JP2020201654A - 操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法 - Google Patents

操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法 Download PDF

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尚賢 瀧脇
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天瑶 李
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Abstract

【課題】ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法を提供する。【解決手段】操作マニュアル作成支援装置1は、プロセッサ10と、プロセッサが使用するデータを格納するメモリ20とを備えたコンピュータとして構成されている。メモリは、操作マニュアルの生成に使用する画像データ情報及び文章データ情報を含む操作マニュアル生成用情報182と、生成した操作マニュアルについての情報である操作マニュアル情報194と、を格納している。プロセッサは、メモリから操作マニュアル生成用情報を取得し、取得した情報を使用して操作マニュアルを生成し、その際、操作マニュアル生成用情報のうち、コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を、コンピュータシステムの画面設計図に含まれている情報から取得する。【選択図】図9

Description

本発明は、操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法に関する。具体的には、コンピュータシステムの取扱方法や操作方法などを記した説明書(以下、「操作マニュアル」と称する。)を効率よく作成するための装置、及び方法に関する。
コンピュータシステムを開発するときは、開発者は、当該システムの使用方法や操作方法などをユーザーに説明するために、操作マニュアルを作成しなければならない。しかし、操作マニュアルの作成は、コンピュータシステムの開発に付随する副次的な作業に過ぎない。したがって、コンピュータシステムの開発者は、コンピュータシステムの開発において主要な作業を十全に行うために、操作マニュアルを効率よく作成することが望ましい。
今日、コンピュータシステムの操作はGUI(Graphical User Interface)を介してなされる場合が多い。このようなGUIを介して操作を行うコンピュータシステム(以下、「GUIアプリケーション」と称する。)の操作マニュアルを効率よく作成するための関連技術として、例えば、特許文献1には、GUIアプリケーションに対するイベントを生起する操作部品を有するアプリケーション実行画面で、操作部品の操作により生起されたイベントの情報たる部品クラス名及びタイプを取得するイベント情報取得部と、取得したイベントの情報に基づき、操作された操作部品に関連付けて表示された文字列をGUIアプリケーションに対して問い合わせる表示文字列問い合わせ部と、イベントの情報に含まれる、操作された操作部品を特定する要素たる部品クラス名及びタイプと、これら部品クラス名及びタイプに対応する定型文字列及び名前とが登録されたリストと、取得したイベントの情報に基づき、リストを参照して、問い合わせた文字列と連結して操作説明文言を構成するための定型文字列、及び操作された操作項目の名前を判定する判定部と、表示文字列問い合わせ部にて取得した文字列と判定部により判定した定型文字列及び操作項目の名前とを所定のフォーマットで連結して操作説明文言を作成する連結部と、リストを更新するための情報を入力する入力部と、を具備するGUIアプリケーションの操作説明文言作成装置に係る技術が開示されている。この特許文献1には、当該技術により、GUIアプリケーションの操作マニュアルの作成に用いられる操作説明文言を、GUIアプリケーションの実行画面で表示されている文字列を用いて作成することができ、操作マニュアルの作成を効率化することができる旨が記載されている。
特許4078356号公報
特許文献1に開示されている技術は、操作や実行が可能な既存のコンピュータシステムからユーザインタフェース(User Interface; UI)に関する情報を取得して、当該システムの操作マニュアルを自動的に生成する、という特徴を備える。そのため、当該技術は、例えば、操作マニュアルの作成対象であるコンピュータシステム(以下、「対象システム」と称する。)の開発と並行して操作マニュアルを作成する場合や、ユーザインタフェースに関する仕様の変更頻度が高いコンピュータシステムの操作マニュアルを作成する場合など、操作マニュアルの生成時に対象システムのユーザインタフェースが未完成のときには実施することができない。
そこで、本発明は、ユーザインタフェースが未完成のコンピュータシステムについても、ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、コンピュータシステムの操作方法を記した操作マニュアルの作成を支援する操作マニュアル作成支援装置であって、
プロセッサと、プロセッサが使用するデータを格納するメモリとを備えたコンピュータとして構成され、
メモリは、
操作マニュアルの生成に使用する画像データ情報及び文章データ情報を含む操作マニュアル生成用情報と、
生成した操作マニュアルについての情報である操作マニュアル情報と、を格納しており、
プロセッサは、
メモリから操作マニュアル生成用情報を取得し、取得した情報を使用して操作マニュアルを生成し、その際、
操作マニュアル生成用情報のうち、コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を、コンピュータシステムの画面設計図に含まれている情報から取得する、
操作マニュアル作成支援装置である。
また、本発明の他の一態様は、コンピュータシステムの操作方法を記した操作マニュアルの作成を支援する操作マニュアル作成支援方法であって、
プロセッサと、プロセッサが使用するデータを格納するメモリとを備えたコンピュータが、
メモリから操作マニュアルの生成に使用する画像データ情報及び文章データ情報を含む操作マニュアル生成用情報を取得する処理と、
取得した情報を使用して操作マニュアルを生成する処理と、を実行し、
操作マニュアル生成用情報を取得する処理においては、操作マニュアル生成用情報のうち、コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を、コンピュータシステムの画面設計図に含まれている情報から取得する、
操作マニュアル作成支援方法である。
その他、本願が開示する課題とその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面の記載によって明らかにされる。
本発明によれば、ユーザインタフェースが未完成のコンピュータシステムについても、ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法が提供される。
操作マニュアル作成支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 操作マニュアル作成支援装置の機能ブロック例を示す図である。 操作マニュアル作成情報データのデータ構造例を示す図である。 操作マニュアル作成情報データ取得処理の一例を示すフローチャートである。 操作マニュアル生成用データ取得部が取得した画像データの構成例を示す画面図である。 操作マニュアル生成用データ取得部が取得した囲繞線付画像データの構成例を示す画面図である。 操作マニュアル生成用データ取得部が取得した抽出定義情報データの構成例を示す画面図である。 操作マニュアル生成用データの編集画面の構成例を示す画面図である。 操作マニュアルデータ生成処理の一例を示すフローチャートである。 操作マニュアルデータ生成部が生成した操作マニュアルデータの構成例を示す画面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
−−−操作マニュアル作成支援装置について−−−
