JP5427513B2 - 乾燥機能付き洗濯機及びこの洗濯機用ハンガー - Google Patents

乾燥機能付き洗濯機及びこの洗濯機用ハンガー Download PDF

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Description

本発明は、外槽の内側に内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、内槽内で衣類等の洗濯・脱水・乾燥を行なう乾燥機能付き洗濯機に関し、特に、衣類等の乾燥モードにおける乾燥効果の向上を図る技術に関する。
従来、外槽の内側に内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、内槽内で衣類の洗濯・脱水・乾燥を行なう衣類乾燥機能付き洗濯機において、内槽内に洗濯物を掛けるハンガーが昇降可能且つ内槽と一体回転可能に設置され、洗濯モードでは、洗濯物を掛けたハンガーが昇降しつつ内槽と一体回転し、脱水モードでは、内槽が高速回転してハンガーに掛けた洗濯物から脱水し、乾燥モードでは、温風機構が稼動してハンガーに掛けた洗濯物を乾燥するようにしたものがある。(特許文献1参照)。
特開平10−127976号公報
この特許文献1の洗濯機は、ハンガーに洗濯物を掛けた状態で、洗濯・脱水・乾燥の各モードを実行することにより、洗濯物の損傷を軽微とし、皺や型崩れを生じない効果があると記載されている。しかし、常にハンガーに掛けた状態での洗濯機の使用となると、洗濯したい衣類等の種類や大きさによっては、ハンガーに掛け難いものがあり、洗濯する物の種類が制限される問題がある。
また、特許文献1の洗濯機は、ハンガーが内槽内に存在するため、ハンガーから乾燥した洗濯物を取り出す場合の作業がし難いという問題がある。
本発明はこのような点に鑑み、内槽の上面開口部に取り外し自在にハンガーを装着できる構成とし、ハンガーを装着しない状態で洗濯・脱水・乾燥の各モードを実行することもでき、また、乾燥モードを実行する際に、このハンガーを内槽の上面開口部に装着し、このハンガーに衣類等の洗濯物を掛けた状態で乾燥モードを実行することができるように、選択的使用が行なえる構成とするものである。
本発明は、特に、オゾン発生装置を備えた洗濯機において、ハンガーに衣類等の洗濯物を掛けた状態で乾燥モードを実行することにより、オゾンが洗濯物へ満遍なく当たるようにして、洗濯物の除菌・消臭が効果的となる特定構成のハンガーを備えた洗濯機を提供するものである。
本発明は、更に、ハンガーに通風孔を形成した幅広形態とし、この通風孔へフック部材を取り付けることによって、乾燥終了した洗濯物をハンガーに掛けた状態で、任意の場所へハンガーごと吊るすことができるようにするハンガー構成とするものである。
第1発明は、
筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部に内方へ突出した弧状または環状のフランジに架け渡される乾燥機能付き洗濯機用ハンガーであって、
前記ハンガーは、両端部が前記内槽の上面開口を直径方向に横切って前記フランジに架け渡される長さを有し上面が幅方向で上方へ湾曲した板状であり、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記ハンガーを上下に貫通した通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記ハンガーの長さ方向に直列で且つ前記ハンガーの幅方向に並列配置されたことを特徴とする
第2発明は、第1発明において、
前記ハンガーは着脱自在に組み合わされるフック部材を備え、
前記フック部材は、前記並列配置の長孔のうち、中央部の長孔を下方に貫通するフックと、前記中央部の長孔の両側の長孔に上方から挿入される左右の係止片を備えたことを特徴とする。
第3発明は、
筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部には内方へ突出した弧状または環状のフランジが形成され、
前記内槽の上面開口を直径方向に横切って両端部が前記フランジに着脱自在に架け渡される長さを有するハンガーを備え、
前記ハンガーは、上面が幅方向で上方へ湾曲した板状であり、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記ハンガーを上下に貫通した通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記ハンガーの長さ方向に直列で且つ前記ハンガーの幅方向に並列配置され、
乾燥モードにおいてオゾン発生装置にて生成したオゾンが空気循環用送風機の運転にて前記内槽内へ供給されることにより、前記通風孔を通して前記ハンガーに掛けた洗濯物の除菌・消臭が行なわれる
ことを特徴とする乾燥機能付き洗濯機である
第4発明は、第3発明において、
前記ハンガーは着脱自在に組み合わされるフック部材を備え、
前記フック部材は、前記並列配置の長孔のうち、中央部の長孔を下方に貫通するフックと、前記中央部の長孔の両側の長孔に上方から挿入される左右の係止片を備えたことを特徴とする。
第5発明は、
筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部に内方へ突出した弧状または環状のフランジに架け渡される乾燥機能付き洗濯機用ハンガーであって、
前記ハンガーは、両端部が前記内槽の上面開口を直径方向に横切って前記フランジに架け渡される長さを有する第1部品と、両端部に前記フランジの先端に近接する対向部を形成して前記第1部品の下側に取り付けられる第2部品の組み合わせで構成され、
