JPH11248643A - 透明フィルムの異物検査装置 - Google Patents

透明フィルムの異物検査装置

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JPH11248643A
JPH11248643A JP4960298A JP4960298A JPH11248643A JP H11248643 A JPH11248643 A JP H11248643A JP 4960298 A JP4960298 A JP 4960298A JP 4960298 A JP4960298 A JP 4960298A JP H11248643 A JPH11248643 A JP H11248643A
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JP
Japan
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transparent film
ccd camera
optical distortion
image
light
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JP4960298A
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English (en)
Inventor
Koji Tsuji
浩二 辻
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価且つ少ないカメラ台数で詳細な検査を行
い得るようにする。 【解決手段】 透明フィルム1の内部に形成された光学
的歪みの気泡部7を検出する位置検出手段13と、該位
置検出手段13で検出した光学的歪みの核部6の大きさ
を測定してその測定寸法から光学的歪みの良否を判定す
る良否判定手段24とを設けるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透明フィルムの
異物検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、産業の各分野において、様々な透
明フィルムが使用されている。このような透明フィルム
は、所定の品質要求を満たしているかどうかを確認する
ため、製造時に異物検査などの品質検査が行われてい
る。
【0003】従来の透明フィルムの品質検査装置として
は、特開平6−242023号公報に示すようなフイッ
シュアイ検査装置がある。
【0004】即ち、図11に示すように、帯状の透明フ
ィルム1を搬送するフィルム搬送ラインの途中に、下方
から透明フィルム1の下面へ向けて垂直に、透明フィル
ム1の幅方向へ延びるライン状ライト2を配設する。該
ライン状ライト2は複数本の光ファイバをその端面が一
直線状となるように並べて、平行光線に近いラインビー
ムを出射し得るようにしたものである。
【0005】そして、フィルム搬送ラインにおける透明
フィルム1を挟んでライン状ライト2の真上となる位置
に、ライン状ライト2から出射されて透明フィルム1を
透過した透過光を受光可能な一次元CCDカメラ3を垂
直に配設する。該一次元CCDカメラ3は、内部に設け
られる受光素子列4が透明フィルム1の幅方向へ向くよ
うに配設されており、且つ、測定しようとする異物不良
5(図12参照)のうちの最小のものの1/3以下とい
う高い分解能を持つように設定されている。且つ、一次
元CCDカメラ3は、透明フィルム1の全幅におよぶ視
野を有するようにする。
【0006】ここで、上記異物不良5について説明す
る。一般に、透明フィルム1には、製造過程で、内部に
フイッシュアイと呼ばれる魚の目のような形状の光学的
歪みが発生することがある。該フィッシュアイは、核部
6の周囲に気泡部7が形成されたものがほとんどであ
り、そのうち、異物8が核部6となったものが異物不良
5である。なお、透明フィルム1の成分であるゲルが核
部6となったフイッシュアイは異物不良5ではないもの
として扱われる。また、気泡部7のみのフイッシュアイ
も稀にあるが、この場合も異物不良5ではないものとし
て扱われる。
【0007】そして、上記一次元CCDカメラ3は、フ
イッシュアイの数をカウントする画像処理装置9に接続
され、画像処理装置9は、検査条件の設定を行ったり検
査を行った結果を表示するコンピュータなどの演算処理
装置10に接続されている。
【0008】かかる構成では、フィルム搬送ラインを送
