JP5205821B2 - 文書処理方法、文書処理プログラム、および文書処理装置 - Google Patents

文書処理方法、文書処理プログラム、および文書処理装置 Download PDF

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Description

この発明は文書画像と属性情報とを含む電子化文書を処理する文書処理方法、文書処理プログラム、および文書処理装置に関し、特に文書画像内の文書要素の種別に応じた視覚的表示を付加して一覧表示を行なう技術に関する。
省資源や省スペースの観点から、紙原稿などに記載された文書を電子化文書に変換して管理する文書管理システムが実用化されている。このような文書管理システムでは、スキャナ装置などを用いて原稿を読取ることで文書画像を生成し、これらの文書画像から電子化文書を生成する。
このような文書画像は、文書を画素の集合である画像(イメージ)として格納しているので、当該文書に含まれる文字や図表などの内容を特定するためのデータ(代表的に、テキストデータなど)を元来含んでいない。そのため、特定の情報を含む文書を多くの文書画像の中から検索することは困難である。
そこで、このような文書画像をより容易に管理できるように、文書画像に含まれる文書要素を解析することで属性情報(代表的に、「しおり」)を取得し、文書画像に当該属性情報を付加して表示する技術が提案されている。たとえば、特開平06−162093号公報(特許文献1)には、画像データに対してしおりを付加する位置の座標データをしおり情報として登録するしおり座標登録手段と、しおりパターンのデータが記憶されているしおりパターンデータ記憶手段と、画像検索手段によって検索された画像上のしおり情報として登録された座標データに該当する位置に、しおりデータパターン記憶手段に記憶されているしおりパターンを合成して表示するしおりパターン表示手段とを備える画像処理装置が開示されている。また、特開平06−231186号公報(特許文献2)には、付加指令を受けて、付加した認識マークに対応する位置情報を認識マーク情報として記憶手段に格納する認識マーク付加手段と、選択指令を受けて、選択した認識マークに対応する情報位置を認識マーク情報から検索する認識マーク検索手段と、付加した情報位置または検索した情報位置に基づいて、文書情報および認識マークを同時に表示装置の同一画面上で表示する表示手段とを備える文書処理装置が開示されている。
特開平06−162093号公報 特開平06−231186号公報
しかしながら、特開平06−162093号公報(特許文献1)に開示される画像処理装置によれば、文書のレイアウトと関連付けられることなく、しおり一覧が表示される(特許文献1の図42参照)のみであるので、属性情報の対象となる文書要素(しおり)の数が多くなれば、目的とする文書要素の検索効率が低下するという問題があった。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、文書全体における文書要素の位置および種別をユーザが一見して把握できるように、電子化文書に基づく表示を行なう文書処理方法、文書処理プログラム、および文書処理装置を提供することである。
この発明のある局面に従う電子化文書を処理するコンピュータにおいて実行される文書処理方法では、電子化文書は、ページ領域毎に区分された文書画像と属性情報とを含み、属性情報は、文書画像内の文書要素の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含み、文書処理方法は、コンピュータが、文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示するステップと、コンピュータが、属性情報に基づいて、一覧画像上の文書要素に対応する位置に視覚的表示を付加するステップとを備える。視覚的表示を付加するステップは、属性情報に含まれる文書要素の種別を取得するステップと、文書要素の種別に応じた視覚的表示を生成するステップとを含む。
この発明によれば、文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像が表示された上に、文書要素に対応する位置に視覚的表示が付加される。さらに、この付加される視覚的表示は、対応する文書要素の種別に応じたものとなる。これにより、ユーザは、電子化文書の全体における文書要素の位置および種別を一見して把握できるため、目的とする文書要素、特に目的とする種別に応じて文書要素を探すことができるので、検索効率を高めることができる。
好ましくは、視覚的表示は、対応する文書要素の種別毎に、表示形態または表示色の少なくとも一方が異なる。
好ましくは、コンピュータが、一覧画像として表示される画像に比較して大きくなるように、文書画像の所定範囲を示す閲覧画像を表示するステップと、コンピュータが、視覚的表示に対する選択指示を受付けるステップとをさらに備え、閲覧画像を表示するステップは、選択指示に応答して、閲覧画像として表示する範囲を選択された視覚的表示が付加されている位置に対応するように切替えるステップを含む。
さらに好ましくは、視覚的表示を付加するステップは、選択指示に応答して、選択された視覚的表示の表示態様を選択前とは異なる表示態様に切替える。
好ましくは、文書要素の種別は、表題、見出し、段落区切り、図、表、写真、手書き文字、下線付文字、装飾文字、色文字、の少なくともいずれかを含む。
好ましくは、一覧画像と閲覧画像とは、同一の表示面に表示される。
好ましくは、コンピュータが、原稿を読取ることで前記文書画像を取得するステップと、コンピュータが、文書画像に含まれる文書要素を抽出するステップと、コンピュータが、抽出された文書要素の文書画像内の位置と種別とを取得するステップと、コンピュータが、取得した文書画像内の位置と種別とに基づいて、属性情報を生成するステップと、コンピュータが、文書画像に付属情報を付加することで電子化文書を生成するステップとをさらに備える。
この発明の別の局面に従えば、コンピュータを電子化文書を処理する文書処理装置として機能させる文書処理プログラムであって、電子化文書は、ページ領域毎に区分された文書画像と属性情報とを含み、属性情報は、文書画像内の文書要素の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含み、文書処理プログラムは、文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示するステップと、属性情報に基づいて、一覧画像上の文書要素に対応する位置に視覚的表示を付加するステップとを、コンピュータに実行させる。視覚的表示を付加するステップは、属性情報に含まれる文書要素の種別を取得するステップと、文書要素の種別に応じた視覚的表示を生成するステップとを含む。
