JPH04127035A - 複数の表示モードを備えた黄疸計 - Google Patents
複数の表示モードを備えた黄疸計Info
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- JPH04127035A JPH04127035A JP2247043A JP24704390A JPH04127035A JP H04127035 A JPH04127035 A JP H04127035A JP 2247043 A JP2247043 A JP 2247043A JP 24704390 A JP24704390 A JP 24704390A JP H04127035 A JPH04127035 A JP H04127035A
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Landscapes
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、黄疸計、特に新生児の黄痘症状の強さを、
採血することなく光学的に測定して判定する黄疸計に関
する。
採血することなく光学的に測定して判定する黄疸計に関
する。
新生児の大部分に見られる新生児黄痘は、時に重症に推
移することがあり、新生児の生命や、脳の発育に重大な
影響を与える危険性があるので、早期に発見して適切な
治療を行う必要がある。黄瘍症状の強さの正確な判定は
新生児から採血した血清中のビリルビン値の測定による
べきであるが、全ての新生児から採血して測定すること
は困難であり、また必要でない場合もあるので、まず、
肉眼による皮膚の観察を行って採血検査の必要性を判断
していた。
移することがあり、新生児の生命や、脳の発育に重大な
影響を与える危険性があるので、早期に発見して適切な
治療を行う必要がある。黄瘍症状の強さの正確な判定は
新生児から採血した血清中のビリルビン値の測定による
べきであるが、全ての新生児から採血して測定すること
は困難であり、また必要でない場合もあるので、まず、
肉眼による皮膚の観察を行って採血検査の必要性を判断
していた。
肉眼による皮膚の観察のためには、5段階に順次色調を
濃厚にした複数の黄色基準色帯とその間に透明帯を設け
たプラスチック板からなるゴセットマイクテロメータ(
昔@計)が知られている6イクテロメータによる黄痩の
判定は、その透明帯部分を新生児の鼻の先端に、その部
分が虚血されて皮膚本来の色が現れるように強く押し当
て、皮膚の色と黄色基準色帯の色とを比較して黄痕の状
態を判定するものである。これは、非抱合性ビリルビン
が脂溶性で皮下組織の脂肪層に沈着して皮膚を黄染する
ため、皮膚の色と血清中のビリルビン値との間には一定
の相関関係が認められるという事実に基づいている。
濃厚にした複数の黄色基準色帯とその間に透明帯を設け
たプラスチック板からなるゴセットマイクテロメータ(
昔@計)が知られている6イクテロメータによる黄痩の
判定は、その透明帯部分を新生児の鼻の先端に、その部
分が虚血されて皮膚本来の色が現れるように強く押し当
て、皮膚の色と黄色基準色帯の色とを比較して黄痕の状
態を判定するものである。これは、非抱合性ビリルビン
が脂溶性で皮下組織の脂肪層に沈着して皮膚を黄染する
ため、皮膚の色と血清中のビリルビン値との間には一定
の相関関係が認められるという事実に基づいている。
しかし、前記イクテロメータの黄色基準色帯の分光反射
率は、実際のビリルビンによる吸光と異なっているので
、人工照明光の下での皮膚の色と基準色の比較が正確に
行えないという問題があった。
率は、実際のビリルビンによる吸光と異なっているので
、人工照明光の下での皮膚の色と基準色の比較が正確に
行えないという問題があった。
この問題に対処するため、本出願人は、皮下組織に沈着
しているビリルビンによって短波長側の光が長波長側の
光よりも多く吸収されるという知見に基づき、皮膚に光
を入射せしめ、皮下組織中のどリルビンの沈着している
脂肪層で散乱反射して皮膚表面に出る反射光からビリル
ビンの吸光係数の大きい第1の波長及びその吸光係数の
小さい第2の波長における反射率を求め、反射率の差か
ら皮下組織に沈着しているビリルビン濃度を測定する光
学濃度差検出方式の黄疸計を開発した(特公昭62−2
809号公報参照)。
しているビリルビンによって短波長側の光が長波長側の
光よりも多く吸収されるという知見に基づき、皮膚に光
を入射せしめ、皮下組織中のどリルビンの沈着している
脂肪層で散乱反射して皮膚表面に出る反射光からビリル
ビンの吸光係数の大きい第1の波長及びその吸光係数の
小さい第2の波長における反射率を求め、反射率の差か
ら皮下組織に沈着しているビリルビン濃度を測定する光
学濃度差検出方式の黄疸計を開発した(特公昭62−2
809号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題]
前記した光学濃度差に基づく黄疸計は、皮下組織に沈着
しているビリルビンによって黄染された皮膚の色を検出
するもので、測定値である光学濃度差対応値は、皮下組
織におけるビリルビン濃度に関連する値である。したが
って厳密には血清ピノルピン濃度でないから、両者は区
別しで取り扱う必要があり、前記黄疸計の測定値を血清
ビリルビン濃度として表示すれば認識を誤る結果ともな
る。しかしながら、前記黄疸計の測定値である光学濃度
差対応値と採血して測定されて血清ビリルビン濃度との
間には、第13図に示すように明確な相関関係のあるこ
とが臨床的に確認されている。したがって、最終的には
採血して血清ビリルビン濃度を測定して黄痘の状態を評
価するにしても、その前に前記黄疸計の測定結果が血清
ビリルビン濃度ではどの位の値に対応するかを知ること
は、採血検査の必要性を判断する上できわめて有用であ
るから、測定した光学濃度差対応値をそのまま表示する
ほか、測定値を血清ビリルビン濃度に換算して表示する
こともできる黄疸計が要望されていた。この発明は上記
課題を解決することを目的とするものである。
しているビリルビンによって黄染された皮膚の色を検出
するもので、測定値である光学濃度差対応値は、皮下組
織におけるビリルビン濃度に関連する値である。したが
って厳密には血清ピノルピン濃度でないから、両者は区
別しで取り扱う必要があり、前記黄疸計の測定値を血清
ビリルビン濃度として表示すれば認識を誤る結果ともな
る。しかしながら、前記黄疸計の測定値である光学濃度
差対応値と採血して測定されて血清ビリルビン濃度との
間には、第13図に示すように明確な相関関係のあるこ
とが臨床的に確認されている。したがって、最終的には
採血して血清ビリルビン濃度を測定して黄痘の状態を評
価するにしても、その前に前記黄疸計の測定結果が血清
ビリルビン濃度ではどの位の値に対応するかを知ること
は、採血検査の必要性を判断する上できわめて有用であ
るから、測定した光学濃度差対応値をそのまま表示する
ほか、測定値を血清ビリルビン濃度に換算して表示する
こともできる黄疸計が要望されていた。この発明は上記
課題を解決することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
