JP5428111B2 - 調理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的には調理装置に関し、特定的には誘導加熱(induction heating;IH)調理装置に関する。
図6は、従来技術に係る誘導加熱調理装置の構成を示す分解斜視図である。図7は、図6に示した誘導加熱調理装置におけるコイルユニットの構成を示す断面図である。
図6に示すように、従来技術に係る誘導加熱調理装置10は、大きく分けると、筐体20と、筐体20に固定される加熱部30と、を含む。
加熱部30に着目すると、加熱部30は、コイルユニット32と、コイルユニット32を収容する枠部材(「万十」とも称される)34と、を含む。図7に示すように、コイルユニット32は、トッププレート32aと、トッププレート32aの裏面に配置された加熱コイル32bと、加熱コイル32bの下方に配置されたフェライトコア32cと、加熱コイル32b及びフェライトコア32cをトッププレート32aの裏面との間に挟むように配置されたアルミプレート32dと、を含む。トッププレート32aの裏面とアルミプレート32dとの間は、シリコン32eにより固められている。これにより、加熱コイル32b及びフェライトコア32cは、固められたシリコン32eの中に存在する。コイルユニット32は、図6に示すように、枠部材34の内部に収容される。具体的には、枠部材34は、環状の形状を有し、その開口34aを介して、コイルユニット32のトッププレート32aの表面を露出させるように、コイルユニット32を覆う。
次に、筐体20に着目すると、筐体20は、筐体20の一部を構成する天板22と、天板22の下方に配置された仕切り板24と、を含む。
天板22は、その上面22aに、枠部材34の内部と筐体20の内部とを連通させる貫通穴22bを有する。天板22は、その裏面22cと仕切り板24との間に空冷室を形成する。仕切り板24には、貫通穴24aが形成される。仕切り板24における貫通穴24aに対向する位置にファン26が固定される。ファン26により供給される冷却風が、貫通穴22bを介して、枠部材34の内部に送られる。仕切り板24の下方には、機器室が存在し、この機器室には、コイルユニット32に対する加熱を制御する(図示しない)制御機器(インバータ等)が収容される。
コイルユニット32及び枠部材34は、天板22の下方に配置された円環状の受け部28を用いて、筐体20に固定される。この受け部28は、枠部材34及び天板22を貫通したネジ42aを受け入れる貫通穴28bと、コイルユニット32のアルミプレート32dの下方に当接してこのコイルユニット32を枠部材34に向かう方向に押圧するボルト40aを受け入れる貫通穴28aと、を有する。すなわち、枠部材34を貫通したネジ42aが天板22を貫通して受け部28の貫通穴28bと係合することにより、枠部材34が天板22に固定される。また、受け部28の貫通穴28aを貫通したボルト40aの先端がアルミプレート32dの底面を上方向に押圧することにより、コイルユニット32が枠部材34に押圧された状態で固定される。なお、ナット40bは、受け部28の貫通穴28aを貫通したボルト40aに係合する。
しかしながら、上述した従来技術に係る誘導調理装置には、以下に示すような問題がある。
すなわち、まず、従来技術に係る誘導調理装置は、枠部材34が複数のネジ42aにより筐体20に固定され、コイルユニット32が複数のボルト40aにより枠部材34に取り付けられる構成を採用している。よって、コイルユニット32と枠部材34との位置決めは、必然的に、コイルユニット32及び枠部材34の筐体20に対する固定と同時に行わなければならない。したがって、コイルユニット32のトッププレート32aと枠部材34との位置を適切に合わせた状態でコイルユニット32及び枠部材34を筐体20に固定するために、トッププレート32aと枠部材34との位置関係を適切に保ちながら、複数のボルト及びネジを順番に適量だけ締め付けていく必要がある。この結果、トッププレート32a及び枠部材34の位置決めを適切に行うことが容易ではない。
さらに、枠部材34を固定するための複数のネジ42aは、筐体20の天板22を貫通する。すなわち、筐体20の天板22には、複数のネジ42aを貫通させるための貫通穴が形成される。この結果、油や水等がこれらの貫通穴を介して筐体20の内部に侵入する恐れがあり、このことが筐体20の内部に収容されたインバータ等の制御機器の故障に繋がる可能性がある。