られている帯状の透明フィルム1に対し、透明フィルム
1の幅方向へ延びるライン状ライト2を用いて、下方か
ら透明フィルム1の下面へ向けて平行光線に近いライン
ビームを垂直に照射させる。
【0009】すると、ライン状ライト2から出射され透
明フィルム1を透過した透過光は、ライン状ライト2の
真上に垂直に配設された一次元CCDカメラ3の受光素
子列4で受光される。
【0010】そして、一次元CCDカメラ3からの映像
信号は画像処理装置9へ送られ、画像処理装置9が前記
映像信号に基づきフイッシュアイと呼ばれる魚の目のよ
うな形状の光学的歪みの数をカウントする。
【0011】その後、コンピュータなどの演算処理装置
10が、画像処理装置9でカウントしたフイッシュアイ
を検査して、核部6がゲルであるか異物8であるかを判
定し表示する。
【0012】上記フィッシュアイ検査装置では、核部6
がゲルのフイッシュアイの画像は、図13に示すよう
に、フイッシュアイの1/3の大きさの2つの薄い影1
1がライン方向へ離れて映ったものとなる。
【0013】これは、フイッシュアイの気泡部7の周辺
部分では、光学歪みのために透過光線が屈折して受光量
が低下し薄黒い影11として検出されるのに対し、フイ
ッシュアイの中心部では、光学歪みが少ないことおよび
平行光線に近いラインビームを使用していることから受
光量が低下しなかったことによる。
【0014】また、核部6が異物8のフイッシュアイの
画像は、図14に示すように、上記2つの薄い影11の
中央に異物の濃い影12が映ったものとなる。これは、
フイッシュアイ中央の異物8の部分で光の透過が遮断さ
れることによる。
【0015】従って、一次元CCDカメラ3の分解能
を、測定しようとする異物不良5のうちの最小のものの
1/3以下にまで高めることによって、フイッシュアイ
の検出、および、核部6がゲルのフイッシュアイと、核
部6が異物8のフイッシュアイとの識別が可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフイッシュアイ検査装置では、一次元CCD
カメラ3の分解能を、測定しようとする異物不良5のう
ちの最小のものの1/3以下にまで高めることによっ
て、フイッシュアイの検出、および、核部6がゲルのフ
イッシュアイと、核部6が異物8のフイッシュアイとを
識別させるようにしているので、高価な一次元CCDカ
メラ3が必要となる。しかも、一次元CCDカメラ3の
分解能を高めに設定すると、その分、一次元CCDカメ
ラ3の視野が狭くなるため、透明フィルム1の全幅に亘
って検出を行うには、上記高価な一次元CCDカメラ3
が複数台必要となり、コストアップを招くという問題が
ある。
【0017】反対に、コストアップを回避するために、
一次元CCDカメラ3の分解能を上記よりも低く設定す
ると、核部6や気泡部7を明瞭に撮像することができ
ず、核部6がゲルのフイッシュアイと、核部6が異物8
のフイッシュアイとを識別することができなくなる。
【0018】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、安価且つ少ないカメラ台数で詳細な検査を行う
ことのできる透明フィルムの異物検査装置を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、透明フィルムの内
部に形成された光学的歪みの気泡部の位置を検出する位
置検出手段と、該位置検出手段で検出した光学的歪みの
核部の大きさを測定してその測定寸法から光学的歪みの
良否を判定する良否判定手段とを設けたことを特徴とし
ている。
【0020】このように構成された請求項1にかかる発
明では、位置検出手段と良否判定手段とを分けたことに
より、確実に光学的歪みおよび光学的歪みの核部の有無
を検出することが可能となる。
【0021】また、請求項2に記載された発明では、位
置検出手段が、透明フィルムの片面側から透明フィルム
へ向けて斜めに光を照射する第一の照明装置と、前記透
明フィルムを挟んで第一の照明装置とは反対面側で且つ
透明フィルムにおける第一の照明装置からの光の照射位
置に、真上から垂直に透明フィルムの画像を撮像するよ
う設けられた一次元CCDカメラと、該一次元CCDカ
メラで撮影された画像信号に対し2値化処理を行って光
学的歪みの発生位置を検出する発生位置検出器とを有
し、前記良否判定手段が、透明フィルムの片面側から透
明フィルムへ向けて垂直に光を照射する第二の照明装置
と、前記透明フィルムを挟んで第二の照明装置とは反対
