JP5420667B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP5420667B2
JP5420667B2 JP2011524669A JP2011524669A JP5420667B2 JP 5420667 B2 JP5420667 B2 JP 5420667B2 JP 2011524669 A JP2011524669 A JP 2011524669A JP 2011524669 A JP2011524669 A JP 2011524669A JP 5420667 B2 JP5420667 B2 JP 5420667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cable
holding portion
panel
cell module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011524669A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011013391A1 (ja
Inventor
良之 菅沼
一生 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2011524669A priority Critical patent/JP5420667B2/ja
Publication of JPWO2011013391A1 publication Critical patent/JPWO2011013391A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5420667B2 publication Critical patent/JP5420667B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S40/00Components or accessories in combination with PV modules, not provided for in groups H02S10/00 - H02S30/00
    • H02S40/30Electrical components
    • H02S40/34Electrical components comprising specially adapted electrical connection means to be structurally associated with the PV module, e.g. junction boxes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S30/00Structural details of PV modules other than those related to light conversion
    • H02S30/10Frame structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

本発明は、太陽等の光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池モジュールに関するものである。
従来の太陽電池モジュールとしては、受光面側にガラスを配置し、このガラスの裏面側に電気的に接続された複数の太陽電池セルを並べ、これら複数の太陽電池セルを封止材にて封止し、さらにその裏面をカバー材で覆ってなる太陽電池パネルに、太陽電池パネルの外周部を挟み込む形で保持する断面コの字状の枠部材を、接着剤や緩衝材等を介して取り付けた構造の太陽電池モジュールが多用されている。前記枠部材は太陽電池モジュールの強度を確保するとともに、太陽電池モジュールを住宅の屋根や屋上等に固定するための役割も有している。一般的な枠部材の断面形状としては、特許文献1の図2に示される形状が挙げられる。
通常、太陽光発電システムにおいては、複数枚の太陽電池モジュールをその出力ケーブルにより直列接続して所望の電圧となるようにし、さらにそれらを並列に構成して所望の電力を得られるようにしている。太陽光発電システムは屋外に設置されるため、前記ケーブルが非固定状態であると、風等によってケーブルが揺れ動いて他の構造物と機械的に接触することにより、ケーブルを傷める恐れがある。また、太陽光発電システムを船舶などの乗物に設置した場合には、乗物の揺れや振動が加わるため、ケーブルが他と接触して傷む恐れがより高い。そのため、太陽電池モジュールを設置する際には、太陽電池モジュール自体の枠部材や、太陽電池モジュールを設置するための構造物である架台を利用してケーブルを固定することが必要である。
特開2003−282919号公報(第2図)
