JP6649112B2 - 入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム - Google Patents

入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6649112B2
JP6649112B2 JP2016027436A JP2016027436A JP6649112B2 JP 6649112 B2 JP6649112 B2 JP 6649112B2 JP 2016027436 A JP2016027436 A JP 2016027436A JP 2016027436 A JP2016027436 A JP 2016027436A JP 6649112 B2 JP6649112 B2 JP 6649112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
input content
unit
operation history
content confirmation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016027436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017146748A (ja
Inventor
佑哉 丸山
佑哉 丸山
志朗 小笠原
志朗 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2016027436A priority Critical patent/JP6649112B2/ja
Publication of JP2017146748A publication Critical patent/JP2017146748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6649112B2 publication Critical patent/JP6649112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラムに関する。
現在、様々な業務においてアプリケーション操作は必須のものとなっており、アプリケーションへの情報の誤入力は業務に支障をきたすため、誤入力は可能な限り防がなければならない。アプリケーション操作における誤入力を防ぐため、あらかじめ誤った入力内容を受け付けない機構をシステムに組み込む手法(例えば非特許文献1)や、適切な操作手順を示したマニュアルを作成する手法(例えば非特許文献2)がとられている。
「OpenRules(ルールエンジン)」、インターネット(http://www.intra-mart.jp/products/iap/im-bis/openrules.html) 「マニュアル作成ソフト Dojo」、インターネット(http://www.tepss.com/)
しかしながら、従来の誤入力防止手法には、膨大なパターン数の誤入力を効率的に防止することができないという問題があった。
例えば、あらかじめ誤った入力内容を受け付けない機構をシステムに組み込む手法においては、誤入力のパターンが多岐にわたる場合に、全ての誤入力のパターンをあらかじめ防ぐような機構をアプリケーションに導入することは、誤入力パターンの網羅的把握の困難性、および実装、設定、管理における作業量の観点から現実的ではない。また、このような機構の適用はユーザ単位でなくシステム単位であるため、ユーザが各々のニーズに応じて適用することは困難である。このため、あらかじめ誤った入力内容を受け付けない機構をシステムに組み込む手法では、膨大なパターン数の誤入力を効率的に防止することができない。
また、例えば、適切な操作手順を示したマニュアルを作成する手法においても、誤入力情報の網羅的把握の困難性、作成の手間等の同様の課題が存在し、加えて、ユーザがマニュアルを参照する際に必要な情報を探す手間が生じるという課題も存在する。このため、適切な操作手順を示したマニュアルを作成する手法では、膨大なパターン数の誤入力を効率的に防止することができない。
本発明の入力内容確認促進装置は、ユーザによるアプリケーションへの入力内容を含む操作履歴を取得する取得部と、前記入力内容を、該入力内容の正誤を選択できるようにユーザに対し提示し、前記ユーザによる正誤の選択を受け付ける提示部と、前記提示部によって受け付けられたユーザの選択を基に、前記操作履歴の正誤を判定し、前記正誤を、前記操作履歴と対応付けて記憶部に記憶させる付与部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の入力内容確認促進方法は、ユーザによるアプリケーションへの入力内容を含む操作履歴を取得する取得工程と、前記入力内容を、該入力内容の正誤を選択できるようにユーザに対し提示し、前記ユーザによる正誤の選択を受け付ける提示工程と、前記提示工程によって受け付けられたユーザの選択を基に、前記操作履歴の正誤を判定し、前記正誤を、前記操作履歴と対応付けて記憶部に記憶させる付与工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、膨大なパターン数の誤入力を効率的に防止することができる。
