JP5422462B2 - 表面検査装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被検体の表面を検査する表面検査装置及び方法に関するものである。
シートやフィルム等の連続走行する被検体表面の欠陥を検出する表面検査装置が知られている。この表面検査装置は、投光器から被検体にレーザ検査光を出力し、被検体を透過または反射した光を受光器で受光する。被検体の表面に疵やスジ等の欠陥がある場合には、その欠陥部でレーザ検査光が散乱し、その散乱光を受光した受光器からの受光信号に基づいて、被検体の欠陥を検出する。欠陥の種類によって、欠陥部で散乱する光の散乱方向が異なる。例えば、スリ疵は、被検体の長手方向に長軸を持つ楕円またはスジ形状をしており、スリ疵で散乱した散乱光は、被検体の幅方向に散乱する。
特許文献1記載の表面疵検査方法及び受光センサーでは、受光器を被検体の幅方向及び長手方向それぞれに複数設け、複数の受光器のいずれで光を受光したか、及び受光した光の光量に応じた受光量情報に基づいて、被検体の欠陥を検出することで、凹凸欠陥であるか平面欠陥であるかを判別するとともに、ヘゲ疵、スリ疵、カキ疵等の凹凸欠陥の種類を判別している。例えば、被検体の幅方向にある受光器で光を受光した場合には、スリ疵であると判別する。
特開平5−215697号公報
複数の光電子増倍管をマトリックス状に敷き詰めて一体化した一体型光電子増倍管が市販されている。特許文献1のように、受光器を被検体の幅方向及び長手方向それぞれに複数設ける場合、上記一体型光電子増倍管が用いられる。一体型光電子増倍管は、複数の光電子増倍管で印可電圧が共通化されているため、各光電子増倍管の受光感度にバラツキが生じる。受光感度にバラツキがあると、同じ光量の散乱光を受光した場合でも、検出される受光量情報が異なることがあり、欠陥検出精度が悪くなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、欠陥検出精度を向上することができる表面検査装置及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表面検査装置は、シート状の被検体に検査光を出力する投光手段と、前記被検体を透過または反射した光を受光するように、前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルを有する受光器と、前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出手段と、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように補正する受光感度補正手段と、を備え、前記受光感度補正手段は、前記受光器の受光面側に前記複数の受光セルそれぞれに対応して設けられた複数の液晶素子と、前記複数の液晶素子それぞれに印可する電圧を制御して、前記複数の液晶素子の光透過率を、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となる光透過率にする透過率制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の表面検査装置は、シート状の被検体に検査光を出力する投光手段と、前記被検体を透過または反射した光を受光するように、前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルを有する受光器と、前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出手段と、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように補正する受光感度補正手段と、を備え、前記受光感度補正手段は、前記受光器の受光面側に前記複数の受光セルそれぞれに対応して複数設けられ、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように、前記複数の受光セルそれぞれに応じた光透過率で光を透過する透過フィルタを備えることを特徴とする。透過フィルタとしては、ND(ニュートラルデンシティ)フィルタや、微小な遮光性ドットを散りばめたフィルタ等が挙げられる。
また、前記被検体は、連続走行するシート状被検体であることが好ましい。
さらに、前記受光セルは、光電子増倍管から構成され、前記光電子増倍管は、前記被検体の幅方向及び長手方向にマトリックス状に配置されていることが好ましい。
さらに、前記所定値は、15%以下、または5%以下であることが好ましい。
また、前記受光器は、前記被検体と前記検査光との接点を中心とする同一円周上に複数設けられていることが好ましい。
