JP5424339B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、シート部材を備える携帯端末に関する。
ユーザにとって、携帯端末を評価する基準として、その携帯端末の機能、価格、デザイン及びユーザビリティ等が重視されている。その基準のうち、特にデザインについては、それぞれのユーザの嗜好が多様化しておりその好みに差がある。そのようなユーザの嗜好に応えるべく、多様なデザインを有する携帯電話が増えている。また、購入時においてはユーザの嗜好に沿うデザインであったとしても、長年使用することで、塗装が剥げたり、傷が入ったり、そのデザインに飽きを感じたりすることによりユーザに不満を感じさせることが多々ある。このように、ユーザの携帯端末への評価を高めるためには、高い機能を備えることはもちろんのこと、それぞれのユーザの好みに合うデザインを豊富に備えること、そのデザインの変更、延いては部品の変更が容易に行えることが重要である。
このように、長期の使用においても、ユーザの高い評価を維持するために、コストが安く及び多様なデザインを有する携帯電話として、例えば、特許文献1には、筐体の面上にあるキーを覆い取替え可能なキーシートを備えた携帯電話が開示されている。
特開2007−251869号公報
しかしながら、特許文献1に開示された携帯電話は、キーシートをねじで固定及び固定解除することにより、キーシートが着脱される構成であるために、そのねじに合うドライバーがなければキーシートを着脱できなかった。つまり、ユーザが容易にキーシートを交換することができなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、筐体と筐体に取り付けられるシート部材との着脱を容易にすることを目的とする。
本発明の第1の観点に係る携帯端末は、
第1の穴を有する第1筐体と、
可撓性材料から形成され前記第1筐体の前記第1の穴に係脱自在とする第1の突起を有し、前記第1筐体の面に着脱可能であるシート部材と、を備え、
前記第1の突起は、前記シート部材に略垂直な方向に突出する第1の縦突起と、前記シート部材に並行な方向に前記第1の縦突起の先端から突出する横突起と、前記シート部材に略垂直な方向に前記横突起の先端から突出し前記第1の縦突起の長さよりも短い第2の縦突起と、から構成されるクの字状に形成され、
前記第1の穴は、前記第1筐体に略垂直な方向に延出し前記第1の突起の幅よりも幅広に形成された第1の縦穴と、前記第1筐体に並行な方向に前記第1の縦穴の最奥から延出する横穴と、前記第1筐体に略垂直な方向に前記横穴の最奥から延出し前記第1の縦穴の長さよりも短い第2の縦穴と、から構成される前記クの字状に形成され、
前記第1の突起は、
前記第1の縦穴に挿入され、
前記シート部材が前記横穴の延出する方向に押圧されることで、前記第1の縦穴の縁面に前記第2の縦突起が当接して前記クの字状の開かれた部分が更に開くように弾性変形して前記シート部材のスライド方向の移動を許容し、
前記シート部材の前記スライド方向の移動により前記第2の縦突起が前記第2の縦穴に至ると、復元力により形状が戻り前記第2の縦穴に収容されるとともに、前記第1の穴の縁面に当接して弾性変形して前記第1の穴に係合する、
ことを特徴とする。
また、前記第1筐体の端部に回転ヒンジを介して回動自在に端部を接続された第2筐体を更に備え、
前記第2筐体は、前記第1筐体の面と前記第2筐体の面とが対向する折り畳み状態にあるときに前記シート部材のスライド方向に交差するように突出する第1の係止部を備えるようにしてもよい。
例えば、前記シート部材は、前記折り畳み状態にあるときに前記第1の係止部を収容する第2の穴を有する。
更に、前記第1筐体は、前記シート部材が取り付けられた状態において前記第2の穴に対向する位置に第3の穴を有し、
前記第1の係止部は、前記折り畳み状態において、前記第2の穴を挿通して前記第3の穴に収容されるようにしてもよい。
また、前記第1筐体に相対的に摺動することによって、前記シート部材を露出する開状態と、前記シート部材の少なくとも一部を覆う閉状態とに切り替わるように前記第1筐体に摺動自在に接続された第3筐体を更に備え、
前記第3筐体は、前記開状態にあるときに前記シート部材のスライド方向に交差せず前記閉状態にあるときに前記シート部材のスライド方向に交差するように突出する第2の係止部を備えるようにしてもよい。
更に、前記シート部材は、第2の突起を有し、
前記第1筐体には、前記第2の突起を受け入れることにより前記シート部材をスライド方向に案内する案内穴が形成されているとより好ましい。
更に、前記第1筐体は、前記シート部材が取り付けられる面とその他の面とに挿通され前記シート部材と前記第1筐体との間に侵入した異物を排出する排出孔を有するとより好ましい。
また、前記第1筐体は、押圧することにより制御部に情報を送出するキー部を表面に有し、
