JP2000298647A - アプリケーション遠隔利用システム及びユーザインタフェース構築方法 - Google Patents

アプリケーション遠隔利用システム及びユーザインタフェース構築方法

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JP2000298647A
JP2000298647A JP10698999A JP10698999A JP2000298647A JP 2000298647 A JP2000298647 A JP 2000298647A JP 10698999 A JP10698999 A JP 10698999A JP 10698999 A JP10698999 A JP 10698999A JP 2000298647 A JP2000298647 A JP 2000298647A
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Yasuhide Horiuchi
保秀 堀内
Satoshi Terasaki
智 寺崎
Hiromi Sakushima
ひろみ 佐久嶋
Toru Kubo
徹 久保
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の計算機上で実行されている
アプリケーションを、文書ブラウザを持つ携帯端末から
操作可能とする。 【解決手段】 ネットワーク上にユーザインタフェース
変換装置1301を設け、ユーザインタフェース変換装置13
01はアプリケーション1203を実行しているサービス端末
1201からユーザインタフェース情報を取得し、操作端末
1101上の文書ブラウザ1102で表示可能な文書に変換する
ことにより、アプリケーション1303を操作端末1101から
操作可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機や端末装置
上で実行されるアプリケーションを、他の計算機や端末
装置などの操作端末から操作できるように構成したアプ
リケーションの遠隔利用システムと、そのアプリケーシ
ョンのユーザインタフェースのプログラムを構築する方
法に関し、特に、遠隔操作するアプリケーションのユー
ザインタフェースを操作端末上に適切に表示して、操作
端末から的確に遠隔操作ができるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機で実行されているアプリケ
ーションを、他の計算機から操作できるように構成した
アプリケーション遠隔利用システムとして、特開平7-
302233号公報に記載されているウィンドウ共有シ
ステムが知られている。図34は、その共有ウィンドウ
システムを説明するために、特開平7-302233号
公報に開示されているソフトウエア構成図を抜粋したも
のである。
【0003】図34において、アプリケーションを実行
する側のメインプログラム3401は、端末3416、3417にア
プリケーションを提供する側のサブプログラム3402とネ
ットワーク3403で繋がれている。
【0004】メインプログラム3401は、サブプログラム
側での操作対象となるアプリケーション3404及び3405を
メインプログラムに仲介するアプリケーションインタフ
ェース部3406と、アプリケーションから取得した画面を
画像データに変換する送信データ変換部3407と、画像デ
ータを圧縮するデータ圧縮部3408と、ネットワーク3403
との通信を行うデータ送受信部3409と、ネットワークか
ら受信したデータをアプリケーションが解釈できるよう
に変換する受信データ変換部3410とを備えている。
【0005】また、サブプログラム3402は、ネットワー
クとの通信を行うデータ送受信部3411と、受信した画像
データを伸長するデータ伸長部3412と、受信した画像デ
ータを端末に表示できるように変換する受信データ変換
部3413と、サブプログラムと端末3416、3417とを仲介す
る端末インタフェース部3414と、端末3416、3417でのユ
ーザの操作を取得する送信データ変換部3415とを備えて
いる。
【0006】このウィンドウ共有システムでは、メイン
プログラム3401の送信データ変換部3407が、メインプロ
グラム3401側で実行されているアプリケーション3404の
画面データを画像データに変換し、データ圧縮部3408が
その画像データを圧縮し、圧縮された画像データが、デ
ータ送受信部3409及びネットワーク3403を通じてサブプ
ログラム3402に送信される。
【0007】サブプログラム3402では、受信した画像デ
ータをデータ伸長部3412が伸長し、受信データ変換部34
13が画像データを端末3416、3417に適したサイズに変換
した後、端末インタフェース部3414を通して端末に送信
することでアプリケーション3404の画面状態が端末3416
及び3417に表示される。
【0008】また、別の技術としては、特開平9−15
3017号公報に記載されている情報共有装置がある。
図35は、この情報共有装置の特開平9−153017
号公報に開示されている構成図である。
【0009】図35において、3501は利用者側の計算機
を表し、3502はサービスを提供する計算機を表してい
る。利用者側の計算機3501は、GUI部を実現するプロ
グラム全体3512と、送られてきたスクリプトを解釈して
GUIを実現するインタプリタ部3511と、メッセージを
送信する送信部3513と、メッセージを受信する受信部35
14と、これらを管理するOS部3515と、表示用のディス
プレイ3503と、入力用のキーボード及びマウス3504とを
備えている。また、アプリケーションプログラムが実行
される計算機3502は、処理部を実現するプログラム全体
3521と、その処理を実現するインタプリタ部3522と、さ
らに、送信部3523、受信部3524、オペレーティングシス
テム3525とを備えている。
【0010】この構成の情報共有装置では、処理部3521
が、スクリプトとして与えられたプログラムのうちGU
I部分のスクリプトをGUI部3512に転送する。GUI
部3512は、このスクリプトを受けとり、インタプリタ部
3511で解釈実行してディスプレイ3503にアプリケーショ
ンのインタフェース画面を表示する。
【0011】また、画面定義情報からアプリケーション
のユーザインタフェースのソースコードを生成する技術
としては、UNIXオペレーションシステムで広く利用
されているX Window SystemのOSF/
Motifツールキットで用いられているUILという
言語からソースコードを生成する方法がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】特開平7-30223
3号公報に記載されたウィンドウ共有システムでは、ア
プリケーションのユーザインタフェース情報を静止画デ
ータとして取得し、それを操作端末に送信する方式をと
っている。この方式ではアプリケーションサーバと操作
端末との能力の違いを吸収するために、画像の解像度変
換や色数変換、さらに圧縮を行っている。
【0013】しかし、スマートフォンのような軽量端末
においては、表示できる画像の色数やサイズ等の制限が
厳しいため、解像度変換を施した画像ではアプリケーシ
ョンの状態を把握することが難しい場合がある。
【0014】また、操作端末側では、圧縮された画像デ
ータを受信したり、ユーザの操作を送信するための特別
のソフトウェアがインストールされている必要があり、
端末のコストの増加を招く可能性がある。
【0015】特開平9-153017号公報に記載され
ている情報共有装置では、GUI部をスクリプトで定義
することにより、GUI部の構成を柔軟に変化させ得る
とともに、送信するデータ量が削減されることも期待さ
れる。
【0016】しかし、ユーザが操作する端末側にもスク
リプトを実行解釈するためのインタプリタが必要なた
め、端末のコストの増加を招く可能性がある。
【0017】また、操作端末側に送信されるスクリプト
は、端末の種類によらず同一であるため、送られてきた
スクリプトを正しく画面に表示することは操作端末の責
任となっている。このため、表示可能領域が狭い携帯電
話等では、スクリプトを正しく表示するためにより複雑
な処理が必要となる。
【0018】また、OSF/Motifツールキットの
UIL言語では、ユーザインタフェースを構成する部品
の配置を、部品が配置される位置や、部品を包含する親
部品内における順序によって定義する。しかし、この表
現方式では、ユーザに提示する見かけ以上の情報を表現
することは不可能なため、生成したアプリケーションを
表示能力が異なる端末に表示するために変換する際に、
アプリケーション作成者の意図したとおりに変換するこ
とは困難であった。
【0019】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、他の計算機や端末装置上で実行されるア
プリケーションのユーザインタフェースを、一般的なブ
ラウザを具備する操作端末に表示して、この操作端末か
らアプリケーションを的確に遠隔操作することができる
アプリケーションの遠隔利用システムを提供し、また、
そのアプリケーションのユーザインタフェースのプログ