太陽電池モジュールを架台上に設置した状態の一例を図14および図15に示す。太陽電池モジュールは、あらかじめ住宅の屋根や屋上等に設置された架台の上に並べられ、ネジ等により太陽電池モジュールの枠部材部を架台に固定されて、設置される。ここで、太陽電池モジュールのケーブルを固定するために枠部材を利用する方法としては、枠部材の側面部に穴を開け、その穴に結束バンド等の固定具を通してケーブルを枠部材に縛り付けて固定するという方法が考えられる。しかし、結束バンドでケーブルを固定するためには、枠部材の側面部の穴から太陽電池モジュール外側に出した結束バンドを、別の穴からもう一度太陽電池モジュール内側に戻して、そこでケーブルを結束する必要がある。従って穴も2ヵ所開けなければならない。これらは、住宅の屋根の上における太陽電池モジュールの設置工事においては特に作業性が悪く、多くの時間を必要とする。
なお、結束バンドを枠部材側面部から太陽電池モジュール外側に出して直射日光や雨に曝すことは、結束バンドの耐候性のグレードを上げることが必要がであったり、また意匠性を低下させたりする課題を発生させる。さらに、結束バンドを通した部分の枠部材に隣接させて、別な太陽電池モジュールを配置する必要がある場合は、外部に出た結束バンド部が邪魔になって、太陽電池モジュール同士を密着させることができないため、太陽電池モジュールの配置に影響を与えることにもなる。
枠部材には、太陽電池モジュールを架台に取り付けるためのフランジ部を有することが多い。そこで、枠部材の側面部ではなく、枠部材のフランジ部に穴を開け、結束バンドを通してケーブルを縛る方法も知られているが、しかしながら、フランジ部が全長にわたって全て架台上に載置される場合には架台にも結束バンドを逃がす穴を開けなければならなくなる等、架台側の条件に左右されるため実現できない場合もある。
また、枠部材には固定せず、架台に結束バンドを巻きつけてケーブルを固定する方法も知られているが、固定したい箇所に架台がない場合等、やはり架台の設置条件により実現できない場合がある。従来の太陽電池モジュールにおいては、ケーブルを固定することに対して、以上述べたような課題があった。
この発明は上述したような課題を解決するためになされたもので、設置時におけるケーブル固定作業を容易とする枠部材を有する太陽電池モジュールを得ることを目的とする。
この発明に係る太陽電池モジュールにおいては、太陽電池セルと、太陽電池セルの受光面を覆う表面カバー材と、太陽電池セルの裏面を覆う裏面カバー材とを有する平板状の太陽電池パネルと、太陽電池パネルの周縁部を太陽電池パネルの表面側と裏面側とから挟持する断面コの字状のパネル保持部を有する枠部材と、太陽電池セルから直流電力を取り出すケーブルとを備えた太陽電池モジュールにおいて、少なくとも一辺の枠部材のパネル保持部の太陽電池パネルの裏面側に面するパネル保持部裏面にケーブルを保持可能なケーブル保持部を設けたものである。
この発明は、太陽電池モジュールの少なくとも一辺の枠部材のパネル保持部の太陽電池パネル裏面側となる面にケーブルを保持可能なケーブル保持部を設けたので、このケーブル保持部を利用して簡単にケーブルを保持することができ、ケーブル固定作業の作業性を向上させる。
図1は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの表面から見た平面図である。 図2は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの裏面から見た平面図である。 図3は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。 図7は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの枠部材にケーブルを結束した断面図である。 図8は、本発明の実施の形態1を示す太陽電池モジュールの枠部材にケーブルを結束した断面図である。 図9は、本発明の実施の形態2を示す太陽電池モジュールの枠部材にケーブルを保持した断面図である。 図10は、本発明の実施の形態2を示す太陽電池モジュールの枠部材にケーブルを保持した側面図である。 図11は、本発明の実施の形態2を示す太陽電池モジュールの枠部材にケーブルを保持した裏面図である。 図12は、本発明の実施の形態3を示す太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。 図13は、本発明の実施の形態4を示す太陽電池モジュールの枠部材にケーブルを保持した断面図である。 図14は、本発明に係る太陽電池モジュールの架台への設置状態を説明するための斜視図である。 図15は、本発明に係る太陽電池モジュールの架台への設置状態を説明するための断面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における太陽電池モジュールの全体を表面側から見た平面図である。図1において、太陽電池モジュール1は、縦横に複数配列された太陽電池セル2を樹脂封止し、その受光面側を透光性の表面カバー材3で覆い、裏面側を裏面カバー材(図示せず)で覆って構成される太陽電池パネル5と、太陽電池パネル5の外縁部を全周にわたって囲む枠部材6とを有している。枠部材6は、ブチル系の封止材またはシリコン系の接着剤などを介して太陽電池パネル5に固定され、太陽電池パネル5を補強するとともに、太陽電池パネル5を住宅やビルなどの建物や地面や構造物に設けられた架台に取り付けるための役割のフランジ(図示せず)を有する。
