JP5426649B2 - 配筋設計支援装置、配筋設計支援方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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[配筋設計支援装置の構成]
図1は、実施の形態1に係る配筋設計支援装置1の構成を示すブロック図である。
配筋設計支援装置1は、コンピュータ1aによって実現される。図1に示すようにコンピュータ1aは、本体11と、画像表示部12と、入力部13と、を備えている。本体11は、CPU11a、ROM11b、RAM11c、ハードディスク11d、読出装置11e、入出力インタフェース11f、通信インタフェース11g、及び画像出力インタフェース11hを備えており、これらのCPU11a、ROM11b、RAM11c、ハードディスク11d、読出装置11e、入出力インタフェース11f、通信インタフェース11g、及び画像出力インタフェース11hは、バス11jによって接続されている。
次に、上述したように構成された配筋設計支援装置1の動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。
まず、後述する干渉解消処理を行うための準備として、ユーザは解消ルールの設定値の登録を行う。具体的な処理について、以下に説明する。ユーザは、コンピュータプログラム14aを起動し、解消ルールの設定値を登録するための解消ルール設定値登録画面を画像表示部12に表示させる。図4は、解消ルール設定値登録画面D1の画面例を示す模式図である。図4に示すように、解消ルール設定値登録画面D1は、解消ルールテーブル101に登録されている解消ルール及び当該解消ルールの現在の設定値が表示される解消ルール設定値表示欄A1と、設定値を入力する解消ルールを選択するための解消ルール選択欄F1と、解消ルール選択欄F1で選択された解消ルールの設定値を入力するための入力欄F2と、入力欄F2に入力された値を登録するための登録ボタンB1とが設けられている。ここで、解消ルール選択欄F1は、プルダウンメニューであって、当該解消ルール選択欄F1を選択すると、解消ルールテーブル101のルール内容101bに予め登録されている解消ルールの一覧が表示される。ユーザは、表示された解消ルールの一覧より、設定値を登録する解消ルールを選択する。次に、ユーザは、選択した解消ルールに対する設定値を入力欄F2に入力する。ここで、入力欄F2への入力は、ユーザが任意の値を直接入力することによって行ってもよく、解消ルール毎に予め与えられる複数の設定値からユーザが任意の値を選択することによって行ってもよい。ユーザは、入力欄F2に設定値を入力した後、登録ボタンB1を押下する。これにより、入力欄F2に入力された設定値が、解消ルール選択欄F1で選択された項目の設定値として登録される。なお、本実施の形態では、配筋詳細図に基づいて予め構造設計士により定められた設定値(初期値)が設定登録されているものとする。
図5は、第1干渉解消処理の手順を示すフローチャートである。第1干渉解消処理が実行されると、CPU11aはまず、読み込んだ配筋詳細図に基づいて、X軸方向及びY軸方向の通り芯の交点を取得する(S101)。ここで取得された各交点の位置を示す交点位置情報はRAM11cに記憶される。
図5は、第2干渉解消処理の手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートを参照しながら、第2干渉解消処理について説明する。
第1干渉解消処理によって作成された結果表は、ユーザから電子メール又はUSBメモリ等の記録デバイス等を用いて構造設計士に渡される。構造設計士は、当該結果表に記載された干渉に関する情報を確認し、当該情報に基づいて、各干渉位置における解消ルールの変更案を提案し、当該変更案を示す情報を結果表の応答欄103dに入力する。この結果表は、適宜の手段によってユーザに渡される。ユーザは、当該結果表の応答欄103dに入力された変更案に従い、入力部13を用いて、解消ルールテーブル101に記録された解消ルールの設定値を変更する(S201)。例えば、構造設計士が結果表の応答欄に、解消ルールのうち“組手のどちらを上にするか”の設定値を変更するよう入力していた場合、ユーザは、解消ルール設定値登録画面D1を表示させた後、この“組手のどちらを上にするか”の設定値を“X方向”から“Y方向”へ変更し、登録ボタンB1を押下する。このような設定値変更の入力を受け付けたCPU11aは、干渉情報テーブル102に記録されたデータを消去することにより干渉情報テーブル102を初期化し(S202)、さらに、読み込んだ配筋詳細図に基づいて鉄筋の配筋を行うことにより、鉄筋の配筋状態を第1干渉解消処理前の状態に戻す(S203)。