面側で且つ透明フィルムにおける第二の照明装置からの
光の照射位置に、真上から垂直に透明フィルムの画像を
撮像するよう設けられた高分解能のCCDカメラと、高
分解能のCCDカメラで撮影された画像信号に対し2値
化処理を行って光学的歪みの核部の寸法を測定しその大
小により良否を判定する良否判定装置とを有することを
特徴としている。
【0022】このように構成された請求項2にかかる発
明では、請求項1と同様、確実に光学的歪みおよび光学
的歪みの核部の有無を検出することが可能となる。特
に、位置検出手段では、透明フィルムへ向けて斜めに光
を照射し、真上から垂直に透明フィルムの画像を撮像さ
せることにより、一次元CCDカメラに直接透過光が入
らないようにしているので、基本的に暗視野画像とな
り、透明フィルム上に光学的歪みがあると、その気泡部
で光が屈折し、屈折した光が一次元CCDカメラへ入射
されるので、明点として明瞭に検出されることとなるこ
とから、低い分解能でも確実に光学的歪みの気泡部の位
置を検出することが可能となる。
【0023】また、請求項3に記載された発明では、前
記良否判定手段が、位置検出手段で検出した光学的歪み
の発生位置へ移動する移動機構を備えたことを特徴とし
ている。
【0024】このように構成された請求項3にかかる発
明では、良否判定手段を移動式とすることにより、良否
判定手段を小型化して安価に装置を実現することができ
る。
【0025】また、請求項4に記載された発明では、前
記移動機構が、少なくとも高分解能のCCDカメラを透
明フィルムに対し相対的に移動可能なトラバース装置
と、トラバース装置を駆動して、少なくとも高分解能の
CCDカメラを透明フィルム上の光学的歪みの位置まで
相対的に移動させるトラバースコントローラとを有する
ことを特徴としている。
【0026】このように構成された請求項4にかかる発
明では、トラバース装置を用いて高分解能のCCDカメ
ラを移動させることにより、高分解能のCCDカメラを
小型化して安価に装置を実現することができる。
【0027】また、請求項5に記載された発明では、帯
状の透明フィルムを搬送する搬送ラインの上流側に位置
検出手段が設けられ、前記搬送ラインの下流側に良否判
定手段が設けられたことを特徴としている。
【0028】このように構成された請求項5にかかる発
明では、透明フィルムを送りながら異物の検査を行わせ
ることができる。また、搬送ラインに設けるようにした
ことにより、高分解能のCCDカメラは搬送ラインの幅
方向にのみ動かすようにすれば良くなり、トラバース装
置の簡略化を図ることができる。
【0029】また、請求項6に記載された発明では、移
動機構が、透明フィルムの搬送ラインからの速度情報に
基づき光学的歪みの到達時間を計算して高分解能のCC
Dカメラへ取り込み開始を指示するタイミングコントロ
ーラを有することを特徴としている。
【0030】このように構成された請求項6にかかる発
明では、必要な時のみ高分解能のCCDカメラに取り込
みを行わせるようにすることができるので、良否判定手
段の負担を減少することができる。また、搬送ラインの
速度の変化に対応させることが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0032】図1〜図10は、この発明の実施の形態1
を示すものである。なお、前記従来例と同一ないし均等
な部分については、同一の符号を付して説明する。
【0033】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、透明フィルム1の内部に形成されたフイ
ッシュアイなどの光学的歪みの気泡部7の位置を検出す
る位置検出手段13を設ける。
【0034】該位置検出手段13は、図2ないし図4に
示すように、透明フィルム1の片面側(図では下面側と
なっているが上面側としてもよい)から透明フィルム1
へ向けて斜めに光を照射する照明装置14を有する。該
照明装置14からの光は、透明フィルム1の幅方向15
へ透明フィルム1の幅寸法と同じかそれよりも広い幅寸
法で拡がるラインビームとし、且つ、該ラインビームは
平行光線とするのが好ましい。なお、前記照明装置14
は、透明フィルム1の搬送ライン16の途中に設けて、
透明フィルムを送りながら検出し得るようにするのが好
ましい。なお、透明フィルムを送りながら検出しない場
合にはラインビームの拡がり方向は、透明フィルム1の
幅方向15と一致させる必要はない。
【0035】そして、前記透明フィルム1を挟んで照明
装置14とは反対面側で且つ透明フィルム1におけるラ