前記第1部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第1部品を上下に貫通した複数の通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記第1部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
前記第2部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第2部品を上下に貫通した複数の通風孔が、前記ハンガーの長さ方向に延びた長孔でもって前記第2部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
前記第1部品とその下側に結合される前記第2部品との組み合わせにて、前記第1部品と前記第2部品の間に洗濯物を掛ける空間が形成された、
ことを特徴とする。
第6発明は、
筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部には内方へ突出した弧状または環状のフランジが形成され、
前記内槽の上面開口を直径方向に横切って両端部が前記フランジに着脱自在に架け渡されるハンガーを備え、
前記ハンガーは、両端部が前記内槽の上面開口を直径方向に横切って前記フランジに架け渡される長さを有する第1部品と、両端部に前記フランジの先端に近接する対向部を形成して前記第1部品の下側に取り付けられる第2部品の組み合わせで構成され、
前記第1部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第1部品を上下に貫通した複数の通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記第1部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
前記第2部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第2部品を上下に貫通した複数の通風孔が、前記ハンガーの長さ方向に延びた長孔でもって前記第2部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
前記第1部品とその下側に結合される前記第2部品との組み合わせにて、前記第1部品と前記第2部品の間に洗濯物を掛ける空間が形成され、
乾燥モードにおいてオゾン発生装置にて生成したオゾンが空気循環用送風機の運転にて前記内槽内へ供給されることにより、前記通風孔を通して前記ハンガーに掛けた洗濯物の除菌・消臭が行なわれる
ことを特徴とする乾燥機能付き洗濯機である。
本発明では、内槽の上面開口部に取り外し自在にハンガーを装着できる構成であり、ハンガーを装着しない状態で洗濯・脱水・乾燥の各モードを実行することもでき、また、乾燥モードを実行する際に、このハンガーを内槽の上面開口部に装着し、このハンガーに衣類等の洗濯物を掛けた状態で乾燥モードを実行することができるため、選択的使用が行なえる。
また、ハンガーは複数の通風孔を有する幅広の形態となるため、ハンガーに掛けた洗濯物の垂れ下がり部分間に十分な間隔ができることとなり、オゾン発生装置を備えた洗濯機の乾燥モードを実行する際に、オゾンを含む空気は、前記間隔へ循環すると共に、洗濯物のハンガーに掛かった部分にも前記通風孔を通して循環するため、洗濯物へ満遍なく当たるようになり、洗濯物の乾燥は勿論のこと、除菌・消臭も効果的となる。
更に、ハンガーに形成した通風孔へフック部材を取り付けることによって、乾燥終了した洗濯物をハンガーに掛けた状態で、任意の場所へハンガーごと吊るすことができる。
本発明に係る洗濯乾燥機の蓋を開いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る洗濯乾燥機の内部構成の概略を説明する縦断側面図である。 本発明に係る送風給水ユニットの機能を説明するための洗濯乾燥機の水路及び風路を中心とする構成を図解的に示す図である。 本発明に係る送風給水ユニットを組み込んだ正面側から見た洗濯乾燥機の内部構成を説明する図である。 本発明に係る第1のハンガーを内槽のフランジに取り付けた状態を説明する斜視図である。 本発明に係る第1のハンガーを内槽のフランジに取り付けた状態を説明する一部断面図である。 本発明に係る第1のハンガーを内槽のフランジに取り付けた状態を説明する一部断面図である。 本発明に係る第1のハンガーの上面図である。 本発明に係る第1のハンガーの裏面斜視図である。 本発明に係るフック部材の斜視図である。 本発明に係るフック部材を2個取り付けた状態の第1のハンガーの斜視図である。 本発明に係るフック部材を中央部に取り付けた状態の第1のハンガーの裏面斜視図である。 本発明に係る第2のハンガー70の側面図である。 本発明に係る第2のハンガー70を構成する第1部品70aの上面図である。 本発明に係る第2のハンガー70を構成する第1部品70aの裏面斜視図である。 本発明に係る第2のハンガー70を構成する第2部品70bの上面図である。 本発明に係る第2のハンガー70を構成する第2部品70bの裏面斜視図である。 本発明に係る第2のハンガー70にフック部材76を引っ掛けた図である。 本発明に係る第1部品70aの中央部の通風孔73にフック部材76を引っ掛けた図である。
本発明は、筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽内で洗濯物の洗濯・脱水・乾燥を行なう乾燥機能付き洗濯機において、
前記内槽内の洗濯物の除菌消臭のためのオゾンを生成するオゾン発生装置と、
前記内槽の上面開口の内側周縁部に内方へ突出した半円以上に亘る弧状または環状のフランジと、
