JP5422997B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents
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Description
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、前記ホルダ部は、一対の側壁部と、両側壁部の長手方向一端側の端部間を接続する接続壁部とを備え、前記側壁部には、前記ホルダ部の前記開口端部に前記保持部が設けられたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車両用ドア開閉装置において、前記ホルダ部の前記開口は、各側壁部間に形成される第1開口と、一対の前記側壁部にそれぞれ設けられた前記保持部間に形成され且つ前記第1開口に連通する第2開口とを含んで構成されることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、前記ホルダ部の前記開口は、前記ケーブルの張力方向全長に亘って前記張力方向とは異なる一の方向に開放されていることを要旨とする。
図5は、本実施形態に係る車両用ドア開閉装置を示す模式図である。同図に示すように、車両ボディ10には、その側部に形成されたドア開口10aの上縁及び下縁に沿ってアッパレール11及びロアレール12が設置されるとともに、ドア開口10aの後方のクォータパネル10bにおいて前後方向に延在するセンターレール13が設置されている。センターレール13の前端部は、車室内側に緩やかに湾曲し、ドア開口10aの後縁をなす車体ピラー16のピラー前端面16aにおいて車両ボディ10に取着されている。そして、これらアッパレール11、ロアレール12及びセンターレール13には、ガイドローラユニット14を介して車両ドアとしてのスライドドア20が前後方向に移動可能に支持されている。このスライドドア20は、前後方向への移動に伴ってドア開口10aを開閉する。なお、クォータパネル10bには、センターレール13の下縁に沿ってその全長に亘ってケーブルガイド15が設置されている。
図1は、車両ボディ10側に連結された第1ケーブル24の端末及びその周辺構造を示す斜視図であり、図2は、その連結前の状態を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、車両ボディ10には、ケーブルガイド15の前端に対応して金属板からなる支持部材としてのベースプレート30が、一対のボルトBによる締結にて固定されている。このベースプレート30は、車両ボディ10に当接してボルトBによる締結部を構成する平板状の本体部31を有するとともに、該本体部31の上端部から斜め上方に延出する取付片32を有する。なお、取付片32には、その板厚方向に貫通する係止孔32aが形成されている。
(1)本実施形態では、テンショナケース41は、係止突部47がテンショナ係止孔34aに嵌入して該テンショナ係止孔34aに係止されることでベースプレート30(ホルダ部33)に結合される。従って、テンショナケース41を車両ボディ10側に固定するための固定具(ねじ等)が不要になる分、部品点数及び組付工数の増加を抑制することができる。また、テンショナケース41は、第1ケーブル24の張力方向であって、第1ケーブル24が駆動部材21により巻き取られる方向にベースプレート30(ホルダ部33)に挿入されて該ベースプレート30に結合されるため、仮にベースプレート30への挿入が不完全であっても第1ケーブル24の張力によってベースプレート30に更に挿入されることになる。従って、テンショナケース41をより確実にベースプレート30(即ち車両ボディ10側)に固定することができる。
・前記実施形態において、補助ガイド56の外形は弓形に限定されるものではなく、第1ケーブル24の案内方向に応じて適宜成形すればよい。
・前記実施形態において、ベースプレート30は、テンショナー28又は補助ガイド56を予め取着した状態で車両ボディ10に締結してもよいし、テンショナー28又は補助ガイド56の取着に先立って車両ボディ10に予め締結しておいてもよい。
・前記実施形態において、車両ボディ10側に駆動部材21を固定し、スライドドア20側に第1及び第2ケーブル24,25の両端末(テンショナー28,29)を連結してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
・前記支持部材は、前記ケーブルの張力方向全長に亘って該張力方向とは異なる一の方向に開放されていることを特徴とする。同構成によれば、前記支持部材は、前記ケーブルの張力方向全長に亘って該張力方向とは異なる一の方向に開放されていることで、前記テンショナケースに前記端末を予め収容した状態であっても、前記テンショナケースから突出する前記ケーブルを当該一の方向から前記支持部材内に進入させることができる。そして、この状態で、前記テンショナケースを前記ケーブルの張力方向に一致する方向に挿入すれば、前記テンショナケースは前記支持部材に結合される。従って、前記テンショナケースをより簡易に前記支持部材(即ち車両ボディ側又は車両ドア側)に固定することができる。
Claims (7)
- 車両ボディ側及び該車両ボディに形成されたドア開口を開閉する車両ドア側のいずれか一方に固定され、駆動源、該駆動源により回転駆動されるドラム及び該ドラムに巻回されたケーブルを有する駆動部材を備え、
前記車両ボディ側及び前記車両ドア側のいずれか他方に両端末の連結された前記ケーブルを前記駆動部材により選択的に巻取り・繰出しすることで前記車両ドアを開閉作動させる車両用ドア開閉装置において、
前記車両ボディ側及び前記車両ドア側のいずれか他方に固定される支持部材と、
前記支持部材に保持されるテンショナーとを備え、
前記支持部材は、係止凹部を有するホルダ部を備え、前記テンショナーは、該ホルダ部に保持され、
前記テンショナーは、
前記ケーブルの端末が前記ケーブルの張力方向に移動可能に収容され、前記ホルダ部に対して、前記張力方向且つ前記ケーブルが前記駆動部材により巻き取られる方向に挿入されるテンショナケースと、
前記テンショナケースに収容され、前記端末を付勢して前記ケーブルに張力を付与する付勢部材と、
前記テンショナケースに前記ケーブルの張力方向とは異なる外側方向に突設され、前記係止凹部に嵌入して該係止凹部に係止される係止突部とを備え、
前記ホルダ部には、前記ケーブルの張力方向とは異なる方向に開放された開口が形成され、前記ケーブルは、該ホルダ部の前記開口からホルダ部内に進入可能であって、
前記ホルダ部には、その前記開口端部に、該ホルダ部に保持された前記テンショナーの該ホルダ部の前記開口側に突出する保持部が設けられたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記係止凹部は、前記係止突部の突出方向に開口しており、
前記係止突部は、前記係止凹部を貫通して該係止凹部の外側に突出する突出部を有し、弾性変形に伴い該突出部が引っ込むことで前記係止凹部との係止状態が解除されることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項2に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記テンショナーは、前記テンショナケースから前記ホルダ部に向けて突設され、前記ホルダ部に当接するとともに、前記係止突部が前記弾性変形する際に係合することで該係止突部の引っ込み量を一定範囲に抑える突起を備えたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記支持部材は、係止孔を有する取付片を一体的に有し、
前記係止孔に係止される係止爪を有して前記取付片が挿入され、前記テンショナケースから突出する前記ケーブルを案内する補助ガイドを備え、
前記補助ガイドに対する前記取付片の挿入方向は、前記補助ガイドに案内される前記ケーブルの押圧力が前記係止爪を前記係止孔に係止する側の分力を発生する方向に設定されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記ホルダ部は、一対の側壁部と、両側壁部の長手方向一端側の端部間を接続する接続壁部とを備え、前記側壁部には、前記ホルダ部の前記開口端部に前記保持部が設けられたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項5に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記ホルダ部の前記開口は、各側壁部間に形成される第1開口と、一対の前記側壁部にそれぞれ設けられた前記保持部間に形成され且つ前記第1開口に連通する第2開口とを含んで構成されることを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の車両用ドア開閉装置において、
前記ホルダ部の前記開口は、前記ケーブルの張力方向全長に亘って前記張力方向とは異なる一の方向に開放されていることを特徴とする車両用ドア開閉装置。
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