前記シート部材は、前記第1筐体への取付状態における前記キー部に対向する位置にキー入力部を有するようにしてもよい。
本発明によれば、筐体と筐体に取り付けられるシート部材との着脱を容易にすることができる。
実施形態1に係る携帯電話の開状態を示す斜視図である。 実施形態1に係る携帯電話の閉状態を示す斜視図である。 (a)キーシートを示す斜視図である。(b)キーシートが取り外された状態の携帯電話を示す斜視図である。 下部筐体に取り付けられたキーシートを示す正面図である。 (a)係合突起及び係合穴を示すもので、図4におけるA−A断面矢視図である。(b)摺動突起及び案内穴を示すもので、図4におけるB−B断面矢視図である。 下部筐体及び下部筐体に取り付けられたキーシートを示す斜視図である。 (a)携帯電話の開状態において、係止突起及び係止孔の配置を示す斜視図である。(b)携帯電話の閉状態において、係止突起が係止孔を介してキーシートを係止している状態を示す断面図である。 (a)下部筐体に形成された排出孔の位置を示す斜視図である。(b)(a)に示さされたC部を拡大して示すもので、シート部材が下部筐体に取り付けられた状態における排出孔を示す斜視図である。(c)(a)に示されたC部を拡大して示すもので、シート部材が下部筐体から取り外された状態における排出孔を示す斜視図である。 (a)携帯電話の開状態において、第1の変形例に係る係止突起の配置を示す斜視図である。(b)携帯電話の閉状態において、第1の変形例に係る係止突起がキーシートの側面に当接してキーシートを係止している状態を示す断面図である。 第2の変形例に係る係合部を示すもので、図4におけるA−A断面矢視図である。 (a)実施形態2に係る携帯電話の開状態を示す正面図である。(b)(a)に示された携帯電話の右側面を示す側面図である。(c)(a)に示された携帯電話の下面を示す下面図である。 (a)実施形態2に係る携帯電話の閉状態を示す正面図である。(b)(a)に示された携帯電話の右側面を示す側面図である。(c)(a)に示された携帯電話の下面を示す下面図である。
以下、本発明に係る携帯電話の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
<実施形態1>
本実施形態に係る携帯電話(携帯端末)10は、図1乃至図3に示すように、下部筐体(第1筐体)20、下部筐体20に回転ヒンジ48を介して接続される上部筐体(第2筐体)30、及び下部筐体20の表面に着脱可能に取り付けられるキーシート(シート部材)40から主に構成される折り畳み式の携帯電話である。
下部筐体20は、押圧されることによって制御部25に情報を送出する複数のキー(キー部)22を備える。また、詳細については後述するが、下部筐体20には、キーシート40に形成された係合突起(第1の突起)46に係合する係合穴(第1の穴)26、及びキーシート40に形成された摺動突起(第2の突起)44を摺動方向にガイドする案内穴24が形成されている。
上部筐体30は、図2に示す折り畳み状態において下部筐体20上のキーシート40に対向する位置に、LCD(Liquid Crystal Display)から成る表示部32(図3(b)参照)を備える。また、上部筐体30の端部と、下部筐体20の端部とによって回転ヒンジ48が構成されている。この回転ヒンジ48によって、上部筐体30が下部筐体20に相対的に回動し、下部筐体20に当接及び離間することで、携帯電話10は開状態及び閉状態(折り畳み状態)となる。
キーシート40は、可撓性材料から形成され、複数のキー入力部42を有する。キー入力部42は、キーシート40が下部筐体20に取り付けられた状態(以下、キーシート取付状態と記載)において、下部筐体20のキー22に対向する位置に配置されている。ユーザは、キー入力部42を介して、キー22を押圧して、携帯電話10を操作する。また、キーシート40は、図3に示すように、下部筐体20に着脱可能である。詳細については後述するが、キーシート40には、下部筐体20に対して着脱可能とする構成部位として、下部筐体20に形成された係合穴26に係合する係合突起46、及び下部筐体20に形成された案内穴24内を摺動する摺動突起44が形成されている。
次に、下部筐体20とキーシート40との係合関係について説明する。図4及び図5(a)に示すように、下部筐体20とキーシート40とが係合する部位は、下部筐体20に形成された係合穴26、及びキーシート40に形成されキーシート取付状態において係合穴26に収容されて係合する係合突起46である。図4に示すキーシート取付状態において、係合穴26及び係合突起46は、下部筐体20のキーから回転ヒンジ48側に離間する位置に配置されている。