好ましくは、文書処理プログラムは、原稿を読取ることで文書画像を生成するステップと、文書画像に含まれる文書要素を抽出するステップと、抽出された文書要素の文書画像内の位置と種別とを取得するステップと、取得した文書画像内の位置と種別とに基づいて、属性情報を生成するステップと、文書画像に付属情報を付加することで電子化文書を生成するステップとを、さらにコンピュータに実行させる。
この発明のさらに別の局面に従う電子化文書を処理する文書処理装置では、電子化文書は、ページ領域毎に区分された文書画像と属性情報とを含み、属性情報は、文書画像内の文書要素の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含み、文書処理装置は、文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示する表示手段と、属性情報に基づいて、一覧画像上の文書要素に対応する位置に視覚的表示を付加する付加手段とを備える。付加手段は、属性情報に含まれる文書要素の種別を取得する取得手段と、文書要素の種別に応じた視覚的表示を生成する生成手段とを含む。
この発明によれば、文書全体における文書要素の位置および種別をユーザが一見して把握できるような表示が可能となる。
この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
(全体システム構成)
図1は、この発明の実施の形態1に従う文書処理装置を含むシステムの概略構成図である。本実施の形態においては、代表的に、本発明に係る文書処理方法を実行するMFP(Multi Function Peripheral)について説明する。なお、本発明に係る文書処理方法は、MFPに限らず、複写機やファクシミリ装置などにも適用可能である。
図1を参照して、本実施の形態に従うMFP1は、原稿300を読取るための画像読取部104と、紙媒体などへの印刷処理を行なうためのプリント部106と、電子化文書を記憶するための記憶部112とを含んで構成される。
特に、本実施の形態に従うMFP1は、画像読取部104で原稿300を読取ることで文書画像を取得し、この文書画像を含む電子化文書400を生成する。この際、MFP1は、読取った文書画像に含まれる文書要素の文書画像内の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含む属性情報を生成する。この「文書要素」とは、文書を構成する記述要素を意味する。なお、このような属性情報は、「メタデータ(meta data)」とも称され、上述のような位置および種別を示す情報に加えて、たとえば各文書要素を代表する説明などを含めてもよい。以下の説明では、属性情報の代表例として「しおり」を電子化文書に付加する構成について説明する。なお、本明細書において「属性情報」とは、文書要素の「文書画像内の位置」を示す情報と、当該文書要素の「種別」を示す情報とを少なくとも含むデータであり、「しおり」の他に文書要素についての補足的コメントをさらに含む「注釈」などであってもよい。
MFP1は、読取った文書画像に属性情報を付加して、電子化文書400を生成する。代表的に、電子化文書400にはPDF(Portable Document Format)などのフォーマットを採用できる。
その後、MFP1は、生成した電子化文書400を自身の記憶部112に格納したり、ネットワークを介してパーソナルコンピュータPC1,PC2,PC3(以下、「パーソナルコンピュータPC」とも総称する)に送信したりする。代表的な使用形態として、MFP1が設置されている同一のオフィス内に敷設されたネットワークであるLAN(Local Area Network)に接続されているパーソナルコンピュータPC1,PC2に対しては、MFP1から電子化文書400が直接的に送信される。一方、LANとWAN(Wide Area Network)との接続点には、サーバ装置SRVが設けてあり、MFP1とは離れたオフィスにあるパーソナルコンピュータPC3などに対しては、MFP1からサーバ装置SRVを介して電子化文書400が送信される。ここで、サーバ装置SRVは代表的に、メールサーバ、FTP(File Transfer Protocol)サーバ、Webサーバ、SMBサーバなどからなる。
画像読取部104は、原稿をセットするための戴荷台と、原稿台ガラスと、戴荷台にセットされた原稿を原稿台ガラスに自動的に一枚ずつ搬送する搬送部と、読取られた原稿を排出するための排出台とを含む(いずれも図示しない)。この構成により、複数枚の原稿をページ単位で連続的に読取って、一つの電子化文書400として生成することができる。ここで、MFP1は、原稿の各ページに対応した文書画像を生成するので、電子化文書400にはページ領域に区分された文書画像が含まれることになる。
特に、本実施の形態に従うMFP1は、電子化文書400の生成過程もしくは生成後において、文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示可能である。このような一覧画像に含まれる各画像は「サムネイル画像」とも称される。さらに、MFP1は、電子化文書400の属性情報に基づいて、この一覧画像上の文書要素に対応する位置に視覚的表示(代表的に、「しおりアイコン」)を付加表示する。この視覚的表示として、対応する文書要素の種別毎に、表示形態または表示色の少なくとも一方が異なる視覚的表示が用いられる。以下の説明では、視覚的表示の代表例として「しおりアイコン」を用いる場合について説明するが、視覚的表示はユーザが文書要素の少なくとも位置を視認できるものであればいずれの表示形態であってもよい。
このような視覚的表示を付加した一覧画像を表示することで、ユーザは、対象とする電子化文書400全体における文書要素の位置および種別を一見して把握できる。これにより、ユーザは必要な文書要素を迅速に検索することができる。以下、このような処理を実現する構成について詳述する。
(MFPの概略構成)
図2は、この発明の実施の形態1に従うMFP1における概略構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP1は、制御部100と、メモリ部102と、画像読取部104と、プリント部106と、通信インターフェイス部108と、操作パネル部110と、記憶部112とを含む。