図2は本発明の実施の形態1における太陽電池モジュールを裏面側から見た平面図である。図2に示すように、太陽電池モジュール1は、裏面側を裏面カバー材4で覆われており、太陽電池セル2で発電された直流電力を外部に取り出すための端子ボックス7およびケーブル8を有している。すなわち、複数の太陽電池セル2はそれぞれ配線により接続されて直列回路を構成しており、その直列回路全体のプラス極およびマイナス極は端子ボックス7内のプラス端子、マイナス端子(ともに図示せず)にそれぞれ接続されている。さらにこの端子ボックス7のプラス端子およびマイナス端子にはケーブル8がそれぞれ1本ずつ接続され、端子ボックス7の外部に引き出されている。ケーブル8のそれぞれの先端にはコネクタ9が取り付けられており、ケーブル8が接続されている端子ボックス7内の端子の極性により、それぞれプラス用コネクタ、マイナス用コネクタになっている。
太陽光発電システムでは、所望の直流電圧を得るために複数の太陽電池モジュールを直列接続し、また、必要な直流電力を得るために直列接続した太陽電池モジュールをさらに並列に構成している。2枚の太陽電池モジュールを直列接続するためには、一方の太陽電池モジュールのケーブルのコネクタ部(マイナス用)と、もう一方の太陽電池モジュールのケーブルのコネクタ部(プラス用)とを接続する。2枚以上の太陽電池モジュールによる直列接続は、それを順次繰り返す。
図3〜図8は本発明の実施の形態1における太陽電池モジュールの枠部材における各種の断面図である。まず図3を説明する。太陽電池セル2は縦横に複数配列され、その受光面側を透光性の表面カバー材3で覆い、裏面側を裏面カバー材4で覆って封止され、階層構造の太陽電池パネル5を構成している。太陽電池パネル5は、ブチル系の封止材またはシリコン系の接着剤などの緩衝材16を介して、枠部材6に備えられた断面コの字状のパネル保持部12により狭持する形で固定される。枠部材6は、アルミニウムなどの押出成型にて製作され、太陽電池パネル5の外縁部を全周にわたって囲んでいる。
パネル保持部12は、パネル保持部表面12a、パネル保持部側面12b、パネル保持部裏面12cからなり、断面コの字状に形成されている。パネル保持部側面12bから太陽電池パネル5裏面側から離れる方向(本実施の形態においては鉛直下方向)に枠側面部14が延びており、その終端部から太陽電池パネル5と略平行に延びるフランジ15が形成され、枠側面部14とフランジ15とでL字状となっている。このフランジ15は、太陽電池モジュール1の強度を確保するとともに、太陽電池モジュール1の架台への取り付けに使用する。また、パネル保持部裏面12cの下面において、枠側面部14の内側には、枠側面部14と所定の隙間を空けて略平行で、枠側面部14の断面長さL1よりも短い断面長さL2のリブとして形成されたケーブル保持部13が立設されている。
ここで、ケーブル保持部13はパネル保持部裏面12c、枠側面部14およびフランジ15とで閉じた筒形状でなく、ケーブル保持部13とフランジ15との間に隙間を有しているので、図7に示すように、ケーブル保持部13に予め具備された開口部(貫通口)11または後加工により開けた穴と、ケーブル保持部13とフランジ15との間の隙間を経由して、結束バンド17を通し、ケーブル8をケーブル保持部13部に容易に固定することができる。この構成によると、ケーブル保持部13に固定されたケーブル8は太陽電池モジュール1の外周部からは見えないことになり、太陽電池モジュール1設置後の意匠性が向上する。また結束バンド17に直接太陽光や雨等が当たらないため、結束バンド17が劣化しにくく、耐候性の優れた結束バンド17を使わなくてもよい。
なお、図8に示すように、ケーブル8はケーブル保持部13と枠側面部14との間に収納される位置で固定することもできる。この方法によれば、陸屋根設置の太陽光発電システムのように太陽電池モジュールの裏面を見ることができる構造でも、ケーブル8は大部分が剥き出しに配線されずに隠されるため、意匠性が向上する。
また、図4は、枠側面部14とパネル保持部側面12bとが断面において一直線になっていない場合の枠部材の断面形状を示す。すなわち、枠部材6の枠側面部14は、パネル保持部裏面12cの外端部すなわちパネル保持部側面12bの位置からではなく、パネル保持部裏面12cの内部寄りの位置から延びている。この形状においては、パネル保持部側面12bと枠側面部14との段差に指をかけることができるので、段積みされた太陽電池モジュールから一枚の太陽電池モジュールを運び出す場合等に作業し易い。また、枠側面部14の終端にフランジ15がない構成になっているが、この場合でも、枠側面部14の断面長さL1よりもケーブル保持部13の断面長さL2が短いので、ケーブル保持部13に固定されたケーブル8は太陽電池モジュール1の外周部からは見えないことになり、太陽電池モジュール1設置後の意匠性が向上し、また結束バンド17に直接太陽光や雨等が当たらず、耐候性の優れた結束バンド17を使わなくてもよい。
図5は筒形状により枠部材強度を確保した場合の枠部材断面形状である。すなわち、パネル保持部裏面12cから枠部材6の枠側面部14と略平行に補強片18が延びてフランジ15まで達し、筒形状を形成している。この構造でも、枠側面部14の断面長さL1よりも短い断面長さL2のケーブル保持部13があれば、図3の場合と全く同様にケーブル8の固定が可能である。
図6は枠部材6の断面形状において、パネル保持部表面12aの断面長さL3よりパネル保持部裏面12cの断面長さL4を長くすることによって、枠部材強度を向上させた形状である。枠部材6の断面形状においてはH形鋼やC形鋼のように、枠部材6の断面のある方向に荷重がかかったとき、その方向に対する枠部材6の断面長が長い程、少ない断面積で効率的に強度確保ができる。図6では、ケーブル保持部13を突設するパネル保持部裏面12cの断面長さL4を長くすることで効率的に枠部材側面に垂直な方向への強度を向上させることができる。さらに、ケーブル保持部13の突設する位置をパネル保持部裏面12cの先端に寄せることで、同じ断面積で枠部材の強度をより向上させることができる。
上述したようなケーブル保持部13にケーブル8を固定した状態を、太陽電池モジュール1の裏面から見ると図2に示したようになる。ここで図2における枠部材6の部分は、図7のA−A部分での断面図を示す。ケーブル8は、結束バンド17によりケーブル保持部13に固定されている。
なお、太陽電池モジュール1は長期間屋外に設置されることになるため、ケーブル8をケーブル保持部13の角に押し付けて固定した場合や振動などによりケーブル8がケーブル保持部13の先端の角部13aに当たる場合には、長期的にはケーブル8を傷めることになる。ケーブル保持部13の角に当たらないようにケーブル8を取付けるためには、ケーブル保持部13の断面長さL2をケーブル8の直径以上にすることが有効である。また、ケーブル保持部13の先端の角部13aをR形状にしておくことにより、なお傷が付きにくくなる。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2における太陽電池モジュールの枠部材の断面図である。以下、図9により説明する。本実施の形態では、枠部材6の枠側面部14とケーブル保持部13との対向距離L5をケーブル8の直径以下とする。ただし、対向距離L5はケーブル8の直径に対して極端に小さくするものではなく、ケーブル8の被覆部が圧縮された時の直径程度とする。これにより、枠側面部14とケーブル保持部13との隙間にケーブル8を押し込むと、ケーブル8の被覆部が圧縮されて弾性変形することにより、ケーブル8は通常の直径より小さくなって枠側面部14とケーブル保持部13との隙間に入り込み、しかも狭持されて抜け落ちることがない。すなわち、枠部材6のみでケーブル8を直接保持することが可能であり、結束バンド17を省くこともできる。なお、ケーブル保持部13の先端の角部13aをR形状にすることにより、ケーブル8を押し込みやすく、また、ケーブル8に傷が付きにくくなる。また、太陽電池モジュールの設置工事において、太陽電池モジュール1を架台に載せ、ネジ等で固定する据付作業の際、ケーブル8を枠部材6に一時的に狭持させておくことで据付作業の邪魔にならないといった利点もある。
図10、図11は本発明の実施の形態2における太陽電池モジュールの枠部材における側面図および太陽電池モジュールの裏面図である。図10、図11において、ケーブル8をケーブル保持部13と枠側面部14との間に通すために、ケーブル保持部13の長手方向の端あるいは中間部などの一部分にケーブル径以上の幅の切欠き部19を設けたものである。これにより、端子ボックス7から出るケーブル8は、太陽電池パネル5と垂直な方向に垂れ下がることなく太陽電池パネル5の裏面に沿ってケーブル保持部13まで延ばし、切欠き部19を通してケーブル保持部13と枠側面部14との間に挟み込んで保持することができる。なお、切欠き部19の幅を、ケーブル8を所定のRで曲げて切欠き部19を通すために必要な寸法とすれば、さらにケーブル8の配線がし易くなる。この切欠き部19は、実施の形態1に示した図8の場合にも有効である。
実施の形態3.
図12は本発明の実施の形態3における太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。以下、図12により説明する。本実施の形態では、パネル保持部裏面12cから枠側面部14と略平行に延びたケーブル保持部13は、パネル保持部裏面12cからの距離がケーブル8の直径以上になる箇所で枠側面部14に対して反対方向に折れ曲がって太陽電池パネル5と略平行に延び、ケーブル保持部13の折れ曲がった箇所から先端縁までの距離がケーブル8の直径以上とするものである。この構成では、太陽電池モジュール1を設置した際、ケーブル保持部13の水平に折れ曲がった部分にケーブル8を乗せておくことができるため、ケーブル8を結束バンド17で固定する作業がやり易い。
実施の形態4.
図13は本発明の実施の形態4における太陽電池モジュールの枠部材における断面図である。以下、図13により説明する。本実施の形態では、パネル保持部裏面12cから枠側面部14と略平行に延びたケーブル保持部13は、パネル保持部裏面12cからの距離がケーブル8の直径以上になる箇所で枠側面部14側に折れ曲がって延び、その先端と枠側面部14との対向距離L6をケーブル8の直径以下とするものである。ただし、対向距離L6はケーブル8の直径に対して極端に小さくするものではなく、ケーブル8の被覆部が圧縮された時の直径程度とする。
これにより、枠側面部14とケーブル保持部13の先端との隙間からケーブル8を押し込むと、ケーブル8の被覆部の弾性変形により、ケーブル8は通常の直径より小さくなって枠側面部14とケーブル保持部13の先端との隙間から枠側面部14、ケーブル保持部13、パネル保持部裏面12cに囲まれた空間に入り込み、しかもいったん入り込んだ後は枠側面部14とケーブル保持部13の先端との隙間からケーブル8が抜け落ちることはない。さらには、枠側面部14、ケーブル保持部13、パネル保持部裏面12cに囲まれた空間内においては、ケーブル8は固定されていないので、配線作業においてケーブル8を引っ張ったり押し込んだりして配線ルートを調整する作業がやり易い。この場合も結束バンド17は状況に応じて不要とすることができる。また、この実施の形態においても、前述した図10、図11に示す切欠き部19は有効である。なお、ケーブル保持部13の先端の角部13aをR形状にすることにより、ケーブル8を押し込みやすく、また、ケーブル8に傷が付きにくくなる。
なお、一般的に枠部材の断面形状は太陽電池モジュール短辺方向と長辺方向で異なるが、ケーブル固定においては本発明にかかわる断面形状の枠部材が1辺でもあればよい。
1 太陽電池モジュール
2 太陽電池セル
3 表面カバー材
4 裏面カバー材
5 太陽電池パネル
6 枠部材
8 ケーブル
11 開口部(貫通口)
12 パネル保持部
12c パネル保持部裏面
13 ケーブル保持部
14 枠側面部
19 切欠き部

Claims (2)

  1. 太陽電池セルと、前記太陽電池セルの受光面を覆う表面カバー材と、前記太陽電池セルの裏面を覆う裏面カバー材とを有する平板状の太陽電池パネルを備えた太陽電池モジュールであって、
    前記太陽電池パネルの外縁部を囲み、前記太陽電池モジュールが取り付けられる架台に固定される枠部材と、
    前記太陽電池セルから電力を取出すためのケーブルと、を備え、
    前記枠部材は、
    前記太陽電池パネルの表面側のパネル保持部表面と、前記太陽電池パネルの裏面側のパネル保持部裏面と、パネル保持部側面とからなる断面コの字状をなし、前記太陽電池パネルの前記外縁部を前記太陽電池パネルの前記表面側と前記裏面側とから挟持するパネル保持部と、
    前記パネル保持部裏面に立設され、前記枠部材の外殻を構成する枠側面部と、
    前記パネル保持部裏面に立設され、前記ケーブルを保持可能なケーブル保持部と、を有し、
    前記ケーブルは、前記ケーブル保持部と前記枠側面部との間に収納される位置で固定され
    前記ケーブル保持部は、前記パネル保持部裏面からの距離が前記ケーブル径以上となる箇所から先の部分が前記枠側面部側の方向に曲がり、曲る部分先端縁は、被覆径を縮めるように弾性変形させた前記ケーブルが通れ、且つ弾性変形していない前記ケーブルの直径以下の幅の隙間を空けて前記枠側面部と対向し、
    前記ケーブル保持部に、前記ケーブルを前記ケーブル保持部内外間で通過可能とする切欠き部が設けられている
    ことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記ケーブル保持部に前記ケーブルを固定する固定具を通す貫通口を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
JP2011524669A 2009-07-28 2010-02-22 太陽電池モジュール Expired - Fee Related JP5420667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011524669A JP5420667B2 (ja) 2009-07-28 2010-02-22 太陽電池モジュール

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175312 2009-07-28
JP2009175312 2009-07-28
PCT/JP2010/052616 WO2011013391A1 (ja) 2009-07-28 2010-02-22 太陽電池モジュール
JP2011524669A JP5420667B2 (ja) 2009-07-28 2010-02-22 太陽電池モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011013391A1 JPWO2011013391A1 (ja) 2013-01-07
JP5420667B2 true JP5420667B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=43529058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011524669A Expired - Fee Related JP5420667B2 (ja) 2009-07-28 2010-02-22 太陽電池モジュール

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20120118382A1 (ja)
EP (1) EP2461370A4 (ja)
JP (1) JP5420667B2 (ja)
CN (1) CN102473763A (ja)
WO (1) WO2011013391A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101997643B1 (ko) * 2018-04-05 2019-07-08 박두순 태양광 모듈 및 이를 포함하는 구조물

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8418983B2 (en) 2010-07-29 2013-04-16 First Solar, Inc. Slider clip and photovoltaic structure mounting system
ITRM20110435A1 (it) * 2011-08-10 2013-02-11 Stefano Luigi Di Apparecchiatura a circolazione forzata di aria per il raffreddamento di pannelli solari fotovoltaici in esercizio
KR101959301B1 (ko) * 2012-04-25 2019-03-18 엘지전자 주식회사 태양 전지 모듈
JP2014232740A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 シャープ株式会社 太陽電池モジュールおよび太陽電池アレイ
US20150357967A1 (en) * 2014-06-04 2015-12-10 FlexFlange, LLC Apparatus and method of mounting and supporting a solar panel
US11817818B2 (en) 2015-07-24 2023-11-14 Tecsi Solar, Inc. Module frame with cable management flange
CN108352804B (zh) * 2015-07-24 2021-06-25 泰科思太阳能公司 具有电缆管理凸缘的人体工学太阳能模块框架
WO2020026340A1 (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 住友電気工業株式会社 集光型太陽光発電モジュールおよび集光型太陽光発電装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122428U (ja) * 1986-01-22 1987-08-04
JP2003163471A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Kawamura Electric Inc ケーブル保持具
JP2003282919A (ja) * 2002-03-27 2003-10-03 Kyocera Corp 太陽電池モジュール
JP2005322821A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置
JP2008309017A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Funai Electric Co Ltd ファンモータ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4239555A (en) * 1979-07-30 1980-12-16 Mobil Tyco Solar Energy Corporation Encapsulated solar cell array
JPH02138481U (ja) * 1989-04-21 1990-11-19
JPH087783Y2 (ja) * 1990-10-11 1996-03-04 未来工業株式会社 ケーブル吊り具
JPH09186471A (ja) * 1996-01-04 1997-07-15 Canon Inc 太陽電池モジュール
US6111189A (en) * 1998-07-28 2000-08-29 Bp Solarex Photovoltaic module framing system with integral electrical raceways
JP2001297821A (ja) * 2000-04-13 2001-10-26 Tdk Corp ケーブル方向変更具、ケーブルコネクタ、及びデータ入出力カード
WO2002041407A1 (fr) * 2000-11-16 2002-05-23 Kaneka Corporation Module de batterie solaire, systeme de production d'energie photovoltaique, bloc de support supportant ce module de batterie solaire, et procede d'installation d'un systeme de production d'energie photovoltaique
JP3625056B2 (ja) * 2001-04-19 2005-03-02 マサル工業株式会社 配線ダクト
JP4070626B2 (ja) * 2003-02-07 2008-04-02 旭化成建材株式会社 屋根材一体型太陽電池モジュール
EP2157619A4 (en) * 2007-05-14 2012-03-07 Mitsubishi Electric Corp SOLAR BATTERY MODULE ARRANGEMENT
ATE535978T1 (de) * 2008-05-20 2011-12-15 Panduit Corp Verbindungskabelsystem

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122428U (ja) * 1986-01-22 1987-08-04
JP2003163471A (ja) * 2001-11-28 2003-06-06 Kawamura Electric Inc ケーブル保持具
JP2003282919A (ja) * 2002-03-27 2003-10-03 Kyocera Corp 太陽電池モジュール
JP2005322821A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置
JP2008309017A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Funai Electric Co Ltd ファンモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101997643B1 (ko) * 2018-04-05 2019-07-08 박두순 태양광 모듈 및 이를 포함하는 구조물

Also Published As

Publication number Publication date
CN102473763A (zh) 2012-05-23
WO2011013391A1 (ja) 2011-02-03
JPWO2011013391A1 (ja) 2013-01-07
US20120118382A1 (en) 2012-05-17
EP2461370A4 (en) 2014-10-08
EP2461370A1 (en) 2012-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5420667B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP5424753B2 (ja) 建物一体型太陽光発電用接続箱
JP3715511B2 (ja) 採光型太陽電池モジュールおよび採光型太陽電池システム
JP5938584B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP4087106B2 (ja) 太陽電池パネルの製造方法及び太陽電池モジュール用端子ボックス
JP2010165750A (ja) 太陽電池モジュール
US20110155456A1 (en) Junction box for solar panel
US20100084005A1 (en) Solar cell module
JP2006278672A (ja) 送電ケーブルの収納構造及びそれを用いた太陽電池モジュール。
EP2341554A2 (en) Solar panel tile structure and combination thereof
WO2011033638A1 (ja) 太陽電池モジュール
JP5015352B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2012019023A (ja) 太陽電池モジュール組品及び太陽電池モジュール組品を搭載した移動体
JP4127610B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP4176356B2 (ja) 太陽電池パネル及びその太陽電池パネルを用いた防音壁
JP4936676B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2015005685A (ja) 太陽光発電モジュール
CN203022187U (zh) 光伏幕墙系统
CN102347577B (zh) 电连接系统和具有电连接系统的框架
WO2011152311A1 (ja) 太陽電池モジュールを備えたカーテンウォール
JP2016130410A (ja) 屋根構造
JP6594626B2 (ja) 屋根構造
JP5701276B2 (ja) 屋根材型太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの取付構造
WO2012017994A1 (ja) 太陽電池モジュール
CN202068008U (zh) 应用于太阳能光电玻璃上的具有电连接功能的框架

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131021

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20131028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5420667

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees