JP5423377B2 - イグナイタ用電力半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関のイグニッションシステムにおいて、過渡的な電源の過電圧からスイッチング素子を保護する機能を備えたイグナイタおよび該イグナイタ用電力半導体装置に関するものである。
自動車エンジン等の内燃機関用イグニッションシステム(点火システム)は、点火プラグに印加する高電圧を発生させるため、点火コイル(誘導負荷)とこれを駆動する電力半導体スイッチング素子とその制御回路素子(半導体集積回路)とを搭載する電力半導体装置、いわゆるイグナイタとエンジン制御コンピュータ(ECU)から構成されている。そして通常、このようなイグナイタ用電力半導体装置においてはその信頼性項目の一つとして、電源電圧に発生する過渡的な過電圧サージであるロードダンプサージに対しての耐性を保証している。そのため、電力半導体装置に内蔵される半導体スイッチング素子またはこれを制御する集積回路の保護を目的として電源電圧を直接監視し、過電圧時にその動作を停止させる方法が一般的である。
上記イグナイタ用電力半導体装置の電源は一般的に自動車バッテリーから供給されているが、電源変動やサージ電圧が大きいため、ツェナーダイオードでクランプしたのち定電圧回路でレギュレーションし、集積回路内に供給される場合が多い。直接バッテリー電圧を監視するためには、別途専用の信号取り込み端子が必要になり、さらに端子には電力容量が大きな保護素子も必要となることからコストアップが避けられなかった。また、前記集積回路の電源としてバッテリー電圧を入力する端子には、前記ツェナーダイオードが具備されているため、その電圧はツェナークランプ電圧にほぼ固定されており、過大電圧に対して感度が得られないため、高精度な電圧検出には向かなかった。
前記問題の対策として、前記半導体スイッチング素子の主端子間電流を監視し、所定の電流値以上が流れた場合は前記半導体スイッチング素子の制御端子電圧を制限することで、前記スイッチング素子を保護するといった技術が考案されている(例えば特許文献1、特許文献2)。
また、前記半導体スイッチング素子のオフ時の高電位側主端子電圧を取り出すために、前記半導体スイッチング素子とは別のサイリスタ素子を同一基板上に形成し、前記サイリスタ素子の出力により間接的に電源電圧をモニタする、といった技術の開示がなされている(例えば特許文献3)。
特開平5−259853号公報 特開平7−86587号公報 特開2000−183341号公報
従来例に係る技術においては、過渡的な電源の過電圧からの保護という観点からは不十分な点があった。すなわち、前記特許文献1および2においては、電源電圧が上昇した状態で前記半導体スイッチング素子がオンした場合、通常オン動作時よりも大きい主端子間電流が流れたときにおいて、あくまで主端子間の電流値を制限するのみである。このとき、前記半導体スイッチング素子は電流制限された状態でオンしており、前記電源電圧の上昇分の電圧はほとんど主端子間に印加されるので大きなジュール損失が発生する。このジュール損失はすべて熱として消費されるので、消費電力の増大といった問題があるほか、放熱性向上のため大規模な放熱機構を準備したり、短絡耐量の大きな前記半導体スイッチング素子を選択したりするなどの対策をとらざるを得ず、前記イグナイタ用電力半導体装置の小型化や簡素化が困難になるといった問題があった。
前記特許文献3に係る技術においては、点火コイルの一次電流を通電・遮断する前記半導体スイッチング素子基板上に、高電位側主端子の電圧をモニタするためのサイリスタ素子を搭載する。主端子電圧をモニタする際は前記サイリスタ素子をオンさせるためのトリガ信号が必要であるが、そのため別途バイアス源や抵抗素子などが必要である。また、半導体スイッチング素子上に形成されたサイリスタ素子と制御を行う集積回路との間を接続する配線なども必要であり、やはり前記イグナイタ用電力半導体装置の小型化や簡素化の阻害となっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置全体の小型化や簡素化を阻害することなく簡易な構成で電源の過電圧からの保護を実現し、信頼性の高いイグナイタ用電力半導体装置を得ることを目的としたものである。