制御部100は、代表的にCPU(Central Processing Unit)などの演算装置から構成され、プログラムを実行することで本実施の形態に従う文書処理方法を実現する。メモリ部102は、代表的にDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置であり、制御部100で実行されるプログラムやプログラムの実行に必要なデータなどを保持する。通信インターフェイス部108は、代表的に、ネットワーク(たとえば、図1に示すLAN)を介してパーソナルコンピュータPC(図1)との間でデータを送受信するための部位であり、たとえば、LANアダプタおよびそれを制御するドライバソフトなどを含む。また、記憶部112は、代表的にハードディスク装置やフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置であり、制御部100が生成した電子化文書400などを格納する。
プリント部106は、プリント処理を行なうための部位であり、プリント処理に係るハードウェア構成に加えて、各部の作動を制御するための制御装置をも含む。また、操作パネル部110は、ユーザに対して画像や各種作動状態を表示機能とともに、ユーザの操作を受付ける設定操作機能を提供する部位である。
図3は、この発明の実施の形態1に従うMFP1の操作パネル部110の外観を示す一例である。図3を参照して、操作パネル部110は、液晶表示装置やタッチパネルなどから構成される表示パネル110aと、ストップボタン110bと、スタートボタン110cと、英数キーなどを含む操作ボタン110dとを備えている。
表示パネル110aには、上述した電子化文書400の一覧画像(少なくとも1つのサムネイル画像の集合)や、電子化文書400に含まれる文書画像の所定範囲に対応する閲覧画像が表示される。なお、閲覧画像は、サムネイル画像に比較してより大きなサイズで表示される。すなわち、閲覧画像の表示領域は各サムネイル画像の表示領域より大きく設定される、さらに、表示パネル110aには、ユーザがMFP1に対して各種設定を行なうための設定画面や、MFP1からユーザに対して作動状態などを表示するための表示画面などが表示される。
さらに、ユーザは、操作パネル部110を操作することで各種設定を与えることが可能であり、代表的に、操作パネル部110に表示される設定操作画面に触れることで各種設定操作ができる。また、ユーザは、ストップボタン110b、スタートボタン110c、および操作ボタン110dなどを押圧などすることで各種設定操作をすることもできる。
(一覧画像および閲覧画像の表示例)
MFP1は、ユーザからの要求に応答して、生成した電子化文書400に基づいて図4(a)および図4(b)に示すような一覧画像を表示パネル110aに表示する一方、図5に示すような閲覧表示を表示パネル110aに表示することもできる。
図4は、この発明の実施の形態1に従う表示パネル110aに表示される一覧画像の一例を示した図である。図4(a)はしおりアイコンの非付加表示状態を示し、図4(b)はしおりアイコンの付加表示状態を示す。
図5は、この発明の実施の形態1に従う表示パネル110aに表示される閲覧画像の一例を示した図である。
図4(a)に示す一覧画像では、文書画像の各ページ領域(一例として、5ページ)を示すサムネイル画像304a〜304eが表示される。各サムネイル画像304a〜304eを表示するためのデータは、電子化文書400に含まれる文書画像のデータから動的に生成してよいし、電子化文書400に予め格納されているサムネイル表示用のデータを読出してもよい。
ユーザがしおり表示ボタン306を選択すると、一覧画像上の文書要素に対応する位置には、図4(b)に示すように視覚的表示の代表例である「しおりアイコン」が付加表示される。なお、「選択」動作は、代表的に表示パネル110a上のアイコンなどの表示位置を押圧することで実現される。
図4(b)を参照して、一覧画像上に付加表示されるしおりアイコン330a〜330hは、対応する文書要素の種別毎に表示形態または表示色の少なくとも一方が異なるように生成される。一例として、表題(タイトル)である文字「報告書1」に対応付けて付加されるしおりアイコン330aには、巻物風図形が用いられている。また、見出しである文字「1.概要」、「2.詳細内容」、「3.まとめ」、「Appendix」にそれぞれ対応付けて付加されるしおりアイコン330b,330d,330g,330hには、星型図形が用いられている。また、手書き文字である「重要」に対応付けて付加されるしおりアイコン330cには、雷型図形が用いられている。また、サムネイル画像304bおよび304c内の図に対応付けて付加されるしおりアイコン330eおよび330fには、矢印図形が用いられている。なお、しおりアイコン330a〜330hは、互いに識別できるように表示色を異なるものとされていてもよい。なお、ユーザがしおり非表示ボタン307を選択すると、「しおりアイコン」の付加表示状態が解消されて、図4(a)に示す一覧画像に戻る。
さらに、ユーザが、サムネイル画像304a〜304e上に付加表示されるいずれかのしおりアイコン(この例では、サムネイル画像304b上のしおりアイコン330e)を選択すると、表示パネル110a上の表示は、図5に示すような閲覧画像の画面に切替わり、文書画像のうち、選択されたしおりアイコン330eに対応する所定範囲を示す閲覧画像が表示される。また、ユーザによる拡大ボタン312または縮小ボタン314の選択に応答して、それぞれ拡大表示(文書画像のより狭い範囲にある画像の表示)または縮小表示(文書画像のより広い範囲にある画像の表示)が行なわれる。
また、ユーザが、表示パネル110a上に表示されるタブボタン(サムネイル)302を選択することで、図4(a)または図4(b)に示す一覧画像が表示され、タブボタン(詳細)308を選択することで、図4(b)に示す閲覧画像が表示される。
このような種別毎に異なる形態のしおりアイコンを一覧画像上に付加表示することで、ユーザが対象とする電子化文書400全体における文書要素の位置および種別を一見して把握できる。
次に、図6を用いて電子化文書の生成処理および表示処理に係る機能構成について説明する。
(電子化文書の生成処理に係る機能構成)
図6は、この発明の実施の形態1に従うMFP1における機能構成を示すブロック図である。このブロック図に示される各機能は、主として制御部100やメモリ部102などによって実現される。
図6を参照して、電子化文書の生成処理を実現する機能は、画像読取部104と、画像バッファ部12と、圧縮処理部14と、電子化文書生成部16と、文書要素抽出部18と、しおりデータ生成部22とによって実現される。