前記内槽の上面開口の中央部を横切って前記フランジに両端部が載置されるハンガーを備え、
前記乾燥モードでは、前記オゾン発生装置にて生成したオゾンが空気循環用送風機の運転にて前記内槽内へ供給されることにより、前記ハンガーに掛けた洗濯物の除菌・消臭が行なわれる構成である。
以下、本発明に係る洗濯・脱水・乾燥を行なう乾燥機能付き洗濯機(以下、洗濯乾燥機1という)に基づき、本発明の実施例を図に基づき説明する。
図1及び図2において、洗濯乾燥機1は、筐体2内に洗濯水槽3が上面開口の縦型の回転ドラム5を備えた回転ドラム式の洗濯機である。筐体2内に縦型に配置された洗濯水槽3を備え、洗濯水槽3には、洗濯時に水を溜めるための回転しない上面開口の外槽4と、外槽4内に回転自在に収容された内槽5(以下、ドラム5という)とが含まれている。ドラム5内の底面には、ドラム5内の水と衣類を攪拌する攪拌翼14が配置されている。ドラム5は、その周側面に外槽4に溜めた水が流通する多数の通水孔5Aが穿設されており、攪拌翼14とドラム5は、外槽4の下方に備えられたモータ6で回転する垂直方向の回転軸7によって垂直軸回りに回転されるが、攪拌翼14とドラム5が同時に回転する状態と、攪拌翼14のみ回転する状態とに、クラッチ機構40によって切り替え制御される。
外槽4の上面開口の出入口9は、出入口9の周縁部に気密状態に取り付けたカバー板11と、このカバー板11に開閉可能に取り付けた内蓋12とで密閉される。このため、カバー板11と内蓋12によって、ドラム5の上面開口の出入口8も開閉される構成となっている。内蓋12は、外側領域が不透明材で構成され、その内側領域が透明板12Aで構成されていて、閉じた状態でもドラム5内を透視できるようになっている。また、筐体2の上面開口13は、筐体2の上面部に開閉可能に取り付けた外蓋10で開閉される。カバー板11と内蓋12との当接部分は、内蓋12の周縁部に取り付けたパッキンで密閉される構成であり、それによって内蓋12を閉じた状態で、外槽4内は密閉状態となる。外蓋10を開き、且つ内蓋12を開いた状態は、図1に示しており、この状態で、ドラム5と外槽4の上面開口の出入口8及び9を通って、ドラム5内への衣類(洗濯物)の出し入れがされる。洗濯水槽3は振動を吸収するサスペンションSPによって複数個所で筐体2に吊り下げ支持されている。
筐体2の上面前部には、操作・表示部13が配置されている。操作・表示部13には、複数の操作キー及び表示器が配列されており、操作キーを操作することで洗濯乾燥機1の運転を制御でき、表示器には洗濯乾燥機1の運転状況が表示される。
筐体2内の上方後部には、後述する本発明に係る送風給水ユニット15が収容配置されている。洗濯乾燥機1の洗濯工程では、上水道水管に連通接続された後述の給水バルブ23が開き、上水道水管から供給される水道水が洗濯水槽3の外槽4内に溜められる。その際、水が後述の洗剤容器25を通過して洗濯水槽3に至るようにすれば、洗剤が解けた水を洗濯水槽3の外槽4内に溜めることができる。洗濯工程ではモータ6によりドラム5は回転せず攪拌翼14の回転によってドラム5内の衣類が洗濯され、排水バルブ33を開いて洗濯水槽3の水が、排水管34から排水された後、モータ6によりドラム5と攪拌翼14が同時回転して衣類の脱水を行う。この脱水の後、すすぎ運転を行う。すすぎ運転は、再び給水バルブ23を開いて水道水を洗濯水槽3の外槽4内に溜め、モータ6によりドラム5は回転せず攪拌翼14の回転によってこの水によって衣類のすすぎを行った後、排水バルブ33を開いて洗濯水槽3のすすぎ水が排水管34から排水され、モータ6によりドラム5と攪拌翼14が同時回転して衣類の脱水を行う。このすすぎ運転は、複数回繰り返した後、洗濯・脱水・すすぎ運転を終える。
このように洗濯・脱水・すすぎ運転を終えた後、乾燥運転(乾燥工程と称することもできる)が行われる。この乾燥運転では、後述のオゾン発生装置18が作動して洗濯物の乾燥と共に、除菌・消臭を行なう。以下、図3に基づき送風給水ユニット15による送風と給水の動作を説明する。
筐体2内の上方後部には、送風ユニット16と、給水ユニット17と、オゾン発生装置18(以下、オゾン発生器18という)とを含む送風給水ユニット15が収容配置されている。
送風ユニット16は、後述する乾燥工程において回転駆動される電動機19Aと回転翼19Bからなるブロア19(浄化用空気消滅手段及び送風手段)と、乾燥用フィルタ20と、ブロア19により洗濯水槽3内へ循環される空気を加熱する(換言すれば洗濯水槽3内の空気を加熱する)ためのヒータ21(加熱手段)を備えており、乾燥工程において乾燥風路22(循環風路)内で空気を循環させる。乾燥用フィルタ20は、ブロア19により乾燥風路22を循環される空気中に含まれるリント等の異物を捕獲するためのものである。ヒータ21は、小型化のために半導体ヒータ(抵抗温度特性が正特性のダイオード)が採用されている。
給水ユニット17は、水道水管に接続した管路を手動で開閉する水栓(図示せず)を通して供給される水を水路へ供給するのを制御するための給水バルブ23と、注水口ユニット24を備えている。洗濯工程では、給水バルブ23が制御されて、前記水栓から供給される水道水が、注水口ユニット24内の洗剤容器25を通り、給水路29から洗濯水槽3(具体的には外槽4内)へと供給される。水が洗剤容器25を通過して洗濯水槽3内に至るようにすれば、洗剤が解けた水を洗濯水槽3に溜めることができる。一方、風呂水ポンプ26が駆動されると、浴槽の残り湯が風呂水ホース27を介して汲み上げられて水路28から注水口ユニット24へ流入し、洗剤容器25の洗剤収容室を通り、給水路29から洗濯水槽3(具体的には外槽4内)へと供給される。このように、給水路29によって、洗濯水槽3への給水が行われる。