ラムを生成するユーザインタフェース構築方法を提供す
ることを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ア
プリケーションを実行するサービス端末と、アプリケー
ションを操作する操作端末と、サービス端末で実行され
ているアプリケーションのユーザインタフェースを操作
端末に合わせて変換するユーザインタフェース変換装置
とを設け、この操作端末には、ネットワークを通じて伝
送される文書の閲覧を可能にするブラウザを設け、ま
た、サービス端末には、ネットワークからの指示を受け
てアプリケーションを起動または終了するアプリケーシ
ョン実行手段と、実行中のアプリケーションの画面構成
が変更される毎に、アプリケーションのユーザインタフ
ェースの構成情報をネットワークを通じて送信するユー
ザインタフェース情報送信手段と、ネットワークを通じ
てアプリケーションに対する操作情報を受け取る操作情
報受信手段とを設け、また、ユーザインタフェース変換
装置には、操作端末のブラウザが使用する文書転送プロ
トコルを提供するプロトコル提供手段と、操作端末のブ
ラウザ上でユーザが行った操作情報をプロトコル提供手
段から受け取り、サービス端末で実行されているアプリ
ケーションの操作情報に変換してサービス端末の操作情
報受信手段に送信する端末入力変換手段と、サービス端
末のユーザインタフェース情報送信手段からアプリケー
ションのユーザインタフェース情報を受信し、操作端末
のブラウザでの表示に適した文書形式に変換してプロト
コル提供手段に出力するユーザインタフェース変換手段
とを設けている。
【0021】これにより、アプリケーションは、操作端
末に、ブラウザでの表示が可能な文書として送信され、
操作端末の表示能力によらずに、アプリケーションが操
作端末に正しく表示され、操作することが可能になる。
【0022】また、操作端末に塔載されている一般的な
文書ブラウザをそのまま利用することができるため、特
別なソフトウェアを操作端末に新たに組み込む必要がな
くなり、端末の低コスト化に繋がる。
【0023】また、本発明では、画面定義情報からアプ
リケーションのユーザインタフェースのプログラムを生
成するユーザインタフェース構築方法において、ユーザ
インタフェース部品のグループ分けとそれらのグループ
の出現順序とを入力として、ターゲット言語におけるプ
ログラムコードを生成するようにしている。
【0024】このようにプログラム中にユーザインタフ
ェースを構成する部品のグループ分けと、そのグループ
の出現順序とを埋め込んでおくことにより、ユーザイン
タフェースを変換する際、埋め込まれた部品のグループ
分けと、そのグループの出現順序の情報を基にユーザイ
ンタフェースの変換を行うことにより、アプリケーショ
ン開発者の意図どおりの変換が可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アプリケーションを実行するサービス端末と、アプ
リケーションを操作する操作端末と、サービス端末で実
行されているアプリケーションのユーザインタフェース
を操作端末のブラウザの能力に合わせて変換するユーザ
インタフェース変換装置とを設け、操作端末には、ネッ
トワークを通じて伝送される文書の閲覧を可能にするブ
ラウザを設け、サービス端末には、ネットワークからの
指示を受けてアプリケーションを起動または終了するア
プリケーション実行手段と、実行中のアプリケーション
の画面構成が変更される毎に、アプリケーションのユー
ザインタフェースの構成情報をネットワークを通じて送
信するユーザインタフェース情報送信手段と、ネットワ
ークを通じてアプリケーションに対する操作情報を受け
取る操作情報受信手段とを設け、ユーザインタフェース
変換装置には、操作端末のブラウザが使用する文書転送
プロトコルを提供するプロトコル提供手段と、操作端末
のブラウザ上でユーザが行った操作情報をプロトコル提
供手段から受け取り、サービス端末で実行されているア
プリケーションの操作情報に変換してサービス端末の操
作情報受信手段に送信する端末入力変換手段と、サービ
ス端末のユーザインタフェース情報送信手段からアプリ
ケーションのユーザインタフェース情報を受信し、操作
端末のブラウザでの表示に適した文書形式に変換してプ
ロトコル提供手段に出力するユーザインタフェース変換
手段とを設けたものであり、アプリケーションが操作端
末に、そのブラウザで表示可能な文書として送信されよ
うになるため、操作端末の表示能力によらずアプリケー
ションを正しく表示し、操作することが可能になる。
【0026】請求項2に記載の発明は、ユーザインタフ
ェース変換装置には、プロトコル提供手段にアクセスし
ている操作端末の情報を記憶する端末情報記憶手段を設
け、プロトコル提供手段に、少なくとも1つ以上の文書
転送プロトコルを提供する1または複数のプロトコル処
理手順を設け、ユーザインタフェース変換手段に、ユー
ザインタフェース情報を1または複数のプロトコル処理
手順で処理される文書形式に変換する1または複数のユ
ーザインタフェース変換手順を設け、端末入力変換手段
に、1または複数のプロトコル処理手順で処理された操
作情報を変換する1または複数の操作情報変換手順を設
け、ユーザインタフェース変換手段及び端末入力変換手
段が、端末情報記憶手段に記憶された操作端末の情報に
基づいて、ユーザインタフェース変換手順または操作情
報変換手順を選択するように構成したものであり、これ
により、異なる種類のプロトコルを利用する複数の操作
端末を使用する場合でも、1つのユーザインタフェース
変換装置で対応することが可能になる。また、新しいプ
ロトコルを用いる端末への対応については、新規開発部
分はユーザインタフェース変換手段のみになるため、新
規開発に掛かるコストを低く抑えることが可能になる。
【0027】請求項3に記載の発明は、ユーザインタフ
ェース情報送信手段が、ユーザインタフェースに用いら
れている部品に関する制約情報を送信し、ユーザインタ
フェース変換手段が、この制約情報を基に文書形式の変
換を行うようにしたものであり、アプリケーションのユ
ーザインタフェースを、ブラウザでの表示に適した文書
に変換することができる。
【0028】請求項4に記載の発明は、ユーザインタフ
ェース情報送信手段が、情報を取得するアプリケーショ
ンのプログラムに予め埋め込まれている部品に関する制
約情報を送信するようにしたものであり、アプリケーシ
ョンのユーザインタフェースを、ブラウザでの表示に適
した文書に変換する際に、アプリケーション開発者が意
図した通りの文書変換を行うことができる。
【0029】請求項5に記載の発明は、ユーザインタフ
ェース情報送信手段が、情報を取得するアプリケーショ
ンのプログラムコードを解析し、その解析結果に基づい
て、部品に関する制約情報を送信するようにしたもので
あり、アプリケーション開発者がプログラムに明示的に
操作順序を埋め込まなかった場合でも、より的確なユー
ザインタフェースの変換が行えるようになる。
【0030】請求項6に記載の発明は、部品に関する制
約情報として、部品のグループ分けの情報とそれらのグ
ループの出現順序の情報とを含めたものであり、表示領
域に制約がありアプリケーションを一画面に表示するこ
とができない操作端末においても操作が可能な、グルー
プ毎の文書に変換することが可能になる。
【0031】請求項7に記載の発明は、部品のグループ
を、機能面での関連性が深い部品を同一グループに含め
るように区分けしたものであり、操作端末のブラウザの
1画面に機能的に関連が深い複数の部品が表示されるた
め、操作端末での操作性が向上する。
【0032】請求項8に記載の発明は、ユーザインタフ
ェース変換手段が、部品のグループの望ましい出現順序
が特定できない場合に、部品のグループの出現順序を任
意に設定し、ユーザの操作の履歴に応じて、この出現順
序を変更するようにしたものであり、ユーザインタフェ
ース変換手段が本来望ましくない部品のグループの配置
を行った場合でも、ユーザが操作を継続できるようにな
る。
【0033】請求項9に記載の発明は、サービス端末に
は、アプリケーションの各画面のIDを管理する状態遷
移ID管理手段を設け、ユーザインタフェース情報送信
手段が、送信するユーザインタフェース構成情報に状態
遷移IDを付加し、ユーザインタフェース変換装置に
は、状態遷移IDと部品のグループとこのグループに対
してユーザが行った入力操作とを対応付けて記憶する端
末入力履歴管理手段を設け、ユーザインタフェース変換
手段が、同じ状態遷移IDを持つアプリケーション画面
の変換を行う際に、端末入力履歴管理手段に記憶されて
いる情報を参照し、ユーザが入力操作を行った順序を考
慮して部品のグループの出現順序を設定するようにした
ものであり、端末入力履歴管理手段に記憶された情報を
参照して、部品のグループの出現順序を変更することに
より、極力ユーザを煩わすことのないユーザインタフェ
ースへの変換が行えるようになる。
【0034】請求項10に記載の発明は、画面定義情報
からアプリケーションのユーザインタフェースのプログ
ラムを生成するユーザインタフェース構築方法におい
て、ユーザインタフェース部品のグループ分けとそれら
のグループの出現順序とを入力として、ターゲット言語
におけるプログラムコードを生成するようにしたもので