この発明は上記課題を解決するもので、皮下組織に沈着
しているビリルビンによる吸光が大きい第1の波長成分
と、ビリルビンによる吸光が小さい第2の波長成分とを
含む光を皮膚に入射せしめ、皮下組織を透過・散乱した
後皮膚表面に出た反射光から前記第1及び第2の波長成
分の光を検出して得た前記第1及び第2の波長の光の反
射光量の比に基づいてビリルビン濃度を測定する黄疸計
において、前記第1及び第2の波長の光の反射率から算
出された光学濃度差対応値をそのまま表示する第1の表
示モードと、前記算出された光学濃度差対応値を、光学
濃度差対応値と血清ビリルビン濃度との間に認められる
相関関係に従って血清ビリルビン濃度に換算して表示す
る第2の表示モードを備え、操作手段により前記第1及
び第2の表示モードを切換可能としたことを特徴とする
。
しているビリルビンによる吸光が大きい第1の波長成分
と、ビリルビンによる吸光が小さい第2の波長成分とを
含む光を皮膚に入射せしめ、皮下組織を透過・散乱した
後皮膚表面に出た反射光から前記第1及び第2の波長成
分の光を検出して得た前記第1及び第2の波長の光の反
射光量の比に基づいてビリルビン濃度を測定する黄疸計
において、前記第1及び第2の波長の光の反射率から算
出された光学濃度差対応値をそのまま表示する第1の表
示モードと、前記算出された光学濃度差対応値を、光学
濃度差対応値と血清ビリルビン濃度との間に認められる
相関関係に従って血清ビリルビン濃度に換算して表示す
る第2の表示モードを備え、操作手段により前記第1及
び第2の表示モードを切換可能としたことを特徴とする
。
[作 用]
第1.第2の波長の光の反射率から算出された光学濃度
差対応値と、これを換算した血清ビリルビン濃度対応値
とが区別されて認識され、また、換算された血清ビリル
ビン濃度対応値から採血検査の必要性の有無を容易に判
断することができる。
差対応値と、これを換算した血清ビリルビン濃度対応値
とが区別されて認識され、また、換算された血清ビリル
ビン濃度対応値から採血検査の必要性の有無を容易に判
断することができる。
[実 施 例]
以下、この発明の実施例について説明する。まず、測定
原理について説明する。
原理について説明する。
皮膚に波長λの光を入射させ、皮下組織で散乱し、反射
して再び皮膚表面に戻った光(以下、反射光という)を
皮膚表面で直接反射する光を受けないよう、入射部位か
ら隔たった部位において検出すると、その反射光量■(
え)は、Lambert −Beerの法則に従って次
式で表わされる。
して再び皮膚表面に戻った光(以下、反射光という)を
皮膚表面で直接反射する光を受けないよう、入射部位か
ら隔たった部位において検出すると、その反射光量■(
え)は、Lambert −Beerの法則に従って次
式で表わされる。
■(λ)=Io(λ)F(λ)・ぼ8(λEdCI ・
、・C1)ここで、Io(λ):波長えに置ける入射光
量F(λ):ビリルビンによる影響を除いた波長えにお
ける皮下組織の透過 率 ε(λ):波長えにおけるビリルビンの吸光係数 d: 皮下組織の実効光路長 cl: 皮下組織のビリルビン濃度 皮下組織には血液が流れているから血液中のへモクロビ
ンの酸化の程度が測定結果に影響を与える。この影響を
除くため、ビリルビン及びヘモクロビンの分光吸光係数
が第12図に示すとおりである点を利用し、ビリルビン
の吸光係数に差があり、ヘモクロビン(Hb )と酸化
へモクロビン(Hb 02 )の吸光係数に差のない2
つの波長λ1.え2 (例えば460nmと550 n
m)とを選択する。
、・C1)ここで、Io(λ):波長えに置ける入射光
量F(λ):ビリルビンによる影響を除いた波長えにお
ける皮下組織の透過 率 ε(λ):波長えにおけるビリルビンの吸光係数 d: 皮下組織の実効光路長 cl: 皮下組織のビリルビン濃度 皮下組織には血液が流れているから血液中のへモクロビ
ンの酸化の程度が測定結果に影響を与える。この影響を
除くため、ビリルビン及びヘモクロビンの分光吸光係数
が第12図に示すとおりである点を利用し、ビリルビン
の吸光係数に差があり、ヘモクロビン(Hb )と酸化
へモクロビン(Hb 02 )の吸光係数に差のない2
つの波長λ1.え2 (例えば460nmと550 n
m)とを選択する。
波長λ1.ん2における反射光量■ (え1)。
(λ2)は(1)式から以下のとおりとなる。
■(λ+)=Io(λ+) all) 、ぼE (il
l +lc1・・・(2) ■(λ2):IO(λ2)F(λ2)101(12)d
ol・・・(3) (2)、(3)式からそれぞれの光学濃度jog[Io
(Io)/I (λ+)]及びlog[Io(λ2)/
I(λ2)]を求め、更にその差を求めると以下の(4
)式が得られる。
l +lc1・・・(2) ■(λ2):IO(λ2)F(λ2)101(12)d
ol・・・(3) (2)、(3)式からそれぞれの光学濃度jog[Io
(Io)/I (λ+)]及びlog[Io(λ2)/
I(λ2)]を求め、更にその差を求めると以下の(4
)式が得られる。
・・・ (4)
(4)式において等号の右辺第1項はビリルビンの影響
を除いた反射率の項であり、第2項はビリルビンの濃度
に比例する項である。したがって、波長え1.え2にお
ける入射光量1o(え1)。
を除いた反射率の項であり、第2項はビリルビンの濃度
に比例する項である。したがって、波長え1.え2にお
ける入射光量1o(え1)。
Io(λ2)、及び反射光量■ (λl)、I(え2)
から光学濃度差を求めれば皮下組織のビリルビン濃度c
1を求めることができる。
から光学濃度差を求めれば皮下組織のビリルビン濃度c
1を求めることができる。
なお、前記した原理の説明では、皮膚に光を入射させ、
皮下組織で散乱、反射して再び皮膚表面に戻った光(反
射光)を検出して入射光量と反射光量との差を求め、こ
れに基づいて誤差要因物質の影響を除いて被測定物質の
濃度を求める場合について説明した。しかしながら、こ
れに代えて被検体を挟んで、その一方から光を入射させ
、他方で被検体を透過した光(透過光)を検出して入射
光量と透過光量との差を求めるようにした場合も前記測
定原理、演算式は成立する。
皮下組織で散乱、反射して再び皮膚表面に戻った光(反
射光)を検出して入射光量と反射光量との差を求め、こ
れに基づいて誤差要因物質の影響を除いて被測定物質の
濃度を求める場合について説明した。しかしながら、こ
れに代えて被検体を挟んで、その一方から光を入射させ
、他方で被検体を透過した光(透過光)を検出して入射
光量と透過光量との差を求めるようにした場合も前記測
定原理、演算式は成立する。
次に、本発明の黄疸計について説明する。
第1図は黄疸計の外観を示す斜視図で、1は本体、2は
電源スィッチ、3は動作モードの設定、測定値の表示モ
ード(表示単位)の設定、警告表示限界値の設定、及び
表示桁数の切換を行う機能設定部で、スイッチ38〜3
fの6個のスイッチが設けられている。これらのスイッ
チの機能にっいては後述する。
電源スィッチ、3は動作モードの設定、測定値の表示モ
ード(表示単位)の設定、警告表示限界値の設定、及び
