
ライトデータ入力信号Din及びリードデータ出力信号Doutは、外部I/Oバッファ(入出力データ制御回路)20を介してECC回路19に接続される。ECC回路19は、さらにデータバスDBUSを介してカラム選択回路13に接続される。ECC回路19は、ライト動作時には、外部から入力するライトデータ入力信号にECCコードを付加してデータバスDBUSへ出力し、リード動作時には、メモリセルアレイ10から読み出したデータについてECCコードを使用してチェック、訂正を行い、外部I/Oバッファ20へ出力する。
また、リフレッシュ周期の時間計測用タイマー17の出力信号も内部クロックICLKで同期化されコマンド信号COMMと共にリードライト動作とリフレッシュ動作を調整するスケジュール制御部(SRWR)21に入力される。
スケジュール制御部(SRWR)21は、メモリセルアレイ10に対してタイマー17の出力信号に基づくヒドンリフレッシュ要求と、コマンド信号COMMに基づくリードライトアクセス要求とが、重複した場合に、リードライト動作に伴うECC回路19による演算処理と、ヒドンリフレッシュが並行して実行できるようにスケジューリングを行う。なお、スケジュール制御部21は、上記半導体記憶装置100の構成のうち、外部からの指定に基づくリードライトアクセスを制御するリードライト制御部と、ヒドンリフレッシュを制御するリフレッシュ制御部とを制御し、リードライト動作とヒドンリフレッシュ動作とが競合しないように制御する。
図1の半導体記憶装置100の構成のうち、リフレッシュ制御部30を図10に破線で示す。図10において、リフレッシュ制御部30は、タイマー17、タイマー入力レジスタ23、カウンタ18、マルチプレクサ14、ロウ制御回路15、ワード線選択回路11、センスアンプ12を含んで構成される。なお、上記リフレッシュ制御部30の構成のうち、マルチプレクサ14、ロウ制御回路15、ワード線選択回路11、センスアンプ12は、リードライト制御部と兼用であり、リフレッシュ動作とリードライト動作の両方で用いられる。また、リードライト制御部は、カラム制御回路16、ECC回路19、外部I/Oバッファ20等のリードライト動作にのみ用いられ、リフレッシュ動作には、用いられない回路により構成される。
次に、実施例1の動作について説明する。図2は、実施例1による半導体記憶装置のスタンバイ(メモリ非選択:NOP)状態における動作波形図である。図2において、「CLK」は外部クロック信号、「COMM」はコマンド信号、「タイマー」はタイマー17の出力信号、「T」はタイマー入力レジスタ23でクロックCLKに同期化したタイマー出力信号、「AFC」はカウンタ18の計数値、「RA」はロウ系アレイコア活性化信号、「SE、Word線」はセンスアンプとワード線の状態、「CA」はカラム活性化信号を示す。また、図2中の点線は、リフレッシュが活性化している状態を示す。
タイミングt0でクロック信号CLKが立ち上がり第1サイクルが開始される。この第1サイクルの期間中(タイミングt0からタイミングt1まで)にタイマー17がオーバーフローし、タイマー出力信号が、ハイレベルに立ち上がっている。このタイマー出力信号は、タイミングt1のクロック信号CLKの立ち上がりで開始される第2サイクルにおいて、クロック信号CLKの立ち上がりでタイマー入力レジスタ23に取り込まれ、スケジュール制御部21に入力される。第2サイクルでのコマンド信号COMMがメモリ非選択状態であるNOP(もしくはスタンバイ)なので、スケジュール制御部21はリフレッシュ動作を実施するように各制御回路に指示を出す。リードライト制御部に含まれ、リフレッシュ制御部30には含まれないカラムおよびデータ系の回路(カラム制御回路16、ECC回路19、外部I/Oバッファ20等)は停止状態だが、リードライト制御部に含まれるか否かを問わずリフレッシュ制御部30に含まれるロウ系制御回路(ロウ制御回路15等)は活性化する。リフレッシュアドレスはカウンタ18の計数値AFCに従ってロウアドレスが選択され、ワード線選択回路11によってワード線が選択される。選択されたワード線に接続されたセルはセンスアンプイネーブル信号SEによって活性化されたセンスアンプ12(SA、SAp)により各ビット線を通してセルデータを再書込みすることによりリフレッシュ動作を実行する。このリフレッシュ動作はタイミングt1から始まる1サイクルのうちに終了するのでタイミングt2から始まる次の第3サイクルでは次のコマンド入力が可能な状態になる。また、タイミングt2では、同時にリフレッシュ要求信号が解除され、カウンタ18は、カウント値AFC1をAFC2にカウントアップする。そして、リフレッシュ要求が発生していない期間では、図2の実線のようにDRAMコアは活性化されない。
