JP5423417B2 - 高周波プラズマ点火装置 - Google Patents
高周波プラズマ点火装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5423417B2 JP5423417B2 JP2010009836A JP2010009836A JP5423417B2 JP 5423417 B2 JP5423417 B2 JP 5423417B2 JP 2010009836 A JP2010009836 A JP 2010009836A JP 2010009836 A JP2010009836 A JP 2010009836A JP 5423417 B2 JP5423417 B2 JP 5423417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- inner conductor
- tip
- center electrode
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P9/00—Electric spark ignition control, not otherwise provided for
- F02P9/002—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression
- F02P9/007—Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression by supplementary electrical discharge in the pre-ionised electrode interspace of the sparking plug, e.g. plasma jet ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P23/00—Other ignition
- F02P23/04—Other physical ignition means, e.g. using laser rays
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
- F02P3/04—Layout of circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Description
一般に、希薄燃焼機関や、高過給気混合燃焼機関は難着火性であるため、より着火性に優れた点火装置が望まれている。
また、燃焼排気の清浄化や、低燃費化を図るべく、内燃機関の吸排気バルブの大型化が進む状況において、点火プラグのさらなる小径化、及び、点火装置全体に係り、特に、プラグホール周辺に搭載される部品の小型化が望まれている。
なお、図7(a)は、特願2008−268351の願書に添付した図9(a)を、本願発明の構成と類似する部分に対して、本願発明の実施例1の対応する符号にzの添え字を付した符号に付け換えたものである。
本発明者等の鋭意検討により、図7(c)に示すように、固定部のネジ径をM16まで小型化することは可能となった。
しかし、高周波発振部の外側導体15zと中心電極11zとの絶縁性を絶縁体12zによって確保する必要性から、高周波発振部と放電用の放電部(中心電極11z)とを平行に並べる構造では、絶縁体外径φD12zと外側導体外径φD15zの径小化に限界があるので、不可避的に利用できない無駄な空間が形成され、高周波の発振と放電とによってプラズマを発生させて点火を行う点火装置のさらなる小型化が困難であることが判明した。
なお、上記高周波電送線と外部円管との間の誘電体は、空気でも良く、この場合、電送効率が高くなる。また、外部円管も昇圧コイルの中心コアとして機能させ、磁気回路の一部とすることでコイル性能を向上させることもできる。
本発明の高周波プラズマ点火装置1では、高周波の入力により、先端に強電界を形成して周囲の気体をプラズマ化する内側導体13と外側導体15とからなる同軸共振構造体16を含む点火プラグ10の内側導体14を筒状に形成し、内側導体14のさらに内側に絶縁体12を介して高電圧を入力する中心電極11が同軸に配設してある。
高周波の入力と高電圧の印加によってプラズマ発生に必要な高周波の要求出力の低減を図り、高電圧を印加する中心電極11を、高周波を発振する同軸共振構造体16の内側導体14のさらに内側に置くことで小型化し、難着火性機関においても良好な着火を示す高周波プラズマ点火装置を実現可能としている。
小型化を図っている。
この時、絶縁体12の挿入によって中心電極11と内側導体14との絶縁性を向上させれば、体格を大きくすることなく、高周波の入力と高電圧の印加とによって燃焼室内の気体をプラズマ化して燃料室内の混合気の点火を行う高周波プラズマ点火装置1を実現することができる。
一方、本発明によらず、高周波を入力する同軸共振構造体と高電圧を印加する中心電極とを並列に並べた図7に比較例として示すような従来の高周波プラズマ点火装置1zの場合には、中心電極と同軸共振構造体の外側導体が並列に並ぶことより空間が有効に利用できず、小型化に限界がある。
なお、本実施形態において、内部導体14、外部導体15は、略円筒状に形成したものを示したが、本発明は、円筒状に限るものではなく、本発明の効果は、これらを楕円筒状や矩形筒状などの形状でも発揮される。