画像読取部104は、原稿300を読取って文書画像を取得し、その文書画像を画像バッファ部12へ出力する。画像バッファ部12は、画像読取部104が逐次的に出力する文書画像のデータを一時的に格納する部位であり、一旦格納した文書画像を圧縮処理部14および文書要素抽出部18へ出力する。圧縮処理部14は、画像バッファ部12から出力される文書画像を圧縮処理して、電子化文書生成部16へ出力する。この圧縮処理による圧縮度合いは、生成される電子化文書の大きさや、要求される文書画像の解像度などに応じて変化させてもよく、また圧縮処理は非可逆変換であってもよい。なお、高解像度が要求される場合などには、圧縮処理を省略してもよい。
これに対して、文書要素抽出部18は、画像バッファ部12から出力される文書画像に含まれる所定の種別の文書要素を抽出する。文書要素抽出部18は、この文書要素の抽出に際して、各文書要素の文書画像内における位置も抽出する。そして、文書要素抽出部18は、抽出した文書要素の種別およびその位置情報をしおりデータ生成部22へ出力する。
図7は、文書画像に含まれる文書要素の抽出処理を説明するための図である。
図7(a)は、原稿300から生成される文書画像の一例を示す図であり、図7(b)は、図7(a)に示す文書画像に対して文書要素が抽出された状態の一例を示す図である。図7(a)を参照して、一例として、報告書の原稿300(一例として、5ページ)が画像読取部104で読取られると、画像バッファ部12には各ページに対応する文書画像が格納される。図7(b)に示すように、文書要素抽出部18は、このような文書画像に含まれる矩形の文書要素420を抽出する。なお、文書要素420の抽出については、公知の方法を用いることができるが、代表的に文字サイズや隣接する領域に対する間隔などに基づいて、各領域が抽出される。ここで、抽出対象の文書要素は、「表題(タイトル)」、「見出し」、「段落区切り」、「図」、「表」、「写真」、「手書き文字」、「下線付文字」、「装飾文字」、「色文字」などの種別を有するものが含まれる。
より具体的には、「表題(タイトル)」は、文書画像内に配置される文字の文字サイズに基づいて抽出することができる。「見出し」は、文書画像内におけるオフセット位置やインデント位置などに基づいて抽出することができる。「段落区切り」は、後続する文字領域との間の間隔などに基づいて抽出することができる。「図」は、直線や曲線の検出数などに基づいて抽出することができる。「表」は、直線および直線の交差点の検出数などに基づいて抽出することができる。「写真」は、画像の濃淡変化の度合いなどに基づいて抽出することができる。「手書き文字」は、文字認識の度合いなどに基づいて抽出することができる。「下線付文字」は、文字と直線との距離などに基づいて抽出することができる。「装飾文字」は、複数の段階で文字認識を行なうことで抽出することができる。「色文字」は、文字認識と対応する画素の色情報などに基づいて抽出することができる。なお、文書画像内の共通の領域に対して、複数の文書要素が重複して抽出されてもよい。また、文字要素として抽出する種別は、上述のものに限られることなく、公知の認識技術を用いて様々な種別の文書要素を抽出することができる。
再度、図6を参照して、しおりデータ生成部22は、文書要素抽出部18から出力される文書要素の位置情報と種別とに基づいて、しおりデータを生成する。そして、しおりデータ生成部22は、生成したしおりデータを電子化文書生成部16へ出力する。電子化文書生成部16は、圧縮処理部14からの(圧縮された)文書画像にしおりデータ生成部22からのしおりデータを付加することで、電子化文書を生成する。
図8は、電子化文書生成部16が生成する電子化文書400のデータ構造の一例を示す図である。図8を参照して、電子化文書400は、ヘッダ部402と、文書画像部404と、しおりデータ部406と、フッタ部408とからなる。ヘッダ部402およびフッタ部408には、電子化文書400の属性についての情報、たとえば作成日時・作成者・著作権情報などが格納される。文書画像部404には、各ページに対応する文書画像が格納される。なお、この文書画像は、上述したように圧縮された状態で格納されてもよい。しおりデータ部406には、文書画像に含まれる文書要素を特定するためのしおりデータが格納される。
図9は、しおりデータのデータ構造の一例を示す図である。図9を参照して、しおりデータには、各文書要素に対応付けて、ページ番号・領域左上座標・領域右下座標・要素種別などが格納される。ページ番号は、対応する文書要素が存在するページを特定するための位置情報である。また、領域左上座標および領域右下座標は、対応する文書要素のページ内での領域(矩形)を特定するための位置情報である。また、要素種別は、対応する文書要素の種別を特定するための情報である。
再度、図6を参照して、電子化文書生成部16は、生成した電子化文書をユーザによる設定などに応じて記憶部112へ格納する。この記憶部112への格納に加えて、生成した電子化文書を送信部28へ出力してもよい。送信部28は、通信インターフェイス部108によって実現され、電子化文書生成部16で生成された電子化文書をLANなどのネットワークを介して、パーソナルコンピュータPC(図1)などへ送信する。
以上のような機能構成によって、電子化文書400が生成される。
(電子化文書の表示処理に係る機能構成)
図6を参照して、電子化文書の表示処理を実現する機能は、表示データ生成部20と、アイコン生成部30と、アイコン画像格納部32と、表示部24と、設定操作部26とによって実現される。
表示部24は、図3に示す表示パネル110aによって実現され、設定操作部26は、表示パネル110aと、ストップボタン110bと、スタートボタン110cと、操作ボタン110dとによって実現される。
表示データ生成部20は、表示部24に画像を表示するためのデータ(信号)を生成するための部位であり、一覧画像生成部20aと、閲覧画像生成部20bとを含む。一覧画像生成部20aは、設定操作部26から与えられるユーザ要求に応じて、記憶部112から電子化文書を選択的に読出し、当該電子化文書に格納されている文書画像データに基づいて、各ページ領域を示すサムネイル画像のデータを生成する。そして、生成した少なくとも1つのサムネイル画像を結合し、一覧画像を表示するためのデータを生成する。ここで、一覧画像生成部20aは、ユーザ要求に応じて、後述するアイコン生成部30からのしおりアイコンの画像を対応のサムネイル画像に付加した上で一覧画像を生成する。一方、閲覧画像生成部20bは、設定操作部26から与えられるユーザ要求(具体的には、表示部24上に表示されるしおりアイコンの選択)に応じて、記憶部112から要求された電子化文書を読出し、選択されたしおりアイコンに対応する範囲を表示するためのデータを生成する。