水路28の途中にはベンチュリー管30が介在されていて、ベンチュリー管30(気液混合器またはエゼクタともいう)において、水路28を流れる水にオゾン発生器18で発生するオゾンが混入されるように、ベンチュリー管30の空気流入口30Aは、エアーチューブ31を介してオゾン発生器18へ接続されている。流入原理は、ベンチュリー管30内を流れる水により生じる圧力差(負圧)によって、エアーチューブ31を介してオゾンを含む空気(浄化用空気)が吸引され、ベンチュリー管30内を流れる水にオゾンが混入される。
このような給水によって洗濯水槽3に所定量の水が溜められた状態で、洗濯工程ではモータ6により攪拌翼14が回転し、ドラム5内に入れられた衣類などの洗濯物が洗濯される。この際、上記のように水にオゾンが混入されると、オゾンの強力な酸化、殺菌作用により水が浄化される。このため、洗濯水槽3内の水は、洗濯工程において攪拌翼14によって攪拌され、オゾンが混入された浄化された水によって洗濯物が洗濯され、除菌・消臭がされる。すすぎ工程でも同様にオゾンが混入された浄化された水によって洗濯物のすすぎを行うことができる。
乾燥工程では、洗濯水槽3内の後面下方から空気が吸い出されて乾燥風路22を通って上方へ導かれ、乾燥用フィルタ20で異物が濾過されて洗濯水槽3の上部から洗濯水槽3内へ流入するように循環される。乾燥風路22内を空気が循環する際に、高温多湿の空気は水と熱交換されることによって冷却除湿される。そのため、乾燥風路22内には後述のように、水路32から水が供給される。
次に、図3を参照して、洗濯乾燥機1の水路及び風路を中心とする全体構成について、より詳細に説明をする。
先ず、図3に基づき、洗濯乾燥機1の水路及び風路の構成について説明する。図3は、洗濯乾燥機1の水路および風路を中心とする構成を図解的に示す図である。給水バルブ23には3つの出口があり、いずれの出口から水を出すかを切換えることができる。給水バルブ23の第1出口23Aは注水口ユニット24に接続されている。注水口ユニット24内には、第1出口23Aから供給される水を給水路29へと導く水路と、呼び水水路35へと導く水路とに分ける岐水路が含まれている。前記水栓が開かれた状態で、開いた給水バルブ23の第1出口23Aから注水口ユニット24へ供給される水は、風呂水ポンプ26が稼動したときは、主として呼び水水路35を通って風呂水ポンプ26を経由し、水路28から注水口ユニット24へ流入し、洗剤容器25の洗剤収容室を通り、給水路29から洗濯水槽3へと流入する。また、風呂水ポンプ26が稼動しないときは、注水口ユニット24へ供給される水は、洗剤容器25の洗剤収容室を通り、給水路29から洗濯水槽3へと流入する。給水バルブ23の第2出口23Bも注水口ユニット24に接続されており、第2出口23Bを開いたときに第2出口23Bから供給される水は、洗剤容器25内に区画された柔軟剤収容室(ソフナー容器)を通って給水路29から洗濯水槽3へと流れ込むようにされている。
このように、給水路29によって、洗濯水槽3への給水が行われる。
給水バルブ23の第3出口23Cは、水路32によって後述の乾燥風路22の所定位置に接続されている。第3出口23Cは相対的に小径の出口であり、第3出口23Cが開かれると、相対的に少量の水が水路32を経由して乾燥風路22に供給される。この水は、乾燥風路22内で高温多湿の循環空気と接触され熱交換に寄与し、循環空気の温度を低下させると共に除湿する。除湿によって生じる水滴は、排水管36から排水管34へ排水される。洗濯水槽3の底面最下部(より具体的には外槽4の底面最下部)の排水口には排水バルブ33を介して排水管34が接続されている。
水路32の途中にベンチュリー管37が介在されていて、ベンチュリー管37(気液混合器またはエゼクタともいう)において、水路32を流れる水にオゾン発生器18で発生するオゾンが混入されるように、ベンチュリー管37の空気流入口37Aは、エアーチューブ38を介してオゾン発生器18へ接続されている。上記ベンチュリー管30と同様の流入原理によって、エアーチューブ38を介してオゾンを含む空気(浄化用空気)が吸引され、ベンチュリー管37内を流れる水にオゾンが混入される。
後述のように、洗濯乾燥機1では、衣類の乾燥工程に伴ってエアウォッシュを行なうために、排水管34に排水トラップ部39を設けている。この排水トラップ部39は、排水の流通は確保するが、その排水の一部が溜まることによって、排水管34を通る空気流通が遮断される構成である。
洗濯工程(洗い工程及びすすぎ工程)において、排水バルブ33を閉じて上記の給水によって洗濯水槽3(具体的には外槽4内)に一定量の水が溜められる。洗濯工程ではモータ6によりドラム5は回転せず攪拌翼14の回転によってドラム5内の衣類が洗濯され、排水バルブ33を開いて洗濯水槽3の水が排水管34から排水された後、モータ6によりドラム5と攪拌翼14が同時回転して、衣類の脱水を行う。この脱水の後、すすぎ運転を行う。すすぎ運転は、再び排水バルブ33を閉じて、上記同様の給水によって洗濯水槽3に一定量の水を溜め、モータ6によりドラム5は回転せず攪拌翼14が回転して、この水によって衣類のすすぎを行った後、排水バルブ33を開いて洗濯水槽3のすすぎ水が排水管34から排水され、その後、モータ6によりドラム5と攪拌翼14が同時回転して衣類の脱水を行う。
洗濯乾燥機1には、このすすぎ運転を複数回行なった後、乾燥機能(乾燥工程)を行うために、前記の乾燥風路22が備えられている。乾燥風路22は、洗濯水槽3(外槽4)の外側に配置され、外槽4の下方部から洗濯水槽3内の高温多湿の空気を吸い出し、その空気を外槽4の上方部から洗濯水槽3内へ流入させるように空気を循環させるための風路である。乾燥風路22には、接続パイプ41、送風ユニット16及び接続パイプ42が含まれている。つまり、乾燥風路22の一端(接続パイプ41の下端)が洗濯水槽3(外槽4)の下部に接続され、図2に示すように、乾燥風路22の他端(接続パイプ42)が洗濯水槽3(外槽4)の上部にカバー板11を気密に貫通して接続されている。そして、ブロア19が回転駆動されると、洗濯水槽3内の空気が乾燥風路22と洗濯水槽3との間で循環する。換言すれば、ブロア19が、洗濯水槽3内の空気を乾燥風路22を用いて循環させる。