係合穴26は、図4のA−A断面を示す図5(a)に示すように、クの字状に形成されている。より詳細に説明すると、係合穴26は、キーシート取付状態において、キーシート40に当接する下部筐体20の面から垂直に延出する第1の縦穴260と、この縦穴260の最奥から回転ヒンジ48側に向けて延出する横穴262と、横穴262の最奥から下部筐体20のキーシート40に当接する面に向けて延出する第2の縦穴264と、から形成される。なお、第1の縦穴260は、後述する係合突起46の挿入を許容するように下部筐体20の長手方向に幅広に形成されている。また、第2の縦穴264の長さは、第1の縦穴260の長さよりも短い。
このように形成された係合穴26の第1の縦穴260と横穴262と第2の縦穴264とに囲まれる部分に、後述する係合突起46と係合する凸部266が形成されることとなる。なお、第1の縦穴260と横穴262とに面する凸部266の角は、係合穴26に挿入される後述する係合突起46が横穴262側に弾性変形しやすいように大きく面取りされている。一方、横穴262と第2の縦穴264とに面する凸部266の角は、係合穴26の第2の縦穴264まで挿入された後述する係合突起46への係合を維持するために滑らかな角度に形成されていない。
係合突起46は、可撓性材料から形成され、係合穴26の形状に類似したクの字状の形状である。より詳細に説明すると、係合突起46は、下部筐体20に当接するキーシート40の面から垂直に突出した第1の縦突起460と、この第1の縦突起460の先端から回転ヒンジ48側に向けて突出する横突起462と、横突起462の先端から下部筐体20のキーシート40に当接する面に向けて突出する第2の縦突起464と、から形成される。第2の縦突起464は、第1の縦突起460よりも長さが短く形成され、キーシート取付状態において、第2の縦穴264に収容される。係合突起46は、キーシート取付状態において、キーシート40がはずれる方向に荷重が加えられたときに、凸部266に第2の縦突起464が当接することにより係合穴26と係合する。このように、係合突起46と係合穴26とによって、キーシート40と下部筐体20との取付状態を、加えられる荷重が所定の大きさを超えるまでは維持することができる。
なお、キーシート40を下部筐体20に取り付ける際に凸部266に当接する係合突起46の角は大きく面取りされている。このように面取りされていることで、凸部266に係合突起46が当接することによる発生する押圧力が横穴262側に向けられ弾性変形しやすくなる。一方、キーシート40を下部筐体20から取り外す際に凸部266に当接する係合突起46の角は大きく面取りされていない。このように係合突起46の角が形成されていることにより、キーシート40を下部筐体20へ取り付ける時には係合突起46と係合穴26とを容易に係合させることができ、また、キーシート取付状態においては、キーシート40が下部筐体20から外れにくくすることができる。係合突起46と係合穴26との係合及び係合の解除、つまり、キーシート40と下部筐体20との着脱は、キーシート40と下部筐体20とを相対的に摺動させることによってなされる。
次に、下部筐体20に対してキーシート40が相対的に摺動する際に、キーシート40をガイドする構造について説明する。図4及び図5(b)に示すように、キーシート40の摺動をガイドする構成は、下部筐体20に形成された案内穴24と、キーシート40に形成された摺動突起44とから成る。
まず、図4を参照して案内穴24及び摺動突起44の配置について説明する。案内穴24及び摺動突起44は、キーシート取付状態において、下部筐体20及びキーシート40の短手側の両端部に、長手方向に所定の間隔でそれぞれ5箇所配置され、下部筐体20の長手側の回転ヒンジ48と異なる側の端部に、短手方向に所定の間隔で3箇所配置されている。
案内穴24は、図4のB−B断面を示す図5(b)に示すように、L字状に形成されている。より詳細に説明すると、案内穴24は、キーシート40に当接する下部筐体20の面から垂直に延出する第1の縦穴240と、この第1の縦穴240の最奥から回転ヒンジ48側に向けて延出する横穴242と、から形成される。なお、第1の縦穴240は、後述する摺動突起44の挿入を許容するように下部筐体20の長手方向に幅広に形成されている。
摺動突起44は、L字状の形状を有し、キーシート40の下部筐体20に当接する面から案内穴24の深さと略等しい高さで突出している。より詳細に説明すると、摺動突起44は、キーシート取付状態において、下部筐体20に当接するキーシート40の面から垂直に突出した第1の縦突起440と、この第1の縦突起440の先端から回転ヒンジ48側に向けて突出する横突起442と、から形成される。
キーシート40と下部筐体20との着脱は、係合穴26と係合突起46とが係合する位置、及び係合穴26と係合突起46との係合が解除される位置までキーシート40が摺動することによってなされる。
次に、図5及び図6を参照して、摺動突起44及び係合突起46を有するキーシート40を、案内穴24及び係合穴26を有する下部筐体20から着脱する際の動作について説明する。なお、図6における矢印の矢先方向を+方向とし、その逆を−方向とする。