<操作マニュアル作成支援装置のハードウェア構成例>
まず、操作マニュアル作成支援装置の物理的な構成について説明する。図1に、操作マニュアル作成支援装置1のハードウェア構成例を模式的に示した。図1に示したように、操作マニュアル作成支援装置1は、一点鎖線で示した開発拠点102の外部に設置されており、各開発拠点102a、102b、…、102n(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「開発拠点102」と総称する。)の内部に設置されているデータ端末装置(Data Terminal Equipment; DTE)104a、104b、…、104n(以下、まとめて言うときや特に区別しないときには「データ端末装置104」と総称する。)と、インターネットや専用線などの通信ネットワーク108を介して接続される。操作マニュアル作成支援装置1に対しては、各ユーザーが保有するスマートフォンやタブレットなどの携帯機器(不図示)が通信ネットワーク108を介して接続されてもよい。本実施形態における操作マニュアル作成支援装置1は、1つ又は複数の汎用サーバからなるサーバ装置を想定している。操作マニュアル作成支援装置1は、ラップトップPCなどの汎用コンピュータであってもよいし、携帯機器を含む構成であってもよい。また、操作マニュアル作成支援装置1やデータ端末装置104と通信ネットワーク108とは周知の通信用機器(106a、106b)を介して有線で接続されるが、無線で接続されてもよい。
次に、操作マニュアル作成支援装置1の機能的な構成について説明する。図2に、操作マニュアル作成支援装置1の機能ブロックの一例を示した。操作マニュアル作成支援装置1の各構成要素は、前記の図1に例示したように、CPU(Central Processing Unit)
及び各種コプロセッサなどの演算器10、メモリ20、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive; HDD)、半導体ドライブ(Solid State Drive; SSD)などのストレージ40、データの入出力を行うための入出力装置30、それらを連結する有線又は無線の通信線を含むハードウェアと、ストレージ40に格納され、演算器10に処理命令を供給するソフトウェアによって実現される。コンピュータプログラムは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、それらの上位層に位置する各種アプリケーションプログラム、また、これらのプログラムに共通機能を提供するライブラリによって構成されてもよい。以下に説明する各ブロックは、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
操作マニュアル作成支援装置1は、ラップトップPCなどの汎用コンピュータと、これにインストールされたウェブブラウザを含む構成であってもよいし、ウェブサーバを含む構成であってもよい。
<操作マニュアル作成支援装置の機能ブロック例>
図2に示したように、操作マニュアル作成支援装置1は、ユーザインタフェース部120、通信部140、データ処理部160、及びデータ格納部180を含む。
ユーザインタフェース部120は、キーボードやタッチスクリーンを介してオペレータからの入力を受け付けるほか、画像表示や音声出力など、ユーザインタフェースに関する処理を担当する。通信部140は、通信ネットワーク108を介してデータ端末装置104や、各ユーザーが保有する携帯機器との通信処理を担当する。データ格納部180は各種データを格納する。データ処理部160は、ユーザインタフェース部120や通信部140により取得されたデータ、及びデータ格納部180に格納されているデータに基づいて各種処理を実行する。データ処理部160は、ユーザインタフェース部120、通信部140、及びデータ格納部180のインタフェースとしても機能する。
データ処理部160は、操作マニュアル生成用データ取得部162、操作マニュアル生成用データ編集部164、及び操作マニュアルデータ生成部166を含む。
操作マニュアル生成用データ取得部162は、操作マニュアルを生成するための各種の情報(以下、「操作マニュアル生成用データ」と称する。)を取得し、後述する操作マニュアル生成用データ格納部182に送信する。操作マニュアル生成用データ取得部162が操作マニュアル生成用データを取得するときに実行する一連の処理を、操作マニュアル生成用データ取得処理と称する。この操作マニュアル生成用データ取得処理の詳細は、図4に関連して後述する。操作マニュアル生成用データ編集部164は、オペレータからの入力に応動して、後述する操作マニュアル生成用データ格納部182に格納されている操作マニュアル生成用データを編集する。操作マニュアルデータ生成部166は、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納されている操作マニュアル生成用データに基づいて、操作マニュアルを示すデータ(以下、「操作マニュアルデータ」と称する。)をファイルごとに生成する。操作マニュアルデータは、画像による視覚情報を含む文書データであり、HTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language
)などのマークアップ言語によって生成されるほか、所定のワードプロセッサにおいてドキュメントを扱うために使用されているファイルフォーマットに基づいて生成することもできる。また、操作マニュアルデータの書式やレイアウトは、スタイルシートによって定義される。操作マニュアルデータ生成部166が操作マニュアルデータを生成するときに実行する一連の処理を、操作マニュアルデータ生成処理と称する。この操作マニュアルデータ生成処理の詳細は、図9に関連して後述する。
通信部140は、各開発拠点102のデータ端末装置104から入力を受け付ける。データ処理部160は、ユーザインタフェース部120に操作マニュアル生成用データ、又は操作マニュアルデータを表示させる。
データ格納部180は、操作マニュアル生成用データ格納部182、画像データ格納部184、抽出定義情報データ格納部186、生成ファイル名データ格納部188、スタイルシートデータ格納部190、及び操作マニュアルデータ格納部192を含む。
操作マニュアル生成用データ格納部182は、前述した操作マニュアル生成用データをファイルごとに格納する。操作マニュアル生成用データのデータ構造の例を図3に示した。図3に示したように、操作マニュアル生成用データ格納部182には、生成する操作マニュアルを一意に識別するためのマニュアルID301、生成する操作マニュアルの名称を示すマニュアル名302、操作マニュアル生成用データ取得部162が取得した画像データを一意に識別するための部位ID303、1つのユーザインタフェースが複数の画像データから構成されている場合に、複数の画像データ同士の包含関係を一意に識別するための親部位ID304、画像データの取得元のユーザインタフェース画面における、当該
画像データの左上頂点の位置を示す左上位置情報305、画像データの取得元のユーザインタフェース画面における右下頂点の位置を示す右下位置情報306、画像データのファイル名を示す画像ファイル名307、画像データが取得元のユーザインタフェース画面のどの部位に該当するかを示す部位名308、及び画像データの取得元のユーザインタフェースにおける役割などを示す説明309を司るデータが、ファイルごとに格納されている。このうち、マニュアルID301、マニュアル名302、部位ID303、親部位ID304、左上位置情報305、右下位置情報306、及び画像ファイル名307は、操作マニュアル生成用データ取得部162が、画像データ格納部184に格納されている画像データ、及び囲繞線付画像データと、抽出定義情報データ格納部186に格納されている抽出定義情報データとに基づいて自動的に生成するデータ(画像データに関する情報)である。また、部位名307、及び説明308は、操作マニュアル生成用データ編集部164が、オペレータの入力に応動して生成する文字配列データ(文章データ情報)である。
なお、画像ファイル名307は、マニュアル生成用データ取得部162が、マニュアル名302、部位ID303、及び抽出定義データに含まれている当該画像データのファイル形式に基づいて生成する。