また、筐体20の内部を清掃するためには、コイルユニット32及び枠部材34を筐体20から取り外す必要がある。このことが、従来技術に係る誘導調理装置の清掃性を悪化させている。
さらにまた、コイルユニット32を構成する部品である、トッププレート32aと、加熱コイル32bと、フェライトコア32cと、アルミプレート32dとは、すべてシリコン32eにより固定されている。よって、これらの部品のうちのいずれかが故障した場合には、故障した部品のみを交換するのではなく、これらの部品すべてを交換しなくてはならない。この結果、これらの部品のうちのいずれかが故障した場合に必要とされるコストが高くなる。
さらに加えて、トッププレート32aに割れ目が生じた場合には、調理水等がその割れ目を通して容易に加熱コイル32bに到達してしまう。このことが、加熱コイル32bの故障、ひいては、コイルユニット32の故障に繋がる可能性がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、清掃性を向上させ故障の可能性及び必要とされるコストを抑制しつつ、トッププレート及び枠部材の位置決めを容易に実行することが可能な調理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る調理装置は、
トッププレートを支持する環状の支持部材であって、その開口を介して該トッププレートの上面を露出させた状態で該トッププレートを支持する支持部材と、前記トッププレートの上方に配置される被加熱物に対する加熱を制御する制御機器を収容する箱型形状の筐体であって、その上面に前記支持部材を着脱自在に取り付ける筐体と、を具備し、前記支持部材が、固定方向に回動することにより前記筐体に装着され、解除方向に回動することにより該筐体から取り外される、ように構成されている、ことを特徴とする。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る調理装置の構成を示す前面図である。図1(b)は、本発明の実施の形態に係る調理装置の構成を示す上面図である。図1(c)は、本発明の実施の形態に係る調理装置の構成を示す右側面である。 図2は、図1に示した調理装置100の内部構成を示す分解斜視図である。 図3(a)は、図1に示した調理装置100の枠部材110の内部構成を示す上面図であり、図3(b)は、図1に示した調理装置100の枠部材110の内部構成を示す断面図である。 図4(a)は、図3(a)において点線により示した枠X部分を拡大して示す図であり、図4(b)は、図4(a)をY方向からみた状態を示す図である。 図5は、図2及び図3(b)に示した加熱コイル220の断面形状を模式的に示した図である。 図6は、従来技術に係る誘導加熱調理装置の構成を示す分解斜視図である。 図7は、図6に示した誘導加熱調理装置におけるコイルユニットの構成を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、添付図面における共通する構成要素に対しては、同一の参照符号が付されている。
(外観について)
まず、本実施の形態に係る調理装置の外観について簡単に説明する。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る調理装置の構成を示す前面図である。図1(b)は、本発明の実施の形態に係る調理装置の構成を示す上面図である。図1(c)は、本発明の実施の形態に係る調理装置の構成を示す右側面である。
図1(a)〜図1(c)に示すように、本実施の形態に係る調理装置100は、トッププレート120を支持する枠部材(支持部材)110と、トッププレート120の上方に配置される被加熱物(鍋等)に対する加熱を制御する制御機器(図示せず)を収容する箱型形状の筐体140と、を含む。
この調理装置100は、トッププレート120の上方に配置された鍋等の被加熱物を加熱するものである。被加熱物に対する加熱は、筐体140の前面140aに設けられた電源スイッチ142をONにして調理装置100を作動させた後、前面140aに設けられた加熱スイッチ144をONにすることにより開始される。トッププレート120の温度は、前面140aの下方に設けられた出力調整レバー146を右方向及び左方向に移動させることにより、それぞれ、上昇及び下降させられる。