図1は、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の構成の一例を示す図である。 図2は、操作対象アプリケーションの一例を示す図である。 図3は、操作履歴情報の一例を示す図である。 図4は、操作履歴情報の一例を示す図である。 図5は、操作履歴情報の一例を示す図である。 図6は、入力内容確認画面の一例を示す図である。 図7は、正誤情報と対応付けられた操作履歴情報の一例を示す図である。 図8は、操作正誤判定結果画面の一例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の処理の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の処理の一例を示す図である。 図11は、入力内容確認促進システムの構成の一例を示す図である。 図12は、入力内容確認促進システムの構成の一例を示す図である。 図13は、プログラムが実行されることにより、入力内容確認促進装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願に係る入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の構成、処理の流れおよび効果を説明する。
[第1の実施形態の構成]
図1を用いて、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の構成の一例を示す図である。図1に示すように、入力内容確認促進装置10は、操作対象アプリケーション101、操作履歴情報取得部102、操作履歴情報蓄積部103、入力内容確認画面提示判定部104、確認項目選別部105、入力内容確認画面作成部106、入力内容確認画面提示部107、正誤判定結果付与部108、操作正誤判定結果画面提示判定部109、操作正誤判定部110、操作正誤判定結果画面作成部111、操作正誤判定結果画面提示部112を有する。
入力内容確認促進装置10は、図示しないディスプレイ等の表示装置を介して、ユーザに対し画面表示を行う。また、入力内容確認促進装置10は、図示しないマウスやキーボード等の入力装置を介して、ユーザからの操作を受け付ける。
また、図1の例では、ユーザが操作するアプリケーションである操作対象アプリケーション101が入力内容確認促進装置10に含まれている。ここで、入力内容確認促進装置10の構成は図1の例に限定されず、例えば操作対象アプリケーション101が入力内容確認促進装置10と接続された他の装置で実行されることとしてもよい。
入力内容確認促進装置10には、大きく2つの機能がある。入力内容確認促進装置10の1つ目の機能は、ユーザのアプリケーションの操作履歴および、操作の正誤情報を蓄積する機能である。このとき、操作履歴情報取得部102は、ユーザによるアプリケーションへの入力内容を含む操作履歴を取得する。また、入力内容確認画面提示部107は、入力内容を、該入力内容の正誤を選択できるようにユーザに対し提示し、ユーザによる正誤の選択を受け付ける。また、正誤判定結果付与部108は、入力内容確認画面提示部107によって受け付けられたユーザの選択を基に、操作履歴の正誤を判定し、正誤情報を、操作履歴と対応付けて操作履歴情報蓄積部103に記憶させる。
また、入力内容確認促進装置10の2つ目の機能は、蓄積した操作履歴および操作の正誤情報を用いて、実際に操作が行われた際に、当該操作の正誤をユーザに提示する機能である。このとき、操作正誤判定部110は、操作履歴情報取得部102によって取得された第1の操作履歴と、操作履歴情報蓄積部103に正誤情報と対応付けられて記憶されている第2の操作履歴と、を基に第1の操作履歴の正誤を判定する。また、操作正誤判定結果画面提示部112は、判定した結果をユーザに対し提示する。以降、各機能部について具体的な例を用いて詳細に説明する。
操作対象アプリケーション101は、ユーザによって操作されるアプリケーションである。操作対象アプリケーション101は、画面上に、例えばテキストボックス、チェックボックス、ラジオボタン、プルダウンメニュー、ボタン等を表示する。ユーザによる操作には、例えばテキストボックスへのテキストの入力、チェックボックス、ラジオボタン、プルダウンメニューの項目選択、およびボタンの押下等が含まれる。
図2を用いて、操作対象アプリケーション101の具体例について説明する。図2は、操作対象アプリケーションの一例を示す図である。図2に示すように、操作対象アプリケーション101は、画面上に氏名を入力するための氏名テキストボックス、住所を入力するための住所テキストボックス、電話番号を入力するための電話番号テキストボックス、サービスAを選択するためのサービスAチェックボックス、サービスBを選択するためのサービスBチェックボックスおよび登録ボタンを表示する。そして、ユーザは、図2に示す各テキストボックスへのテキストの入力、各チェックボックスの選択および登録ボタンの押下といった操作を行うことができる。
操作履歴情報取得部102は、操作対象アプリケーション101からユーザによる操作の履歴である操作履歴情報を取得し、取得した操作履歴情報を操作履歴情報蓄積部103に記憶させる。操作履歴情報には、例えば下記の(1)〜(3)が含まれる。
(1)操作対象アプリケーションの画面情報と入力情報
例:画面上の座標(x,y)にテキストボックスが存在し、当該テキストボックスにテキスト“abc”が入力された。
(2)ユーザによる現在の操作と操作箇所
例:座標(a,b)のボタンがクリックされた。
(3)操作履歴情報が取得された日時
また、操作履歴情報取得部102は、操作履歴情報を例えばXMLファイルとして取得する。また、上記の(1)の入力情報の取得対象は、テキストボックスに限定されず、チェックボックス、ラジオボタン、プルダウンメニュー等の任意の入力可能なオブジェクトが考えられる。また、上記の(2)について、現在の操作の取得対象は、ボタンをクリックすることに限定されず、入力情報の取得対象を選択することや、対象ウィンドウを選択すること等の任意の操作が考えられる。
図3〜5を用いて、操作履歴情報の具体例について説明する。図3〜5は、操作履歴情報の一例を示す図である。ここでは、操作履歴情報取得部102は、図2に示す操作対象アプリケーション101によって表示されている画面において、登録ボタンがクリックされた際に操作履歴情報を取得したものとする。
