JP2007120994A - パネル部材検査装置及びそれに適用されるパネル部材検査用プログラム - Google Patents

パネル部材検査装置及びそれに適用されるパネル部材検査用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の品位検査を行いながらも、パネル部材の搬送回数の低減によって傷、汚れの付着を効果的に抑制可能で、しかも搬送時間の短縮やオペレータの拘束回数の低減によって処理スループットを向上可能な優れたパネル部材検査装置を提供する。
【解決手段】パネル部材に行う複数の検査レシピを、そのパネル部材を所定の収容場所から搬入して搬出するまでの一度の搬入出工程の間で行うように構成した装置であって、前記パネル部材を載置するためのパネル載置台3と、前記複数の検査レシピをそれぞれ実行可能な複数の異なる検査機器6と、複数の実行すべき検査レシピに応じて、前記パネル載置台3と前記検査機器6との相対移動を制御する移動制御部8bと、複数の実行すべき検査レシピを、対応する検査機器6にそれぞれ実行させるための制御を行う検査レシピ実行制御部8cとを具備して成るようにした。
【選択図】図2

Description

この発明は、ガラス基板等のパネル部材の検査装置等に関するものである。
プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどのFPD(フラットパネルディスプレイ)には、ガラス基板等のパネル部材が用いられており、製造の過程で、そのパネル部材のほぼ全領域に亘って、膜厚、光学定数、透過率などを測定したり、欠陥の有無を検査したりする品位検査をする必要がある。これ以前には、1つの検査装置には1つの種類の品位検査をするための検査機器しか搭載されておらず、パネル部材の大型化に伴い、検査装置の工場内の占有面積増大が課題であった。そのときに特許文献1に示すような検査装置が用いられるが、この種の検査装置は、例えば、カセットから自動で取り出したパネル部材を測定用のステージに置き、1種類の検査機器で測定した後に、カセットに返却するように構成されている。このため、別の検査機器で測定する場合は、改めて搬送し直して測定する必要があった。つまり、1種類の検査機器で測定する度に、毎回測定レシピを指定して、毎回搬送する必要があった。その結果、搬送回数が多くなり、搬送時に発生する擦れやその結果起こり得る傷やパーティクル等の発生が問題となっている。特に、近時では、第6世代、第7世代と称されるように、FPDの大型化に伴うパネル部材が大型化(第6世代では1850mm×1500mm、第7世代では、2200mm×1900mm)しており、搬送回数を低減などして、搬送中に発生する上述の問題点を解消することが求められている。
特開2005−233928
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、複数の品位検査を行いながらも、パネル部材の搬送回数の低減によって傷、汚れの付着を効果的に抑制することができ、しかも搬送時間の短縮やオペレータの拘束回数の低減によって処理スループットを向上することができるといった、優れたパネル部材検査装置を提供することにある。
すなわち本発明に係るパネル部材検査装置は、パネル部材に行う複数の検査レシピを、そのパネル部材を所定の収容場所から搬入して搬出するまでの一度の搬入出工程の間で行うように構成した装置であって、前記パネル部材を載置するためのパネル載置台と、前記複数の検査レシピをそれぞれ実行可能な複数の異なる検査機器と、複数の実行すべき検査レシピに応じて、前記パネル載置台と前記検査機器との相対移動を制御する移動制御部と、複数の実行すべき検査レシピを、対応する検査機器にそれぞれ実行させるための制御を行う検査レシピ実行制御部とを具備して成ることを特徴とする。
このようなものであれば、一度の搬入出工程の間に、当該パネル部材検査装置に搭載した各検査機器で測定を行うので、搬送時に発生する擦れやその結果起こり得る傷やパーティクル等の発生を効果的に抑制することができる。また、搬送を複数回行わずに済むので、複数の検査レシピの実行のための全体としての搬送時間を短縮することができるとともにオペレータの拘束回数を低減することができる。