インビームの照射位置に、真上から垂直に透明フィルム
1の画像を撮像する低分解能の一次元CCDカメラ17
を設ける。該一次元CCDカメラ17は、内部に設けら
れる受光素子列18が、ラインビームの拡がり方向、即
ち、透明フィルム1の幅方向15へ向くように配設され
ている。且つ、一次元CCDカメラ17は、透明フィル
ム1の全幅を撮像するものとし、必要な場合には複数台
に分けて設けるようにする。
【0036】また、一次元CCDカメラ17からの出力
信号19をA/D変換するA/D変換器20を設ける。
さらに、A/D変換器20でA/D変換された画像信号
21(図5参照)に対し2値化処理を行って光学的歪み
の発生位置22を検出する発生位置検出器23を設け
る。該発生位置検出器23は、図6に示すように、予め
設定されたしきい値よりも明るい部分を光学的歪みの気
泡部7とし、該気泡部7が一次元CCDカメラ17の何
番目のピクセルに相当するかを検出することで光学的歪
みの発生位置22を特定するようになっている。
【0037】そして、位置検出手段13で検出した光学
的歪みの核部6の大きさを測定してその測定寸法から光
学的歪みの良否を判定する良否判定手段24を設ける。
該良否判定手段24は、位置検出手段13で検出した光
学的歪みの発生位置22へ移動する移動機構42を有し
ている。
【0038】前記良否判定手段24は、図2、図7に示
すように、透明フィルム1の片面側(図では下面側とな
っているが上面側としてもよい)から透明フィルム1へ
向けて垂直に光を照射する照明装置25を有する。該照
明装置25からの光は、前記照明装置14からのライン
ビームの拡がり方向と平行な方向、即ち、透明フィルム
1の幅方向15へ拡がるラインビームとし、且つ、該ラ
インビームは平行光線とするのが好ましい。ただし、照
明装置25からのラインビームの拡がり幅は、透明フィ
ルム1の全幅に及ぶ必要はなく、部分的なものでよい。
なお、この照明装置25は、前記照明装置14と同じ
く、透明フィルム1の搬送ライン16の途中に設けて、
透明フィルムを送りながら検出し得るようにするのが好
ましい。透明フィルムを送りながら検出させる場合に
は、照明装置25は前記照明装置14の下流側に設け
る。
【0039】そして、前記透明フィルム1を挟んで照明
装置14とは反対面側で且つ透明フィルム1におけるラ
インビームの照射位置に、真上から垂直に透明フィルム
1の画像を撮像する高分解能のCCDカメラ26を設け
る。該CCDカメラ26は、必ずしも一次元CCDカメ
ラとする必要はないが、受光素子を有効に使ってより高
い分解能が得られるようにするには、一次元CCDカメ
ラとするのが有利である。一次元CCDカメラとした場
合には、内部に設けられる受光素子列27が、前記ライ
ンビームの拡がり方向と平行な方向、即ち、透明フィル
ム1の幅方向15へ向くように配設するのが好ましい。
そして、CCDカメラ26の視野は、照明装置25から
の光の照射範囲よりも狭くなるように設定する。
【0040】また、CCDカメラ26からの出力信号2
8をA/D変換するA/D変換器29を設ける。さら
に、A/D変換器29でA/D変換された画像信号30
(図9参照)に対し2値化処理を行って光学的歪みの核
部6の寸法を測定しその大小により良否を判定する良否
判定装置31を設ける。該良否判定装置31は、図10
に示すように、予め設定されたしきい値よりも暗い部分
を光学的歪みの核部6の幅とする。なお、しきい値は、
光学的歪みの気泡部7によって明るさの低くなる部分を
検出しない値に予め設定する。
【0041】さらに、前記移動機構42として、前記照
明装置25と高分解能のCCDカメラ26を同時にまた
は同期させて光学的歪みの位置へ移動するトラバース装
置32を設ける。該トラバース装置32は、透明フィル
ム1の搬送ライン16に設けて透明フィルムを送りなが
ら検出する場合には、照明装置25とCCDカメラ26
を少なくとも受光素子列27の延設方向、即ち、透明フ
ィルム1の幅方向15へ移動し得るようにする。トラバ
ース装置32は任意であるが、例えば、透明フィルム1
の幅方向15へ延びるガイド部材33と、照明装置25
やCCDカメラ26を保持した状態で前記ガイド部材3
3に沿って移動可能なガイドブロック34と、前記ガイ
ド部材33の内部に配設され透明フィルム1の幅方向1
5へ延びるスクリュウ軸35と、前記ガイドブロック3
4に形成され前記スクリュウ軸35に螺合するナット部
36と、スクリュウ軸35を回転させるモータなどの駆
動装置37などで構成する。なお、透明フィルムを送り