筐体140の上面140bの略中央に、トッププレート120を支持する環状の枠部材(「万十」とも称される)110が着脱自在に取り付けられている。
筐体140の上面140bの後端には、排水溝148が形成されている。この排水溝148は、下方向に延びており、接続口148aに取り付けられた排水ホース等(図示しない)に接続される。
(内部構成について)
次に、本実施の形態に係る調理装置100の内部構成について説明する。
図2は、図1に示した調理装置100の内部構成を示す分解斜視図である。なお、図2には筐体140の内部構成の一部分のみしか示されていないことに留意されたい。
図2に示すように、枠部材(支持部材)110は、トッププレート120、断熱材210、加熱コイル(IHコイル)220及び磁性体230を、アルミバンド240により支持する。
筐体140は、上面140bの略中央において、貫通穴140cを有する。筐体140は、貫通穴140cを介して枠部材110の内部と筐体140の内部とを連通させた状態において、枠部材110を上面140bの上に着脱自在に載置する。
筐体140の上面140bの下方には、第1の仕切り板310、及び、第1の仕切り板310に取り付けられる第2の仕切り板320が配置されている。第1の仕切り板310及び第2の仕切り板320は、上面140bと底面(すなわち図1に示された底面140d)との間に位置する。これにより、筐体140の内部は、これらの仕切り板の上方に位置する空冷室と、これらの仕切り板の下方に位置する機器室と、に分離される。
第1の仕切り板310は、筐体140の上面140bに対して僅かに後端側に傾斜する主部312と、この主部312に対して傾斜するように連続的に繋がった傾斜部314と、を含むように形成されている。傾斜部314の略中央には、貫通穴316が形成され、この貫通穴316に対向するように冷却ファン318が取り付けられる。この冷却ファン318により発生させられた冷却風が、筐体140の上面140bに形成された貫通穴140cを通って、枠部材110の内部に供給される。具体的には、冷却ファン318により発生させられた冷却風は、貫通穴140cを通って加熱コイル220に直接当たるようになっている。これは、傾斜部314が主部318に対して成す角度を調整することにより実現可能である。
主部312の後端には、この主部312に対して傾斜が付けられた排水ガイド板319が形成されている。上述したように、主部312の前端には、この主部312に対して傾斜が付けられた傾斜部314が形成されている。傾斜部314は、主部312の上方に位置する一方、排水ガイド板319は、主部312の下方に位置する。よって、枠部材110から水が、筐体140の上面140bに形成された貫通穴140cを介して、筐体140の内部に落下してきたとしても、その水は、主部312に到達した後、(主部312が後端側に傾斜しているため)傾斜部314に向かってではなく排水ガイド板319に向かって流れる。排水ガイド319に到達した水は、図示しない経路を通って調理装置100の外部に排出される。
第1の仕切り板310及び第2の仕切り板320の下方には、すなわち、機器室には、加熱コイル220に対する加熱を制御する図示しない機器(例えばインバータ等)が収容される。この機器室は、上述した空冷室とは、第1の仕切り板310及び第2の仕切り板320によって完全に隔離されている。よって、空冷室に落下して第1の仕切り板310の主部312に到達した水だけでなく、排水ガイド板319に到達して調理装置100の外部に排出される水もまた、機器室に浸入することができないようになっている。
次に、枠部材110の内部構成について図2に加えて図3を参照して説明する。図3(a)は、図1に示した調理装置100の枠部材110の内部構成を示す上面図であり、図3(b)は、図1に示した調理装置100の枠部材110の内部構成を示す断面図である。
枠部材110は、環状の形状を有する。具体的には、枠部材110は、上端111から下端112に向かって内径及び外径を増加させた形状を有し、上端111に形成された開口113と下端112に形成された開口114とを連通させている。上端111の上に被加熱物(例えば鍋等)が載置される。