さらに、前記投光手段は、レーザ光を出力する投光器と、前記レーザ光をスポット状のビームに集光する集光手段と、前記ビームを前記被検体の幅方向に走査する走査手段とを備えること、または、レーザ光を出力する投光器と、前記レーザ光を前記被検体の幅方向に延びるライン状の前記検査光に集光する集光手段とを備えることが好ましい。
本発明の表面検査方法は、シート状の被検体に検査光を出力する投光工程と、前記被検体を透過または反射した光を受光するように前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルの受光面側にそれぞれ対応して設けられた複数の液晶素子に印可する電圧を個別に制御して、前記複数の液晶素子の光透過率を、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となる光透過率にする受光感度補正工程と、前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出工程と、を有することを特徴とする。
本発明の表面検査方法は、シート状の被検体に検査光を出力する投光工程と、前記被検体を透過または反射した光を受光するように前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように、前記複数の受光セルの受光面側にそれぞれ対応して設けられた複数の透過フィルタにより、前記複数の受光セルそれぞれに応じた光透過率で光を透過する受光感度補正工程と、前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出工程と、を有することを特徴とする。
従来知られているように、受光感度の低い受光セルを電気的な増幅により受光感度バラツキを修正する方法では、受光感度の低いセルにおいて受光信号に加重されたノイズ信号も増幅されるため、欠陥の誤検出発生等により欠陥検出精度が十分に改善されないが、本発明の受光感度補正手段によれば、被検体の幅方向及び長手方向に設けられた複数の受光セルの受光感度のばらつきを、受光感度補正手段により、受光信号のノイズを増大させることなく、所定値以下となるように補正するから、複数の受光セルの受光感度のバラツキおよび誤検出による欠陥検出精度の悪化を防止することができる。
また、受光セルを、光電子増倍管から構成したから、微小な光を受光することができる。さらに、光電子増倍管を、被検体の幅方向及び長手方向にマトリックス状に配置したから、レーザ検査光が被検体の欠陥部で幅方向及び長手方向に空間的に広範囲に微小な光が散乱した場合や、限られた方向に光が散乱した場合であっても、この散乱光を受光することができるため、欠陥検出精度が向上する。
表面検査装置を示す斜視図である。 レーザ検査光とフィルムと受光器とを示す側面図である。 受光器と液晶パネルとを示す斜視図である。 複数の光電子増倍管の受光感度を示す説明図である。 表面検査装置内部の電気的構成を示すブロック図である。 各列の光電子増倍管で検出した散乱光強度分布一次元画像を示す説明図である。 複数の散乱光強度分布一次元画像を合成した評価画像を示す説明図である。 受光器を同一円周上に複数配した実施形態の表面検査装置を示す斜視図である。 図8に示す実施形態の受光器とフィルタユニットとを示す斜視図である。 図8に示す実施形態のレーザ検査光とフィルムと受光器とを示す側面図である。 図8に示す実施形態の複数の散乱光強度分布一次元画像を合成した評価画像を示す説明図である。 フィルムを透過した光を受光する実施形態の表面検査装置を示す斜視図である。 ライン状の検査光を出力する実施形態の表面検査装置を示す斜視図である。 受光器をずらして配した実施形態の受光器を示す正面図である。
[第1実施形態]
図1に示すように、表面検査装置2は、レーザ検査光3を出力する投光器4と、このレーザ検査光3をフィルム(被検体)5の幅方向に走査する走査装置6と、フィルム5で反射された光を受光する受光器7a〜7cとを備える。フィルム5は、搬送ローラ8に巻き付けられ、この搬送ローラ8により長手方向に搬送される。
投光器4は、レーザ発振器11と、反射ミラー12と、レンズ13a,13bと、反射ミラー14とを備える。レーザ発振器11から出力されたレーザ光は、反射ミラー12で反射された後にレンズ13a,13bに入射し、このレンズ13a,13bによってフィルム5の表面上で所定径例えば0.33mmのレーザ検査光3となる。レンズ13bから出射されたレーザ検査光3は、反射ミラー14で反射されて、走査装置6に入射する。