操作履歴情報取得部102は、画面情報および入力情報として、例えば図3に示すような、オブジェクトへの入力値を含んだ情報を取得する。図3に示すように、画面情報および入力情報には、例えば座標(x1,y1)に存在する氏名テキストボックスに“○○ △△”が入力されたことを操作履歴情報として取得する。
また、操作履歴情報取得部102は、チェックボックスの入力情報として、チェックされている場合はTrue、チェックされていない場合はFalseを取得する。この場合、図2に示すように、サービスAチェックボックスはチェックされており、サービスBチェックボックスはチェックされていないため、操作履歴情報取得部102は、サービスAチェックボックスの入力内容としてTrue、サービスBチェックボックスの入力内容としてFalseを取得している。
また、図4に示すように、操作履歴情報取得部102は、座標(x3,y6)に存在する登録ボタンがクリックされたことを操作情報として取得する。また、図5に示すように、操作履歴情報取得部102は、操作履歴情報が取得された日時として、2015-12-01 10:15:20を取得する。
操作履歴情報蓄積部103は、操作履歴情報取得部102が取得した操作履歴情報を記憶する。操作履歴情報蓄積部103は、例えば装置に備えられた二次記憶装置であってもよいし、外部データベースであってもよい。また、操作履歴情報蓄積部103は、操作履歴情報をXMLファイル等の任意の形式で記憶することができる。
入力内容確認画面提示判定部104は、操作履歴情報に基づいて、入力内容確認促進機能を実行するか否かの判定を行う。入力内容確認画面提示判定部104は、例えば操作対象アプリケーション101において特定のボタンが押されたことを操作履歴情報が示している場合、入力内容確認促進機能を実行すると判定する。さらに、入力内容確認画面提示判定部104は、操作対象アプリケーション101に特定の情報が入力されたことを操作履歴情報が示している場合、入力内容確認促進機能を実行すると判定してもよい。
入力内容確認画面提示判定部104が入力内容確認促進機能を実行するか否かの判定を行う際の条件は、設定によって任意に指定することができる。条件の設定の方法としては、例えばテキストファイルに注目する入力箇所、入力内容を記述し、当該テキストファイルを入力内容確認画面提示判定部104に読み込ませる方法が考えられる。このように、設定用のファイルを用意しておくことで、設定内容の配信、共有が可能となる。
例えば、入力内容確認画面提示判定部104は、図2に示す操作対象アプリケーション101によって表示されている画面において、登録ボタンがクリックされた場合に入力内容確認促進機能を実行すると判定する。
確認項目選別部105は、入力内容確認画面提示判定部104が入力内容確認促進機能を実行すると判定した場合に、操作履歴情報蓄積部103に記憶されている操作履歴情報からあらかじめ設定された入力項目を取得する。取得する入力項目の設定の方法としては、例えばテキストファイルに取得する入力項目を記述し、当該テキストファイルを確認項目選別部105に読み込ませる方法が考えられる。このように、設定用のファイルを用意しておくことで、設定内容の配信、共有が可能となる。
例えば、確認項目選別部105は、図2に示す操作対象アプリケーション101によって表示されている画面の入力項目のうち、氏名テキストボックスは取得せずに、電話番号テキストボックスを取得するように設定されていてもよい。
入力内容確認画面作成部106は、確認項目選別部105によって取得された入力項目への入力内容に基づいて、入力内容確認画面を作成する。入力内容確認画面には、入力項目の入力内容が表示され、ユーザが入力内容に対する正誤の判断結果を入力する機能が備えられている。入力内容確認画面作成部106は、入力内容確認画面を作成すると、入力内容確認画面提示部107に対し、入力内容確認画面を提示するように命令する。
例えば、図6に示すように、入力内容確認画面には、「以下の内容で登録します。よろしいですか?」というメッセージとともに入力値が表示され、さらに、押下されると入力値の入力を確定させるOKボタンと、押下されると入力値の入力を取り消すキャンセルボタンと、が表示される。図6は、入力内容確認画面の一例を示す図である。また、入力内容確認画面に表示されるボタンは図6の例に限定されず、例えば、「内容に問題ありません」および「内容に誤りがあります」というラベルがそれぞれ付された2種類のボタンであってもよい。
入力内容確認画面提示部107は、入力内容確認画面作成部106から入力内容確認画面を提示するように命令されると、入力内容確認画面を表示する。このとき、入力内容確認画面提示部107は、入力内容確認画面において所定の操作が行われるまでの間、操作対象アプリケーション101の所定の動作をブロックする等の処理を行ってもよい。例えば、入力内容確認画面提示部107は、入力内容確認画面で所定の操作が行われるまで、操作対象アプリケーション101を完了できなくすることで、ユーザによる入力内容の確認を促進することができる。
例えば、入力内容確認画面提示部107は、図6に示す入力内容確認画面において、OKボタンまたはキャンセルボタンが押下されるまで、操作対象アプリケーション101によって表示されている画面の登録ボタンを押下できないように制御してもよい。
正誤判定結果付与部108は、入力内容確認画面に入力された、入力内容に対するユーザの正誤の判断結果を基に操作履歴情報の正誤を判定し、判定した正誤を操作履歴情報、または操作履歴情報に基づいた情報と対応付けて操作履歴情報蓄積部103に記憶させる。