次に、図3は、実施例1による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図である。タイミングt0のクロック信号CLKの立ち上がりで開始される第1サイクルでは、コマンド信号COMMとアドレス信号ADDがタイミングt0のクロック信号CLKのエッジで取り込まれる。コマンド信号COMMがリード状態(RE)なので、マルチプレクサMUXは外部アドレスA1を選択する。また、コマンド信号COMMがリード状態(RE)であることを受けて、ロウ系アレイコア活性化信号RAが立ち上がる。さらに、ワード線選択回路11が外部アドレスA1のロウアドレスに基づいてワード線を選択し、センスアンプ12も活性化する。ワード線の選択によりビット線に読み出されたメモリセルCELのデータはセンスアンプSAで増幅される。さらに、カラム活性化信号CAがハイレベルに立ち上がり活性化すると、選択されたビット線のセンスアンプSAで増幅されたデータがデータバスDBUSにデータQ1Eとして出力される。同時にECCコードもメモリセルCELpからビット線を介して読み出されたデータがセンスアンプSApで増幅され、YDpを介してデータバスDBUSに出力される。図3の例では、リード動作サイクルはタイミングt0からタイミングt2までの2サイクル動作であり、次のタイミングt1から始まるクロックサイクルでQ1E信号はECC回路19にてパリティビットデータと合わせてエラー訂正処理がされる。さらにその次のタイミングt2から開始されるサイクルで、エラー訂正がされた正常なデータQ1が、外部I/Oバッファ20を介してデータ出力信号Doutとして出力される。
ここで、タイミングt0でリード用コマンドが入力される直前にタイマーからリフレッシュ要求が出ていた場合を点線で示す。タイマーの出力信号であるリフレッシュ要求信号は、タイマー入力レジスタ23で外部クロック信号CLKに同期化され、同期化された要求信号Tとなる。この同期化された要求信号Tの立ち上がりのタイミング(タイミングt0の直後)は、タイミングt0で入力したリード用コマンドに基づくリード動作によるDRAMコアの活性化の第1サイクル(タイミングt0〜t1)に重なるため、リード用コマンドの第2サイクル(タイミングt1〜t2)にてリフレッシュ動作をさせるようにスケジュール制御部21がスケジュール化する。そしてタイミングt1から開始されるリード用コマンドに基づく第2のクロックサイクルに同期化して、ロウ系アレイコア活性化信号RAを活性化させ、リフレッシュ動作が開始される。リフレッシュ動作の開始に伴い、カウンタ18のカウンタ値AFC1に基づいてロウアドレスを選択してワード線及びセンスアンプを活性化し、メモリセルからビット線を介してセンスアンプまで読み出してデータをセンスアンプで増幅した上、再びビット線を介して読み出した元のメモリセルへリストアする。このリフレッシュ動作では、ロウ系アレイコア活性化信号RAは活性化されるがカラム活性化信号CAは活性化されない。リフレッシュが完了すると、タイマー要求をオフに戻し、リフレッシュアドレスをAFC2にカウントアップする。
タイミングt3の外部クロック信号CLKの立ちあがりで始まる第4サイクルはライト動作の1サイクル目で外部アドレス信号ADD、コマンド信号COMMが外部クロック信号CLKの立ち上がりエッジで取り込まれる。この例ではライト動作は2サイクルとしており、ライト状態(WE)で外部アドレスA2は次のサイクル(タイミングt4〜t5)まで保持され、第5のクロックサイクル(タイミングt4〜t5)に同期してロウ系アレイコア活性化信号RA、センスアンプイネーブル信号SE、カラム活性化信号CAが選択されてDRAMコアへの書き込みが実施される。書き込むデータは第4サイクル(タイミングt3〜t4)でライトデータ入力信号DinからD2として取り込まれるが、この第4サイクル(タイミングt3〜t4)にてECC用パリティ発生の符号化処理がなされ、データD2にECCコードが付加されたデータD2EとしてDBUSに出力される。このECCコードが付加されたデータD2Eが、次の第5サイクル(タイミングt4〜t5)でのライトデータになる。
