JP2005201887A - ガラス基板の検査方法及び検査装置、並びに表示用パネルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学系10の投光系は、検査光をガラス基板1へ斜めに照射する。表面検査において、焦点調節制御回路41は、反射光がCCDラインセンサー16の受光面の中心位置で受光されるように焦点調節機構40を駆動して、光学系10の焦点位置をガラス基板1の表面に合わせる。内部検査において、CPU70は、表面検査で収集したガラス基板1の表面への焦点調節データに基づいてガラス基板1の内部への焦点調節データを作成し、焦点調節制御回路41は、内部への焦点調節データに従って焦点調節機構40を駆動して、光学系10の焦点位置をガラス基板1の内部に合わせる。信号処理回路60は、CCDラインセンサー20が表面検査で受光した散乱光と内部検査で受光した散乱光との強度の違いから、ガラス基板1の表面の異物と内部の異物とを弁別する。
【選択図】図1
Description
2,3 異物
5 検査テーブル
10 光学系
11 レーザー光源
12,13 レンズ
14 ミラー
15 レンズ
16 CCDラインセンサー
17 集光レンズ
18 結像レンズ
20 CCDラインセンサー
30 XY移動機構
31 XY移動制御回路
40 焦点調節機構
41 焦点調節制御回路
50 信号変換回路
60 信号処理回路
70 CPU
80 出力装置
Claims (14)
- 検査光をガラス基板へ斜めに照射し、検査光がガラス基板の表面又は内部の異物により散乱された散乱光を受光し、受光した散乱光の強度からガラス基板の表面又は内部の異物を検出するガラス基板の検査方法であって、
光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせて散乱光を受光する第1の検査工程と、
光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせて散乱光を受光する第2の検査工程とを含み、
第1の検査工程で受光した散乱光と第2の検査工程で受光した散乱光との強度の違いから、ガラス基板の表面の異物と内部の異物とを弁別することを特徴とするガラス基板の検査方法。 - 第1の検査工程で、検査光がガラス基板の表面で反射された反射光を受光し、反射光の受光位置から光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、
第2の検査工程で、第1の検査工程の焦点調節データに基づいて光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板の検査方法。 - 検査光をガラス基板へ斜めに照射し、検査光がガラス基板の表面又は内部の異物により散乱された散乱光を受光し、受光した散乱光の強度からガラス基板の表面又は内部の異物を検出するガラス基板の検査方法であって、
光学系の焦点位置を変えた複数の検査工程を含み、1つの検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、他の検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせて、
複数の検査工程で受光した散乱光の強度の変化から、予め決めた判定基準によりガラス基板の表面の異物と内部の異物とを弁別することを特徴とするガラス基板の検査方法。 - 検査内容に応じて、検査工程の数、光学系の焦点位置の移動量、及び判定基準を決めることを特徴とする請求項3に記載のガラス基板の検査方法。
- 1回目の検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、2回目以降の検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の表面から内部へ順次移動させることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のガラス基板の検査方法。
- 1回目の検査工程で、検査光がガラス基板の表面で反射された反射光を受光し、反射光の受光位置から光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、
2回目以降の検査工程で、1回目の検査工程の焦点調節データに基づいて光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせることを特徴とする請求項5に記載のガラス基板の検査方法。 - 検査光をガラス基板へ斜めに照射する投光系と、検査光がガラス基板の表面又は内部の異物により散乱された散乱光を受光する受光系とを有する光学系と、
前記光学系の焦点位置を調節する焦点調節手段と、
前記受光系が受光した散乱光の強度からガラス基板の表面又は内部の異物を検出する処理手段とを備え、
前記処理手段は、前記光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせて受光した散乱光と前記光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせて受光した散乱光との強度の違いから、ガラス基板の表面の異物と内部の異物とを弁別することを特徴とするガラス基板の検査装置。 - 前記光学系は、検査光がガラス基板の表面で反射された反射光を受光する反射光検出系を含み、
前記焦点調節手段は、前記反射光検出系の受光位置から前記光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、また、その焦点調節データに基づいて前記光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせることを特徴とする請求項7に記載のガラス基板の検査装置。 - 検査光をガラス基板へ斜めに照射する投光系と、検査光がガラス基板の表面又は内部の異物により散乱された散乱光を受光する受光系とを有する光学系と、
前記光学系の焦点位置を調節する焦点調節手段と、
前記受光系が受光した散乱光の強度からガラス基板の表面又は内部の異物を検出する処理手段とを備え、
前記焦点調節手段は、光学系の焦点位置を変えた複数の検査工程を行うため、1つの検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、他の検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせ、
前記処理手段は、複数の検査工程で受光した散乱光の強度の変化から、予め決めたアルゴリズムを用いてガラス基板の表面の異物と内部の異物とを弁別することを特徴とするガラス基板の検査装置。 - 前記処理手段は、複数のアルゴリズムを有し、
検査内容に応じて、検査工程の数、前記焦点調節手段による光学系の焦点位置の移動量、及び前記処理手段が用いるアルゴリズムを決める制御手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載のガラス基板の検査装置。 - 前記焦点調節手段は、1回目の検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、2回目以降の検査工程で光学系の焦点位置をガラス基板の表面から内部へ順次移動させることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のガラス基板の検査装置。
- 前記光学系は、検査光がガラス基板の表面で反射された反射光を受光する反射光検出系を含み、
前記焦点調節手段は、前記反射光検出系の受光位置から前記光学系の焦点位置をガラス基板の表面に合わせ、また、その焦点調節データに基づいて前記光学系の焦点位置をガラス基板の内部に合わせることを特徴とする請求項11に記載のガラス基板の検査装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のガラス基板の検査方法を用いて、ガラス基板の表面又は内部の異物の検査を行うことを特徴とする表示用パネルの製造方法。
- 請求項7乃至請求項12のいずれか1項に記載のガラス基板の検査装置を用いて、ガラス基板の表面又は内部の異物の検査を行うことを特徴とする表示用パネルの製造方法。
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