走査装置6は、反時計方向に高速回転するポリゴンミラー16と、走査基準用センサ17とを備える。回転するポリゴンミラー16は、反射ミラー14から出射されたレーザ検査光3を、フィルム5の幅方向に走査する。走査基準用センサ17は、レーザ検査光3がフィルム5を走査する直前でレーザ検査光3を受光し、検査幅設定の基準となる基点通過信号を出力する。
図1〜図3に示すように、受光器7a〜7cは、搬送ローラ8の上方に配されている。フィルム5の欠陥がない部分に出力されたレーザ検査光3は、フィルム5で正反射されて正反射光3aとなる(図2(A)参照)。一方、フィルム5表面にできた欠陥部19に出力されたレーザ検査光3は、欠陥部19で散乱されて散乱光3bとなる(図2(B)参照)。受光器7a〜7cは、正反射光3aが入射せず、散乱光3bが入射する位置に配されている。
受光器7a〜7cは、フィルム5の幅方向に1列8個、フィルム5の長手方向(前後方向)に8列の計64個設けられた光電子増倍管21から構成されている。この光電子増倍管21は、フィルム5の幅方向及び長手方向にマトリックス状に敷き詰められて一体化されている。受光器7a〜7cは一体化されており、光電子増倍管21は、1列24個となり、後列から順に、第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21hとなる。受光器7a〜7cは、浜松ホトニクス(株)製のフラットパネル型光電子増倍管H8500シリーズ(製品名)(8×8列)から構成されている。なお、光電子増倍管21の数は、適宜変更可能である。前記フラットパネル型光電子増倍管H8500を使用した場合、各受光器7a〜7c内の光電子増倍管21間のすきまは約0.2mm、受光器7a〜7c間のすきまは約3mmで配置されている。
受光器7a〜7cは、レーザ検査光3の出力方向に対して75°〜105°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する位置に配されている。第1列の光電子増倍管21aには、75°〜78.75°の範囲に散乱した散乱光3bが入射し、第2列の光電子増倍管21bは、78.75°〜82.5°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する。同様に、第3列〜第8列の光電子増倍管21c〜21hには、それぞれ3.75°の範囲に散乱した散乱光3bが入射し、第8列の光電子増倍管21hには、101.25°〜105°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する。各光電子増倍管21a〜21hは、受光した散乱光3bの強度に応じた散乱光強度情報を含む受光信号を生成する。
受光器7a〜7cの受光面(図1及び図2における下面)には、液晶パネル22が貼り付けられている。この液晶パネル22は、第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21hに対応して、1列24個、8列の計192個設けられた液晶素子23から構成され、後列から順に、第1〜第8列の液晶素子23a〜23hとなる。各液晶素子23a〜23hは、透過率制御部24に接続されている。
受光器7a〜7cは、複数の光電子増倍管21をマトリックス状に敷き詰めるために、第1〜第8列の各光電子増倍管21a〜21hの印可電圧は共通化されている。このため、図4に示すように、各光電子増倍管21a〜21hの受光感度(図4に記載された数値)にバラツキが生じる。この受光感度は、最も受光感度が高いものを100としたときの比率であり、単位はなく、数値が大きいほど受光感度が高く、数値が小さいほど受光感度が低い。第7列の光電子増倍管21gの左から2,10,18番目が最も受光感度が高く、第2列の光電子増倍管21bの左から8,16,24番目が最も受光感度が低い。
各光電子増倍管21a〜21hの受光感度にばらつきがあると、同じ光量の散乱光3bを受光したときに、各光電子増倍管21a〜21hでの散乱光強度情報にもバラツキが発生する。これを防止するために、透過率制御部24は、第1〜第8列の液晶素子23a〜23hに印可する電圧を個別に制御することで、各液晶素子23a〜23hの光透過率を変えて、散乱光3bに対する各光電子増倍管21a〜21hの受光感度のばらつきを所定値(例えば、5%)以下にする。詳しくは、同じ光量の散乱光3bであれば、各光電子増倍管21a〜21hのいずれで受光したときにも、ほぼ同じ散乱光強度情報となるようにする。なお、受光感度のばらつき(%)は、液晶素子23による受光感度補正後において、最も高い受光感度をS1、最も低い受光感度をS2としたときに、((S1−S2)/S1)×100で算出される。また、受光感度のばらつきが15%を超えると、欠陥検出精度が低下するため、受光感度のばらつきは、15%以内であることが好ましく、5%以内であることがさらに好ましい。
透過率制御部24は、最も受光感度が低い光電子増倍管21に対応した液晶素子23の光透過率を100%とし、これに合わせて、他の液晶素子23a〜23hの光透過率を決める。最も受光感度が低い光電子増倍管21と、これに対応した液晶素子23との1セットでは、(光電子増倍管21の受光感度)×(液晶素子23の透過率)で算出されるセット受光感度が、50(受光感度)×100(%)で5000となる。透過率制御部24は、他の光電子増倍管21と対応した液晶素子23とのセット受光感度も、5000となるように制御する。
例えば、最も受光感度が高い光電子増倍管21の受光感度は100であり、これのセット受光感度を5000とするために、対応した液晶素子23の透過率は50%とする。また、受光感度が79の光電子増倍管21(第8列の光電子増倍管21hの左から5番目)に対応した液晶素子23の透過率は63.3%とする。同様に、他の光電子増倍管21も、セット受光感度がほぼ同じ(5000)になるように、対応した液晶素子23の光透過率を制御する。この制御を行うことにより、全体の受光感度のばらつきは欠陥検出上問題とならない、5%以内に抑えられた。
なお、定期的に各光電子増倍管21a〜21hの受光感度を測定して、この測定結果に応じて各液晶素子23a〜23hの光透過率を制御することが好ましい。これにより、経年変化により各光電子増倍管21a〜21hの受光感度が変化したときにも、各液晶素子23a〜23hの光透過率を変えるだけで、各光電子増倍管21a〜21h自体を交換する必要がない。
図5に示すように、受光器7a〜7cの各光電子増倍管21a〜21hは、強度分布算出部30に接続されている。強度分布算出部30内のマルチプレクサ31a〜31cは、各光電子増倍管21a〜21hの中から、生成された受光信号を取得する光電子増倍管21を選択する。マルチプレクサ31a〜31cは、出力選択制御回路32からの指令により、受光信号を取得する光電子増倍管21を選択する。本実施形態では、マルチプレクサ31a〜31cは、先ず、第1列の光電子増倍管21aにおいて、左端から右端まで1個ずつ順に選択し、次に、第2列の光電子増倍管21bにおいて、左端から右端まで1個ずつ順に選択し、同様に、第3列〜第8列の光電子増倍管21c〜21hを、左端から右端まで1個ずつ順に選択する。
マルチプレクサ31a〜31cで取得された受光信号の散乱光強度情報は、デジタル変換回路33で散乱光強度デジタルデータ(以下、散乱光強度データ)に変換される。また、デジタル変換回路33は、散乱光強度データに、各光電子増倍管21a〜21hのいずれのデータであるかを示す位置データを付加する。散乱光強度データは、メモリ34に記録される。
散乱光強度分布画像生成回路35は、メモリ34に記録された散乱光強度データを読み出し、図6に示すように、第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21h毎の散乱光強度分布一次元画像37a〜37hを生成する。
フィルム搬送量検出部41は、搬送ローラ8の直径データ及び回転速度に基づいて、フィルム5の搬送速度を算出し、このフィルム搬送速度及び駆動時間に基づいて、フィルム5の搬送量を検出する。フィルム搬送量検出部41は、フィルム搬送量が予め設定された設定量に到達する毎に、欠陥判定開始信号を出力する。この欠陥判定開始信号は、タイミング制御回路42に入力される。なお、搬送ローラ8の直径データ及び搬送ローラ8の回転角度に基づいて、フィルム5の搬送量を検出してもよい。
検査幅設定回路45には、走査基準用センサ17から基点通過信号が入力される。この検査幅設定回路45は、フィルム5の幅寸法に対応して予め設定されている検査幅データ、レーザ検査光3の走査速度、及び基点通過信号が入力されてからの経過時間に基づいて、検査幅内にレーザ検査光3が出力されているか否かを判定し、この判定結果に応じて、検査幅内信号をタイミング制御回路42に出力するか否かを決定する。
タイミング制御回路42は、検査幅設定回路45からの検査幅内信号の入力の有無に応じて、出力選択制御回路32、散乱光強度分布画像生成回路35に欠陥判定開始信号を出力して各回路32,35を作動させるか否かを決定する。
散乱光強度分布画像生成回路35で生成された散乱光強度分布一次元画像37a〜37hは、欠陥判定部50に入力される。欠陥判定部50内の評価画像生成回路51は、図7に示すように、散乱光強度分布一次元画像37a〜37hを合成して、図7中には図示されないフィルム幅方向と、散乱角度を座標とする2次元の評価画像52を生成する。欠陥判定情報抽出回路53は、評価画像52を、強度が閾値よりも大きい欠陥領域52a(図7におけるハッチング部分)と、強度が閾値よりも小さい正常領域52bとに二値化し、各角度範囲(75°から3.75°毎)の欠陥領域52aの最大強度情報、フィルム幅方向の長さを抽出して欠陥判定回路55に出力する。