ここで、ライトコマンドが入力される直前(タイミングt3の直前)にタイマーからリフレッシュ要求が出ていた場合を点線で示す。タイマーからのリフレッシュ要求信号を外部クロックで同期化した要求信号Tの立ち上がりは、ライト用コマンドWEのコマンド入力のタイミングと第4サイクル(タイミングt3)の外部クロック信号CLKの立ち上がりで重なるが、ライト用コマンドWEに基づくメモリセルアレイ10の活性化は次の第5サイクル(タイミングt4〜t5)にスケジュール化されているので第4サイクル(タイミングt3〜t4)にリフレッシュ動作を実行する。すなわち、第4サイクル(タイミングt3〜t4)でリフレッシュ要求信号Tの立ち上がりを検出した後、マルチプレクサ14は、カウンタ18の出力信号AFCを選択すると共に、直ちにロウ系アレイコア活性化信号RAのみを活性化(カラム活性化信号CAは非活性)させ、リフレッシュ用アドレスAFC2に基づくワード線を選択すると共に、センスアンプイネーブル信号SEによりセンスアンプ12を活性化してセルデータのリフレッシュを行う。セルデータのリフレッシュが完了すると、タイマー要求をオフに戻し、リフレッシュアドレスをAFC3にカウントアップする。リフレッシュは、第4サイクルで完結するので、第5サイクルのライト動作のスケジュールに影響を与えない。
以上、説明したように実施例1の半導体記憶装置によれば、スケジュール制御部21は、ヒドンリフレッシュと、ECC回路部によるライト動作の符号化、リード動作時の復号化を並行して行うことができるので、ECC回路による符号化、復号化によるデータアクセスの遅れを生じさせずに半導体記憶装置が保持するデータの信頼性を高めることができる。
すなわち、実施例1では、DRAM等の記憶保持にリフレッシュが必要なメモリセルを用い、かつ、外部からリフレッシュを意識せずにアクセスすることが可能なヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)を実現するためにリードおよびライト動作にそれぞれ2サイクルを設定し、1サイクル分にリードもしくはライト動作を、残り1サイクルにリフレッシュ動作を時間分割で割り振る事で完全なランダムアクセス可能なメモリとなっている。ここで、リード時には最初のサイクルにてリード動作を実行し、ライト時には次のサイクルにてライト動作を実行させるようにした。こうすると、リード時には2サイクル目でコアから読み出されたデータのECC復元化処理を周辺回路が行っている間に、同時並行してDRAMコア部ではリフレッシュ動作が実行できる。ライト時には最初のサイクルで書き込みデータをECC符号化でパリティ発生を周辺回路が行っている間に、同時並行してDRAMコア部ではリフレッシュ動作が実行できる。それは、リフレッシュとECC処理はカラム選択部分で切り離された状態にて、DRAMコアと周辺回路にてそれぞれが独立して実行できる機能だからである。
2サイクルにわたり、リード、ライト、リフレッシュ、ECC処理を振り分ける動作を実施するのがスケジューラ制御部であり、スケジュール制御部では、半導体記憶装置100の機能のうち、リードライト動作を実行するために必要な制御を行うリードライト制御部と、リフレッシュに必要な制御を行うリフレッシュ制御部30と、を制御し、リードとライトでは異なるシーケンスに回路動作順番を設定する機能を有している。完全なランダムアクセスメモリとしてのヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)機能を維持しながらECC搭載をサイクル時間のオーバーヘッド無しで実現できる。
次に、実施例2の半導体記憶装置について、図4の実施例2による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図を用いて説明する。実施例2の基本的なブロックの構成は、実施例1の半導体記憶装置100の構成と同一である。ただし、動作タイミングは異なる。実施例1の半導体記憶装置では、リード/ライトそれぞれの2クロックサイクル目の動作を外部クロックCLKに同期して動作させていたが、実施例2の半導体記憶装置では、リード/ライトそれぞれの2サイクル目の機能動作を1サイクル目の各回路動作に連続して実施するようにしている。リード時は、タイミングt0から始まる1サイクル目でDRAMコア部の読み出し動作を実施し、それが終了するとその終了タイミングに合わせてリフレッシュ動作を連続して実施している。同時に、1サイクル目でDBUSに読み出されたデータはそのまま連続してECC回路に入力され、復元化処理されたデータが順次出力される。ライト動作も同様であり、タイミングt3から始まるリフレッシュ動作後に、その終了に合わせてライト動作を実施する。このリフレッシュ実施中に、並行して外部入力データをECC符号化処理してパリティデータを発生させてバス上に出力してDRAMコアに運んでおく。リフレッシュとECC処理をクロック信号CLKを使って同期させず、また、タイミング的に重複する状態にはなるが、それぞれは独立した回路動作なので問題ない。
実施例2では、2サイクル目の回路動作を外部CLKトリガにせずに、1サイクル目の回路動作終了後に連続してスタートさせることで、待ち時間を無くしトータルでのサイクル時間を短縮できる。
