JP2015005685A - 太陽光発電モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光発電モジュールにおいて、専用の部材を使用しなくても、出力取出し用配線を固定可能なもの、等を提供する。
【解決手段】太陽光発電モジュール1は、発電パネル2と、この発電パネル2の周囲に設けられたフレーム枠3と、発電パネル2の背面に取付けられた出力取出し用配線5とを備え、フレーム枠3は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成され、複数の条材のうちの少なくとも一部の条材の全長に亙って出力取出し用配線5を固定する為の配線固定部16が一体的に形成され、配線固定部16は、内方に向って開口する配線固定溝を有する断面C形に形成され、配線固定溝の開口幅が出力取出し用配線5の直径よりも小さい。
【選択図】図3
【解決手段】太陽光発電モジュール1は、発電パネル2と、この発電パネル2の周囲に設けられたフレーム枠3と、発電パネル2の背面に取付けられた出力取出し用配線5とを備え、フレーム枠3は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成され、複数の条材のうちの少なくとも一部の条材の全長に亙って出力取出し用配線5を固定する為の配線固定部16が一体的に形成され、配線固定部16は、内方に向って開口する配線固定溝を有する断面C形に形成され、配線固定溝の開口幅が出力取出し用配線5の直径よりも小さい。
【選択図】図3
Description
本発明は太陽光発電モジュールに関し、特に発電パネルの発電電力を外部に取り出す為の配線をフレーム枠に固定可能なものに関する。
従来から、太陽光エネルギーを利用して電力を生成する為に、屋根の設置面等に複数の太陽光発電モジュールが固定用架台を介して設置された太陽光発電システムが実用に供されている。一般的な太陽光発電モジュールは、1枚の発電パネル、この発電パネルの周囲に設けられたフレーム枠、発電パネルの背面に取付けられた端子ボックス、この端子ボックスから延びる出力取出し用配線等を有している。
ところで、複数の太陽光発電モジュールの設置時には、一般的に、隣接する太陽光発電モジュール同士を出力取出し用配線を介して電気的に接続し、複数の太陽光発電モジュールの発電電力を纏めて外部に出力可能となるように設置する。従って、太陽光発電モジュールのパネル裏面側に引き回される出力取出し用配線は、隣接する太陽光発電モジュール同士を接続可能な長さ以上の長さを有する。
しかし、上記の出力取出し用配線が長くなると、太陽光発電モジュールの運搬時や設置時に、出力取出し用配線が他の部材と干渉して擦れて損傷したり、風雨に曝されて劣化したりする虞があるため、出力取出し用配線を収納又は固定する構造が必要となる。このような問題を解決する為に、従来では、運搬用の梱包材に出力取出し用配線を収納する為の専用のスペースを設けたり、フレーム枠に出力取出し用配線を専用の部材(例えばアルミ金具)を使用して固定する場合がある。
また、例えば、特許文献1の太陽電池モジュールでは、フレーム枠に貫通孔を形成し、この貫通孔の一部を切り欠くことで配線固定用の固定部を形成し、この固定部に出力取出し用配線の途中部に設けられた収縮部材を係合することで、出力取出し用配線をフレーム枠に固定する構造が開示されている。さらに、出力取出し用配線の固定構造ではないが、特許文献2の太陽電池モジュールでは、フレーム枠に導電部材を取り付け、この導電部材にアース用配線をビスを介して固定する構造が開示されている。
しかし、特許文献1の太陽電池モジュールでは、出力取出し用配線に収縮部材を取り付ける構造であり、さらに、特許文献2の太陽電池モジュールでは、導電部材をフレーム枠に取り付ける構造であるので、出力取出し用配線を固定する為の専用の部材(収縮部材や導電部材等)が必要となり、部品点数が増加してコスト高となる上、専用の部材をフレーム枠に取り付けるため、取付工数が増加して手間がかかるという問題がある。
本発明の目的は、太陽光発電モジュールにおいて、専用の部材を使用しなくても、出力取出し用配線を固定可能なもの、等を提供することである。
請求項1の太陽光発電モジュールは、発電パネルと、この発電パネルの周囲に設けられたフレーム枠と、前記発電パネルの背面に取付けられた出力取出し用配線とを備えた太陽光発電モジュールにおいて、前記フレーム枠は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成され、前記複数の条材のうちの少なくとも一部の条材の全長に亙って前記出力取出し用配線を固定する為の配線固定部が一体的に形成されていることを特徴としている。