乾燥風路22において、送風ユニット16から接続パイプ42へ繋がる風路内には、ヒータ21が備えられており、循環される空気が加熱される。図3を参照して、乾燥風路22内では、洗濯水槽3から吸い出された高温多湿の空気が、水路32を経由して乾燥風路22に供給される少量の水と熱交換して除湿される。そして、乾燥風路22内を下方へ流れ落ちた水は、排水管36を通り排水管34へ排出される。
乾燥工程において除菌モードを実行するために、送風ユニット16には、エアーチューブ43を介してオゾン発生器18が接続されている。このため、乾燥工程において、オゾン発生器18が作動される除菌モードにおいて、オゾン発生器18が発生するオゾンを含む浄化用空気は、乾燥用フィルタ20を介して送風ユニット16内へ吸い込まれ、洗濯水槽3へ循環される空気にオゾンを含む空気を混入することができる。この場合、オゾン及びオゾンを含む空気のいずれもが浄化用空気とされる。この浄化用空気によって、乾燥する衣類の消臭や除菌(エアウォッシュ)を行うことができる。なお、このエアウォッシュに関して、浄化用空気(エア)によって、衣類が恰もエアで洗われ、除菌・消臭されるかの如くであるから、本願の出願人は、浄化用空気を用いて行う衣類の除菌・消臭をエアウォッシュと称している。そして、送風ユニット16、エアーチューブ43及びオゾン発生器18は、洗濯水槽3へ浄化用空気を供給するための浄化用空気供給手段として機能する。
また、乾燥工程において、洗濯水槽3から吸い出された高温多湿の空気を乾燥風路22内で除湿するために、水路32から供給される水も、上記のようにオゾンによって浄化されるため、洗濯水槽3内へ循環する空気は浄化された空気となり、洗濯物の消臭や除菌が良好となる。
外槽4の上面開口の出入口9は、内蓋12で密閉され、排水管34は排水トラップ部39にて空気流通が遮断され、給水路29には図示しない給水トラップにて空気流通が遮断される。このため、乾燥工程において、洗濯水槽3へ循環する空気中のオゾンが外部へ漏洩することはない。
乾燥工程において、モータ6によりドラム5と攪拌翼14を、1分間に10回転のように低速で同時回転することにより、衣類の乾燥及び除菌・消臭を促進することができる。
本発明は、上記のように、内槽5内の洗濯物の除菌消臭のためのオゾンを生成するオゾン発生装置18を備え、内槽5内で洗濯物の洗濯・脱水・乾燥を行なう洗濯乾燥機1において、洗濯物の乾燥を効果的に行なうハンガー装置を設けている。以下、この構成について説明する。

「第1のハンガー50(1部品による構成)」
本発明に係る洗濯乾燥機1は、ドラム5(内槽5)の上面開口8の内側周縁部に内方へ突出した半円以上に亘る弧状または環状のフランジ44を形成し、内槽5の上面開口8を直径方向に横切って両端部51がフランジ44の対向部に架け渡される第1のハンガー50を備えている。第1のハンガー50はフランジ44に着脱自在に載置される状態である。
フランジ44の形成の仕方はいろいろあるが、本発明のドラム5が回転する洗濯乾燥機1にあっては、ドラム5の回転バランスを取るために、ドラム5の上面開口8にバランス用リング52が取り付けられている。このバランス用リング52は、内部にバランス用の液体を密封する中空部を形成するために、上下環状部材52A、52Bの溶着接合にて構成される。この溶着接合を良好にするために、上下環状部材52A、52Bの接合部に、フランジ44が形成される。このフランジ44に第1のハンガー50を架け渡す。このフランジ44は環状である場合が殆どであるが、バランス用リング52の一部分に柔軟剤などを入れる部分を一体成形する場合には、このフランジ44は環状の途中が切れた半円以上の円弧状となる。
図2に示すように、外槽4の上面開口9は内蓋12によって密閉されるため、ドラム5の上面開口8が外槽4の上面開口9よりも低い位置となる配置であり、第1のハンガー50は、その両端部51がフランジ44に載置された状態において、ドラム5の上面開口8の上面よりも下方位置となる形状、即ち、バランス用リング52の上面52Pよりも下方位置となる形状である。これによって、ドラム5が乾燥工程において回転しても、第1のハンガー50が内蓋12に当接しない状態であり、且つ第1のハンガー50へ掛けた洗濯物60が内蓋12に当接しない状態を保つことができる。
具体的には、第1のハンガー50の両端部51は、図6等に示すように、第1のハンガー50がドラム5の上面開口8を直径方向に横切ってフランジ44に載置された状態で安定するようにするために、フランジ44に載置される載置端部51Aと、その下方にフランジ44の先端に近接する対向部51Bを形成している。これによって、第1のハンガー50がドラム5の上面開口8を直径方向に横切って取り付けられ、第1のハンガー50の載置端部51Aがフランジ44に架け渡された状態において、第1のハンガー50の両端部51は、ドラム5の上面開口8の上面52Pよりも下方位置となる厚さである。第1のハンガー50の下面には、補強のために第1のハンガー50の略全長に亘って延びた複数のリブ54Aが並列に形成され、リブ54A相互間に第1のハンガー50を上下に貫通した複数の通風孔53を形成している。このリブ54Aの端部によって、対向部51Bを形成している。
通風孔53は、図8等に示すように、第1のハンガー50の長さ方向に延びた複数の長孔形状であり、第1のハンガー50の長さ方向に直列で且つ第1のハンガー50の幅方向に並列配置された構成である。なお、通風孔53を避けてリブ54A相互に亘る交差リブ54Bによって、更に強度が増している。
第1のハンガー50の全体形状は、図5、図6等に示すように、長さ方向の左右両端部51から中央部へ向かって下方へ湾曲すると共に、図2、図7等に示すように、上面50Pが幅方向で上方へ湾曲した所定幅を有する板状である。これによって、乾燥工程において内槽5が回転しても、その遠心力によって洗濯物60がずれ落ちることなく保持できる。この保持を更に安定化するために、第1のハンガー50の上面50Pには、幅方向の両端部付近に長さ方向に間隔を存して滑り止め部61として突起61を配列している。この突起61の上面には、洗濯物60のずれ落ち防止のためにシボ加工が施されている。滑り止め部61は、第1のハンガー50の長さ方向に延びた帯状突起であってもよい。
この第1のハンガー50は、上記乾燥工程において使用するために、ドラム5の上面開口8を直径方向に渡ってフランジ44に掛け渡される。この第1のハンガー50に図1及び図7等に示すように、脱水した洗濯物60を掛ける。洗濯物60は背広の上着のような嵩張るものでも、乾燥と除菌・消臭が効果的に行なえるようにするために、第1のハンガー50に掛けた状態で、洗濯物60の左右が垂れ下がる部分60A、60B相互間に空気流通が良好となる間隔Tが得られるように、第1のハンガー50は幅広である。この幅広形状によって、複数の通風孔53が並列配置できる構成となる。
上記のように、乾燥工程において除菌モードを実行するために、オゾン発生器18が作動され、送風ユニット16によって、洗濯水槽3内の空気を乾燥風路22を用いて循環させ、ドラム5内で第1のハンガー50に掛けた洗濯物の乾燥及び除菌・消臭を行なう。この場合、モータ6によりドラム5と攪拌翼14を、1分間に10回転のように低速で同時回転することにより、衣類の乾燥及び除菌・消臭を促進することができる。また、この乾燥工程の運転時間が、短い場合、例えば8分間であれば消臭運転となり、長い場合、例えば15分であれば除菌運転となる。
また、洗濯物60の左右が垂れ下がる部分60A、60B間に形成される間隔Tへ循環する空気は、複数の通風孔53を通して第1のハンガー50に掛かった洗濯物60の部分にも接触するため、この部分に乾燥と、除菌・消臭も行なえる状態となる。
第1のハンガー50は、着脱自在に組み合わされるフック部材55を備え、フック部材55は、第1のハンガー50の幅方向で並列配置の長孔通風孔53(図示のものは3列の通風孔53)のうち、中央部の通風孔53を下方に貫通するフック56と、中央部の通風孔53の両側の通風孔53に上方から挿入される左右の係止片57を備えた基部58で構成している。
図11及び図12に示すように、フック部材55を取り付けた第1のハンガー50のフック56を下側にして、乾燥しようとする衣類をこのフック56に吊るした状態で、第1のハンガー50をフランジ44に載置して、上記のような乾燥工程を実行することができる。
また、フック部材55を取り付けない状態の第1のハンガー50をフランジ44に載置して、上記のような乾燥工程を実行し、乾燥が終わったとき、第1のハンガー50と共に洗濯物60を取り出すこともできる。洗濯物60のうち背広の上着などは、第1のハンガー50に掛けて任意の場所へ吊るすことができる。その場合は、第1のハンガー50の中央部において、並列配置の長孔通風孔53のうち、フック56を中央部の通風孔53を上面側から下面側に貫通させ、その両側の通風孔53に左右の係止片57を上面側から挿入することにより、図12に示すように、フック部材55を第1のハンガー50の中央部に取り付けた状態となる。この状態でフック56を上側にすれば、図12に示すように、第1のハンガー50は裏返し状態となるが、中央部から左右下方に湾曲した状態となり、この第1のハンガー50へ乾燥した背広の上着などを掛けることにより、背広の上着などの吊り下げに適した状態となる。
フック部材55は、フック56への衣類の吊り下げのし易さや、上記のように第1のハンガー50へ乾燥した背広の上着などを掛けて吊り下げることをし易くするために、左右の係止片57間の中間に位置するように基部58の中央部から下方へ延びた支持部59に、フック56を左右の係止片57側へ回動するように支持している。なお、このフック56を支持部59に着脱可能に取り付けた構成とすれば、フック部材55を合成樹脂の成形によって構成することに適する。
本発明は、上記のように、ドラム5の上面開口部に取り外し自在に第1のハンガー50を装着できる構成であり、第1のハンガー50を装着しない状態で洗濯・脱水・乾燥の各モードを実行することもでき、また、乾燥モードを実行する際に、この第1のハンガー50をドラム5の上面開口部に装着し、この第1のハンガー50に衣類等の洗濯物60を掛けた状態で乾燥モードを実行することができるため、選択的使用が行なえ便利である。
また、第1のハンガー5は複数の通風孔53を有する幅広の形態となるため、第1のハンガー50に掛けた洗濯物60の垂れ下がり部分60A、60B間に十分な間隔Tができることとなり、オゾン発生装置18を備えた洗濯機1の乾燥モードを実行する際に、オゾンを含む空気は、前記間隔Tへ循環すると共に、洗濯物60の第1のハンガー50に掛かった部分にも通風孔53を通して循環するため、洗濯物60へオゾンを含む空気が満遍なく当たるようになり、洗濯物60の乾燥は勿論のこと、除菌・消臭も効果的となる。
更に、第1のハンガー50に形成した通風孔53へフック部材55を取り付けることによって、乾燥終了した洗濯物60を第1のハンガー50に掛けた状態で、任意の場所へ第1のハンガー50ごと吊るすことができる。

「第2のハンガー70(2部品による構成、一体化)」
