JP5423932B1 - 黄疸計および黄疸計の出力方法 - Google Patents
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Abstract
本発明にかかる黄疸計および黄疸計の出力方法では、入力された治療に関する治療情報と測定された黄疸の程度が互いに対応付けられて記憶部に記憶され、測定結果の黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶部に記憶されている前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力部から出力することができる。
Description
本発明は、黄疸計およびその出力方法に関し、特に、測定対象における治療に関する治療情報を出力することができる黄疸計およびその出力方法に関する。
黄疸は、赤血球中のヘモグロビンの分解によって生じたビリルビンが何らかの障害によって生体から排出されず、血液が高ビリルビン血症となり、この高ビリルビン血症の血中におけるビリルビンが生体組織に沈着することによって生体組織が黄染し、出現するものである。このビリルビンは、弾性線維との親和性が高いため、弾性線維の豊富な皮膚、強膜および血管等に沈着する。また、胎生期の胎児は、胎盤による酸素交換が肺による酸素交換より効率が良くないため、不足する酸素を補うためにその赤血球数が成人と比較して1.5倍から2倍程度多い。出生により肺呼吸が可能になると、血中の赤血球が過多となり、余分な赤血球が分解される。このため、新生児は、このような生理現象によって黄疸となり、この黄疸は、新生児黄疸と呼ばれる。
この新生児黄疸は、時に重症に推移することがあり、新生児の生命や脳の発育に重大な影響を与える危険性がある。このため、新生児黄疸は、早期に適切に発見し、治療を行う必要がある。黄疸症状の強さ(黄疸の程度)の正確な判定は、血中のビリルビン値を測定するべきであるが、全ての新生児から採血して測定することは困難であり、また現実的ではない。
そのため、従来、黄疸の程度を測定する黄疸計が開発されており、例えば、特許文献1および特許文献2等に開示されている。これら特許文献1および特許文献2に開示の黄疸計は、皮下組織に沈着しているビリルビンによって短波長側の光が長波長側の光よりも多く吸収されるという現象に基づき黄疸の程度を測定する機器である。より具体的には、これら各文献に開示された黄疸計では、ランバードベールの法則が利用されており、まず、黄疸計から光が皮膚に入射される。この入射光は、皮下組織中のビリルビンが沈着している脂肪層等で散乱され、その後方散乱光が、皮膚表面から射出され、黄疸計に受光される。黄疸計は、この後方散乱光から、ビリルビンの吸光係数の相対的に大きい第1波長およびその吸光係数の相対的に小さい第2波長における光量をそれぞれ求め、これら光量の差から皮下組織に沈着しているビリルビン濃度を測定する。このような光学式の黄疸計は、非侵襲であり、比較的短時間で測定結果が得られる利点を有している。
ところで、黄疸が出現し、治療が必要と判断されると、その治療法として、例えば、血中のビリルビンを分解して水に溶け易くするために患者に光線を照射する光線療法等の治療が行われる。
上記光学式の黄疸計は、皮下組織に沈着したビリルビン濃度を測定することによって血中ビリルビン濃度を推計しており、間接的に血中ビリルビン濃度を求めている。このため、血中ビリルビン濃度と前記光学式の黄疸計による測定結果との関係は、治療の有無によって異なる。したがって、前記治療の有無によって、上記光学式の黄疸計による測定結果を区別する必要がある。従来、治療の有無は、カルテや患者ごとに記載された記録を確認することによって行われており、手間がかかり、煩わしいという不都合があった。
なお、上記特許文献1に開示された黄疸計は、第1および第2の表示モードを備えている。前記第1の表示モードは、第1および第2の波長の光の反射率から算出された光学的濃度差対応値をそのまま表示するモードであり、前記第2の表示モードは、この光学的濃度差対応値を血清ビリルビン濃度に換算して換算値を表示するモードであり、上記特許文献1には、治療の有無の表示に関し、開示も示唆もない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、測定対象における治療に関する治療情報を出力することができる黄疸計および黄疸計の出力方法を提供することである。
本発明にかかる黄疸計および黄疸計の出力方法では、治療に関する治療情報が記憶部に記憶され、測定結果の黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶部に記憶されている前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力部から出力される。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。また、本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
まず、黄疸計Aaの構成について説明する。図1は、第1実施形態における黄疸計の外観構成を示す6面図である。図1Aは、一方側面図(左側面図)であり、図1Bは、正面図であり、図1Cは、他方側面図(右側面図)であり、図1Dは、背面図であり、図1Eは、後端面図であり、そして、図1Fは、入出射口から見た先端面図である。図2は、第1実施形態における黄疸計の外観を示す斜視図である。図2Aは、正面斜視図であり、図2Bは、背面斜視図である。図3は、実施形態における黄疸計の電気的な構成を示すブロック図である。図4は、第1実施形態の黄疸計における測定対象情報記憶部に記憶される測定対象情報を説明するための図である。
本実施形態における黄疸計は、皮下組織に沈着しているビリルビンによって短波長側の光が長波長側の光よりも多く吸収されるという現象に基づき黄疸の程度を測定する光学式の装置であり、光を用いて黄疸の程度を測定する黄疸測定部と、測定対象における治療情報を入力する入力部と、前記入力部によって入力された前記治療情報と前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度とを互いに対応付けて記憶する記憶部と、前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶部に記憶されている前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力する出力部とを備えている。