この発明に係るイグナイタ用電力半導体装置においては、点火コイルの一次側電流を通電・遮断する第1の半導体スイッチング素子と、前記第1の半導体スイッチング素子を駆動制御する集積回路とを有するイグナイタ用電力半導体装置であって、前記集積回路は、前記第1の半導体スイッチング素子の主端子間に並列に接続され、前記第1の半導体スイッチング素子より電流容量の小さい第2の半導体スイッチング素子と、制御入力信号を遅延させ、前記第1のスイッチング素子より前記第2のスイッチング素子を先に通電させるための遅延手段と、前記第2の半導体スイッチング素子の高電位側主端子に一方の主端子が接続され、前記第2の半導体スイッチング素子が通電した際に流れる主電流の一部により主端子間が導通するサイリスタ構造を有する第3の半導体スイッチング素子と、前記第3の半導体スイッチング素子の導通により前記第2の半導体スイッチング素子の高電位側主端子電圧をモニタし、所定の電圧値以上であれば前記第1の半導体スイッチング素子を駆動させないようにする第1の過電圧検知手段とを有する。


本発明に係るイグナイタ用電力半導体装置にあっては、点火コイルの一次電流を通電・遮断する前記第1の半導体スイッチング素子に先んじて、集積回路内に搭載された前記第2の半導体スイッチング素子を通電させる。これにより電源の過電圧発生を前記第1の半導体スイッチング素子がオンする前に検知し、これを事前に遮断させることができるので、無駄なジュール損失が発生することがない。また、前記集積回路内に搭載された前記第2の半導体スイッチング素子が通電することで前記第3の半導体スイッチング素子が導通するので、別途バイアス源等を用意する必要がないほか、同一集積回路内の制御回路とのインターフェースが容易に実現できる。
本発明の実施例1の構成を説明する回路図である。 本発明の実施例1におけるコレクタ電圧検出手段である第2の半導体スイッチング素子と第3の半導体スイッチング素子の動作を説明するための等価的な回路である。 本発明の実施例1における集積回路の断面構造図である。 本発明の実施例1の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施例1の動作を説明する図4のタイミングチャートにおける一部拡大図である。 本発明の実施例1の変形例を説明する回路図である。 本発明の実施例1の別の変形例を説明する回路図である。 本発明の第2の実施例の構成を説明する回路図である。 本発明の第3の実施例の構成を説明する回路図である。 本発明の第4の実施例の構成を説明する回路図である。 本発明の第4の実施例の動作を説明するタイミングチャートである。
図1は、この発明に係るイグニッションシステムの1実施例を示すものである。図1のイグニッションシステムにおいて、点火コイル6は、一次側コイル61の一端にバッテリー等の電源Vbatが接続され、他端にはイグナイタ用電力半導体装置5が接続されている。また、二次側コイル62の一端が同様に電源Vbatに接続され、他端には一端が接地された点火プラグ7が接続されている。さらに、ECU1は半導体スイッチング素子41を駆動させる制御入力信号を前記イグナイタ用電力半導体装置5に出力する。
この中でイグナイタ用電力半導体装置5は、一次側コイル61に流れる電流を通電・遮断する主IGBT41を含む第1の半導体スイッチング素子4と、ECU1からの制御入力信号とその他動作条件に応じて主IGBT41を駆動制御するための集積回路3を備えている。
第1の半導体スイッチング素子4の主たる構成要素である主IGBT41には、電極端子として一般的なコレクタ、エミッタ、ゲートの他に、コレクタ電流Icを検知する目的でこれに比例(たとえば、1/1000程度)した電流が流れるセンスエミッタを有したものを採用している。加えて、サージ電圧保護を目的としたツェナーダイオード42がコレクタ−ゲート間に逆方向接続されている。