請求項2の太陽光発電モジュールは、請求項1の発明において、前記配線固定部は、内方に向って開口する配線固定溝を有する断面C形に形成され、前記配線固定溝の開口幅が前記出力取出し用配線の直径よりも小さいことを特徴としている。
請求項3の太陽光発電モジュールは、請求項2の発明において、前記フレーム枠は、長方形状に構成され、前記配線固定溝は、1対の長辺フレームを構成する条材に夫々形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、フレーム枠は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成され、複数の条材のうちの少なくとも一部の条材の全長に亙って出力取出し用配線を固定する為の配線固定部が一体的に形成されているので、太陽光発電モジュールの運搬時や設置時には、配線固定部を介して出力取出し用配線をフレーム枠に固定することができる。
従って、出力取出し用配線を固定する為に専用の部材を使用しなくても、出力取出し用配線をフレーム枠に固定可能であるので、部品点数が低減してコストが低減すると共に、取付工数が低減して取付作業の効率が向上する。条材を押出成形する際に配線固定部を同時に一体形成するので、低コストで且つ容易にフレーム枠に配線固定構造を実現できる。
請求項2の発明によれば、配線固定部は、内方に向って開口する配線固定溝を有する断面C形に形成され、配線固定溝の開口幅が出力取出し用配線の直径よりも小さいので、出力取出し用配線を配線固定溝に固定する場合、出力取出し用配線は、配線固定溝の開口部によって収縮されながら配線固定溝に押し込まれる。故に、出力取出し用配線の弾性変形によって開口部が出力取出し用配線を押圧保持するので、出力取出し用配線を配線固定溝に確実に固定することができる。
請求項3の発明によれば、フレーム枠は、長方形状に構成され、配線固定溝は、1対の長辺フレームを構成する条材に夫々形成されているので、複数の太陽光発電モジュールを長手方向に並べて設置した場合でも、出力取り出し用配線の固定を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づいて説明する。
先ず、太陽光発電モジュール1の全体構成について簡単に説明する。
図1〜図3に示すように、太陽光発電モジュール1は、長方形状の発電パネル2、この発電パネル2の四辺全周を取り囲んで保護する金属製のフレーム枠3、発電パネル2の背面に取付けられた出力取出し用配線5等から構成されている。この太陽光発電モジュール1は、例えば、(1.3m〜2.0m)×1.0m程度のサイズに構成され、一般的に複数枚並べて設置されて発電電力を供給する。尚、太陽光発電モジュール1の形状は、長方形状に限らず正方形状や台形状のものであってもよい。
図1〜図3に示すように、太陽光発電モジュール1は、長方形状の発電パネル2、この発電パネル2の四辺全周を取り囲んで保護する金属製のフレーム枠3、発電パネル2の背面に取付けられた出力取出し用配線5等から構成されている。この太陽光発電モジュール1は、例えば、(1.3m〜2.0m)×1.0m程度のサイズに構成され、一般的に複数枚並べて設置されて発電電力を供給する。尚、太陽光発電モジュール1の形状は、長方形状に限らず正方形状や台形状のものであってもよい。
発電パネル2は、平板状の太陽電池セル、この太陽電池セルの表面側を覆うカバーガラス、太陽電池セルを封止する合成樹脂材、この合成樹脂材を覆う保護フィルムからなる背面保護材等から構成されている。この発電パネル2の構造は、一般的な構造なのでこれ以上の詳細な説明は省略する。
この発電パネル2で発電された電力は、パネル裏面側に設けられた端子ボックス4から延びる出力取出し用配線5を介して外部に出力可能である。この出力取出し用配線5は、正極線6と負極線7を有し、これら正極線6と負極線7は、例えば、長さ0.8m〜1.5m程度で且つ直径10mm程度のサイズのケーブルである。正極線6の先端部にコネクタ6aが設けられ、負極線7の先端部にもコネクタ7aが設けられている。