本発明の高周波プラズマ点火装置1では、特許文献1にあるような従来の点火装置のように、高周波を燃焼室内に放射するのではなく、同軸共振構造体16の先端に強電界を集中させ、中心電極放電部114と内側導体先端部145との間に放電を行うことでより低いエネルギでプラズマの発生を可能とすると共に、装置の小型化を実現可能としている。
点火プラグ10は、略長軸状に形成された中心電極11と、絶縁体12と、内側導体14と外側導体15とからなる同軸共振構造体16と、これらを一体的に内燃機関40に装着固定するハウジング13とによって構成され、中心電極11の先端に設けた中心電極放電部114と内側電極先端部145とのいずれか、又は両方を径方向に向かって突出させ、中心電極放電部114と内側導体先端部145との放電距離を短くしている。
さらに、中心電極接着層112はノイズを吸収するための抵抗層としても良い。中心電極放電部114は、点火プラグ10を内燃機関に装着したときに燃焼室内にその表面が露出するようになっている。
なお、本実施形態においては、中心電極中軸部113の外径φd113は、φ0.5mmに形成されている。
中心電極端子部110に高電圧が印加されたときに、ハウジング13と中心電極端子部110との間でリークが起こらないようこの間の距離を離すべく絶縁体12の基端側には絶縁体頭部120が形成されている。
なお、表面積を大きくするためにコルゲート状に形成すれば絶縁体頭部120の長さを短くすることができる。
絶縁体頭部120の先端側に連なって絶縁体12をハウジング13内に係止すると共に燃焼室内の圧力が作用してもハウジング13から飛び出さないように絶縁体中腹が外径方向に拡径した絶縁体ハウジング係止部121が形成されている。
絶縁体ハウジング係止部121の先端側には中心電極中軸部113と内側導体14との絶縁を図る絶縁体内側導体内絶縁部122が形成され、その先端の絶縁体先端表面部123が燃焼室内に露出する構造となっている。
このような構成とすることによって、絶縁体12をハウジング13内に固定できるだけでなく、機関に装着し、実際の点火を実施して燃焼爆発により燃焼室内の圧力が高くなっり絶縁体12の先端に燃焼室内の高い圧力が作用しても、絶縁体12がハウジング13から抜け出すことなく、小型化を実現できるのである。
本実施形態において、絶縁体内側導体内絶縁部122の外径φd122は、φ3.0mmに形成されており、絶縁距離が1.25mm確保されている。このため、中心電極11と内側導体14との間に15kV程度の絶縁耐圧があり、安全率を考慮した十分な絶縁性が確保されている。なお、本発明において、絶縁体内側導体内絶縁部122の外径は、上記寸法に限定するものではなく、適用される機関に応じて適宜変更し得るものである。
さらに、内側導体14と外側導体15とによって構成される同軸共振構造体16の基底部を一体的に加締め固定するハウジング加締め部133が形成され、その先端側には、外側導体15を保持するべく、縮径されたハウジング保持部135が形成され、外周の基端側には、点火プラグ10を燃焼機関の壁面に螺結するためのハウジングナット部134が形成され先端側にはハウジング螺子部136が形成されている。ハウジング螺子部136は、M14又はM12の螺子径に形成されている。
内側導体14の基端側は、外側導体15の底部150に接続され、高周波RFを入力するための伝導線140よりアンテナとしての機能を有する内部導体14にマイクロ波を効率よく給電するために内側導体高周波入力部143にて直接結合されている。この結合位置はインピーダンスが整合する底部に近い位置である。例えば、本実施形態においては、底部より約1mmの位置に結合されている。
また、片側がアースに落ちているコイルなどを底部に置いて間接的にマイクロ波を供給する方法も考えられるがマイクロ波の伝送効率が悪くなる上に、実際の成形上、2mmほどの空間に精度よくコイルなどを配設することは極めて困難で、僅かな位置ずれによってマイクロ波が内側導体14に伝送されなくなる虞がある。
さらに、給電線140は、外部導体14と内部導体15との間の空間にて曲げた場合には、コイルの効果が加わり、インピーダンスが整合しなくなることがある。
そこで、本実施形態のように、給電線140は、可能な限り途中で曲げることなく外部導体15の側面の孔より内側導体14に向かってまっすぐに配線し、内部導体14の軸方向に対して、略直角な方向から繋げるのが望ましい。
これは、マイクロ波がプラグ10の上部より配線されることを考慮すると、90度に曲げる位置は、外部導体15中又は、ハウジング13中、若しくは、その外側で曲げることになる。
さらに、内側導体筒状部144の先端で内側導体先端部145が燃焼室内に露出する構造となっている。
なお、本実施形態では、内側導体14の先端位置よりも中心電極11の先端位置を基端側に引き込めるように、内側導体筒状部144は、中心電極中軸部113の長さよりも僅かに長く(約0.5mm)形成されている。
本発明のように、中心電極11の先端を基端側に窪ませておくと、高周波によってプラズマを形成しているときに、中心電極11の先端や絶縁体12の先端にプラズマが触れて冷却され効率が低下することを防ぐことができる。
中心電極11の長さと内部導体14の長さが同一であると、中心電極11に高周波が侵入し易くなり、これらの長さを変えておくと、高周波の中心電極11への侵入が低減されることが判明した。なお、点火プラグ10内でも、高電圧配送線33の途中でも良いが、中心電極11に至る配線の途中に高周波をカットするフィルタを挿入する構成としても良い。