アイコン生成部30は、ユーザ要求に応答して、記憶部112から電子化文書を読出してその中の属性情報を解釈し、当該属性情報に含まれる文書要素の種別と位置とを取得する。そして、アイコン生成部30は、アイコン画像格納部32から、文書要素の種別に応じた表示データ(代表的に、イメージデータ)を取得する。アイコン画像格納部32は、アイコンの表示形態や表示色に関する情報を予め格納しており、アイコン生成部30は、アイコン画像格納部32に格納されているこれらの表示データに基づいて、しおりアイコンを表示するためのデータを生成する。そして、アイコン生成部30は、生成したしおりアイコンを表示するためのデータを、対応する文書要素の位置情報とともに、一覧画像生成部20aへ与える。なお、この文書要素の位置情報には、各アイコンを付加すべきページ番号および当該ページ内での相対的な座標などが格納される。
なお、図6に示す各機能ブロックと本願発明との対応関係については、表示部24が「表示手段」に相当し、表示データ生成部20およびアイコン生成部30が「付加手段」に相当する。
(フローチャート)
図10は、この発明の実施の形態1に従う電子化文書の生成処理の具体例を示すフローチャートである。図10のフローチャートに示される処理は、制御部100がプログラムをメモリ部102などに読出して実行し、図6に示される各機能を制御することで実現される。
図6および図10を参照して、まず、画像読取部104が原稿300を読取って文書画像を生成する(ステップS100)。この生成された文書画像は、画像バッファ部12に格納される。そして、圧縮処理部14が、画像バッファ部12に格納された文書画像を圧縮処理して、電子化文書生成部16へ出力する(ステップS102)。
一方、文書要素抽出部18が、画像バッファ部12に格納された文書画像に含まれる所定の種別の文書要素およびその位置を抽出する(ステップS104)。そして、文書要素抽出部18が、抽出した文書要素の文書画像内における位置を示す情報と種別を示す情報とをしおりデータ生成部22へ出力する(ステップS106)。すると、しおりデータ生成部22が、これらの文書要素の種別と位置情報とに基づいて、しおりデータを生成する(ステップS108)。
続いて、電子化文書生成部16が、圧縮処理部14からの(圧縮された)文書画像に、しおりデータ生成部22からのしおりデータを付加することで、電子化文書を生成する(ステップS110)。そして、電子化文書生成部16が、記憶部112に電子化文書を格納する(ステップS112)。そして、電子化文書の生成処理は終了する。
図11は、この発明の実施の形態1に従う電子化文書の表示処理の具体例を示すフローチャートである。図11のフローチャートに示される処理は、制御部100がプログラムをメモリ部102などに読出して実行し、図6に示される各機能を制御することで実現される。
図6および図11を参照して、表示データ生成部20が、設定操作部26から一覧画像表示の要求を受けると、一覧画像生成部20aが、要求された電子化文書を記憶部112から読出し、当該電子化文書に格納されている文書画像データに基づいて、各ページ領域を示すサムネイル画像を生成する(ステップS200)。
また、アイコン生成部30が、設定操作部26からしおりアイコンの表示要求を受けているか否かを判断する(ステップS202)。しおりアイコンの表示要求を受けている場合(ステップS202においてYESの場合)には、アイコン生成部30が、記憶部112から対応の電子化文書を読出してその中の属性情報を解釈し、当該属性情報に含まれる文書要素の種別と位置とを取得する(ステップS204)。そして、アイコン生成部30が、文書要素の種別に応じた表示データをアイコン画像格納部32から取得し(ステップS206)、しおりアイコンの表示データを生成する(ステップS208)。さらに、アイコン生成部30が、対応する文書要素の位置情報とともに、これらのしおりアイコンの表示データを一覧画像生成部20aへ与える(ステップS210)。これに応答して、一覧画像生成部20aが、しおりアイコンの画像を対応するサムネイル画像に付加した上で、一覧画像として生成する(ステップS212)。
一方、しおりアイコンの表示要求を受けていない場合(ステップS202においてNOの場合)には、アイコン生成部30が、しおりアイコンの画像が付加されていないサムネイル画像から一覧画像を生成する(ステップS214)。この一覧画像は、表示部24へ出力される。
この一覧画像の出力後、閲覧画像生成部20bが、設定操作部26からサムネイル画像上に表示されるいずれかのしおりアイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS216)。いずれのしおりアイコンも選択されていなければ(ステップS216においてNO)、いずれかのしおりアイコンが選択されるまでステップS216の処理が繰返される。
一方、いずれかのしおりアイコンが選択されると(ステップS216においてYES)、閲覧画像生成部20bが、選択されたしおりアイコンに対応する電子化文書を読出し、選択されたしおりアイコンに対応する範囲に相当する閲覧画像を生成する(ステップS218)。そして、この閲覧画像は、表示部24へ出力される。そして、処理は最初に戻される。
この発明の実施の形態1によれば、文書画像の各ページ領域に対応するサムネイル画像を少なくとも1つ含む一覧画像に対して、文書要素に対応する位置に視覚的表示の代表例である「しおりアイコン」が付加される。さらに、この付加される「しおりアイコン」は、対応する文書要素の種別に応じて異なるものとされる。これにより、ユーザは、電子化文書の全体における文書要素の位置および種別を一見して把握できるため、目的とする文書要素、特に目的とする種別に応じて文書要素を探すことができるので、検索効率を高めることができる。
[実施の形態2]
この発明の実施の形態1では、電子化文書を生成するとともに電子化文書を表示できるMFP1について説明した。これに対して、この発明の実施の形態2では、MFP1から電子化文書を送信されたパーソナルコンピュータPCにおいて、この発明に係る文書処理方法を実現する構成について例示する。
この発明の実施の形態2に従うシステムは、図1に示すシステムと同様であり、MFP1が電子化文書をパーソナルコンピュータPCへ送信し、パーソナルコンピュータPCが文書画像にしおりアイコンを付加して表示する。
(パーソナルコンピュータの構成)
図12は、この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータPCの概略のハードウェア構成を示す模式図である。