第2のハンガー70は、基本的に第1のハンガー50と機能的に同じであるが、第2のハンガー70が、第1のハンガー50と大きく異なる点は、2部品によって構成されていることである。
図13は、本発明に係る第2のハンガー70の側面図である。第2のハンガー70は、第1部品70aと第2部品70bから構成されており、第1部品70aは、端部から中央部へ向かって緩やかに湾曲する、上方に凸状の部品であり、また第2部品70bは、略コ字の形状の部品である。そして、それらの両端部を(後述する)2本づつのネジ(ビス)で締着することによって一体化している。更に、双方の部品70a、70b共に、強度アップのためにタルク20%を含有するポリプロピレンから構成している。
第1のハンガー50と同様に、第2のハンガー70の両端部71は、
図13等に示すように、第2のハンガー70がドラム5の上面開口8を直径方向に横切ってフランジ44に載置された状態で安定するようにするために、フランジ44に載置される載置端部71Aと、その下方にフランジ44の先端に近接する対向部71Bを形成している。これによって、第2のハンガー70がドラム5の上面開口8を直径方向に横切って取り付けられ、第2のハンガー70の載置端部71Aがフランジ44に架け渡された状態において、第2のハンガー70の両端部71間の中央部(湾曲している頂点)は、ドラム5の上面開口8の上面52Pよりも上方に位置するが、内蓋12より下方位置となっているため、外槽4内は密閉状態となり、オゾンが外槽4の外部に漏れることはない。
図14は、第2のハンガー70を構成する第1部品70aの上面図であり、通風孔73は、第1部品70aの長さ方向に延びた複数の長孔形状であり、第1部品70aの長さ方向に直列で且つ幅方向に並列配置された構成である。
また、図15は、第1部品70aの裏面斜視図であり、第1部品70aの下面には、補強のために第1部品70aの略全長に亘って延びた複数のリブ74Aが並列に形成され、リブ74A相互間に第1部品70aを上下に貫通した複数の通風孔73を形成している。更に、リブ74Aと直交し、通風孔73を避けてリブ74A相互に亘る交差リブ74Bを設けることによって更に強度が増している。
第1部品70aの端部には、後述する第2部品70bと一体化して、第2のハンガー70を構成するためのビス孔75が2個づつ設けられている。
図16は、第2のハンガー70を構成する第2部品70bの上面図であり、通風孔73は、第2部品70bの長さ方向に延びた複数の長孔形状であり、第2部品70bの長さ方向に直列で且つ幅方向に並列配置された構成である。
また、図17は、第2部品70bの裏面斜視図であり、第2部品70bの下面には、補強のために第2部品70bの略全長に亘って延びた複数のリブ74Aが並列に形成され、リブ74A相互間に第2部品70bを上下に貫通した複数の通風孔73を形成している。更に、リブ74Aと直交し、通風孔73を避けてリブ74A相互に亘る交差リブ74Bを設けることによって更に強度が増している。
第2部品70bの端部には、第1部品70aと一体化して、第2のハンガー70を構成するためのビス孔75が2個づつ設けられている。
図18は、第1部品70a、及び第2部品70bをビスにより一体化した第2のハンガー70の第2部品70bの2つの通風孔73に跨ってS字状のフック部材76を引っ掛けたものである。これにより、第2のハンガー70がフランジ44に架け渡された状態で、そのフック部材76に洗濯物60(図示せず)を掛けることができる。フック部材76が無くても洗濯物を掛けることができる場合には、図13の第2のハンガー70の第1部品70aと第2部品70bとの間に洗濯物を掛けることによって吊り下げる。
乾燥が終わった後、図19に示すように、第1部品70aの中央部の通風孔73にフック部材76を引っ掛けることによって、背広等の上着などは、第2のハンガー70に掛けて任意の場所へ吊るすことがことができる。

「第3のハンガー(2部品による構成、回動可能)」
第3のハンガーは、基本的に第2のハンガー70と機能的に同じであるが、第3のハンガーが、第2のハンガー70と大きく異なる点は、第2のハンガー70の一方の端部に回動部材を設けることによって回動できるように構成したことである。
具体的には、第2のハンガー70の一方の端部、たとえば、第1部品70aの端部に凸状の部材を設け、一方、第2部品70bにその凸状の部材が嵌合する凹状を形成することによって、その部分を支点(中心)にして回動することができる。
一方、第2のハンガー70の他方の端部には、たとえば、第1部品70aの端部に凸状の部材(かぎ部)を設け、一方、第2部品70bにその凸状の部材が嵌合する凹状を形成することによって、一時的に引っ掛けることができる。
これによって、背広等の嵩張る衣類を引っ掛ける際に、第1部品70aと第2部品70bとの間を大きく広げることができるため、作業性が容易になる。
本発明に係る乾燥機能付き洗濯機は、上記実施例に示した構成に限定されず、上面開口の縦型回転ドラム式であるもののいずれにも適用できるものである。
1 洗濯乾燥機
2 筐体
3 洗濯水槽(乾燥槽)
4 外槽
5 内槽(ドラム)
6 モータ
8 内槽(ドラム)の上面開口
10 外蓋
12 内蓋
14 攪拌翼
15 送風給水ユニット
16 送風ユニット
17 給水ユニット
18 オゾン発生装置
19 ブロア
20 乾燥用フィルタ
21 ヒータ
22 乾燥風路
23 給水バルブ
24 注水ユニット
44 フランジ
50 第1のハンガー
51 ハンガーの両端部
52 バランス用リング
53 通風孔
54A リブ
54B 交差リブ
55 フック部材
70 第2のハンガー
71a 第1部品
71b 第2部品
73 通風孔
74A リブ
74B 交差リブ
76 フック部材

Claims (6)