すなわち、複数の品位検査を行いながらも、パネル部材の搬送回数の低減によって傷、汚れの付着を効果的に抑制することができ、しかも搬送時間の短縮やオペレータの拘束回数の低減によって処理スループットを向上することができるといった、優れたパネル部材検査装置を提供することができる。
なお、前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピ実行用の膜厚検査機器と、前記パネル部材の抵抗を測定する抵抗検査レシピ実行用の抵抗検査機器とを具備し、前記検査レシピ実行制御部を、前記膜厚検査機器に膜厚検査レシピを実行させた後に、前記抵抗検査機器に抵抗検査レシピの実行をさせるように動作させることで、前記膜厚検査レシピで得た膜厚実測値を、前記抵抗検査レシピで利用できるようにしているのであれば、例えば、測定前に予め膜厚を入力したうえでパネル部材の抵抗値を測定するものと比べ、より信頼性のあるパネル部材の抵抗値を得られる。
前記パネル部材の膜の歪を測定する膜歪検査レシピ実行用の膜歪検査機器と、前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピ実行用の膜厚検査機器とを具備し、前記検査レシピ実行制御部を、前記膜歪検査機器に膜歪検査レシピを実行させた後に、前記膜厚検査機器に膜厚検査レシピの実行をさせるように動作させることで、前記膜歪検査レシピで得た膜歪実測値を、前記膜厚検査レシピで利用できるようにしているのであれば、例えば、膜内の歪によって膜の光学特性が変化するが、ラマン分光など歪測定に最適な歪検査機器で計測した膜歪実測値を利用して、例えばエリプソメータ等の膜厚検査機器で計測した膜厚の補正を行えるので、膜厚測定結果に高い信頼性を与えることができる。
前記実行すべき検査レシピが、検査レシピの指定を受け付ける検査レシピ受付部で受け付けたものであれば、所望の検査レシピを、検査機器に実行させることが可能となる。このとき、前記検査レシピ受付部を、検査レシピの指定及びその実行順を編集可能な検査レシピ受付画面を利用して構成しているのであれば、オペレータの使い勝手を向上させることができる。
本発明の望ましい態様としては、前記パネル載置台を、略矩形状を成すベース上の長手方向へ移動可能に設けるとともに、前記ベース上に長手方向と直交して跨るように門型を成すヘッド支持体を設け、さらにこのヘッド支持体に、各検査機器の取付用の複数の検査機器支持用ヘッドを、個々若しくは一体的に長手方向と直交する方向に移動可能に支持させるように構成し、前記移動制御部が、パネル載置台と検査機器支持用ヘッドとの相対移動を制御するようにしているものが挙げられる。
パネル部材の品位検査を有効に行えるようにするには、前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピ実行用の膜厚検査機器と、前記パネル部材の抵抗を測定する抵抗検査レシピ実行用の抵抗検査機器と、前記パネル部材の膜の歪を測定する膜歪検査レシピ実行用の膜歪検査機器と、前記パネル部材の洗浄度を測定する洗浄度検査レシピ実行用の洗浄度検査機器とのうちの少なくとも2つ以上の検査機器を、各検査機器に対応して設けた前記検査機器支持用ヘッドにそれぞれ取り付けていることが好ましい。
以上説明したように本発明のパネル部材検査装置によれば、一度の搬入出工程の間に、当該パネル部材検査装置に搭載した各検査機器で測定を行うので、搬送時に発生する擦れやその結果起こり得る傷やパーティクル等の発生を効果的に抑制することができる。また、搬送を複数回行わずに済むので、複数の検査レシピの実行のための全体としての搬送時間を短縮することができるとともにオペレータの拘束回数を低減することができる。