外側導体基底部150は略円環状に形成され、中心電極11とは絶縁体12を介して絶縁性が保持され、内側電極14の基端側を固定している。
外側電極基底部150に接続して先端側に向かって伸びる外側導体151が形成されている。外側導体151の外周の一部には内径方向に向かって縮径した外側導体係止部152が形成され、ハウジング13のハウジング保持部135に当節保持されている。
さらに、外側導体先端部153は、点火プラグ10を内燃機関に装着したときに燃焼室内にその表面が露出するようになっている。
アンテナとして機能する内側導体14の長さは、入力される高周波RFの有効波長λの4分の1、又は、その奇数倍の長さであり、内側導体14に高周波RFが入力されたときに同調する。
また、外部導体15の長さも、略波長λの4分の1で良いが、本実施形態においては、内部導体14を燃焼室400内に若干突き出させるために、外部導体15を内部導体14より1mmほど短くした。
また、本実施形態において外側導体15の内径φDは、φ8mmに形成されている。
本構造では、内側導体14の付け根の外側導体15の底部151に近い位置に設けた高周波入力部143にマイクロ波を給電し、内側導体14をアンテナとして機能させてマイクロ波を放出させる。
この時、内側導体14の先端部145の周囲が最も高周波の電圧振幅が大きくなる。外側導体15はマイクロ波を回りに広げることをなくし、アンテナ先と外側導体15の先端が近いため、内側電極14の先端部145に電界が集中しプラズマが発生する。
本実施形態においては、内側胴体14の基端側に外径方向に向かって張り出す鍔部146を形成し、外側胴体基底部150に係止させ、さらに、ハウジング絶縁体係止部132の外側に外径方向に向かって張り出すように形成されたハウジング鍔部137によって挟持され、シール部材138を介して加締め部133によって機密に加締め固定されているが、このような多層構造のみならず、内側導体14と外側導体15とを一体的に形成して
同軸を構成しても良い。
本発明の点火プラグ10は、内燃機関40のシリンダヘッド41に設けられたプラグホール413内に収納保持されている。
本実施形態において高周波増幅回路22は、高周波発振回路21から発振される数mW程度の高周波を数W程度に増幅するプレアンプ220と、プレアンプ220によって増幅された高周波をさらに数10w〜300w程度にまで増幅するパワーアンプ221とによって構成されている。
高電圧電源20は、いわゆるCDI型のイグナイタ31と昇圧回路32とによって構成されているが、本発明において、CDI型に限るものではなく、誘導型のイグナイタを用いても良い。
昇圧回路32は、昇圧コイル320と昇圧コイル320で昇圧された二次電圧V2を整流
する整流素子330と、点火ノイズを吸収するノイズ吸収抵抗331とによって構成されている。
ただし、本発明において必要とされる二次電圧V2は、後述するように、10kV程度でよい。
高周波の入力による強電界の形成と放電とより、内側導体先端部145の近傍に高温のプラズマが発生し、燃焼室内の混合気に点火をすることができる。
また、中心電極放電部145の位置を基端側に窪ませておくと、マイクロ波によってプラズマを形成しているときに中心電極11や絶縁体12の先端にプラズマが触れて冷却され効率が低下することを防ぐことができる。
このような構成とすることにより内側導体14の先端部145のさらに先端側でプラズマが発生するため、このような消炎作用によるエネルギの無駄が発生せず、より早期に燃焼成長するので極めて良好な着火性を示すのである
加えて、印加される二次電圧V2を10kV程度と通常のスパークプラグ(例えば、30kV)に比べて遙かに低くできるので、絶縁体12の肉厚を薄く形成しても十分な絶縁耐圧が得られるので、さらに細径にすることができ、搭載性に優れた高周波プラズマ点火装置1を実現できる。
さらに、点火プラグ10の体格を小さくできるだけでなく、プラズマを発生させるための高周波電源20の出力電力及び高電圧電源30の出力電圧V2を低くできるので、高周波電源20及び高電圧電源30の体格も小さくできる。
なお、本発明者等の鋭意試験により、本発明のように高電圧を印加する中心電極11と、高周波を入力する内側導体14と外側導体15とからなる同軸共振構造体16とを、絶縁体12を介して同軸に配設した場合にはハウジング螺子部137をM12まで小型化することが可能となった。
上記実施形態においては、内側導体14は、導電性材料を用いて絶縁体122の外周を覆うように略筒状に形成したが、導電性材料を用いてコーティング、メッキ、箔貼付、蒸着、薄膜形成等の方法で絶縁体内側導体内絶縁部122の側面の表面に内側導体層を形成しても良い。内側導体14の肉厚を薄肉化することができ、高周波プラズマ点火装置1のさらなる小型化が実現可能となる。
本実施形態においては、上記実施形態と同様の構成に加えて、点火プラグ10aの内側導体14aの内側導体先端部145aを中心電極放電部114に向かって突出するように縮径してある。このように形成することによって、放電距離をさらに短くし、放電が開始されるための要求電圧V2をさらに低くできる。また、内側導体先端部145aの放電を発生させる部位が厚くなるので、耐久性の向上を図ることもできる。