また、左上位置情報305、及び右下位置情報306は、当該画像データの取得元のユーザインタフェース画面の左上頂点を原点とし、水平方向をX軸方向、垂直方向をY軸方向とした二次元直交座標系に基づいて規定される。
図3に示した操作マニュアル生成用データにおいては、例えば、部位ID「1」が付与された画像データについて、マニュアルID「1」が付与された「todoA」という名のタスク管理ツールのユーザインタフェースを構成しているビットマップ形式の画像データであること、「todoA_1.bmp」という画像ファイル名が付与されていること、取得元のユーザインタフェース画面における左上頂点の位置が「10,10」であり、右下頂点の位置が「630,470」であること、同じユーザインタフェース画面から取得された部位ID「2」、及び部位ID「3」が付与された画像データに対する親部位であること、オペレータにより「ToDo検索画面」という部位名と、「登録されているToDoを検索する画面です。」という説明とが付与されていること、などが示されている。
画像データ格納部184は、操作マニュアル生成用データ取得部162が取得した画像データ(画像データ情報)を格納する。この画像データの一例を図5に示した。図5は、画像データの構成例を示す画面図である。図5に示した画像データは、図3に「todoA_1.bmp」として示した画像データと同一であり、対象システムに実装されている「todoA」という名称のタスク管理ツールのユーザインタフェースを示している。図5に示した画像データは、データ端末装置104の表示装置にユーザインタフェースとして表示される。対象システムのユーザーは、画面左上に配置されているテキストボックス501に任意の文字列を入力し、画面右上に配置されている「検索」ボタン502をクリックすると、画面中央の表示領域503に検索結果が表示される。また、画面右下に配置されている「クリア」ボタン504をユーザーがクリックすると、テキストボックス501に表示されている文字列、及び表示領域503に表示されている検索結果が消去される。
また、画像データのなかには、所定の部位の周囲を囲繞する囲繞線が付されている画像データ(以下、「囲繞線付画像データ」と称する。)が存在する。この囲繞線付画像データの一例を図6に示した。図6は、囲繞線付画像データの構成例を示す画面図であり、図5に示した「todoA」のユーザインタフェースを構成している各部位が、破線で示した囲繞線601〜603によって囲繞されている。この囲繞線は、後述する操作マニュア
ル生成用データ取得処理において、操作マニュアル生成用データ取得部162が、各部位についての画像データを取得するために使用される。画像データ格納部184は、この囲繞線付画像データも格納する。
抽出定義情報データ格納部186は、画像データや囲繞線付画像データのファイル形式、囲繞線のカラーコード、画像データや囲繞線付画像データを取得するときのマージン領域の寸法などといった、画像データや囲繞線付画像データを取得する際の抽出条件を定義している情報(以下、「抽出定義情報」と称する)を示すデータを、これらのデータを取得するユーザインタフェース画面(以下、「取得対象画面」と称する。)ごとに格納する。この抽出定義情報データのデータ構造の一例を図7に示した。図7は、操作マニュアル生成用データ取得部162が取得した抽出定義情報データの構成例を示す画面図である。例えば、図7に示した抽出定義情報データに基づいて画像データや囲繞線付画像データを取得する場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、画像データ、及び囲繞線付画像データを、いずれもビットマップ形式で取得する。また、このときに、操作マニュアル生成用データ取得部162は、画像データや囲繞線付画像データの周縁部に、所定の寸法のマージン領域を確保する。図7に示した抽出定義情報データを使用する場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、RGBカラーモデルによって赤色として定義されている囲繞線の位置を基準として「10」となる寸法のマージン領域を、囲繞線の外側に確保する。
生成ファイル名データ格納部188は、操作マニュアルデータ生成部166が生成する操作マニュアルデータの名称を示すデータ(以下、「生成ファイル名データ」と称する。)を格納する。
また、スタイルシートデータ格納部190は、操作マニュアルデータの書式やレイアウトなどを定義するスタイルシートデータを格納する。
データ格納部180は、上記の各種データ格納部(182、184、186、188、190)に加えて、操作マニュアルデータ格納部192を含む。この操作マニュアルデータ格納部192は、操作マニュアルデータ生成部166が生成した操作マニュアルデータを操作マニュアルごとに格納する。
ユーザインタフェース部120は、オペレータからの入力を受け付ける入力部122と、オペレータに対して画像や音声などの各種情報を出力する出力部124とを含む。入力部122は、主として、キーボードやポインティングデバイスに対するオペレータの入力操作を検出する。
なお、上記においては、操作マニュアル作成支援装置1の各機能が、1台の装置によって一体的に実現されているとして説明した。しかし、これらの各機能は、相互に接続された複数の装置、又はサーバによって実現されていてもよい。
<操作マニュアルの作成過程>
以上で説明した操作マニュアル作成支援装置1が、あるコンピュータシステムのユーザインタフェースに関する操作マニュアルの作成作業を支援する過程を、以下で説明する。
操作マニュアル作成支援装置1は、対象システムのユーザインタフェースの完成後のみならず、対象システムのユーザインタフェースが未完成であっても、当該ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを自動的に生成することができる。
−−−作成例1−−−
そこでまず、対象システムのユーザインタフェースが未完成の場合に、操作マニュアル作成支援装置1が当該ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルの作成を支援する過程を、図3〜10を用いて説明する。なお、以下の説明は、図3に「todoA」として示されているタスク管理ツールについての操作マニュアルを作成する場合を例に行う。
操作マニュアル作成支援装置1は、対象システムから必要なデータを取得して、当該対象システムのユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルの大部分を自動的に生成する。しかし、対象システムのユーザインタフェースが未完成の場合には、必要なデータのうち、ユーザインタフェースの図示に用いる画像データを、対象システムから直接取得することができない。そこで、操作マニュアル生成支援装置1は、このような場合には、データ端末装置104のストレージ(不図示)に格納されている当該対象システムの画面設計図から画像データを取得して、対象システムのユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを自動的に生成する。
<操作マニュアル生成用データ取得処理>
はじめに、操作マニュアル生成用データ取得処理の詳細を、図4を参照しつつ説明する。操作マニュアル作成支援装置1は、対象システムのユーザインタフェースが未完成の場合、対象システムの画面設計図から操作マニュアル生成用データ、画像データ、囲繞線付画像データ、及び抽出定義情報データを取得して、操作マニュアル生成用データ格納部182、及び画像データ格納部184に格納する。
操作マニュアル生成用データ取得部162は、まず、画面設計図から上述した画像データ、囲繞線付画像データ、及び抽出定義情報データを取得し、画像データ、及び囲繞線付画像データを画像データ格納部184に、抽出定義情報データを抽出定義情報データ格納部186に、それぞれ格納する(S401)。