枠部材110の内壁117には、上端111の付近において、水平当接面115が形成されている。この水平当接面115は、開口113に沿って形成されているため、環状の形状を形成する。さらに、枠部材110の内壁117には、水平当接面115に沿って、ガイド部116が形成されている。ガイド部116の内面は、水平当接面115に垂直となっている。
トッププレート120が枠部材110の内部に配置される。トッププレート120は、カップ状の形状を有するように構成されている。別言すれば、トッププレート120は、湾曲した(弓状の)断面形状を有する。よって、トッププレート120の周縁120aは、環状を形成する。トッププレート120は、例えば、セラミックにガラスをコーティングした材料により形成される。
かかる形状を有するトッププレート120は、環状を成す周縁120aを枠部材110の内壁117に形成された水平当接面115に当接させた状態により、枠部材110の内部に配置される。この状態では、トッププレート120は、枠部材110の開口113を介して、内面120bを露出させることになる。
トッププレート120を枠部材110の内部に図3(b)に示すように配置することは、次のようにして行われる。
すなわち、内面120bを上方に向けた状態のトッププレート120が、枠部材110の下方よりその開口114から枠部材110の内部に挿入される。ここで、枠部材110の内壁117に形成されたガイド部116は、トッププレート120の外径よりわずかに大きな内径を有するように構成されている。よって、トッププレート120は、枠部材110の内壁117に形成されたガイド部116の内面により囲まれた領域の内部に挿入されると、その周縁120aが枠部材110の内壁に形成された水平当接面115に当接する。このように、枠部材110の内壁117にトッププレート120の外径に適合した内面を有するガイド部116が形成されていることにより、トッププレート120の枠部材110に対する位置決めが簡単に実行される。
枠部材110の内部において、トッププレート120の下方には、断熱材210が配置される。具体的には、断熱材210は、トッププレート120の底面120cに当接するように配置される。この断熱材210は、空焚き時における加熱コイル220の過熱を防止するように機能する。
さらに、断熱材210の下方には、加熱コイル220(IHコイル)が配置される。この加熱コイル220は、1本の連続したコイルを螺旋形状を成すように配置されている。図2及び図3には、一例として、加熱コイル220が中心部(この中心部はトッププレート120の中心部に対向している)に開口221を有するように設けられた様子が示されている。
また、1つの実施の形態として、加熱コイル220は、その中心部において複数段(図3(b)では例えば2段)重ねられた構成を有する。別の実施の形態として、加熱コイル220は、その中心部において3段以上に重ねられ、その中心部より外側において2段以上に重ねられた構成を有することもできる。すなわち、中心部における段数をその外側における段数よりも大きくすることができる。
この加熱コイル220は、接続線222を介して、筐体140の内部(上述した機器室)に収容された制御機器(インバータ等)に接続される。
さらに、加熱コイル220の下方には、磁性体230が配置される。磁性体230としては、例えばフェライト板を用いることができる。このフェライト板は、耐蝕性を保つために樹脂をコーティングしたものとすることもできる。
本実施の形態では、一例として、8つの板状の磁性体230が、放射状に延びるように配置される。各磁性体230は、磁場遮断効果を最適化するために、加熱コイル220の中心部より外側に当接するように(すなわち、加熱コイル220の中心部を覆わないように)配置される。
磁性体230は、加熱コイル(IHコイル)220により発生させられた磁界が下方向に漏れて筐体140内に存在する金属を発熱させる事態を防止するために、加熱コイル220の下方に配置されるものである。別言すれば、磁性体230は、加熱コイル220により発生させられ下方向に漏れようとする磁界を、上方向にすなわちトッププレート120に向かう方向に戻す機能を有する。これにより、トッププレート120の上方に配置される被加熱物において磁性体230に対向した部分は、磁性体230に対向していない部分に比べて、加熱されることになる。したがって、本実施の形態では、トッププレート120の底面120cのうち、磁性体230に対向しない部分(すなわち底面120cの中心部)には、上述したように、加熱コイル220が複数段重ねられている。これにより、被加熱物におけるトッププレート120の底面120cの中心部に対向する部分の温度を適切に上昇させることができる。