実施例2によれば、時間的に前後になるリード/ライト動作とリフレッシュ動作の関係は必ずしもCLK同期でなくてもよい。たとえば、リードライトとヒドンリフレッシュが競合した場合、1サイクル目の動作は、外部CLKに同期して行われるが、2サイクル目の動作(リードとヒドンリフレッシュが競合した場合のリフレッシュ動作、ライトとヒドンリフレッシュが競合した場合のライト動作)は必ずしも外部CLKに同期して行われず、1サイクル目の動作終了に引き続いて2サイクル目の動作が行われるものであってもよい。要は、リード/ライト動作とリフレッシュ動作でリードライト制御部とリフレッシュ制御部30の制御が共有する回路(例えば、ロウ制御回路15、ワード線選択回路11、センスアンプ12について、リードライト制御部とリフレッシュ制御部30の制御が競合しないように、スケジュール制御部がリードライト制御部とリフレッシュ制御部30を制御すればよい。例えば、リード動作の場合は、リード動作に伴うメモリセルアレイ10へのアクセスが終了した後に、リフレッシュ制御部30がメモリセルアレイ10へアクセスしてリフレッシュを行うように制御すればよく、外部クロックには同期せずにリード動作からリフレッシュ動作に移行することができる。
同様に、ライト動作の場合は、リフレッシュ制御部30によるメモリセルアレイ10のリフレッシュとECC回路による符号化が終了してから、ライト動作に伴うメモリセルアレイ10へのアクセスを行うように制御すればよく、外部クロックには同期せずにリフレッシュ動作からライト動作に移行することができる。
更に、DRAMコアへのデータ入力/データ出力動作とECC動作の関係についても同様である。これは、トータルのサイクル時間を短縮するメリットをもたらす以外に、CLKに関連した様々な仕様条件に対して柔軟な対応ができる。
図5は、実施例3による半導体記憶装置のブロック図である。図5の半導体記憶装置100Aの構成のうち、図1に示す実施例1の半導体記憶装置100と機能、動作がほぼ同一である部分に関しては同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5の半導体記憶装置100Aには、ECC回路19は設けられておらず、図1のデータバスDBUSは、図5では、低パワー化データバスLPDBUS33に置き換わっている。また、外部I/Oバッファ20と低パワー化データバスLPDBUS33の間には、I/O側送受信回路31が設けられ、カラム選択回路13と低パワー化データバスLPDBUS33の間には、アレイ側送受信回路32が設けられている。
I/O側送受信回路31は、ライトデータ入力信号Dinとしてデータ入力レシーバを介して外部I/Oバッファに入力された多ビットのデータを低パワーなデータ信号に変換して低パワー化データバスLPDBUS33に送出するとともに、低パワーなデータ信号に変換されてメモリセルアレイ部から低パワー化データバスLPDBUS33を介して送られてきたデータ信号を通常のCMOSレベルの論理信号に変換して外部I/Oバッファ20を介して半導体記憶装置100Aの外部(例えば、同一半導体基板に形成されたデータ処理装置、図8参照)に出力する。
アレイ側送受信回路32も同様に、メモリセルアレイ10からセンスアンプ12、カラム選択回路13を介して読み出された多ビットのデータを低パワーなデータ信号に変換して低パワー化データバスLPDBUS33に送出するとともに、低パワーなデータ信号に変換されて低パワー化データバスLPDBUS33を介して送られてきたライトデータ信号をメモリセルアレイ10に書き込む信号の論理レベルに変換する回路である。
また、図5の半導体記憶装置100Aでは、ECC回路19を設けていないので、メモリセルアレイ10には、ECCコードを記憶するメモリセルCELpは設けられておらず、CELpに対応するセンスアンプSAp、カラム選択回路YDpも省略されている。その他の構成は、図1の半導体記憶装置100とほぼ同一である。
次に、図5に示す実施例3の半導体記憶装置100Aの動作について、図6のアクティブ状態における動作波形図を用いて説明する。実施例3の半導体記憶装置100Aの動作は、実施例1の半導体記憶装置100より図4に示す実施例2の半導体記憶装置の動作により近いので、図4に示す実施例2の半導体記憶装置の動作波形と対比して説明する。