また、このとき、操作マニュアル生成用データ取得部162は、図3に示したマニュアル名302を示すデータを、画面設計図中の画像ファイルの名称に基づいて作成し、生成ファイル名データ格納部188に格納する。さらに、操作マニュアル生成用データ取得部162は、生成した生成マニュアル名データが生成マニュアル名データ格納部190に格納されていない場合には、図3に示したマニュアルID301を新たに生成し、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納する。一方、生成した生成マニュアル名データが生成マニュアル名データ格納部190に格納されている場合には、操作マニュアル生成用データ取得部162から当該生成マニュアル名データに対応するマニュアルIDを読み込み、生成した生成マニュアル名データと対応付けを行う。
次に、操作マニュアル生成用データ取得部162は、囲繞線を検出するために、取得した画像データを走査する。このときに走査マニュアル生成用データ取得部162が走査を行う画像データを、走査対象画面と称する。囲繞線は、抽出定義情報データ格納部186に格納されている抽出定義情報データ中のカラーコードによってその色彩が定義されており、操作マニュアル生成用データ取得部162は、このカラーコードに基づいて、走査対象画面上を走査する(S402)。
走査は、走査対象画面の左上頂点を原点とし、X成分、及びY成分をそれぞれ1ドット単位で規定する二次元直交座標系において、原点から右方向に、1ドットずつ水平に行われる。例えば、図5に示した「todoA」の画面を走査対象画面とし、当該走査対象画面の右下頂点のX成分が480、Y成分が640である場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、原点である(0,0)から開始して(1,0)、(2,0)、…とX成分を1ずつ増加させ、当該画面上を走査する。走査が当該行の右端である(480,0
)まで完了すると、操作マニュアル生成用データ取得部162は、走査した行の1ドット下の行の左端である(0,1)から再び右方向へ1ドットずつ水平に走査する。この一連の走査を、主走査と称する。
操作マニュアル生成用データ取得部162は、当該画像中に囲繞線を検出した場合(S403:YES)、主走査を中断し、当該囲繞線上を右方向に1ドットずつ走査する(S404)。この囲繞線に沿って行う走査を、副走査と称する。
副走査において、囲繞線が途切れた場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は囲繞線の右端に到達したと判定し、走査方向を転換する。このとき、操作マニュアル生成用データ取得部162は、それまでの走査方向に対して直交する方向を新たな操作方向とする。画面の左から右に向けて水平方向に走査が行われていた場合には、新たに下方を走査方向として鉛直方向に1ドットずつ副走査を続行する。
囲繞線の下端に到達すると、操作マニュアル生成用データ取得部162は走査方向を転換し、囲繞線上をさらに左方に1ドットずつ走査する。囲繞線の左端に到達すると、操作マニュアル生成用データ取得部162は、再び走査方向を転換し、囲繞線上を上方に1ドットずつ走査する。囲繞線の上端まで副走査が行われ、走査対象画面の左上頂点を原点とする二次元直交座標系においてこの囲繞線の上端となる点の位置と副走査の開始点の位置とが同一である場合(S405:YES)、操作マニュアル生成用データ取得部162は、当該囲繞線に囲繞されている領域の表示内容を画像データとして取得して、画像データ格納部184に格納する(S406)。このとき、操作マニュアル生成用データ取得部162は、囲繞線の各頂点の位置座標と、抽出定義情報データに含まれているマージン領域の寸法に基づいて、実際に画像データとして取得する範囲を計算する。例えば、走査対象画面の左上頂点を原点とする二次元直交座標系において、囲繞線の左上位置座標が(10,10)、右下位置座標が(630,470)であり、抽出定義情報データによって定義されているマージン領域の寸法が「10」である場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、当該囲繞線の左上位置座標のX成分、及びY成分からそれぞれ10を減算して(0,0)とし、当該囲繞線の右下位置座標のX成分、及びY成分にそれぞれ10を加算して(640,480)として、この範囲の矩形領域内の表示内容を画像データとして取得する。
また、このとき、操作マニュアル生成用データ取得部162は、取得した画像データについて、左上位置座標(0,0)や右下位置座標(640,480)、画像ファイル名などの操作マニュアル生成用データを構成している各種情報を取得して、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納する。
一方、操作マニュアル生成用データ取得部162は、囲繞線の上端まで副走査が行われ、囲繞点の上端となる点の位置と副走査の開始点の位置とが走査対象画面の左上頂点を原点とする二次元直交座標系において一致しない場合(S405:NO)、当該囲繞線によって囲繞された領域内についての画像データを取得することなく副走査を終了し、主走査を中断位置から再開する(S402)。
なお、上記の説明においては、操作マニュアル生成用データ取得部162が、副走査が完了したときに、囲繞線の始点の位置と終点の位置とが同一の二次元直交座標系において一致するか否かを判定(S405)し、一致する場合(S405:YES)に、囲繞線によって囲繞された領域について画像データを取得する(S406)として説明した。しかし、操作マニュアル生成用データ取得部162は、例えば、走査方向を転換した回数が3回の場合や、検出された頂点の数が4つの場合に、囲繞線に囲繞された領域について画像データを取得するとしてもよい。
操作マニュアル生成用データ取得部162は、走査対象画面において囲繞線を検出することなく当該画面の最下行の右端に到達した場合(S403:NO)、主走査が完了したと判定する(S407:YES)。例えば、図5に示した画像データおいて、右下位置(480,640)まで主走査を行った場合や、図6に示した囲繞線付画像データ取得画像において、全ての副走査を完了した後に右下位置(480,640)まで主走査を行った場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、主走査が完了したと判定する(S407:YES)。
主走査が完了したと判定した場合(S407:YES)、操作マニュアル生成用データ取得部162は、1つの走査対象画面から複数の画像データを取得したかを判定する(S408)。1つの走査対象画面から複数の画像データを取得した場合(S408:YES)、これらの画像データ同士の包含関係を、当該走査対象画面の左上頂点を原点とする二次元直交座標系における、各画像データの左上頂点及び右下頂点の位置に基づいて決定する(S409)。具体的には、左上頂点の位置と右下頂点の位置とによって各画像データの配置を規定し、ある画像データが配置されている領域が別の画像データが配置されている領域内である場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、この2つの画像データが包含関係を有すると判定する。そして、もう一方の画像データを領域内にすべて含む画像データを親部位と定義し、親画像の領域内に領域が配置される画像データを子部位とする。上記の二次元直交座標系において、画像データαの左上位置座標が(10,10)、右下位置座標が(630,470)であり、画像データβの左上位置座標が(20,20)、右下位置座標が(620,380)である場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、画像データβは画像データαに包含されていると判定し、画像データαを親部位、画像データβを子部位とする。
例えば図3において、部位IDが「2」及び「3」の画像データは、部位IDが「1」の画像データを親部位とする子部位である。すなわち、図6に示したように、囲繞線602によって囲繞されている部位ID「2」の画像データに対応する部位や、囲繞線603によって囲繞されている部位ID「3」の画像データに対応する部位は、囲繞線601によって囲繞されている部位ID「1」の画像データに対応する部位の内側に配置されている。この場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、部位ID「2」の画像データ、及び部位ID「3」の画像データについて、それぞれ親部位ID「1」を、これらの画像データの親部位である画像データの部位ID「1」に基づいて付与する。操作マニュアル生成用データ取得部162は、取得した画像データ同士の包含関係を示すこれらの情報を、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納し、操作マニュアル生成用データ取得処理を終了する。