図3に示すように、長手方向に並べて設置された複数の太陽光発電モジュール1を電気的に接続する場合、正極線6のコネクタ6a(又は負極線7のコネクタ7a)を隣接する太陽光発電モジュール1の負極線7のコネクタ7a(又は正極線6のコネクタ6a)に接続することで、隣接する太陽光発電モジュール1同士を電気的に直列接続することができる。
次に、フレーム枠3について説明する。
図1〜図3に示すように、フレーム枠3は、発電パネル2の長辺側を保持する為の対向する1対の長辺フレーム11と、発電パネル2の短辺側を保持する為の対向する1対の短辺フレーム12とから長方形状に構成されている。長辺フレーム11と短辺フレーム12は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成されている。フレーム枠3の表面には酸化アルミニウムの絶縁性被膜が形成されている。
図1〜図3に示すように、フレーム枠3は、発電パネル2の長辺側を保持する為の対向する1対の長辺フレーム11と、発電パネル2の短辺側を保持する為の対向する1対の短辺フレーム12とから長方形状に構成されている。長辺フレーム11と短辺フレーム12は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成されている。フレーム枠3の表面には酸化アルミニウムの絶縁性被膜が形成されている。
尚、長辺フレーム11と短辺フレーム12の主要部分は、長辺フレーム11が係合溝15と配線固定部16を備えている以外ほぼ同様の構成であるので、以下の説明では、1つの長辺フレーム11を中心に説明する。
図4,図5に示すように、長辺フレーム11は、発電パネル2の1つの長辺の全長に亘って延びるフレーム本体13、フレーム本体13の上端部の発電パネル2側に形成された嵌合溝14、フレーム本体13の下端部の外側に形成された係合溝15、出力取出し用配線5を固定する為の配線固定部16等を備え、これらフレーム本体13と嵌合溝14と係合溝15と配線固定部16は一体的に形成されている。
フレーム本体13は、縦壁部13aと底壁部13bとから側面視L字状に形成されている。縦壁部13aは、発電パネル2の表面と直交状になるように縦向きに設けられ、底壁部13bは、縦壁部13aの下端部に一体的に形成され、発電パネル2側へ延びるように形成されている。
フレーム本体13の下端部の外周側には、外方に突出した突出部17が形成され、この突出部17に上方に開口された浅い溝状の係合溝15が形成されている。この係合溝15は、長辺フレーム11の全長に亙って延びるように形成される。係合溝15は、太陽光発電モジュール1を固定用架台等に取り付ける際に使用される。
嵌合溝14は、フレーム本体13の上端部と、このフレーム本体13の上端部から発電パネル2側へ突出する上突出片18と、この上突出片18の下側に設けられた下突出片19とから形成され、長辺フレーム11の全長に亙って延びるように形成されている。
下突出片19の先端部分は、先端下がりの少し折れ曲がった状態に形成され、下突出片19の幅方向(図4の左右方向)の全長は、上突出片18より長く形成されている。嵌合溝14の断面形状は、発電パネル2の端部の断面形状に適合したほぼ同じ形状に形成されている。嵌合溝14には、発電パネル2の長辺側外周部が挿入され接着材を介して接着される。
次に、本発明に係る配線固定部16について説明する。
図4,図5に示すように、配線固定部16は、出力取出し用配線5を固定する為のものであり、下突出片19の先端部と底壁部13bの中心部とを接続し且つ長辺フレーム11の全長に亙って延びる縦板部21に設けられている。尚、縦板部21によって下突出片19と底壁部13bとを連結した構造とすることで、長辺フレーム11の強度が向上する。
図4,図5に示すように、配線固定部16は、出力取出し用配線5を固定する為のものであり、下突出片19の先端部と底壁部13bの中心部とを接続し且つ長辺フレーム11の全長に亙って延びる縦板部21に設けられている。尚、縦板部21によって下突出片19と底壁部13bとを連結した構造とすることで、長辺フレーム11の強度が向上する。
配線固定部16は、内方に向って開口する配線固定溝22を有する断面C形に形成され、且つ長辺フレーム11の全長に亙って一体的に形成されている。配線固定溝22の開口部は、縦板部21の表面と同一平面上に位置するように形成されている。配線固定溝22の開口幅αは、出力取出し用配線5の直径βよりも小さくなるように形成されている。断面C形の形状によって、出力取出し用配線5を嵌め込み易く抜け難い構造とすることができる。尚、1対の長辺フレーム11を構成する条材が、複数の条材のうちの少なくとも一部の条材に相当するものである。