より具体的には、黄疸計Aaは、図1に示すように、ハンディタイプの装置であり、ユーザ(測定者、医師や看護師等の医療従事者等)の掌に収まる大きさのケーシング(ハウジング、筐体)Hを有している。このケーシングHは、一方端(先端)が徐々に先細る略直方体形状の箱体である。ケーシングHにおける一方主面(正面)の他方端側(正面の後端側)には、図1Bに示すように、後述の入力部4aおよび出力部5が設けられている。また、先端側には、円筒状であって突起状のプローブ11が、矢印ARで示すようにケーシングHに対して出退自在に設けられている。このプローブ11は、ばね部材等の図略の付勢手段(付勢部材)によりケーシングHに対して突出方向(矢印AR下方向)に付勢されており、ユーザが被測定者の人体の一部、例えば額部分や胸部分に垂直に押し付けると、前記付勢手段の付勢力に逆らってプローブ11がケーシングH内に押し込まれ、後述する測定部1の光源が発光するように構成されている。前記光源が発光すると、この光源から放射された測定光がプローブ11の端面から出射し、被測定者の皮膚に入射するとともに、皮下組織中における後方散乱光がプローブ11を介してケーシングH内部の測定部1に入射するようになっている。すなわち、プローブ11の端面は、図1Fに示すように、測定光を出射する出射口および散乱光を入射する入射口である入出射口となっている。さらに、ケーシングHの一方側面(右側面)の後端側には、図1Cに示すように、黄疸計Aの電源を入り切りするための電源スイッチ12が設けられている。また、前記一方主面に対向するケーシングHにおける他方主面(背面)の他方端側(背面の後端側)には、1次元バーコードや、QRコード(登録商標)等の2次元バーコード等のバーコードを読み込むことによって、前記バーコードで表されたデータを黄疸計Aaに入力するバーコードリーダー18が入力部4aの一つとして設けられている。
そして、ケーシングHの前記他方主面における略中央の位置を含む領域には、ユーザが手でケーシングHを持つ場合に、前記ユーザにおける手指の長手方向がケーシングHの前記一方方向と交差するように持つ方向を定める円錐台形状の方向設定凸部19が設けられている。また、ケーシングHにおける前記一方面には、ユーザが手でケーシングHを持つ場合に、前記ユーザにおける親指の位置を定める親指位置設定部20が設けられている。より具体的には、ケーシングHは、出力部5の表示面より先端側が斜面(テーパ面)または凹曲面を経て出力部5の表示面よりも高く盛り上げられており、この斜面(テーパ面)または凹曲面が親指位置設定部20となっている。すなわち、前記表示面より先端側に、前記表示面に対して高低差のある段差部が設けられており、この段差部が、斜面(テーパ面)または凹曲面で形成され、親指位置設定部20となっている。そして、この親指位置設定部20を起点に方向設定凸部19を規定すると、方向設定凸部19は、親指位置設定部20で定められた位置にユーザの親指を位置させた場合に、残余の人差指ないし小指のうちの複数の手指が届く範囲の領域に設けられている。また、図1および図2に示す例では、これら方向設定凸部19および親指位置設定部20は、ケーシングHと一体に形成されている。
このような光学式の黄疸計Aaにおける電気的な構成は、図3に示すように、測定部1と、信号処理部2と、演算制御部3と、入力部4aと、出力部5と、インターフェース部(以下、「IF部」と略記する。)6とを備えている。
測定部1は、演算制御部3の制御に従って、光を皮膚に入射させ、皮下組織中のビリルビンが沈着している脂肪層等で散乱させることによって皮膚表面から出射される後方散乱光において2種類の波長の光を測定する装置である。測定部1は、例えば、測定光を発光する光源と、前記光源から放射された測定光をプローブ11に導光する第1導光部材と、プローブ11に入射された散乱光を導光する第2および第3導光部材と、第2導光部材で導光された光を2つに分配する第1ミラーと、第1ミラーで分配された一方の光を第1拡散板および第1光学フィルタを介して受光する第1受光部と、第1ミラーで分配された他方の光を第2拡散板および第2光学フィルタを介して受光する第2受光部と、第3導光部材で導光された光を2つに分配する第2ミラーと、第2ミラーで分配された一方の光を第3拡散板および第3光学フィルタを介して受光する第3受光部と、第2ミラーで分配された他方の光を第4拡散板および第4光学フィルタを介して受光する第4受光部とを備えている。前記光源は、例えば、円柱形状のキセノンランプ(キセノン管)であり、測定光として白色光を閃光で発光する。第1ないし第3導光部材は、例えば、複数の光ファイバーを束ねた光ファイバー束である。第1導光部材における、測定光を出射する出射面16は、図1Fに示すように、プローブ11の端面で外部に臨むように環状(リング状)で形成されており、前記第2導光部材における、測定光の散乱光を入射する入射面15は、図1Fに示すように、前記第1導光部材の出射面16を構成する環状(リング状)の内側に、円形状で、プローブ11の端面で外部に臨むように形成されており、そして、前記第3導光部材における、測定光の散乱光を入射する入射面17は、図1Fに示すように、前記第1導光部材の出射面16を構成する環状(リング状)の外側に、環状(リング状)で、プローブ11の端面で外部に臨むように形成されている。すなわち、複数の光ファイバーによって形成される第1導光部材の出射面16と、複数の光ファイバーによって形成される第2および第3導光部材の入射面15、17とは、同心円状に位置している。このように第1ないし第3導光部材における出射面16および入射面15、17を配置することによって、第2導光部材は、皮下の生体内を相対的に長い第1光路長で伝播した光を受光することができ、第3導光部材は、皮下の生体内を相対的に短い第2光路長で伝播した光を受光することができる。つまり、第1光路長は、第2光路長より長い(第1光路長>第2光路長)。第1および第2ミラーは、ハーフミラー(半透鏡)またはダイクロイックミラーである。第1および第2ミラーがダイクロイックミラーである場合には、このダイクロイックミラーは、例えば、青色光の波長領域を含む光を反射するとともに緑色光の波長領域を含む光を透過するものである。第1ないし第4光学フィルタは、入射光を濾波して所定の透過波長帯域の光を射出するバンドパスフィルタであり、本実施形態では、第1および第3光学フィルタは、青色光を透過させるために、その透過波長帯域の中心波長が450nmに設定され、第2および第4光学フィルタは、緑色光を透過させるために、その透過波長帯域の中心波長が500nmに設定されている。第1ないし第4受光部は、受光した光の光量に応じた大きさの電流に光電変換する光電変換素子であり、例えば、シリコンホトダイオードである。このような測定部1で得られた検出結果(受光信号)は、信号処理部2へ出力される。
信号処理部2は、測定部1で得られた検出結果(受光信号)に所定の信号処理を施して演算制御部3へ出力する回路である。信号処理部2は、第1ないし第4受光部の各受光信号をそれぞれ信号処理するために、第1ないし第4受光部のそれぞれに対応した第1ないし第4信号処理回路を備えている。これら各信号処理回路は、それぞれ、例えば、電流信号の受光信号を電圧信号の受光信号に変換するIV変換部と、前記IV変換部の出力を予め設定された所定の増幅率で増幅する増幅部と、前記増幅部の出力を、アナログ信号からディジタル信号へ変換(AD変換)するAD変換部とを備えている。そして、前記AD変換部は、その変換結果のディジタル信号を演算制御部3へ出力する。すなわち、測定部1の出力(第1ないし第4受光部の各受光信号)は、これらIV変換部、増幅部およびAD変換部を介して演算制御部3に入力される。
入力部4aは、例えば、黄疸の測定開始を指示するコマンド等の各種コマンド、および、例えば測定対象の識別子(測定対象ID)の入力等の黄疸の測定に伴う各種データを黄疸計Aaに入力する機器である。出力部5は、入力部4aから入力されたコマンドやデータ、および、黄疸計Aaによって測定された黄疸の程度を出力する機器であり、例えばCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイおよびプラズマディスプレイ等の表示装置や例えばプリンタ等の印刷装置等である。本実施形態では、入力部4aは、前記バーコードリーダー18、および、例えば抵抗膜方式や静電容量方式等の操作位置を検出して入力する位置入力装置等を含む。そして、出力部5は、本実施形態では、表示装置であり、入力部4aの前記位置入力装置とこの出力部5の表示装置とでタッチパネルが構成される。
このタッチパネルでは、表示装置の表示面上に位置入力装置が設けられ、表示装置に入力可能な1または複数の入力内容の候補が表示され、ユーザが、入力したい内容が表示された位置を触れると、位置入力装置によってその位置が検出され、検出された位置に表示された内容がユーザの操作入力内容として黄疸計Aaに入力される。このようなタッチパネルでは、ユーザが、入力操作を直感的に理解し易いので、ユーザにとって取り扱い易い黄疸計Aaが提供される。そして、表示装置の表示内容を変えることで、様々な内容を入力することができ、黄疸計Aaに対し様々な操作を行うことが可能となる。特に、測定対象の一つとしての被測定者の氏名や識別子等を入力することができ、電子カルテに対応できる黄疸計Aaを提供することができる。
IF部6は、外部機器との間でデータの入出力を行う回路であり、例えば、Wi−Fi(wireless fidelity)と呼称されるIEEE802.11シリーズの規格を用いたインターフェース回路、Bluetooth規格(Bluetoothは登録商標である)を用いたインターフェース回路、IrDA(Infrared Data Association)規格等の赤外線通信を行うインターフェース回路、および、USB(Universal Serial Bus)規格を用いたインターフェース回路等である。
演算制御部3は、黄疸の程度を求めるべく、黄疸計Aaの各部を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御するものである。演算制御部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、このCPUによって実行される種々のプログラムやその実行に必要なデータ等を予め記憶するROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性記憶素子、このCPUのいわゆるワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等の揮発性記憶素子およびその周辺回路等を備えたマイクロコンピュータによって構成される。図3に示す例では、これら不揮発性記憶素子および揮発性記憶素子が、測定対象情報記憶部331を備える記憶部33として図示されている。そして、演算制御部3には、プログラムを実行することによって、機能的に、測定制御部31および出力制御部32が構成される。
記憶部33は、測定部1の検出結果(受光信号)から黄疸の程度を求める黄疸演算プログラム、黄疸の程度等のデータを表示するプログラムおよび黄疸計Aaの各部を制御するプログラム等の各種のプログラムや、各種プログラムの実行に必要なデータや各種プログラムの実行によって得られたデータ等の各種のデータを記憶するものである。また、記憶部33は、上述したように、ワーキングメモリでもある。
そして、記憶部33の測定対象情報記憶部331は、測定対象に関する各種データである測定対象情報を記憶するものである。この測定対象情報は、例えば、測定対象を特定し識別するための識別子である測定対象ID、前記測定対象における治療情報および前記測定対象の黄疸の程度(黄疸測定結果)を含む。測定対象情報記憶部331は、測定対象の治療情報と黄疸測定結果とを互いに対応付けて記憶し、さらに、これら治療情報および黄疸測定結果に、前記測定対象の測定対象IDをさらに互いに対応付けて記憶する。より具体的には、この測定対象情報は、本実施形態では、例えば、図4に示すように、測定対象情報DBとしてテーブル形式で測定対象情報記憶部331に記憶される。図4において、測定対象情報DBは、測定対象IDフィールドF1と、日付・時刻(年月日時)フィールドF2と、光線療法情報(光線療法実施有無情報)フィールドF3と、注意情報(注意度合い情報)フィールドF4と、黄疸測定結果フィールドF5とを備え、測定対象IDごとにレコードが作成される。
測定対象IDフィールドF1は、測定対象IDを登録するものである。日付・時刻フィールドF2は、測定結果フィールドF5に測定結果を登録した年月日時を登録するものである。光線療法情報フィールドF3は、測定対象IDフィールドF1に登録されている測定対象IDで識別される測定対象、すなわち例えば新生児に、黄疸の治療として実施される光線療法を実施したか否かを表す情報を登録するものである。光量療法を実施したか否かは、本実施形態では、例えば、フラグによって表されており、フラグが1である場合には、測定対象に光線療法が実施されたことを表し、フラグが0である場合には、測定対象に光線療法が実施されていないことを表す。注意情報フィールドF4は、測定対象IDフィールドF1に登録されている測定対象IDで識別される測定対象に対しどの程度の注意を払う必要があるかを表す情報を登録するものである。注意の度合いは、本実施形態では、例えば、フラグによって表されており、フラグが1である場合には、測定対象に通常より注意を払う必要があること(要注意)を表し、フラグが0である場合には、通常の注意でよいこと(通常注意)を表す。なお、この例では、注意の度合いは、通常注意または要注意の二択であるが、高、中および通常等の複数の段階であってもよい。測定結果フィールドF5は、測定対象IDフィールドF1に登録されている測定対象IDで識別される対象における黄疸の程度を表す黄疸測定結果を登録するものである。前記の光線療法情報および注意情報は、前記測定対象の治療情報の一例であり、黄疸測定結果は、前記測定対象の測定結果(黄疸の程度)の一例である。このようにテーブル形式で記憶することによって、測定対象情報記憶部331は、測定対象の測定対象ID、治療情報および黄疸測定結果を互いに対応付けて記憶している。