ながら検出しない場合には、トラバース装置32は、透
明フィルム1の平面方向へ任意に移動可能なX−Yテー
ブルなどとする。なお、透明フィルムを送りながら検出
させる場合で且つ下流側の照明装置25を透明フィルム
1の幅寸法と同じかそれよりも広い幅寸法で拡がるよう
にした場合には、下流側の照明装置25は移動させる必
要がなく、トラバース装置32はCCDカメラ26のみ
を移動させるようにすれば良い。
【0042】くわえて、トラバース装置32を駆動し
て、照明装置25とCCDカメラ26を光学的歪みの位
置まで移動させるトラバースコントローラ38を設け
る。さらに、発生位置検出器23で検出された発生位置
22に基づきトラバースコントローラ38に対して移動
の開始、停止、および、移動量を指示するとともに、搬
送ライン16に設けられたフィルム速度検出器39から
の速度情報40により光学的歪みの到達時間を計算して
CCDカメラ26へ取り込み開始を指示するタイミング
コントローラ41を設ける。
【0043】次に、この実施の形態1の作動について、
図1、図2を用いながら説明する。
【0044】まず、位置検出手段13を用いて、透明フ
ィルム1の内部に形成された光学的歪みの気泡部7の位
置を検出する。
【0045】具体的には、図2ないし図4に示すよう
に、照明装置14を用いて、透明フィルム1の片面側
(図では下面側となっているが上面側としてもよい)か
ら透明フィルム1へ向けて斜めに光を照射する。照明装
置14からの光は、透明フィルム1の幅方向15へ透明
フィルム1の幅寸法と同じかそれよりも広い幅寸法で拡
がるラインビームとし、且つ、該ラインビームは平行光
線とするのが好ましい。なお、前記照明装置14は、透
明フィルム1の搬送ライン16の途中に設けて、透明フ
ィルムを送りながら検出し得るようにするのが好まし
い。なお、透明フィルムを送りながら検出しない場合に
はラインビームの拡がり方向は、透明フィルム1の幅方
向15と一致させる必要はない。
【0046】そして、前記透明フィルム1を挟んで照明
装置14とは反対面側で且つ透明フィルム1におけるラ
インビームの照射位置に設けられた低分解能の一次元C
CDカメラ17で、真上から垂直に透明フィルム1の画
像を撮像する。該一次元CCDカメラ17は、内部に設
けられる受光素子列18が、ラインビームの拡がり方
向、即ち、透明フィルム1の幅方向15へ向くように配
設されている。且つ、一次元CCDカメラ17は、透明
フィルム1の全幅を撮像するものとし、必要な場合には
複数台に分けて設けるようにする。
【0047】そして、一次元CCDカメラ17からの出
力信号19をA/D変換器20でA/D変換し、さら
に、A/D変換器20でA/D変換された画像信号21
(図5参照)を発生位置検出器23へ送る。
【0048】この画像信号21は、図3に示すように、
透明フィルム1へ向けて斜めに光を照射し、真上から垂
直に透明フィルム1の画像を撮像させることにより、一
次元CCDカメラ17に直接透過光が入らないようにし
ているので、基本的に暗視野画像となる。そして、図4
に示すように、透明フィルム1上に光学的歪みがある
と、その気泡部7で光が屈折し、屈折した光が一次元C
CDカメラ17へ入射されるので、明点として明瞭に検
出されることとなる。そのため、低い分解能でも確実に
光学的歪みの気泡部7の位置を検出することが可能とな
る。
【0049】そして、発生位置検出器23は、前記画像
信号21に対し2値化処理を行って光学的歪みの発生位
置22を検出する。即ち、発生位置検出器23は、図6
に示すように、予め設定されたしきい値よりも明るい部
分を光学的歪みの気泡部7とし、該気泡部7が一次元C
CDカメラ17の何番目のピクセルに相当するかを検出
することで光学的歪みの発生位置22を特定する。
【0050】そして、位置検出手段13で光学的歪みの
発生位置22が検出されると、良否判定手段24は、位
置検出手段13で検出した光学的歪みの発生位置22に
基づき光学的歪みの発生位置22へ移動し、光学的歪み
の核部6の大きさを測定してその測定寸法から光学的歪
みの良否を判定する。
【0051】即ち、まず、タイミングコントローラ41
が、発生位置検出器23で検出された発生位置22に基
づきトラバースコントローラ38に対して移動の開始、
停止、および、移動量を指示する。そして、トラバース
コントローラ38が、トラバース装置32を駆動して、
照明装置25とCCDカメラ26を同時にまたは同期さ
せて光学的歪みの位置まで移動させる。
【0052】具体的には、透明フィルム1の搬送ライン
16に設けて透明フィルムを送りながら検出する場合に
は、モータなどの駆動装置37を駆動してスクリュウ軸
35を回転させ、ガイド部材33に沿って、照明装置2
5やCCDカメラ26を保持するガイドブロック34を
透明フィルム1の幅方向15へ移動させるようにする。
これにより、CCDカメラ26の移動方向が一方向で良
くなるので、トラバース装置32を簡略化することがで
きる。
【0053】この際、タイミングコントローラ41が、
搬送ライン16に設けられたフィルム速度検出器39か
らの速度情報40により光学的歪みの到達時間を計算し
てCCDカメラ26へ取り込み開始を指示する。これに
より、必要な時のみに取り込みが行われるので、良否判
定装置31で処理すべき情報量が減り、良否判定装置3
1の負担を減少することが可能となる。また、搬送ライ
ン16における搬送速度の変化に対応させることが可能
となる。
【0054】なお、透明フィルムを送りながら検出させ
る場合で且つ下流側の照明装置25を透明フィルム1の
幅寸法と同じかそれよりも広い幅寸法で拡がるようにし
た場合には、下流側の照明装置25は移動させる必要が
なく、トラバース装置32はCCDカメラ26のみを移
動させるようにすれば良い。
【0055】また、透明フィルムを送りながら検出しな
い場合には、X−Yテーブルなどを用いて照明装置25
やCCDカメラ26を透明フィルム1の平面方向へ任意
に移動させるようにする。
【0056】このように、良否判定手段24のCCDカ
メラ26を、光学的歪みの位置へ移動させるようにした
ことにより、高分解能のCCDカメラ26の設置数を削
減することが可能となり、その分、コストを押さえるこ
とが可能となる。
【0057】次に、図2、図7に示すように、照明装置
25を用いて、透明フィルム1の片面側(図では下面側
となっているが上面側としてもよい)から透明フィルム
1へ向けて垂直に光を照射する。該照明装置25からの
光は、前記照明装置14からのラインビームの拡がり方
向と平行な方向、即ち、透明フィルム1の幅方向15へ
拡がるラインビームとし、且つ、該ラインビームは平行
光線とするのが好ましい。ただし、照明装置25からの
ラインビームの拡がり幅は、透明フィルム1の全幅に及
ぶ必要はなく、部分的なものでよい。なお、この照明装
置25は、前記照明装置14と同じく、透明フィルム1
の搬送ライン16の途中に設けて、透明フィルムを送り
ながら検出し得るようにするのが好ましい。透明フィル
ムを送りながら検出させる場合には、照明装置25は前
記照明装置14の下流側に設けられる。
【0058】そして、前記透明フィルム1を挟んで照明
装置14とは反対面側で且つ透明フィルム1におけるラ
インビームの照射位置に設けられた高分解能のCCDカ
メラ26で、真上から垂直に透明フィルム1の画像を撮
像する。該CCDカメラ26は、必ずしも一次元CCD
カメラ26とする必要はないが、受光素子を有効に使っ
てより高い分解能が得られるようにするには、一次元C
CDカメラ26とするのが有利である。一次元CCDカ
メラ26とした場合には、内部に設けられる受光素子列
27が、前記ラインビームの拡がり方向と平行な方向即
ち、透明フィルム1の幅方向15へ向くように配設する
のが好ましい。そして、CCDカメラ26の視野は、照
明装置25からの光の照射範囲よりも狭くなるように設
定する。
【0059】そして、CCDカメラ26からの出力信号
28をA/D変換器29でA/D変換し、さらに、A/
D変換器29でA/D変換された画像信号30(図9参
照)を良否判定装置31へ送る。
【0060】この画像信号30は、図7に示すように、
透明フィルム1へ向けて垂直に光を照射し、真上から垂
直に透明フィルム1の画像を撮像させることにより、C
CDカメラ26に直接透過光が入るようにしているの
で、基本的に明視野画像となる。そして、図8に示すよ
うに、透明フィルム1上に光学的歪みがあると、その気
泡部7の縁部で光が屈折し、屈折によって光量が低下さ
れるので、気泡部7を検出することが可能となる。ま
た、光学的歪みに核部6があると、その核部6で光が遮
断されるので、核部6は暗点として検出される。この
際、高分解能のCCDカメラ26を使用しているため、
確実に気泡部7と核部6を識別して検出することができ
る。
【0061】そして、良否判定装置31は、前記画像信
号30に対し2値化処理を行って光学的歪みの核部6の
寸法を測定しその大小により良否を判定する。即ち、良
否判定装置31は、図10に示すように、予め設定され
たしきい値よりも暗い部分を光学的歪みの核部6の幅と
する。なお、しきい値は、光学的歪みの気泡部7によっ
て明るさの低くなる部分を検出しない値に予め設定す
る。これにより、光学的歪みの気泡部7を確実に除外す
ることが可能となる。
【0062】
【実施例1】プリント配線基盤製造時に使用されるフォ
トマスクの保護用フィルムの異物を検査する場合に適用
した。該フォトマスクの保護用フィルムは、幅寸法が1
200mmで、40m/mmのライン速度で送られてい
る。
【0063】そして、位置検出手段13における低分解
能の一次元CCDカメラ17は、4096ビットの受光
素子が1列に並んだものを使用した。1台あたりの視野
を約205mmに設定し、合計6台使用した。この場合
の1台あたりの分解能は0.05mmとなった。
【0064】位置検出手段13における照明装置14
は、石英棒の側面よりハロゲン光を入射するタイプの線
状光源を使用し、平行光線化するために光源の前面にシ
リンドリカルレンズを用いた。
【0065】また、良否判定手段24における高分解能
のCCDカメラ26は、2048ビットの受光素子が1
列に並んだ一次元CCDカメラを1台使用した。視野を
約10mmに設定することにより、分解能が0.005
mmとなった。
【0066】トラバース装置32には、1500mm/
sで移動可能な高速タイプの1軸ロボットを使用した。
【0067】そして、低分解能の一次元CCDカメラ1
7で撮影後、下流側の高分解能のCCDカメラ26で撮
影可能な状態となるまでに最長で4秒程度の時間が必要
となるので、低分解能の一次元CCDカメラ17と下流
側の高分解能のCCDカメラ26との間のパスライン長
さを3mとした。
【0068】プリント配線基盤製造時に使用されるフォ
トマスクの保護用フィルムにおいて要求される異物8の
最小測定寸法は15ミクロン程度であり、15ミクロン
以上の異物8があると、発生する気泡部7の大きさは5
0ミクロン以上となることが知られている。
【0069】本実施例によれば、15ミクロン程度の異
物8を検出できる高分解能のCCDカメラ26が1台で
良いので、装置を安価に製作することができた。しか
も、確実に光学的歪みを検出し、光学的歪みにおける核
部の有無を誤りなく認識できることが確認できた。
【0070】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0071】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、位置検出手段と良否判定手段とを分けたこ
とにより、確実に光学的歪みおよび光学的歪みの核部の
有無を検出することが可能となる。
【0072】また、請求項2の発明によれば、請求項1
と同様、確実に光学的歪みおよび光学的歪みの核部の有
無を検出することが可能となる。特に、位置検出手段で
は、透明フィルムへ向けて斜めに光を照射し、真上から
垂直に透明フィルムの画像を撮像させることにより、一
次元CCDカメラに直接透過光が入らないようにしてい
るので、基本的に暗視野画像となり、透明フィルム上に
光学的歪みがあると、その気泡部で光が屈折し、屈折し
た光が一次元CCDカメラへ入射されるので、明点とし
て明瞭に検出されることとなることから、低い分解能で
も確実に光学的歪みの気泡部の位置を検出することが可
能となる。
【0073】また、請求項3の発明によれば、良否判定
手段を移動式とすることにより、良否判定手段を小型化
して安価に装置を実現することができる。
【0074】また、請求項4の発明によれば、トラバー
ス装置を用いて高分解能のCCDカメラを移動させるこ
とにより、高分解能のCCDカメラを小型化して安価に
装置を実現することができる。
【0075】また、請求項5の発明によれば、透明フィ
ルムを送りながら異物の検査を行わせることができる。
また、搬送ラインに設けるようにしたことにより、良否
判定手段の高分解能のCCDカメラは搬送ラインの幅方
向にのみ動かすようにすれば良くなり、トラバース装置
の簡略化を図ることができる。
【0076】また、請求項6の発明によれば、必要な時
のみ高分解能のCCDカメラに取り込みを行わせるよう
にすることができるので、良否判定手段の負担を減少す
ることができる。また、搬送ラインの速度の変化に対応
させることが可能となる、という実用上有益な効果を発
揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の概略斜視図である。
【図2】図1の制御系統図である。
【図3】光学的歪みがない場合における位置検出手段の