表示桁数の切換を行う機能設定部で、スイッチ38〜3
fの6個のスイッチが設けられている。これらのスイッ
チの機能にっいては後述する。
4は表示素子で、測定値表示部4a、測定準備の完了表
示部4b、単位表示部4cが設けである。5は測定プロ
ーブで、環状に形成された光投射口6とその中心に配置
された受光ロアを備え、被検体にプローブ5を押し当て
ると、プローブが後退して内部に設けられた図示されて
いない測定スイッチ5aが閉じるように構成されている
。
示部4b、単位表示部4cが設けである。5は測定プロ
ーブで、環状に形成された光投射口6とその中心に配置
された受光ロアを備え、被検体にプローブ5を押し当て
ると、プローブが後退して内部に設けられた図示されて
いない測定スイッチ5aが閉じるように構成されている
。
機能設定部3で設定される機能について説明する。
動作モードには、■測定モード、■ライン校正モード、
■サービスモード1、サービスモード2があり、測定モ
ードとは光学濃度差対応値を測定するモード、ライン校
正モードとは製造工程及びサービス時の校正を行うモー
ド、サービスモード1及び2とは修理等の場合に設定す
るモードである。動作モードの設定はスイッチ3a、3
bの組合わせにより行われ、スイッチの状態と設定され
る動作モードとは表1に示すとおりである。
■サービスモード1、サービスモード2があり、測定モ
ードとは光学濃度差対応値を測定するモード、ライン校
正モードとは製造工程及びサービス時の校正を行うモー
ド、サービスモード1及び2とは修理等の場合に設定す
るモードである。動作モードの設定はスイッチ3a、3
bの組合わせにより行われ、スイッチの状態と設定され
る動作モードとは表1に示すとおりである。
表
測定値表示モードには、■光学濃度差対応値表示モード
、■血清ビリルビン濃度対応値表示モードとがあり、前
者は測定した光学濃度差対応値をそのまま表示するモー
ド、後者は測定した光学濃度差を第13図に示すような
臨床的に確認された相関関係に基づいて作成された換算
式(Y=1.08x+7.22)、あるいはこの換算式
に基づいて作成された換算表により血清ビリルビン濃度
対応値に換算して表示するモードである。表示モードの
設定はスイッチ3Cにより行われ、スイッチの状態と設
定される表示モードは表2に示すとおりである。
、■血清ビリルビン濃度対応値表示モードとがあり、前
者は測定した光学濃度差対応値をそのまま表示するモー
ド、後者は測定した光学濃度差を第13図に示すような
臨床的に確認された相関関係に基づいて作成された換算
式(Y=1.08x+7.22)、あるいはこの換算式
に基づいて作成された換算表により血清ビリルビン濃度
対応値に換算して表示するモードである。表示モードの
設定はスイッチ3Cにより行われ、スイッチの状態と設
定される表示モードは表2に示すとおりである。
表
警告表示限界値とは、測定した光学濃度差対応値が設定
された限界値を越えるとき、採血検査の必要性を警告す
る値である。警告表示限界値の設定はスイッチ3d、3
eの組合わせにより行われ、スイッチの状態と設定され
る限界値とは表3に示すとおりである。
された限界値を越えるとき、採血検査の必要性を警告す
る値である。警告表示限界値の設定はスイッチ3d、3
eの組合わせにより行われ、スイッチの状態と設定され
る限界値とは表3に示すとおりである。
表
表示桁数は、整数2桁表示と、整数2桁と小数点以下1
桁表示との2種類の表示が可能で、スイッチ3fにより
、表4に示すように切換えられる。
桁表示との2種類の表示が可能で、スイッチ3fにより
、表4に示すように切換えられる。
表 4
第2図は黄疸計の光学系を示す斜視図である。
11は光フアイバー束で、その一端
11aはキセノン発光管18に対向して断面矩形状に形
成され、他端11’bはプローブ5内の環状の光投射口
6に接合されている。12も光フアイバー束で、その一
端はプローブ5内の中心部の受光ロアに接合され、他端
12bはグイクロイックミラー13に対向している。グ
イクロイックミラー13は波長500nm付近で入射光
を2分割するものである。14は波長450nm付近の
光の透過する光学バンドパスフィルタ、15は第1受光
素子、16は波長550nm付近の光を透過する光学バ
ンドパスフィルタ、17は第2受光素子、20はキセノ
ン発光管18から放射される光を直接受光する発光モニ
タ用受光素子で、その前面には波長550nm付近の光
を透過する光学バンドパスフィルタ19が付設されてい
る。
成され、他端11’bはプローブ5内の環状の光投射口
6に接合されている。12も光フアイバー束で、その一
端はプローブ5内の中心部の受光ロアに接合され、他端
12bはグイクロイックミラー13に対向している。グ
イクロイックミラー13は波長500nm付近で入射光
を2分割するものである。14は波長450nm付近の
光の透過する光学バンドパスフィルタ、15は第1受光
素子、16は波長550nm付近の光を透過する光学バ
ンドパスフィルタ、17は第2受光素子、20はキセノ
ン発光管18から放射される光を直接受光する発光モニ
タ用受光素子で、その前面には波長550nm付近の光
を透過する光学バンドパスフィルタ19が付設されてい
る。
キセノン発光管18から放射された光は光フアイバー束
11を経てプローブ5の環状の光投射口Q++漕I
ψ−P礒\ム歓餘汁1−’ 111→ナス 蕾蜂什1す
入射し、皮下組織内を透過・散乱してその一部が吸収さ
れ、再び被検体表面に出た反射光はプローブ5内の中心
部の受光ロアで捕らえられ、光フアイバー束12を経て
ダイクロイックミラー13に導かれる。ダイクロイック
ミラー13に導かれた反射光はここで波長500nm以
下とそれ以上との2波長領域に分割され、波長500n
m以下の光は光学バンドパスフィルター14により45
0nm付近の波長の光のみが選択され、第1受光素子1
5で検出される。また、波長500nm以上の光は光学
バンドパスフィルタ16により550nm付近の波長の
光のみが選択され、第2の受光素子17で検出される。
11を経てプローブ5の環状の光投射口Q++漕I
ψ−P礒\ム歓餘汁1−’ 111→ナス 蕾蜂什1す
入射し、皮下組織内を透過・散乱してその一部が吸収さ
れ、再び被検体表面に出た反射光はプローブ5内の中心
部の受光ロアで捕らえられ、光フアイバー束12を経て
ダイクロイックミラー13に導かれる。ダイクロイック
ミラー13に導かれた反射光はここで波長500nm以
下とそれ以上との2波長領域に分割され、波長500n
m以下の光は光学バンドパスフィルター14により45
0nm付近の波長の光のみが選択され、第1受光素子1
5で検出される。また、波長500nm以上の光は光学
バンドパスフィルタ16により550nm付近の波長の
光のみが選択され、第2の受光素子17で検出される。
第3図は黄疸計の回路を示すブロック図である。図にお
いて、30はCPUで、測定動作の制御、演算式に基づ
く測定結果の演算等の制御演算を行う。31は本体に内
蔵された内部電池、32は定電圧回路で、以下説明する
各回路要素に電力を供給する。33は蓄電昇圧回路で、