なお、上記のS406において、操作マニュアル生成用データ取得部162は、取得した画像データに対して部位IDを付与し、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納する。1つの走査対象画面から複数の画像データを取得したときは、操作マニュアル生成用データ取得部162は、これらの画像データに対して、取得した順番に基づいて部位IDを「1」から順に付与する。また、操作マニュアル生成用データ取得部162は、取得した画像データに対して親部位となる画像データが複数ある場合、各画像データの親部位IDを参照し、親部位IDの値が最も大きい画像データの部位IDを、当該画像データの親部位IDとする。
他方、1つの走査対象画面から1つの画像データのみを取得した場合には、操作マニュアル生成用データ取得部162は、複数の画像データを取得していないと判定する(S408:NO)。この場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、取得した画像データに対して部位ID「1」、及び親部位ID「0」をそれぞれ付与し、これらの情報を
操作マニュアル生成用データ格納部182に格納して、操作マニュアル生成用データ取得処理を終了する。
操作マニュアル生成用データ取得処理において、操作マニュアル生成用データ取得部162は、主走査が完了したか否かを、継続的に判定する(S407)。主走査が完了しない場合(S407:NO)、操作マニュアル生成用データ取得部162は主走査を続行する(S402)。
上述した操作マニュアル生成用データ取得処理において、操作マニュアル生成用データ取得部162は、主走査、及び副走査のいずれをも、常に直線に沿って行う。そのため、操作マニュアル生成支援装置1によれば、走査対象画面上を効率よく走査することができるとともに、走査対象画面上に複数の囲繞線が重なり合って描画されている場合にも、囲繞線や、囲繞線によって囲繞されている領域を、1つずつ確実に検出することができる。
なお、以上で説明した操作マニュアル生成用データ取得処理の結果、取得されるデータは、前述したように、図3に示した操作マニュアル生成用データのうち、マニュアルID301、マニュアル名302、部位ID303、親部位ID304、左上位置情報305、右下位置情報306、及び画像ファイル名307を示すデータである。すなわち、図3に示した操作マニュアル生成用データに含まれる各種データのうち、部位名308、及び説明309を示すデータは、操作マニュアル生成用データ取得部162によって自動的に取得されるデータではなく、操作マニュアル生成用データ編集部164が、オペレータからの入力に応動して生成するデータである。そこで、操作マニュアル生成用データ編集部164がこれらのデータを生成するために必要な情報をオペレータが入力するための画面の一例を、図8に示す。図8は、操作マニュアル生成用データの編集画面の構成例を示す画面図である。オペレータは、図8に示した編集画面を操作マニュアル作成支援装置1のタッチスクリーンに表示させてこれらのデータに関する情報を適宜に入力する。具体的には、オペレータが、編集する部位ID801を指定すると、操作マニュアル生成用データ編集部164は、指定された部位ID801をキーに、当該部位ID303に対応する部位名308とその説明309を示すデータを図3に示した操作マニュアル生成用データ格納部182から読み込み、図8に示した編集画面の編集領域(802、803)に表示させる。一方、当該部位IDに対応する部位名308やその説明309を示すデータが操作マニュアル生成用データ格納部182に格納されていない場合には、図8に示した編集画面において、部位名を編集する編集領域802、及び当該部位の説明を編集する編集領域803は、いずれも空欄となる。オペレータは、それぞれ対応する編集領域(802、803)に表示されている文字配列を適宜に編集したり、新たに文字配列を入力したりすることによって、指定した部位IDごとに、部位名とその説明を編集することができる。そして、画面上の「登録」ボタン804を介して登録を指示することによって、操作マニュアル生成用データに編集結果を反映させることができる。操作マニュアル生成用データ編集部164は、登録指示を入力部122から受信すると、操作マニュアル生成用データ格納部182に編集後のデータを格納する。
オペレータは、上記の操作を行うことで、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納されているこれらのデータをいつでも編集することができる。
操作マニュアルデータ作成支援装置1においては、操作マニュアル生成用データ取得部162が操作マニュアル生成用データの大部分を自動的に取得する。すなわち、オペレータは、操作マニュアル生成用データ編集部164が部位名、及び当該部位の説明を示す文字配列データを生成するために使用する情報を入力するだけで、ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを完成させることができる。したがって、操作マニュアル作成支援装置1によれば、操作マニュアル生成用データを構成する全てのデータをオペレ
ータが取得する場合と比較して、対応システムの操作マニュアルを効率よく作成することができる。
<操作マニュアルデータ生成処理>
操作マニュアルデータ生成部166は、上述した操作マニュアル生成用データ取得処理で取得した各種データを使用して、操作マニュアルデータを生成する。操作マニュアルデータ生成部166が操作マニュアルを生成する際に行う処理(以下「操作マニュアルデータ生成処理」と称する。)の詳細を、図9、及び図10を参照しつつ説明する。図9は、操作マニュアルデータ生成処理の一例を示すフローチャートである。また、図10は、操作マニュアルデータ生成部166が生成した操作マニュアルデータの構成例を示す画面図である。操作マニュアルデータ生成部166は、入力部122を介してオペレータから操作マニュアルデータの作成リクエストを受信すると、操作マニュアルデータ生成処理を開始する。
なお、操作マニュアルデータ生成部166は、操作マニュアルデータの作成リクエストを、通信部140を介してデータ端末装置104から受け付けてもよい。
まず、操作マニュアルデータ生成部166は、生成ファイル名データ格納部188に格納されている生成ファイル名データ、及びスタイルシートデータ格納部190に格納されているスタイルシートデータを読み込む(S901)。
生成ファイル名データは、図3に示した操作マニュアル生成用データにおいて、「マニュアル名302」として示されている文字配列データである。操作マニュアルデータ生成部166は、この生成ファイル名データに基づいて、操作マニュアルデータの生成対象を一意に識別する。生成ファイル名データは、具体的には、例えば[todoA,todoB,todoC]のように定義される。上記の生成ファイル名データの一例は、括弧内に記されている「todoA」、「todoB」、「todoC」という3つのタスク管理ツールについて操作マニュアルデータが生成される旨を示している。
また、スタイルシートデータは、操作マニュアルデータ生成部166が操作マニュアルデータを生成する際に、その書式やレイアウトなどを定義するために使用するデータである(S904に関連して後述)。スタイルシートデータは、予め定義され、スタイルシートデータ格納部190に格納されている。
入力データ取得処理(S901)が終了すると、操作マニュアルデータ生成部166は、次に、操作マニュアル生成用データ格納部182から操作マニュアル生成用データの読み込みを行う(S902)。具体的には、操作マニュアルデータ生成部166は、図3に301〜309として示した操作マニュアル生成用データの各項目を、S901において生成ファイル名データ格納部188から読み込んだ生成ファイル名データに含まれているマニュアル名302をキーとして読み込む。