あり、プログラム中にユーザインタフェースを構成する
部品のグループ分けと、そのグループの出現順序とを埋
め込んでおくことにより、表示能力が異なる操作端末か
らの操作を可能にするためにユーザインタフェースを変
換する際に、アプリケーション開発者の意図どおりに変
換することが可能なアプリケーションを容易に構築する
ことができる。
【0035】請求項11に記載の発明は、生成されるプ
ログラムでは、ユーザインタフェースの部品のグループ
分けとそれらのグループの出現順序とに関する情報を、
アプリケーションの実行時に外部から取得できるように
構成したものであり、アプリケーションのユーザインタ
フェースを、操作端末のブラウザでの表示に適した文書
に変換する際に、アプリケーション開発者が意図した通
りの文書変換を行うことができる。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0037】(第1の実施形態)第1の実施形態のアプ
リケーション遠隔利用システムは、図1に示すように、
ユーザがアプリケーションを操作するために用いる操作
端末1101と、ユーザによって操作されるアプリケーショ
ンが実際に動作するサービス端末1201と、サービス端末
1201で実行されているアプリケーションを操作端末1101
から利用できるようにするユーザインタフェース変換装
置1301とを備えており、操作端末1101、ユーザインタフ
ェース変換装置1301及びサービス端末1201の間は、相互
の通信を可能にするネットワーク1401、1402で接続され
ている。
【0038】また、操作端末1101は、ネットワークを介
して入手する文書の閲覧が可能な文書ブラウザ1102を具
備している。
【0039】また、サービス端末1201は、ネットワーク
1402からの指示を受けてアプリケーション1203を起動ま
たは終了するアプリケーション実行手段1202と、実行中
のアプリケーション1203の画面構成が変更される毎に、
アプリケーション1203のユーザインタフェースの構成情
報をネットワーク1402を通じて送信するユーザインタフ
ェース情報送信手段1204と、ネットワーク1402を通じて
アプリケーション1203に対する操作情報を受け取り、ア
プリケーション1203に送信する操作情報処理手段1205と
を具備している。
【0040】また、ユーザインタフェース変換手段1301
は、操作端末1101上のブラウザ1102が使用する文書転送
プロトコルを提供可能なプロトコル提供手段1302と、操
作端末1101のブラウザ1102上においてユーザが行った操
作情報をプロトコル提供手段1302から受け取り、サービ
ス端末1201上で起動されたアプリケーション1203に対す
る操作情報に変換してサービス端末1201の操作情報処理
手段1205に送信する端末入力変換手段1304と、サービス
端末1201上のユーザインタフェース情報送信手段1204か
らアプリケーション1203のユーザインタフェース情報を
受信し、操作端末1101上のブラウザ1102で表示するに適
した文書形式に変換し、プロトコル提供手段1302に送信
するユーザインタフェース変換手段1305とを具備してい
る。
【0041】このシステムでは、操作端末1101によって
サービス端末1201でのアプリケーションの実行が起動さ
れる。サービス端末1201で実行するアプリケーション12
03のユーザインタフェースが、例えば、図10の画面構
成を取るとき、これがユーザインタフェース変換装置13
01のユーザインタフェース変換手段1305で変換されて、
操作端末1101のブラウザ1102には、図8に示すように、
複数のカード文書として表示され、カード1の「次」を
選択すると、カード2が表示される。
【0042】ユーザが、ブラウザ1102上にカード文書で
表示されたユーザインタフェースを操作すると、その操
作情報がユーザインタフェース変換装置1301の端末入力
変換手段1304で変換されてサービス端末1201に送られ、
ユーザの操作に応じたアプリケーション1203の処理が行
われる。このユーザインタフェースの変換についての詳
細は第3の実施形態で説明する。
【0043】図2は、本発明のアプリケーション遠隔利
用システムにおける操作端末1101上での処理の流れを示
したフローチャート、図3は、ユーザインタフェース変
換装置1301上での処理の流れを示したフローチャート、
また、図4は、サービス端末1201上での処理の流れを示
したフローチャートである。以下、図2〜図4と図1と
を用いて、アプリケーション遠隔利用システムの動作を
説明する。
【0044】まず、図2に沿って操作端末1101上での処
理について説明する。
【0045】ステップS201:ユーザがブラウザに対して
アプリケーション起動の文書識別子を指定すると、指定
された文書識別子をユーザインタフェース変換装置1301
に送信し、 ステップS202:ユーザインタフェース変換装置1301上の
プロトコル提供手段1302から返答を受信すると、 ステップS203:この受信データを操作端末1101上の表示
装置に表示する。
【0046】ステップS204:表示されている文書に対し
てユーザが行った操作、例えばボタンをクリックした等
の情報を、文書ブラウザ1102の所定のプロトコルにより
ユーザインタフェース変換装置1301に送信し、以降、ス
テップS202からステップS204までのステップを繰り返
す。
【0047】この操作端末1101上での処理は、通常の文
書ブラウザの処理とまったく同じであり、本発明におい
て何ら特別な手順を追加してはいない。
【0048】次に、図3に沿ってユーザインタフェース
変換装置1301上での処理について説明する。
【0049】ステップS301:プロトコル提供手段1302
が、操作端末1101より送信された要求を受信すると、 ステップS302:受信した要求の内容を吟味し、もし要求
がステップS201で送信されたアプリケーション起動の文
書識別子であった場合には、 ステップS303:端末入力変換手段1304が、アプリケーシ
ョン起動要求をサービス端末1201へ送信する。
【0050】ステップS304:受信した要求がステップS2
04で送信された、ユーザの操作に関するものであった場
合には、端末入力変換手段1304が要求内容をサービス端
末1201へ送信する。
【0051】ステップS305:ユーザインタフェース変換
手段1305がサービス端末1201から送信されたユーザイン
タフェース情報を受信すると、 ステップS306:受信したユーザインタフェース情報を吟
味し、もし情報がアプリケーションが完了したことを示
すものであった場合には、 ステップS308:アプリケーションが完了したことを示す
文書を生成する。
【0052】ステップS307:また、それ以外の情報であ
った場合は、受信したユーザインタフェース情報を基
に、アプリケーションの画面構成を表現した文書を生成
する。 ステップS309:ステップS307あるいはステップS308で生
成された文書をプロトコル提供手段1302を用いて操作端
末1101に送信する。
【0053】次に、図4に沿ってサービス端末1201上で
の処理について説明する。
【0054】ステップS401:ユーザインタフェース変換
装置1301よりメッセージを受信すると、 ステップS402:メッセージを吟味し、もし、このメッセ
ージがアプリケーションの終了の指示であった場合に
は、 ステップS406:アプリケーション実行手段1202が該当す
るアプリケーションの実行を完了させ、 ステップS408:アプリケーションの完了を通知するメッ
セージをユーザインタフェース変換装置1301に送信す
る。
【0055】ステップS402において、メッセージがアプ
リケーションの終了の指示でない場合には、 ステップS403:このメッセージがアプリケーションの起
動指示であるかどうかを判断する。アプリケーションの
起動指示であるときは、 ステップS407:アプリケーション実行手段1202は、該当
するアプリケーションを起動する。
【0056】このメッセージがアプリケーションの起
動、終了のいずれの指示でもなかった場合には、 ステップS404:操作情報処理手段1205がアプリケーショ
ンへの適切な操作メッセージに変換し、アプリケーショ
ン1203に送信する。
【0057】ステップS405:ユーザインタフェース情報
送信手段1204は、アプリケーション1203のユーザインタ
フェースの構成情報を取得し、ユーザインタフェース変
換装置1301へ送信する。
【0058】以降、ステップS401からステップS408まで
の処理を繰り返す。
【0059】図5は、ブラウザ1102としてHTMLブラ
ウザ、プロトコル提供手段1302としてHTTPプロトコ
ルサーバを用いた場合の操作端末1101、サービス端末12
01及びユーザインタフェース変換装置1301の間でやりと
りされるデータの例を時系列に沿って並べたものであ
り、縦軸は時間経過を示している。501は操作端末、502
はユーザインタフェース変換装置、503はサービス端末
を示している。
【0060】操作端末501は、ステップS201の文書識別
子(M504)をユーザインタフェース変換装置502に送信
する。この文書識別子(M504)は、HTTPプロトコル