図7を用いて、正誤判定結果付与部108によって正誤情報と対応付けられた操作履歴情報について説明する。図7は、正誤情報と対応付けられた操作履歴情報の一例を示す図である。図7に示すように、操作履歴情報には、画面情報、入力情報、操作情報および取得日時が含まれる。正誤判定結果付与部108は、これらの操作履歴情報に対してさらに正か誤のいずれかを付与する。このとき、正誤判定結果付与部108は、例えば、図6のOKボタンが押下された場合は入力値が正しいと判定し、操作履歴情報に正を対応付ける。また、正誤判定結果付与部108は、例えば、図6のキャンセルボタンが押下された場合は入力値が誤っていると判定し、操作履歴情報に誤を対応付ける。
例えば、図6の画面において、ユーザがOKボタンを押下したとすると、図7に示すように、No1の操作履歴情報には正が対応付けられる。また、図2の画面において、ユーザが電話番号を090-1111-0001と誤入力し、入力内容確認画面においてキャンセルボタンを押下したとすると、図7に示すように、No2の操作履歴情報には誤が対応付けられる。
なお、操作履歴情報蓄積部103は、図7のように、操作履歴情報および正誤情報をテーブルとして記憶するようにしてもよいし、操作履歴情報とは別に、正誤情報を“True”または“False”で表し、操作履歴情報が取得された日時とともにテキストファイルに保持しておいてもよい。この場合、操作履歴情報とテキストファイルは日時によって紐付けられる。
操作正誤判定結果画面提示判定部109は、操作履歴情報に基づいて、操作正誤判定結果提示機能を実行するか否かの判定を行う。操作正誤判定結果画面提示判定部109は、例えば操作対象アプリケーション101において特定のボタンが押されたことを操作履歴情報が示している場合、操作正誤判定結果提示機能を実行すると判定する。さらに、操作正誤判定結果画面提示判定部109は、操作対象アプリケーション101に特定の情報が入力されたことを操作履歴情報が示している場合、操作正誤判定結果提示機能を実行すると判定してもよい。
操作正誤判定結果画面提示判定部109が操作正誤判定結果提示機能を実行するか否かの判定を行う際の条件は、設定によって任意に指定することができる。条件の設定の方法としては、例えばテキストファイルに注目する入力箇所、入力内容を記述し、当該テキストファイルを操作正誤判定結果画面提示判定部109に読み込ませる方法が考えられる。このように、設定用のファイルを用意しておくことで、設定内容の配信、共有が可能となる。なお、操作正誤判定結果提示機能を実行する条件は、入力内容確認促進機能を実行する条件と同じものであっても異なるものであってもよい。また、操作正誤判定結果提示機能を実行する条件と、入力内容確認促進機能を実行する条件が同時に満たされた場合、いずれかの機能を優先して実行するようにしてもよい。
例えば、操作正誤判定結果画面提示判定部109は、図2に示す操作対象アプリケーション101によって表示されている画面において、登録ボタンがクリックされた場合に操作正誤判定結果提示機能を実行すると判定する。
操作正誤判定部110は、操作正誤判定結果画面提示判定部109が操作正誤判定結果提示機能を実行すると判定した場合に、操作履歴情報取得部102が取得した操作履歴情報と、操作履歴情報蓄積部103に記憶されている、正誤情報が対応付けられた操作履歴情報と、を比較し、操作履歴情報取得部102が取得した操作履歴情報の正誤を判定する。操作正誤判定部110は、例えば、操作履歴情報取得部102が取得した操作履歴情報の所定の入力項目の入力内容が、操作履歴情報蓄積部103に誤った操作履歴情報として記憶されている操作履歴情報の所定の入力項目と全て一致した場合に、操作履歴情報取得部102が取得した操作履歴情報が誤っていると判定する。
操作正誤判定部110による判定方法は、前述の方法に限定されない。操作正誤判定部110は、例えば、操作履歴情報の所定の特徴量に基づく機械学習等の手法を使用してもよい。また、操作正誤判定部110は、操作履歴情報が誤りであると判定した場合に、操作履歴情報の比較結果等により誤っている箇所を特定する機能を具備していてもよい。
操作正誤判定結果画面作成部111は、操作正誤判定部110の判定結果をユーザに通知する操作正誤判定結果画面を作成する。操作正誤判定結果画面作成部111は、判定結果が誤りであった場合に、操作正誤判定結果画面に、入力内容、および入力内容に誤りがある旨のメッセージを表示するようにしてもよい。また、操作正誤判定結果画面作成部111は、前述の誤っている箇所を特定する機能により特定された箇所を通知してもよい。
誤っている箇所を通知する際、例えば、操作正誤判定結果画面作成部111は、入力内容確認画面と同様の画面上に、判定結果を付加した画面を操作正誤判定結果画面としてもよい。操作正誤判定結果画面作成部111は、また、操作画面の画面キャプチャを操作履歴情報として取得しておき、その画面上に誤り箇所を矩形で囲って強調表示した画面を操作正誤判定結果画面としてもよい。
操作正誤判定結果画面作成部111は、操作正誤判定結果画面を作成すると、操作正誤判定結果画面提示部112に対し、操作正誤判定結果画面を提示するように命令する。例えば、図8に示すように、操作正誤判定結果画面には、「以下の入力内容に誤りがあります。」というメッセージとともに入力値が表示され、さらに、OKボタンが表示される。図8は、操作正誤判定結果画面の一例を示す図である。
操作正誤判定結果画面提示部112は、操作正誤判定結果画面作成部111から操作正誤判定結果画面を提示するように命令されると、操作正誤判定結果画面を表示する。このとき、操作正誤判定結果画面提示部112は、操作正誤判定結果画面において所定の操作が行われるまでの間、操作対象アプリケーション101の所定の動作をブロックする等の処理を行ってもよい。例えば、操作正誤判定結果画面提示部112は、操作正誤判定結果画面で所定の操作が行われるまで、操作対象アプリケーション101を完了できなくすることで、ユーザに対する操作正誤判定結果提示の効果を高めることができる。