本実施形態においては、高電圧電源30は、図略の電源電圧を昇圧する昇圧回路32bと昇圧回路32bの駆動を制御する駆動回路31とからなり、高周波電源20は、直流電流を高周波の交流電流に変換する高周波発振回路21と、高周波発振回路21から発振された高周波を増幅する高周波増幅回路22とからなり、昇圧回路32bを構成する点火コイル320bの中心に、高周波電源20から発振された高周波を同軸共振構造体16bに伝送する高周波伝送線23bと、高周波伝送線23bの外周を覆う略筒状に形成された誘電体231と、さらにその周囲を覆う略筒状に形成された外側導線232と、を同軸に配設し、その外側に点火コイル320bを構成する略筒状に形成された中心コア323bと、その外側に巻回された二次コイル322bと、その外側に巻回された一次コイル321bと、を同軸に配設せしめ、これらを一体的に燃焼機関のプラグホール413内に収納してある。
14bと外側導体15bとを同軸に配設して点火プラグ10bの体格を小さくし、中心電極放電部114と内側導体先端部145との距離を短くして、高周波の出力と放電電圧V2とを低くする点に加えて、高周波電源20から発振される高周波を伝送する高周波伝送線23の一部と高電圧電源30の一部とを同軸構造でシリンダヘッド41に設けたプラグホール413内に一体的に収納することにより、装置全体の体格を小さくし、高周波プラズマ点火装置1bの搭載性の向上を図るとことができる。
また、中心コア323bの一部を廃して外側導線232を磁性材料で形成し、中心コアとして用いることによりさらなる小型化を図ることもできる。
点火コイルハウジング部324bは、硅素鋼板を積層して外側コアとして構成しても良い。点火コイルハウジング部324bの基端側には、第1の螺子部137b1とナット部134bが設けられ、点火プラグ10bをプラグホール413内に固定すると共にプラグホール413の開口端を閉塞している。
点火コイルハウジング部324bに延設して略筒状のハウジング13bが形成されている。ハウジング13bは、高周波伝送線23bと、二次電圧配送線33bと、外側導体15bと内側導体14bとからなる同軸共振構造体16bと、絶縁体12bと、中心電極11bとを一体的に収納保持する複数のハウジングブロック133b、135bとによって構成されている。
なお、本実施形態においては、点火コイルハウジング部324bを金属で形成した例を示したが、絶縁性の樹脂で設けてもよい。
なお、内側を一次コイルとしても問題ないが、内側を二次コイルとした方が中心軸にある点火プラグの中心電極への接続が容易となる。
10 点火プラグ
11 中心電極
114 中心電極放電部(放電部)
12 絶縁体
13 ハウジング
14 内側導体
143 内側導体高周波入力部
144 内側導体筒状部
145 内側導体先端部
15 外側導体
153 外側導体先端部
16 同軸共振構造体(高周波発振部)
20 高周波電源
21 高周波発振回路
30 高電圧電源
31 高電圧駆動回路
32 昇圧回路
40 内燃機関
400 燃焼室
Claims (4)
- 高周波の発振と放電とによって機関燃焼室内の気体を高温のプラズマ状態にして機関燃焼室内に導入された圧縮空気と燃料との混合気を点火する高周波プラズマ点火装置であって、
高周波の入力により高周波を発振する高周波発振部と、高電圧の印加により放電する放電部と、を具備する点火プラグと、該点火プラグに高周波を入力する高周波電源と、上記点火プラグに高電圧を印加する高電圧電源と、を具備し、
上記高電圧電源は、電源電圧を昇圧する昇圧回路と該昇圧回路の駆動を制御する駆動回路とからなり、
上記高周波電源は、直流電流を高周波の交流電流に変換する高周波発振回路と、該高周波発振回路から発振された高周波を増幅する高周波増幅回路とからなり、
上記昇圧回路を構成する点火コイルの中心に、
上記高周波電源から発振された高周波を上記点火プラグに伝送する高周波伝送線と、
その周囲を覆う略筒状に形成された外側導線と、を同軸に配設し、
その外側に上記点火コイルを構成する略筒状に形成された中心コアと、
その外側に巻回された一次コイルと、二次コイルと、を同軸に配設せしめ、
これらを一体的に上記燃焼機関のプラグホール内に収納したことを特徴とする高周波プラズマ点火装置。 - 上記点火プラグが、少なくとも、先端側が開口し、基端側が閉塞する略有底筒状に形成した外側導体と、該外側導体の底部に近い位置から高周波が入力される内側導体とを同軸に配設せしめた同軸共振構造体と、略長軸状に形成し、高電圧が印加される中心電極と、を具備し、
上記内側導体を略筒状に形成すると共に、該内側導体の長さを高周波の波長の4分の1又はその奇数倍の長さに形成して、
該内側導体の内側に、略筒状に形成した絶縁体を介して、略長軸状に形成した上記中心電極を同軸に配設せしめて、
上記同軸共振構造体の先端と上記中心電極の先端とを上記機関燃焼室内に露出せしめた請求項1に記載の高周波プラズマ点火装置。 - 上記燃焼室内に露出する上記中心電極の先端と上記内側導体の先端とのいずれか一方又は両方を径方向に突出せしめて上記中心電極の先端と上記内側導体の先端との距離を短くした請求項1又は2に記載の高周波プラズマ点火装置。