内部電池から供給された電圧を昇圧し、キセノン発光管
18を発光させるために内部に設けられているメインコ
ンデンサを充電する。34は充電完了検出回路で、前記
メインコンデンサの充電完了を検出し、CPU30に充
電完了信号を出力する。35は発光回路で、CPU30
から出力される発光制御信号を受けてキセノン発光管1
8を発光させる。Mは被検体、13乃至17は第2図で
説明した受光光学系を構成する要素で、13はダイクロ
イックミラー、14,16.19は光学バンドパスフィ
ルタ、15.17は受光素子、20は発光モニタ用受光
素子を示す。36はA/D変換器で、第1受光素子15
、第2受光素子17、発光モニタ用受光素子20の出力
をデジタル変換してCPU30に入力する。38は表示
制御部で、液晶、LED等の表示素子4を駆動してCP
U30から出力される各種表示データを表示させる。
いて、30はCPUで、測定動作の制御、演算式に基づ
く測定結果の演算等の制御演算を行う。31は本体に内
蔵された内部電池、32は定電圧回路で、以下説明する
各回路要素に電力を供給する。33は蓄電昇圧回路で、
内部電池から供給された電圧を昇圧し、キセノン発光管
18を発光させるために内部に設けられているメインコ
ンデンサを充電する。34は充電完了検出回路で、前記
メインコンデンサの充電完了を検出し、CPU30に充
電完了信号を出力する。35は発光回路で、CPU30
から出力される発光制御信号を受けてキセノン発光管1
8を発光させる。Mは被検体、13乃至17は第2図で
説明した受光光学系を構成する要素で、13はダイクロ
イックミラー、14,16.19は光学バンドパスフィ
ルタ、15.17は受光素子、20は発光モニタ用受光
素子を示す。36はA/D変換器で、第1受光素子15
、第2受光素子17、発光モニタ用受光素子20の出力
をデジタル変換してCPU30に入力する。38は表示
制御部で、液晶、LED等の表示素子4を駆動してCP
U30から出力される各種表示データを表示させる。
39は書換可能なリードオンリーメモリ(以下、単にメ
モリという)であって、測定結果の演算処理の際に使用
するビリルビンの吸光係数、メラニン色素等の誤差要因
物質の吸光係数、皮下組織の透過率等の係数、その他の
データが記憶されている。また、5aはプローブ5を被
検体に押圧したときONとなる測定スイッチ、2は電源
スィッチ、3は38〜3fの6個のスイッチからなる機
能設定部である。40は本体外部の充電器で、内部電池
31に充電式電池を使用するときに使用する。なお、内
部電池を取り外して充電することも、また、非充電式の
電池を使用してもよい。
モリという)であって、測定結果の演算処理の際に使用
するビリルビンの吸光係数、メラニン色素等の誤差要因
物質の吸光係数、皮下組織の透過率等の係数、その他の
データが記憶されている。また、5aはプローブ5を被
検体に押圧したときONとなる測定スイッチ、2は電源
スィッチ、3は38〜3fの6個のスイッチからなる機
能設定部である。40は本体外部の充電器で、内部電池
31に充電式電池を使用するときに使用する。なお、内
部電池を取り外して充電することも、また、非充電式の
電池を使用してもよい。
次に、回路動作の概略を説明する。機能設定部3のスイ
ッチ3a、3bにより動作モードが測定モードに設定さ
れているものとする。電源スィッチ2をONとし、定電
圧回路32がら各回路要素に給電すると共に、蓄電昇圧
回路33を作動させ、メインコンデンサの充電を開始す
る。充電の完了が充電完了検出回路34により検出され
ると、検出信号がCPU30に入力され、表示素子4に
測定準備の完了が表示される。操作者がプローブ5を被
検体Mに押し当てると測定スイッチ5aがONとなり、
CPU30から発光回路35に発光制御信号が出力され
てキセノン発光管18が発光する。キセノン発光管18
から放射された光は被検体Mに入射し、皮下組織内を透
過・散乱した反射光はダイクロイックミラー13で分割
され、光学バンドパスフィルタ14あるいは16を経て
、波長450nm付近の光が第1受光素子15に入射し
、波長550nm付近の光が第2受光素子17に入射し
、またキセノン発光管18から放射された光の一部は発
光モニタ用受光素子20に入射する。各受光素子15,
17.20の検出信号はA/D変換器36を経てCPU
30に入力される。CPU30は入力された検出信号と
メモリ39に格納されている係数等を用いて先に説明し
た演算式(4)に従って演算し、演算結果を機能設定部
3のスイッチ3cがら入力された表示モードに応じて、
単位表示と共に表示素子4に表示する。このとき、機能
設定部3のスイッチ3d、3eにより警告限界値が設定
されているときは、設定された限界値と演算結果とを比
較し、限界値を越えている場合は警告表示(この実施例
では演算結果を赤字で表示)する。また、演算結果の表
示桁数は機能設定部3のスイッチ3fにより指定された
桁数で表示される。
ッチ3a、3bにより動作モードが測定モードに設定さ
れているものとする。電源スィッチ2をONとし、定電
圧回路32がら各回路要素に給電すると共に、蓄電昇圧
回路33を作動させ、メインコンデンサの充電を開始す
る。充電の完了が充電完了検出回路34により検出され
ると、検出信号がCPU30に入力され、表示素子4に
測定準備の完了が表示される。操作者がプローブ5を被
検体Mに押し当てると測定スイッチ5aがONとなり、
CPU30から発光回路35に発光制御信号が出力され
てキセノン発光管18が発光する。キセノン発光管18
から放射された光は被検体Mに入射し、皮下組織内を透
過・散乱した反射光はダイクロイックミラー13で分割
され、光学バンドパスフィルタ14あるいは16を経て
、波長450nm付近の光が第1受光素子15に入射し
、波長550nm付近の光が第2受光素子17に入射し
、またキセノン発光管18から放射された光の一部は発
光モニタ用受光素子20に入射する。各受光素子15,
17.20の検出信号はA/D変換器36を経てCPU
30に入力される。CPU30は入力された検出信号と
メモリ39に格納されている係数等を用いて先に説明し
た演算式(4)に従って演算し、演算結果を機能設定部
3のスイッチ3cがら入力された表示モードに応じて、
単位表示と共に表示素子4に表示する。このとき、機能
設定部3のスイッチ3d、3eにより警告限界値が設定
されているときは、設定された限界値と演算結果とを比
較し、限界値を越えている場合は警告表示(この実施例
では演算結果を赤字で表示)する。また、演算結果の表
示桁数は機能設定部3のスイッチ3fにより指定された
桁数で表示される。
機能設定部3のスイッチ3a、3bにより動作モードが
ライン校正モードに設定されているときは、被検体に代
えて、第4図に示すような校正板25について測定モー
ドの場合と同様な動作が実行される。校正板25は分光
反射率特性がフラットで、波長450nmと550nm
における光学濃度差が0である校正板“Oo”と、波長
450nmと550nmにおける光学濃度差が1である
校正板゛20”とからなる。校正板“OO゛°と校正板
“20”との測定結果は校正定数としてメモリ39に格