例えば、操作正誤判定結果画面提示部112は、図8に示す操作正誤判定結果画面において、OKボタンが押下されるまで、操作対象アプリケーション101によって表示されている画面の登録ボタンを押下できないように制御してもよい。
[第1の実施形態の処理]
図9および10を用いて、入力内容確認促進装置10の処理について説明する。図9および10は、第1の実施形態に係る入力内容確認促進装置の処理の一例を示す図である。
まず、図9を用いて、入力内容確認促進装置10の1つ目の機能である、ユーザのアプリケーションの操作履歴および、操作の正誤情報を蓄積する機能について説明する。図9に示すように、まず、操作履歴情報取得部102は、操作対象アプリケーション101から操作履歴情報を取得する(ステップS101)。ここで、操作履歴情報取得部102は、取得した操作履歴情報を操作履歴情報蓄積部103に蓄積しておく。
次に、入力内容確認画面提示判定部104は、例えば登録ボタンの押下等の所定の操作がなされたかを判定する(ステップS102)。入力内容確認画面提示判定部104によって所定の操作がなされたと判定されなかった場合(ステップS102、No)、操作履歴情報取得部102は引き続き操作履歴情報を取得する。
また、入力内容確認画面提示判定部104によって所定の操作がなされたと判定された場合(ステップS102、Yes)、入力内容確認画面提示部107は、操作対象アプリケーション101への付加機能(例えば登録ボタンの押下等の所定操作のブロック等)を実行する(ステップS103)とともに、入力内容確認画面を提示する(ステップS104)。
ここで、入力内容確認操作がなされるまで(ステップS105、No)、入力内容確認画面提示部107は、付加機能の実行および入力内容確認画面の提示を継続する。そして、入力内容確認画面において入力内容確認操作がなされた場合(ステップS105、Yes)、正誤判定結果付与部108は、操作履歴情報蓄積部103に蓄積されている操作履歴情報への正誤情報の付与を行う(ステップS106)。
次に、図10を用いて、入力内容確認促進装置10の2つ目の機能である、蓄積した操作履歴および操作の正誤情報を用いて、実際に操作が行われた際に、当該操作の正誤をユーザに提示する機能について説明する。図10に示すように、まず、操作履歴情報取得部102は、操作対象アプリケーション101から操作履歴情報を取得する(ステップS201)。
次に、操作正誤判定結果画面提示判定部109は、例えば登録ボタンの押下等の所定の操作がなされたかを判定する(ステップS202)。操作正誤判定結果画面提示判定部109によって所定の操作がなされたと判定されなかった場合(ステップS202、No)、操作履歴情報取得部102は引き続き操作履歴情報を取得する。
また、操作正誤判定結果画面提示判定部109によって所定の操作がなされたと判定された場合(ステップS202、Yes)、操作正誤判定部110は、操作履歴の正誤判定を行う(ステップS203)。そして、操作正誤判定結果画面提示部112は、操作履歴の正誤判定の結果を提示する(ステップS204)。
[第1の実施形態の効果]
操作のデータを取得し、利用することによって操作精度を向上させ、従来技術の問題点を改善することが考えられる。具体的には、例えば機械学習、あるいはそれに準ずる手法に基づいて入力パターンを学習させ、設定作業の手間なくアプリケーション側に正誤判定を行わせる手法が考えられる。
しかしながら、取得された操作データから精度の高い正誤判定を実現するためには大量の教師データ(正誤情報付きの操作データ)が必要であるが、データに対して正誤情報を付与するには非常に手間がかかる。また、アプリケーション操作において入力内容の正誤を判別する操作が含まれている場合には、その操作を利用して操作データに正誤情報を付与する手法も考えられるが、入力内容の判別をする操作は一般にアプリケーション側で固定されており、この方法によっては作りこまれたタイミングでしか正誤情報付き操作データを取得できない。
また、アプリケーション操作の正誤判定は、最終的にはユーザ自身、あるいは他の有識者による判別により実施されることが多い。しかしながら、確認忘れやうっかりミス等の人的な判断ミスを防ぐことは困難である。
これに対し、入力内容に対する確認忘れを低減させる方法として、アプリケーション操作において慎重な入力内容確認が要求されるタイミングでは、アプリケーションにおいて入力内容の確認を促す機能が実行される場合がある。しかし、当該機能により提示される確認すべき入力内容および当該機能が実行されるタイミングはシステムに作りこまれている。
一方で、アプリケーションの作成者とアプリケーションのユーザの間にて、入力内容の確認を促す機能に対する要求にずれが生じ、その結果として入力内容の確認忘れが生じる可能性がある。具体的には、ユーザにとって確認すべき各項目に重要性の高低が存在する場合、特に確認すべき項目がどこなのか分からなくなる場合がある。同様に、ユーザにとって入力内容の確認を促す機能が機能してほしいタイミングで機能しない場合がある。
このような場合、ユーザの要求に応じた入力項目の変更、および機能のタイミングの変更は困難である。また、あくまで人間による判断であるので、入念にチェックする機構を導入したとしても人的判断ミスを完全に排除することはできない。
そこで、実施形態において、操作履歴情報取得部102は、ユーザによるアプリケーションへの入力内容を含む操作履歴を取得する。また、入力内容確認画面提示部107は、入力内容を、該入力内容の正誤を選択できるようにユーザに対し提示し、ユーザによる正誤の選択を受け付ける。また、正誤判定結果付与部108は、入力内容確認画面提示部107によって受け付けられたユーザの選択を基に、操作履歴の正誤を判定し、正誤情報を、操作履歴と対応付けて操作履歴情報蓄積部103に記憶させる。これによって、操作履歴情報への正誤情報付与の手間が削減され、また任意のタイミングでの正誤情報付き操作履歴情報が取得可能となる。