欠陥判定回路55は、欠陥特定テーブル57を有しており、この欠陥特定テーブル57には、欠陥と判定する欠陥情報(例えば、欠陥領域の最大強度情報、フィルム幅方向の長さ)の組み合わせからなる複数の欠陥データが記録されている。欠陥判定情報抽出回路53で抽出された、各角度範囲の欠陥領域52aの最大強度情報、フィルム幅方向の長さと、欠陥特定テーブル57の欠陥データとを比較して、記録されている複数の欠陥データの中から、入力された抽出情報と一致もしくは類似する欠陥データを検索し、フィルム5表面に存在する欠陥の種類、大きさ及び位置を判定する。
次に、上記実施形態の作用について説明する。フィルム5の表面に欠陥があるかを検査するときには、先ず、投光器4からレーザ検査光3を出力する。投光器4から出力されたレーザ検査光3は、走査装置6に入射する。
走査装置6は、回転するポリゴンミラー16によりレーザ検査光3をフィルム5の幅方向に走査する。走査基準用センサ17は、レーザ検査光3がフィルム5を走査する直前でレーザ検査光3を受光し、基点通過信号を検査幅設定回路45に出力する。
図2(A)に示すように、フィルム5表面に欠陥がない場合には、レーザ検査光3は、フィルム5で正反射されて正反射光3aとなり、この正反射光3aは、受光器7a〜7cには入射しない。このため、受光信号はデジタル変換回路33に入力されず、欠陥の最大強度情報、フィルム幅方向の長さも欠陥判定回路55に入力されない。
一方、図2(B)に示すように、フィルム5表面に欠陥部19がある場合には、レーザ検査光3は、走査されて欠陥部19に入射すると、欠陥部19で散乱して散乱光3bになる。この散乱光3bは、受光器7a〜7cの各光電子増倍管21a〜21hで受光される。各光電子増倍管21a〜21hは、受光した散乱光3bの強度に応じた散乱光強度情報を含む受光信号を生成する。
各液晶素子23a〜23hは、透過率制御部24による印可電圧の制御により光透過率が制御され、散乱光3bに対する各光電子増倍管21a〜21hの受光感度のばらつきが5%以下になる。これにより、各光電子増倍管21a〜21hの受光感度のばらつきによる欠陥検出精度の悪化が防止される。
フィルム搬送量検出部41は、フィルム5の搬送量を検出するとともに、フィルム搬送量が予め設定された設定量に到達する毎に、欠陥判定開始信号をタイミング制御回路42に出力する。
検査幅設定回路45は、検査幅内にレーザ検査光3が出力されているか否かを判定する。検査幅設定回路45は、図2に示すように、検査幅内にレーザ検査光3が出力されていると判定されるときには、検査幅内信号をタイミング制御回路42に出力する。また、検査幅設定回路45は、検査幅内にレーザ検査光3が出力されていないと判定したときには、タイミング制御回路42への検査幅内信号の出力を停止する。
タイミング制御回路42は、検査幅内信号が入力されている間は、出力選択制御回路32、散乱光強度分布画像生成回路35に欠陥判定開始信号を出力する。また、タイミング制御回路42は、検査幅内信号が入力されていないときには、各回路32,35への欠陥判定開始信号の出力を停止する。
出力選択制御回路32は、欠陥判定開始信号が入力されている間は、マルチプレクサ31a〜31cを作動する。マルチプレクサ31a〜31cは、第1列〜第8列の光電子増倍管21a〜21hを、左端から右端まで1個ずつ順に選択して、各光電子増倍管21a〜21hから受光信号を取得する。
マルチプレクサ31a〜31cで取得された受光信号の散乱光強度情報は、デジタル変換回路33で散乱光強度データに変換される。また、デジタル変換回路33は、散乱光強度データに、各光電子増倍管21a〜21hのいずれのデータであるかを示す位置データを付加する。散乱光強度データは、メモリ34に記録される。
散乱光強度分布画像生成回路35は、欠陥判定開始信号が入力されている間は、メモリ34に記録された散乱光強度データを読み出し、図6に示すように、第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21hの散乱光強度分布一次元画像37a〜37hを生成する。
散乱光強度分布画像生成回路35で生成された散乱光強度分布一次元画像37a〜37hは、評価画像生成回路51に入力される。図7に示すように、評価画像生成回路51は、散乱光強度分布一次元画像37a〜37hを合成して、フィルム幅方向と散乱角度を座標とする2次元の評価画像52を生成する。欠陥判定情報抽出回路53は、評価画像52を、強度が閾値よりも大きい欠陥領域52aと、強度が閾値よりも小さい正常領域52bとに二値化し、各角度範囲それぞれの欠陥領域52aにおける最大強度情報、フィルム幅方向の長さを抽出して欠陥判定回路55に出力する。
欠陥判定回路55は、欠陥判定情報抽出回路53で抽出された、各角度範囲の欠陥領域52aの最大強度情報、フィルム幅方向の長さと、欠陥特定テーブル57の欠陥データとを比較して、記録されている複数の欠陥データの中から、入力された抽出情報と一致もしくは類似する欠陥データを検索し、フィルム5表面に存在する欠陥の種類、大きさ及び位置を判定する。
欠陥判定回路55での判定結果、及び検索された欠陥データは、メモリ34に記録される。なお、これらを、ディスプレイに表示したり、スピーカから音声出力することにより報知してもよい。
[第2実施形態]
図8〜図11に示す第2実施形態の表面検査装置60は、第1受光器61a〜61c、第2受光器62a〜62c、第3受光器63a〜63c、第4受光器64a〜64c、第5受光器65a〜65cが、レーザ検査光3とフィルム5との接点を中心とする同一円周上に配されている。なお、第1実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、図8及び図10では、投光器4及び走査装置6の図示を省略している。
第1〜第5受光器61a〜65cは、第1実施形態の受光器7a〜7cと同様に第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21hから構成されている。強度分布算出部30も、第1〜第5受光器61a〜65cに対応して5個設けられている。
第1受光器61a〜61cは、レーザ検査光3の出力方向に対して15°〜45°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する位置に配されている。第1列の光電子増倍管21aには、15°〜18.75°の範囲に散乱した散乱光3bが入射し、同様に、第2列〜第8列の光電子増倍管21b〜21hには、それぞれ3.75°の範囲に散乱した散乱光3bが入射し、第8列の光電子増倍管21hには、41.25°〜45°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する。
第2受光器62a〜62cは、レーザ検査光3の出力方向に対して45°〜75°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する位置に配されている。同様に、第3〜第5受光器63a〜65cは、レーザ検査光3の出力方向に対して75°〜105°、105°〜135°、135°〜165°の範囲に散乱した散乱光3bが入射する位置に配されている。フィルム5の欠陥部68で僅かに屈折した屈折光3dや欠陥部68で反射した反射光3eは、各受光器61a〜65cには入射しない。
第1〜第5受光器61a〜65cの受光面(図8及び図10における下面)には、それぞれフィルタユニット66が貼り付けられている。このフィルタユニット66は、第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21hに対応して、1列24個、8列の計192個設けられたニュートラルデンシティフィルタ(以下、フィルタ)67から構成され、後列から順に、第1〜第8列のフィルタ67a〜67hとなる。
各フィルタ67a〜67hは、第1実施形態の液晶素子23a〜23hと同様に、散乱光3bに対する各光電子増倍管21a〜21hの受光感度のばらつきが5%以下となるように、対応する光電子増倍管21a〜21hに応じた光透過率とされている。これにより、同じ光量の散乱光3bであれば、各光電子増倍管21a〜21hのいずれで受光したときにも、ほぼ同じ散乱光強度情報となる。この制御を行うことにより、全体の受光感度のばらつきは欠陥検出上問題とならない。
次に、上記実施形態の作用について説明する。フィルム5の表面に欠陥があるかを検査するとき、投光器4から出力されたレーザ検査光3は、フィルム5の幅方向に走査されるとともに、フィルム5を走査する直前に走査基準用センサ17で受光され、基点通過信号が検査幅設定回路45に出力される。
フィルム5表面に欠陥がない場合には、レーザ検査光3は、フィルム5で正透過されて正透過光3cだけとなり、この正透過光3cは、受光器7a〜7cには入射しない。このため、受光信号はデジタル変換回路33に入力されず、最大強度情報も欠陥判定回路55に入力されない。欠陥判定回路55は、最大強度情報が入力されていないときには、フィルム5表面に欠陥がないと判定する。