また、前記集積回路3内には第2の半導体スイッチング素子として副IGBT35ならびに、第3のスイッチング素子であるpnpトランジスタ33およびnpnトランジスタ34によって構成されるサイリスタ構造素子300とからなるコレクタ電圧検出手段2がモノリシックに集積されている。前記副IGBT35のコレクタ端子と前記サイリスタ構造素子300の一方の主端子である前記pnpトランジスタ33のエミッタ端子は、前記主IGBT41のコレクタ端子に接続される。
さらに前記サイリスタ構造素子300を構成する前記npnトランジスタ34のベース端子と前記pnpトランジスタ33のコレクタ端子の接続点にはツェナーダイオードを直列接続したクランプ手段36が接続される。これにより、前記サイリスタ構造素子300の他方の主端子である前記npnトランジスタ34のエミッタ端子の出力電圧は最大で(前記クランプ手段36のクランプ電圧)−(前記npnトランジスタ34のVbe電圧)に制限される。
次に図2および図3を参照して、前記コレクタ電圧検出手段2の詳細な構成を説明する。図2において、前記副IGBT35は等価的にNchMOSトランジスタ352とこれにより駆動されるpnpトランジスタ351として表現される。
図3の前記集積回路3の縦構造断面図において、p型基板82上にn+エピ領域83およびn−エピ領域84が形成されている。このn−エピ領域84においてp型領域85が形成されており、さらにこのp型領域85内にn型領域86が形成されている。そして、その上にゲート酸化膜で絶縁されたポリシリコンなどから成るゲート電極87が形成されており、さらに前記副IGBT35のエミッタ端子電極となるアルミ配線88が形成されている。これにより集積回路3内に副IGBT35が形成されている。
さらに、図3において、前記副IGBT35の近傍に分離領域となるp型領域99を介して前記サイリスタ構造素子300が形成される。すなわち、前記n−エピ領域84においてp型領域90が形成されており、さらにこのp型領域90内にn型領域89が形成されている。前記p型領域90と前記n型領域89の電位はそれぞれベース端子、エミッタ端子として取り出されるようアルミ配線91、92が形成されている。これにより、裏面側からpnpn構造となるサイリスタ構造素子300が前記副IGBT35とモノリシックに形成されている。
さらに図3において、前記n−エピ領域84上には前記サイリスタ構造素子300から分離領域となるp型領域を介してp型アイランド領域93が形成されており、この上に制御回路部となるNchMOSおよびPchMOSなどもモノリシックに形成されている。前記p型アイランド層93は本集積回路3の最低電位である基準電源電位GNDに接続されることで前記コレクタ電圧検出手段2とは電気的に絶縁されるので、両者の動作が互いに干渉することはない。
前記サイリスタ構造素子300の一方の主端子と前記副IGBT35のコレクタ電極は裏面メタライズ層81およびp型基板82で共有されている。そして図示しない前記主IGBT41と同一の導体フレーム上に載置されることで、追加配線無しに前記主IGBT41のコレクタ電極と電気的に接続される。
図2および図3を参照して、前記副IGBT35および前記サイリスタ構造素子300の動作を説明する。前記ゲート電極87に電圧が印加されると、前記NchMOS352がオンし、前記エミッタ電極88から電子が注入される。この注入された電子が前記n−領域84およびn+領域83に到達すると、電気的中性条件を満たすため裏面から少数キャリアである正孔が注入される。この注入された正孔による正孔電流Ih1の一部はモノリシックに形成された前記サイリスタ構造素子300を構成する前記pnpトランジスタ33のベース電流It1となることで、前記サイリスタ構造素子300がトリガされオンし、一方の主端子(前記裏面メタライズ電極81)と他方の主端子(前記エミッタ電極92)間を低インピーダンスに導通させる。
次に図4および図5のタイミングチャートを参照して、前記集積回路3の機能および本イグニッションシステム全体の点火動作について説明する。
まずは通常動作時の説明を行う。時刻t1においてECU1から集積回路3の入力端子に印加されるハイレベルの制御入力信号は、シュミットトリガ回路11によって波形整形された後分岐され、一方は遅延回路30を介して前記主IGBT41を駆動するための第1のPchMOS12のゲート端子および第1のNOR回路31の入力端子に接続され、他方は第1の前記NOR回路31の他方の入力端子に接続される。
前記第1のNOR回路31の出力により、第1のNchMOS26がオフする。これにより、第1の定電流源32の出力電流Ib2が第2のPchMOS28ならびに第3のPchMOS29からなる第1のカレントミラー回路に入力され、ミラー比に応じた出力電流Ib3が第1の抵抗24に通電される。これにより、前記副IGBT35のゲート駆動電圧が発生することで前記副IGBT35がオン動作する。
また、前記遅延回路30は入力信号の立ち上がりのみを遅延させるように構成されている。すなわち時刻t1から時刻t2までの期間(具体的には数十マイクロsec程度)は前記遅延回路30の出力はローレベルであり前記第1のPchMOS12がオンしているため、前記主IGBT41はオフ状態を維持する。
前述の動作説明により、前記副IGBT35がオンすることで前記サイリスタ構造素子300が導通する。このとき、前記副IGBT35は前記主IGBT41より電流容量が小さく設定され、具体的には100mA程度で飽和するようにトランジスタサイズが設定されている。ここで負荷である前記点火コイル6の一次側コイル61の巻き線抵抗は0.4〜0.5オーム程度であり前記副IGBT35がオンしても電圧降下は数十mV程度であるため、コレクタ電位はほぼ電源電圧を維持している。
ゆえに、前記サイリスタ構造素子300の他方の主端子電圧は、(コレクタ電位)−(前記pnpトランジスタ33のVsat電圧)−(前記npnトランジスタ34のVbe電圧)となる。上式の第2項および第3項はそれぞれ0.2V、0.7V程度のほぼ一定電圧であるので、前記サイリスタ構造素子300の他方の主端子電圧を第1の過電圧検知手段27でモニタすることにより、前記電源電圧に対応した電圧を監視することができる。通常動作時において前記電源電圧は過電圧と判断される電圧以下であるので、前記第1の過電圧検知手段27から出力される第1の過電圧検知信号OV1は通常状態を意味するローレベルを出力する。
次に時刻t2において、前記遅延回路30の出力がハイレベルとなったときの動作を説明する。前記第1のNOR回路31の出力はローレベルを維持するため、前記第1のNchMOS26はオフ状態であり前記副IGBT35にゲート電圧が発生している状態である。
一方、前記第1のPchMOS12はオフする。また、前記第1の過電圧検知信号OV1はローレベルであり、第1のNOT回路15を介して出力される反転過電圧検知信号/OVはハイレベルである。(一般に反転信号は元信号名の上にオーバーバーを加えることで表現されるが、ここでは元信号名の前にスラッシュ「/」を加えることで表現する。)よって、前記反転過電圧検知信号/OVにより第4のPchMOS16もオフさせられる。
これにより、第5のPchMOS17および第6のPchMOS18で構成される第2のカレントミラー回路が動作する。
前記第2のカレントミラー回路の基準側電流値Ig1は、第2の定電流源19の出力電流値Ib1から、後述する電流制限回路の出力電流値If2を減じた電流値となる。この基準側電流Ig1に対し、前記第2のカレントミラー回路のミラー比に応じた電流Ig2が出力電流となる。
前記第2のカレントミラー回路の出力電流Ig2が第2の抵抗23に流れることにより主IGBT41のゲート駆動電圧が発生することで前記主IGBT41がオン動作する。このとき、一次側コイル61のインダクタンスと配線抵抗で決まる時定数に従って、図4および図5のような主IGBTコレクタ電流Ic1が一次側コイル61および前記主IGBT41に流れる。