図12を参照して、パーソナルコンピュータPCは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)を含む各種プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)201と、CPU201でのプログラムの実行に必要なデータを一時的に記憶するメモリ部213と、CPU201で実行されるプログラムを不揮発的に記憶するハードディスク部(HDD:Hard Disk Drive)211とを含む。
そして、CPU201がハードディスク部211などに格納されている閲覧アプリケーションを実行することで、電子化文書400の文書画像がディスプレイ部205に表示される。このようなアプリケーションは、一般的に、FDDドライブ217またはCD−ROMドライブ215に格納されて流通し、それぞれフレキシブルディスク217aまたはCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)215aから読取られてハードディスク部211に格納される。もしくは、ネットワーク配信されるアプリケーションを通信インターフェイス部207で受信し、ハードディスク部211に格納してもよい。
CPU201は、キーボードやマウスなどからなる入力部209を介してユーザからの指示を受取るとともに、プログラムの実行によって生成される画面表示をディスプレイ部205へ出力する。また、CPU201は、LANカードなどからなる通信インターフェイス部207を介して、LANやWANに接続されたMFP1やサーバ装置SRV(図1)から電子化文書400を取得し、ハードディスク部211などに格納する。また、上述の各部は、内部バス203を介して相互にデータを授受する。
特に、この発明の実施の形態2では、汎用の閲覧アプリケーションがインストールされているパーソナルコンピュータPCに対して、本発明に係る機能を実現するプログラムが添付された電子化文書を送信することで、上述の電子化文書の表示機能を実現する構成について説明する。より具体的には、汎用の閲覧アプリケーション(代表的に、米国カリフォルニア州サンノゼにあるアドビシステムズ社が販売している「Reader」)には、所定のスクリプト言語(代表的に、JavaScript(登録商標))の実行環境を提供するモジュールを含めることができる。そのため、電子化文書にスクリプト形式のプログラムを添付することで、このような閲覧アプリケーションがインストールされている一般的なパーソナルコンピュータPCにおいて、本発明に係る電子化文書の表示処理を実現することができる。
(MFPの機能的構成)
図13は、この発明の実施の形態2に従うMFP1#における電子化文書の生成処理を実現する機能構成を示すブロック図である。
図13を参照して、MFP1#での電子化文書の生成処理を実現する機能は、画像読取部104と、画像バッファ部12と、圧縮処理部14と、電子化文書生成部16#と、添付プログラム格納部34と、文書要素抽出部18と、しおりデータ生成部22と、送信部28とによって実現される。これらのうち、電子化文書生成部16#および添付プログラム格納部34を除く各部位の機能については、図6に示すブロック図の対応する構成と同様であるので、詳細な説明は繰返さない。
添付プログラム格納部34は、パーソナルコンピュータPCにおいて、本発明に係る表示処理を実現するための添付プログラムを格納する部位である。この添付プログラムには、付属情報に基づいて「しおりアイコン」を生成するための処理が少なくとも記述されている。なお、送信先のパーソナルコンピュータPCの動作環境に依存することなく、所定のしおりアイコンを表示させるためには、しおりアイコンに使用されるイメージデータについても添付プログラム内に含まれることが好ましい。添付プログラム格納部34は、電子化文書の生成過程において、格納するプログラムを電子化文書生成部16#へ出力する。
電子化文書生成部16#は、圧縮処理部14からの(圧縮された)文書画像に、しおりデータ生成部22からのしおりデータおよび添付プログラム格納部34からの添付プログラムを付加することで、電子化文書400#を生成する。
図14は、電子化文書生成部16が生成する電子化文書400#のデータ構造の一例を示す図である。図14を参照して、電子化文書400#は、図8に示す電子化文書400に対して、さらに添付プログラム部410が付加されている。そして、この添付プログラム部410に添付プログラムが埋込まれる。
なお、図13に示す各機能ブロックと本願発明との対応関係については、表示部24が「表示手段」に相当し、表示データ生成部20およびアイコン生成部30が「付加手段」に相当する。
(パーソナルコンピュータの機能的構成)
図15は、この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータPCにおける電子化文書の表示処理を実現する機能構成を示すブロック図である。
図15を参照して、パーソナルコンピュータPCでの電子化文書の表示処理を実現する機能は、受信部50と、閲覧用アプリケーション51と、添付プログラム実行環境53と、表示部52とを含む。
受信部50は、通信インターフェイス部108(図12)によって実現され、MFP1#から送信される電子化文書400#を受信して、閲覧用アプリケーション51へ渡す。閲覧用アプリケーション51は、ハードディスク部211(図12)などに格納されているプログラムコードがメモリ部213(図12)に展開されて、CPU201(図12)で実行されることで実現される。閲覧用アプリケーション51は、電子化文書400#に含まれる文書画像を表示するためのデータを生成し、表示部52へ出力する。並行して、閲覧用アプリケーション51は、電子化文書400#に含まれる付属情報および添付プログラムを抽出し、それを添付プログラム実行環境53に渡す。
添付プログラム実行環境53は、閲覧用アプリケーション51から渡された添付プログラムを実行することで、電子化文書400#の付属情報に基づいたしおりアイコンの生成処理や、しおりアイコンの選択に応じた文書画像の表示範囲の変更処理などを実現する。
すなわち、閲覧用アプリケーション51および添付プログラム実行環境53が協働することで、図6に示す表示データ生成部20と、アイコン生成部30と、アイコン画像格納部32とに相当する機能を実現する。なお、閲覧用アプリケーション51と添付プログラム実行環境53との間の機能分担については適宜設計することが可能である。また、図6に示す表示データ生成部20、アイコン生成部30、およびアイコン画像格納部32の機能の詳細については上述したのでその説明は繰返さない。
表示部52は、ディスプレイ部205(図12)によって実現され、閲覧用アプリケーション51から出力されるデータに応じた画像をユーザに対して表示する。