納され、測定モードの際の演算処理に使用される。これ
については後で詳しく説明する。なお、この実施例では
、測定結果に基づ(光学濃度差の表示は20倍にして表
示するので、光学濃度差“1”ば’20”として表示さ
れる。校正板“20”も同様に光学濃度差1のものを示
している。
ライン校正モードに設定されているときは、被検体に代
えて、第4図に示すような校正板25について測定モー
ドの場合と同様な動作が実行される。校正板25は分光
反射率特性がフラットで、波長450nmと550nm
における光学濃度差が0である校正板“Oo”と、波長
450nmと550nmにおける光学濃度差が1である
校正板゛20”とからなる。校正板“OO゛°と校正板
“20”との測定結果は校正定数としてメモリ39に格
納され、測定モードの際の演算処理に使用される。これ
については後で詳しく説明する。なお、この実施例では
、測定結果に基づ(光学濃度差の表示は20倍にして表
示するので、光学濃度差“1”ば’20”として表示さ
れる。校正板“20”も同様に光学濃度差1のものを示
している。
次に、CPUで実行される制御演算動作について、第5
図から第11図までに示すフローチャートに基づいて説
明する。第5図は制御演算動作の概要を示すフローチャ
ートである。電源スィッチ2がONとなり、プログラム
に従った制御が開始されると、まずシステムの初期化が
行われる(ステップPL)。システムの初期化は具体的
にはCPU30内の初期設定、各I10ボートの初期設
定、各変数の初期値設定、表示素子の動作状態のチエツ
ク等が含まれる。ついで、スイッチ3a、3bの状態か
ら動作モードを判定する(ステップP2.P3)。スイ
ッチ3a、3bが共にOFFの場合は測定モードである
からステップP4で示す測定モード処理ルーチンに移る
。スイッチ3aがON、3bがOFFの場合は製造工程
の校正、あるいはサービスマンが実施する校正のための
ライン校正モードであるからステップP5で示すライン
校正モード処理ルーチンに移る。スイッチ3aがOFF
、3bがONの場合、及びスイッチ3a、3bが共にO
Nの場合は修理等の場合の故障検知のためのサービスモ
ードであるからステップP6で示すサービスモード処理
に移る。なお、サービスモード処理は本発明に直接関係
がないので説明を省略する。
図から第11図までに示すフローチャートに基づいて説
明する。第5図は制御演算動作の概要を示すフローチャ
ートである。電源スィッチ2がONとなり、プログラム
に従った制御が開始されると、まずシステムの初期化が
行われる(ステップPL)。システムの初期化は具体的
にはCPU30内の初期設定、各I10ボートの初期設
定、各変数の初期値設定、表示素子の動作状態のチエツ
ク等が含まれる。ついで、スイッチ3a、3bの状態か
ら動作モードを判定する(ステップP2.P3)。スイ
ッチ3a、3bが共にOFFの場合は測定モードである
からステップP4で示す測定モード処理ルーチンに移る
。スイッチ3aがON、3bがOFFの場合は製造工程
の校正、あるいはサービスマンが実施する校正のための
ライン校正モードであるからステップP5で示すライン
校正モード処理ルーチンに移る。スイッチ3aがOFF
、3bがONの場合、及びスイッチ3a、3bが共にO
Nの場合は修理等の場合の故障検知のためのサービスモ
ードであるからステップP6で示すサービスモード処理
に移る。なお、サービスモード処理は本発明に直接関係
がないので説明を省略する。
第6図は第5図においてステップP4として示した測定
モード処理の詳細を示すフローチャートである。まず、
メモリ39の内容が正常か否かをチエツクしくステップ
pH)、破壊されて正しい係数が記憶されていないと判
定されたときはエラー表示(El)を行い(ステップP
17)、停止する。メモリ39の内容が正常と判定され
たときは、充電処理(ステップP12)、測定処理(ス
テップP13)、演算処理(ステップP14)、表示処
理(ステップP15)を実行する。測定スイッチ5aが
OFFとされたか否かを判定しくステップP16)、O
FFでない場合は上記ステップP12に戻り、上記ステ
ップP12〜P15の処理を繰り返す。測定スイッチ5
aがOFFとされた場合は主ルーチンに戻る。
モード処理の詳細を示すフローチャートである。まず、
メモリ39の内容が正常か否かをチエツクしくステップ
pH)、破壊されて正しい係数が記憶されていないと判
定されたときはエラー表示(El)を行い(ステップP
17)、停止する。メモリ39の内容が正常と判定され
たときは、充電処理(ステップP12)、測定処理(ス
テップP13)、演算処理(ステップP14)、表示処
理(ステップP15)を実行する。測定スイッチ5aが
OFFとされたか否かを判定しくステップP16)、O
FFでない場合は上記ステップP12に戻り、上記ステ
ップP12〜P15の処理を繰り返す。測定スイッチ5
aがOFFとされた場合は主ルーチンに戻る。
第7図は第6図においてステップPL2として示した充
電処理の詳細を示すフローチャートである。まず、メイ
ンコンデンサの充電を開始しくステップP21)、充電
の完了を判定する(ステップP22)。充電の完了を待
ちメインコンデンサの充電動作を終了しくステップP2
3)、充電完了表示素子を点灯しくステップP24)、
主ルーチンに戻る。
電処理の詳細を示すフローチャートである。まず、メイ
ンコンデンサの充電を開始しくステップP21)、充電
の完了を判定する(ステップP22)。充電の完了を待
ちメインコンデンサの充電動作を終了しくステップP2
3)、充電完了表示素子を点灯しくステップP24)、
主ルーチンに戻る。
第8図は第6図においてステップP13として示した測
定処理の詳細を示すフローチャートである。まず、測定
スイッチ5aがONか否かを判定しくステップP31)
、測定スイッチ5aがONの場合は、メインコンデンサ
の充電動作を終了させる(ステップP32)。プローブ
5と被検体Mとの接触部分から洩れて入射する光(オフ
セット光)の影響を除くため、キセノン発光管18を発
光させることな(、波長450nm付近の波長(以下B
チャンネルという)のオフセット光の光量BP及び波長
550nm付近の波長(以下Gチャンネルという)のオ
フセット光の光量G、をそれぞれ第1.第2の受光素子
15.17で検出し、更に発光モニタ部のオフセット光
の光量GFRを発光モニタ用受光素子2oで検出し、こ
れらの検出信号を所定時間積分コンデンサに充電する(
ステップP33)。検出され、積分コンデンサに充電さ
れた信号をA/D変換し、これをオフセット値BF、G
F、及びGPRとしてメモリ39の所定領域に格納する
(ステップP34゜P35)。上記オフセット値BP、
GFが予め定められた所定値以下か否かを判定しくステ
ップP36)、所定値以下でない場合はプローブ5が被
検体Mに正しく接触しておらず、外光が入射していると
判断してエラー表示(E2)を行い(ステップP43)
、ステップP45に移る。所定値以下の場合はプローブ
5が正しく接触しているものと判定し、キセノン発光管
を発光させ(ステップP37)、Bチャンネル、Gチャ
ンネルの測定光の光量BM、GMを受光素子15.17