まず、摺動突起44が案内穴24の第1の縦穴240に対向する位置、且つ、係合突起46が係合穴26の第1の縦穴260に対向する位置にキーシート40を位置決めする。次に、摺動突起44を案内穴24内に、係合突起46を係合穴26にそれぞれ挿入するように、キーシート40を下部筐体20に当接する方向(図6における+Z方向)に移動させる。
次に、キーシート40を回転ヒンジ48に向かう方向(図6における+Y方向)に移動させる。このとき、摺動突起44がY方向に延出する案内穴24にガイドされるため、キーシート40のX方向及びZ方向への位置ずれが抑制される。また、係合突起46は、係合突起46の第2の縦突起464が凸部266に当接することで凸部266から押圧力を受け、クの字の開口部が更に開くように弾性変形する。このように係合突起46が弾性変形することで、第2の縦突起464が凸部266を乗り上げ、キーシート40が+Y方向に更にスライドすることを許容する。キーシート40を+Y方向に更にスライドさせると、第2の縦突起464が凸部266を越えて第2の縦穴264に至る。このとき、係合突起46は、凸部266に当接することにより受けていた第2の縦突起464への押圧力が解除され、元の形状に戻る。このようにして、係合突起46と係合穴26とが係合し、キーシート40が下部筐体20に取り付けられる。
このように、キーシート40が下部筐体20に取り付けられた状態において、取付面の法線方向(図6における−Z方向)にキーシート40に荷重が加えられた場合であっても、キーシート40に複数設けられた摺動突起44が案内穴24の内縁に当接することにより、キーシート40が下部筐体20から意図せずはずれることを防ぐことができる。
キーシート40を下部筐体20から取り外す場合には、キーシート40を取り付ける際に、第2の縦突起464が凸部266を乗り越えるのに要する+Y方向への力よりも大きな所定の力で−Y方向に力を加える。このようにすると、係合突起46の第2の縦突起464が係合穴26の凸部266を乗り越えるように弾性変形することで、係合穴26と係合突起46との係合が解除される。なお、キーシート40の取り外しに要する残りの手順は、取付手順の逆の手順である。
上記のように、キーシート40と下部筐体20とは、ねじを用いて着脱されるものではなく、係合突起46の弾性変形による係合穴26との係合及び係合の解除により着脱されるものである。このため、別個に着脱用の器具を要さず、ユーザは、下部筐体20からキーシート40を容易に着脱できる。
なお、上記において、係合突起46と係合穴26とは、第2の縦突起464が凸部266に対して弾性変形することにより、係合及び係合解除されるとして説明したが、凸部266が第2の縦突起464に対して弾性変形することにより、係合及び係合解除される構成でもよい。
なお、上記において、キーシート40が下部筐体20に対してY方向にスライドすることで着脱する構造を説明したが、この構造に限定せず他の方向にスライドする構造でもよく、例えば、X方向にスライドして着脱されるような構造でもよい。この場合、係合突起46及び係合穴26並びに摺動突起44及び案内穴24のそれぞれは、キーシート40及び下部筐体20の短手方向に延出するように形成される。
次に、図7を参照して、キーシート40が携帯電話10から不意にはずれることを防止する係止構造について説明する。
携帯電話10が備える係止構造は、上部筐体30に形成された係止突起(第1の係止部)31と、キーシート40に形成された係止孔(第2の穴)41と、下部筐体20に形成され係止突起31を収容する受入穴(第3の穴)21と、から構成される。
係止突起31は、上部筐体30の短手方向に延出し、携帯電話10のキーシート取付状態且つ折り畳み状態においてキーシート40に対向する上部筐体30の面上から突出して形成され、上部筐体30の回転ヒンジ48から離間する側に配置されている。
係止孔41は、キーシート40の短手方向に延出し、携帯電話10のキーシート取付状態且つ折り畳み状態において係止突起31に対向する部位に係止突起31よりも大きな幅及び長さで貫通して形成されている。係止孔41は、携帯電話10の折り畳み状態において、キーシート40に対してスライド方向に荷重が加えられたときに、係止孔41の内縁に係止突起31が当接することで、キーシート40がスライドすることを防止する。
受入穴21は、下部筐体20の短手方向に延出し、携帯電話10のキーシート取付状態且つ折り畳み状態において係止突起31に対向する部位に、係止孔41と略同一の幅及び長さで形成されている。受入穴21は、携帯電話10の折り畳み状態においてキーシート40を貫通する係止突起31を受け入れる。このように受入穴21が形成されていることにより、係止孔41の内縁の厚さ分だけ係止突起31と接触させることができ、係止突起31と係止孔41との係止状態をより安定したものとすることができる。