その結果、あらゆる誤入力パターンを受け付けない機構をあらかじめシステムに組み込んでおくことや、誤入力パターンを網羅的にマニュアルに記載しておく必要がなくなり、ユーザの操作により誤入力のパターンが蓄積されていくことになるため、膨大な数の誤入力のパターンに効率的に対応することができる。
また、操作正誤判定結果画面提示部112は、押下されると入力値の入力を確定させるOKボタンと、押下されると入力値の入力を取り消すキャンセルボタンと、を表示し、OKボタンが押下された場合は入力値が正しいと判定し、操作履歴情報に正を対応付け、キャンセルボタンが押下された場合は入力値が誤っていると判定し、操作履歴情報に誤を対応付けるようにしてもよい。これにより、ユーザは入力内容を確認しつつ直感的な操作を行うことができる。
また、操作正誤判定部110は、操作履歴情報取得部102によって取得された第1の操作履歴と、操作履歴情報蓄積部103に正誤情報と対応付けられて記憶されている第2の操作履歴と、を基に第1の操作履歴の正誤を判定する。また、操作正誤判定結果画面提示部112は、判定した結果をユーザに対し提示する。これによって、ユーザの判断を介さない入力内容正誤判断を任意のタイミングで行うことができ、人的判断ミスによる入力ミスが低減される。さらに、誤入力パターンの蓄積から、誤入力のチェックまでを自動化できるため、膨大なパターン数の誤入力を効率的に防止することが可能となる。
また、実施形態の入力内容確認促進装置10の各機能は、操作対象アプリケーション101とは独立に動作するものであるため、操作対象アプリケーション101をはじめとする既存のシステムに何ら手を加える必要がない。このため、ユーザ単位のニーズに応える形での適用が可能となる。
また、入力内容確認促進装置10は、ユーザが使用する各々の端末にて取得される操作履歴情報を使用し、入力内容確認促進装置10の各機能もユーザが使用する各々の端末にて動作することができる。このため、ユーザの使用する各々の端末にて任意の確認項目を取り出した任意のタイミングで動作する入力内容の確認を行うことができ、ユーザの要求に応じた入力内容確認促進機能の実施が可能となる。
[その他の実施形態]
図1に示すように、第1の実施形態では、入力内容確認促進装置10に全ての機能部が備えられている。この場合、ユーザが入力内容確認促進装置10において実行されている操作対象アプリケーション101を操作すると、入力内容確認促進装置10によって当該ユーザに対して入力内容確認画面が提示される。
これに対して、本発明は、図11に示すような入力内容確認促進システムとして実現されてもよい。図11は、入力内容確認促進システムの構成の一例を示す図である。この場合、端末10aに、第1の実施形態における操作対象アプリケーション101、操作履歴情報取得部102、操作履歴情報蓄積部103、入力内容確認画面提示判定部104、確認項目選別部105、入力内容確認画面作成部106、正誤判定結果付与部108、操作正誤判定結果画面提示判定部109、操作正誤判定部110、操作正誤判定結果画面作成部111および操作正誤判定結果画面提示部112と同様の機能を有する操作対象アプリケーション101a、操作履歴情報取得部102a、操作履歴情報蓄積部103a、入力内容確認画面提示判定部104a、確認項目選別部105a、入力内容確認画面作成部106a、正誤判定結果付与部108a、操作正誤判定結果画面提示判定部109a、操作正誤判定部110a、操作正誤判定結果画面作成部111aおよび操作正誤判定結果画面提示部112aが備えられる。
また、端末11aには、入力内容確認画面提示部107と同様の機能を有する入力内容確認画面提示部107aが備えられる。この場合、端末10aを操作するユーザと異なるユーザが端末11aを操作し、端末11aを操作するユーザは、入力内容確認画面に表示される入力内容の確認を行う。例えば、この構成により、ユーザAが端末10aを用いて入力した入力内容を、ユーザAの上司であるユーザBが、端末11aを用いて決裁することが可能となる。
なお、この場合、入力内容確認画面作成部106aは、提示命令および入力内容確認画面についてのデータを、TCPやUDP等のネットワーク通信を用いて端末11aへ送信する。
さらに、本発明は、図12に示すような入力内容確認促進システムとして実現されてもよい。図12は、入力内容確認促進システムの構成の一例を示す図である。この場合、端末10bに、第1の実施形態における操作対象アプリケーション101、操作履歴情報取得部102、入力内容確認画面提示判定部104、操作正誤判定結果画面提示判定部109および操作正誤判定結果画面提示部112と同様の機能を有する操作対象アプリケーション101b、操作履歴情報取得部102b、入力内容確認画面提示判定部104b、操作正誤判定結果画面提示判定部109bおよび操作正誤判定結果画面提示部112bが備えられる。
また、サーバ12bに、操作履歴情報蓄積部103、確認項目選別部105、入力内容確認画面作成部106、正誤判定結果付与部108、操作正誤判定部110および操作正誤判定結果画面作成部111と同様の機能を有する操作履歴情報蓄積部103b、確認項目選別部105b、入力内容確認画面作成部106b、正誤判定結果付与部108b、操作正誤判定部110bおよび操作正誤判定結果画面作成部111bが備えられる。また、端末11bに、入力内容確認画面提示部107と同様の機能を有する入力内容確認画面提示部107bが備えられる。
この場合、サーバ12bは、データの記憶や、画面の作成等の負荷の大きい処理を実行する。また、端末10bおよび端末11bは、ユーザとのインタフェースとして機能する。これにより、ユーザが使用する端末に大きな負荷を与えることなく本発明を実施することができる。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、入力内容確認促進装置は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の入力内容確認促進機能を実行する入力内容確認促進プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の入力内容確認促進プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を入力内容確認促進装置として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
また、入力内容確認促進装置は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の入力内容確認促進機能に関するサービスを提供するサーバ装置として実装することもできる。例えば、入力内容確認促進装置は、アプリケーションへの入力内容を入力とし、正誤判定結果を出力とする入力内容確認促進サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、入力内容確認促進装置は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の入力内容確認促進に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図13は、プログラムが実行されることにより、入力内容確認促進装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、入力内容確認促進装置の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、入力内容確認促進装置における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
10 入力内容確認促進装置
101 操作対象アプリケーション
102 操作履歴情報取得部
103 操作履歴情報蓄積部
104 入力内容確認画面提示判定部
105 確認項目選別部
106 入力内容確認画面作成部
107 入力内容確認画面提示部
108 正誤判定結果付与部
109 操作正誤判定結果画面提示判定部
110 操作正誤判定部
111 操作正誤判定結果画面作成部
112 操作正誤判定結果画面提示部

Claims (5)

  1. アプリケーションと独立して動作し、
    前記アプリケーションによって表示された画面上のオブジェクトへの入力値を操作履歴として取得する取得部と、
    設定用のファイルに記述された注目する入力箇所及び入力内容を基に、前記アプリケーションに特定の情報が入力されたと判定した場合、前記オブジェクトのうち、操作者に入力内容を確認させるオブジェクトを抽出し、該抽出したオブジェクトへの入力内容の正誤を選択できるようにユーザに対し提示し、前記ユーザによる正誤の選択を受け付ける提示部と、
    前記提示部によって受け付けられたユーザの選択を基に、前記操作履歴の正誤を判定し、前記正誤を、前記操作履歴と対応付けて記憶部に記憶させる付与部と、
    を有することを特徴とする入力内容確認促進装置。
  2. 前記取得部は、前記アプリケーションによって表示された画面上のオブジェクトへの入力値を前記操作履歴として取得し、
    前記提示部は、前記入力値と、押下されると前記入力値の入力を確定させる第1のボタンと、押下されると前記入力値の入力を取り消す第2のボタンと、を画面に表示し、
    前記付与部は、前記第1のボタンが押下された場合は前記入力値が正しいと判定し、前記第2のボタンが押下された場合は前記入力値が誤っていると判定することを特徴とする請求項1に記載の入力内容確認促進装置。
  3. 前記取得部によって取得された第1の操作履歴と、設定用のファイルに記述された注目する入力箇所及び入力内容とを基に、前記アプリケーションに特定の情報が入力されたと判定した場合、前記取得部によって取得された第1の操作履歴と、前記記憶部に正誤と対応付けられて記憶されている第2の操作履歴と、を基に前記第1の操作履歴の正誤を自動的に判定し、判定した結果をユーザに対し提示する誤操作提示部をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の入力内容確認促進装置。
  4. コンピュータによって、アプリケーションと独立した動作により行われる入力内容確認促進方法であって、
    前記アプリケーションによって表示された画面上のオブジェクトへの入力値を操作履歴として取得する取得工程と、
    設定用のファイルに記述された注目する入力箇所及び入力内容を基に、前記アプリケーションに特定の情報が入力されたと判定した場合、前記オブジェクトのうち、操作者に入力内容を確認させるオブジェクトを抽出し、該抽出したオブジェクトへの入力内容の正誤を選択できるようにユーザに対し提示し、前記ユーザによる正誤の選択を受け付ける提示工程と、
    前記提示工程によって受け付けられたユーザの選択を基に、前記操作履歴の正誤を判定し、前記正誤を、前記操作履歴と対応付けて記憶部に記憶させる付与工程と、
    を含んだことを特徴とする入力内容確認促進方法。
  5. コンピュータを、請求項1から3のいずれか1項に記載の入力内容確認促進装置として機能させるための入力内容確認促進プログラム。
JP2016027436A 2016-02-16 2016-02-16 入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム Active JP6649112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016027436A JP6649112B2 (ja) 2016-02-16 2016-02-16 入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016027436A JP6649112B2 (ja) 2016-02-16 2016-02-16 入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017146748A JP2017146748A (ja) 2017-08-24