ではURLとして表現される。ユーザインタフェース変
換装置502は、これを受けて、ステップS303のアプリケ
ーション起動メッセージ(M505)をサービス端末503に
送信する。サービス端末503は、ステップS405のユーザ
インタフェース情報(M506)をユーザインタフェース変
換装置502に送信し、ユーザインタフェース変換装置502
は、ステップS309のHTML文書データ(M507)を操作
端末501に送信する。
【0061】ユーザが操作端末501上でユーザインタフ
ェースの操作を行うと、その操作情報である、ステップ
S204に示すHTTP上でのPOSTメッセージ(M508)
がユーザインタフェース変換装置502に送信され、ユー
ザインタフェース変換装置502は、ステップS304のアプ
リケーション操作情報(M509)をサービス端末503に送
信する。
【0062】サービス端末503は、この情報によって操
作されたアプリケーションの新たなユーザインタフェー
ス情報(M510)をユーザインタフェース変換装置502に
送信し、ユーザインタフェース変換装置502は、ステッ
プS309のHTML文書データ(M511)を操作端末501に
送信する。
【0063】ここで、サービス端末503とユーザインタ
フェース変換装置502との間でやりとりされるメッセー
ジM505、M506、M509、M510は独自のものであるが、操作
端末501とユーザインタフェース変換装置502との間でや
りとりされるメッセージM504、M507、M508、M511はHT
TPプロトコル上のHTML文書という標準的なデータ
になっている。
【0064】以上のように、この実施形態のシステムで
は、操作端末において、ブラウザ上の文書としてアプリ
ケーションを操作することが可能となるので、サービス
端末の表示能力と操作端末の表示能力との間に大きな差
がある場合でもアプリケーションを操作することが可能
となる。
【0065】また、操作端末側には既存の文書ブラウザ
を塔載するだけで済み、特別なソフトウェアを操作端末
に新たに組み込む必要がないため、端末の低コスト化に
つながる。
【0066】なお、この実施形態では、操作端末1101と
ユーザインタフェース変換装置1301とを繋ぐネットワー
ク1401と、ユーザインタフェース変換装置1301とサービ
ス端末1201とを繋ぐネットワーク1402とを別々のネット
ワークとして構成した例で説明したが、同一のネットワ
ークにより構成することも可能である。また、これらの
ネットワークは有線でも無線でも良い。
【0067】また、この実施形態では、操作端末1101、
サービス端末1201及びユーザインタフェース変換装置13
01を別々の装置として構成する例で説明したが、操作端
末とユーザインタフェース変換装置とを同一の装置とし
て実施すること、操作端末とサービス端末とを同一の装
置として実施すること、ユーザインタフェース変換装置
とサービス端末とを同一の装置として実施すること、操
作端末とユーザインタフェース変換装置とサービス端末
とを同一の装置として実施することも同様に可能であ
る。
【0068】(第2の実施形態)第2の実施形態のアプ
リケーション遠隔利用システムでは、一台のユーザイン
タフェース変換装置を介して、異なるプロトコルの複数
の操作端末がアプリケーションの操作を行うことが可能
である。
【0069】図6に示すように、このシステムにおける
ユーザインタフェース変換装置6301は、操作端末6101上
のブラウザ6102によって使用されると想定される複数の
プロトコル処理手順6307を持つプロトコル提供手段6302
と、操作端末6101のブラウザ6102上でユーザが行った操
作情報をプロトコル提供手段6302から受けとり、サービ
ス端末6201上で起動されたアプリケーション6203に対す
る操作情報に変換してサービス端末6201の操作情報処理
手段6205に送信する端末入力変換手段6303と、プロトコ
ル提供手段6302から、接続している端末が利用している
プロトコルに関する情報を受けとり記憶する端末情報記
憶手段6305と、サービス端末6201上のユーザインタフェ
ース情報送信手段6204からアプリケーション6203のユー
ザインタフェース情報を受信し、端末情報記憶手段6305
に記憶されている、操作端末6101が利用しているプロト
コルに関する情報を基に、操作端末6101上のブラウザ61
02で表示するのに適した文書形式に変換してプロトコル
提供手段6302に送信するユーザインタフェース変換手段
6306とを備えている。操作端末6101及びサービス端末62
01の構成は第1の実施形態(図1)と変わりがない。
【0070】図7は、ユーザインタフェース変換装置63
01上での処理の流れを示したフローチャートである。以
下、図6及び図7を用いて、この実施形態のアプリケー
ション遠隔利用システムの動作を説明する。なお、操作
端末6101及びサービス端末6201上での処理は第1の実施
形態と同じなので説明を省略する。
【0071】ステップS701:プロトコル提供手段6302
は、操作端末6101から送信された要求を受信すると、 ステップS702:プロトコル提供手段6302は、操作端末61
01からの要求を処理したプロトコルについての情報を端
末情報記憶手段6305に記憶する。
【0072】ステップS703:次いで、受信した要求の内
容を吟味し、もし、要求がステップS201で送信されたア
プリケーション起動の文書識別子であった場合には、 ステップS704:端末入力変換手段6303は、アプリケーシ
ョン起動要求をサービス端末6201へ送信する。
【0073】ステップS705:受信した要求がステップS2
04で送信された、ユーザの操作に関するものであった場
合には、端末入力変換手段6303は、要求内容をサービス
端末6201へ送信する。
【0074】ステップS706:ユーザインタフェース変換
手段6306は、サービス端末6201から送信されたユーザイ
ンタフェース情報を受信すると、 ステップS707:受信したユーザインタフェース情報を吟
味し、もし情報がアプリケーションが完了したことを示
すものであった場合には、 ステップS709:アプリケーションが完了したことを示す
文書を、端末情報記憶手段6305に記憶されている情報に
基づいて生成する。
【0075】ステップS708:また、それ以外の情報であ
った場合は、受信したユーザインタフェース情報を基
に、端末情報記憶手段6305に記憶されている情報に基づ
いて、アプリケーションの画面構成を表現した文書を生
成する。
【0076】ステップS710:ステップS709あるいはステ
ップS708で生成された文書をプロトコル提供手段6302を
用いて操作端末6101に送信する。
【0077】以上のように、この実施形態のシステムで
は、プロトコル提供手段6302に、操作端末が用いる複数
のプロトコル処理手順6307を持たせ、ユーザインタフェ
ース変換手段6306に、複数のプロトコルに対応した変換
手順6308を持たせ、また、操作端末6101が利用している
プロトコルの情報を記憶する端末情報記憶手段6305を設
けることにより、一台のユーザインタフェース変換装置
6301を使用して、異なるプロトコルを用いる複数の操作
端末6101からアプリケーションを操作することが可能に
なる。
【0078】また、新たな別のプロトコルを用いる操作
端末に対応させる場合、プロトコル処理手順6307、ユー
ザインタフェース変換手順6308及び端末入力変換手順63
09に新規のプロトコルに対応した手順を追加するだけで
対応が可能であり、開発に掛かるコストを低く抑えるこ
とができる。
【0079】(第3の実施形態)第3の実施形態では、
図1のアプリケーション遠隔利用システムにおいて、ユ
ーザインタフェース情報送信手段1204及びユーザインタ
フェース変換手段1305の動作の詳細について説明する。
なお、本実施形態では、操作端末1101上の文書ブラウザ
1102としてWML(Wireless Markup Language)文書ブ
ラウザを用いるものとする。
【0080】WMLは業界団体であるWAPフォーラム
において開発された、携帯電話のような比較的表示領域
が狭い画面を持つ機器に塔載されることを前提とした文
書ブラウザ用の文書形式である。WMLでは、1つの文
書をカードと呼ばれる断片に分割し、ユーザの操作に基
づいて、その断片を順次表示することにより、表示領域
よりも大きな文書の表示を可能にしている。この様子を
模式的に図示したのが図8である。図8をWML文書で
記述すると図9のようになる。
【0081】図10は、本発明のアプリケーション遠隔
利用システムのサービス端末1201において実行されるア
プリケーション1203の一例を示したものである。図10
において、1001は複数の項目から1つを選択するための
チョイス部品、1004は機能の有効、無効を指定するため
のチェック部品、1002、1003、1005、1006、1007は処理
を起動するためのボタン部品である。
【0082】本発明のアプリケーション遠隔利用システ
ムでは、第1の実施形態で説明したように、アプリケー
ション1203を実行しているサービス端末1201が、アプリ
ケーション1203のユーザインタフェース情報をユーザイ
ンタフェース変換装置1301へ送信する。図11はユーザ
インタフェース情報送信手段1204上の処理の流れを示す
フローチャートである。
【0083】まず、 ステップS1101:アプリケーション1203のユーザインタ
フェースを構成する部品の情報を抽出し、 ステップS1102:アプリケーション1203に埋め込まれた
ユーザインタフェース部品間の制約情報があるかどうか
を判断する。
【0084】図12は、アプリケーションに埋め込まれ
たユーザインタフェース部品間の制約情報の一例を示し
ている。図12では、部品が所属するグループと各グル
ープの出現順序とが部品間の制約情報であることを示し
ている。
【0085】グループは、機能的に関連が深い部品によ
って構成される。図12では、「完了」を表すボタン12
16と、「中止」を表すボタン1217とがグループ1(122
1)を構成しており、グループ1(1221)は、ボタン121
6とボタン1217とにポインタを保持してグループとして
の繋がりを保っている。同様に、グループ2(1219)
は、複数の項目から1つを選択するためのチョイス部品
1211と、その「実行」を起動するボタン部品1212と、そ
の「停止」を起動するボタン部品1213とで構成され、ま
た、グループ3(1220)は、「利用する」かどうかをチ
ェックするチェック部品1214と、そのチェック結果を起
動するボタン部品1215とで構成されている。また、各グ
ループの出現順序は、グループリスト1218によって、矢
印で示すように、グループ2(1219)、グループ3(12
20)、グループ1(1221)の順に設定されている。
【0086】ステップS1102において、アプリケーショ
ンに制約情報が埋め込まれていると判断できなかった場
合には、 ステップS1103:部品の情報から制約情報を適宜生成し
て、ステップS1105へ移行する。
【0087】また、ステップS1102において、アプリケ
ーションに制約情報が埋め込まれていると判断された場
合は、 ステップS1104:アプリケーション1203から、埋め込ま
れた制約情報を取得する。制約情報が図12のように埋
め込まれている場合、制約情報の取得はリストの始点12
18を獲得することである。
【0088】ステップS1105:次いで、部品の情報と制
約情報とを併合したユーザインタフェース情報をユーザ
インタフェース変換装置1301へ送信する。
【0089】図13は、部品の情報と制約情報とを併合
したユーザインタフェース情報の一例である。この実施
形態では、ユーザインタフェース情報としてXML(eX
tensible Markup Language)を用いている。XMLでは
<名前>と</名前>とで囲まれた部分を一つの要素と
して表記する。例えば、1311は1つのグループを表して
おり、その識別子はg001であることが記述されてい
る。1312及び1313は、それぞれグループ1311に含まれる
要素であり、1312はラベルが「完了」であり、識別子が
b001であるボタンを表している。
【0090】また、1314はグループ間の順序を表してお
り、識別子がg002のグループ、g003のグルー
プ、g001のグループの順であることが記述されてい
る。
【0091】ユーザインタフェース変換装置1301のユー
ザインタフェース変換手段1305は、このユーザインタフ
ェース情報を操作端末1101で処理し易いWML文書に変
換する。
【0092】図14は、このユーザインタフェース変換
手段1305上の処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【0093】ステップS1401:ユーザインタフェース情
報を受信したユーザインタフェース変換手段1306は、ユ
ーザインタフェース情報からグループ情報とグループ間
の順序とを抽出し、リストにする。
【0094】図15は、ユーザインタフェース情報をリ
ストに変換したときのデータ構造を示しており、図16
は、変換されたWML文書を示している。
【0095】ステップS1402:文書ブラウザ1102が表示
するWML文書の開始タグ(<WML>)を出力する。
【0096】ステップS1403:まだ走査していない要素
がないかどうかを調べ、すべての要素の処理が完了して
いるならば、 ステップS1406:WML文書の終了タグ(</WML
>)を出力する。
【0097】ステップS1403において、まだ走査してい
ない要素が残っているときは、 ステップS1404:リストから1グループの情報(要素)
を取り出し、 ステップS1405:グループに含まれる情報をWML文書
の1カード分のカード構造に変換して出力する。
【0098】こうして、ステップ1403からステップS140
6までの手順によって、図15に示すデータ構造の先頭
から順次走査しながら、各グループの情報が、それぞれ
WML文書のカード構造に変換される。
【0099】ユーザインタフェース変換手段1306が生成
したWML文書は、プロトコル処理手段1302を通して操
作端末1101に送信され、文書ブラウザ1102によって表示
される。図17は、文書ブラウザ1102上での画面表示の
一例である。文書ブラウザ1102上では、カード構造が一
枚ずつ表示され、図17上のボタン1701及び1702の操作
により他のカードの表示に切り替わる。
【0100】以上のように、この実施形態では、アプリ
ケーション1203のユーザインタフェース情報を、ユーザ
インタフェースを構成する部品のグループとそれらグル
ープ間の出現順序とで表現して(図12)いるため、表
示領域に制約がありアプリケーション全体を一画面に表
示することができない操作端末においても操作可能なグ
ループ単位の文書へ変換することができる。
【0101】また、このグループ形成に際しては、ユー
ザインタフェースの構成部品の中で機能的な繋がりが深
い部品を同一のグループに含めているため、グループ単
位の文書に変換したときの操作性が良好である。
【0102】また、このユーザインタフェース情報は、
構成部品の配置位置や部品間の距離などに関する外見的
な情報を一切含んでいないため、カード文書への変換の
際に位置的な制約が無いため、変換が容易である。
【0103】(第4の実施形態)第4の実施形態のアプ
リケーション遠隔利用システムは、ユーザインタフェー
スの部品より成るグループの操作端末上への表示順序が
未定である場合でも、操作端末での入力履歴に基づい
て、表示順序を設定する。
【0104】このシステムは、図18に示すように、サ
ービス端末18201が、アプリケーション18203での画面の
遷移毎に状態遷移IDを生成して管理する画面遷移ID
管理手段18206を具備し、また、ユーザインタフェース
変換装置18301が、ユーザインタフェース変換手段18305
によって変換されたユーザインタフェース情報に付随す
る状態遷移IDと、変換後の文書に対してユーザが行っ
た操作の履歴とを関連付けて管理する端末入力履歴管理
手段18306を具備している。その他の構成は第1の実施
形態(図1)と変わりがない。
【0105】図19は、サービス端末18201上での処理
の流れを示すフローチャート、図20はユーザインタフ
ェース変換装置18301上での処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【0106】以下、図18から図20を用いて、このシ
ステムの動作について説明する。
【0107】まず、図19に沿ってサービス端末18201
上での処理について説明する。このサービス端末18201
の処理の内、ステップS1901〜S1904及びステップS1907
〜S1909の動作は、第1の実施形態のサービス端末1201
の動作を示すフローチャート(図4)のステップS401〜
S404及びステップS406〜S408の動作と同じであり、ユー
ザインタフェース変換装置18301よりメッセージを受信
すると(ステップS1901)、メッセージを吟味し、も
し、このメッセージがアプリケーションの終了の指示で
あった場合には(ステップS1902)、アプリケーション
実行手段18202が該当するアプリケーションの実行を完
了させ(ステップS1907)、アプリケーションの完了を
通知するメッセージをユーザインタフェース変換装置18
301に送信する(ステップS1909)。また、メッセージが
アプリケーションの終了指示でない場合は、このメッセ
ージがアプリケーションの起動指示であるかどうかを判
断し(ステップS1903)、アプリケーションの起動指示
であるときは、アプリケーション実行手段18202は、該
当するアプリケーションを起動する(ステップS190
4)。このメッセージがアプリケーションの起動、終了
のいずれの指示でもなかった場合は、操作情報処理手段
18205がアプリケーションへの適切な操作メッセージに
変換し、アプリケーション18203に送信する(ステップS
1904)。
【0108】この操作メッセージに従ってアプリケーシ
ョン18203の画面が変更された後、ステップS1905:現在
のアプリケーション18203の画面の状態に対応した状態
遷移IDを状態遷移ID管理手段18206から取得する。
ここで、状態遷移IDはアプリケーション18203の画面
の種類毎に一意に付けられた識別子であり、例えばウィ
ンドウをベースにしたアプリケーションでは、アプリケ
ーションを構成するウィンドウの種類毎に1つのIDが