さらに、枠部材110の内部において、磁性体230の下方には、トッププレート120の下方に配置された断熱材210、加熱コイル220及び磁性体230をトッププレート120に向かう方向に押圧した状態で保持する保持部材としてのアルミバンド240が、取り付けられる。アルミバンド240は、可撓性を有するようにアルミニウムにより形成されている。
アルミバンド240は、図2に最もよく示されているように、中心部242から放射状に延びる複数の(ここでは例えば8つの)湾曲した板状部材244を含む。中心部242の略中央には、開口241が形成されている。各板状部材244の端部には、屈曲面246が形成されている。各屈曲面246には、図3に示すように、貫通穴248が形成されている。
このような構成を有するアルミバンド240は、図3に示すように、各板状部材244が加熱コイル220及び磁性体230に当接し、各屈曲面246に形成された貫通穴248に、枠部材110の内壁117に固定されたボルト118を通すことにより、枠部材110に取り付けられる。各貫通穴248を通過したボルト118に係合したボルト(図示しない)を締め付けることにより、各板状部材244は、これに対応する貫通穴248を貫通したボルト118に向かう方向に引っ張られる。これにより、板状部材244における加熱コイル220及び磁性体230に当接した部分は、上方向に変位させられる。この結果、アルミバンド240は、加熱コイル220及び磁性体230をトッププレート120に向かう方向に押圧した状態で保持(支持)することができる。
一方、ボルト118に係合した図示しないナットを取り外すことにより、アルミバンド240の各屈曲面246は、ボルト118との係合を解消することができる。これにより、アルミバンド240を枠部材110から取り外すことができる。このように、アルミバンド240は、枠部材110に対して着脱自在に設けられる。なお、アルミバンド240を取り外してしまえば、磁性体230を取り外した後、加熱コイル220を取り外すことが可能であることはいうまでもない。
さらにまた、アルミバンド240は、図2を参照して説明したように、中心部242から放射状に延びる複数の板状部材244を含む。隣り合う板状部材244の間には、空隙243が形成されている。さらに、中心部242の略中央には、開口241が形成されている。アルミバンド240が、このような形状を有していることにより、加熱コイル220の冷却効果を高めている。具体的には、図2に示した筐体140の内における空冷室に配置された冷却ファン318により発生させられた冷却風が、筐体140の上面140bに形成された貫通穴140cを通って、枠部材110の内部に供給される。枠部材110の内部に供給された冷却風は、アルミバンド240の隣り合う板状部材244の間に存在する空隙243、及び、アルミバンド240の中心部242に形成された開口241を通って、加熱コイル220に直接当たることができる。これにより、加熱コイル220の冷却効果が高められる。
次に、枠部材110の下端112に着目すると、図3に示すように、枠部材110の下端には、複数の(ここでは一例として4つの)係合部材119が形成されている。係合部材119は、本実施の形態では、枠部材110の内壁117に固定され、枠部材110の中心部に向かって筐体140の上面140bと略平行に延びる板状部材として実現されている。
この係合部材119の詳細についてさらに図4を参照して説明する。図4(a)は、図3(a)において点線により示した枠X部分を拡大して示す図であり、図4(b)は、図4(a)をY方向からみた状態を示す図である。
図4(a)及び図4(b)には、枠部材110が筐体140の上面140bの上に載置された状態が示されている。
筐体140の上面140bの上には、枠部材110に形成された複数の係合部材119の各々に対応付けて、係止部材140eが形成されている。具体的には、係止部材140eは、筐体140の上面140bの上に溶接等により固定された固定板140fと、この固定板140fと連続的に形成され、上面140bとの間に収容空間140hを形成する係止板140gと、を含むように形成されている。