また、測定制御部31は、測定部1を制御することによって、黄疸の程度を測定するものである。測定部1は、測定制御部31の制御によって、上述のように、白色光の測定光を皮膚に入射させ、皮下組織の脂肪層で散乱させることによって皮膚表面から出射される後方散乱光において2種類の波長の光を受光し、その検出結果(受光信号)を信号処理部2を介して測定制御部31に出力する。測定制御部31は、この検出結果に基づいて、黄疸の程度を測定結果として求め、出力制御部32によって出力部5へ出力する。より具体的には、測定制御部31は、前記第1および第2受光部による長光路長の受光信号に基づいて黄疸の程度を長光路長の測定結果として求め、そして、前記第3および第4受光部による短光路長の受光信号に基づいて黄疸の程度を短光路長の測定結果として求め、これら長光路長の測定結果と短光路長の測定結果とから求めた黄疸測定結果を測定対象情報DBに登録して測定対象情報記憶部331に記憶するとともに出力制御部32によって出力部5へ出力する。また、黄疸の程度は、測定制御部31によって、青色(中心波長450nm)の光量と緑色(中心波長550nm)の光量との差から求められる。すなわち、測定制御部31は、緑色を基準とした青色の光量(緑色光量に対する青色光量の比)から黄色の度合いを測定する。例えば、黄色の度合いが大きいと緑色を基準とした青色の光量が低くなるので、黄疸の度合いが強いと判定され、一方、黄色の度合いが小さいと緑色を基準とした青色の光量が高くなるので、黄疸の度合いが弱いと判定される。つまり、生体の皮下組織に存在するビリルビンの黄色味の度合いが、青色と緑色の2波長域の光学濃度差として検出される。
そして、本実施形態では、測定制御部31は、黄疸測定結果フィールドF5に黄疸測定結果を登録した年月日時を、日付・時刻フィールドF2に登録するために、年月日時を計時する。
出力制御部32は、出力部5を制御し、出力部5に表示される情報(データ)を制御するものである。より具体的には、出力制御部32は、測定部1、信号処理部2および測定制御部31によって測定された黄疸の程度(黄疸測定結果)を出力部5に出力する場合に、測定対象情報記憶部331に記憶されている前記治療情報も前記黄疸測定結果と共に出力部5に出力させる。また、出力制御部32は、入力部4aによって測定対象IDが入力され前記黄疸測定結果を出力する場合に、入力部4aによって入力された測定対象ID、および、測定対象情報記憶部331に記憶され、前記測定対象IDに対応する治療情報も前記黄疸測定結果と共に出力部5に出力させる。そして、出力制御部32は、履歴で、測定対象情報記憶部331に記憶されている測定対象IDと、前記測定対象IDに対応する治療情報とを出力部5に出力させる。さらに、出力制御部32は、測定対象情報記憶部331に記憶されている測定対象IDと、前記測定対象IDに対応する治療情報とを複数の測定対象IDに対して一覧で出力部5に出力する。
次に、このような構成の黄疸計Aaの動作について説明する。図5は、第1実施形態における黄疸計の動作を示すフローチャートである。図6は、第1実施形態の黄疸計における出力部に表示される表示画面を示す図である。図6Aは、メインメニュー入力画面を示し、図6Bは、測定対象ID入力画面を示し、図6Cは、黄疸測定結果表示画面を示す。図7は、第1実施形態の黄疸計における出力部に表示される他の表示画面を示す図である。図7Aは、個別表示を行うか一覧表示を行うかを選択する選択入力画面を示し、図7Bは、一覧表示画面を示す。
黄疸計Aaの電源スイッチ12が操作され黄疸計Aaが起動されると、演算制御部3の出力制御部32は、黄疸計Aaの動作モードを黄疸計Aaに指示入力して黄疸計Aaをその動作モードで動作させるためのメインメニュー入力画面を出力部5に出力する。例えば、本実施形態では、図6Aに示すメインメニュー入力画面51が、前記タッチパネルを構成する出力部5に表示される。このメインメニュー入力画面51は、黄疸の程度の測定を黄疸計Aaに指示入力して黄疸の程度を測定する測定モードで黄疸計Aaを動作させる「測定」511と、黄疸計Aaの点検の実行を黄疸計Aaに指示入力して点検を行う点検モードで黄疸計Aaを動作させる「チェッカー」512と、過去の黄疸測定結果を表示するよう黄疸計Aaに指示入力して過去の黄疸測定結果の表示を行う履歴モードで黄疸計Aaを動作させる「履歴」513と、過去の黄疸測定結果の消去を黄疸計Aaに指示入力して黄疸測定結果の消去を行う履歴消去モードで黄疸計Aaを動作させる「履歴消去」514とを備えている。ユーザは、前記タッチパネルの出力部5に表示されたメインメニュー入力画面の中から「測定」511の表示部分を触れ、これによって、測定開始の指示が黄疸計Aaに入力される。
測定開始の指示が黄疸計Aaに入力されると、図5において、演算制御部3の測定制御部31は、出力制御部32に、測定対象IDを入力するための測定対象ID入力画面を出力部5に出力させ、入力部4および出力部5から構成される前記タッチパネルによって、測定対象IDが入力されたか否かを判定する(S11)。この測定対象ID入力画面52は、例えば、本実施形態では、図6Bに示すように、測定対象IDとして入力された文字(英文字、数字および記号を含む)が表示される測定対象ID表示部521と、文字を選択して入力するためのキーボードが表示されるキーボード表示部522とを備えている。キーボード表示部522は、「0」から「9」までのテンキー5221と、英文字を入力する英文字入力と数字を入力する数字入力とを切り換える切換キー5222と、入力された文字を、最後に入力された文字から順に1字ずつ削除する削除キー5223と、バーコードリーダー18によってバーコードを読み込むバーコード読取キー5224と、測定対象ID表示部521に表示された文字列を確定入力する確定入力キー(Enterキー)5225と、出力部5の画面表示を測定対象ID入力画面からメインメニュー入力画面に切り換えるメインメニュー切換キー5226とを備えている。なお、テンキー5221の「2」〜「9」の各数字キーには、アルファベットの文字(英文字)が割り当てられており、切換キー5222の切り換えによって、英文字も入力することができるように、測定対象ID入力画面52は、構成されている。また、数字を入力する数字入力画面と英文字を入力する英文字入力画面とは、個別に、構成されてもよい。なお、測定対象IDは、例えば、測定対象に付けられたリストバンドのバーコードをバーコードリーダー18を用いて読み込むことによって、入力されてもよく、また例えば、黄疸計AaがRFIDリーダーをさらに備え、測定対象に付けられたRFIDを前記RFIDリーダーを用いて読み込むことによって、入力されてもよい。