(パーソナルコンピュータにおける表示画面)
図16は、この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータPCにおける表示画面の一例を模式的に示した図である。
図16を参照して、ディスプレイ部205上に表示されるアプリケーション領域500には、一例として、閲覧画像表示領域510と一覧画像表示領域520とが形成される。一覧画像表示領域520には、電子化文書400#に含まれる文書画像の各ページ領域を示すサムネイル画像504a〜504cが表示される。さらに、サムネイル画像504a〜504c上には、しおりアイコン530a〜530fが付加表示される。このしおりアイコン530a〜530fは、電子化文書400#に含まれる付属情報に記載された文書要素に対応した位置に配置される。この付加表示されるしおりアイコンについては、図4(b)と同様に、対応する文書要素の種別毎に表示形態または表示色の少なくとも一方が異なるように生成される。
ユーザが、サムネイル画像504a〜504c上に付加表示されるいずれかのしおりアイコン(この例では、サムネイル画像504b上のしおりアイコン530e)を選択(代表的には、図示しないマウスなどによるクリック動作)すると、閲覧画像表示領域510には、電子化文書400#に含まれる文書画像のうち、選択されたしおりアイコン(この例では、しおりアイコン530e)に対応する所定範囲を示す閲覧画像506が表示される。
このとき、選択されたしおりアイコンの表示態様を、選択前の表示態様と異なる表示態様に切替えてもよい。具体的には、選択されたしおりアイコン(この例では、しおりアイコン530e)の表示色を反転させたり、点滅表示(ブリンク表示)させたり、選択されたアイコンのみをカラー表示(この場合には、非選択のしおりアイコンは白抜き表示としてもよい)させたりしてもよい。このようにしおりアイコンの表示態様を切替えることで、いずれのしおりアイコンが選択中であるかが一見して把握できる。
このような視覚的表示を付加した一覧画像を表示することで、ユーザは、対象とする電子化文書400#全体における文書要素の位置および種別を一見して把握できる。これにより、ユーザは必要な文書要素を迅速に検索することができる。
この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータPCにおける処理内容は、図11に示す本実施の形態1に従う電子化文書の表示処理の具体例を示すフローチャートと同様であるので、詳細な説明は繰返さない。
この発明の実施の形態2によれば、文書画像の各ページ領域に対応するサムネイル画像を少なくとも1つ含む一覧画像に対して、文書要素に対応する位置に視覚的表示の代表例である「しおりアイコン」が付加される。さらに、この付加される「しおりアイコン」は、対応する文書要素の種別に応じて異なるものとされる。これにより、ユーザは、電子化文書の全体における文書要素の位置および種別を一見して把握できるため、目的とする文書要素、特に目的とする種別に応じて文書要素を探すことができるので、検索効率を高めることができる。
[その他の実施の形態]
上述の実施の形態1および2においては、本発明に係る電子化文書の生成処理がMFP1またはMFP1#で実行される構成について説明したが、原稿300を読取るための画像読取機能を備えたコンピュータにおいて上記処理が実行されてもよい。この場合には、コンピュータを文書処理装置として機能させるための図6や図13に示された処理機能を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記憶媒体にて記憶させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記憶媒体にて記憶させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
また、画像読取機能を他の装置またはコンピュータで実現した上で、生成された文書画像を受取って、上記のような処理に従って属性情報のみを生成してもよい。また、文書画像と属性情報とが同一の電子化文書に含まれる構成について例示したが、必ずしも同一の電子化文書に属性情報を付加しなくてもよく、別のファイルとして出力してもよい。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記憶された記憶媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1に従う文書処理装置を含むシステムの概略構成図である。 この発明の実施の形態1に従うMFPにおける概略構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に従うMFPの操作パネル部の外観を示す一例である。 この発明の実施の形態1に従う表示パネルに表示される一覧画像の一例を示した図である この発明の実施の形態1に従う表示パネルに表示される閲覧画像の一例を示した図である。 この発明の実施の形態1に従うMFPにおける機能構成を示すブロック図である。 文書画像に含まれる文書要素の抽出処理を説明するための図である。 電子化文書生成部が生成する電子化文書のデータ構造の一例を示す図である。 しおりデータのデータ構造の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に従う電子化文書の生成処理の具体例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に従う電子化文書の表示処理の具体例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータPCの概略のハードウェア構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態2に従うMFPにおける電子化文書の生成処理を実現する機能構成を示すブロック図である。 電子化文書生成部が生成する電子化文書のデータ構造の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータにおける電子化文書の表示処理を実現する機能構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に従うパーソナルコンピュータPCにおける表示画面の一例を模式的に示した図である。
符号の説明