配線固定溝22の開口部には、互いに接近する方向に延びる上下1対の爪部23が一体的に形成されている。出力取出し用配線5(正極線6と負極線7)を配線固定溝22に固定する場合、出力取出し用配線5の表面のビニール被覆を1対の爪部23によって弾性変形させながら配線固定溝22に押し込むと、図4に示すように、配線固定溝22に出力取出し用配線5の断面積の約2/3が収納されると共に、1対の爪部23が出力取出し用配線5の表面のビニール被覆に係合されることで、出力取出し用配線5を配線固定溝22に固定することができる。
次に、本発明の太陽光発電モジュール1の作用及び効果について説明する。
太陽光発電モジュール1の搬送時には、図2に示すように、太陽光発電モジュール1の裏面側において、正極線6及び負極線7が撓まないように、正極線6及び負極線7のコネクタ近傍部から中央部分にかけて長辺フレーム11の配線固定溝22に夫々嵌め込んで、正極線6及び負極線7をフレーム枠3に夫々固定する。このように出力取出し用配線5を固定することで、太陽光発電モジュール1の搬送時に、出力取出し用配線5が他の部材と干渉して損傷するのを防止可能である。
太陽光発電モジュール1の搬送時には、図2に示すように、太陽光発電モジュール1の裏面側において、正極線6及び負極線7が撓まないように、正極線6及び負極線7のコネクタ近傍部から中央部分にかけて長辺フレーム11の配線固定溝22に夫々嵌め込んで、正極線6及び負極線7をフレーム枠3に夫々固定する。このように出力取出し用配線5を固定することで、太陽光発電モジュール1の搬送時に、出力取出し用配線5が他の部材と干渉して損傷するのを防止可能である。
また、太陽光発電モジュール1の設置時には、図3に示すように、正極線6(又は負極線7)のコネクタを隣接する太陽光発電モジュール1の負極線7(又は正極線6)のコネクタと電気的に接続した後に、正極線6(又は負極線7)のコネクタ近傍部から中央部分にかけて長辺フレーム11の配線固定溝22に嵌め込んで、接続状態の正極線6と負極線7をフレーム枠3に固定する。このように出力取出し用配線5をフレーム枠3に固定することで、太陽光発電モジュール1の裏面側から出力取出し用配線5が垂れ下がって屋根面に接することで風雨によって劣化するのを防止可能である。
以上説明したように、フレーム枠3は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成され、複数の条材のうちの少なくとも一部の条材(長辺フレーム11)の全長に亙って出力取出し用配線5を固定する為の配線固定部16が一体的に形成されているので、太陽光発電モジュール1の運搬時や設置時には、配線固定部16を介して出力取出し用配線5をフレーム枠3に固定することができる。
従って、出力取出し用配線5を固定する為に専用の部材を使用しなくても、出力取出し用配線5をフレーム枠3に固定可能であるので、部品点数が低減してコストが低減すると共に、取付工数が低減して取付作業の効率が向上する。条材を押出成形する際に配線固定部16を同時に一体形成するので、低コストで且つ容易にフレーム枠3に配線固定構造を実現できる。
また、配線固定部16は、内方に向って開口する配線固定溝22を有する断面C形に形成され、配線固定溝22の開口幅αが出力取出し用配線5の直径βよりも小さいので、出力取出し用配線5を配線固定溝22に固定する場合、出力取出し用配線5は、配線固定溝22の開口部によって収縮されながら配線固定溝22に押し込まれる。故に、出力取出し用配線5の弾性変形によって配線固定溝22の開口部(1対の爪部23)が出力取出し用配線5を押圧保持するので、出力取出し用配線5を配線固定溝22に確実に固定することができる。
さらに、フレーム枠3は、長方形状に構成され、配線固定溝22は、1対の長辺フレーム11を構成する条材に夫々形成されているので、複数の太陽光発電モジュール1を長手方向に並べて設置した場合でも、出力取出し用配線5の固定を容易に行うことができる。
前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
[1]図6に示すように、配線固定部16Aは、縦壁部13aの中段部から発電パネル2側に延びる水平板部25の先端に一体的に形成されている。即ち、この配線固定部16Aは、長手方向の全長に亙って延び、内方に向って開口する配線固定溝22Aを有する断面C形に形成されている。配線固定溝22Aの開口幅αが出力取出し用配線5の直径βよりも小さく形成されている。配線固定溝22Aの開口部には、互いに接近する方向に延びる上下1対の爪部23Aが形成されている。