図6の半導体記憶装置100Aは、外部CLK1サイクル中にリード+リフレッシュもしくは、リフレッシュ+ライトを内部DRAMコアの連続動作として実施している。それにより、2CLKにまたがる入力考慮が不要になる。リード時のコアから読み出されたデータQ1は、内部DRAMコアがリフレッシュ動作している時間を利用して低パワー化データバスLPDBUS33を伝達して外部I/Oバッファ20まで達して次のCLKエッジトリガでリードデータ出力信号Doutとして出力される。また、ライト時にもコアがリフレッシュして、その後にライト動作がスタートするまでに、データD2が外部I/Oバッファ20から低パワー化データバスLPDBUS33を伝達してDRAMコアまで達するようにしている。リードおよびライトそれぞれでデータ転送のバス駆動時間に余裕が生じるので、この部分の低パワー化回路の導入が可能になる。
バス駆動回路の低パワー化技術としては、たとえば、(1)I/O側送受信回路31やアレイ側送受信回路32の低パワー化データバスLPDBUSを駆動するトランジスタサイズを縮小する。(2)低パワー化データバスLPDBUSのレイアウトバス配線幅を細くする。(3)リピータを入れる(上記(1)や(2)との組み合わせなど)。(4)バス信号ラインを階層化して駆動負荷の見え方を少なくする。(5)データコーディング技術によりデータ遷移ビット数を減らす。(6)I/O側送受信回路31やアレイ側送受信回路32にバスを低振幅動作にする専用ドライバ/レシーバを使う。(7)バスを多値レベル化して1ビットのデータ線で複数ビットデータを転送できるようにする。など、数多く存在する。これらは、ほぼ例外なくバスデータ転送の速度オーバーヘッドを持つものだが、スケジュール制御部21は、ライト動作時の外部I/Oバッファ20からカラム選択回路13までのデータ転送とヒドンリフレッシュ、及び、リード動作時のカラム選択回路13から外部へのデータ出力準備と、ヒドンリフレッシュを並列して動作できるように、制御する。
すなわち、スケジュール制御部21がリードライト制御部(外部I/Oバッファ20、I/O側送受信回路31、アレイ側送受信回路32、カラム制御回路16等)と、リフレッシュ制御部(カウンタ18等)と、リードライト制御部とリフレッシュ制御部との共用部(MUX14、ロウ制御回路15)を制御する。
バス駆動電流は、DRAM全体の中で最もパワー消費が大きくなっていることから、この手法(低パワー化データバスLPDBUS)は、ヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)DRAMにおいて性能劣化無しで効果的にローパワー化を実現する方法となる。更に、低パワー化技術の一部にはピーク電流の低減効果もあるので低ノイズ化にも効果を発揮する。低ノイズ化は電源ラインの揺れを押さえるのでDRAMコアのセンスアンプ動作マージン拡大やDRAMマクロに隣接する他の回路とのノイズ干渉不具合も防止することができる。そして、パワー増大およびノイズ対策として実施してきた、電源間に挿入する安定化容量(デカップリング容量)によるメモリマクロ面積増大、電源配線抵抗を下げるための配線幅太らせやメタル層の追加、パッケージの電源ラインインダクタンス低減などを廃止もしくは減らすことが可能となり、コスト低減に効果を発揮する。
また、実施例3は、実施例1や実施例2と組み合わせて実施することもできる。すなわち、リードアクセスした後でヒドンリフレッシュを行い、ライトアクセスする前にヒドンリフレッシュを行うことにより、ヒドンリフレッシュと、バスの低消費電力化及びECCコードの複合化、符号化を並行して行うこともできる。ライトサイクル、リードサイクルは1クロックサイクルで終了するものであってもライトサイクル、リードサイクルの複数のクロックサイクルを要するものであっても構わない。
図7は、実施例4による半導体記憶装置のアクティブ状態における動作波形図である。実施例4では、外部入出力データをバースト動作として複数のクロック(CLK)サイクルを使ってシリアルに入出力するような仕様になっており、内部DRAMコアではバーストデータ分を一括してパラレルでリード/ライトする方式を取っている。図では2データ分(1bitアドレスに相当)のバースト動作を示している。図7では、タイミングt0でコマンド信号COMMとしてリード動作REが指定されるとタイミングt0のサイクルで2データ分のデータがメモリセルアレイ10から並列に読み出させる。このデータを次のタイミングt1から始まるサイクルで内部の並列バスDBUS0、DBUS1を用いて並列に外部I/Oバッファ20へ転送する。外部I/Oバッファ20に転送されたデータは、直列データに変換され、タイミングt1から始まるサイクルではデータQ10が、タイミングt2から始まる次のサイクルではデータQ11がリードデータ出力信号として外部に出力される。このタイミングt1から始まるサイクルでメモリセルアレイ10はすでにデータの読出しが完了しているので、データQ10の外部出力と並行してリフレッシュを行う。