すなわち、複数の品位検査を行いながらも、パネル部材の搬送回数の低減によって傷、汚れの付着を効果的に抑制することができ、しかも搬送時間の短縮やオペレータの拘束回数の低減によって処理スループットを向上することができるといった、優れたパネル部材検査装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るパネル部材検査装置1は、例えば、FPDに用いられる第6世代、第7世代のガラス基板等のパネル部材(図示せず)に対応してその品位検査を行えるようにしたものであって、図1、図2に示すように、床上に設置される矩形板状をなすベース2と、そのベース2上を水平長手方向(以下X軸方向とも言う)に移動可能に設けたパネル載置台3と、前記ベース2上に長手方向と直交して跨るように設けた門型をなすヘッド支持体4と、前記ヘッド支持体4によって長手方向と直交する水平方向(以下Y軸方向とも言う)及び鉛直方向(以下Z軸方向とも言う)に移動可能に支持させた検査機器支持用ヘッド5と、その検査機器支持用ヘッド5に取り付けられた複数の異なる検査機器6とを備えている。そして、パネル載置台3の移動と検査機器支持用ヘッド5との移動によって、パネル載置台3上に載置したガラス基板等のフラットなパネル部材の、前記検査機器6による品位検査を行えるようしてある。
次に、各部を図1、図2を参照して説明する。
ベース2は、X軸方向寸法がおおよそ4900mm、Y軸方向寸法がおおよそ2300mmの大きさをなす板状のベース本体21と、そのベース本体21を支える伸縮可能な複数のベース支持脚22とを備えており、各ベース支持脚22の長さを調整することで床の不陸に拘わらずベース本体21を水平に保てるように構成したものである。
パネル載置台3は、その上面に検査対象となるガラス基板等のパネル部材を載置するものであり、ベース本体21に設けたレール部材23によってX軸方向にスライド可能に支持されている。
ヘッド支持体4は、ベース2の長手方向一端部に固定されるもので、ベース本体21の各長辺部分から起立する一対の脚部材41と、それら脚部材41の上端にY軸方向に沿って横架させた一対の横架材42とを備えている。
検査機器支持用ヘッド5は、前記横架材42の上面に設けたレール部材43によってX軸方向にスライド可能に支持されたヘッド基部51と、そのヘッド基部51に鉛直方向にスライド可能に支持されたヘッド本体52とを備えたものである。なお、本実施形態において、このヘッド本体52には、複数の検査レシピをそれぞれ実行可能な5種類の検査機器6、具体的には、図2に示すように、光干渉式膜厚計6aと、エリプソメータ6bと、ラマン分光計6c(図1では略)と、四探針計6dと、接触角計6eとを交換可能に取り付けている。なお、図2において、各検査機器6は、それぞれ模式化し、且つ、各配置場所も概略で示している。
光干渉式膜厚計6aは、光干渉法で測定を行うものであって、前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピを実行することができ、本発明の膜厚検査機器に相当する。
エリプソメータ6bは、エリプソ法で測定を行うものであって、光干渉式膜厚計6aと同様、本発明の膜厚検査機器に相当する。
ラマン分光計6cは、ラマン分光法で測定を行うものであって、前記パネル部材の膜の歪を測定する膜歪検査レシピを実行することができ、本発明の膜歪検査機器に相当する。
四探針計6dは、4探針法で測定を行うものであって、前記パネル部材のシート抵抗を測定するシート抵抗検査レシピを実行することができ、本発明の抵抗検査機器に相当する。
接触角計6eは、液滴法で測定を行うものであって、前記パネル部材の洗浄度を測定する洗浄度検査レシピを実行することができ、本発明の洗浄度検査機器に相当する。
また、本実施形態では、パネル部材検査装置1を、パネル載置台3を取り付けたベース2(概略寸法(X×Y×Z)4900mm×2300mm×900mm)と、検査機器支持用ヘッド5、移動台車9(後述する)及び検査機器6付きのヘッド支持体4(概略寸法(X×Y×Z)1600mm×3000mm×2000mm)とに、2分割可能に構成するとともに、ベース2とヘッド支持体4との間に、それらを結合させるときの相対的な位置決めを行う位置決め機構7を設けている。