測定対象IDが入力されないと判定された場合(No)、例えば、測定対象ID入力画面52で何も入力されずに(測定対象ID表示部521に何も表示されていない状態で)、確定入力キー5225が触れられた場合(No)には、測定制御部31は、処理S13を実行する。すなわち、測定制御部31は、測定対象IDなしに測定を実行し、黄疸測定結果を記憶部33に記憶する。
一方、測定対象IDが入力されたと判定された場合(Yes)には、測定制御部31は、処理S12を実行した後に、処理S13を実行する。処理S12では、測定制御部31は、この入力された測定対象IDの測定対象情報を記憶する領域を記憶部33に確保する。より具体的には、測定制御部31は、前記入力された測定対象IDで測定対象情報DBに新たなレコードを作成する。これによって、前記入力された測定対象IDの測定対象情報を記憶する領域が、測定対象情報記憶部331に確保される。
そして、測定対象IDが入力された場合における処理S13では、測定制御部31は、測定を実行し、黄疸測定結果を測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。より具体的には、測定制御部31は、処理S12で新規に作成したレコードにおいて、日付・時刻フィールドF2に現在の年月日時を登録し、測定結果フィールドF5に黄疸測定結果を登録する。
次に、測定制御部31は、出力制御部32に、光線療法情報を入力するための光線療法情報入力画面を出力部5に出力させ、入力部4aによって、光線療法情報が入力されたか否かを判定する(S14)。この光線療法情報入力画面は、例えば、光線療法が実施されたことを入力するための「有り」と、光線療法が実施されていないことを入力するための「無し」とを備える。
光線療法情報入力画面で前記「有り」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、前記S14において、光線療法の実施有りが選択されて入力されたと判定し(Yes)、処理S15を実行した後に、処理S17を実行する。この処理S15では、測定制御部31は、光線療法実施有りの情報を測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。より具体的には、測定制御部31は、処理S12で新規に作成したレコードにおいて、光線療法情報フィールドF3に光線療法実施有りを表すフラグ「1」を登録する。
一方、光線療法情報入力画面で前記「無し」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、前記判定で、光線療法の実施無しが選択されて入力されたと判定し(No)、処理S16を実行した後に、処理S17を実行する。この処理S16では、測定制御部31は、光線療法実施無しの情報を測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。より具体的には、測定制御部31は、処理S12で新規に作成したレコードにおいて、光線療法情報フィールドF3に光線療法実施無しを表すフラグ「0」を登録する。
そして、前記処理S17では、測定制御部31は、出力制御部32に、注意情報を入力するための注意情報入力画面を出力部5に出力させ、入力部4aによって、注意度合い情報が入力されたか否かを判定する。この注意情報入力画面は、例えば、前記要注意を入力するための「有り」と、通常注意を入力するための「無し」とを備えている。
注意情報入力画面で前記「有り」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、前記処理S17で、要注意が選択されて入力されたと判定し(Yes)、処理S18を実行した後に、処理S20を実行する。この処理S18では、測定制御部31は、要注意を測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。より具体的には、測定制御部31は、処理S12で新規に作成したレコードにおいて、注意情報フィールドF4に要注意を表すフラグ「1」を登録する。
一方、注意情報入力画面で前記「無し」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、前記処理S17で、通常注意が選択されて入力されたと判定し(No)、処理S19を実行した後に、処理S20を実行する。この処理S19では、測定制御部31は、通常注意を測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。より具体的には、測定制御部31は、処理S12で新規に作成したレコードにおいて、注意情報フィールドF4に要注意を表すフラグ「0」を登録する。
なお、上述では、処理S14ないし処理S19によって、光線療法情報および注意情報が個別に、順に入力され、記憶部33に記憶する処理が実行されたが、このような記憶処理は、光線療法情報および注意情報等の治療情報を入力する治療情報入力画面によって纏めて処理されてもよい。この治療情報入力画面は、通常注意および光線療法の実施無しを入力するための「・・・、・・・」と、要注意および光線療法の実施無しを入力するための「!、・・・」と、通常注意および光線療法の実施有りを入力するための「・・・、∩∩」と、要注意および光線療法の実施有りを入力するための「!、∩∩」とを備えている。この画面で前記「・・・、・・・」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、通常注意および光線療法の実施無しが選択されて入力されたと判定し、通常注意および光線療法の実施無しを測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。この画面で前記「!、・・・」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、要注意および光線療法の実施無しが選択されて入力されたと判定し、要注意および光線療法の実施無しを測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。この画面で前記「・・・、∩∩」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、通常注意および光線療法の実施有りが選択されて入力されたと判定し、通常注意および光線療法の実施有りを測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。この画面で前記「!、∩∩」の表示部分が触れられると、測定制御部31は、要注意および光線療法の実施有りが選択されて入力されたと判定し、要注意および光線療法の実施有りを測定対象IDと対応付けて記憶部33に記憶する。
そして、処理S20では、測定制御部31は、出力制御部32に、黄疸測定結果を出力するための測定結果表示画面を出力部5に出力させる。この場合に、出力制御部32は、測定対象情報記憶部331に記憶されている治療情報も黄疸測定結果と共に出力部5に出力する。あるいは、出力制御部32は、測定対象情報記憶部331に記憶されている測定対象IDおよび治療情報も黄疸測定結果と共に出力部5に出力する。
この測定結果表示画面53は、例えば、本実施形態では、図6Cに示すように、測定対象IDを表示する測定対象ID表示部531と、黄疸測定結果を表示する測定結果表示部532と、治療情報(光線療法実施有無および注意度合い)を表示する治療情報表示部533とを備えている。これによって黄疸測定結果が測定対象IDおよび治療情報とともに出力部5に出力される。
このように動作することによって、本実施形態の黄疸計Aaでは、入力部4aによって測定対象IDおよび治療情報が入力され、測定対象ID、治療情報および黄疸測定結果が互いに対応付けられて記憶部33の測定対象情報記憶部331に記憶される。そして、前記黄疸測定結果を出力する場合に、出力部5には、測定対象情報記憶部331に記憶されている測定対象IDおよび治療情報が、黄疸測定結果と共に出力される。
また、本実施形態の黄疸計Aaでは、ユーザが、記憶部33の測定対象情報記憶部331に記憶されている治療情報を出力部5に出力させたい場合には、黄疸計Aaは、次のように、動作する。
まず、ユーザは、メインメニュー(メインメニュー入力画面)51を出力部5に表示させ、出力部5に表示されたメインメニュー51の中から「履歴」513の表示部分を触れ、これによって、履歴表示の指示が黄疸計Aaに入力される。
履歴表示の指示が黄疸計Aaに入力されると、出力制御部32は、治療情報を、特定の測定対象IDについて個別に表示するか、複数の測定対象IDについて一覧で表示するかを選択する選択入力画面(個別・一覧選択入力画面)54を出力部5に出力させ、前記タッチパネルによって、いずれが選択入力されたかを判定する。この選択入力画面54は、例えば、本実施形態では、図7Aに示すように、特定の測定対象IDについて個別に表示することを選択して入力するための「個別表示」541と、複数の測定対象IDについて一覧で表示することを選択して入力するための「一覧表示」542とを備えている。
ユーザは、個別表示する場合には、出力部5に表示された選択入力画面54の中から「個別表示」541の表示部分を触れ、これによって、個別表示の指示が黄疸計Aaに入力される。個別表示の指示が黄疸計Aaに入力されると、出力制御部32は、例えば、図6Bに示すID入力画面(測定対象ID入力画面)52のような画面を出力部5に表示し、個別表示する測定対象IDの入力を求める。測定対象IDが入力されると、出力制御部32は、入力部4aによって入力された測定対象IDに対応する治療情報を測定対象情報記憶部331の測定対象情報DBから検索し、この検索した治療情報を出力部5に表示する。なお、治療情報の表示だけでなく、黄疸測定結果も出力部5に表示するように、黄疸計Aaが構成されてもよい。このように構成することによって、ユーザは、治療情報だけでなく、黄疸測定結果も合わせて参照することができる。また、測定対象IDの入力を求めることなく、直近に入力された治療情報を出力部5に表示するように、黄疸計Aaが構成されてもよい。このように構成することによって、黄疸計Aaが一人の被測定者専用に用いられる場合に、操作が簡便となる。
一方、ユーザは、一覧表示する場合には、出力部5に表示された選択入力画面54の中から「一覧表示」542の表示部分を触れ、これによって、一覧表示の指示が黄疸計Aaに入力される。一覧表示の指示が黄疸計Aaに入力されると、出力制御部32は、治療情報を一覧で表示する治療表示画面(治療情報一覧表示画面)55を出力部5に表示する。この治療表示画面55では、例えば、本実施形態では、図7Bに示すように、1行に、注意情報、光線療法情報および測定対象IDが、この順で表示され、このような行(治療情報表示行)が複数表示される。これによって注意情報の治療情報および光線療法情報が測定対象IDと対応付けられて複数表示される。注意情報および光線療法情報は、それぞれ、図7Bに示す例では、所定のシンボルの表示の有無によって表示される。注意情報を表示する位置に、前記シンボルが表示されている場合には、測定対象が、要注意であることを示し、注意情報を表示する位置に、前記シンボルが表示されていない場合には、測定対象に対し通常注意でよいことを示す。また、光線療法情報を表示する位置に、前記シンボルが表示されている場合には、光線療法が実施されたことを示し、光線療法情報を表示する位置に、前記シンボルが表示されていない場合には、光線療法が、不実施であることを示す。そして、治療表示画面55は、スクロールキーを備えており、このスクロールキーをユーザが操作することによって、治療表示画面55に表示される治療情報が行ごとに変更され、他の測定対象IDにおける治療情報が表示される。
なお、治療表示画面55に表示される治療情報は、直近に入力された治療情報から所定行分だけ表示するように、黄疸計Aaが構成されてよい。あるいは、指定された測定対象IDの治療情報を表示するように、黄疸計Aaが構成されてよい。この場合では、出力制御部32は、例えば、図6Bに示す測定対象ID入力画面52のようなID入力画面を出力部5に表示し、一覧表示する測定対象IDの入力を求める。測定対象IDが入力されると、出力制御部32は、入力部4aによって入力された測定対象IDに対応する治療情報を測定対象情報記憶部331の測定対象情報テーブルDBから検索し、この検索した治療情報を一覧表示で出力部5に表示する。また、これら上述において、治療情報の表示だけでなく、黄疸測定結果も出力部5に表示するように、黄疸計Aaが構成されてもよい。
以上、説明したように、本実施形態の黄疸計Aaは、入力部4aによって治療情報が入力され、この治療情報が前記測定された黄疸測定結果(黄疸の程度)と互いに対応付けられて記憶部33の測定対象情報記憶部331に記憶される。そして、前記測定された黄疸測定結果を出力する場合に、出力部5には、測定対象情報記憶部331に記憶されている治療情報も黄疸測定結果と共に出力される。このように本実施形態の黄疸計Aaは、測定対象における治療に関する治療情報を出力することができる。また、本実施形態の黄疸計Aaは、治療情報を考慮しながら、実際に測定した黄疸測定結果を参照することができ、黄疸の程度の判断を適切に行うことができる。特に、光線療法を実施した場合では、黄疸測定結果の測定値における警告範囲が変更されるため、治療情報の表示は、有用である。また、上記構成の黄疸計Aaは、治療情報が測定対象情報記憶部331に記憶されるため、治療情報を、カルテ等で確認する必要がなく、単一の機器でその確認を行うことができる。
また、本実施形態の黄疸計Aaは、光線療法実施の有無を治療情報の一つとして出力することができ、光線療法の実施の有無を確認することができる。
また、本実施形態の黄疸計Aaは、患者に対して注意を要する度合いを示す注意情報を治療情報の一つとして出力することができる。このため、黄疸計Aa一つで、測定対象の患者を症状に応じて管理することができ、きめ細やかな患者のケアが可能となり、また、測定対象の患者をケアする担当者が変わった場合でも、黄疸計Aaを参照することで、患者の注意情報が引き継がれる。
また、本実施形態の黄疸計Aaは、記憶部33の測定対象情報記憶部331に記憶される治療情報を測定対象IDによって管理することができるから、複数の測定対象に対し、治療情報を管理することができる。このため、1つの黄疸計Aaを、測定対象別に治療情報を管理しつつ複数の測定対象に対し使用することが可能となる。また、測定対象IDごとに、黄疸測定結果を整理することもでき、また、測定対象IDごとに黄疸測定結果の傾向を把握することもできる。
また、本実施形態の黄疸計Aaは、履歴で、測定対象IDと治療情報とを出力部5に出力することができるので、測定対象の治療情報を確認することができる。
また、本実施形態の黄疸計Aaは、一覧で出力されるため、複数の測定対象に対する複数の治療情報を一度に参照することができる。
また、本実施形態の黄疸計Aaは、IF部6を備えるので、外部機器へ情報を出力することができる。このため、本実施形態の黄疸計Aaは、黄疸計Aaとは異なる外部機器で測定対象の治療情報を参照することができ、また、記憶部33に記憶されている情報を外部機器で取り扱うことができ、例えば前記情報の加工や保存が比較的容易となる。そして、このような黄疸計Aaは、電子カルテとの連係も可能となる。
次に、別の実施形態について説明する。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態における黄疸計の正面外観を示す正面斜視図である。第1実施形態の黄疸計Aaでは、入力部4aの一つとして、タッチパネルの位置入力装置4aが用いられたが、第2実施形態の黄疸計Abでは、タッチパネルの位置入力装置4aに代え、あるいは、タッチパネルの位置入力装置4aに追加して、入力部4bの一つとして、複数の機械式のスイッチ4bが用いられる。このため、第2実施形態の黄疸計Abは、入力部4bの点を除き、他は、第1実施形態の黄疸計Aaと同様であるので、その説明を省略する。
図8は、第2実施形態における黄疸計の正面外観を示す正面斜視図である。第1実施形態の黄疸計Aaでは、入力部4aの一つとして、タッチパネルの位置入力装置4aが用いられたが、第2実施形態の黄疸計Abでは、タッチパネルの位置入力装置4aに代え、あるいは、タッチパネルの位置入力装置4aに追加して、入力部4bの一つとして、複数の機械式のスイッチ4bが用いられる。このため、第2実施形態の黄疸計Abは、入力部4bの点を除き、他は、第1実施形態の黄疸計Aaと同様であるので、その説明を省略する。
第2実施形態の黄疸計Abにおける入力部4bは、図8に示すように、複数の押しボタンスイッチ4bを備える。これら複数の押しボタンスイッチ4bは、出力部5の表示画面と親指位置設定部20との間に配置されており、押すことでスイッチが開閉される。各押しボタンスイッチ4bには、予め所定の入力内容が設定されており、押すことで入力内容が黄疸計Abに入力される。このように入力部4として複数のスイッチ4bが用いられてもよい。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
一態様にかかる黄疸計は、光を用いて黄疸の程度を測定する黄疸測定部と、測定対象への治療に関する治療情報を入力する入力部と、前記入力部によって入力された前記治療情報と前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度とを互いに対応付けて記憶する記憶部と、前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶部に記憶されている前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力する出力部とを備える。
このような黄疸計は、入力部によって治療情報が入力され、この治療情報が黄疸測定部によって測定された黄疸の程度とを互いに対応付けられて記憶部に記憶される。そして、黄疸測定部によって測定された黄疸の程度を出力する場合に、出力部には、記憶部に記憶されている治療情報も黄疸の程度と共に出力される。このように上記黄疸計は、測定対象における治療に関する治療情報を出力することができる。また、上記黄疸計は、治療情報が記憶部に記憶されるため、治療情報を、カルテ等で確認する必要がなく、単一の機器でその確認を行うことができる。
また、他の一態様では、上述の黄疸計において、前記治療情報は、黄疸症状に対する治療として実施される光線療法を前記測定対象に実施したか否かを表す光線療法情報を含む。
このような黄疸計は、光線療法実施の有無を治療情報として出力することができ、光線療法の実施の有無を確認することができる。
また、他の一態様では、これら上述の黄疸計において、前記治療情報は、前記測定対象に対しどの程度の注意を払う必要があるかを表す注意情報を含む。
このような黄疸計は、注意度合い情報を治療情報として出力することができる。このため、黄疸計一つで、測定対象の患者を症状に応じて管理することができ、きめ細やかな患者のケアが可能となり、また、測定対象の患者をケアする担当者が変わった場合でも、黄疸計を参照することで、患者の注意度合いが引き継がれる。
また、他の一態様では、これら上述の黄疸計において、前記出力部は、前記治療情報を画面に表示する表示部を含む。
この構成によれば、画像表示で治療情報を確認することができる黄疸計が提供される。
また、他の一態様では、これら上述の黄疸計において、前記入力部は、前記測定対象を特定し識別するための識別子を入力する識別子入力部を含み、前記記憶部は、前記治療情報および前記黄疸の程度に、前記識別子入力部によって入力された前記測定対象の識別子を互いに対応付けて記憶し、前記出力部は、前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記識別子入力部によって入力された前記測定対象の識別子、および、前記記憶部に記憶され、前記測定対象の識別子に対応する前記治療情報も共に出力する。