- 上記内側導体の先端位置よりも上記中心電極の先端位置を基端側に引き込めた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の高周波プラズマ点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010009836A JP5423417B2 (ja) | 2010-01-20 | 2010-01-20 | 高周波プラズマ点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010009836A JP5423417B2 (ja) | 2010-01-20 | 2010-01-20 | 高周波プラズマ点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011150830A JP2011150830A (ja) | 2011-08-04 |
JP5423417B2 true JP5423417B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=44537654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010009836A Expired - Fee Related JP5423417B2 (ja) | 2010-01-20 | 2010-01-20 | 高周波プラズマ点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5423417B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6082880B2 (ja) * | 2011-09-11 | 2017-02-22 | イマジニアリング株式会社 | 高周波放射用プラグ |
EP2889469A4 (en) * | 2012-06-22 | 2016-06-01 | Imagineering Inc | ANTENNA STRUCTURE AND INTERNAL COMBUSTION ENGINE |
JP5973956B2 (ja) * | 2013-05-31 | 2016-08-23 | 株式会社豊田中央研究所 | 内燃機関の点火装置 |
EP3029784A4 (en) * | 2013-08-01 | 2017-11-15 | Imagineering, Inc. | Spark plug and plasma generating device |
EP3037651A4 (en) | 2013-08-21 | 2017-04-26 | Imagineering, Inc. | Ignition system for internal combustion engine, and internal combustion engine |
EP3043627B1 (en) * | 2013-09-02 | 2018-11-14 | Imagineering, Inc. | Plasma generator and internal combustion engine |
US9873315B2 (en) * | 2014-04-08 | 2018-01-23 | West Virginia University | Dual signal coaxial cavity resonator plasma generation |
RU2016149306A (ru) * | 2014-05-16 | 2018-06-20 | ПЛАЗМА ИГНИТЕР ЭлЭлСи | Диагностика среды горения |
EP2977603A1 (en) * | 2014-07-21 | 2016-01-27 | Apojee | Ignition unit and system |
CN104180721B (zh) * | 2014-08-25 | 2016-04-27 | 西安近代化学研究所 | 一种底部多层等离子体点火装置 |
JP2016142183A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | イマジニアリング株式会社 | 点火装置 |
WO2017065310A1 (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | イマジニアリング株式会社 | 点火装置 |
DE102016003791A1 (de) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg | Zündvorrichtung zum Zünden eines Luft-Kraftstoffgemisches in einem Brennraum |
JP7058084B2 (ja) * | 2017-06-14 | 2022-04-21 | 株式会社Soken | 点火装置 |
WO2019087799A1 (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-09 | ヤンマー株式会社 | エンジン |
CN108005791B (zh) * | 2017-12-19 | 2023-10-27 | 中国航空发动机研究院 | 内燃波转子低温等离子点火系统 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57186067A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-16 | Hitachi Ltd | Ignition device of engine |