枠部材110を固定方向(図4(a)において枠部材110を時計回り)に回動させると、枠部材110の係合部材119が、筐体140の上面140bの上に係止板140gにより形成された収容空間140hに(図4(b)において右側方から)挿入される。この結果、係合部材119は、係止板140gの下面140g1に当接する。この状態にあっては、係合部材119は、上方向に向かう移動を係止板140gにより規制される。これにより、枠部材110は筐体140に固定された状態となる。
この状態において、枠部材110を固定方向とは逆方向である解除方向(図4(a)のおいて枠部材110を反時計回り)に回動させると、枠部材110の係合部材119が、収容空間140hの外部に出される。この結果、係合部材119は、係止板140gの下面140g1との当接から解放される。この状態にあっては、係合部材119は、上方向に向かう移動を許容される。これにより、枠部材110は筐体140から取り外すことができる状態となる。
なお、本実施の形態では、枠部材110の固定方向及び解除方向をそれぞれ時計回り及び反時計回りとしたが、これとは逆に、枠部材110の固定方向及び解除方向をそれぞれ反時計回り及び時計回りとすることもできる。この場合には、筐体140の上面140bの上に形成される係止部材140eは、図4(b)に示したものと左右対称の形状を有する必要がある。
さらに、本実施の形態では、係止部材140eが筐体140の上面140bの上に直接取り付けられる場合について説明したが、係止部材140eが、筐体140の上面140bに設けられた貫通穴140cに沿って形成され上面140bに対して鉛直方向に延びる円環状の起立面140i(図2参照)に形成されるようにしてもよい。この場合には、係合部材119は、起立面140iに形成された係止部材140eに係合するために、鉛直方向に延びるように枠部材110の内壁117に形成する必要がある。これにより、筐体140の上面140bの表面全体にわたって、清掃の妨げとなるような部品(図2に示された係合部材140e)が全く配置されないため、筐体140の上面140bの清掃性を向上させることができる。
さらにまた、本実施の形態では、枠部材110に設けられる係合部材119が、図3(b)に示したような板状部材により構成される場合について説明したが、係合部材119は、枠部材110の内壁117に固定され、枠部材110の中心部に向かって筐体140の上面140bと略平行に延びる棒状部材として実現することも可能である。この場合には、係止部材140eは、図2に示した円環状の起立面140iに形成された切り欠き(例えばL字状やノ字状の切り欠き)として実現することもできる。これにより、枠部材110が固定方向に回動すると、枠部材110の内壁117に形成された棒状部材が、筐体140の上面140bにおける起立面140iに形成された切り欠きに収容されることにより、枠部材110が筐体140に装着され、枠部材110が解除方向に回動すると、枠部材110の棒状部材が、筐体140の切り欠きの外部に出されることにより、枠部材110が筐体140から取り外される。
加えて、本実施の形態では、枠部材110に係合部材119が形成され、筐体140に係止部材140eが形成される場合について説明したが、これとは反対に、枠部材110に係止部材140eに相当する構成が設けられ、筐体140に係合部材119に相当する構成が設けられるようにしてもよい。
次に、上述した加熱コイル(IHコイル)220のさらに具体的な構成について、図5を参照して説明する。図5は、図2及び図3(b)に示した加熱コイル220の断面形状を模式的に示した図である。
加熱コイル220は、図5に示すように、複数の内部コイル500を内部に含む。各内部コイル500は、その外面に保護膜510がコーティングされた(付与された)ものである。さらに、加熱コイル220は、その外面に保護膜600がコーティングされた(付与された)ものである。
かかる構成によれば、各内部コイル500は、この内部コイル500に付与された保護膜510と、加熱コイル500の外面に付与された保護膜600とにより、水から確実に絶縁される。