1,1# MFP、12 画像バッファ部、14 圧縮処理部、16 電子化文書生成部、18 文書要素抽出部、20 表示データ生成部、20a 一覧画像生成部、20b 閲覧画像生成部、22 しおりデータ生成部、24 表示部、26 設定操作部、28 送信部、30 アイコン生成部、32 アイコン画像格納部、34 添付プログラム格納部、50 受信部、51 閲覧用アプリケーション、52 表示部、53 添付プログラム実行環境、100 制御部、102 メモリ部、104 画像読取部、106 プリント部、108 通信インターフェイス部、110 操作パネル部、110a 表示パネル、110b ストップボタン、110c スタートボタン、110d 操作ボタン、112 記憶部、203 内部バス、205 ディスプレイ部、207 通信インターフェイス部、209 入力部、211 ハードディスク部(HDD)、213 メモリ部、215 CD−ROMドライブ、215a CD−ROM、217 FDDドライブ、217a フレキシブルディスク、306 表示ボタン、307 非表示ボタン、312 拡大ボタン、314 縮小ボタン、330a〜330h,530a〜530f しおりアイコン、400 電子化文書、402 ヘッダ部、404 文書画像部、406 しおりデータ部、408 フッタ部、410 添付プログラム部、420 文書要素、500 アプリケーション領域、510 閲覧画像表示領域、520 一覧画像表示領域、PC,PC1,PC2,PC3 パーソナルコンピュータ、SRV サーバ装置。

Claims (10)

  1. 電子化文書を処理するコンピュータにおいて実行される文書処理方法であって、
    前記電子化文書は、ページ領域毎に区分された文書画像と属性情報とを含み、
    前記属性情報は、前記文書画像内の文書要素の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含み、
    前記文書処理方法は、
    コンピュータが、前記文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示するステップと、
    コンピュータが、前記属性情報に基づいて、前記一覧画像上の前記文書要素に対応する位置に視覚的表示を付加するステップとを備え、
    前記視覚的表示を付加するステップは、
    前記属性情報に含まれる前記文書要素の種別を取得するステップと、
    前記文書要素の種別に応じた前記視覚的表示を生成するステップとを含む、文書処理方法。
  2. 前記視覚的表示は、対応する前記文書要素の種別毎に、表示形態または表示色の少なくとも一方が異なる、請求項1に記載の文書処理方法。
  3. コンピュータが、前記一覧画像として表示される画像に比較して大きくなるように、前記文書画像の所定範囲を示す閲覧画像を表示するステップと、
    コンピュータが、前記視覚的表示に対する選択指示を受付けるステップとをさらに備え、
    前記閲覧画像を表示するステップは、前記選択指示に応答して、前記閲覧画像として表示する範囲を選択された前記視覚的表示が付加されている位置に対応するように切替えるステップを含む、請求項1または2に記載の文書処理方法。
  4. 前記視覚的表示を付加するステップは、前記選択指示に応答して、選択された前記視覚的表示の表示態様を選択前とは異なる表示態様に切替える、請求項3に記載の文書処理方法。
  5. 前記一覧画像と前記閲覧画像とは、同一の表示面に表示される、請求項3または4に記載の文書処理方法。
  6. 前記文書要素の種別は、表題、見出し、段落区切り、図、表、写真、手書き文字、下線付文字、装飾文字、色文字、の少なくともいずれかを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の文書処理方法。
  7. コンピュータが、原稿を読取ることで前記文書画像を取得するステップと、
    コンピュータが、前記文書画像に含まれる前記文書要素を抽出するステップと、
    コンピュータが、抽出された前記文書要素の前記文書画像内の位置と種別とを取得するステップと、
    コンピュータが、取得した前記文書画像内の位置と種別とに基づいて、前記属性情報を生成するステップと、
    コンピュータが、前記文書画像に前記付属情報を付加することで前記電子化文書を生成するステップとをさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の文書処理方法。
  8. コンピュータを電子化文書を処理する文書処理装置として機能させる文書処理プログラムであって、
    前記電子化文書は、ページ領域毎に区分された文書画像と属性情報とを含み、
    前記属性情報は、前記文書画像内の文書要素の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含み、
    前記文書処理プログラムは、
    前記文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示するステップと、
    前記属性情報に基づいて、前記一覧画像上の前記文書要素に対応する位置に視覚的表示を付加するステップとをコンピュータに実行させ、
    前記視覚的表示を付加するステップは、
    前記属性情報に含まれる前記文書要素の種別を取得するステップと、
    前記文書要素の種別に応じた前記視覚的表示を生成するステップとを含む、文書処理プログラム。
  9. 原稿を読取ることで前記文書画像を生成するステップと、
    前記文書画像に含まれる前記文書要素を抽出するステップと、
    抽出された前記文書要素の前記文書画像内の位置と種別とを取得するステップと、
    取得した前記文書画像内の位置と種別とに基づいて、前記属性情報を生成するステップと、
    前記文書画像に前記付属情報を付加することで前記電子化文書を生成するステップとをさらにコンピュータに実行させる、請求項8に記載の文書処理プログラム。
  10. 電子化文書を処理する文書処理装置であって、
    前記電子化文書は、ページ領域毎に区分された文書画像と属性情報とを含み、
    前記属性情報は、前記文書画像内の文書要素の位置を示す情報と、当該文書要素の種別を示す情報とを含み、
    前記文書処理装置は、
    前記文書画像の各ページ領域を示す画像を少なくとも1つ含む一覧画像を表示する表示手段と、
    前記属性情報に基づいて、前記一覧画像上の前記文書要素に対応する位置に視覚的表示を付加する付加手段とを備え、
    前記付加手段は、
    前記属性情報に含まれる前記文書要素の種別を取得する取得手段と、
    前記文書要素の種別に応じた前記視覚的表示を生成する生成手段とを含む、文書処理装置。
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