なお、係止突起31は、上部筐体30において回転ヒンジ48から離間する側に配置されているとして説明したが、その配置を制限するものではない。つまり、折り畳み状態においてキーシート40に対向する上部筐体30の面上に係合突起が形成され、キーシート40上に、折り畳み状態において係合突起に対向する位置に係止孔が形成されていれば、どの場所に形成されていてもよい。
なお、このように係止突起31と係止孔41とから成る係止構造は、係合突起46と係合穴26との係合により、下部筐体20に対して相対的なキーシート40のスライドが十分に制限されるのであれば必ずしも必要な構成ではない。しかし、ユーザは、携帯電話10を操作している場合を除き、携帯電話10を閉じた状態にしていることが多い。また、携帯電話10を操作しない状態が長いのが一般的である。また、キーシート40の交換作業を行う以外でキーシート40をはずす必要性はない。このため、上記の係止構造を採用することは、携帯電話10が閉じた状態であるときに、キーシート40が下部筐体20からはずれることを安定的に防ぐことができるため非常に有益である。例えば、何かにキーシート40が当たったり、不意に携帯電話10を落としたりすることによってキーシート40に過大な衝撃力が加わったとしても、携帯電話10が閉じた状態であれば、キーシート40がはずれることを防ぐことができる。
次に、キーシート40と下部筐体20との隙間に侵入する液体等の異物を排出する構造について図8を参照して説明する。
下部筐体20のキーシート40に当接する面から垂直下方に排出孔23が所定の深さで形成されており、図8における右側面に排出孔23の最奥に通じる開孔230、下面に排出孔23の最奥に通じる開孔232が形成されている。このように排出孔23及び開孔230,232が下部筐体20に形成されていることで、キーシート40と下部筐体20との隙間に侵入する液体を自然に排出することができる。また、例えば、キーシート取付状態において、開孔230,232にポンプ等によって負圧をかけることで、強制的に液体等の異物を排出するようにしてもよい。
(第1の変形例)
次に実施形態1に係る携帯電話10のキーシート40がスライドすることを防ぐ係止構造の第1の変形例について図9を参照して説明する。
第1の変形例に係る携帯電話(携帯端末)12は、実施形態1に係る携帯電話10と同様に、下部筐体20、下部筐体20に回転ヒンジ48を介して接続される上部筐体30、及び下部筐体20の表面に着脱可能に取り付けられるキーシート40から主に構成される折り畳み式の携帯電話である。
上部筐体30は、回転ヒンジ48から離間する側の端部に、上部筐体30の短手方向に延出し下部筐体20側に突出する係止突起(第1の係止部)33を備える。係止突起33は、キーシート取付状態における回転ヒンジ48の回転中心からキーシート40の下面までの長さに対し、回転ヒンジ48の回転中心から回転ヒンジ48に近い側の面までの長さが長くなるように配置されている。
上記のような係止突起33を備える携帯電話12は、折り畳み状態(閉状態)において、キーシート40にスライド方向の荷重が加えられたとしても、キーシート40が係止突起33に当接することにより、キーシート40のスライドする動作が妨がれる。このため、携帯電話12の折り畳み状態において、キーシート40が下部筐体20から不意にはずれることを防ぐことができる。
(第2の変形例)
実施形態1に係る携帯電話10に設けられたキーシート40と下部筐体20とを係合する係合構造は、係合突起46と係合穴26とから構成されるものとして説明したが、その他の構成であっても良い。例えば、磁力によって係合する構成を有するものであってもよい。
磁力によって係合する構成を有する第2の変形例に係る係合部について、図4のA−A断面を示す図10を参照して説明する。
下部筐体20には、キーシート40に形成された後述するマグネット(第2のマグネット、係合部)49を引き寄せるマグネット(第1のマグネット、係合部)29が埋設されている。また、図5(b)に示した実施形態1のものと同様に、キーシート40に形成された摺動突起44を摺動方向にガイドする案内穴24が形成されている。
キーシート40には、下部筐体20に対して着脱可能とする構成部位として、下部筐体20に形成されたマグネット29に引き寄せられるマグネット49が、キーシート取付状態においてマグネット29に対向する位置に取り付けられている。また、図5(b)に示した実施形態1のものと同様に、下部筐体20に形成された案内穴24内を摺動する摺動突起44が形成されている。
キーシート40と下部筐体20との着脱は、マグネット29とマグネット49とが当接する位置、及びマグネット29とマグネット49との離間する位置までキーシート40が摺動することによってなされる。
マグネット29とマグネット49との引き合う力は、磁力線の向きの違いによって、マグネット29及びマグネット49の当接面に垂直な方向よりも平行な方向の方が弱い。このため、キーシート40を下部筐体20に相対的にスライドさせずに垂直に取り外すタイプのときには、余計に力を必要とする。対して、本実施形態において、キーシート40を交換する場合に取り外すときには、キーシート40をマグネット29及びマグネット49の当接面に平行な方向にスライドさせるため、容易に取り外すことができる。更に、携帯電話10が閉状態のときには、係止突起31及び係止孔41の係止機能又は係止突起33の係止機能によって、不意にはずれることを防ぐことができる。
<実施形態2>
実施形態1に係る携帯電話10は、下部筐体20と上部筐体30とが回転ヒンジ48を中心に相対的に回動することによって、開状態と閉状態とに切り換えることができる折り畳み式のものであった。折り畳み式のものに限らず、スライド式その他のタイプのものであってもよい。このスライド式の携帯電話(携帯端末)14の実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。
実施形態2に係るスライド式の携帯電話14は、下部筐体(第1筐体)50、下部筐体50にスライド可能に接続される上部筐体(第3筐体)60、及び下部筐体50の表面に着脱可能に取り付けられるキーシート(シート部材)70から主に構成される。
下部筐体50は、押圧されることによって制御部55に情報を送出する複数のキー(不図示)を備える。また、下部筐体50は、上部筐体60との接続部位に、上部筐体60との間で相対的に摺動可能とする摺動部58を備える。また、詳細については後述するが、下部筐体50には、キーシート70に形成された係合突起76に係合する係合穴56、及びキーシート70に形成された摺動突起74を摺動方向にガイドする案内穴54が形成されている。
上部筐体60は、表面に、LCD(Liquid Crystal Display)から成る表示部62を備える。携帯電話14は、下部筐体50に設けられた摺動部58を介して下部筐体50と上部筐体60とが相対的に摺動し、これらの重なる部位が狭くなったり、広くなったりすることで、開状態及び閉状態となる。また、上部筐体60は、上部筐体60の短手方向の両縁から、後述する下部筐体50側に向かってキーシート70の短手方向側方に突出する突出部(第2の係止部)63を備える。この突出部63は、詳細については後述するが、下部筐体50に取り付けられた状態のキーシート70がスライドすることを防ぐものである。
キーシート70は、係合突起76及び摺動突起74を備え、下部筐体50に着脱可能である。キーシート70は、係合突起76及び摺動突起74以外は、実施形態1に係るキーシート40と略同一の構成から成る。
配置について、係合突起76及び係合穴56は、キーシート70及び下部筐体50の短手方向中央、且つ、長手方向両端に2箇所配置されている。また、摺動突起74及び案内穴54は、キーシート70及び下部筐体50の短手方向両端に、且つ、長手方向に所定の間隔をおいてに3箇所ずつ配置されている。
また、構造について、係合突起76及び係合穴56並びに摺動突起74及び案内穴54のそれぞれは、実施形態1に係る携帯電話10に設けられた係合突起46及び係合穴26並びに摺動突起44及び案内穴24のそれぞれと、キーシート40及び下部筐体20に対して形成される向き以外、同一の構造を有する。なお、係合突起76及び係合穴56並びに摺動突起74及び案内穴54のそれぞれが延出する向きは、実施形態1に係る携帯電話10に設けられた係合突起46及び係合穴26並びに摺動突起44及び案内穴24をキーシート40の表面から見て反時計回りに90度回転させた向き、つまり、図11における+X方向に延出する向きである。
次に、図11及び図12を参照して、摺動突起74及び係合突起76を有するキーシート70を、案内穴54及び係合穴56を有する下部筐体50から着脱する際の動作について説明する。なお、図11及び図12における矢印の矢先方向を+方向とし、その逆を−方向とする。また、紙面の表面から裏面への方向を、バツをマルで囲んだマークで示す。
まず、摺動突起74が案内穴54に対向する位置、且つ、係合突起76が係合穴56に対向する位置にキーシート70を位置決めする。次に、摺動突起74を案内穴54内に、係合突起76を係合穴56にそれぞれ挿入するように、キーシート70を下部筐体50に当接する方向(図11における+Z方向)に移動させる。
次に、キーシート70を短手方向(図11における+X方向)に移動させる。このとき、摺動突起74がX方向に延出する案内穴54にガイドされるため、キーシート70のZ方向及びY方向への位置ずれが抑制される。所定の位置までキーシート70を短手方向に移動させると、係合突起76と係合穴56とが、実施形態1に係る係合突起46と係合穴26とが係合するのと同様に係合し、キーシート70が下部筐体50に取り付けられる。