また、タイミングt3から始まる2データ分のバーストライト動作では、2データ分のライトデータは、タイミングt3で最初のライトデータD20が、タイミングt4で2つめのライトデータD21がそれぞれライトデータ入力信号Dinとして外部I/Oバッファ20に入力される。このタイミングt3で始まる最初のサイクルでは、まだ、ライトデータの入力が完了していないので、リフレッシュを行う。次のタイミングt4のサイクルでは、ライトデータの準備が整うので、メモリセルアレイ10へデータのライトを行う。
バースト長をもっと長くしたり、バーストデータをシリアル入出力するCLK周期をもっと早くして2サイクル以上の多サイクルに対応してDRAMコアの基本動作であるリード、ライト、リフレッシュを実行できるようにしてもよい。更に、CLKのライズ/フォール両エッジを使うようにしたり、DRAMコアとデータ入出力インターフェースのCLKを個別に設ける場合などいろいろな仕様にも応用できる。
特にバーストリードを行う場合には、メモリセルアレイから並列に読み出したデータを直列データに変換して出力するので、最初のクロックサイクルでメモリセルアレイに対するリードアクセスを行い、2番目のサイクルからは、最初のクロックサイクルで並列に読み出したデータを直列データに変換して出力する処理を行う。2番目以降のサイクルでは、メモリセルアレイに対するリードアクセスが不要になるので、そのサイクルを利用してヒドンリフレッシュを行うことができる。
また、バーストライトを行う場合には、バーストライトするデータがすべて揃うまでは、メモリセルアレイに対するライトアクセスを行わずに、シリアルにバーストライトするデータを入力する。そのバーストライトするデータが揃うまでの期間を利用してヒドンリフレッシュを行い、バーストライトするデータが揃った後でメモリセルアレイに一括してバーストライトすることができる。
次に、実施例5について説明(図は省略)する。実施例5では、DRAMコアへのライト動作としてレイトライト(Late−Write)を使った場合を想定する。つまり、書き込みアドレスおよびデータは、ライト命令の実行に伴い、直列メモリセルアレイにデータが書き込まれるのではなく、一旦、レイトライトレジスタに蓄えられる。そして、次にライト命令が与えられるときに、レイトライトレジスタに蓄えられている一つ前のライト命令により与えられたアドレスとデータに基づいて、メモリセルアレイに書き込みが行われる。レイトライトは、ライトデータ入力におけるバーストやレイテンシィなどの仕様制限を受けなくなり、リードとライトの切り替えサイクルロスを低減しやすくなる高速SRAMで使用される仕様である。このレイトライトでは、ライト時の最初のサイクルにて書き込みアドレスとデータは揃っているので、たとえシリアルデータ入力のバースト動作仕様であってもライトコマンド決定直後にDRAMコアへ書き込みに行けるが、本実施例では、最初にリフレッシュ動作を実施してその後にライト(レイトライト)動作を実行する。こうすることにより、レイトライト動作仕様のメリットと同時に実施例1〜4のようなメリットを同時に実現することが可能となる。
次に、実施例6について説明(図は省略)する。実施例6では、DRAMコア基本機能(リード、ライト、リフレッシュ)をもったマクロに対して、スケジュール制御部をもうひとつの専用制御マクロと定義し、これらをまとめた上位階層のラッパーWrapperにてヒドンリフレッシュ(Hidden−Refresh)DRAMを定義する。例えば、実施例1の回路では、DRAM基本コア(メモリセルアレイ10、ワード線選択回路11、センスアンプ12、カラム選択回路13等)以外の専用制御マクロ側に、スケジュール制御部21、タイマー17、ECC回路19、I/Oバッファ回路等を搭載し、この専用制御マクロを通してDRAMコアの基本マクロを動かすようにする。こうすることで、既存のDRAM基本コアをそのまま流用して、専用制御マクロ部分のみを設計すれば、本発明のメモリが効率的に開発できる。システムLSIの内部への搭載マクロならば、この専用制御マクロは他のロジック部と同様に自動設計環境を利用できるので、更に設計TATが短縮できるとともにソフトマクロ化されるのでレイアウト的な自由度も増してチップ全体の面積縮小化にも貢献できる。
すなわち、DRAM基本マクロ(メモリセルアレイ10、ワード線選択回路11、センスアンプ12、カラム選択回路13等)を複数の半導体記憶装置で共通な回路として開発し、専用制御マクロ(スケジュール制御部21、タイマー17、ECC回路19、I/Oバッファ回路、低パワー化データバスLPDBUS33、I/O側送受信回路31、アレイ側送受信回路32等)を個々の半導体記憶装置固有の仕様に合わせた回路構成とすることにより、全体としてスケジュール制御部21によりヒドンリフレッシュDRAMとして機能するそれぞれ仕様の異なる複数の半導体記憶装置を効率よく開発することができる。
図8は実施例7の半導体装置のブロック図である。図8の半導体装置300は、実施例1乃至実施例6いずかに記載の半導体記憶装置100(または100A)とデータ処理装置200を同一の半導体基板に組み込み、1チップ化した半導体装置である。半導体記憶装置100とテータ処理装置200は、同一の半導体チップ上に形成されているので、半導体基板上に設けられた多層配線等を用いることにより、比較的容易に相互の接続端子数を増やすことができる。データ処理装置200が同時に必要とするビット数の大きさに合わせて、半導体記憶装置のビット数を増やすと半導体記憶装置100内部のデータバスや半導体記憶装置100とデータ処理装置200間のデータバスの消費電力が増加するが、実施例1〜6に述べたように、半導体記憶装置100内部または、データ処理装置間とのデータ転送の期間を使用してヒドンリフレッシュを行うように半導体記憶装置100内のスケジュール制御部21がタイミング制御を行うことにより、データバスの消費電力を低減することができる。
さらに、データ処理装置200の低電圧化に伴って、半導体記憶装置100の低電圧化を行い、半導体記憶装置100の保持するデータについてより信頼性を高めるため半導体記憶装置100の内部にECC回路19を設ける場合も、ECC回路によるパリティ演算と並行してヒドンリフレッシュを行うように半導体記憶装置100内のスケジュール制御部21が制御を行うことで、ECC回路による処理時間の増加を生じさせずにヒドンリフレッシュを行うことができる。
なお、上記実施例1〜実施例4では、同期式の半導体記憶装置を例に説明したが、本発明の半導体記憶装置は必ずしも同期式の半導体記憶装置に限られるものではない。たとえは、半導体記憶装置の外部からアドレスとリードライト信号を与え、アドレス信号の変化を検出して、そのときのリードライト信号のレベルによって、リード動作またはライト動作を行う非同期の半導体記憶装置にも適用することができる。このように非同期の半導体記憶装置に本発明を適用する場合には、一定の期間内にリード要求、ライト要求があるときは、リード動作、ライト動作に伴ってヒドンリフレッシュを行い、一定の期間内にリード要求、ライト要求がない場合は、セルフリフレッシュを行うように制御すればよい。また、同期式、非同期の半導体記憶装置のどちらかであるかを問わず、上記実施例1乃至7は、任意に組み合わせて実施することができる。
上記実施例では、本発明が最も効果を発揮する例として、システムLSIとして他の機能と共に1チップ化される場合を主に説明したが、本発明の適用は、1チップ化されるものに限られるわけではない。例えば、図8において、半導体記憶装置100とデータ処理装置200が別の半導体基板に別チップとして形成され、全体が1つのパッケージに組み込まれるいわゆるシステムインパッケージとなる半導体装置にも適用することが可能である。さらに、本発明は、システムLSIに組み込まれる場合に限られず、半導体記憶装置を単独で使用する場合にも有効である。
なお、本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせ乃至選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明は、DRAM等記憶データの保持にリフレッシュが必要な複数のメモリセルを備えた半導体装置に広く適用することができる。
10:メモリセルアレイ
11:ワード線選択回路
12:センスアンプSA、SAp
13:カラム選択回路YD、YDp
14:マルチプレクサMUX
15:ロウ制御回路RCU
16:カラム制御回路CCU
17:(リフレッシュ時間計測用)タイマー
18:カウンタAFC(内部リフレッシュ用のロウアドレス発生用カウンタ)
19:ECC回路
20:外部I/Oバッファ(入出力データ制御回路)
21:スケジュール制御部SRWR
22:アドレス入力レジスタ
23:タイマー入力レジスタ
24:コマンド入力レジスタ
25:データ出力ドライバ
26:データ入力レシーバ
27:クロックドライバ
30:リフレッシュ制御部
31:I/O側送受信回路
32:アレイ側送受信回路
33:低パワー化データバスLPDBUS
100、100A:半導体記憶装置
200:データ処理装置
300:半導体装置
Reg:同期用レジスタ
ADD:外部アドレス信号
CA:カラム活性化信号
CLK:外部クロック信号
COMM:(外部から与えられる)コマンド信号
Din:ライトデータ入力信号
Dout:リードデータ出力信号
ICLK:内部クロック
RA:ロウ系アレイコア活性化信号
SE:センスアンプイネーブル信号

Claims (7)

  1. データの保持にリフレッシュが必要な複数のメモリセルを備えたメモリセルアレイと、
    外部からの指定に基づいて、前記メモリセルアレイの指定されたアドレスのメモリセルに対してリードアクセスまたはライトアクセスを行うリードライト制御部と、
    前記複数のメモリセルに対して外部からの制御なしにヒドンリフレッシュを行うリフレッシュ制御部と、
    前記メモリセルアレイに対して前記リードライト制御部がリードアクセスした後で、前記リフレッシュ制御部に前記ヒドンリフレッシュを行わせ、かつ、前記リードライト制御部がライトアクセスする前に前記リフレッシュ制御部に前記ヒドンリフレッシュを行わせるスケジュール制御部と、
    を備え、
    前記リードライト制御部は、
    前記リードアクセス時には前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して前記メモリセルアレイから読み出したデータのECC演算を行い、前記ライトアクセス時には前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して前記メモリセルアレイに書き込むデータのECC演算を行う、ECC回路を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記リードライト制御部は、
    前記リードアクセス時には、前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して、前記メモリセルアレイから読み出したデータのECC演算後のデータの外部への出力準備動作を行い、
    前記ライトアクセス時には、前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して、前記メモリセルアレイに書き込むデータのためのECC演算の準備を行うことを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
  3. 前記リードライト制御部は、外部I/Oバッファと前記メモリセルアレイとを接続する内部I/Oバスを備え、
    前記リードアクセス時には、前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して、前記メモリセルアレイから読み出したデータを前記内部I/Oバスを介して前記外部I/Oバッファへ転送し、
    前記ライトアクセス時には、前記メモリセルアレイに対するリフレッシュ動作と並行して、前記外部I/Oバッファから入力したデータを前記内部I/Oバスを介して前記メモリセルアレイに送り、
    前記内部I/Oバスは、データ遷移ビットの数が少なくなるようにコード化されたバス、低振幅化されたバス、多値レベル化されたバスのいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記リフレッシュ動作を制御するタイマー回路をさらに備え、
    前記スケジュール制御部は、前記タイマー回路に基づく前記ヒドンリフレッシュ動作と、前記リードアクセスまたはライトアクセスが重なる場合に前記制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記半導体記憶装置は、
    他の製品の半導体記憶装置と、共通に設計されたDRAM基本動作マクロ部と、
    当該半導体記憶装置固有に設計された専用制御マクロ部と、
    を備え、全体としてヒドンリフレッシュDRAMとして機能することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の半導体記憶装置。
  6. 請求項1乃至5いずれか1項記載の半導体記憶装置と、
    前記半導体記憶装置に記憶されているデータを用いてデータ処理を行うデータ処理装置と、
    を備え、
    前記リードライト制御部は、前記データ処理装置の指定に基づいて前記リードアクセスまたはライトアクセスを行い、
    前記リフレッシュ制御部は、前記データ処理装置の制御なしに前記ヒドンリフレッシュを行うことを特徴とする半導体装置。
  7. 前記半導体記憶装置と前記データ処理装置が同一半導体基板上に形成されていることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
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