またこの実施形態では、前記脚部材41の下端に予め移動台車9がそれぞれ連結してあり、この移動台車9によりクレーン等を用いることなく、ヘッド支持体4をベース2に対する所定結合位置におおよそ移動させ得るように構成している。詳述すれば、移動台車9は、X軸方向に延びる柱状の台車本体92と車輪93とを備えたものである。そして、ヘッド支持体4の脚部材41は、その下端内側半分がベース本体21上に載置されることから、移動台車9に脚部材41の外側半分を支持させ、所定結合位置へのおおよその移動の際には、移動台車9がベース2に干渉することなくその外側を通り、ヘッド支持体4をベース2に対してX軸方向に移動させ得るように構成している。
また、移動台車9には、予め、例えばねじ構造を利用したジャッキアップ機構91が設けられており、ヘッド支持体4が、このジャッキアップ機構91を介して移動台車9に上下動可能に支持されている。そして、このジャッキアップ機構91により、まずヘッド支持体4をある程度持ち上げ、所定結合位置へ移動後、ヘッド支持体4を下に動かして、ベース2上に載置できるようにしている。
しかして、本実施形態では、図3に示すように、複数の実行すべき検査レシピの指定を受け付ける検査レシピ受付部8aと、複数の実行すべき検査レシピに応じて、前記パネル載置台3と前記検査機器6との相対移動を制御する移動制御部8bと、複数の実行すべき検査レシピを、対応する検査機器6にそれぞれ実行させるための制御を行う検査レシピ実行制御部8cと、パネル載置台3と複数枚のパネル部材を収容可能なカセット(本発明の「所定の収容場所」に相当、図示せず)との間で移動可能に構成され且つ操作等で指定されたパネル部材を搬送するためのロボット(図示せず)に対して、所定の搬送命令を出力する搬送命令出力部8dとを有している。なお、検査レシピ受付部8aは、図4に示すように、検査レシピの指定及びその実行順を編集可能な検査レシピ受付画面Gを利用して構成している。
検査レシピ受付画面Gは、画面中央に設けて成り且つ実行すべき検査レシピ及びその実行順を入力可能な検査レシピ実行指定領域Gaと、画面右側に設けて成り且つ「Unload cassette」ボタンGb1、「Select all slots」ボタンGb2、「Wafers」ボタンGb3、「Start」ボタンGb4、「Urgent」ボタンGb5、「Cancel」ボタンGb6、「Pause」ボタンGb7、「Abort」ボタンGb8等の操作ボタンGbと、画面左側領域に設けて成り且つカセットの情報やウエハーの情報等を入力表示可能な情報入力表示領域Gc等とから構成されている。
検査レシピ実行指定領域Gaは、カセットに収納可能な各パネル部材ごとに、実行すべき検査レシピを指定できるように、表形式に構成されている。例えば、図4では、3つの検査レシピが、スロット(15)のパネル部材に対して設定されている。検査レシピ名は、実行順に1つ目がMRM:\NewRecipe、2つ目がMRM:\NewRecipe2、3つ目がDP2:\Kisyu2\Hinsyu1\Jikken\42inch newとして記載されているが、これに限らず、例えば、1つ目が、膜厚検査レシピ、2つ目が抵抗検査レシピ、3つ目が洗浄度検査レシピのように、具体的な検査レシピ名などとすることを妨げない。
操作ボタンGbのうち、「Unload cassette」ボタンGb1は、カセットからパネル部材を搬送することを取り止める旨の命令を受け付けるためのボタンである。「Select all slots」ボタンGb2は、カセットに収容されている全てのパネル部材の指定する命令を受け付けるためのボタンである。「Start」ボタンGb4は、検査レシピの実行をスタートする命令を受け付けるためのボタンである。「Cancel」ボタンGb6は、検査レシピの実行を中止する命令を受け付けるためのボタンである。「Pause」ボタンGb7は、検査レシピの実行を一時中断する命令又は再開する命令を受け付けるためのボタンである。
また、図示はしていないが、この検査レシピ受付画面Gを利用して、パネル部材の計測点を設定できるようにしている。これにより、例えば、パネル載置台3に載置したパネル部材の上向き面の全領域を、所定ピッチなどで計測することができる。
検査レシピ受付部8a、移動制御部8b、検査レシピ実行制御部8cおよび搬送命令出力部8dは、図5に示す、CPU101やハードディスクなどの外部記憶装置102、内部メモリ103、ディスプレイ104、マウスやキーボードなどの入力手段105、ロボットと通信するための通信インタフェース106等を有したコンピュータCPがその役割を担うものであり、外部記憶装置102または内部メモリ103の所定領域に記憶されたパネル部材検査用プログラムを、CPU101が解釈実行し、周辺機器と協働することにより、このコンピュータCPが、検査レシピ受付部8a、移動制御部8b、検査レシピ実行制御部8c及び搬送命令出力部8dとしての機能を果たすように構成してある。なお、本実施形態では、パネル載置台3と検査機器6とが、各検査レシピ毎に設定された所定の相対位置関係にあるときに、それぞれの検査レシピを実行できるようにしてある。そして、この各検査レシピ毎に設定された所定の相対位置関係は、内部メモリ103に記憶させてある。しかして、移動制御部8bが、各検査レシピに応じて、パネル載置台3と検査機器6との相対移動を制御する際には、内部メモリ103を参照し、記憶している所定の相対位置関係となるように、パネル載置台3および検査機器6の相対移動を制御するように構成している。また、パネル載置台3および検査機器6のそれぞれ位置は、それらをX軸、Y軸、Z軸方向にそれぞれ移動させるステッピングモータ(図示せず)の移動制御量から求めるようにしているが、例えば、非接触タイプの位置センサで計測するなど実施態様に応じて適宜変更可能である。
次に、本実施形態のパネル部材検査装置1の動作ついてフロー図などを用いて説明する。
図6に示すように、まず、検査レシピ受付画面Gを利用して、1つのパネル部材(パネル部材)に複数の検査レシピ及びその実行順を指定すると、これを検査レシピ指定命令として、検査レシピ受付部8aが受け付ける(ステップS101)。そして、その検査レシピ指定命令で指定されたパネル部材について、カセットから搬送しパネル載置台3に載置する旨の搬送命令を、搬送命令出力部8dが前記ロボットに対して出力する(ステップS102)。ロボットがパネル部材をパネル載置台3に載置し終えると(ステップS103)、移動制御部8bが、検査レシピ受付部8aで受け付けた最初に実行すべき検査レシピ(以下、「検査レシピ1」と称する。)に応じて、パネル載置台3と検査機器6との相対移動を制御する(ステップS104)。移動制御部8bによって、パネル載置台3と検査機器6とが検査レシピ1を実行可能な然るべき位置に位置づけられると、検査レシピ実行制御部8cが、検査レシピ1を、対応する検査機器6に実行させるための制御を行う(ステップS105)。そして、検査レシピ1の実行が終われば(ステップS106)、次の検査レシピの実行するためにステップS104とS105とが行われる。このようにして、最後の検査レシピの実行が終われば(ステップS106)、搬送命令出力部8dが、ロボットに対して、パネル部材をカセットに戻す旨の搬送命令を出力する(ステップS107)。
したがって、以上のように構成した本実施形態によれば、一度の搬入出工程の間に、当該パネル部材検査装置1に搭載した各検査機器6で測定を行うので、搬送時に発生する擦れやその結果起こり得る傷やパーティクル等の発生を効果的に抑制することができる。また、搬送を複数回行わずに済むので、複数の検査レシピの実行のための全体としての搬送時間を短縮することができるとともにオペレータの拘束回数を低減することが可能となる。
すなわち、複数の品位検査を行いながらも、パネル部材の搬送回数の低減によって傷、汚れの付着を効果的に抑制することができ、しかも搬送時間の短縮やオペレータの拘束回数の低減によって処理スループットを向上することができるといった、優れたパネル部材検査装置1を提供することができる。
また、実行すべき検査レシピを、検査レシピの指定を受け付ける検査レシピ受付部8aで受け付けたものとしているため、所望の検査レシピを、検査機器6に実行させることが可能となる。また、前記検査レシピ受付部8aを、検査レシピの指定及びその実行順を編集可能な検査レシピ受付画面Gを利用して構成しているため、オペレータにとっては使い勝手が良い。
また、各種検査機器6として、光干渉式膜厚計6aと、エリプソメータ6bと、ラマン分光計6cと、四探針計6dと、接触角計6eとを備えるようにしているため、多面的にパネル部材の品位検査を有効に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。例えば、検査レシピ実行制御部8cを、検査レシピ受付部8aで受け付けた検査レシピの実行順に関わらず、所定の組み合わせの検査レシピの実行を行う場合には、その順序を固定することができる。具体的には、検査レシピ実行制御部8cを、光干渉式膜厚計6a若しくはエリプソメータ6bに膜厚検査レシピを実行させた後に、四探針計6dに抵抗検査レシピの実行をさせるように動作させることで、前記膜厚検査レシピで得た膜厚実測値を、前記抵抗検査レシピで利用できるようにすることができる。このようにすれば、例えば、測定前に予め膜厚を入力したうえでパネル部材の抵抗値を測定するものと比べ、より信頼性のあるパネル部材の抵抗値を得られる。
また、検査レシピ実行制御部8cを、ラマン分光計6cに膜歪検査レシピを実行させた後に、光干渉式膜厚計6a若しくはエリプソメータ6bに膜厚検査レシピの実行をさせるように動作させることで、前記膜歪検査レシピで得た膜歪実測値を、前記膜厚検査レシピで利用できるようにすることができる。このようにすれば、例えば、膜内の歪によって膜の光学特性が変化するが、ラマン分光計6cで計測した膜歪実測値を利用して、光干渉式膜厚計6a若しくはエリプソメータ6bで計測した膜厚の補正を行えるので、膜厚測定結果に高い信頼性を与えることができる。
また、検査機器6は、上述のものに限らず、例えば、前記パネル部材の光透過率を測定する光透過率検査レシピを実行可能な光透過率検査機器6など、パネル部材の品位検査を行うことの可能な各種検査機器6を用いることができる。また、本実施形態では、検査機器6の個数を5個としているが、これに限られず、実施態様に応じて適宜変更可能である。
また、検査レシピ受付画面の構成も本実施形態に限られるものではない。
また、本実施形態では、パネル部材検査装置1を、ベース2とヘッド支持体4とに、2分割可能に構成しているが、分割可能でなくてもよい。また、ベースの大きさ等、各部の寸法も本実施形態のものに限られない。
その他、本発明は前記実施形態に限られるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明によって、複数の品位検査を行いながらも、パネル部材の搬送回数の低減によって傷、汚れの付着を効果的に抑制することができ、しかも搬送時間の短縮やオペレータの拘束回数の低減によって処理スループットを向上することができるといった、優れたパネル部材検査装置を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るパネル部材検査装置の全体斜視図(ただしコンピュータは模式的に示してある)。 同実施形態におけるパネル部材検査装置の要部を模式的に拡大して示す拡大図。 同実施形態におけるパネル部材検査装置における機能構成図。 同実施形態におけるパネル部材検査装置における表示態様を示す図。 同実施形態におけるパネル部材検査装置における機器構成図。 同実施形態におけるパネル部材検査装置の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1・・・・パネル部材検査装置
2・・・・ベース
3・・・・パネル載置台
4・・・・ヘッド支持体
5・・・・検査機器支持用ヘッド
6・・・・検査機器
6a・・・膜厚検査機器(光干渉式膜厚計)
6b・・・膜厚検査機器(エリプソメータ)
6c・・・膜歪検査機器(ラマン分光計)
6d・・・抵抗検査機器(四探針計)
6e・・・洗浄度検査機器(接触角計)
8a・・・検査レシピ受付部
8b・・・移動制御部
8c・・・検査レシピ実行制御部
G・・・・検査レシピ受付画面

Claims (8)

  1. パネル部材に行う複数の検査レシピを、そのパネル部材を所定の収容場所から搬入して搬出するまでの一度の搬入出工程の間で行うように構成した装置であって、
    前記パネル部材を載置するためのパネル載置台と、
    前記複数の検査レシピをそれぞれ実行可能な複数の異なる検査機器と、
    複数の実行すべき検査レシピに応じて、前記パネル載置台と前記検査機器との相対移動を制御する移動制御部と、
    複数の実行すべき検査レシピを、対応する検査機器にそれぞれ実行させるための制御を行う検査レシピ実行制御部とを具備して成ることを特徴とするパネル部材検査装置。
  2. 前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピ実行用の膜厚検査機器と、前記パネル部材の抵抗を測定する抵抗検査レシピ実行用の抵抗検査機器とを具備し、
    前記検査レシピ実行制御部を、前記膜厚検査機器に膜厚検査レシピを実行させた後に、前記抵抗検査機器に抵抗検査レシピの実行をさせるように動作させることで、前記膜厚検査レシピで得た膜厚実測値を、前記抵抗検査レシピで利用できるようにしていることを特徴とする請求項1記載のパネル部材検査装置。
  3. 前記パネル部材の膜の歪を測定する膜歪検査レシピ実行用の膜歪検査機器と、前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピ実行用の膜厚検査機器とを具備し、
    前記検査レシピ実行制御部を、前記膜歪検査機器に膜歪検査レシピを実行させた後に、前記膜厚検査機器に膜厚検査レシピの実行をさせるように動作させることで、前記膜歪検査レシピで得た膜歪実測値を、前記膜厚検査レシピで利用できるようにしていることを特徴とする請求項1または2記載のパネル部材検査装置。
  4. 前記実行すべき検査レシピが、検査レシピの指定を受け付ける検査レシピ受付部で受け付けたものであることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のパネル部材検査装置。
  5. 前記検査レシピ受付部を、検査レシピの指定及びその実行順を編集可能な検査レシピ受付画面を利用して構成していることを特徴とする請求項4記載のパネル部材検査装置。
  6. 前記パネル載置台を、略矩形状を成すベース上の長手方向へ移動可能に設けるとともに、前記ベース上に長手方向と直交して跨るように門型を成すヘッド支持体を設け、さらにこのヘッド支持体に、各検査機器の取付用の複数の検査機器支持用ヘッドを、個々若しくは一体的に長手方向と直交する方向に移動可能に支持させるように構成し、
    前記移動制御部が、パネル載置台と検査機器支持用ヘッドとの相対移動を制御するようにしていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のパネル部材検査装置。
  7. 前記パネル部材の膜厚を測定する膜厚検査レシピ実行用の膜厚検査機器と、前記パネル部材の抵抗を測定する抵抗検査レシピ実行用の抵抗検査機器と、前記パネル部材の膜の歪を測定する膜歪検査レシピ実行用の膜歪検査機器と、前記パネル部材の洗浄度を測定する洗浄度検査レシピ実行用の洗浄度検査機器とのうちの少なくとも2つ以上の異なる検査機器を、各検査機器に対応して設けた前記検査機器支持用ヘッドにそれぞれ取り付けていることを特徴とする請求項6記載のパネル部材検査装置。
  8. パネル部材に行う複数の検査レシピを、そのパネル部材を所定の収容場所から搬入して搬出するまでの一度の搬入出工程の間で行うように構成され、且つ、前記パネル部材を載置するためのパネル載置台と、前記複数の検査レシピをそれぞれ実行可能な複数の異なる検査機器とを具備するパネル部材検査装置に適用されるプログラムであって、
    複数の実行すべき検査レシピに応じて、前記パネル載置台と前記検査機器との相対移動を制御する移動制御部としての機能と、
    複数の実行すべき検査レシピを、対応する検査機器にそれぞれ実行させるための制御を行う検査レシピ実行制御部としての機能とをコンピュータに発揮させることを特徴とするパネル部材検査用プログラム。
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