このように、キーシート70が下部筐体50に取り付けられた状態において、取付面の法線方向(図11における−Z方向)にキーシート70に荷重が加えられた場合であっても、キーシート70に複数設けられた摺動突起74が案内穴54の内縁に当接することにより、キーシート70が下部筐体50から意図せずはずれることを防ぐことができる。
キーシート70を下部筐体50から取り外す場合には、キーシート70を取り付ける際
の+X方向へのスライドに要する力よりも大きな所定の力で−X方向にスライドする。このようにすると、係合突起76と係合穴56との係合が解除される。なお、キーシート70の取り外しに要する残りの手順は、取付手順の逆の手順である。
次に、図12を参照して、キーシート70が携帯電話50から不意にはずれることを防止する係止構造について説明する。上部筐体60を下部筐体50側に向けて(図12における−Y方向に)スライドして閉状態とすると、突出部63が、キーシート70のスライド側の延長上に重なる位置に位置することとなる。キーシート70に−X方向にスライドする荷重が加えられることを突出部63が防ぎ、キーシート70が不意にはずれることを防止できる。
なお、突出部63は、上部筐体60の短手方向の両縁から形成されるとして説明したが、例えば、キーシート取付状態にあるキーシート70の下部筐体50から取り外される方向の延長上である片縁のみに形成されたものであっても良い。つまり、突出部63は、図11における上部筐体60の−X側の縁のみに形成されるものであってもよい。このような構成であっても、キーシート70に、下部筐体50からはずれるスライド方向(図11における−X方向)に荷重が加えられたときに、キーシート70が突出部63に当接することにより、不意にはずれることを防止できる。
実施形態1に係る携帯電話10において、クの字状に形成された係合突起46が、クの字状に形成された係合穴26に係合する構造を採用しているので、キーシート40と下部筐体20との取付強度を高めることができる。更に、スライド方向に所定の力以上で下部筐体20からキーシート40を引いて係合突起46を弾性変形させることで、容易にキーシート40を取り外すことができる。
また、クの字状に形成された係合突起46と、クの字状に形成された係合穴26とが係合する構造に限らず、例えばマグネットによって係合するようにしてもよい。このようにすれば、着脱の容易性を備えた上で、マグネットを収容する部位の形状を比較的シンプルにすることができ、下部筐体及びキーシートの設計及び製作の設計変更を容易に行うことができる。
上記の実施形態にかかる携帯電話は、閉状態であるときにキーシートのスライド方向に交差するように突出する係止部を備えているので、不意にキーシートがスライドして下部筐体からはずれることを防ぐことができる。
具体的には、実施形態1に係る携帯電話10のように、携帯電話10が折り畳み状態であるときに、上部筐体30に形成された係止突起31がキーシート40に形成された係止孔41に収容されるようにする。このようにすることで、キーシート40がスライドすることを防ぎ、下部筐体20からはずれることを防ぐことができる。
また、実施形態1に係る携帯電話10において、下部筐体20に、係止突起31を受け入れる受入穴21が形成されているものとして説明したが、係止孔41と係止突起31とが係止することでキーシート40のスライドを防止できればよく、必ずしも受入穴21を必要としない。
また、案内穴24及び摺動突起44は必ずしも必要な本発明に係る構成要素ではなく、係止突起31及び係止孔41に案内穴24及び摺動突起44の機能も備えさせてもよい。この場合、係止突起31及び係止孔41を複数備えるようにすることで、キーシート40に垂直な方向の加重によってキーシート40がはずれることを防ぐことができる。
また、係止孔41は、係止突起31と係止することでキーシート40のスライドを防止できればよく、キーシート40に貫通して形成されているものとして説明したが、貫通せずに窪んでいるものでもよい。
また、摺動突起及び案内穴の組数、係合突起及び係合穴の組数、マグネットの組数を具体的に説明したが、その機能を発揮できればよく、この数は任意である。
また、上記の実施形態において、係合突起と係合穴とによる係合、及びマグネットの引き合う力を利用した係合を例に出して説明したが、キーシートと下部筐体とが着脱可能に係合できればよく、これらの構成に限定しない。例えば、面ファスナー等を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態において説明したように、携帯電話等のキーシートに適用することで、ユーザはキーシートのデザインを容易に変更することができるようになる。また、携帯電話のキーシートを一例としてあげたが、本発明は携帯電話に限らず、PDA、ノートパソコン、ウェアラブルパソコン、電卓、電子辞書その他の携帯端末に適用することができる。
10,12,14…携帯電話(携帯端末)、20,50…下部筐体(第1筐体)、21…受入穴(第3の穴)、22…キー(キー部)、23…排出孔、24…案内穴、25,55…制御部、26…係合穴(第1の穴)、260…第1の縦穴、262…横穴、264…第2の縦穴、29…マグネット(第1のマグネット、係合部)、30…上部筐体(第2筐体)、31…係止突起(第1の係止部)、33…係止突起(第1の係止部)、40,70…キーシート(シート部材)、41…係止孔(第2の穴)、42…キー入力部、44…摺動突起(第2の突起)、46…係合突起(第1の突起)、460…第1の縦突起、462…横突起、464…第2の縦突起、48…回転ヒンジ、49…マグネット(第2のマグネット、係合部)、60…上部筐体(第3筐体)、63…突出部(第2の係止部)

Claims (8)

  1. 第1の穴を有する第1筐体と、
    可撓性材料から形成され前記第1筐体の前記第1の穴に係脱自在とする第1の突起を有し、前記第1筐体の面に着脱可能であるシート部材と、を備え、
    前記第1の突起は、前記シート部材に略垂直な方向に突出する第1の縦突起と、前記シート部材に並行な方向に前記第1の縦突起の先端から突出する横突起と、前記シート部材に略垂直な方向に前記横突起の先端から突出し前記第1の縦突起の長さよりも短い第2の縦突起と、から構成されるクの字状に形成され、
    前記第1の穴は、前記第1筐体に略垂直な方向に延出し前記第1の突起の幅よりも幅広に形成された第1の縦穴と、前記第1筐体に並行な方向に前記第1の縦穴の最奥から延出する横穴と、前記第1筐体に略垂直な方向に前記横穴の最奥から延出し前記第1の縦穴の長さよりも短い第2の縦穴と、から構成される前記クの字状に形成され、
    前記第1の突起は、
    前記第1の縦穴に挿入され、
    前記シート部材が前記横穴の延出する方向に押圧されることで、前記第1の縦穴の縁面に前記第2の縦突起が当接して前記クの字状の開かれた部分が更に開くように弾性変形して前記シート部材のスライド方向の移動を許容し、
    前記シート部材の前記スライド方向の移動により前記第2の縦突起が前記第2の縦穴に至ると、復元力により形状が戻り前記第2の縦穴に収容されるとともに、前記第1の穴の縁面に当接して弾性変形して前記第1の穴に係合する、
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第1筐体の端部に回転ヒンジを介して回動自在に端部を接続された第2筐体を更に備え、
    前記第2筐体は、前記第1筐体の面と前記第2筐体の面とが対向する折り畳み状態にあるときに前記シート部材の前記スライド方向に交差するように突出する第1の係止部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記シート部材は、前記折り畳み状態にあるときに前記第1の係止部を収容する第2の穴を有する、
    ことを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
  4. 前記第1筐体は、前記シート部材が取り付けられた状態において前記第2の穴に対向する位置に第3の穴を有し、
    前記第1の係止部は、前記折り畳み状態において、前記第2の穴を挿通して前記第3の穴に収容される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記第1筐体に相対的に摺動することによって、前記シート部材を露出する開状態と、前記シート部材の少なくとも一部を覆う閉状態とに切り替わるように前記第1筐体に摺動自在に接続された第3筐体を更に備え、
    前記第3筐体は、前記開状態にあるときに前記シート部材の前記スライド方向に交差せず前記閉状態にあるときに前記シート部材の前記スライド方向に交差するように突出する第2の係止部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  6. 前記シート部材は、第2の突起を有し、
    前記第1筐体には、前記第2の突起を受け入れることにより前記シート部材を前記スライド方向に案内する案内穴が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記第1筐体は、前記シート部材が取り付けられる面とその他の面とに挿通され前記シート部材と前記第1筐体との間に侵入した異物を排出する排出孔を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 前記第1筐体は、押圧することにより制御部に情報を送出するキー部を表面に有し、
    前記シート部材は、前記第1筐体への取付状態における前記キー部に対向する位置にキー入力部を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の携帯端末。
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