操作マニュアル生成用データの読み込みが完了すると、操作マニュアルデータ生成部166は、さらに、画像データ格納部184から画像データを取得する(S903)。具体的には、S902において操作マニュアル生成用データ格納部182から読み込んだ操作マニュアル生成用データ中の画像ファイル名307に対応する画像データを、画像データ格納部184から読み込む。
そして、操作マニュアルデータ生成部166は、上記したS901〜S903の各ステップで読み込んだ各種データを使用して、操作マニュアルデータを生成する(S904)。操作マニュアルデータ生成部166は、操作マニュアルデータを生成すると、操作マニ
ュアルデータ生成処理を終了する。
上記の操作マニュアルデータ生成処理によって生成された操作マニュアルデータの構成例を、図10に示した。図10は、本実施形態に係る操作マニュアル作成支援装置1が作成した、「todoA」についての操作方法を説明する操作マニュアルの一例である。図10に示した操作マニュアルは、その文書構造を示す章節番号1001、題名1002、題名ごとの具体的な説明1003、及び説明ごとに付される図面1004から構成されている。このうち、章節番号1001は、操作マニュアルデータ生成部166が、上記のS901において生成ファイル名データ格納部188から読み込んだ生成ファイル名データと、上記のS902において操作マニュアル生成用データ格納部182から読み込んだ操作マニュアル生成用データとに基づいて生成する。また、題名1002、及び説明1003は、それぞれ、操作マニュアルデータ生成部166が、上記のS902において操作マニュアル生成用データ格納部182から読み込んだ操作マニュアル生成用データに基づいて生成する。ここで、題名1002は、図3における部位名308に対応する。一方、説明1003は、図3における部位の説明309に対応する。さらに、図面1004は、操作マニュアルデータ生成部166が、上記のS903において画像データ格納部184から読み込んだ画像データに基づいて生成する。なお、図10に示した操作マニュアルデータの書式やレイアウトなどは、上述したように、前記のS901で読み込んだスタイルシートデータによって定義される。
以上、一例として、ある開発中のコンピュータシステムに実装されている「todoA」という名称のタスク管理ツールの操作方法を説明する操作マニュアルの作成過程を、図3〜10を参照しつつ説明した。
以上で説明した操作マニュアル作成支援装置1において、操作マニュアル生成用データ取得部162は、対象システムの画面設計図から画像データを取得して、操作マニュアルを生成する。そのため、操作マニュアル作成支援装置1によれば、ユーザインタフェースを介して操作を行う対象システムの操作方法を、操作画面を適宜に示しつつ、効果的に説明することができる。
操作マニュアル生成用データ取得部162は、対象システムの画面設計図から当該ユーザインタフェースを図示するための画像データを取得する。そして、操作マニュアル生成部166は、この画像データを使用して、操作マニュアルデータの大半を自動的に生成する。そのため、オペレータは、図3に示した操作マニュアル生成用データの各項目のうち、部位名308、及びその説明309について情報を入力し、操作マニュアル生成用データ編集部164に対して送信するだけで、操作マニュアルデータを作成することができる。したがって、操作マニュアル作成支援装置1によれば、対象システムのユーザインタフェースが未完成であっても、操作マニュアルの作成に着手することができる。また、操作マニュアル作成支援装置1によれば、操作マニュアルの作成に要するオペレータの作業量を大幅に低減することができる。その結果、操作マニュアル作成支援装置1によれば、対象システムのユーザインタフェースが未完成であっても、ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる。
−−−作成例2(画像データの更新)−−−
操作マニュアル作成支援装置1は、対象システムのユーザインタフェースが完成後に、当該対象システムのユーザインタフェースを示す画像データを当該対象システムから直接取得して、上述した操作マニュアルデータ生成処理において生成した操作マニュアルデータに含まれる画像データを、新たに取得した画像データと交換することができる。
この場合における、操作マニュアル生成用データ取得処理、及び操作マニュアルデータ
生成処理は、概略的には、対象システムのユーザインタフェースが未完成の時点において行われた場合と同様である。このうち、図4に示した操作マニュアル生成用データ取得処理においては、操作マニュアル生成用データ取得部162は、対象システムから画像データを取得し(S401)、取得した画像データについて、S402以降の一連の処理を行う。それにより、操作マニュアル生成用データ取得部162が、同一のユーザインタフェースについて、同一の部位を示す画像データを取得した場合、操作マニュアル生成用データ取得部162が、当該画像データを画像データ格納部184に格納する(S401,S406)ことによって、画像データ格納部184に格納されている画像データが上書きされる。また、操作マニュアル生成用データ取得部162は、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納されている当該画像データに関する情報を更新する(S409)。
また、この場合、操作マニュアルデータ生成部166は、上記の操作マニュアル生成用データ取得処理において更新された画像データ、及び操作マニュアル生成用データを使用して、図9に示した操作マニュアルデータ生成処理におけるS901〜S904の一連の処理を行い、生成した操作マニュアルデータを操作マニュアルデータ格納部192に格納する。その結果、当該ユーザインタフェースについての操作マニュアルデータが上書きされる。
なお、操作マニュアル作成支援装置1は、図4に示した操作マニュアル生成用データ取得処理と、図9に示した操作マニュアルデータ生成処理とのいずれをも、対象システムのユーザインタフェースが完成後に実行して、対象システムの操作マニュアルデータを作成することができる。この場合、図4に示した操作マニュアル生成用データ取得処理において、操作マニュアル生成用データ取得部162は、当該対象システムのユーザインタフェースを示す画像データを当該対象システムから直接取得し(S401)、取得した画像データについて、S402以降の一連の処理を行う。また、この場合、操作マニュアル生成用データ取得部162は、取得した画像データの各部位を示す画像データを取得して画像データ格納部184に格納する(S406)とともに、取得した画像データに関する情報を新たに取得して、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納する(S409)。そして、図9に示した操作マニュアルデータ生成処理において、操作マニュアルデータ生成部166は、上記の操作マニュアル生成用データ取得処理において取得した画像データや操作マニュアル生成用データを使用して、S901〜S904の一連の処理を行い、生成した操作マニュアルデータを操作マニュアルデータ格納部192に格納する。
<効果>
以上で説明した操作マニュアル作成支援装置1は、対象システムの画面設計図から取得した画像データを使用して、操作マニュアルデータを作成することができる。そのため、操作マニュアル作成支援装置1によれば、対象システムが未完成であっても、ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる。
また、上記の操作マニュアル作成支援装置1は、操作マニュアルデータの作成に使用した画像データや囲繞線付画像データを画面設計図から取得した場合に、対象システムの完成後に当該対象システムから画像データを取得し、作成した操作マニュアルデータ中の画像データを新たに取得した画像データと交換することができる。そのため、操作マニュアル作成支援装置1によれば、対象システムが未完成の時点で作成した操作マニュアルデータ中の画像データを交換することによって、対象システムから直接取得した画像データを使用してユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルデータを作成することができ、対象システムのユーザインタフェースが完成後に操作マニュアルデータの作成を開始する場合や、対象システムのユーザインタフェースが完成後に操作マニュアルデータを再作成する場合と比較して、操作マニュアルデータを早期に完成させることができる。