[1]図6に示すように、配線固定部16Aは、縦壁部13aの中段部から発電パネル2側に延びる水平板部25の先端に一体的に形成されている。即ち、この配線固定部16Aは、長手方向の全長に亙って延び、内方に向って開口する配線固定溝22Aを有する断面C形に形成されている。配線固定溝22Aの開口幅αが出力取出し用配線5の直径βよりも小さく形成されている。配線固定溝22Aの開口部には、互いに接近する方向に延びる上下1対の爪部23Aが形成されている。
[2]図7に示すように、配線固定部16Bは、縦壁部13aの中段部の発電パネル2側に一体的に形成されている。即ち、配線固定部16Bは、上方に向って開口する配線固定溝22Bを有する断面C形に形成されている。配線固定溝22Bの開口幅αが出力取出し用配線5の直径βよりも小さく形成されている。配線固定溝22Bの開口部には、互いに接近する方向に延びる左右1対の爪部23Bが形成されている。
尚、配線固定部16,16A,16Bの形状は、出力取出し用配線5が係合可能であれば、断面C形の形状に限定する必要はなく、断面コ字形やその他の形状に適宜変更可能である。また、1対の爪部23,23A,23Bの形状も、特にこの形状に限定する必要はなく、種々の形状に適宜変更可能である。
[3]前記実施例において、前記配線固定部16は、長辺フレーム11を構成する条材に一体的に形成されているが、特にこの構造に限定する必要はなく、短辺フレーム12を構成する条材と長辺フレーム11を構成する条材の両方に配線固定部16を形成しても良く、適宜変更可能である。
[4]その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 太陽光発電モジュール
2 発電パネル
3 フレーム枠
5 出力取出し用配線
11 長辺フレーム
16,16A,16B 配線固定部
22,22A,22B 配線固定溝
2 発電パネル
3 フレーム枠
5 出力取出し用配線
11 長辺フレーム
16,16A,16B 配線固定部
22,22A,22B 配線固定溝
Claims (3)
- 発電パネルと、この発電パネルの周囲に設けられたフレーム枠と、前記発電パネルの背面に取付けられた出力取出し用配線とを備えた太陽光発電モジュールにおいて、
前記フレーム枠は、押出成形によって形成されたアルミ合金製の複数の条材で構成され、
前記複数の条材のうちの少なくとも一部の条材の全長に亙って前記出力取出し用配線を固定する為の配線固定部が一体的に形成されていることを特徴とする太陽光発電モジュール。 - 前記配線固定部は、内方に向って開口する配線固定溝を有する断面C形に形成され、
前記配線固定溝の開口幅が前記出力取出し用配線の直径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電モジュール。 - 前記フレーム枠は、長方形状に構成され、
前記配線固定溝は、1対の長辺フレームを構成する条材に夫々形成されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽光発電モジュール。
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Cited By (3)
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JP6417068B1 (ja) * | 2018-06-18 | 2018-10-31 | コナース コーポレーション | 太陽電池モジュール |
JP2018207592A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 三菱電機株式会社 | ケーブル整線部材および太陽電池モジュール |
KR101997391B1 (ko) * | 2018-02-14 | 2019-07-05 | 단국대학교 산학협력단 | Bipv 시스템을 위한 태양광 모듈 조립체 |
-
2013
- 2013-06-24 JP JP2013131330A patent/JP2015005685A/ja active Pending
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