一方、フィルム5表面に欠陥部68がある場合には、レーザ検査光3は、欠陥部68で散乱して散乱光3bになる。この散乱光3bは、第1〜第5受光器61a〜65cの各光電子増倍管21a〜21hで受光される。各光電子増倍管21a〜21hは、受光した散乱光3bの強度に応じた散乱光強度情報を含む受光信号を生成する。
各フィルタ67a〜67hは、対応する光電子増倍管21a〜21hに応じた光透過率とされ、散乱光3bに対する各光電子増倍管21a〜21hの受光感度のばらつきは5%以下となる。これにより、各光電子増倍管21a〜21hの受光感度のばらつきによる欠陥検出精度の悪化が防止される。
出力選択制御回路32は、タイミング制御回路42から欠陥判定開始信号が入力されている間は、マルチプレクサ31a〜31cを作動する。マルチプレクサ31a〜31cで取得された受光信号の散乱光強度情報は、デジタル変換回路33で散乱光強度データに変換され、メモリ34に記録される。
散乱光強度分布画像生成回路35は、タイミング制御回路42から欠陥判定開始信号が入力されている間は、メモリ34に記録された散乱光強度データを読み出し、第1〜第8列の光電子増倍管21a〜21hの散乱光強度分布一次元画像37a〜37hを生成する。
散乱光強度分布画像生成回路35で生成された散乱光強度分布一次元画像37a〜37hは、評価画像生成回路51により合成される。この処理を第1〜第5受光器61a〜65cの全てで行い、これらを合成することにより、図11に示すようなフィルム幅方向(図11中には図示されない)と散乱角度を座標とする2次元の評価画像69が生成される。欠陥判定情報抽出回路53は、評価画像69を、欠陥領域69a(図11におけるハッチング部分)と正常領域69bとに二値化し、各角度範囲それぞれの欠陥領域69aにおける最大強度情報を抽出して欠陥判定回路55に出力する。
欠陥判定回路55は、欠陥判定情報抽出回路53で抽出された、各角度範囲の欠陥領域52aの最大強度情報、フィルム幅方向の長さと、欠陥特定テーブル57の欠陥データとを比較して、記録されている複数の欠陥データの中から、入力された抽出情報と一致もしくは類似する欠陥データを検索し、フィルム5表面に存在する欠陥の種類、大きさ及び位置を判定する。
このように、第1〜第5受光器61a〜65cを同一円周上に設けることにより、欠陥部68で広範囲に微小な散乱光3bが散乱した場合や、限られた方向に光が散乱した場合であっても、確実に散乱光3bを受光することができるから、欠陥検出精度が向上する。
なお、上記実施形態では、液晶素子またはフィルタにより、光電子増倍管に入射するレーザ検査光の光量を減少させることで、複数の光電子増倍管の受光感度のばらつきを5%以下に制御しているが、液晶素子またはフィルタに代えて、増幅器により、光電子増倍管毎に出力される受光信号をそれぞれの受光感度に応じて増幅して、複数の光電子増倍管の受光感度のばらつきを5%以下にしてもよい。例えば、受光感度が100の光電子増倍管21は、受光信号を増幅せずに、受光感度が50の光電子増倍管21は、受光信号を2倍に増幅する。
また、図12に示すように、フィルム5を透過した光を受光器7a〜7cで受光する表面検査装置70にも、本発明は実施可能である。この表面検査装置70では、フィルム5は、搬送装置(図示せず)により上方に搬送され、レーザ検査光3は、フィルム5の左方から出力される。受光器7a〜7cは、フィルム5の右方に配され、フィルム5の欠陥部19で散乱した散乱光3bが入射する。なお、図12では、投光器4及び走査装置6の図示を省略している。
さらに、上記実施形態では、レーザ検査光3をフィルム5の幅方向に走査しているが、図13に示すように、レーザ発振器11から出力されたレーザ光を、第1レンズ81でフィルム5幅方向(左右方向)に拡大した後、第2レンズ82で上下方向に集光して、フィルム5とほぼ同じ幅のライン状のレーザ検査光83にし、このライン状のレーザ検査光83をフィルム5に照射する表面検査装置80にも、本発明は実施可能である。
さらに、上記第2実施形態では、第1〜第5受光器61a〜65cの左右端を合わせているが、図14に示すように、第1〜第5受光器61a〜65cの左右端をずらしてもよい。
2,60,70,80 表面検査装置
3 レーザ検査光
3a 正反射光
3b 散乱光
4 投光器
5 フィルム(被検体)
6 走査装置
7a〜7c 受光器
21a〜21h 光電子増倍管
22 液晶パネル
23a〜23h 液晶素子
24 透過率制御部
30 強度分布算出部
50 欠陥判定部
55 欠陥判定回路
61a〜65c 第1〜第5受光器
66 フィルタユニット
67a〜67h フィルタ

Claims (11)

  1. シート状の被検体に検査光を出力する投光手段と、