さらに、上記の操作マニュアル作成支援装置1は、操作マニュアルデータが既に作成されている場合においても、画像データを交換することで、操作マニュアルデータを最新の内容に更新することができる。この場合において、操作マニュアル生成用データ取得部162は、操作マニュアル生成用データ格納部に格納されている画像データに関する情報を、新たに取得した画像データに関する情報に更新することができる。また、操作マニュアル生成用データ編集部は、オペレータからの入力に応じて、操作マニュアル生成用データの一部を編集することができる。したがって、操作マニュアル作成支援装置1によれば、対象システムのユーザインタフェースが更新された場合にも、更新後のユーザインタフェースの操作方法を説明する操作マニュアルを効率よく作成することができる。
操作マニュアル作成支援装置において、操作マニュアルデータ生成部166は、対象システムの完成後に当該対象システムから新たに取得した画像データを使用して操作マニュアルデータを生成することによって、対象システムの完成前に作成した操作マニュアルデータを更新することができる。そのため、操作マニュアル作成支援装置1によれば、対象システムの完成後に操作マニュアルデータを再び作成する必要がなく、対象システムのユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明した。上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであって、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明の実施形態は本発明の趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。本発明の実施形態は、例えば、以下の点について変更することができる。
上記実施形態では、操作マニュアル作成支援装置1が開発拠点102の外部に設置されているとして説明した。しかし、操作マニュアル作成支援装置は、各開発拠点102の内部に設置されていてもよい。この場合、対象システムは開発拠点102ごとに構築されていてもよく、操作マニュアルデータは、開発拠点ごとに生成されてもよい。このように、操作マニュアル作成支援装置が開発拠点102の内部に設置され、当該開発拠点102内に構築されるコンピュータシステムについて操作マニュアルを作成することができれば足りる場合には、操作マニュアル作成支援装置をよりコンパクトに構成することができる。
操作マニュアル作成支援装置1が開発拠点102ごとに設置されている場合に、各開発拠点102内の操作マニュアル作成支援装置同士は、例えば通信ネットワーク108を介してピア・トゥ・ピア(Peer to Peer; P2P)型のネットワークを形成し、相互に通信を
行ってもよい。それにより、操作マニュアル作成支援装置は、他の開発拠点において取得された操作マニュアル生成用データや、他の操作マニュアル作成支援装置が生成した操作マニュアルデータを取得できてもよい。
操作マニュアル生成装置は、対象システムごとに設置されていてもよい。この場合、操作マニュアル生成用データ取得処理、及び操作マニュアルデータ生成処理の実行頻度を、複数の対象システムについてこれらの処理を実行する場合と比較して少なくすることができ、操作マニュアル作成支援装置の負荷を低減することができる。
他方、操作マニュアル生成装置は、複数のコンピュータシステムについて、操作マニュアルを作成してもよい。この場合には、操作マニュアル作成支援装置の具体的なハードウェア構成を、操作マニュアル生成用データ取得処理、及び操作マニュアルデータ生成処理に特化させることができるとともに、操作マニュアル作成支援装置の処理能力を最大限に活用することができる。また、この場合には、対象システムが複数ある場合にも、対象システムごとに操作マニュアル作成支援装置が配置されている場合と比較して、操作マニュアル作成支援装置の集中管理が可能となり、オペレータの確保が容易となったり、オペレ
ータを効率よく配置したりすることができる。
操作マニュアル作成支援装置においては、操作マニュアル生成用データ編集部164は、オペレータの入力に応動して、操作マニュアル生成用データの一部を編集する。しかし、操作マニュアル生成用データ編集部164が、オペレータのほかに、対象システムのユーザーからの入力に応じて、操作マニュアル生成用データを編集してもよい。
操作マニュアル生成用データ取得部162は、対象システムの更新作業の完了を契機として、操作マニュアル生成用データ取得処理を行ってもよい。また、操作マニュアルデータ生成部166は、画像データ格納部184への画像データの格納や、操作マニュアル生成用データ格納部182に格納されている各種データの更新を契機として、操作マニュアルデータを自動的に生成してもよい。これによれば、オペレータが適時に指示をすることなく、当該対象システムから常に最新の画像データを取得して、操作マニュアルデータを生成することができる。
本発明の操作マニュアル作成支援装置は、ユーザインタフェースを介して操作を行うコンピュータシステムの操作マニュアルであれば、上記実施形態の場合と同様に好ましく作成することができる。この場合において、対象システムのユーザインタフェースは、GUIであってもよいし、CUI(Character User Interface)であってもよい。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の情報処理装置において、前記操作マニュアルの生成後に、再度、当該コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を取得し、前記生成した操作マニュアルに含まれている前記コンピュータシステムのユーザインタフェースを示す前記画像データに関する情報を、前記新たに取得した画像データに関する情報に交換する、としてもよい。
これにより、対象システムの完成後に操作マニュアルデータの作成を開始する場合と比較して、操作マニュアルデータを早期に完成させることができる。また、対象システムの完成前に作成した操作マニュアルデータを適時に更新することができる。その結果、対象システムのユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを効率よく作成することができる。
また、本実施形態の情報処理装置において、オペレータからの情報の入力を受け付ける入力部をさらに備え、前記操作マニュアル生成用情報を前記オペレータから受け付けた情報に基づいて変更する、としてもよい。
これにより、オペレータは、操作マニュアル生成用データを構成する一部の文字配列データに対応する情報を入力するだけで、ユーザインタフェースを適宜に図示した操作マニュアルを完成させることができる。そのため、操作マニュアル生成用データを構成する全てのデータをオペレータが取得、又は入力する場合と比較して、対応システムの操作マニュアルを効率よく作成することができる。
また、本実施形態の情報処理装置において、予め定義された色彩に関する情報に基づいて前記コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる前記画像データに関する情報を略矩形の画像情報として取得するとともに、前記コンピュータシステムの同一のユーザインタフェースについて前記画像データ情報を複数取得したときは、取得した複数の前記画像データ情報同士の包含関係を、当該ユーザインタフェース上における各前記画像データ情報の所定の頂点の位置座標に基づいて決定する、としてもよい。
これにより、ユーザインタフェースを構成している部位ごとに画像データを取得することができる。また、同一のユーザインタフェースについて複数の画像データを取得した場合に、画像データ同士の包含関係を扱うことができる。そのため、対象システムのユーザインタフェースを好ましく図示した操作マニュアルを作成することができる。
また、本実施形態の情報処理装置において、前記複数の画像データ情報同士の包含関係に基づいて前記操作マニュアルの文書構造を決定する、としてもよい。