JP6649112B2 true JP6649112B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=59682317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016027436A Active JP6649112B2 (ja) 2016-02-16 2016-02-16 入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6649112B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022093134A (ja) * 2020-12-11 2022-06-23 シャープ株式会社 画像処理装置、及び制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4732244B2 (ja) * 2006-05-31 2011-07-27 キヤノン株式会社 情報処理装置の誤操作防止装置、情報処理装置の誤操作防止方法、並びに誤操作防止プログラム及び記憶媒体
JP5057177B2 (ja) * 2009-07-03 2012-10-24 日本電気株式会社 機器操作の支援システム
JP2012238251A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 営業店端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017146748A (ja) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111324535B (zh) 一种控件异常检测方法、装置和计算机设备
US10963894B2 (en) Facilitating an error analysis of a product deficiency system and method
JP5619328B1 (ja) シーケンスプログラム作成支援装置
US20170269805A1 (en) File workflow board
WO2019074125A1 (ja) ウェブブラウザの操作を伴う業務プロセスを自動化するためのシステム、方法及びプログラム
JP2016177553A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2015011519A (ja) 携帯端末、検査結果入力方法および検査結果入力プログラムならびに検査結果表示システム
JP6649112B2 (ja) 入力内容確認促進装置、入力内容確認促進方法および入力内容確認促進プログラム
WO2014147924A1 (ja) ユーザインタフェース一貫性チェック方法、装置およびプログラム
US20180365341A1 (en) Three-Dimensional Cad System Device, and Knowledge Management Method Used in Three-Dimensional Cad
WO2013111049A1 (en) Movable search gui element for restricting search scope
EP3454229A1 (en) Introducing artifact information method and system
US10572457B2 (en) Database construction device, database construction method, and database construction program
JP6242554B1 (ja) プログラム開発支援装置およびプログラム部品の管理方法
JP6665637B2 (ja) プログラム作成支援システム
JP7212238B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
JP2020201654A (ja) 操作マニュアル作成支援装置、及び操作マニュアル作成支援方法
CN111077859A (zh) 生产工艺控制方法、装置及系统
US20230011385A1 (en) Program and Communications System
WO2022172369A1 (ja) 画面データ作成プログラム、画面データ作成装置および画面データ作成方法
JP2015148925A (ja) プログラム生成装置および方法
JP2011128996A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム
US11853969B2 (en) Managing artifact information, especially comparing and merging artifact information, method and system
JP2018067054A (ja) 安全システムの開発支援装置
JP7347529B2 (ja) 操作支援システム、操作支援方法および操作支援プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6649112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150