    前記被検体を透過または反射した光を受光するように、前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルを有する受光器と、
    前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出手段と、
    前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように補正する受光感度補正手段と、
    を備え
    前記受光感度補正手段は、前記受光器の受光面側に前記複数の受光セルそれぞれに対応して設けられた複数の液晶素子と、前記複数の液晶素子それぞれに印可する電圧を制御して、前記複数の液晶素子の光透過率を、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となる光透過率にする透過率制御手段とを備えることを特徴とする表面検査装置。
  2. シート状の被検体に検査光を出力する投光手段と、
    前記被検体を透過または反射した光を受光するように、前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルを有する受光器と、
    前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出手段と、
    前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように補正する受光感度補正手段と、
    を備え、
    前記受光感度補正手段は、前記受光器の受光面側に前記複数の受光セルそれぞれに対応して複数設けられ、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように、前記複数の受光セルそれぞれに応じた光透過率で光を透過する透過フィルタを備えることを特徴とする表面検査装置。
  3. 前記被検体は、連続走行するシート状被検体であることを特徴とする請求項1または2記載の表面検査装置。
  4. 前記受光セルは、光電子増倍管から構成され、
    前記光電子増倍管は、前記被検体の幅方向及び長手方向にマトリックス状に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の表面検査装置。
  5. 前記所定値は、15%以下であることを特徴とする請求項1ないしいずれか1つ記載の表面検査装置。
  6. 前記所定値は、5%以下であることを特徴とする請求項1ないしいずれか1つ記載の表面検査装置。
  7. 前記受光器は、前記被検体と前記検査光との接点を中心とする同一円周上に複数設けられていることを特徴とする請求項1ないし6いずれか1つ記載の表面検査装置。
  8. 前記投光手段は、レーザ光を出力する投光器と、前記レーザ光をスポット状のビームに集光する集光手段と、前記ビームを前記被検体の幅方向に走査する走査手段とを備えることを特徴とする請求項1ないしいずれか1つ記載の表面検査装置。
  9. 前記投光手段は、レーザ光を出力する投光器と、前記レーザ光を前記被検体の幅方向に延びるライン状の前記検査光に集光する集光手段とを備えることを特徴とする請求項1ないしいずれか1つ記載の表面検査装置。
  10. シート状の被検体に検査光を出力する投光工程と、
    前記被検体を透過または反射した光を受光するように前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルの受光面側にそれぞれ対応して設けられた複数の液晶素子に印可する電圧を個別に制御して、前記複数の液晶素子の光透過率を、前記複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となる光透過率にする受光感度補正工程と、
    前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出工程と、
    を有することを特徴とする表面検査方法。
  11. シート状の被検体に検査光を出力する投光工程と、
    前記被検体を透過または反射した光を受光するように前記被検体の幅方向に配置された複数の受光セルの受光感度のばらつきが所定値以下となるように、前記複数の受光セルの受光面側にそれぞれ対応して設けられた複数の透過フィルタにより、前記複数の受光セルそれぞれに応じた光透過率で光を透過する受光感度補正工程と、
    前記複数の受光セル毎に出力される受光信号に基づいて、前記被検体の欠陥を検出する欠陥検出工程と、
    を有することを特徴とする表面検査方法。
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