これにより、自動的に取得した部位同士の包含関係を示す情報に基づいて、好適な文書構造を有する操作マニュアルを生成することができる。その結果、適宜に図面を交えつつ、ユーザインタフェースを構成している部位ごとに好ましく説明を行う操作マニュアルを、効率よく作成することができる。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記操作マニュアルを生成する処理の実行後に、再度、前記操作マニュアル生成用情報を取得する処理を実行し、当該コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる前記画像データに関する情報を新たに取得し、前記生成した操作マニュアルに含まれている前記コンピュータシステムのユーザインタフェースを示す前記画像データに関する情報を、前記新たに取得した画像データに関する情報に交換する処理を実行する、としてもよい。
また、本実施形態の情報処理方法において、オペレータからの前記文章データに関する情報の入力を受け付ける処理と、前記操作マニュアル生成用情報を前記オペレータから受け付けた前記文章データに関する情報に基づいて変更する処理と、をさらに実行する、としてもよい。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記操作マニュアル生成用情報を取得する処理において、予め定義された色彩に関する情報に基づいて前記コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる前記画像データ情報を略矩形の画像情報として取得するとともに、前記コンピュータシステムの同一のユーザインタフェースについて前記画像データ情報を複数取得したときは、取得した複数の前記画像データ情報同士の包含関係を、当該ユーザインタフェース上における各前記画像データ情報の所定の頂点の位置座標に基づいて決定する、としてもよい。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記複数の画像データ情報同士の包含関係に基づいて前記操作マニュアルの文書構造を決定する、としてもよい。
1 操作マニュアル作成支援装置、
10 CPU、20 メモリ、30 I/O、40 ストレージ
102 開発拠点、104 データ端末装置、106 通信ネットワーク、
120 ユーザインタフェース部、122 入力部、124 出力部、
140 通信部、
160 データ処理部、
162 操作マニュアル生成用データ取得部、
164 操作マニュアル生成用データ編集部、
166 操作マニュアルデータ生成部、
180 データ格納部、
182 操作マニュアル生成用データ格納部、
184 画像データ格納部、
186 抽出定義情報データ格納部、
188 生成ファイル名データ格納部、
190 スタイルシートデータ格納部、
192 操作マニュアルデータ格納部、

Claims (10)

  1. コンピュータシステムの操作方法を記した操作マニュアルの作成を支援する操作マニュアル作成支援装置であって、
    プロセッサと、前記プロセッサが使用するデータを格納するメモリとを備えたコンピュータとして構成され、
    前記メモリは、
    前記操作マニュアルの生成に使用する画像データ情報及び文章データ情報を含む操作マニュアル生成用情報と、
    生成した前記操作マニュアルについての情報である操作マニュアル情報と、を格納しており、
    前記プロセッサは、
    前記メモリから前記操作マニュアル生成用情報を取得し、取得した情報を使用して前記操作マニュアルを生成し、その際、
    前記操作マニュアル生成用情報のうち、前記コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を、前記コンピュータシステムの画面設計図に含まれている情報から取得する、
    操作マニュアル作成支援装置。
  2. 前記操作マニュアルの生成後に、再度、当該コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を取得し、前記生成した操作マニュアルに含まれている前記コンピュータシステムのユーザインタフェースを示す前記画像データに関する情報を、前記新たに取得した画像データに関する情報に交換する、請求項1に記載の操作マニュアル作成支援装置。
  3. オペレータからの前記文章データに関する情報の入力を受け付ける入力部をさらに備え、前記操作マニュアル生成用情報を前記オペレータから受け付けた前記文章データに関する情報に基づいて変更する、請求項1に記載の操作マニュアル作成支援装置。
  4. 予め定義された色彩に関する情報に基づいて前記コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる前記画像データ情報を略矩形の画像情報として取得するとともに、前記コンピュータシステムの同一のユーザインタフェースについて前記画像データ情報を複数取得したときは、取得した複数の前記画像データ情報同士の包含関係を、当該ユーザインタフェース上における各前記画像データ情報の所定の頂点の位置座標に基づいて決定する、請求項1に記載の操作マニュアル作成支援装置。
  5. 前記複数の画像データ情報同士の包含関係に基づいて前記操作マニュアルの文書構造を決定する、請求項4に記載の操作マニュアル作成支援装置。
  6. コンピュータシステムの操作方法を記した操作マニュアルの作成を支援する操作マニュアル作成支援方法であって、
    プロセッサと、前記プロセッサが使用するデータを格納するメモリとを備えたコンピュータが、
    前記メモリから前記操作マニュアルの生成に使用する画像データ情報及び文章データ情報を含む操作マニュアル生成用情報を取得する処理と、
    取得した情報を使用して前記操作マニュアルを生成する処理と、を実行し、
    前記操作マニュアル生成用情報を取得する処理においては、前記操作マニュアル生成用情報のうち、前記コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる画像データに関する情報を、前記コンピュータシステムの画面設計図に含まれている情報から取得する、
    操作マニュアル作成支援方法。
  7. 前記操作マニュアルを生成する処理の実行後に、再度、前記操作マニュアル生成用情報を取得する処理を実行し、当該コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる前記画像データに関する情報を新たに取得し、前記生成した操作マニュアルに含まれている前記コンピュータシステムのユーザインタフェースを示す前記画像データに関する情報を、前記新たに取得した画像データに関する情報に交換する処理を実行する、請求項6に記載の操作マニュアル作成支援方法。
  8. オペレータからの前記文章データに関する情報の入力を受け付ける処理と、前記操作マニュアル生成用情報を前記オペレータから受け付けた前記文章データに関する情報に基づいて変更する処理と、をさらに実行する、請求項6に記載の操作マニュアル作成支援方法。
  9. 前記操作マニュアル生成用情報を取得する処理において、予め定義された色彩に関する情報に基づいて前記コンピュータシステムのユーザインタフェースに含まれる前記画像データ情報を略矩形の画像情報として取得するとともに、前記コンピュータシステムの同一のユーザインタフェースについて前記画像データ情報を複数取得したときは、取得した複数の前記画像データ情報同士の包含関係を、当該ユーザインタフェース上における各前記画像データ情報の所定の頂点の位置座標に基づいて決定する、請求項6に記載の操作マニュアル作成支援方法。
  10. 前記複数の画像データ情報同士の包含関係に基づいて前記操作マニュアルの文書構造を決定する、請求項9に記載の操作マニュアル作成支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023067816A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27 日本電信電話株式会社 作成支援装置、作成支援方法および作成支援プログラム

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