  1. 筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部に内方へ突出した弧状または環状のフランジに架け渡される乾燥機能付き洗濯機用ハンガーであって、
    前記ハンガーは、両端部が前記内槽の上面開口を直径方向に横切って前記フランジに架け渡される長さを有し上面が幅方向で上方へ湾曲した板状であり、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記ハンガーを上下に貫通した通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記ハンガーの長さ方向に直列で且つ前記ハンガーの幅方向に並列配置されたことを特徴とする洗濯機用ハンガー。
  2. 前記ハンガーは着脱自在に組み合わされるフック部材を備え、
    前記フック部材は、前記並列配置の長孔のうち、中央部の長孔を下方に貫通するフックと、前記中央部の長孔の両側の長孔に上方から挿入される左右の係止片を備えたことを特徴とする請求項1に記載の洗濯機用ハンガー。
  3. 筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部には内方へ突出した弧状または環状のフランジが形成され、
    前記内槽の上面開口を直径方向に横切って両端部が前記フランジに着脱自在に架け渡される長さを有するハンガーを備え、
    前記ハンガーは、上面が幅方向で上方へ湾曲した板状であり、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記ハンガーを上下に貫通した通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記ハンガーの長さ方向に直列で且つ前記ハンガーの幅方向に並列配置され、
    乾燥モードにおいてオゾン発生装置にて生成したオゾンが空気循環用送風機の運転にて前記内槽内へ供給されることにより、前記通風孔を通して前記ハンガーに掛けた洗濯物の除菌・消臭が行なわれる
    ことを特徴とする乾燥機能付き洗濯機
  4. 前記ハンガーは着脱自在に組み合わされるフック部材を備え、
    前記フック部材は、前記並列配置の長孔のうち、中央部の長孔を下方に貫通するフックと、前記中央部の長孔の両側の長孔に上方から挿入される左右の係止片を備えたことを特徴とする請求項3に記載の乾燥機能付き洗濯機。
  5. 筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部に内方へ突出した弧状または環状のフランジに架け渡される乾燥機能付き洗濯機用ハンガーであって、
    前記ハンガーは、両端部が前記内槽の上面開口を直径方向に横切って前記フランジに架け渡される長さを有する第1部品と、両端部に前記フランジの先端に近接する対向部を形成して前記第1部品の下側に取り付けられる第2部品の組み合わせで構成され、
    前記第1部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第1部品を上下に貫通した複数の通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記第1部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
    前記第2部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第2部品を上下に貫通した複数の通風孔が、前記ハンガーの長さ方向に延びた長孔でもって前記第2部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
    前記第1部品とその下側に結合される前記第2部品との組み合わせにて、前記第1部品と前記第2部品の間に洗濯物を掛ける空間が形成された、
    ことを特徴とする洗濯機用ハンガー。
  6. 筐体内に収容した上面開口の外槽の内側に上面開口の内槽が垂直軸回りに回転可能に支持され、前記内槽の上面開口の内側周縁部には内方へ突出した弧状または環状のフランジが形成され、
    前記内槽の上面開口を直径方向に横切って両端部が前記フランジに着脱自在に架け渡されるハンガーを備え、
    前記ハンガーは、両端部が前記内槽の上面開口を直径方向に横切って前記フランジに架け渡される長さを有する第1部品と、両端部に前記フランジの先端に近接する対向部を形成して前記第1部品の下側に取り付けられる第2部品の組み合わせで構成され、
    前記第1部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第1部品を上下に貫通した複数の通風孔を形成し、前記通風孔は、前記ハンガーの長さ方向に延びた複数の長孔でもって、前記第1部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
    前記第2部品は、下面に前記ハンガーの略全長に亘って延びた複数のリブが並列に形成され、前記リブ間に前記第2部品を上下に貫通した複数の通風孔が、前記ハンガーの長さ方向に延びた長孔でもって前記第2部品の長さ方向に直列で且つ前記第1部品の幅方向に並列配置され、
    前記第1部品とその下側に結合される前記第2部品との組み合わせにて、前記第1部品と前記第2部品の間に洗濯物を掛ける空間が形成され、
    乾燥モードにおいてオゾン発生装置にて生成したオゾンが空気循環用送風機の運転にて前記内槽内へ供給されることにより、前記通風孔を通して前記ハンガーに掛けた洗濯物の除菌・消臭が行なわれる
    ことを特徴とする乾燥機能付き洗濯機。
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