このとき、前記主IGBT41のコレクタ端子電圧はほぼ0Vとなるので、このコレクタ端子に接続された前記副IGBT35の副IGBTコレクタ電流Ic2はほぼ0となり、また前記サイリスタ構造素子300についても同様にオフし主端子間が非導通となる。すなわち、通常動作時において前記コレクタ電圧検出手段2が有効化しているのは前記遅延回路30によって決められる遅延期間のみであるので、集積回路3全体の消費電力を増大させることはない。
次に時刻t3においてECU1からローレベルの制御入力信号が印加されると、前記第1のPchMOS12がオンすることで前記第1のカレントミラー回路が停止する。主IGBT41のゲートに蓄積された電荷は、前記第2の抵抗23を通じて、極短い時間で放電されるので主IGBT41が急速に遮断される。
このとき、一次側コイル61によって、今まで流れていた電流を流し続けようとする向きに500V程度の高電圧が主IGBT41のコレクタ端子に発生する。この電圧は点火コイル6の巻線比に応じて30kV程度まで昇圧され、二次側コイル62に接続された点火プラグ7を飛火させる。
次に図4を参照して、時刻t4において比較的長い通電時間となるハイレベル制御入力信号がECU1から印加される場合を説明する。
先の説明と同様に、ECU1からのハイレベルの制御入力信号印加により、主IGBTコレクタ電流Ic1は時刻t4より徐々に増加していくが、点火コイル6の巻線溶断やトランスの磁気飽和を防止するため、前記主IGBTコレクタ電流Ic1が一定値以上にならないよう電流制限値が設定されている。
主IGBTコレクタ電流Ic1の制限は、以下のメカニズムで実現される。主IGBT41のセンス電流Iesは集積回路3内の第3の抵抗25に通電され、主IGBTコレクタ電流Ic1に応じた電圧が前記第3の抵抗25に発生する。この電圧はアンプ21によって第1の基準電圧源22の電圧Vref1と比較され、その差に応じた電流If1がV−I変換回路20によって出力される。この電流If1は第7のPchMOS13および第8のPchMOS14によって構成される第3のカレントミラー回路によってそのミラー比に応じた出力電流が電流制限信号If2として出力される。前記電流制限信号If2は、主IGBT41のゲート駆動電圧を発生させる電流Ig2を減らす方向に働くため、ゲート電圧は低下し主IGBTコレクタ電流Ic1の増加を妨げる。すなわち、主IGBTコレクタ電流Ic1に関し系全体として負帰還動作するように働くため、主IGBTコレクタ電流Ic1は所定の一定値に制限されることになる。
時刻t5において、主IGBTコレクタ電流Ic1が前記電流制限値に達したとき、主IGBT41はゲート電圧が低下しており5極管動作している。すなわち、主IGBTコレクタ電流Ic1が流れている状態でコレクタ電圧が十分低下しておらず、主IGBT41にジュール損失が発生している状態にある。
またこのとき、前記コレクタ電圧が上昇することで前記副IGBT35が再び活性化し副IGBTコレクタ電流Ic2が流れるとともに、前記サイリスタ構造素子300も再び導通する。
次に時刻t6において、ロードダンプなどによる過渡的な過電圧サージが電源電圧に発生した場合の動作について説明する。一般にロードダンプによるサージ電圧発生期間は200msec程度継続し、想定される点火間隔(例えば4サイクルエンジンの場合、3000rpm時で1気筒あたりおよそ40msec)よりも長い場合が多い。すなわち図4に示したとおり、制御入力信号がローレベル期間である時刻t6に発生したサージ電圧は、次の点火シーケンスである時刻t7〜t8の期間も依然過電圧状態を維持している可能性が高い。
ここで、時刻t7において制御入力信号がハイレベルになると、前述の説明のとおり前記主IGBT41に先んじて前記副IGBT35がオンし、次いで前記サイリスタ構造素子300が導通する。
このとき、前記サイリスタ構造素子300の他方の主端子電圧には前記電源電圧に対応する電圧を出力しているが、前述のクランプ手段36により適切にクランプされるので、後段の前記第1の過電圧検知手段27に過剰な高電圧が印加されることを防止できる。前記第1の過電圧検知手段27により前記電源電圧が過電圧と判断されると、出力される第1の過電圧検知信号OV1は過電圧状態を意味するハイレベルを出力し、前記反転過電圧信号/OVはローレベルを出力する。
これにより前記第4のPchMOS16がオンし前記第5のPchMOS17と前記第6のPchMOS18で構成される前記第2のカレントミラー回路が停止させられるので、電源電圧が過電圧状態で前記主IGBT41がオンすることはなく、過電圧から前記イグナイタ用電力半導体装置5を保護する。
なお、前記電源電圧の過電圧が収束すると前述の通常動作状態に戻り、内燃機関を停止させることなく通常の点火シーケンスを継続する。
<実施例1の変形例1>
図6にこの発明に係るイグナイタ用電力半導体装置の実施例1の変形例を示す。以下の図面において、実施例1と同一の機能を有する構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本変形例に示したとおり、前記第1の過電圧検知手段27の出力にラッチ手段36を設け、前記第1の過電圧検知信号OV1をラッチし、制御入力信号がローレベルになるまで保持するようにしても良い。このような構成にすることで、例えば電源電圧の過電圧期間が比較的短く、前記制御入力信号がローレベルになる前に正常電圧範囲内まで復帰した場合であっても、次の前記制御入力信号がハイレベルになるまでの間確実に前記主IGBT41をオフ状態に保持することが可能となる。
<実施例1の変形例2>
図7にこの発明に係るイグナイタ用電力半導体装置の実施例1の別の変形例を示す。実施例1において説明した前記副IGBT35のゲート駆動電圧を生成する前記第1の抵抗24の替わりに、本変形例のとおりダイオード接続された第2のNchMOS39を用いても良い。負荷抵抗として非線形素子である前記第2のNchMOS39を用いることにより、実施例1の抵抗負荷と比較して前記ゲート駆動電圧を高速に立ち上げることが可能であるとともに、前記第2のNchMOS39の駆動能力を絞ることで負荷電流Ib3が基準電源電位GNDに流れ込む無効分を低減することが可能である。また、実施例1の第1の抵抗24を用いる場合よりも実装面積を削減できるので、集積回路3のチップサイズを低減することも可能である。
図8にこの発明に係るイグナイタ用電力半導体装置の第2の実施例を示す。本実施例では、前記副IGBT35のエミッタ端子と基準電源電位GND間に電流制限手段として第4の抵抗38を設けたものである。
実施例1において副IGBTコレクタ電流Ic2は前記副IGBT35のトランジスタサイズでのみ律速していたが、本実施例のようにエミッタ抵抗を設けることで前記副IGBT35のゲート〜ソース間電圧に負帰還がかかり、前記副IGBTコレクタ電流Ic2を安定化させることが可能である。
なお、本実施例においては電流制限手段として抵抗素子を用いる例を示したが、その他の手段、例えばカレントミラー回路や前述のダイオード接続されたMOSトランジスタなどの能動負荷であっても良い。さらに、前記電流制限手段と並列にツェナーダイオードなどのクランプ手段をさらに設けても良い。
図9にこの発明に係るイグナイタ用電力半導体装置の第3の実施例を示す。本実施例では、前記実施例2において説明した前記副IGBT35の電流制限手段である前記第4の抵抗38に発生する電圧降下を検出し、外部に出力する動作状態報知手段をさらに有する。
前記副IGBT35に電流が流れているときは、前記副IGBTコレクタ電流Ic2に応じた電圧が前記第4の抵抗38に発生する。この電圧はコンパレータ53によって第2の基準電圧源54の電圧Vref2と比較され、前記Vref2以上であった場合は第2のNOT回路52を介して第3のNchMOS51をオンさせる。このとき、前記ECU1から見た前記集積回路3の入力インピーダンスは第5の抵抗10と第6の抵抗50の並列抵抗値となる。
前記副IGBT35に電流が流れていないときは、論理が逆転し前記第3のNchMOS51がオフしているので、前記入力インピーダンスは第5の抵抗10のみの抵抗値となる。
すなわち、副IGBT35に電流が流れているか否かをECU1が入力インピーダンスの変化によって認知することが可能である。
実施例1で説明したとおり、前記副IGBT35に電流が流れるのは、前記制御入力信号にハイレベルの信号が印加された直後の前記主IGBT41がまだ動作していない期間および、前記主IGBT41が電流制限機能によりゲート電圧を制限されてコレクタ電圧が上昇した状態で通電している場合である。
前記ECU1に電流制限がかかっているという情報を伝達できれば、前記制御入力信号のパルス幅を最適化することで前記主IGBT41の温度上昇を抑制したり消費電力を削減したりするといった処置を行うことが可能になる。
ここで、電流制限機能が働いているときだけではなく前述のとおり制御入力信号にハイレベル信号が印加された直後にも前記副IGBT35に電流が流れ、前記入力インピーダンスの変化は発生する。しかしこのタイミングは前記ECU1からの制御入力信号に完全に同期しているのでECU1側で容易にマスキングすることが可能であり、電流制限機能が働いていると誤認識することはない。
電流制限機能が働いているか否かという情報は他の手段によっても検知可能であるが、本実施例のように前記副IGBT35の電流制限手段である第4の抵抗38に発生する電圧降下は電圧振幅が大きいうえノイズの影響を受けにい。これをモニタする方式はノイズの影響などの変動要因を受けにくく、かつ簡易な構成で電流制限機能の動作報知を行うことが可能である。
なお、ECU1への報知手段として本実施例では入力インピーダンスの変化という形で実現しているが、前記ECU1の入力ポートやイグナイタ用電力半導体装置5の端子に余裕がある場合は、前記コンパレータ53の出力や前記第4の抵抗38の電圧降下値を直接出力するようにしても良い。
図10にこの発明に係るイグナイタ用電力半導体装置の第4の実施例を示す。本実施例においては、前記主IGBT41のコレクタ電圧を監視する第1の過電圧検知手段27に加え、直接電源電圧を監視する第2の過電圧検知手段8をさらに有する。
前記第1の過電圧検知手段27によって検出できるのは、制御入力信号がハイレベルに遷移した直後に前記遅延回路30によって前記主IGBT41の通電が遅延される数十マイクロ秒の間に発生している過電圧のみである。実施例1の説明で述べたとおり、一般的な4サイクルエンジンにおいて想定される点火間隔は数十msec程度であるのに対し、ロードダンプなどによる電源の過電圧は200msec程度持続する。ゆえにレアケースとして仮に前記過電圧検知手段27が検知できない前記主IGBT41の通電期間中(一般的には数ms程度)に電源過電圧が発生したとしても、次の点火タイミングで前記主IGBT41を遮断するため、問題とならない場合が多い。
しかしながら、上記レアケースであっても過電圧発生直後に確実に前記主IGBT41を遮断する必要がある場合は、本実施例のように直接電源電圧をモニタする前記第2の過電圧検知手段8を設けてもよい。
図10において、電源電圧Vbatは前記イグナイタ用電力半導体装置5上に載置される第7の抵抗100を介して前記集積回路3上の定電圧回路であるレギュレータ72に入力される。前記レギュレータ72の入力電圧はツェナーダイオード71によってクランプされるが、第8の抵抗70を直列に接続することでクランプ能力を下げ、過電圧入力時の感度を確保するようにしている。なお、前記第8の抵抗70の抵抗値は過電圧入力時のジュール損失を抑えるために前記第7の抵抗100の抵抗値の1/10程度以下に抑えることが望ましい。
前記第2の過電圧検知手段8において、前記レギュレータ72の入力電圧は第9の抵抗57と第10の抵抗58で分割されたのち、第2のコンパレータ55に入力され第3の基準電圧56の電圧値Vref3と比較される。
前記第2の過電圧検知手段8から出力される第2の過電圧検知信号OV2は前記第1の過電圧検知信号OV1とともに第2のNOR回路31に入力され、その出力は前記第4のPchMOS16を駆動する。
また、前記第2の過電圧検知手段8は前記第8の抵抗70によって感度を確保されているとはいえ、前記ツェナーダイオード71により入力電圧がクランプされるので過電圧検知感度は高くない。よって誤検出を防止するため、その過電圧検出値Vov2は前記第1の過電圧検知手段27における過電圧検出値Vov1より大となるよう設定することが望ましい。
次に図11を参照して本実施例の動作を説明する。時刻t11において制御入力信号が入力された後、前記遅延回路30の遅延時間が経過し前記主IGBT41が通電し始めている時刻t12以降において、電源電圧に過電圧が発生した状況を考える。
この際前記第1の過電圧検知手段27は、前記副IGBT35および前記サイリスタ構造素子300が遮断していることから前記第1の過電圧検出信号OV1を出力しない。しかし、電源電圧が第2の過電圧検出値Vov2に達する時刻t13において、第2の過電圧検出信号OV2が出力される。
これにより前記反転過電圧検知信号/OVがローレベルになり前記第4のPchMOS16をオンさせるので前記主IGBT41が遮断される。なお、この遮断により前記主IGBT41のコレクタ電圧が上昇するので、前記前記副IGBT35および前記サイリスタ構造素子300が再び活性化し前記第1の過電圧検知手段27も前記第1の過電圧検出信号OV1を出力するようになる。
電源電圧が時刻t14において前記第2の過電圧検出値Vov2を下回ると前記第2の過電圧検知信号OV2は出力されなくなる。次の点火タイミングである時刻t15においては前述のとおり、未だ第1の過電圧検出値Vov1を上回っているので、前記第1の過電圧検知手段27により適切に前記主IGBT41を遮断したままにする。
3.集積回路 4.第1の半導体スイッチング素子 5.イグナイタ用電力半導体装置 6.点火コイル 7.点火プラグ 27.第1の過電圧検知手段 30.遅延手段 35.第2の半導体スイッチング素子 300.第3の半導体スイッチング素子

Claims (4)

  1. 点火コイルの一次側電流を通電・遮断する第1の半導体スイッチング素子と、
    前記第1の半導体スイッチング素子を駆動制御する集積回路と、
    を有するイグナイタ用電力半導体装置であって、
    前記集積回路は、
    前記第1の半導体スイッチング素子の主端子間に並列に接続され、前記第1の半導体スイッチング素子より電流容量の小さい第2の半導体スイッチング素子と
    御入力信号を遅延させ、前記第1のスイッチング素子より前記第2のスイッチング素子を先に通電させるための遅延手段と、
    前記第2の半導体スイッチング素子の高電位側主端子に一方の主端子が接続され、前記第2の半導体スイッチング素子が通電した際に流れる主電流の一部により主端子間が導通するサイリスタ構造を有する第3の半導体スイッチング素子と、
    前記第3の半導体スイッチング素子の導通により前記第2の半導体スイッチング素子の高電位側主端子電圧をモニタし、所定の電圧値以上であれば前記第1の半導体スイッチング素子を駆動させないようにする第1の過電圧検知手段と、
    を有することを特徴とするイグナイタ用電力半導体装置。
  2. 前記第2の半導体スイッチング素子は、低電位側主端子と基準電源電位間に接続された電流制限手段を有することを特徴とする請求項1に記載のイグナイタ用電力半導体装置。
  3. 前記第2の半導体スイッチング素子が通電した際に前記電流制限手段に発生する電圧降下量に応じた信号を出力することで、前記集積回路の動作状態を報知する動作状態報知手段
    を有することを特徴とする請求項2に記載のイグナイタ用電力半導体装置。
  4. 主電源電位を直接モニタし、所定の電圧値以上であれば前記第1の半導体スイッチング素子を駆動させないようにする第2の過電圧検知手段を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載のイグナイタ用電力半導体装置。
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