照明装置部分を示す図であり、
【図4】光学的歪みがある場合における位置検出手段の
照明装置部分を示す図であり、
【図5】低分解能の一次元CCDカメラによる画像を示
す図である。
【図6】図5の画像に2値化処理を行った状態を示すグ
ラフである。
【図7】良否判定手段の照明装置部分を示す図である。
【図8】光学的歪みがある場合の図7の拡大図である。
【図9】高分解能のCCDカメラによる画像を示す図で
ある。
【図10】図9の画像に2値化処理を行った状態を示す
グラフである。
【図11】従来例の斜視図である。
【図12】光学的歪みの拡大図である。
【図13】核部がゲルの場合に図11の装置で得られる
画像を示す図である。
【図14】核部が異物の場合に図11の装置で得られる
画像を示す図である。
【符号の説明】
1 透明フィルム 6 核部 7 気泡部 13 位置検出手段 14 照明装置 16 搬送ライン 17 一次元CCDカメラ 21 画像信号 22 発生位置 23 発生位置検出器 24 良否判定手段 25 照明装置 26 CCDカメラ 30 画像信号 31 良否判定装置 32 トラバース装置 38 トラバースコントローラ 40 速度情報 41 タイミングコントローラ 42 移動機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明フィルムの内部に形成された光学的
    歪みの気泡部の位置を検出する位置検出手段と、該位置
    検出手段で検出した光学的歪みの核部の大きさを測定し
    てその測定寸法から光学的歪みの良否を判定する良否判
    定手段とを設けたことを特徴とする透明フィルムの異物
    検査装置。
  2. 【請求項2】 位置検出手段が、 透明フィルムの片面側から透明フィルムへ向けて斜めに
    光を照射する第一の照明装置と、 前記透明フィルムを挟んで第一の照明装置とは反対面側
    で且つ透明フィルムにおける第一の照明装置からの光の
    照射位置に、真上から垂直に透明フィルムの画像を撮像
    するよう設けられた一次元CCDカメラと、 該一次元CCDカメラで撮影された画像信号に対し2値
    化処理を行って光学的歪みの発生位置を検出する発生位
    置検出器とを有し、前記良否判定手段が、 透明フィルムの片面側から透明フィルムへ向けて垂直に
    光を照射する第二の照明装置と、 前記透明フィルムを挟んで第二の照明装置とは反対面側
    で且つ透明フィルムにおける第二の照明装置からの光の
    照射位置に、真上から垂直に透明フィルムの画像を撮像
    するよう設けられた高分解能のCCDカメラと、 高分解能のCCDカメラで撮影された画像信号に対し2
    値化処理を行って光学的歪みの核部の寸法を測定しその
    大小により良否を判定する良否判定装置とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の透明フィルムの異物検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記良否判定手段が、位置検出手段で検
    出した光学的歪みの発生位置へ移動する移動機構を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の透明フィルムの異物
    検査装置。
  4. 【請求項4】 前記移動機構が、少なくとも高分解能の
    CCDカメラを透明フィルムに対し相対的に移動可能な
    トラバース装置と、トラバース装置を駆動して、少なく
    とも高分解能のCCDカメラを透明フィルム上の光学的
    歪みの位置まで相対的に移動させるトラバースコントロ
    ーラとを有することを特徴とする請求項2記載の透明フ
    ィルムの異物検査装置。
  5. 【請求項5】 帯状の透明フィルムを搬送する搬送ライ
    ンの上流側に位置検出手段が設けられ、前記搬送ライン
    の下流側に良否判定手段が設けられたことを特徴とする
    請求項1〜4記載の透明フィルムの異物検査装置。
  6. 【請求項6】 移動機構が、透明フィルムの搬送ライン
    からの速度情報に基づき光学的歪みの到達時間を計算し
    て高分解能のCCDカメラへ取り込み開始を指示するタ
    イミングコントローラを有することを特徴とする請求項
    5記載の透明フィルムの異物検査装置。
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