このように、本発明に係る調理装置においては、枠部材110は、筐体140の上面140bに対して固定方向に回動することにより筐体140に固定され、解除方向に回動することにより筐体140から取り外されるように、構成されている。これにより、筐体140の上面140bにボルトを通すための貫通穴を形成する必要がないので、かかる貫通穴を介して油や水等が筐体140の内部に侵入して筐体140の内部に収容された制御機器の故障を引き起こす、という事態の発生が抑えられる。さらには、枠部材110は、筐体140に対して回動させることにより着脱自在となっているので、複数のボルトやナットなどを操作することなく、簡単に筐体140から取り外したり筐体140に取り付けることができる。この結果、筐体140の内部を簡便に清掃することが可能となるので、本発明に係る調理装置の清掃性も向上する。
さらに、本発明に係る調理装置は、トッププレート120、加熱コイル220、磁性体230がシリコン等により一体的に固定される構成を採用するのではなく、枠部材110に対して、トッププレート120、加熱コイル220、磁性体230を順次取り付けた後、これらを枠部材110に向かう方向に押圧した状態でアルミバンド240を用いて枠部材110に保持する構成を採用している。この構成によれば、アルミバンド240を枠部材110から取り外しさえすれば、トッププレート120、加熱コイル220及び磁性体230を容易に取り外すことができる。よって、枠部材110に収容及び保持されるこれらの部品のうちのいずれかが故障した場合には、その故障した部品のみを交換できる一方、他の部品をそのまま利用することができる。
さらにまた、仮にトッププレート120に割れ目が生じたことに起因して、この割れ目を通過してトッププレート120に侵入した水が、加熱コイル220にまで到達した場合であっても、加熱コイル220は、図5を参照して説明したように、水との絶縁が確実に取られた構成を採用しているので、加熱コイル220が故障する可能性が抑えられる。
さらに加えて、本発明に係る調理装置は、枠部材110とトッププレート120との位置決めが、枠部材110及びトッププレート120の筐体140に対する取り付けとは独立に実行される構成を有する。すなわち、本発明に係る調理装置は、トッププレート120を枠部材110に取り付けた後、はじめて、枠部材110が筐体140に取り付けられる構成を採用している。よって、枠部材110とトッププレート120との位置決めを簡単に行うことができる。さらには、枠部材110には、トッププレート120の挿入を案内するガイド部116が形成され、このガイド部116は、トッププレート120の外径よりわずかに大きな内径を有するように形成されている。これにより、枠部材110とトッププレート120との位置決めを確実かつ容易に実行することができる。
さらにまた、本発明に係る調理装置は、枠部材110に収容されるトッププレート120、加熱コイル220、磁性体230等の部品をシリコン等により一体的に固定する構成を採用するのではなく、これらをアルミバンド240を用いて枠部材110に保持する構成を採用している。これにより、枠部材110に収容されるこれらの部品相互間の取り合いが容易となる。このため、調理装置を組み立てる際に生ずる(特に枠部材110に収容される部品に関する)誤差を低減させることができ、これにより、製品の個体差が少なくなって、製品の均一性を向上させることが可能となる。
なお、以上の実施の形態では、1つの例として、枠部材110が、固定方向に回動することにより、すなわち、固定方向に変位することにより、筐体140に嵌合して装着され、逆に、解除方向に回動することにより、すなわち、解除方向に変位することにより、筐体140との嵌合を解除して筐体140から取り外される、という構成を採用した場合について説明した。しかしながら、本発明は、枠部材110が、固定方向(すなわち下方向)に変位して、筐体140に対して例えば押圧操作や圧着操作等により嵌め込まれることにより、筐体140に嵌合して装着され、逆に、解除方向(すなわち上方向)に変位して、筐体140から抜き取られることにより、筐体140との嵌合を解除して筐体140から取り外される構成をも含むものである。
以上説明したように、本発明によれば、清掃性を向上させ故障の可能性及び必要とされるコストを抑制しつつ、トッププレート及び枠部材の位置決めを容易に実行することが可能な調理装置を提供することができる。
110 枠部材(支持部材)
