JPH10325809A - ウェブの欠陥検査装置及びウェブの欠陥検査方法 - Google Patents

ウェブの欠陥検査装置及びウェブの欠陥検査方法

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JPH10325809A
JPH10325809A JP13559597A JP13559597A JPH10325809A JP H10325809 A JPH10325809 A JP H10325809A JP 13559597 A JP13559597 A JP 13559597A JP 13559597 A JP13559597 A JP 13559597A JP H10325809 A JPH10325809 A JP H10325809A
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defect
web
sensor
area sensor
area
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JP13559597A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Ishizuka
勝敏 石塚
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度かつ確実な欠陥検出が可能なウェブの
欠陥検出装置を提供する。 【解決手段】 帯状のウェブ11中に存在する欠陥の検
査を行うウェブの欠陥検査装置Aであって、ウェブ11
をその長さ方向に走行させる走行手段15と、ウェブ1
1の幅方向に配設され、ウェブ11中に存在する欠陥の
粗い検査を行うラインセンサー17と、ラインセンサー
17よりもウェブ11の走行方向の下流側に設けられ、
ラインセンサー17により粗く検査された欠陥の精密検
査を行うエリアセンサー21と、これをウェブ11に沿
って移動可能に支持するエリアセンサー駆動部31と、
ラインセンサー17の検出結果とウェブ11の走行速度
とに基づいてエリアセンサー21がウェブ11の欠陥位
置に移動するようエリアセンサー駆動部31を駆動させ
る制御部41とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙・フィルム等の
走行するウェブの欠陥検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウェブの欠陥検査装置は、図5及
び図6に示す装置Aのように、帯状のウェブ1をその長
さ方向に走行させる走行手段3と、ウェブ1の幅方向に
配設され、ウェブ1中に存在する欠陥の有無及び位置の
検出を行う光学センサー部5とを備えているものが一般
的である。
【0003】この光学センサー部5上には、ラインセン
サーと呼ばれる発光ダイオード等の発光素子とフォトダ
イオード等の受光素子とが対になった光学センサー(図
示せず)が直線状に多数配置されており、発光素子から
の発光をウェブ1上において反射させ、この反射光を受
光素子で受光して反射光の光量等から判断してウェブ1
中の欠陥の有無を検出していた。ウェブ1が光学センサ
ー部5の下を通過する時点において上記測定を行うこと
により、走行手段3により漸次走行するウェブ1内の欠
陥をウェブ1の全面にわたって検査することが可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日の
ウェブの材質や用途の多様化等により、欠陥のサイズや
濃度等のウェブ中における欠陥のより詳細な情報の要求
が高まってきた。このようなウェブ中における欠陥のよ
り高精度な検出の要求が高まるに従って、上記のような
従来の欠陥検査装置及びそれを用いた欠陥検査方法には
次のような問題点が生じてきた。
【0005】すなわち、ラインセンサーのみで詳細な情
報を得ようとすると1列に並べる光学センサーの数を増
やしたり、エリアセンサーと呼ばれる複数列のラインセ
ンサーや縦横方向に多数の画素を持つCCDをウェブの
幅全体にわたって用意する必要が生じてきた。
【0006】しかしながら、このような高密度光学セン
サーは非常に高価な上に、個々の光学センサー数の増加
により欠陥の有無の判定処理を含む検査に手間がかか
り、検査に要する時間が非常に長くなるという問題点が
あった。
【0007】上記のような問題点に鑑みて、本発明のウ
ェブの欠陥検査装置においては、少ない光学センサー
で、要求されている欠陥の詳細な情報の検出が可能なウ
ェブの欠陥検出装置の提供を目的とする。また、本発明
の欠陥検出方法においては、ウェブ中の欠陥の検出が容
易かつ確実に可能となるような欠陥検出方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明のウェブの欠陥検出装置及びウェブ
の欠陥検査方法においては、次のような手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載されたウェブの欠陥検査装置
においては、ウェブをその長さ方向に走行させる走行手
段と、前記ウェブの幅方向に複数の欠陥検出センサーを
配設したラインセンサーと、該ラインセンサーよりも該
ウェブの走行方向の下流側に設けられ、前記ラインセン
サーにより粗く検査された欠陥のうち前記ウェブの幅方
向及び長さ方向に限定されたエリア内の欠陥を検査する
エリアセンサーと、該エリアセンサーを前記ウェブに沿
って移動可能に支持するエリアセンサー駆動部と、前記
ラインセンサーの欠陥検出結果と前記ウェブの走行速度
とに基づいて前記エリアセンサーが前記ウェブの欠陥位
置に移動するよう前記エリアセンサー駆動部を駆動させ
る制御部とを備えてなることを特徴とする。
【0009】このウェブの欠陥検査装置においては、そ
の長さ方向に走行しているウェブ中の欠陥の検査を行
う。まず、ラインセンサーによりウェブ中に存在する欠
陥の粗い検査を行う。次いで、前記ラインセンサーによ
り検出された欠陥の精密検査を、該ラインセンサーより
もウェブの走行方向の下流側において、前記ウェブに沿
って移動自在に支持するエリアセンサー駆動部を備えた
エリアセンサーにより精密に検査する。この際、制御部
がラインセンサーの検出結果と前記ウェブの走行速度と
に基づいて、前記エリアセンサー駆動部を駆動させる。
そして前記エリアセンサーは、粗く検査された欠陥の精
密検査を行える位置まで移動する。
【0010】このウェブの欠陥検査装置においては、前
記エリアセンサーにより、ラインセンサーで粗く検査さ
れたウェブ中の欠陥を精密に検査することができる。
すなわちエリアセンサーは、限定された範囲のみを検
査すればよいため、画像処理能力を一定とした場合に、
分解能の高いセンサーを用いても画像処理速度が低下せ
ずに解像度の高い画像が得られ、より精密な欠陥検査が
可能となる。従って、粗く検査された欠陥に関して、そ
のサイズ・単位面積当たりの個数(密度)・濃淡等を詳
細に、かつ、迅速に検査することができる。
【0011】請求項2に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
装置において、前記エリアセンサーの検査結果に基づい
て、ウェブの欠陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別
を行う欠陥判別部を備えてなり、該欠陥判別部は、前記
エリアセンサーにより前記限定されたエリア内において
検出された欠陥の個数を数えて、その総数に基づいて基
準内欠陥と基準外欠陥との判別を行う第1の欠陥判別回
路を具備していることを特徴とする。このウェブの欠陥
検査装置においては、前記第1の欠陥判別回路により欠
陥密度を基準として基準内欠陥と基準外欠陥とを判別
し、欠陥品を識別する。
【0012】請求項3に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
装置において、前記エリアセンサーの検査結果に基づい
て、ウェブの欠陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別
を行う欠陥判別部を備えてなり、前記欠陥判別部は、前
記エリアセンサーにより前記限定されたエリア内におい
て検出された欠陥のサイズを測定し、そのサイズに基づ
いて基準内欠陥と基準外欠陥との判別を行う第2の欠陥
判別回路を具備していることを特徴とする。このウェブ
の欠陥検査装置においては、前記第2の欠陥判別回路に
より、欠陥のサイズの大小を基準として基準内欠陥と基
準外欠陥とを判別し、欠陥品を識別する。
【0013】請求項4に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
装置において、前記エリアセンサーの検査結果に基づい
て、ウェブの欠陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別
を行う欠陥判別部を備えてなり、前記欠陥判別部は、前
記エリア検査センサーにより前記限定されたエリア内に
おいて検出された欠陥の濃度を測定し、その濃度に基づ
いて基準内欠陥と基準外欠陥との判別を行う第3の欠陥
判別回路を具備していることを特徴とする。このウェブ
の欠陥検査装置においては、前記第3の欠陥判別回路に
より、欠陥の濃淡を基準として基準内欠陥と基準外欠陥
とを判別し、欠陥品を識別することができる。
【0014】請求項5に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
装置において、前記エリアセンサーの検査結果に基づい
て、ウェブの欠陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別
を行う欠陥判別部を備えてなり、該欠陥判別部は、予め
記憶されている基準ウェブの画像を出力する基準ウェブ
画像出力回路と、前記基準ウェブの画像と前記エリアセ
ンサーの出力画像とを比較して、基準内欠陥と基準外欠
陥とを判別する第4の欠陥判別回路を備えていることを
特徴とする。
【0015】このウェブの欠陥検査装置においては、前
記第4の欠陥判別回路を具備する欠陥判別部が備えられ
ているため、欠陥の検査結果に基づいてウェブの欠陥が
許容範囲内にある基準内欠陥であるか、許容範囲外の基
準外欠陥であるかの判別が可能となる。ここで、予め記
憶されている基準ウェブの画像とエリアセンサーでの撮
影画像とを比較する前記第4の欠陥判別回路としては、
予め測定前に記憶しておいた画像とエリアセンサーで測
定した画像とを比較する欠陥判別回路を設けることも可
能であるし、前記エリアセンサーにより撮像された欠陥
と該撮像された欠陥の後方においてウェブを撮像した画
像とを比較して前記2つの画像をマッチングし、欠陥の
有無・すなわち良品と不良品の判別を行う欠陥判別回路
を設けることも可能である。後者のような欠陥判別回路
を設ければ、検査時における環境の影響をキャンセルす
ることができ、より正確な判定が可能となる。
【0016】請求項6に記載されたウェブの欠陥検査方
法は、ウェブの長さ方向に走行させつつ、前記ウェブの
幅方向に複数の欠陥検出センサーを配設したライン状の
ラインセンサーにより、第1の位置にて該ウェブの幅方
向に一括して欠陥の粗い検査を行い、該第1の位置より
も前記ウェブの走行方向の下流側の第2の位置で、前記
ラインセンサーにより得られた欠陥の位置及びウェブの
走行速度のデータに基づいて、前記ラインセンサーによ
り粗く検査された欠陥のうち前記ウェブの幅方向及び長
さ方向に限定されたエリア内の欠陥を検査するエリアセ
ンサーを該欠陥の位置に到らせて該欠陥の精密検査をな
すことを特徴とする。このウェブの欠陥検査方法におい
ては、欠陥の粗い検査と精密検査とを円滑に行うことが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の
形態として示したウェブの欠陥検査装置の側面図であ
り、図2は平面図である。
【0018】このウェブの欠陥検査装置Aは、概略、帯
状のウェブ11をその長さ方向に走行させる走行手段1
5と、ウェブ11の幅方向に配設され、ウェブ11中に
存在する欠陥の有無及び位置の粗い検査を行うラインセ
ンサー17と、このラインセンサー17よりもウェブ1
1の走行方向の下流側に設けられ、ラインセンサー17
により粗く検査された欠陥のより精密な検査を行うエリ
アセンサー21と、このエリアセンサー21をウェブ1
1上において移動可能に支持するエリアセンサー駆動部
31と、ラインセンサー17の検出結果とウェブ11の
走行速度に基づいて、エリアセンサー21がウェブの欠
陥位置に移動するようエリアセンサー駆動部31を駆動
させる制御部41とを備えている。
【0019】前記ウェブ11は、長い帯状に形成された
樹脂製のフィルムである。前記走行手段は、概略、図1
に示すように右側に設けられたウェブ送り出しロール1
5aと、左側に設けられたウェブ巻き取りロール15b
と、ウェブ送り出しロール15a及びウェブ巻き取りロ
ール15b間において、ウェブ1を水平に支持する2つ
のウェブ支持ロール16a・16bとから構成されてい
る。
【0020】前記ラインセンサー17は、ウェブ11の
幅方向に複数の検出センサーを配設した、ライン状のセ
ンサーにより構成されている。このラインセンサー用の
検出センサーとしては、例えば、発光ダイオードやレー
ザーダイオード等の発光素子と、フォトダイオード等の
受光素子との対により構成される光学センサーをライン
状に直列に配置した光学ラインセンサーやCCD素子を
同様に配置したリニアアレーCCDセンサー等が用いら
れる。これらのラインセンサー17は、ウェブ11の全
幅(例えば1m)に亙って設けられている。
【0021】一方、前記エリアセンサー21は、ウェブ
11のうち幅方向及び長さ方向に限られたエリア内の欠
陥を検査する。このエリアセンサー21用の検出センサ
ーとしては、例えば電荷結合素子(CCD)を面内に多
数・高密度に配列した、CCDエリアセンサー21が用
いられる。尚、上記限られたエリア内とは、例えば1c
m四方程度の領域である。
【0022】前記エリアセンサー駆動部31は、ライン
センサー17により粗く検査されたウェブの欠陥の有無
及び位置に関する粗い測定結果に基づき、粗く検査され
た欠陥を検査できる位置まで、ウェブ11上においてC
CDエリアセンサー21を移動させることができるよう
に、例えばX−Yマトリックス駆動機構(図示せず)の
ような機構を備えている。
【0023】当該装置Aには、前記ラインセンサー17
により粗く検査されたウェブ11の欠陥の粗い検査結果
とウェブ11の走行速度とに基づき、粗く検査された欠
陥を検査できる位置に前記エリアセンサー21が移動す
るように前記エリアセンサー駆動部31を駆動する制御
部41が備えられている。
【0024】さらに、当該ウェブの欠陥検査装置Aに
は、エリアセンサー21の検査結果に基づいて、ウェブ
11の欠陥が許容範囲内にある基準内欠陥であるか、許
容範囲外である基準外欠陥であるかを判別する欠陥判別
部51が備えられている。
【0025】この欠陥判別部51は、前記エリアセンサ
ー21により、限定されたエリア内において検出された
欠陥の個数を数えて、その総数がある許容範囲を越えた
場合に基準外欠陥であると判定する第1の欠陥判別回路
61と、前記エリアセンサー21により前記限定された
エリア内において検出された欠陥のサイズを測定し、そ
のサイズがある許容範囲を越えた場合に基準外欠陥であ
ると判定する第2の欠陥判別回路71と、前記エリアセ
ンサー21により前記限定されたエリア内において検出
された欠陥の濃度を測定し、その濃度がある許容範囲を
越えた場合に基準外欠陥であると判定する第3の欠陥判
別回路81とが備えられている。
【0026】次に、前記ウェブの欠陥検査装置Aの使用
方法について図3のブロック図を参照して説明する。ま
ず、走行手段15により、帯状のウェブ11をその長さ
方向に走行させる。図1に示すように、左側に設けられ
たウェブ巻き取りロール15bによりウェブ1が巻き取
られるのに伴って、右側に設けられたウェブ送り出しロ
ール15aからウェブ11が送り出される。この際、ウ
ェブ送り出しロール15a及びウェブ巻き取りロール1
5b間において、2つのウェブ支持ロール16a・16
bによりウェブ11が水平に支持されている。ウェブ1
1の典型的な走行速度は、約150〜200m/分であ
る。このようにして走行するウェブ11は、ラインセン
サー17の下を順次通過するが、この通過に伴って、順
次、ラインセンサー17がウェブ11中の欠陥の有無及
びウェブの幅方向の大まかな位置を検出する。
【0027】前記ラインセンサー17により欠陥が粗く
検査されると、制御部41は、粗く検査されたウェブ1
1の欠陥の測定結果とウェブ11の走行速度とに基づ
き、粗く検査された欠陥を検査可能な位置に前記エリア
センサー21が移動するようにエリアセンサー駆動部3
1を駆動させる。そして、エリアセンサー21が、駆動
部31に備えられたX−Yマトリックス機構(図示せ
ず)により、ウェブ11上を粗く検査された欠陥の位置
まで移動し、欠陥の精密検査を行う。この場合の欠陥の
精密検査とは、例えば、欠陥のサイズ(大きさ)・個数
(密度)・濃度(濃淡)・形状等を判断できるような検
査のことである。
【0028】このような欠陥の精密検査の結果に基づい
て、欠陥判別部51が、当該欠陥が許容範囲内の基準内
欠陥であるのか、許容範囲外の基準外欠陥であるのかを
判定する。この欠陥判別部51内においては、第1の欠
陥判別回路61が、限定されたエリア内において検出さ
れた欠陥の個数を数え、その総数がある許容範囲を越え
た場合に基準外欠陥有りと判定する。第2の欠陥判別回
路71は、前記限定されたエリア内において検出された
欠陥のサイズを測定し、そのサイズがある許容範囲を越
えた場合に基準外欠陥有りと判定する。
【0029】第3の欠陥判別回路81は、前記限定され
たエリア内において検出された欠陥の濃度を測定し、そ
の濃度がある許容範囲を越えた場合に基準外欠陥有りと
判定する。欠陥の個数・サイズ・濃度の許容範囲は予め
設定されており、精密検査の結果、前記第1から第3ま
での欠陥判別回路(61、71、81)により前記設定
値を越える欠陥の個数・サイズ・濃度等が測定される
と、基準外欠陥有りと判定するわけである。
【0030】実際には、上記第1から第3までの欠陥判
別回路(61、71、81)のうちいずれか1つでも欠
陥有りと判定した場合には、最終的に欠陥有りと判定さ
れることになる。そして欠陥品と判定された場合には、
欠陥表示部91に設けられた警報等により使用者に知ら
せる。
【0031】尚、欠陥判別回路としては、第1から第3
までのいずれか欠陥判別回路のうち1つの回路又は2つ
の回路のみを備えていてもよい。また、第2の欠陥判別
回路71と第3の欠陥判別回路51との協同作用によ
り、薄くても大きい欠陥や小さくても濃い欠陥を検知し
た際にも基準外欠陥有りと判定させるようにしておくな
ど、第1から第3までの欠陥判別回路(61、71、8
1)が相互に関連していてもよいし、これらの欠陥の特
性(個数・サイズ・濃度)に対して重み付け等がされて
いてもよい。さらに基準外欠陥有りと判定された場合
に、ウェブ11中の欠陥検出箇所に自動的にマーキング
する機構を付加しておいても良い。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態として示
すウェブの欠陥検査装置を用いたウェブの欠陥検査装置
について説明する。このウェブの欠陥検査装置が、前記
第1の実施の形態として示したウェブの欠陥検査装置と
異なる点は、欠陥判別部51内に、予め記憶されている
基準ウェブの画像を出力する基準ウェブ画像出力回路
(図示せず)と第4の欠陥判別回路101とを備えてい
る点である。
【0033】この第4の欠陥判別回路101は、基準ウ
ェブの画像と前記エリアセンサーの出力画像とを比較し
て、基準内欠陥と基準外欠陥とを判別する。従って、こ
のウェブの欠陥検査装置においては、基準ウェブの画像
と検査対象のウェブの画像とを比較して基準内欠陥と基
準外欠陥の判別を行うことができる。
【0034】すなわち、前記第1から第3までの欠陥判
別回路は、欠陥の個数・サイズ・濃度等の欠陥の属性を
具体的に測定して、その測定値と予め設定されている許
容値とを比較して基準外欠陥の有無を判定するのに対し
て、本実施の形態における第4の欠陥判別回路101
は、エリアセンサー21により実際に得られた画像と良
品の基準ウェブの画像とを比較して画像上での相違点の
有無によりウェブ中の基準外欠陥の有無を判定するので
ある。この欠陥検査装置によれば、2つの画像の比較だ
けで欠陥の有無を判定できる。
【0035】次に、上記本発明の第2の実施の形態とし
て示したウェブの欠陥検査装置の変形例について図4を
参照して説明する。この欠陥検査装置が、前記本発明の
第2の実施の形態において説明したウェブの欠陥検査装
置と異なる点は、本実施の形態の変形例においては、欠
陥判別部51には、第4の欠陥判別回路として、エリア
センサー21により撮像された欠陥と当該撮像された欠
陥の後方においてウェブを撮像した画像とを比較して、
基準内欠陥と基準外欠陥とを判別する欠陥判別回路11
1が備えられている点である。実際には、この変形例に
おける第4の欠陥判別回路111は、例えば、エリアセ
ンサー21の撮像画像と、それよりも1ピッチ後の撮像
画像とを比較(マッチング)することにより基準内欠陥
か基準外欠陥かを判定する。
【0036】ここで、図4(a)は、エリアセンサー2
1の撮像画像の一例である。この画像中のLMNは、ウ
ェブ11に予め印刷等されている文字であり、従って、
図4(b)に示す1ピッチ後にもLMNは存在する。一
方、図4(a)の2つのLMNの文字間に存在する点
(ドット)121は、図4(b)に示す1ピッチ後の画
像にはなく、これにより、この点(ドット)121が欠
陥であることが判明する。
【0037】このような欠陥判別部を備えた欠陥検査装
置を用いれば、リアルタイムに得られた2つの画像をマ
ッチングして欠陥の有無・すなわち良品と不良品の判別
を行うので、検査時における測定環境の影響、例えばウ
ェブ11の走行速度の変化や測定時の温度変化等による
ウェブの状態の違いをキャンセルすることができ、より
正確な欠陥の有無の判定が可能となる。
【0038】尚、上記第1から第3までの本発明の実施
の形態においては、検査対象であるウェブとして樹脂フ
ィルムを例に説明したが、検査対象であるウェブは、紙
・アルミ箔等の金属箔を対象としたものでも良いし、例
えば樹脂フィルムと金属箔を張り合わせた複合フィルム
等でもよい。また、ラインセンサーやエリアセンサーに
よるセンシングにおいては、偏光フィルターを使用し
て、欠陥の検出を容易にすることも可能である。
【0039】さらに、ラインセンサーとして光学センサ
ーを使用した場合に、発光素子からの光がウェブにより
反射し、その反射光を受光素子で受ける方式の他に、発
光素子と受光素子とをウェブを挟んで対向する位置に設
置しておき、発光素子から発光された光のうち、ウェブ
の透過光を受光素子によりセンシングする構造をとるこ
とも可能である。
【0040】もちろん、高密度の光センサーであれば、
エリアセンサーとして光センサーを用いることも可能で
ある。さらに、ラインセンサやエリアセンサーは、ウェ
ブの大きさや検査精度、画像処理・情報処理系の能力等
に対応するように、それぞれ2個以上設置されていても
良い。
【0041】
【発明の効果】本発明のウェブの欠陥検査装置及びそれ
を用いた欠陥検査方法によれば、ウェブ中の欠陥検査に
おいて、ラインセンサーにより必要とされたエリアのみ
に対して精密検査することにより、エリアセンサーを構
成する個々のセンサーの総数及び密度等をそれほど多く
しなくても高精度な検査が可能となり欠陥の有無を判定
するための情報処理系・画像処理系の負担が軽減する。
これにより迅速な欠陥検査が可能となるとともに、必要
箇所には、より精密な検査が可能となり、欠陥の見落と
し等の可能性が激減するという効果を奏する。さらにラ
インセンサーについても精密な検査性能が要求されない
ので、より安価に構成できるという効果を発揮する。
【0042】請求項1記載のウェブの欠陥検査装置にお
いては、まず、ラインセンサーによりウェブ中に存在す
る欠陥の粗測定を行い、次いで、前記ラインセンサーに
より欠陥が検出された位置のみをエリアセンサーにより
精密に検査するので、高精度、迅速、かつ、確実な欠陥
検査が可能となる。ここで、前記ラインセンサーにより
走行するウェブ中の欠陥を順次、むらなく粗く検査する
ことができる。この際、ラインセンサーは欠陥の粗い検
査のみを行うので、これを構成する個々のセンサーの総
数及び密度をそれほど高くする必要がなく、ラインセン
サーを安価に構成できる上に、欠陥検出に要する時間
(画像処理や情報処理に要する時間を含む)が短くて済
み、迅速な粗い検査が可能となる。
【0043】また、限定された範囲のみを検査すればよ
いエリアセンサーにより画像・情報処理能力を一定とし
た場合に、エリアセンサーとして分解能の高いセンサー
を用いても検査速度が低下しない。従って、解像度の高
い画像が得られ、より精密な欠陥検査が可能となる。す
なわち、粗く検査された欠陥に関して、そのサイズ・単
位面積当たりの個数(密度)・濃淡等を高精度に、か
つ、迅速に検査することができる。
【0044】請求項2に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、欠陥判別部により検査周の欠陥が基準内
欠陥であるか基準外欠陥であるかを判別することができ
るため、ウェブのうち基準外欠陥を有するウェブを欠陥
品として識別することが容易となる。そしてこの欠陥判
別部が第1の欠陥判別回路を具備しており、第1の欠陥
判別回路により、欠陥密度の高低を基準として基準外欠
陥の有無を判別することができる。
【0045】請求項3に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、第2の欠陥判別回路により、欠陥のサイ
ズの大小を基準として基準外欠陥の有無を判別すること
ができる。請求項4に記載されたウェブの欠陥検査装置
においては、第3の欠陥判別回路により、欠陥の濃淡を
基準として基準外欠陥の有無を判別することができる。
【0046】請求項5に記載されたウェブの欠陥検査装
置においては、予め記憶されている基準ウェブの画像と
検査されたウェブの画像とを比較して基準外欠陥の有無
を判定するので、その判別の精度が高くなる。また、基
準ウェブの画像としてその後方の欠陥のない画像とを比
較する場合には、欠陥有りとされたウェブの画像とその
後方の画像との2つの実画像をマッチングして基準外欠
陥の有無・すなわち良品ウェブと不良品ウェブの判別を
行うので、検査時における環境の影響をキャンセルする
ことができ、より正確な判定が可能となる。
【0047】請求項6に記載されたウェブの欠陥検査方
法においては、ウェブの欠陥検査を円滑かつ確実の行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態として示したウェ
ブの欠陥検査装置の側面図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態として示したウェ
ブの欠陥検査装置を用いた欠陥検査方法を説明するため
のブロック図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態の変形例として示
したウェブの欠陥検査方法において得られた画像であ
り、(a)欠陥有りとされたエリアを撮像した画像であ
り、(b)は、その1ピッチ後の画像である。
【図5】 従来のウェブの欠陥検査装置の側面図であ
る。
【図6】 図5の正面図である。
【符号の説明】
A…ウェブの欠陥検査装置 11…ウェブ 15…走行手段 17…ラインセンサー 21…エリアセンサー 31…エリアセンサー駆動部 41…制御部 51…欠陥判定部 61…第1の欠陥判別回路 71…第2の欠陥判別回路 81…第3の欠陥判別回路 91…欠陥表示部 101、111…第4の欠陥判別回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のウェブ中に存在する欠陥の検査を
    行うウェブの欠陥検査装置であって、 ウェブをその長さ方向に走行させる走行手段と、 前記ウェブの幅方向に複数の欠陥検出センサーを配設し
    たライン状のラインセンサーと、 該ラインセンサーよりも該ウェブの走行方向の下流側に
    設けられ、前記ラインセンサーにより粗く検査された欠
    陥のうち前記ウェブの幅方向及び長さ方向に限定された
    エリア内の欠陥を検査するエリアセンサーと、 該エリアセンサーを前記ウェブに沿って移動可能に支持
    するエリアセンサー駆動部と、 前記ラインセンサーの欠陥検出結果と前記ウェブの走行
    速度とに基づいて前記エリアセンサーが前記ウェブの欠
    陥位置に移動するよう前記エリアセンサー駆動部を駆動
    させる制御部とを備えてなることを特徴とするウェブの
    欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
    装置において、 前記エリアセンサーの検査結果に基づいて、ウェブの欠
    陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別を行う欠陥判別
    部を備えてなり、 該欠陥判別部は、 前記エリアセンサーにより前記限定されたエリア内にお
    いて検出された欠陥の個数を数えて、その総数に基づい
    て基準内欠陥と基準外欠陥との判別を行う第1の欠陥判
    別回路を具備していることを特徴とするウェブの欠陥検
    査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
    装置において、 前記エリアセンサーの検査結果に基づいて、ウェブの欠
    陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別を行う欠陥判別
    部を備えてなり、 該欠陥判別部は、 前記エリアセンサーにより前記限定されたエリア内にお
    いて検出された欠陥のサイズを測定し、そのサイズに基
    づいて基準内欠陥と基準外欠陥との判別を行う第2の欠
    陥判別回路を具備していることを特徴とするウェブの欠
    陥検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
    装置において、 前記エリアセンサーの検査結果に基づいて、ウェブの欠
    陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別を行う欠陥判別
    部を備えてなり、 該欠陥判別部は、 前記エリアセンサーにより前記限定されたエリア内にお
    いて検出された欠陥の濃度を測定し、その濃度に基づい
    て基準内欠陥と基準外欠陥との判別を行う第3の欠陥判
    別回路を具備していることを特徴とするウェブの欠陥検
    査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載されたウェブの欠陥検査
    装置において、 前記エリアセンサーの検査結果に基づいて、ウェブの欠
    陥のうち基準内欠陥、基準外欠陥の判別を行う欠陥判別
    部を備えてなり、 該欠陥判別部は、 予め記憶されている基準ウェブの画像を出力する基準ウ
    ェブ画像出力回路と、 前記基準ウェブの画像と前記エリアセンサーの出力画像
    とを比較して、基準内欠陥と基準外欠陥とを判別する第
    4の欠陥判別回路を具備していることを特徴とするウェ
    ブの欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 帯状のウェブ中に存在する欠陥を検査す
    るウェブの欠陥検査方法であって、 ウェブの長さ方向に走行させつつ、前記ウェブの幅方向
    に複数の欠陥検出センサーを配設したライン状のライン
    センサーにより第1の位置にて該ウェブの幅方向に一括
    して欠陥の粗い検査を行い、 該第1の位置よりも前記ウェブの走行方向の下流側の第
    2の位置で、前記ラインセンサーにより得られた欠陥の
    位置及びウェブの走行速度のデータに基づいて、前記ラ
    インセンサーにより粗く検査された欠陥のうち前記ウェ
    ブの幅方向および長さ方向に限定されたエリア内の欠陥
    を検査するエリアセンサーを該欠陥の位置に到らせて該
    欠陥の精密検査をなすことを特徴とするウェブの欠陥検
    査方法。
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