DE10239414B4 (de) * | 2002-08-28 | 2004-12-02 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung zum Zünden eines Luft-Kraftstoff-Gemischs in einem Verbrennungsmotor |
JP4483660B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2010-06-16 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火装置 |
JP2008186067A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書管理装置および文書管理プログラム |
JP4760780B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-08-31 | 株式会社デンソー | プラズマ式点火装置 |
JP5396602B2 (ja) * | 2007-07-12 | 2014-01-22 | イマジニアリング株式会社 | 点火プラグ及び分析装置 |
ATE544209T1 (de) * | 2007-11-08 | 2012-02-15 | Delphi Tech Inc | Resonatoranordnung |
JP5152653B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2013-02-27 | 株式会社エーイーティー | 火花放電点火方式とマイクロ波プラズマ点火方式を併用する点火装置 |
JP2010001827A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関用点火装置 |
JP2010096109A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Denso Corp | 点火装置 |
-
2010
- 2010-01-20 JP JP2010009836A patent/JP5423417B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011150830A (ja) | 2011-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5423417B2 (ja) | 高周波プラズマ点火装置 | |
JP5533623B2 (ja) | 高周波プラズマ点火装置 | |
JP2010096109A (ja) | 点火装置 | |
JP5413186B2 (ja) | 高周波プラズマ点火装置 | |
JP5873709B2 (ja) | 高周波プラズマ生成システム及びこれを用いた高周波プラズマ点火装置。 | |
JP6650085B2 (ja) | プラズマ発生装置及び内燃機関 | |
CN106471243B (zh) | 双信号同轴空腔谐振器等离子生成器及其方法 | |
JP6082880B2 (ja) | 高周波放射用プラグ | |
JP6739348B2 (ja) | 点火ユニット、点火システム、及び内燃機関 | |
JP2747476B2 (ja) | マイクロ波コロナ放電式内燃機関点火装置 | |
WO2013011965A1 (ja) | 内燃機関、及びプラズマ生成装置 | |
JP5957726B2 (ja) | 点火プラグ、及び内燃機関 | |
US9957948B2 (en) | Ignition unit and system | |
JP6677865B2 (ja) | 点火装置 | |
WO2016108283A1 (ja) | 点火システム、及び内燃機関 | |
JP2010249029A (ja) | 火花点火式内燃機関 | |
JP6145759B2 (ja) | アンテナ構造、高周波放射用プラグ、及び内燃機関 | |
JP2010065566A (ja) | 点火装置 | |
JP6145760B2 (ja) | 高周波放射用プラグ及び内燃機関 | |
WO2016129504A1 (ja) | 内燃機関用の点火プラグ | |
WO2010043545A1 (en) | Internal combustion engine having a spark plug with an improved firing face | |
JP2012119273A (ja) | 高周波プラズマ点火装置とその製造方法 | |
JP2010251125A (ja) | 火花点火式内燃機関用点火プラグ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130814 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131111 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5423417 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |