JP4191670B2 - データファイル管理装置、データファイル管理の処理方法およびプログラム - Google Patents

データファイル管理装置、データファイル管理の処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データファイル管理装置データファイル管理方法、およびプログラムに関し、より詳細には、電子データであるデータファイルをネットワークを介して管理サーバ上で管理するデータファイル管理装置、データファイル管理方法およびプログラムに関する。
業務上で発生する大量の文書の管理を如何に効率的に行うかという問題は、多くの場面で検討され議論されてきている。特に、近年はハードディスクの大容量化、低価格化が進み、更にはデータ圧縮技術の進歩などにより文書等の書類をスキャンし、PDFファイルとして電子データ化するなどによりデータファイルでの保存、管理が行われるようになっている。
データファイルの管理では、ファイルの内容に関して各ファイル間に意味を持つものがあり(例えば、基本契約書と個別契約書や覚書)、ファイル管理においては如何にこのような関係を結びつけて、管理することが重要である。
従来からデータファイルの管理においてファイル間の関係を視覚的に見せながら管理が行える仕組みが幾つか提供されている。例えば,Windows(登録商標)などのOSではディレクトリ管理により、データファイルを格納するフォルダを階層的に表示することなどが行われ、各フォルダ間の関連性を視覚的に分かりやすくして、データファイルの存在する場所を表示することが可能となる仕組みを有している。
また、検索したファイルの存在する場所をツリー表示するための仕組みをもつファイル管理システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−043231号公報
しかしながら、特許文献1に記載の検索したファイルの存在する場所をツリー表示するための仕組みをもつファイル管理システムにおいては、ファイルが存在する格納場所を階層的に表示して管理するためのものであって、ファイル同士がどのようなつながりを有しているのか不明であった。
また、ツリー表示方法についても、ある上位階層の格納場所(例えば、キャビネット)に下位階層の格納場所(例えば、フォルダ)が含まれている場合「+」を表示し、「+」が指定されるとそこに含まれる下位の格納場所名称を同一階層に一覧表示することでツリー構造表示を行うといったものであり、ファイル同士に関連付けて表示を可能とするものではない。
さらに、従来ファイル検索結果をツリー表示により示しているものの、これ自体ファイルの存在するパス情報から生成されたものであり、動的にツリーを生成して表示データを変更するようなことはできない。
また、他の観点では特許文献1においてWebシステムに適用した場合を想定していないため、ツリー構造表示を行うためにHTMLデータを生成することが必要となるので、予め用意されているGIFやJPEG等の画像ファイルを組み合わせることが必要となるが上記従来技術においてはそのような表示用のHTMLファイルの生成については開示されていない。
本発明の目的は、データファイル同士の関係と新たなデータファイルを登録する際の関連付け先を視覚的に理解しやすく表現することができるデータファイル管理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決することを目的とし、請求項1に記載の発明は、複数のデータファイルと、複数のデータファイル間の関連付けを視覚的に示す複数種類の第1の部品データおよびデータファイルを新たに追加可能な位置を視覚的に示す第2の部品データを含む関係表示部品データと、複数のデータファイルを親のデータファイルを識別する識別情報により関連付ける関連付け情報を記憶するデータ記憶手段とを備えるデータファイル管理装置であって、データファイルの関連付け指示がされたかどうかを判定する判定手段と、関連付け指示がされた場合、ユーザによって選択されたデータファイルを複数のデータファイルから決定するデータファイル決定手段と、データファイル決定手段で決定されたデータファイルに関連付くデータファイルを関連付け情報を用いて検索する検索手段と、検索手段で検索されたデータファイルの親子関係を示す表示関係コードが各データファイル毎に定義される階層関係情報を、関連付け情報に従って生成する階層関係情報生成手段と、検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードと、データファイルと関係表示部品データとが配置可能な位置を行列で示し、列にデータファイルと関係表示部品データとを繰り返し配置することが可能な配置規定テンプレートとを用いて、検索手段で検索されたデータファイルの配置位置と、関係表示部品データの配置位置とを決定する配置位置決定手段と、配置位置決定手段で決定された配置位置に、データファイルと関係表示部品データを配置した関係図表示用データを生成する関係図表示用データ生成手段とを備え、配置位置決定手段は、データファイルを新たに追加可能な配置位置を視覚的に示す第2の部品データの配置位置が、データファイルの配置位置をもとにして決められる関係表示部品データ配置ルールに従って、配置位置決定手段で決定されたデータファイルの配置位置の後の、データファイルを新たに追加可能な配置位置に、第2の部品データを配置することを決定し、関係図表示用データ生成手段は、配置位置決定手段で決定された第2の部品データを配置する配置位置に、第2の部品データを配置することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータファイル管理装置において、配置位置決定手段は、検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードを用いて決定されたデータファイルの配置位置から配置関係を特定し、特定された配置関係からデータファイル間に配置する関係表示部品データを複数の第1の部品データから選択する第1の部品データ選択手段を含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデータファイル管理装置において、関係図表示用データ生成手段は、第1の部品データ選択手段で選択された第1の部品データが分岐する部品データの場合、第1の部品データの前に配置されるデータファイルの後と、第1の部品データの後に配置されるデータファイルの前とに第2の部品データを配置することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のデータファイル管理装置において、配置位置決定手段で決定されるデータファイル及び関係表示部品データの配置位置は、行列によって決定され、関係表示部品データ配置ルールに従って第2の部品データを配置する位置は、データファイルの配置位置の列が最終列のデータファイルの後ろの列とする配置位置であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータファイル管理装置において、関係図表示用データ生成手段で生成された関係図表示用データは、第2の部品データに位置情報を特定するリンクが付加されたクライアント装置のブラウザで表示するためのデータであり、クライアント端末のブラウザを介してユーザに指定された第2の部品データの位置情報を受信する位置情報受信手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のデータファイル管理装置において、関係図表示用データ生成手段は、位置情報受信手段で受信した位置情報に従って、データファイルを追加した関係図表示用データを再生成することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、複数のデータファイルと、複数のデータファイル間の関連付けを視覚的に示す複数種類の第1の部品データおよびデータファイルを新たに追加可能な位置を視覚的に示す第2の部品データを含む関係表示部品データと、複数のデータファイルを親のデータファイルを識別する識別情報により関連付ける関連付け情報を記憶するデータ記憶手段とを備えるデータファイル管理装置における処理方法であって、データファイルの関連付け指示がされたかどうかを判定する判定ステップと、関連付け指示がされた場合、ユーザによって選択されたデータファイルを複数のデータファイルから決定するデータファイル決定ステップと、データファイル決定ステップで決定されたデータファイルに関連付くデータファイルを関連付け情報を用いて検索する検索ステップと、検索ステップで検索されたデータファイルの親子関係を示す表示関係コードが各データファイル毎に定義される階層関係情報を、関連付け情報に従って生成する階層関係情報生成ステップと、検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードと、データファイルと関係表示部品データとが配置可能な位置を行列で示し、列にデータファイルと関係表示部品データとを繰り返し配置することが可能な配置規定テンプレートとを用いて、検索ステップで検索されたデータファイルの配置位置と、関係表示部品データの配置位置を決定する配置位置決定ステップと、配置位置決定ステップで決定された配置位置に、データファイルと関係表示部品データを配置した関係図表示用データを生成する関係図表示用データ生成ステップとを備え、配置位置決定ステップは、データファイルを新たに追加可能な配置位置を視覚的に示す第2の部品データの配置位置が、データファイルの配置位置をもとにして決められる関係表示部品データ配置ルールに従って、配置位置決定手段で決定されたデータファイルの配置位置の後の、データファイルを新たに追加可能な配置位置に、第2の部品データを配置することを決定し、関係図表示用データ生成ステップは、配置位置決定ステップで決定された第2の部品データを配置する配置位置に、第2の部品データを配置することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、コンピュータに実行可能なプログラムであって、複数のデータファイルと、複数のデータファイル間の関連付けを視覚的に示す複数種類の第1の部品データおよびデータファイルを新たに追加可能な位置を視覚的に示す第2の部品データを含む関係表示部品データと、複数のデータファイルを親のデータファイルを識別する識別情報により関連付ける関連付け情報を記憶するデータ記憶手段とを備えるデータファイル管理装置を、データファイルの関連付け指示がされたかどうかを判定する判定手段と、関連付け指示がされた場合、ユーザによって選択されたデータファイルを複数のデータファイルから決定するデータファイル決定手段と、データファイル決定手段で決定されたデータファイルに関連付くデータファイルを関連付け情報を用いて検索する検索手段と、検索手段で検索されたデータファイルの親子関係を示す表示関係コードが各データファイル毎に定義される階層関係情報を、関連付け情報に従って生成する階層関係情報生成手段と、検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードと、データファイルと関係表示部品データとが配置可能な位置を行列で示し、列にデータファイルと関係表示部品データとを繰り返し配置することが可能な配置規定テンプレートとを用いて、検索手段で検索されたデータファイルの配置位置と、関係表示部品データの配置位置を決定する配置位置決定手段と、配置位置決定手段で決定された配置位置に、データファイルと関係表示部品データを配置した関係図表示用データを生成する関係図表示用データ生成手段として機能させ、配置位置決定手段は、データファイルを新たに追加可能な配置位置を視覚的に示す第2の部品データの配置位置が、データファイルの配置位置をもとにして決められる関係表示部品データ配置ルールに従って、配置位置決定手段で決定されたデータファイルの配置位置の後の、データファイルを新たに追加可能に、第2の部品データを配置することを決定し、関係図表示用データ生成手段は、配置位置決定手段で決定された第2の部品データを配置する配置位置に、第2の部品データを配置することを特徴とする。
本発明によれば、ータファイル同士の持つ関係と新たなデータファイルを登録する際の関連付け先を視覚的に理解しやすく表現することができる。
以下、図面を参照して本発明によるデータファイル管理方法を説明する。
本実施形態においては、契約書ファイルの管理システムを例とする。契約書の画像などのデータがデータファイルの対象となるが、一般に各契約書間には、例えば基本契約と覚書のような関連付けが為されている。関連付けは、本実施形態においては、各種テーブルによって表現されるよう処理され(関連付け処理)、データファイルの管理に用いられる。契約書のデータファイルは契約書からスキャナ等によって読み取られPDF等のフォーマットでデータベースに格納されるが、この際に関連付けを設定することもできる(新規登録処理)。
このように設定された関連付け情報を用いてデータファイルが管理されるが、先ず各データファイル間の関連付け情報に基づいて、その関連付けにより関連付けられる一群のデータファイル群を生成する(関連付けられたデータファイル群の生成)。その後、データファイル群を各データファイル間の関連付けが明確となるよう視覚化して表示されるように表示画像が生成される(関連図表示ファイルの生成)。このようにして得られた表示画像は、ユーザのパーソナルコンピュータ等に送信されその画面に表示される。
特に、本発明における最良の実施形態としては、Webシステムで閲覧可能とするためにHTMLファイルでツリー表示を行う場合を想定している。つまり、ツリー関係を表すための関係表示(例えばファイルとファイルを繋ぐ直線やT字型の表記)をJPEGやGIFのファイルとして予め生成しておきファイル同士の関係で動的にどの関係表示をどの位置に配置するかを決定することでHTMLファイルを構成することで汎用ブラウザにおける表示を可能とするものである。
(本実施形態のシステム構成)
図1は本発明における一実施形態のデータファイル管理システムの構成を示す図である。尚、図1のネットワーク100上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。ネットワーク100はTCP/IPのプロトコルで通信可能な環境を有するLANで構成されるものである。データファイル管理サーバ110は、電子化されているデータファイルを保存すると共に、各データファイルの書誌情報やデータファイル同士の関係付けデータを管理するための管理データを保存している。また、管理サーバ110はWebサーバとしての機能を有し、クライアント装置であるPC130から汎用ブラウザを用いてhttpプロトコルにより行われるアクセスに対してレスポンス処理を行うことが可能な構造となっている。さらに、管理サーバ110は、例えば印刷物または写真をスキャナで読み取りイメージデータを生成するといった電子データ生成機能、あるいはネットワーク送信機能を有する複合機120から電子データを受信して所定の格納場所に保存し諸所の利用に供することが可能である。また、管理サーバ110はPDFファイル等を受信した後、受信したPDFファイルを前述のWebサーバとして表示用データを生成する際に用いる表示用のJPEG画像へ変換するための機能をも有している。
複合機120は、原稿のスキャン機能、スキャンデータのPDFファイル作成機能、SMB(Server Message Block)等を用いたファイル転送機能などを有しており操作者の指示で原稿をスキャンして、電子化すると共にPDFファイル等のファイルを生成し、予め設定された格納場所(フォルダ)へファイルを転送するといった一連の流れを実行する。
PC130は、ユーザが用いる汎用のPCであり、管理サーバ110と双方向通信可能な通信機能と汎用ブラウザアプリケーションを有しており、httpプロトコルで管理サーバ110と通信可能である。双方向通信のために汎用ブラウザはCGIパラメータ情報の送信等の機能を有する。
次に、図1で説明した本発明の管理サーバ110およびPC130のハードウエア構成について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態の管理サーバ装置110のハードウエア構成を示す図である。図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ111には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)や、各サーバあるいは各クライアントの後述する各種機能を実現するためのプログラムが記憶されている。
RAM202は、CPU201のメインメモリ、ワークエリア、一時待避領域等として用いられる。入力コントローラ205は、入力部209からの入力を制御する。この入力部209としては、特に、サーバやクライアント等の装置においては、キーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。また、複合機120といった印刷装置等では、タッチパネル、ボタン、スイッチ等が挙げられる。
ビデオコントローラ206は、表示部210の表示を制御する。この表示部210としては、例えば、CRTや液晶等が挙げられる。外部メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタドライバ等を記憶する外部メモリ111へのアクセスを制御する。加えて、各サーバあるいは各クライアントの各種機能を実現するための関連付けデータを含む各種テーブル、パラメータが記憶するデータベースの機能も有しているということができる。この外部メモリ111としては、ハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等が挙げられる。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク100を介して外部機器との通信制御処理を実行する。具体的には、ネットワークを介して相手の装置にデータを送信し、またはネットワークに接続された他の装置からのデータを受信する。
本発明を実現するための制御プログラムは外部メモリ111に格納されており、必要に応じてRAM202にロードされ、CPU201によって実行される。さらに、本発明に係わる制御プログラム212で用いられるデータファイル213及び各種情報テーブル214も同様に外部メモリ111に格納されている。これらのデータファイルおよびテーブルについての詳細な説明は後述する。
以上管理サーバ110を中心に説明したが、汎用のパーソナルコンピュータであるPC130も、基本的な構成は管理サーバと変わらないため特に説明は行わないが、基本的には汎用のブラウザを有し、NICを介して管理サーバ110と通信して画像の表示を行い、指示入力用のマウスやキーボードを有していれば本発明の目的を達することができる。
次に、本発明のデータファイル管理システムの一実施形態の基本的な処理フローについて、図3、図4を用いて説明する。本実施形態においては、複合機120におけるスキャン等により生成されたPDFデータ等のデータファイルを予め管理サーバ110の特定の管理場所に保存しておき、各データファイルに対する管理サーバ110の有する画像変換機能により表示用JPEG画像が関連付けられて保存されている状態にあるものする。
また、本実施形態における管理対象は契約書であり、データファイルは契約書のイメージデータである。ここで対象にする契約書は、例えば、不動産関連の契約書のように複数の契約が存在して、その関係が錯綜しているような契約のための契約書である。したがって、管理を行う場合、契約書の電子データであるデータファイル同士の関連付けに基づいて管理を行う。本実施形態の契約書は、その運用上「基本契約」とその基本契約に関連付けられる「個別契約」や「覚書」が存在するが、本発明の目的はそれぞれがどのように関連付けされているかを視覚的に管理することである。
(各テーブルの説明)
処理フローを詳細に説明する前に、まず処理フローの説明に必要な各情報テーブルの概要とその関係図を図5により説明する。図5は、本実施形態にかかる各契約書間の関連付けを行うための関連テーブルの概念図である。
図5において、●印がついている項目は各テーブルの主キーとなるものである。ここで、501は各データファイルに対して最初に管理サーバ110に格納される際に作成される「書類テーブル」であり、項目としてはシーケンス番号である書類SEQ番号、データファイル自体の名称であるファイル名を含んでいる。データファイルであるPDFデータとそのデータファイルを表示させる際の表示用データである表示用JPEGは同一の書類SEQ番号が付され拡張子で区別されるように内部的に対応付けられる。
テーブル502は、各データファイルに対する「書誌情報テーブル」である。テーブル502−a、502−bは各々別のデータファイルに対する書誌情報レコードを示しており、契約書SEQ番号を主キーとして管理されている。テーブル503は、「書類テーブル」501と「書誌情報テーブル」502を対応付けるためにそれぞれの主キーを対応付けている「書誌_書類関連テーブル」である。また、テーブル504は、各契約書や覚書同士を関連付けるためにそれらの書誌情報の主キー同士の対応を記述することで親子関係を示す「契約書関連テーブル」である。項目としては契約書SEQ番号とその親契約書SEQ番号から構成される。親契約書SEQ番号がNULLならそれ以上の階層が存在しない基本契約のようなものであり、その契約書SEQ番号のデータファイルが例えば図13に示すような関連図の先頭の階層に唯一表示されるべきものである。契約書関連テーブル504は関連付け情報としては、一階層上のデータデータファイルを特定する情報のみ有しているので、他のシステムで見られるようなファイルパス情報を持つよりも情報量が少なくて済むのでデータ量を抑えることができる。
以下、各ステップは管理サーバ110の外部メモリ111に制御プログラムとして格納されており、これらのプログラムをCPU201がRAM203にロードして実行する。まず、ユーザはPC130で管理サーバ110に設定されているURLに対してアクセスすることで不図示のログイン画面を管理サーバから受信し、ブラウザによりその内容を表示する。次に、PC130から管理サーバ110に対してユーザIDとパスワード等を用いた認証要求が行われる。
ステップS301において、管理サーバ110は不図示のユーザマスターテーブル(各ユーザのユーザIDとパスワードを格納)を用いて認証が出来たか否かを判定する。認証が出来た場合にはS302へ移行する。ステップS302では、PC130に対して図7に示すメインメニュー画面を送信する。PC130では図7のメインメニューをブラウザ上で表示する。
図7のメインメニューでは、出力メニュー、入力メニュー、メンテナンスが行える各機能ボタン表示があるが、本発明で関係する入力メニューの「契約書/覚書取込」ボタン701と「契約書/覚書関連付け」ボタン702についてのみ説明を行う。「契約書/覚書取込」ボタン701は新規登録に用いる。これは、まだ書誌情報等の入力が済んでおらず、複合機120からのデータファイルと表示用JPEGデータが生成され書類番号として重複しないようにシーケンシャルに自動生成された書類SEQ番号を有しているだけのデータファイル等の状態にあるものの登録を意味する。ここでPDFのデータファイル及びその表示用JPEGファイル(以下、データファイル等)は同一の書類SEQ番号が付され、拡張子によりその識別を可能とする。
「契約書/覚書関連付け」ボタン702は関連付けのために用いる。これは、既にデータファイルに関する書誌情報等の諸情報の登録済みで関連付けだけが未設定であるデータファイルの関連付け、或いは更に他のデータファイルとの関連付けもされている状態のデータファイルに対して関連付けの変更を行う際に用いる。
処理フローの説明に戻ると、管理サーバ110のCPU201はS303では「契約書/覚書取込」ボタン701が押下されたとの情報が送信されてきたか否かを判断する。ここで、ボタン701が押下された場合は、新規入力であるとして後述するステップS317へ移行する。もし、ボタン701が押下されなければ(S303においてNoの場合)、ステップS304で「契約書/覚書関連付け」ボタン702が押下されたか否かを判定する。ここで、ボタン押下情報はCGI(URL情報)の受信内容等で判定するものである。ステップS304でボタン押下情報を受信しない場合(Noの場合)他の処理を行う。
(関連付け処理)
ステップS304で「契約書/覚書関連付け」ボタン702が押下されているなら、関連付けを行うものとしてステップS305で図14に示す検索条件入力画面をPC130に対して通信I/Fコントローラ208を介して送信する。その後、ステップS306でデータファイルの検索条件及び検索指示ボタン1401が押下されたとの情報を受信すると、ステップS307では入力された検索条件により外部メモリ111内に格納さているデータファイルに対するデータに対して検索を行う。そして、ステップS308で検索結果画面を生成して関連付けデータ検索一覧(例えば、図12に示す結果一覧)をPC130に送信する。図12において、表示1201〜1203は表示用JPEGファイルをブラウザ上に表示したものであり、ボタン1204〜1206は関連付けを行う対象であるデータファイルを選択するための選択ボタンである。
そして、ステップS309ではCPU201はPC130からの受信情報を解析して選択指示入力の有無を判定し、これにより関連付けを行う対象データファイルを決定する。すなわち、ステップS309で選択指示があった場合には、そのCGIパラメータによりどのデータファイルが選択されたかを判定する。ここで、上述のステップS308で生成された画像データのボタン1204〜1206にはCGIパラメータが対応付けられているものとする。
次に、この状態において次にステップS310では関連付け先のデータファイルを検索するための検索条件を入力する画面(例えば、図11に示す検索画面)を送信する。ステップS311では図11の各入力欄にいずれの入力情報が入力されたか、および検索実行を指示する情報が入力されたか否かを判定し、入力された場合(Yesの場合)ステップS307と同様にデータ検索を行って、上述した図12に示すリスト形式で検索結果画像を生成してPC130に送信する(ステップS312)。
ステップS313では、S309同様の処理で関連付ける先になるデータファイルの選択指示の有無を判定し、ここで選択指示があった場合(Yesの場合)ステップS314へ移行する。次に、ステップS314ではステップS313で選択されたデータファイルに関する関連図を表示するための表示ファイルを生成する。この関連図表示ファイルの生成処理は図4の処理フローを用いて後述する。
ステップS314で生成、送信された関連図表示ファイルは、PC130により受信され、その画面に表示(例えば、図13の関連付け位置情報)されて、ユーザはこの画像を見ながら関連付けのための位置を示す情報の入力を行う。ステップS315では関連付けデータを判定し、入力があった場合にはその情報を用いて、例えば図5に示すように契約書関連テーブル504の情報を更新する。
(新規登録処理)
更に、ここではステップS303の判定でYesの場合、つまり「新規データファイル登録」の場合の処理について説明する。ユーザは既にデータファイル等として登録されているデータファイルおよび表示JPEGファイルに関する書誌情報を入力し、さらに関連付けを行う。
まず、ステップS317では、CPU201はデータファイル一覧画面(例えば、図8に示す一覧画面)の表示データをPC130に対して送信するよう動作する。図8においてはまだ書誌情報が登録されておらず、書類テーブルにのみ登録されているデータファイルについて、その表示を行うための表示用JPEG画像を配置した表示画面をブラウザによって表示可能な情報を含むデータを送信する。PC130において、ユーザが画面を閲覧しながら、登録ボタン801を押下した場合には、例えばブラウザアプリケーションが送信する情報を管理サーバ110が受信して、そのCPU201がさらにその内容を判断し(ステップS318)、(例えば、図9に示す)書誌情報入力画面の送信を行う(ステップS319)。ここでは指定されたデータファイルのPDF画像を同一フレーム内で書誌情報の入力部と並べて配置することにより、入力する情報を直接PDFデータから得られるようにしている。これにより入力情報がより容易に、かつ確実に行うことができるようになる。
その後、書誌情報と登録指示情報を受信するか否かを判定する(ステップS320)。管理サーバ110のCPU201は書誌情報と登録指示とを受信した場合(Yesの場合)には契約書SEQ番号を自動生成して、書誌情報テーブル502に新規レコードを作成し、書誌_書類関連テーブルに対応付けを行う登録処理をして、図10に示す登録終了画像を送信するようCPU201は動作する(ステップS321)。
次にステップS322では、ユーザが図10の関連付けボタン1001を押下したか否かをブラウザからの受信情報により解析して、関連付け指示の有無を判定する。ここで関連付け指示があった場合(Yesの場合)、管理サーバ110のCPU201は、ステップS323、324で上述のステップS310、311で行った様に、関連付け先のデータファイルの検索条件を入力させるようPC130に表示指示を送信する。本動作は、実質上、上述の内容と同様なため説明を省略する。
図3に示す処理フローで登録、更新したデータファイルに関する諸情報テーブルはRAM203に一時的に生成された後で、不揮発性の外部メモリ111に格納されるものである。また、図13に示す関連図は一例に過ぎず、本発明の目的を達成するための形態であれば種々の関連図の構成が考えられる。
(関連付けされたデータファイル群の生成)
次に、図4の処理フローを用いて図3のステップS314について、先ず関連付けされたデータファイル群の生成の説明を行った後、関連図表示ファイルの生成、送信処理について詳述する。
まず、ステップS401では上述のステップS313で選択された契約書/覚書データファイルを検索対象として、RAM203の一時保存領域にセットする。次にステップS402では検索対象のデータファイルに対する親契約書があるか否かを図5の契約書関連テーブル504を参照して判定する。ここで、親のデータファイル(階層が1つ上)が存在する場合(Yesの場合)には検索対象を親のデータファイルに変更(ステップS403)して処理を繰り返す。
ステップS402で親契約がない場合(Noの場合)ならステップS404に移行する。ここで親契約がない場合とは契約書関連テーブル504の親契約書SEQ番号がNULLであること、つまり最上位の階層、すなわちルートとなるデータファイル群の中心となるデータファイルである基本契約書等を意味する。
ステップS404では、現在の検索対象のデータファイルを表示データとして保存する。つまり最上位のデータファイルを表示データとして探索したことになる。この時検索済みのフラグをセットしておく。次にステップS405ではその検索対象のデータファイルが親契約書SEQ番号にセットされている契約書SEQ番号を契約書関連テーブル504から検索する。ここで、存在する場合には(Yesの場合)検出された全てのデータファイルの契約書SEQ番号を表示データとして保存する(ステップS406)。表示用データの一例を図15に示す。表示データはRAM203上に生成される一時データである。また、「検索済みフラグ」はそのデータファイルを検索対象としてステップS405の判定を終えたことを示す。ここで、フラグ“1”は終了を意味し、すべてフラグ“1”となるとデータファイル群が完全に生成されたこととなる。
ここで全ての表示データに対するS405の判定を終えているか否か図15の表示データにある検索済みフラグから判定し(ステップS407)、まだ未検索対象(フラグ“0”)があれば検索対象にして、フラグをセット(ステップS408)し、S405の判定を行うようにCPU201は動作する。
(関連図表示ファイルの生成)
ステップS407で表示用データの全てが検索済みであれば(Yesの場合)、図15に示す表示ファイルテーブルの情報から、表示関係コードを生成する(ステップS409)。
図16は、所定の契約書SEQ番号を持つ表示データファイルと表示関係コードとの関係を示す図である。本実施形態では図16に示すように、表示関係コードは文字列で構成される。「1」のみの表示関係コードは親契約書を意味し、親契約書の表紙をJPEGファイルとして保存しておいた縮小画像を表示するための情報である。「1−1」は、「1」の契約書を親としており、そのすぐ後ろに表示されるべき契約書の表示データを意味する。「1−1−1」は、「1−1」を親としておりそのすぐ後ろに表示される。文字列の文字数(「1−1」ならハイフンを含めて3文字)は後述の図6で説明しているテンプレートにおける列(column)を意味している。表示関係コードを生成することで、データファイルのツリー構造を示す関連図を生成する場合にも処理の度にデータファイルの親子関係を調べる演算処理が省けるので全体的な処理速度の向上を図れる。特にファイル数が増えた場合などに効果的である。
図6に示されているように契約書のJPEGファイルと関係部品表示を交互に配置して表示のためのHTMLデータファイル、すなわち二次元表示パターンを生成するため、契約書の表示データは奇数の列(column)に配置される。また、「1−1−1」と「1−1−2」の違いは、両方とも「1−1」を親として表示され同一の列(column)に表示されるのに対し、「1−1−1」よりも「1−1−2」の方がひとつ下の行(row)の位置に表示される点である。
例えば、二次元表示パターンはHTMLのテーブルタグを用いた二次元配列により構成される。契約書のJPEGファイルと関係部品表示は生成されたテーブルの各セルに対して配置される。この際、何もJPEGファイルも関係部品表示も配置する必要のないセルには予め背景色と同一で枠線のないセルと同じ大きさの矩形の画像を用意しておき配置すれば良い。表示する契約書データの数とそれらの関係からテーブルタグの<TR>の繰り返し数と、一つの<TR>に対する<TD>の数が決定されることで二次元表示パターンを動的に生成することができる。
図16に示す対応表を用いて最終的に表示されるのは図17のようなイメージの図である。各契約フィルの配置ルールとしては、図17の4で示される位置「1−1−2」にファイルがある場合「1−2」のファイルは4と同じ行(row)でなく、より下の行(row)に表示される。ただし、「1−1−3」が存在すればさらに一つ下の行(row)になるなど、他に小さい行(row)で表示されるものがあるか否かにより、「1−2」を表示する行(row)は異なってくる。
図4の説明に戻ると、ステップS410では図16に示される表示関係コードを用いて、図6に示されるテンプレートと関係部品表示とにより図17に示すような関係図の表示データを生成する。そして、関係図表示データをユーザのPC端末に送信して終了する(ステップ411)。
図19は、図4のS410のステップの詳細な処理フローチャートを示す図である。図19のステップS401aでは図6のテンプレートの配置位置を決定するために行列値(m,n)を用いている。ここで図6のテンプレートは契約書表示データと関係部品表示を列方向に交互に繰り返して表示するためのものであり、表示するツリー構造により、列および行方向に変化するものとする。図6のテンプレートは一例であり、表示ファイルを配置する位置と関係部品表示の位置を行列あるいは座標等で規程するものであれば良い。本実施例で説明する図6のテンプレートは説明の為に行、列を有限に記載しているが、下記のフローチャートで明らかなように表示ファイルの数や表示ファイル間の関係に応じて可変することが可能な構成である。但し、テンプレートは予め行と、列を有限にしておいても表示ファイルの数が少なければ配置可能であり、本発明の範疇であることは言うまでもない。
まず、ステップS401aでは行列値(m,n)に初期値(1,1)をセットする。そして、ステップS402aでは現在の行列値(m,n)の列(column)が奇数か否かを判定する。奇数ならステップS403aへ、偶数ならステップS408aに移行する。図6に示すテンプレートにおいて行列値(m,n)の列(column)が奇数であることは契約書の表示データを配置を確定しなければならないことを意味し、偶数であれば関係部品表示を表示するために配置を確定しなければならないことを意味する。
ステップS403aでは、行列値(m,n)に表示するファイルがあるか否かを図16に示す表示関係コードから検索する。例えば、行列値(m,n)が(1,1)である場合、表示関係コード「1」の契約書の表示データが配置確定される。また、行列値(m,n)が(3,1)であれば、列の値が3であることからまず文字数は3となる。このため表示関係コードは「×−×」(表示関係コードの文字数は、“−”も1文字として数える)であり全ての数字が1である必要があるので、表示関係コードで「1−1」が選択される。行列値(3,1)に表示されるのは「1」を親としており、同一の行(row)に表示されるべき契約書の表示データとなる。また、列(column)が1の列については行(row)が2以上となる場所にはいずれのファイルも配置されない。また、表示関係コード「・・・−×−×−×」の文字列で最後の文字が同じ位置(文字数)の他の表示関係コードと異なる場合には別の行(row)に表示されることを意味する。
表示関係コードで「−1」の文字列が続くうちは同一の行(row)であり、変わると別の行(row)となる。例えば「1−1−1」(文字数5)と「1−1−2」(文字数5)なのでこの2つは行(row)で一つ違えて表示されるべきであり、「1−2」の表示データの契約書表示ファイルは「1−1−2」よりもさらに下の行(row)に配置されることになる。さらに、「1−2」の表示位置は、「1−1−3」の表示関係コードが存在する場合と、存在しない場合で当然行(row)が異なり前者は更に行(row)が一つ下になる。
ステップS404aでは、行列値(m,n)ステップS403aで検索された表示ファイルを配置確定する。ステップS405aでは表示ファイルなしを配置確定する。次にステップS406aでは図16の表示ファイルは全て配置確定したかを判定する。ステップS406aで全て配置確定したら、次にステップS408aにおいて図6で示す関係部品表示608の位置を所定のルールに従って決めて配置する。関係部品表示608は、新たに別のデータファイルを関連付けする場合に用いられる。すなわち、本実施形態の関連図表示ファイルが生成されユーザのパーソナルコンピュータのブラウザ上に表示された場合、ユーザは関連付けを行おうとするデータファイルを指定して、その関連付けを行う位置を表示された関連図から選ぶことができるが、その際、関連図のうち関連付けが可能な位置をこの関係表示部品608によって表しておくのである。これにより、ユーザは所望の関係部品表示608をクリックするだけで、データファイルの新たな関連付けを設定することができる。
このような関係部品表示配置のルールとしては、例えば一番簡単なルールを考慮すると、同一行(row)におけるもっとも列(column)が大きいファイルの行列値を(m1,n1)と仮定すると、その後ろに対して関係部品表示608を設定するようにするといったルールが考えられる。つまり、図17に示すような表示データを生成するために、(m1+1,n1)に関係部品表示602を配置確定し、(m1+2,n1)には関係部品表示608を配置確定して付加することで最終的な表示画像データファイルを生成して終了する。
また、ステップS406aで全ての表示ファイルを配置済みでないとすればステップS407aで行列値(m,n)を変更するために列(column)を一つ増やしてステップS402aに戻る。一方ステップS402aで、列(column)が偶数の場合には関係部品表示の配置をするためにステップS409aへ移行し、行(row)の値を保存する。また、ステップS410aでは行(row)の最大値を算出する。表示のための行列値決定ルールでは、図16の表示関係コード文字列で「・・・・−1」が続くときは一旦同一の行(row)に表示し、「・・・・−2」や「・・・・−3」のように同一の列(column)の文字列の数値が1つ大きくなると行(row)を増やした行列値に表示を決定するので全ての変化点を見ればよい。例えば図16を用いた場合には、最終的に図17の様に表示されるが、図16の表示関係コードから分かるようにn=1からスタートして2回変化するところがあるので行(row)の最大値は3となる。
次に、ステップS411aでは、行列値(m−1,n)に配置するファイルがあるかを図16の表示関係コードから判定する。この判定の方法はステップS403aと同じであるので説明は省略する。ステップS409aで配置する表示ファイルがあれば(m−1,n)の行列値に対してフラグ「a」をセット(ステップS412a)して、配置する表示ファイルがなければそのままステップS413aに移行する。
ステップS413aでは行列値(m+1,n)に配置するファイルがあるかを図16の表示関係コードから判定する。この判定の方法はステップS403aと同じであるので説明は省略する。ステップS413aで配置する表示ファイルがあれば(m−1,n)の行列値に対してフラグ「b」をセット(ステップS414a)して、配置する表示ファイルがなければそのままステップS415aに移行する。その後、ステップS415aではステップS410aで算出した行(row)の最大値まで検索が終了したかを判定し、まだ終了していなければ、ステップS416aで行(row)を一つ増やしてステップS402aに戻る。
また、ステップS415aで行(row)の最大値まで検索が終了していればステップS417aにおいてステップS409aで保存した行(row)に戻もどす。さらに、ステップS418aでは行列値(m,n)の関係部品表示を選択する。例えば、フラグを並べて見た場合に最初の2つのフラグが「a」「b」であれば[全幅の横棒]を含む関係部品表示を選択する。また、「a」のみであれば横棒に関しては[左半分の横棒]を含むファイルの関係部品表示を選択する。そして、最初の2つのフラグ以外に「a」或いは「b」が存在する場合には[下半分の棒]が含まれるものを選択し、また既に決定されている(m,n−1)の関係部品表示が601、603、604、605などのように[下半分の棒]を含む場合は上半分棒を含む関係部品表示を選択する。また、配置する関係部品表示がない場合には(m,n)のデータそのものを作成しない。このような条件から関係部品表示を選択して行列値(m,n)と共にRAM203に一時保存する。そして、ステップS419aでは行列値(m、n)を(m+1、n)に変更する。但し、S418aで配置する部品がない場合で同一行(row)には配置する表示ファイルが存在しなければ(1、n+1)に変更するものである。
なお、ステップS406aで「Yes」となり、ステップS408aの実行前の状態の表示行列値と表示ファイルの関係は図17のような表示を行う場合には図18のように決定されることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、データファイル同士の持つ関係を視覚的に表現してみせることが可能であり、例えばあるデータファイルについてどのデータファイルの情報を参照すれば良いのかが分かり易くなる。また、更にはデータファイル同士の関連付けを行う際に登録可能な個所を表示させることが可能なため、既に関連付けられた多数のデータファイルに対して新規に関連付けを行う際にも新規の関連付け位置がどのような位置で登録されるのか、またどのような位置に登録すべきなのか明確であり理解し易いという利点がある。
次に、図20〜24を用いて管理サーバ110のCPU201が実行する図3のステップS316について図20を用いて詳細に説明する。より具体的には複数のデータファイルにより構成する既存のツリー構造に対してデータファイルを追加することでツリー構造を再構成する処理である。本発明においては、ユーザが容易にツリー表示に対して新規にデータファイルの追加を行うことを可能とするために図13や図17の「ここに登録」のようなデータファイルの追加可能な位置を明示的に示し、ユーザはPC130の入力部(例えば、マウスなどのポインティングデバイス)によりこの追加位置を示す画像を選択することで、データファイルをツリー構造に追加する位置を指示することができる。
ここでは、管理サーバ110は、図3のステップS309やステップS318で判定した特定のデータファイルを、図3のステップS313で判定したデータファイルを含むツリー構造に追加するものである。
図20は、上述のとおり契約書関連テーブル504の情報更新処理を示すものである。管理サーバ110のCPU201は、ステップS315でユーザ側のPC130において追加可能位置をしめす関連表示部品608が押下されたことを受けて送信される追加位置情報の受信を判定する。追加位置情報としては関係表示部品608を特定する情報或いはその座標位置などを含むことが考えられ、データファイルを追加する隣接のデータファイル(上位と下位の層のデータファイル)が特定できれば良い。ステップS315でYesの場合にステップS316を実行することになり、図20の処理が行われる。
まず、図21のように新規登録された契約書SEQ番号「4」のデータファイルを既存の契約書SEQ番号「1,2,3」で作成されているデータファイルのツリー構造に関連付ける場合を例にとって説明する。
ステップS2001では、新規に関連付けるデータファイルの契約書関連テーブル504の親契約書SEQ番号にユーザにより指定された関連付けの位置に対する親契約書SEQ番号を設定する。ここでは「4」の親契約書SEQ番号に対して「1」を設定するものである。また、ステップS2002ではユーザにより指定された関連付けの位置に関連する子契約書SEQ番号の契約書関連テーブル504上の親契約書SEQ番号を新規関連付けデータファイルの契約書SEQ番号に変更する。図21の場合「1」から「4」に変更される。
すなわち、図21の変更前の契約書関連テーブル504は、図22に示すとおりであり、図21のように矢印の位置に関連付け位置が指定されると契約書関連テーブル504は図23のように更新され、これを用いて、ステップS2003において図4の処理を繰り返すので新しいツリー構造を有するデータファイルの関連図表示データを生成してユーザのPC130に送信することが可能となり、PC130上で再描画されることになる。これによって関連付けを行うと管理サーバ110は新規に関連付けられたことをトリガとしてデータツリー表示の再描画を行うものである。この再描画時のステップS409の表示ファイル関係情報(表示ファイルテーブル、表示ファイル関係データテーブル)の生成は新規に関連付けられる対象として選択されていた契約書SEQ番号「4」をもとに行われる。
以上のように処理することでデータファイルのツリー表示に対して新たな関連付けを行った場合に、新たな契約書のデータファイルの関連付け位置をユーザが指定することにより、管理サーバ110がツリー構造の再構成を行って、表示データを生成してPC130に送信することでPC130上において再描画が行われる。
また、さらなる変形例としては、上述の図6で示したような各関係部品ファイルを複数の画像データとして持つことも可能である。例えば図24aに示すように5つのパーツからなるものや、図24bに示すように3つのパーツからなるもの、図24cに示すように2つのパーツからなるものなどを使用することが可能である。ここでは特に三角形のマークがデータファイルを追加可能な位置を明示的に示すものである。
例えば、図19のステップS418aで表示ファイル同士の関係から「T」字型の関係部品ファイルが選択されることが決定されたら行列値(m,n)にはこの5つのパーツが配置されるように位置制御すればよい。つまり、行列値(m,n)を予め登録されている5つのパーツの大きさに合わせて細分化して配置するように制御するものである。予めデータの関連付けルールと関係部品ファイルの対応を決定しておくことで、例えば「T」字型の関係の場合は図に示すような2箇所に対して関連付けが可能とし、またL字型や単なる横棒の場合には1箇所だけ関連付けが可能とすることが出来る。
ユーザがブラウザ上でこの三角形マークの位置を指定した場合にはユーザ側のPC130の汎用ブラウザから指定座標をCGIのパラメータなどで管理サーバ110は取得する。そして管理サーバ110のCPU201はこの情報からどの親データに対して関連付けられたかを検出することが可能であり、これにあわせて契約書関連テーブル504を再構成すればよい。
例えば、三角形マークの配置の際にハイパーリンクを付けておくことで、指定された場合に位置情報を送信することができる。
次に図25〜29で示す実施の形態について図を用いて説明する。本実施形態においては図13、図17或いは図21で説明した実施形態ではデータファイルの関係図(データファイルのツリー構造の表示)が1つのケースについて説明したが、本実施形態においてはツリー構造を複数有する関係図表示データが生成される場合について説明する。
例えば、図25のようなケースであり、関係図としてツリー構造を複数有する関係表示ファイルが生成される場合である。図25は、図11の関連付け先を検索するための画面でユーザが検索した結果を示す図12のデータファイル一覧のリストから契約書SEQ番号「4」に相当するデータファイルが選択された場合にPC130に送信されて表示部260に表示されるものである。図25は一例であり、ツリー構造は3つ以上作成されることもある。以下に、詳細に説明する。
図5で説明した契約関連テーブル504は契約書SEQ番号に対して一つの親契約書SEQ番号を持つ形で説明した。図25で示す実施形態においては、同一の契約書SEQ番号に対して複数の親契約書SEQ番号を対応づけた契約書関連テーブル504が作成される。例えば図25の2つのツリー構造からなる関係図表示データのもととなる契約書関連テーブル504は図26に示す通りである。
図26で、契約書SEQ番号「4」に対しては親契約書SEQ番号として「1」と「7」を有している。これらは自契約書SEQ番号「1」、「7」に対する親契約書SEQ番号が「NULL」となるデータファイルであり、ツリー構造の最上位階層となりツリー構造の中心として表示されるものである。そのため、図12のような一覧リストから契約書SEQ番号「4」のファイルが選択された場合には、複数のツリー構造として関係図表示データを作成するものである。3つ以上のツリー構造からなる場合とは更に別の親契約書SEQ番号が紐付けられている場合である。
ここで、図27を用いて上述の図13、図17或いは図21で示す実施形態で説明した図4と異なる部分について説明する。ステップS412では、選択された契約書/覚書ファイルに対しての親契約書SEQ番号を調べて、最上位階層に位置する(図5の契約書関連テーブル504で親契約書SEQ番号がNULL)契約書/覚書ファイル(データファイル)を全て検索、抽出する。このデータは一時的にRAM252に保存されるものである。次に、ステップS413ではステップS412で抽出した最上位階層になる契約書/覚書ファイルのうち表示データ生成が未処理であるものを一つ選択して表示データ生成処理のために表示データ検索対象として設定する。その後は図4でも説明したようにステップS404〜ステップS408までの処理を行う。ステップS407で全ての表示データの検索が終了している場合にはステップS414では、ステップS412で抽出した最上位階層にある契約書/覚書ファイルのうち表示データ検索が全て終了しているか?をチェックして、もし終了していなければステップS413に戻る。また、ステップS414で最上位階層に位置する契約書/覚書ファイルの全てが終了している場合にはステップS409で表示ファイル関係情報を生成する。表示ファイル関係情報は上述の第1の実施例でも説明したように、表示関係コードを生成して、図16に示したような表示ファイル関係データテーブルを生成するものである。ここで、図28は表示データの一例を示す表示ファイルテーブルである。また、図29は表示関係コードを生成して作成される表示ファイル関係テーブルを表している。
図28、図29において、図13、図17或いは図21で示す実施形態と異なるのは複数のツリー構造を有する関係表示ファイルが生成されるために表示ブロックの番号を管理する点である。これらは最上位階層の契約書/覚書ファイルの個数分生成されるものである。
図29を用いて関係表示ファイルを生成する処理は、図19で示した処理を表示ブロック番号単位で繰り返し、表示ブロック番号毎に関係図表示データを生成する際の表示位置をY方向(row増加方向)にずらして生成することで実現できる。
このようにして図25のような複数のツリー構造を有する表示データを生成することが可能となる。
また、以上の変形例としては、管理サーバ110とPC130での負荷分散のための協働したシステムが考えられる。例えば、上述の実施形態においては、関係図表示データであるHTMLデータファイルの作成を全て管理サーバで行っていたが、管理サーバでは表示ファイル関係データテーブルの作成を行って、ツリー表示用の契約書のサムネイルや関連部品表示として用いる図6の601〜608の画像ファイルと図16、24で示したような表示ファイル関係データテーブルをPC130に送信し、PC130において汎用ブラウザにおいて既知の技術であるJava(登録商標)アプレットなどを用いて図19の処理を実行することで表示用のHTMLデータファイルを生成するようにして管理サーバ110とPC130で負荷分散することも本発明の範疇である。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
本発明における一実施形態のデータファイル管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態の管理サーバ装置のハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態を説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態を説明するためのフローチャートを示す図である。 本実施形態にかかる契約書間の関連付けを行うための各種関連テーブルの概念図である。 本実施形態における契約書のJPEGファイルと関係部品表示を交互に配置して表示のためのHTMLデータファイルを示す図である。 本実施形態においてユーザのPCのブラウザ上に表示されるメインメニューを示す図である。 本実施形態におけるデータファイル一覧画面を示す図である。 本実施形態における書誌情報入力画面の例を示す図である。 本実施形態における登録終了画像の例を示す図である。 本実施形態における検索画面の例を示す図である。 本実施形態における関連付けデータ検索一覧画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態関連付け位置情報の例を示す図である。 本実施形態における検索条件入力画面の例を示す図である。 本実施形態における表示用データの例を示す図である。 所定の契約書SEQ番号を持つ表示データファイルと表示関係コードとの関係を示す図である。 本実施形態における関係図の表示データの例を示す図である。 本実施形態における表示行列値と表示ファイルの関係の例を示す図である。 本発明の一実施形態を説明するためのフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態を説明するためのフローチャートを示す図である。 本実施形態のデータファイルの関連付けの例を表す図である。 本実施形態の図21の関連付け前の契約書関連テーブル504を示す図である。 本実施形態の図21の関連付け後の契約書関連テーブル504を示す図である。 関係部品図の他の例を示す図である。 本発明における表示データの別の例を示す図である。 本実施形態における契約書関連テーブル504の例を示す図である。 本発明の一実施形態を説明するためのフローチャートを示す図である。 本実施形態における表示用データの例を示す図である。 本実施形態における所定の契約書SEQ番号を持つ表示データファイルと表示関係コードとの関係を示す図である。
符号の説明
100 LAN
110 ファイル管理サーバ
111 外部メモリ
112 モジュール構造
120 複合機
130 PC
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信インタフェースコントローラ
209 KB
210 CRT
501〜504 テーブル
601〜609 関係部品表示
701〜702 ボタン
801 登録ボタン
1001 関連付けボタン
1201〜1203 データファイル表示
1204〜1206 選択ボタン
1401 検索条件及び検索指示ボタン
2101〜2114 契約書/覚書

Claims (8)

  1. 複数のデータファイルと、該複数のデータファイル間の関連付けを視覚的に示す複数種類の第1の部品データおよびデータファイルを新たに追加可能な位置を視覚的に示す第2の部品データを含む関係表示部品データと、該複数のデータファイルを親のデータファイルを識別する識別情報により関連付ける関連付け情報を記憶するデータ記憶手段とを備えるデータファイル管理装置であって、
    前記データファイルの関連付け指示がされたかどうかを判定する判定手段と、
    前記関連付け指示がされた場合、ユーザによって選択されたデータファイルを前記複数のデータファイルから決定するデータファイル決定手段と、
    前記データファイル決定手段で決定されたデータファイルに関連付くデータファイルを前記関連付け情報を用いて検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索されたデータファイルの親子関係を示す表示関係コードが各データファイル毎に定義される階層関係情報を、前記関連付け情報に従って生成する階層関係情報生成手段と、
    前記検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードと、前記データファイルと前記関係表示部品データとが配置可能な位置を行列で示し、列に前記データファイルと前記関係表示部品データとを繰り返し配置することが可能な配置規定テンプレートとを用いて、前記検索手段で検索されたデータファイルの配置位置と、前記関係表示部品データの配置位置を決定する配置位置決定手段と、
    前記配置位置決定手段で決定された配置位置に、前記データファイルと前記関係表示部品データを配置した関係図表示用データを生成する関係図表示用データ生成手段と
    を備え、前記配置位置決定手段は、データファイルを新たに追加可能な配置位置を視覚的に示す第2の部品データの配置位置が、データファイルの配置位置をもとにして決められる関係表示部品データ配置ルールに従って、前記配置位置決定手段で決定されたデータファイルの配置位置の後の、データファイルを新たに追加可能な配置位置に、前記第2の部品データを配置することを決定し、
    前記関係図表示用データ生成手段は、前記配置位置決定手段で決定された前記第2の部品データを配置する配置位置に、前記第2の部品データを配置することを特徴とするデータファイル管理装置。
  2. 前記配置位置決定手段は、前記検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードを用いて決定されたデータファイルの配置位置から配置関係を特定し、特定された配置関係からデータファイル間に配置する関係表示部品データを前記複数の第1の部品データから選択する第1の部品データ選択手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータファイル管理装置。
  3. 前記関係図表示用データ生成手段は、前記第1の部品データ選択手段で選択された第1の部品データが分岐する部品データの場合、当該第1の部品データの前に配置されるデータファイルの後と、当該第1の部品データの後に配置されるデータファイルの前とに前記第2の部品データを配置することを特徴とする請求項2に記載のデータファイル管理装置。
  4. 前記配置位置決定手段で決定される前記データファイル及び関係表示部品データの配置位置は、行列によって決定され、前記関係表示部品データ配置ルールに従って前記第2の部品データを配置する位置は、データファイルの配置位置の列が最終列のデータファイルの後ろの列とする配置位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータファイル管理装置。
  5. 前記関係図表示用データ生成手段で生成された関係図表示用データは、前記第2の部品データに位置情報を特定するリンクが付加されたクライアント装置のブラウザで表示するためのデータであり、
    前記クライアント端末のブラウザを介してユーザに指定された第2の部品データの位置情報を受信する位置情報受信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータファイル管理装置。
  6. 前記関係図表示用データ生成手段は、前記位置情報受信手段で受信した位置情報に従って、前記データファイルを追加した関係図表示用データを再生成することを特徴とする請求項5に記載のデータファイル管理装置。
  7. 複数のデータファイルと、該複数のデータファイル間の関連付けを視覚的に示す複数種類の第1の部品データおよびデータファイルを新たに追加可能な位置を視覚的に示す第2の部品データを含む関係表示部品データと、該複数のデータファイルを親のデータファイルを識別する識別情報により関連付ける関連付け情報を記憶するデータ記憶手段とを備えるデータファイル管理装置における処理方法であって、
    前記データファイルの関連付け指示がされたかどうかを判定する判定ステップと、
    前記関連付け指示がされた場合、ユーザによって選択されたデータファイルを前記複数のデータファイルから決定するデータファイル決定ステップと、
    前記データファイル決定ステップで決定されたデータファイルに関連付くデータファイルを前記関連付け情報を用いて検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索されたデータファイルの親子関係を示す表示関係コードが各データファイル毎に定義される階層関係情報を、前記関連付け情報に従って生成する階層関係情報生成ステップと、
    前記検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードと、前記データファイルと前記関係表示部品データとが配置可能な位置を行列で示し、列に前記データファイルと前記関係表示部品データとを繰り返し配置することが可能な配置規定テンプレートとを用いて、前記検索ステップで検索されたデータファイルの配置位置と、前記関係表示部品データの配置位置を決定する配置位置決定ステップと、
    前記配置位置決定ステップで決定された配置位置に、前記データファイルと前記関係表示部品データを配置した関係図表示用データを生成する関係図表示用データ生成ステップと
    を備え、前記配置位置決定ステップは、データファイルを新たに追加可能な配置位置を視覚的に示す第2の部品データの配置位置が、データファイルの配置位置をもとにして決められる関係表示部品データ配置ルールに従って、前記配置位置決定手段で決定されたデータファイルの配置位置の後の、データファイルを新たに追加可能な配置位置に、前記第2の部品データを配置することを決定し、
    前記関係図表示用データ生成ステップは、前記配置位置決定ステップで決定された前記第2の部品データを配置する配置位置に、前記第2の部品データを配置することを特徴とする処理方法。
  8. 複数のデータファイルと、該複数のデータファイル間の関連付けを視覚的に示す複数種類の第1の部品データおよびデータファイルを新たに追加可能な位置を視覚的に示す第2の部品データを含む関係表示部品データと、該複数のデータファイルを親のデータファイルを識別する識別情報により関連付ける関連付け情報を記憶するデータ記憶手段とを備えるデータファイル管理装置を、
    前記データファイルの関連付け指示がされたかどうかを判定する判定手段と、
    前記関連付け指示がされた場合、ユーザによって選択されたデータファイルを前記複数のデータファイルから決定するデータファイル決定手段と、
    前記データファイル決定手段で決定されたデータファイルに関連付くデータファイルを前記関連付け情報を用いて検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索されたデータファイルの親子関係を示す表示関係コードが各データファイル毎に定義される階層関係情報を、前記関連付け情報に従って生成する階層関係情報生成手段と、
    前記検索手段で検索されたデータファイルの階層関係情報に定義される表示関係コードと、前記データファイルと前記関係表示部品データとが配置可能な位置を行列で示し、列に前記データファイルと前記関係表示部品データとを繰り返し配置することが可能な配置規定テンプレートとを用いて、前記検索手段で検索されたデータファイルの配置位置と、前記関係表示部品データの配置位置を決定する配置位置決定手段と、
    前記配置位置決定手段で決定された配置位置に、前記データファイルと前記関係表示部品データを配置した関係図表示用データを生成する関係図表示用データ生成手段として機能させ、
    前記配置位置決定手段は、データファイルを新たに追加可能な配置位置を視覚的に示す第2の部品データの配置位置が、データファイルの配置位置をもとにして決められる関係表示部品データ配置ルールに従って、前記配置位置決定手段で決定されたデータファイルの配置位置の後の、データファイルを新たに追加可能に、前記第2の部品データを配置することを決定し、
    前記関係図表示用データ生成手段は、前記配置位置決定手段で決定された前記第2の部品データを配置する配置位置に、前記第2の部品データを配置することを特徴とするコンピュータに実行可能なプログラム。
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