111 上端
112 下端
113 開口
117 内壁
118 ボルト
119 係合部材
120 トッププレート
120b 内面
120c 底面
140 筐体
140b 上面
140e 係止部材
140f 固定板
140g 係止板
140g1 下面
140h 収容空間
210 断熱材
220 加熱コイル(IHコイル)
230 磁性体
240 アルミバンド
241 開口
242 中心部
243 空隙
244 板状部材
246 屈曲面
248 貫通穴
500 内部コイル
510 保護膜
600 保護膜

Claims (10)

  1. トッププレートを支持する環状の支持部材であって、その開口を介して該トッププレートの上面を露出させた状態で該トッププレートを支持する支持部材と、
    前記トッププレートの上方に配置される被加熱物に対する加熱を制御する制御機器を収容する箱型形状の筐体であって、その上面に前記支持部材を着脱自在に取り付ける筐体と、
    を具備し、
    前記支持部材が、固定方向に回動して前記筐体と嵌合することにより該筐体に装着され、解除方向に回動して前記筐体との嵌合を解除することにより該筐体から取り外される、ように構成されている、
    ことを特徴とする調理装置。
  2. 前記支持部材が、該支持部材の下端に係合部材を有し、
    前記筐体が、該係合部材を係止する係止部材を該筐体の上面に有し、
    前記支持部材は、
    固定方向に回動することにより、前記係合部材を前記係止部材に係合させ、これによって、前記筐体に装着され、
    解除方向に回動することにより、前記係合部材の前記係止部材に対する係合を解除し、これによって、前記筐体から取り外される、請求項に記載の調理装置。
  3. 前記支持部材が、該支持部材の下端に係合部材を有し、
    前記筐体が、該筐体の上面に対向して該上面との間に収容空間を形成する係止部材を該筐体の上面の上に有し、
    前記支持部材は、
    固定方向に回動することにより、前記係合部材を前記収容空間の内部に挿入して前記係止部材の下面に当接させ、これによって、前記筐体に装着され、
    解除方向に回動することにより、前記係合部材を前記収容空間の外部に出して前記係止部材の下面との当接を解除させ、これによって、前記筐体から取り外される、
    請求項に記載の調理装置。
  4. 前記支持部材が、
    前記固定方向として時計回りに回動し、前記解除方向として反時計回りに回動し、
    又は、
    前記固定方向として反時計回りに回動し、前記解除方向として時計回りに回動する、請求項から請求項のいずれかに記載の調理装置。
  5. 前記支持部材が、該支持部材に着脱自在に取り付けられた可撓性を有する保持部材であって、前記トッププレートの下方に配置された加熱コイル及び磁性体を前記トッププレートに向かう方向に押圧するように保持する保持部材、を有する、請求項1から請求項のいずれかに記載の調理装置。
  6. 前記保持部材が、中心部から放射状に延びる複数の板状部材を含み、
    各板状部材の端部が、前記支持部材の内壁に着脱自在に取り付けられる、請求項に記載の調理装置。
  7. 前記保持部材の各板状部材が、
    その端部に貫通穴を有し、
    前記支持部材の内壁に固定され該貫通穴を通過したボルトに係合したナットにより、前記支持部材の内壁に着脱自在に取り付けられる、請求項に記載の調理装置。
  8. 前記支持部材が、前記保持部材を取り外すことにより該支持部材から前記加熱コイル及び前記磁性体を取り外すことができるように構成されている、請求項から請求項のいずれかに記載の調理装置。
  9. 前記加熱コイルは、その外面に保護膜が付与されたものであり、
    前記加熱コイルは、各々の外面に保護膜が付与された複数の内部コイルを含む、請求項から請求項のいずれかに記載の調理装置。
  10. 前記支持部材が、
    前記トッププレートの中心部より外側に対向する位置に前記磁性体を配置し、かつ、該中心部に対向する位置に前記加熱コイルを複数段重ねて配置することにより、前記被加熱物における前記トッププレートの該中心部に対向する部分の温度を上昇させる、請求項から請求項のいずれかに記載の調理装置。
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