JP7033027B2 - 配筋支援システム - Google Patents
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Description
このシステムは、全ての梁における全ての鉄筋について柱の鉄筋に干渉しているか否かを判定し、干渉している場合には予め記憶された優先度やルールに基づいて干渉している鉄筋の一方を移動させて再配置するように構成されている。
前記主筋群及び前記接合筋群の緒元情報の入力を受け付ける入力部と、
前記緒元情報に基づいて、前記主筋群及び前記接合筋群の夫々での配筋状態として、干渉を回避可能な提案配筋状態を求める演算部と、
前記提案配筋状態を出力する出力部と、を備え、
前記演算部が、前記主筋群の最外縁に位置する最外縁主筋に対して干渉を回避して前記複数本の接合筋を環状に配置した前記接合筋群の提案配筋状態を求める接合筋群配筋ステップと、当該接合筋群配筋ステップで求めた前記接合筋群の提案配筋状態における各接合筋に対して干渉を回避して前記複数本の主筋を配置した前記主筋群の提案配筋状態を求める主筋群配筋ステップとを順に実行する点にある。
従って、本発明により、鉄筋コンクリート製の梁等の構造部材に設けられる主筋群に対して、当該構造部材に接合される被接合部に環状に設けられる接合筋群を直交状態で配置するにあたり、当該主筋群及び当該接合筋群における配筋作業を合理的且つ適切に支援可能な配筋支援システムを提供することができる。
前記接合筋群配筋ステップにおいて、前記第1主筋群及び前記第2主筋群の夫々の前記最外縁主筋に対して干渉を回避する形態で前記接合筋群の提案配筋状態を求めると共に、前記主筋群配筋ステップにおいて、前記第1主筋群及び前記第2主筋群の夫々の提案配筋状態を求める点にある。
前記接合筋群配筋ステップにおいて、前記第1構造部材及び前記第2構造部材のうち、主筋の本数が多い方である特定構造部材の横断面に対して、各接合筋が対称に配置されるように、前記接合筋群の提案配筋状態を求める点にある。
本実施形態の配筋支援システム50(図3参照)は、図1及び図2に示すように、鉄筋コンクリート製の梁10,20(構造部材の一例)に設けられる複数本の主筋11,21からなる主筋11,21群に対して、当該梁10,20に接合される杭頭30に環状に設けられる複数の杭頭補強筋である複数本の接合筋31からなる接合筋31群を直交状態で配置するにあたり、これら主筋11,21群及び接合筋31群における配筋作業を支援するものとして構成されている。
尚、図1及び図2では、夫々の梁10,20において、主筋11,21群の最外縁に位置する最外縁主筋11a,21aを記載しているが、それ以外の主筋11b、21b(図10参照)については省略している。
以下、配筋支援システム50の詳細構成と共に、当該配筋支援システム50で実行される演算処理の詳細について説明する。
そして、出力部53は、上記演算部52で求められた提案配筋状態で配置した接合筋31群及び主筋11,21群の画像情報を表示画面56上に表示する形態(例えば図10を参照。)で、当該提案配筋状態を出力するものとして構成されている(図4のステップ#4)。例えば、表示画面56には、後述する接合筋群配筋ステップ及び主筋群配筋ステップの実行に沿って変化する主筋11,21群及び接合筋31群の配筋状態が第1~第4配筋状態として表示される。
接合筋群配筋ステップは、第1主筋11群及び第2主筋21群の夫々の最外縁主筋11a,21aに対して干渉を回避して複数本の接合筋31を環状に配置した接合筋31群の提案配筋状態を求めるステップとして構成されている。
具体的に、この接合筋群配筋ステップでは、先ず、接合筋31群を配置可能な配置領域32A~32Hが認識される(図5のステップ#21)。この配置領域32A~32Hは、図7に示すように、杭頭30の外周に配置される接合筋31の中心を通る接合筋中心軌跡32上の領域として認識される。即ち、この接合筋中心軌跡32は、平面視において杭頭30と同心円で、且つ、その直径が杭頭30の直径と接合筋31の直径との和に設定される。そして、接合筋31群の配置領域32A~32Hは、この接合筋中心軌跡32上において、最外縁主筋11a,21aにより分割される各領域として認識される。
主筋群配筋ステップは、上述した接合筋群配筋ステップで求めた接合筋31群の提案配筋状態における各接合筋31に対して干渉を回避して複数本の主筋11,21を配置した主筋11,21群の提案配筋状態を求めるステップとして構成されている。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
11 第1主筋
11a 第1最外縁主筋
20 第2梁(第2構造部材)
21 第2主筋
21a 第2最外縁主筋
30 杭頭(被接合部)
31 接合筋
32A~32H 配置領域
50 配筋支援システム
51 入力部
52 演算部
53 出力部
56 表示画面
S1 横断面
X1 第1方向
X2 第2方向
Claims (6)
- 鉄筋コンクリート製の構造部材に設けられる複数本の主筋からなる主筋群に対して、当該構造部材に接合される被接合部に環状に設けられる複数本の接合筋からなる接合筋群を直交状態で配置するにあたり、前記主筋群及び前記接合筋群における配筋作業を支援する配筋支援システムであって、
前記主筋群及び前記接合筋群の緒元情報の入力を受け付ける入力部と、
前記緒元情報に基づいて、前記主筋群及び前記接合筋群の夫々での配筋状態として、干渉を回避可能な提案配筋状態を求める演算部と、
前記提案配筋状態を出力する出力部と、を備え、
前記演算部が、前記主筋群の最外縁に位置する最外縁主筋に対して干渉を回避して前記複数本の接合筋を環状に配置した前記接合筋群の提案配筋状態を求める接合筋群配筋ステップと、当該接合筋群配筋ステップで求めた前記接合筋群の提案配筋状態における各接合筋に対して干渉を回避して前記複数本の主筋を配置した前記主筋群の提案配筋状態を求める主筋群配筋ステップとを順に実行する配筋支援システム。 - 第1方向に延びる第1構造部材と当該第1方向と交差する第2方向に延びる第2構造部材との交差部において、前記第1構造部材に設けられた複数本の第1主筋からなる第1主筋群及び前記第2構造部材に設けられた複数本の第2主筋からなる第2主筋群に対して、前記被接合部の接合筋群を直交状態で配置するにあたり、前記第1主筋群、前記第2主筋群、及び前記接合筋群における配筋作業を支援するシステムとして構成され、
前記接合筋群配筋ステップにおいて、前記第1主筋群及び前記第2主筋群の夫々の前記最外縁主筋に対して干渉を回避する形態で前記接合筋群の提案配筋状態を求めると共に、前記主筋群配筋ステップにおいて、前記第1主筋群及び前記第2主筋群の夫々の提案配筋状態を求める請求項1に記載の配筋支援システム。 - 前記接合筋群配筋ステップにおいて、前記構造部材の横断面に対して各接合筋が対称に配置され、且つ、前記最外縁主筋により分割される各配置領域内において各接合筋が等間隔に配置されるように、前記接合筋群の提案配筋状態を求める請求項1又は2に記載の配筋支援システム。
- 第1方向に延びる第1構造部材と当該第1方向と交差する第2方向に延びる第2構造部材との交差部において、前記第1構造部材に設けられた複数本の第1主筋からなる第1主筋群及び前記第2構造部材に設けられた複数本の第2主筋からなる第2主筋群に対して、前記被接合部の接合筋群を直交状態で配置するにあたり、前記第1主筋群、前記第2主筋群、及び前記接合筋群における配筋作業を支援するシステムとして構成され、
前記接合筋群配筋ステップにおいて、前記第1構造部材及び前記第2構造部材のうちの主筋の本数が多い方である特定構造部材の横断面に対して各接合筋が対称に配置されるように、前記接合筋群の提案配筋状態を求める請求項3に記載の配筋支援システム。 - 前記主筋群配筋ステップにおいて、前記最小主筋間隔以上の配置間隔で各主筋が配置され、且つ、主筋の本数が最大となるように、前記接合筋群の提案配筋状態を求める請求項1~4の何れか1項に記載の配筋支援システム。
- 前記出力部が、前記提案配筋状態で配置した前記接合筋群及び前記主筋群の画像情報を表示画面上に表示する形態で、前記提案配筋状態を出力する請求項1~5の何れか1項に記載の配筋支援システム。
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