このような黄疸計は、記憶部に記憶される治療情報を識別子によって管理することができるから、複数の測定対象に対し、治療情報を管理することができる。このため、1つの黄疸計を、測定対象別に治療情報を管理しつつ複数の測定対象に対し使用することが可能となる。また、測定対象別に、黄疸の程度を整理することもでき、また、測定対象別に黄疸の程度の傾向を把握することもできる。
また、他の一態様では、これら上述の黄疸計において、前記記憶部に記憶されている前記測定対象の識別子と、前記測定対象の識別子に対応する前記治療情報とを前記出力部に出力させる出力制御部をさらに備える。
このような黄疸計は、測定対象の識別子と治療情報とを出力部に出力することができるので、測定対象の治療情報を確認することができる。
また、他の一態様では、これら上述の黄疸計において、前記出力制御部は、前記記憶部に記憶されている前記測定対象の識別子と、前記測定対象の識別子に対応する前記治療情報とを複数の識別子に対して一覧で前記出力部に出力させる。
このような黄疸計は、一覧で出力されるため、複数の測定対象に対する複数の治療情報を一度に参照することができる。
また、他の一態様では、これら上述の黄疸計において、前記出力部は、外部機器に情報を出力するインターフェース部を含む。
このような黄疸計は、インターフェース部を備えるので、外部機器へ情報を出力することができる。このため、このような構成の黄疸計は、黄疸計とは異なる外部機器で測定対象の治療情報を参照することができ、また、記憶部に記憶されている情報を外部機器で取り扱うことができ、例えば前記情報の加工や保存が比較的容易となる。そして、このような黄疸計は、電子カルテとの連係も可能となる。
また、他の一態様にかかる黄疸計の出力方法は、光を用いて黄疸の程度を測定する黄疸測定工程と、測定対象における治療に関する治療情報を入力する入力工程と、前記入力工程によって入力された前記治療情報と前記黄疸測定工程によって測定された前記黄疸の程度とを互いに対応付けて記憶部に記憶する記憶工程と、前記黄疸測定工程によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶工程によって前記記憶部に記憶された前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力部に出力する出力工程とを備える。
このような黄疸計の出力方法は、入力工程によって治療情報が入力され、この治療情報が黄疸測定工程によって測定された黄疸の程度とを互いに対応付けられて記憶工程によって記憶部に記憶される。そして、黄疸測定工程によって測定された黄疸の程度を出力する場合に、出力部には、記憶部に記憶されている治療情報も黄疸の程度と共に出力される。このように上記黄疸計の出力方法は、測定対象における治療に関する治療情報を出力することができる。また、上記黄疸計の出力方法は、治療情報が記憶部に記憶されるため、治療情報を、カルテ等で確認する必要がなく、単一の機器でその確認を行うことができる。
この出願は、2012年7月2日に出願された日本国特許出願特願2012−148418を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、黄疸計および黄疸計の出力方法を提供することができる。
Claims (9)
- 光を用いて黄疸の程度を測定する黄疸測定部と、
測定対象への治療に関する治療情報を入力する入力部と、
前記入力部によって入力された前記治療情報と前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度とを互いに対応付けて記憶する記憶部と、
前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶部に記憶されている前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力する出力部とを備える、黄疸計。 - 前記治療情報は、黄疸症状に対する治療として実施される光線療法を前記測定対象に実施したか否かを表す光線療法情報を含む、請求項1に記載の黄疸計。
- 前記治療情報は、前記測定対象に対しどの程度の注意を払う必要があるかを表す注意情報を含む、請求項1または請求項2に記載の黄疸計。
- 前記出力部は、前記治療情報を画面に表示する表示部を含む、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の黄疸計。
- 前記入力部は、前記測定対象を特定し識別するための識別子を入力する識別子入力部を含み、
前記記憶部は、前記治療情報および前記黄疸の程度に、前記識別子入力部によって入力された前記測定対象の識別子を互いに対応付けて記憶し、
前記出力部は、前記黄疸測定部によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記識別子入力部によって入力された前記測定対象の識別子、および、前記記憶部に記憶され、前記測定対象の識別子に対応する前記治療情報も共に出力する、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の黄疸計。 - 前記記憶部に記憶されている前記測定対象の識別子と、前記測定対象の識別子に対応する前記治療情報とを前記出力部に出力させる出力制御部をさらに備える、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の黄疸計。
- 前記出力制御部は、前記記憶部に記憶されている前記測定対象の識別子と、前記測定対象の識別子に対応する前記治療情報とを複数の識別子に対して一覧で前記出力部に出力させる、請求項6に記載の黄疸計。
- 前記出力部は、外部機器に情報を出力するインターフェース部を含む、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の黄疸計。
- 光を用いて黄疸の程度を測定する黄疸測定工程と、
測定対象における治療に関する治療情報を入力する入力工程と、
前記入力工程によって入力された前記治療情報と前記黄疸測定工程によって測定された前記黄疸の程度とを互いに対応付けて記憶部に記憶する記憶工程と、
前記黄疸測定工程によって測定された前記黄疸の程度を出力する場合に、前記記憶工程によって前記記憶部に記憶された前記治療情報も前記黄疸の程度と共に出力する出力工程とを備える、黄疸計の出力方法。
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