実施の形態1では、上述したとおり、解消ルールに基づいて変更された配筋における干渉位置の図面を含む結果表が出力される。これに対し、実施の形態2に係る配筋設計支援装置では、解消ルールに基づいて変更された配筋における干渉位置の図面と併せて、当該図面の直前に作成された図面を含む結果表を出力する。ここで、実施の形態2に係る配筋設計支援装置の構成は、実施の形態1に係る配筋設計支援装置1の構成と同様であるため、説明を省略する。また、実施の形態2に係る配筋設計支援装置の動作についても、配筋設計支援装置1の構成と同様であるため、その説明を省略する。
上述した各実施の形態では、干渉位置を示す図面は立体図であるが、本発明はこれに限定されるものではない。干渉位置における干渉状態を判別することができるのであれば、三面図等の平面図又は立体図及び平面図の両方を作成するように配筋設計支援装置が構成されていてもよい。
1a コンピュータ
11a CPU
11b ROM
11c RAM
11d ハードディスク
11e 読出装置
11f 入出力インタフェース
11g 通信インタフェース
11h 画像出力インタフェース
11j バス
12 画像表示部
13 入力部
14a コンピュータプログラム
14b 図面情報データベース
101 解消ルールテーブル
102 干渉情報テーブル
103,104 結果表
Claims (7)
- 建築構造物における鉄筋の配置を示す配筋情報に基づいて、当該鉄筋の干渉を検出する干渉検出手段と、
前記干渉検出手段により検出された鉄筋の干渉に関する干渉情報、及び当該干渉の対応策を入力するための応答欄を含む干渉検出結果表を出力する出力手段と、
前記干渉情報に基づいて構造設計士により提案された対応策が応答欄に入力された干渉検出結果表を受け取る受取手段と、
前記受取手段により受け取られた干渉検出結果表に基づいて、前記検出された鉄筋の干渉を解消するための干渉解消ルールを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された干渉解消ルールに基づいて、前記干渉に係る鉄筋の配置を変更する配筋変更手段と
を備える、配筋設計支援装置。 - 前記干渉検出手段が、前記配筋変更手段による変更後の鉄筋の配置を示す配筋情報に基づいて、当該変更後の配筋における鉄筋の干渉を検出するように構成されており、
構造設計士による処理終了の指示があるまで、前記干渉検出手段、前記出力手段、前記受取手段、前記設定手段、及び前記配筋変更手段を繰り返し実行するように構成されている、
請求項1に記載の配筋設計支援装置。 - 前記出力手段が、前記干渉に係る鉄筋を識別する鉄筋識別情報を含む干渉情報を出力するように構成されている、
請求項1又は2に記載の配筋設計支援装置。 - 前記出力手段が、前記干渉に係る鉄筋の配置を示す図面を含む干渉情報を出力するように構成されている、
請求項1乃至3の何れかに記載の配筋設計支援装置。 - 前記出力手段が、変更前における干渉に係る鉄筋の配置を示す図面及び前記変更後における干渉に係る鉄筋を示す図面を含む干渉情報を出力するように構成されている、
請求項2に記載の配筋設計支援装置。 - コンピュータを用いて建築構造物における配筋設計を支援する配筋設計支援方法において、
コンピュータが、建築構造物における鉄筋の配置を示す配筋情報に基づいて、当該鉄筋の干渉を検出するステップと、
コンピュータが、検出された鉄筋の干渉に関する干渉情報、及び当該干渉の対応策を入力するための応答欄を含む干渉検出結果表を出力するステップと、
前記干渉情報に基づいて構造設計士により提案された対応策が応答欄に入力された干渉検出結果表がコンピュータに入力されるステップと、
コンピュータが、入力された干渉検出結果表に基づいて、前記検出された鉄筋の干渉を解消するための干渉解消ルールを設定するステップと、
コンピュータが、設定された干渉解消ルールに基づいて、前記鉄筋の配置を変更するステップと
を有する、配筋設計支援方法。 - コンピュータを、
建築構造物における鉄筋の配置を示す配筋情報に基づいて、当該鉄筋の干渉を検出する干渉検出手段と、
前記干渉検出手段により検出された鉄筋の干渉に関する干渉情報、及び当該干渉の対応策を入力するための応答欄を含む干渉検出結果表を出力する出力手段と、
前記干渉情報に基づいて構造設計士により提案された対応策が応答欄に入力された干渉検出結果表を受け取る受取手段と、
前記受取手段により受け取られた干渉検出結果表に基づいて、前記検出された鉄筋の干渉を解消するための干渉解消ルールを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された干渉解消ルールに基づいて、前記干渉に係る鉄筋の配置を変更する配筋変更手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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