で検出し、また光源光量GNを発光モニタ受光素子20
で検出し、各受光素子15,17.20の検出信号を所
定時間積分コンデンサに充電する(ステップP38)。
定処理の詳細を示すフローチャートである。まず、測定
スイッチ5aがONか否かを判定しくステップP31)
、測定スイッチ5aがONの場合は、メインコンデンサ
の充電動作を終了させる(ステップP32)。プローブ
5と被検体Mとの接触部分から洩れて入射する光(オフ
セット光)の影響を除くため、キセノン発光管18を発
光させることな(、波長450nm付近の波長(以下B
チャンネルという)のオフセット光の光量BP及び波長
550nm付近の波長(以下Gチャンネルという)のオ
フセット光の光量G、をそれぞれ第1.第2の受光素子
15.17で検出し、更に発光モニタ部のオフセット光
の光量GFRを発光モニタ用受光素子2oで検出し、こ
れらの検出信号を所定時間積分コンデンサに充電する(
ステップP33)。検出され、積分コンデンサに充電さ
れた信号をA/D変換し、これをオフセット値BF、G
F、及びGPRとしてメモリ39の所定領域に格納する
(ステップP34゜P35)。上記オフセット値BP、
GFが予め定められた所定値以下か否かを判定しくステ
ップP36)、所定値以下でない場合はプローブ5が被
検体Mに正しく接触しておらず、外光が入射していると
判断してエラー表示(E2)を行い(ステップP43)
、ステップP45に移る。所定値以下の場合はプローブ
5が正しく接触しているものと判定し、キセノン発光管
を発光させ(ステップP37)、Bチャンネル、Gチャ
ンネルの測定光の光量BM、GMを受光素子15.17
で検出し、また光源光量GNを発光モニタ受光素子20
で検出し、各受光素子15,17.20の検出信号を所
定時間積分コンデンサに充電する(ステップP38)。
検出され、積分コンデンサに充電された信号をA/D変
換しくステップP39)、変換値BM、G%、GNを先
に求めたオフセット値BF 、GF 、GFRで補正し
て計測値BS、G5 。
換しくステップP39)、変換値BM、G%、GNを先
に求めたオフセット値BF 、GF 、GFRで補正し
て計測値BS、G5 。
GRを得てメモリに格納しくステップP40P41)、
充電完了表示素子を消灯して(ステップP42)、主ル
ーチンに戻る。
充電完了表示素子を消灯して(ステップP42)、主ル
ーチンに戻る。
ステップP31の判定で測定スイッチ5aがONでない
場合はステップP45に移り、メインコンデンサの充電
完了を調べ、充電完了のときは充電動作を終了し、充電
完了していないときは充電動作を再開して(ステップP
46.P47)、ステップP31に戻る。
場合はステップP45に移り、メインコンデンサの充電
完了を調べ、充電完了のときは充電動作を終了し、充電
完了していないときは充電動作を再開して(ステップP
46.P47)、ステップP31に戻る。
第9図は第6図においてステップP14として示した演
算処理を示すフローチャートである。まず、後述するラ
イン校正モードにおいて校正板25の光学濃度差Oの校
正板”oo”を用いて求めた波長450nm及び550
nmにおける校正定数BO,Go及び光源光量計測値G
Rをメモリ39から読出し、Bチャンネルの光源光11
BRを、以下の(5)式 %式%(5) から求め、メモリ39に格納するCステップP51)。
算処理を示すフローチャートである。まず、後述するラ
イン校正モードにおいて校正板25の光学濃度差Oの校
正板”oo”を用いて求めた波長450nm及び550
nmにおける校正定数BO,Go及び光源光量計測値G
Rをメモリ39から読出し、Bチャンネルの光源光11
BRを、以下の(5)式 %式%(5) から求め、メモリ39に格納するCステップP51)。
次に、計測値Bs、GS、BR,GRをメモリ39から
読出し、(4)式(測定原理の説明部分参照)において
、■ (え1)にBs、Io(え2)にGR,I(λ2
)にGs、Io(え2)にGRをそれぞれ代入し、ビリ
ルビン濃度c1を演算して(ステップP52)、主ルー
チンに戻る。
読出し、(4)式(測定原理の説明部分参照)において
、■ (え1)にBs、Io(え2)にGR,I(λ2
)にGs、Io(え2)にGRをそれぞれ代入し、ビリ
ルビン濃度c1を演算して(ステップP52)、主ルー
チンに戻る。
第10図は第6図においてステップP15として示した
表示処理の詳細を示すフローチャートである。
表示処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、機能設定部3のスイッチ3cにより設定されてい
る表示モードが光学濃度差表示モードか否かを判定する
(ステップP61)。光学濃度差表示モードの場合は計
測値をそのまま表示するのであるから、単位表示素子を
消灯する(ステップP62)。光学濃度差表示モードで
ない場合は計測値を血清ビリルビン濃度対応値に換算し
て表示するのであるから、単位表示素子を点灯し、計測
値を血清ビリルビン濃度対応値に換算する(ステップP
63.P64)。この換算は第13図に示す光学濃度差
と血清ビリルビン濃度の相関関係に基づいて得られた換
算式によるか、換算式に基づいて作成した換算表によっ
てもよい。
る表示モードが光学濃度差表示モードか否かを判定する
(ステップP61)。光学濃度差表示モードの場合は計
測値をそのまま表示するのであるから、単位表示素子を
消灯する(ステップP62)。光学濃度差表示モードで
ない場合は計測値を血清ビリルビン濃度対応値に換算し
て表示するのであるから、単位表示素子を点灯し、計測
値を血清ビリルビン濃度対応値に換算する(ステップP
63.P64)。この換算は第13図に示す光学濃度差
と血清ビリルビン濃度の相関関係に基づいて得られた換
算式によるか、換算式に基づいて作成した換算表によっ
てもよい。
機能設定部3のスイッチ3fにより設定されている表示
桁数を判定し、整数2桁表示の場合には計測値を整数2
桁に4捨5人する(ステップP65.P66)。
桁数を判定し、整数2桁表示の場合には計測値を整数2
桁に4捨5人する(ステップP65.P66)。
更に、機能設定部3のスイッチ3d 3eにより設定
されている警告表示限界値と計測値との大小関係を判定
し、計測値が限界値以下であれば計測値を緑色表示素子
で表示し、限界値を越えるときは計測値を赤色表示素子
で表示して(ステップP67、P68.P69)、主ル
ーチンに戻る。
されている警告表示限界値と計測値との大小関係を判定
し、計測値が限界値以下であれば計測値を緑色表示素子
で表示し、限界値を越えるときは計測値を赤色表示素子
で表示して(ステップP67、P68.P69)、主ル
ーチンに戻る。
第11図は第5図においてステップP5として示したラ
イン校正モード処理を示すフローチャートである。ライ
ン校正モードでは、波長450nm及び550nmにお
いて光学濃度差O及び10校正板“00”及び“20”
を用い、各波長毎に8回の測定値の平均値を求めて校正
定数を得るもので、得られた校正定数は光学バンドパス
フィルタの透過特性のばらつき、例えば中心波長が数n
m程度ずれる等のばらつきによる測定値及び表示値の個
々のばらつき等を補正するために使用される。
イン校正モード処理を示すフローチャートである。ライ
ン校正モードでは、波長450nm及び550nmにお
いて光学濃度差O及び10校正板“00”及び“20”
を用い、各波長毎に8回の測定値の平均値を求めて校正
定数を得るもので、得られた校正定数は光学バンドパス
フィルタの透過特性のばらつき、例えば中心波長が数n
m程度ずれる等のばらつきによる測定値及び表示値の個
々のばらつき等を補正するために使用される。
まず、光学濃度差0の校正定数を求める。校正板“00
”のセットを確認し、カウンタを8にセットして(ステ
ップP71.P72)、充電処理、測定処理(ステップ
P73.P74)を実行する。なお、ステップP73及
びP74の処理内容は、先に第7図及び第8図のフロー
チャートにより説明した充電処理、測定処理と同一であ
る。
”のセットを確認し、カウンタを8にセットして(ステ
ップP71.P72)、充電処理、測定処理(ステップ
P73.P74)を実行する。なお、ステップP73及
びP74の処理内容は、先に第7図及び第8図のフロー
チャートにより説明した充電処理、測定処理と同一であ
る。
測定値を取り込み、カウンタから1を減算してカウンタ
内容がOになるまでステップP73〜P77を繰り返す
。取り込んだ8個の測定値の平均値B、、G、を求め、
メモリ39に格納する(ステップP78)。つづいて校
正板“20”のセットを確認しくステップP79)、以
降前記ステップP72〜P77と同様の処理を実行しく
ステップP80〜P85) 、取り込んだ8個の測定値
の平均値B 20. G 2oを求め、メモリ39に格
納する(ステップP86)。求めた平均値BO。
内容がOになるまでステップP73〜P77を繰り返す
。取り込んだ8個の測定値の平均値B、、G、を求め、
メモリ39に格納する(ステップP78)。つづいて校
正板“20”のセットを確認しくステップP79)、以
降前記ステップP72〜P77と同様の処理を実行しく
ステップP80〜P85) 、取り込んだ8個の測定値
の平均値B 20. G 2oを求め、メモリ39に格
納する(ステップP86)。求めた平均値BO。
Go 、 B20. G20から校正定数を求め、メモ
リ39に格納して(ステップP87)、主ルーチンに戻
る。
リ39に格納して(ステップP87)、主ルーチンに戻
る。
この校正モードを設けたことにより、従来のように校正
のため本体のカバーを取り外して、ハード回路の定数を
変えるため、可変抵抗器を調整する等の必要がなくなる
。
のため本体のカバーを取り外して、ハード回路の定数を
変えるため、可変抵抗器を調整する等の必要がなくなる
。
以上説明したこの発明の実施例では光源にキセノン発光
管を用い、光学系を光ファイバー、ダイクロイックミラ
ー、光学バンドパスフィルタで構成している。これに代
えて、青色発光ダイオード、緑色発光ダイオードを使用
してもよい。この場合、各発光ダイオードをプローブ部
分に設けて直接被検体に光を入射させるようにすること
ができる。また、光源として発光ダイオードを用いる場
合は反射光を受光する受光素子を1個とし、2つの発光
ダイオードを時分割で発光させるようにしてもよい。
管を用い、光学系を光ファイバー、ダイクロイックミラ
ー、光学バンドパスフィルタで構成している。これに代
えて、青色発光ダイオード、緑色発光ダイオードを使用
してもよい。この場合、各発光ダイオードをプローブ部
分に設けて直接被検体に光を入射させるようにすること
ができる。また、光源として発光ダイオードを用いる場
合は反射光を受光する受光素子を1個とし、2つの発光
ダイオードを時分割で発光させるようにしてもよい。
この実施例では、CPUによりキセノン発光管の発光制
御が行われるが、発光光量の制御まではしていない。し
かし、キセノン発光管の発光光量が発光モニタ用受光素
子で検出されているから、これを利用して発光光量が所
定値に達したとき発光を停止させるよう制御してもよい
。これにより不必要な電池の消耗を防ぐことができる。
御が行われるが、発光光量の制御まではしていない。し
かし、キセノン発光管の発光光量が発光モニタ用受光素
子で検出されているから、これを利用して発光光量が所
定値に達したとき発光を停止させるよう制御してもよい
。これにより不必要な電池の消耗を防ぐことができる。
この実施例では、機能設定部を複数のスイッチで構成し
て各種モードを設定するよう構成しているが、これをモ
ード切換スイッチとアップダウンキーによって構成する
こともできる。この場合、設定した表示モードはメモリ
に記憶させるようにする。
て各種モードを設定するよう構成しているが、これをモ
ード切換スイッチとアップダウンキーによって構成する
こともできる。この場合、設定した表示モードはメモリ
に記憶させるようにする。
この実施例では、光投射口6と受光ロアを一体に設け、
被検体に対して垂直に押し当てるように構成したが、こ
れに限るものではなく、受光口が皮膚表面で反射した光
を直接受けないような構造であればどのような構造であ
ってもよい。例えば光投射口と受光口とを別体とし、被
検体を両側から挟むようにしてもよい。この場合は被検
体を透過する光を検出することになる。
被検体に対して垂直に押し当てるように構成したが、こ
れに限るものではなく、受光口が皮膚表面で反射した光
を直接受けないような構造であればどのような構造であ
ってもよい。例えば光投射口と受光口とを別体とし、被
検体を両側から挟むようにしてもよい。この場合は被検
体を透過する光を検出することになる。
以上説明した通り、この発明の黄疸計は第1表示モード
と第2表示モードとを備え、第1.第2の波長の光の反
射率から算出される光学濃度差対応値と、これを換算し
た血清ビリルビン濃度対応値とを性質の異なるデータと
して区別して認識することができる。そして、第2表示
モードに切換えると、黄痘を示す値として医療従事者に
広(認識されている血清ビリルビン濃度対応値で表示さ
れるので、採血による精密検査の必要性の有無を容易に
判断することができる。
と第2表示モードとを備え、第1.第2の波長の光の反
射率から算出される光学濃度差対応値と、これを換算し
た血清ビリルビン濃度対応値とを性質の異なるデータと
して区別して認識することができる。そして、第2表示
モードに切換えると、黄痘を示す値として医療従事者に
広(認識されている血清ビリルビン濃度対応値で表示さ
れるので、採血による精密検査の必要性の有無を容易に
判断することができる。
第1図はこの発明に係る複数の表示モードを備えた黄疸
計の外観を示す斜視図、第2図は光学系の構成を示す斜
視図、第3図は回路ブロック図、第4図は校正板の平面
図、第5図から第11図まではCPUで実行される制御
演算動作を説明するフローチャート、第12図はビリル
ビン及びヘモクロピンの分光吸光係数を示す図、第13
図は光学濃度差対応値と血清ビリルビン濃度対応値との
相関関係を示す図である。 l:本体、3:機能設定部、4:表示素子、5ニブロー
ブ、6:光投射口、7:受光口、11.12:光ファイ
バー、13:グイクロイックミラ−14,16,19:
光学バンドパスフィルタ、15,17,20:受光素子
。 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社第 図 第2図 第 図 第 図 第10図
計の外観を示す斜視図、第2図は光学系の構成を示す斜
視図、第3図は回路ブロック図、第4図は校正板の平面
図、第5図から第11図まではCPUで実行される制御
演算動作を説明するフローチャート、第12図はビリル
ビン及びヘモクロピンの分光吸光係数を示す図、第13
図は光学濃度差対応値と血清ビリルビン濃度対応値との
相関関係を示す図である。 l:本体、3:機能設定部、4:表示素子、5ニブロー
ブ、6:光投射口、7:受光口、11.12:光ファイ
バー、13:グイクロイックミラ−14,16,19:
光学バンドパスフィルタ、15,17,20:受光素子
。 出 願 人 ミノルタカメラ株式会社第 図 第2図 第 図 第 図 第10図
Claims (1)
- 皮下組織に沈着しているビリルビンによる吸光が大きい
第1の波長成分と、ビリルビンによる吸光が小さい第2
の波長成分とを含む光を皮膚に入射せしめ、皮下組織を
透過・散乱した後皮膚表面に出た反射光から前記第1及
び第2の波長成分の光を検出して得た前記第1及び第2
の波長の光の反射光量の比に基づいてビリルビン濃度を
測定する黄疸計において、前記第1及び第2の波長の光
の反射率から算出された光学濃度差対応値をそのまま表
示する第1の表示モードと、前記算出された光学濃度差
対応値を、光学濃度差対応値と血清ビリルビン濃度との
間に認められる相関関係に従って血清ビリルビン濃度に
換算して表示する第2の表示モードを備え、操作手段に
より前記第1及び第2の表示モードを切換可能としたこ
とを特徴とする複数の表示モードを備えた黄疸計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247043A JP2943294B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 複数の表示モードを備えた黄疸計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247043A JP2943294B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 複数の表示モードを備えた黄疸計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127035A true JPH04127035A (ja) | 1992-04-28 |
JP2943294B2 JP2943294B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17157565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247043A Expired - Fee Related JP2943294B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 複数の表示モードを備えた黄疸計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2943294B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004344668A (ja) * | 2003-05-21 | 2004-12-09 | Asulab Sa | 有機組織の表面を照射する装置を含む生理学的数値を測定するための携帯式計測器 |
JP2008224420A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Shimane Univ | 光ファイバ照明装置 |
JP2011163953A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-08-25 | Konica Minolta Sensing Inc | 投受光系及びそれを用いた光学的生体情報測定装置 |
WO2014006826A1 (ja) | 2012-07-02 | 2014-01-09 | コニカミノルタ株式会社 | 黄疸計および黄疸計の出力方法 |
CN108078544A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-29 | 中国人民解放军成都军区总医院 | 成人黄疸测定装置及其检测方法 |
CN112472025A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-03-12 | 广州齐力生物技术有限公司 | 一种黄疸检测电路、黄疸检测设备及经皮黄疸测试仪 |
CN116746917A (zh) * | 2023-05-24 | 2023-09-15 | 深圳京柏医疗科技股份有限公司 | 黄疸测试仪校准装置 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP2247043A patent/JP2943294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004344668A (ja) * | 2003-05-21 | 2004-12-09 | Asulab Sa | 有機組織の表面を照射する装置を含む生理学的数値を測定するための携帯式計測器 |
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WO2014006826A1 (ja) | 2012-07-02 | 2014-01-09 | コニカミノルタ株式会社 | 黄疸計および黄疸計の出力方法 |
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CN108078544A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-29 | 中国人民解放军成都军区总医院 | 成人黄疸测定装置及其检测方法 |
CN112472025A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-03-12 | 广州齐力生物技术有限公司 | 一种黄疸检测电路、黄疸检测设备及经皮黄疸测试仪 |
CN116746917A (zh) * | 2023-05-24 | 2023-09-15 | 深圳京柏医疗科技股份有限公司 | 黄疸测试仪校准装置 |
CN116746917B (zh) * | 2023-05-24 | 2024-02-23 | 深圳京柏医疗科技股份有限公司 | 黄疸测试仪校准装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2943294B2 (ja) | 1999-08-30 |
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