割り当てられるよう、状態遷移ID管理手段18206が管
理する。
【0109】ステップS1906:次に、ユーザインタフェ
ース情報送信手段18204が、アプリケーション18203のユ
ーザインタフェースの構成情報を取得し、状態遷移ID
と共にユーザインタフェース変換装置18301へ送信す
る。以降、ステップS1901からステップS1909までの処理
を繰り返す。
【0110】次に、図20に沿ってユーザインタフェー
ス変換装置18301での処理について説明する。
【0111】ステップS2001:プロトコル処理手段18302
が、操作端末18101から送信された要求を受信すると、 ステップS2002:受信した要求の内容を吟味し、もし、
要求にアプリケーションの起動要求または終了要求の文
書識別子が含まれている場合には、 ステップS2003:端末入力変換手段18304は、端末入力履
歴管理手段18306に、 この文書識別子を登録するとともに、アプリケーション
の起動要求または終了要求をサービス端末18201へ送信
する。
【0112】また、受信した要求がユーザの操作に関す
るものであった場合には、 ステップS2004:アプリケーションの操作に関する情報
を端末入力履歴管理手段18306に記録し、 ステップS2005:端末入力変換手段18304が要求内容をサ
ービス端末18201へ送信する。
【0113】ステップS2006:ユーザインタフェース変
換手段18305が、サービス端末18201から送信されるユー
ザインタフェース情報を受信すると、 ステップS2007:受信したユーザインタフェース情報を
吟味し、もし情報がアプリケーションが完了したことを
示すものであった場合には、 ステップS2010:アプリケーションが完了したことを示
す文書を生成する。
【0114】また、受信した情報がそれ以外の情報であ
った場合には、 ステップS2008:ユーザインタフェース情報中の状態遷
移IDとグループ情報とを端末入力履歴管理手段18306
に記録し、 ステップS2009:受信したユーザインタフェース情報を
基に、アプリケーションの画面構成を表現した文書を生
成する。この際、端末入力履歴管理手段18306で管理さ
れている情報の内、同じアプリケーション識別子と状態
遷移IDとを持つ情報に着目し、既にユーザの入力履歴
が保存されていれば、その履歴に沿った順序で部品のグ
ループを配置する。
【0115】ステップS2011:ステップS2009またはステ
ップS2010で生成された文書をプロトコル処理手順18302
を用いて操作端末18101に送信する。
【0116】次に、サービス端末上で実行されるアプリ
ケーション、操作端末上で表示される文書、操作端末で
のユーザの操作の一例を用いて上記の動作を説明する。
【0117】図21は、サービス端末18201上で実行さ
れるアプリケーションの画面の一例を示している。この
画面の各部品は、図12と同じように、グループ1(21
11)、グループ2(2109)及びグループ3(2110)にグ
ループ分けされている。但し、図12の場合と違って、
各グループの間での表示順序は特定できなかったものと
する。
【0118】また、図19のステップS1905において、
図21の画面の状態遷移識別子がt001と決定された
ものとする。
【0119】図21で示されるアプリケーションのユー
ザインタフェース情報を図22に示す。これは、第3の
実施形態における図13と異なり、グループ間での順序
関係は指定されていない。また、2201では、このユーザ
インタフェース情報に対応した状態遷移識別子がt00
1であることを示している。
【0120】図22のユーザインタフェース情報を受信
したユーザインタフェース変換装置18301は、図20の
ステップS2008において、端末入力履歴管理手段18306に
状態遷移IDとグループIDとを記録する。
【0121】図23は、この時点で端末入力履歴管理手
段18306が管理する端末入力履歴の一例である。端末入
力管理手段18306では、アプリケーション識別子、状態
遷移ID、部品グループ、ユーザの入力履歴を組として
管理している。
【0122】次に、ステップS2009において、文書ブラ
ウザ18102での表示が可能なカード文書を生成するが、
この時点では操作が記録されている部品グループが存在
しないため、図22の情報に出現するグループの順序、
即ち、グループ1、グループ2、グループ3の順序でカ
ード文書を生成する。ここで生成される文書の一例を図
24に、その操作端末上での表示の一例を図25に示
す。図25において、2401は図21のグループ1(211
1)を表現したカード1、2402はグループ2(2109)を
表現したカード2、2403はグループ3(2110)を表現し
たカード3、2404は次のカード、即ち、カード2(240
2)の表示を指示するボタン、2405は、カード2(240
3)における処理の開始を指示するボタンである。
【0123】まず、操作端末18101にはカード1(240
1)が表示される。この実施形態において、ユーザは、
この時点で操作として完了または中止を選択するのは不
適当であると判断し、「次」ボタン2404を押し別のカー
ドの表示を指示したとする。WML文書を表示している
文書ブラウザ18102ではカードの表示切り換えはサーバ
を介さずに実行可能であるため、即座にカード2(240
2)が表示される。ここで、ユーザは項目の中から適当
なものを選択し、「実行」ボタン2405を押す。ボタン24
05の操作は、図24のWML文書の2301の行によりユー
ザインタフェース変換装置18301への送信が定義されて
いるため、ボタン2405をユーザが押したという情報はユ
ーザインタフェース変換装置18301に送信される。
【0124】ユーザインタフェース変換装置18301の端
末入力変換手段18304は、図20のステップS2004におい
て、端末入力履歴管理手段18306にボタン2404が押され
たことを記録する。
【0125】図26は、端末入力履歴管理手段18306が
情報を記録するときの処理の流れを示したフローチャー
トである。
【0126】ステップS2601:記録されている情報(図
23)から、操作されたグループ(g002)を探し出
し、 ステップS2602:該当するグループを適切な位置に移動
する。この場合は、他に操作が記録されているグループ
が存在しない状態でg002に対する操作が行われたの
で、操作が行われなかったg001を最後の行へ移動
し、g002が最上行にくるように順送りする。
【0127】ステップS2603:次いで、対応するg00
2の行に処理内容を記録する。
【0128】図27は、この時点での端末入力履歴管理
手段18306に記録されている情報の一例である。ユーザ
の操作がグループg002の行に追記されている。ま
た、グループg002は他のユーザ操作が行われていな
いグループg001及びg003よりも上位に移動して
いる。
【0129】端末入力履歴管理手段18306への操作の記
録が行われた後、ステップS2005でサービス端末18201へ
操作情報を送信する。この操作情報に対する挙動はアプ
リケーション18203の処理内容により異なるが、この実
施形態では、例として再び画面が図21で示すものに遷
移したとする。この場合、サービス端末18201からユー
ザインタフェース変換装置18301へは図22で示したも
のと同一のユーザインタフェース情報が送信されてく
る。
【0130】ユーザインタフェース変換装置18301で
は、受信した情報をステップS2008において端末入力履
歴管理手段18306に記録しようとするが、すでに該当す
る状態遷移IDを持つエントリが存在するため、ここで
は端末入力履歴管理手段18306に対する変更は行われな
い。
【0131】次に、ステップS2009で操作端末が表示可
能な文書を生成するが、この場合、操作が記録されてい
るグループが存在し、グループの順序が適切に並び変え
られているので、端末入力履歴管理手段18306に記録さ
れているグループの内、まだ操作が行われていないグル
ープを上の行から順に操作端末18101に表示する文書と
して出力する。
【0132】図28は出力されたWML文書の一例であ
り、図29はこの文書を操作端末18101で表示させた画
面の一例である。ユーザには、まだ操作を行っていない
グループ3に対応したカード1(図25のカード3に対
応)が表示されるため、スムーズに作業を継続すること
ができる。
【0133】以上のように、この実施形態では、端末入
力変換手段18304が端末入力履歴管理手段18306にユーザ
が行った操作を記録し、ユーザインタフェース変換手段
18305が端末入力履歴管理手段18306に記録されている情
報を基に操作端末18101に表示すべき文書を生成するこ
とにより、ユーザインタフェースを構成する部品のグル
ープ間の適切な表示順序が判断できない場合において
も、ユーザがスムーズに作業を行えるような文書に変換
することが可能である。
【0134】(第5の実施形態)第5の実施形態では、
アプリケーションのユーザインタフェースのプログラム
を生成する場合に、部品のグループやグループの出現順
序に関する情報を埋め込んだプログラムを生成する方法
について説明する。
【0135】図30は、このプログラムを生成する装置
を示しており、ユーザインタフェースの部品の制約を記
憶する部品グループ間制約記述記憶手段3004と、この部
品グループ間制約を埋め込んだユーザインタフェースの
プログラムを生成するユーザインタフェース構築装置30
01と、生成されたプログラムを格納するユーザインタフ
ェースプログラム記憶手段3005とを備えている。また、
ユーザインタフェース構築装置3001は、部品グループ間
制約記述記憶手段3004から部品グループの制約情報を読
み込む部品グループ制約入力手段3002と、読み込まれた
部品グループ間制約を埋め込んだユーザインタフェース
のプログラムを生成するユーザインタフェースプログラ
ム生成手段3003とを具備している。
【0136】図31は、部品グループ間制約記憶手段30
04に記憶される部品グループ間制約の一例を示してお
り、ここには各部品に付けられるラベル、各部品が所属
するグループのID、各グループの出現順序が記述され
ている。プログラムの作成に先立って、このようなユー
ザインタフェースの各部品の制約情報が作成され、部品
グループ間制約記憶手段3004に格納される。
【0137】図33は、ユーザインタフェース構築装置
3001における処理の流れを示すフローチャートである。
【0138】まず、 ステップS3301:部品グループ制約入力手段3002が、部
品グループ間制約記述記憶手段3004から部品グループ間
制約を読み込む。
【0139】ステップS3302:ユーザインタフェースプ
ログラム生成手段3003は、画面定義情報からアプリケー
ションのユーザインタフェースのプログラムコードをタ
ーゲット言語で生成し、そのプログラム中に、読み込ま
れた部品グループ間制約に基づいて、ユーザインタフェ
ースを構成する部品のグループ分けと、そのグループの
出現順序とを埋め込む。
【0140】ステップS3303:生成されたプログラム
は、ユーザインタフェースプログラム記憶手段3005に出
力され、記憶される。
【0141】図32は、生成されたプログラムの構造を
模式的に表しており、部品グループ間制約に記述された
グループの順序で順次生成されたユーザインタフェース
部品群3203と、ユーザインタフェース部品とそれらが所
属するグループとの関連を管理するユーザインタフェー
ス部品管理手段3202と、プログラムの外部からこのユー
ザインタフェース部品のグループに関する情報を取得で
きるようにするための部品グループ情報取得手段3201と
を有してする。
【0142】従って、サービス端末1201のアプリケーシ
ョン実行手段1202が、このプログラムによってアプリケ
ーション1203を実行する場合には、ユーザインタフェー
ス情報送信手段1204は、このプログラムのアプリケーシ
ョンインタフェース3204から、ユーザインタフェースを
構成する部品の所属グループとそのグループの出現順序
との情報を取得することができ、それらの情報をユーザ
インタフェース情報に含めてユーザインタフェース変換
装置1301に送ることができる。
【0143】そのため、アプリケーション遠隔利用シス
テムで、ユーザインタフェースの変換を行う際に、アプ
リケーション開発者の意図通りの変換が行われる。
【0144】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアプリケーション遠隔利用システムでは、アプリケー
ションのユーザインタフェースが操作端末のブラウザで
表示可能な文書として送信されるため、操作端末の表示
能力によらずアプリケーションを正しく表示し、操作す
ることが可能である。
【0145】また、操作端末に塔載されている一般的な
文書ブラウザをそのまま利用するため、特別なソフトウ
ェアを操作端末に新たに組み込む必要がなくなり、操作
端末の低コスト化につながる。
【0146】また、複数のプロトコル処理手順や複数の
ユーザインタフェース変換手順をユーザインタフェース
変換装置に設けたシステムでは、異なる種類のプロトコ
ルを用いる複数の操作端末によりアプリケーションを操
作することが可能である。また、新しいプロトコルの操
作端末を加える場合でも、新規開発部分はユーザインタ
フェース変換装置の一部のみになるため、新規開発にか
かるコストを低く抑えることが可能になる。
【0147】また、ユーザインタフェース情報としてユ
ーザインタフェースの部品のグループとそのグループの
表示順序に関する情報をサービス端末からユーザインタ
フェース変換装置に伝えることにより、表示領域が制約
されてアプリケーションを一画面に表示できない操作端
末でも操作が可能な文書に変換することができる。
【0148】また、ユーザインタフェース変換装置に端
末入力履歴管理手段を設けたシステムでは、ユーザイン
タフェース部品のグループの望ましい出現順序が特定で
きない場合でも、ユーザを煩わすことのないユーザイン
タフェースに変換することができる。
【0149】また、本発明のユーザインタフェース構築
方法では、生成されるプログラム中にユーザインタフェ
ースを構成する部品のグループ分けと、そのグループの
出現順序とを埋め込むことができ、ユーザインタフェー
スを変換する際に、アプリケーション開発者の意図どお
りの変換が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるアプリケーシ
ョン遠隔利用システムの構成図、
【図2】本発明の第1の実施形態における操作端末上で
の処理のフローチャート、
【図3】本発明の第1の実施形態におけるユーザインタ
フェース変換装置上での処理のフローチャート、
【図4】本発明の第1の実施形態におけるサービス端末
上での処理のフローチャート、
【図5】本発明の第1の実施形態におけるメッセージ転
送図、
【図6】本発明の第2の実施形態におけるアプリケーシ
ョン遠隔利用システムの構成図、
【図7】本発明の第2の実施形態におけるサービス端末
上での処理のフローチャート、
【図8】WMLにおける端末上での画面表示の一例、
【図9】WML文書の一例、
【図10】本発明の第3の実施形態におけるアプリケー
ションの画面例、
【図11】本発明の第3の実施形態におけるユーザイン
タフェース変換装置上での処理のフローチャート、
【図12】本発明の第3の実施形態におけるユーザイン
タフェース部品間の制約の一例、
【図13】本発明の第3の実施形態におけるユーザイン
タフェース情報記述の一例、
【図14】本発明の第3の実施形態におけるユーザイン
タフェース変換手段上での処理のフローチャート、
【図15】本発明の第3の実施形態におけるユーザイン
タフェース情報の変換後の構造の一例、
【図16】本発明の第3の実施形態におけるユーザイン
タフェース変換装置の出力文書の一例、
【図17】本発明の第3の実施形態における文書ブラウ
ザ上での表示例、
【図18】本発明の第4の実施形態におけるアプリケー
ション遠隔利用システムの構成図、
【図19】本発明の第4の実施形態におけるサービス端
末上での処理のフローチャート、
【図20】本発明の第4の実施形態におけるユーザイン
タフェース変換装置上での処理のフローチャート、
【図21】本発明の第4の実施形態におけるアプリケー
ション画面の一例、
【図22】本発明の第4の実施形態におけるユーザイン
タフェース情報の一例、
【図23】本発明の第4の実施形態における端末入力履
歴管理手段上のデータの一例、
【図24】本発明の第4の実施形態におけるユーザイン
タフェース変換装置の出力文書の一例、
【図25】本発明の第4の実施形態における操作端末上
での表示の一例、
【図26】本発明の第4の実施形態における端末入力履
歴管理手段上での処理のフローチャート、
【図27】本発明の第4の実施形態における端末入力履
歴管理手段上の更新されたデータの一例、
【図28】本発明の第4の実施形態におけるユーザイン
タフェース変換装置の出力文書の一例、
【図29】本発明の第4の実施形態における操作端末上
での表示の一例、
【図30】本発明の第5の実施形態におけるユーザイン
タフェース構築装置の構成図、
【図31】本発明の第5の実施形態における部品グルー
プ間制約の一例、
【図32】本発明の第5の実施形態におけるユーザイン
タフェースプログラムの一例の構成図、
【図33】本発明の第5の実施形態におけるユーザイン
タフェース構築装置上での処理のフローチャート、
【図34】従来のアプリケーション遠隔利用システムの
構成図、
【図35】従来の情報共有装置の構成図である。
【符号の説明】
501、1101、6101、18101 操作端末 502、1301、6301、18301 ユーザインタフェース変換装
置 503、1201、6201、18201 サービス端末 1001、1211、2101 チョイス部品 1002、1003、1212、1213 ボタン部品 1004、1214、2104 チェック部品 1005〜1007、1215〜1217 ボタン部品 1102、6102、18102 文書ブラウザ 1202、6202、18202 アプリケーション実行手段 1203、6203、18203 アプリケーション 1204、6204、18204 ユーザインタフェース情報送信手
段 1205、6205、18205 操作情報処理手段 1218 部品グループリスト 1219〜1221、2109〜2111 部品グループ 1302、6302、18302 プロトコル提供手段 1304、6303、18304 端末入力変換手段 1305、6306、18305 ユーザインタフェース変換手段 1401、1402、6401、6402、18401、18402 ネットワーク 6305 端末情報記憶手段 1701、1702 ボタン 2102、2103、2105〜2107 ボタン部品 2201 ユーザインタフェース情報識別子 2301 WML文書 2401、2402、2403 カード 2404 「次へ」ボタン 2405 「実行」ボタン 3001 ユーザインタフェース構築装置 3002 部品グループ制約入力手段 3003 ユーザインタフェースプログラム生成手段 3004 部品グループ間制約記憶手段 3005 ユーザインタフェースプログラム記憶手段 3201 部品グループ情報取得手段 3202 ユーザインタフェース部品管理手段 3203 ユーザインタフェース部品群 3204 アプリケーションインタフェース 18206 状態遷移ID管理手段 18306 端末入力履歴管理手段 M504 文書識別子 M505 アプリケーション起動メッセージ M506 ユーザインタフェース情報 M507 HTML文書データ M508 HTTP POSTメッセージ M509 アプリケーション操作メッセージ M510 ユーザインタフェース情報 M511 HTML文書データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久嶋 ひろみ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久保 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B042 GA12 MC37 5B069 BA03 CA15 KA06 5B085 AA08 BE07 BG06 CE00 5B089 GA23 GA31 GB03 HB02 HB05 JA11 JB02 KA10 KC03 KC27 KC37 KF01 KF06 KH02 KH04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションを実行するサービス端
    末と、前記アプリケーションを操作する操作端末と、前
    記サービス端末で実行されているアプリケーションのユ
    ーザインタフェースを前記操作端末のブラウザの能力に
    合わせて変換するユーザインタフェース変換装置とを備
    え、 前記操作端末は、ネットワークを通じて伝送される文書
    の閲覧を可能にするブラウザを具備し、 前記サービス端末は、ネットワークからの指示を受けて
    アプリケーションを起動または終了するアプリケーショ
    ン実行手段と、実行中のアプリケーションの画面構成が
    変更される毎に、アプリケーションのユーザインタフェ
    ースの構成情報をネットワークを通じて送信するユーザ
    インタフェース情報送信手段と、ネットワークを通じて
    アプリケーションに対する操作情報を受け取る操作情報
    受信手段とを具備し、 前記ユーザインタフェース変換装置は、前記操作端末の
    ブラウザが使用する文書転送プロトコルを提供するプロ
    トコル提供手段と、前記操作端末のブラウザ上でユーザ
    が行った操作情報を前記プロトコル提供手段から受け取
    り、前記サービス端末で実行されているアプリケーショ
    ンの操作情報に変換して前記サービス端末の操作情報受
    信手段に送信する端末入力変換手段と、前記サービス端
    末のユーザインタフェース情報送信手段からアプリケー
    ションのユーザインタフェース情報を受信し、前記操作
    端末のブラウザでの表示に適した文書形式に変換して前
    記プロトコル提供手段に出力するユーザインタフェース
    変換手段とを具備することを特徴とするアプリケーショ
    ン遠隔利用システム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザインタフェース変換装置は、
    前記プロトコル提供手段にアクセスしている操作端末の
    情報を記憶する端末情報記憶手段を具備し、前記プロト
    コル提供手段が、少なくとも1つ以上の文書転送プロト
    コルを提供する1または複数のプロトコル処理手順を具
    備し、前記ユーザインタフェース変換手段が、前記ユー
    ザインタフェース情報を前記1または複数のプロトコル
    処理手順で処理される文書形式に変換する1または複数
    のユーザインタフェース変換手順を具備し、前記端末入
    力変換手段が、前記1または複数のプロトコル処理手順
    で処理された前記操作情報を変換する1または複数の操
    作情報変換手順を具備し、前記ユーザインタフェース変
    換手段及び端末入力変換手段が、前記端末情報記憶手段
    に記憶された操作端末の情報に基づいて、前記ユーザイ
    ンタフェース変換手順または操作情報変換手順を選択す
    ることを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション
    遠隔利用システム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザインタフェース情報送信手段
    は、前記ユーザインタフェースに用いられている部品に
    関する制約情報を送信し、前記ユーザインタフェース変
    換手段は、前記制約情報を基に前記文書形式の変換を行
    うことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション
    遠隔利用システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザインタフェース情報送信手段
    は、情報を取得するアプリケーションのプログラムに予
    め埋め込まれている前記部品に関する制約情報を送信す
    ることを特徴とする請求項3に記載のアプリケーション
    遠隔利用システム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザインタフェース情報送信手段
    は、情報を取得するアプリケーションのプログラムコー
    ドを解析し、その解析結果に基づいて、前記部品に関す
    る制約情報を送信することを特徴とする請求項3に記載
    のアプリケーション遠隔利用システム。
  6. 【請求項6】 前記部品に関する制約情報が、前記部品
    のグループ分けの情報とそれらのグループの出現順序の
    情報とを含んでいることを特徴とする請求項3、4また
    は5に記載のアプリケーション遠隔利用システム。
  7. 【請求項7】 前記部品のグループが、機能面での関連
    性が深い部品を同一グループに含めるように区分けされ
    ていることを特徴とする請求項6に記載のアプリケーシ
    ョン遠隔利用システム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザインタフェース変換手段は、
    前記部品のグループの望ましい出現順序が特定できない
    場合に、前記部品のグループの出現順序を任意に設定
    し、ユーザの操作の履歴に応じて、前記出現順序を変更
    することを特徴とする請求項6に記載のアプリケーショ
    ン遠隔利用システム。
  9. 【請求項9】 前記サービス端末は、アプリケーション
    の各画面のIDを管理する状態遷移ID管理手段を具備
    し、前記ユーザインタフェース情報送信手段が、送信す
    るユーザインタフェース構成情報に前記状態遷移IDを
    付加し、前記ユーザインタフェース変換装置は、前記状
    態遷移IDと部品のグループと前記グループに対してユ
    ーザが行った入力操作とを対応付けて記憶する端末入力
    履歴管理手段を具備し、前記ユーザインタフェース変換
    手段が、同じ状態遷移IDを持つアプリケーション画面
    の変換を行う際に、前記端末入力履歴管理手段に記憶さ
    れている情報を参照し、ユーザが入力操作を行った順序
    を考慮して前記部品のグループの出現順序を設定するこ
    とを特徴とする請求項8に記載のアプリケーション遠隔
    利用システム。
  10. 【請求項10】 画面定義情報からアプリケーションの
    ユーザインタフェースのプログラムを生成するユーザイ
    ンタフェース構築方法において、ユーザインタフェース
    部品のグループ分けとそれらのグループの出現順序とを
    入力として、ターゲット言語におけるプログラムコード
    を生成することを特徴とするユーザインタフェース構築
    方法。
  11. 【請求項11】 生成されるプログラムは、ユーザイン
    タフェースの部品のグループ分けとそれらのグループの
    出現順序とに関する情報を、アプリケーションの実行時
    に外部から取得できるように構成したことを特徴とする
    請求項10に記載のユーザインタフェース構築方法。
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