JP5420194B2 - 内視鏡 - Google Patents
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Description
例えば湾曲部の外皮を交換する際に、接着剤を用いる必要がないので、洗浄、消毒、滅菌を繰り返し行う際に接着剤が劣化することがない。すなわち、例えば湾曲部の外皮の耐薬品性を向上させることができる。したがって、外皮を長寿命に用いることができる。また、接着剤を用いることがないので、硬質部材等から接着剤を除去する手間を省くことができ、外皮に固定部材を溶着により固定するだけで外皮を例えば湾曲部の外側に簡単な作業で配設することができる。したがって、リペア性を向上させることができる。
このため、リペア(外皮の交換)の際には外皮の内周面と硬質部材との間を容易に離間させることができるので、外皮を例えば湾曲部の外側に簡単な作業で配設することができる。
このため、外皮を硬質部材に対して簡単に位置決めすることができるとともに、固定部材を硬質部材に対して簡単に位置決めすることができる。
このため、より簡単に、外皮を硬質部材に対して位置決めすることができるとともに、固定部材を硬質部材に対して位置決めすることができる。
このため、硬質部材の大径部と小径部との間の段差部分を覆うことができ、水密をより確実に確保することができる。
固定部材の方が外皮よりも硬質の素材で形成されているので、固定部材のうち硬質部材の外周面と離間可能に密接している部分と、外皮との溶着部を有する部分と、外皮だけの部分とで、素材の硬さを調整することができる。この場合、固定部材のうち硬質部材の外周面と離間可能に密接している部分の硬さが最も硬く、次に、外皮との溶着部を有する部分が硬く、外皮だけの部分が最も柔らかい。このため、湾曲部を湾曲させたときに、硬さを徐々に変化させることによって、外皮に大きな力が加えられるのを防止し、外皮の長寿命化を図ることができる。
このため、固定部材による外皮の固定を安定的にすることができる。
このため、固定部材の素材によらず、硬質部材に固定部材が付着するのを防止することができる。
これらの素材は相性が良く、固定部材を外皮を容易に溶着して固定することができる。
このため、先端硬質部に対して外皮を容易に固定することができる。
図1には内視鏡10の全体を概略的に示す。図1に示す内視鏡10はその内部に挿通されたイメージガイドファイバ56を用いて被写体の像を接眼部28に導くものであるが、CCDやCMOS等の撮像素子によって被写体を撮像する電子式のものが用いられることも好ましい。
可撓部32は所定の大きさ以上の外力によって弾力性を呈して曲がり得る可撓性を奏する管状部分である。湾曲部34は操作部12のアングル操作ノブ24を操作することで強制的に湾曲させられる可撓管部分である。そして、先端硬質部36は、湾曲部34が湾曲させられるのに伴って(その湾曲状態に応じて)向きを変えられる。なお、可撓部32の代わりに硬性管(図示せず)が用いられることもある。
チャンネル口54には、チャンネルチューブ54aの先端が接着や溶着等により固定されている。このチャンネルチューブ54aは、挿入部14を通して操作部12まで延出されている。チャンネルチューブ54aの基端は、操作部12の挿入口部(鉗子口)26に接続されている。このため、挿入口部26からチャンネルチューブ54aを通して先端硬質部36のチャンネル口54から処置具(図示せず)等を突出させることができる。
図2に示すように、湾曲部34は、管状の湾曲芯材を構成する湾曲管(関節湾曲機構)62と、この湾曲管62を被覆するチューブ状の外皮(湾曲ゴム)64と、この外皮64の両端を所望の位置に固定するための固定部材66a,66bとを備えている。なお、この実施の形態では、固定部材66a,66bの外側には熱収縮性チューブ68が用いられることが好ましい。
なお、図2(B)中には、継ぎ管82のフランジ部84の外周面が、外部に露出された状態で示されているが、外部に露出された部分は絶縁されていることが好ましい。
図2(A)に示すように、先端硬質部本体42の基端部の上述した筒状の第1の湾曲駒取付部44の外周には、最も先端に位置する湾曲駒(第1の湾曲駒)72aの前端部分が嵌合されて取り付けられている。
ここで、湾曲駒72の前端部分が第1の突当面46に突き当てられて位置決めされている場合、第1の突当面46の立ち上がり高さは第1の湾曲駒72aの前端部分の厚さを除いた寸法になる。そして、第1の湾曲駒72aの前端部分は外皮64の先端部分をその外側に取り付ける第1の外皮取付部78aとなる。
継ぎ管82のフランジ部84と小径部86bとの境界部分には、その両者の外径の差により生じる段差が形成されている。この段差の立ち上がり壁面は、継ぎ管82の全周にわたり環状に形成されたフランジ部84の第3の突当面(側面部)84aである。この第3の突当面84aには、外皮64の基端面および固定部材66bの基端面が突き当てられている。
可撓部32は、例えば帯状板材を螺旋状にした螺旋管102と、この螺旋管の外周に対して管状に編組み構成したブレード管104と、そのブレード管の外側に被せられた樹脂材製の外皮106とを備えている。そして、例えば螺旋管102、ブレード管104および外皮106の先端が継ぎ管82のフランジ部84の第3の突当面84aとは反対側の突当面84bにそれぞれ当接されている。
外皮64を湾曲部34から除去する際には、外皮64および固定部材66a,66bを例えば刃を用いて切断する。このとき、図4に示すように、外皮64の内周面は第1の湾曲駒72aの前端部分に対して溶着されていない。このため、外皮64を第1の湾曲駒72aの前端部分の外周面や継ぎ管82の第2の湾曲駒取付部86aおよび小径部86bから容易に剥離させることができる。
湾曲部34の外皮64の内周面を第1の湾曲駒72aや継ぎ管82に配設する際に、接着や溶着等の手段によることなく、接離可能に配置することができる。そして、このように配置した外皮64に対して固定部材66a,66bを配置することによって、外皮64を確実に湾曲部34に配置することができる。また、外皮64を交換する際に、第1の湾曲駒72aや継ぎ管82に付着した外皮64の一部を除去する必要がない。したがって、第1の湾曲駒72aや継ぎ管82に新たな外皮64を直ぐに取り付けることができる。このため、外皮64のリペア性を向上させることができる。
次に、第2の実施の形態について図5および図6を用いて説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であって、第1の実施の形態で説明した部材と同じ部材または同じ作用を奏する部材には同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
外皮64を湾曲部34から除去する際には、外皮64および固定部材66a,66bを例えば刃を用いて切断する。このとき、図7に示すように、外皮64の内周面は第1の湾曲駒72aの前端部分に対して溶着されていない。また、固定部材66aの内周面も第1の湾曲駒72aの前端部分に対して溶着されていない。このため、外皮64を第1の湾曲駒72aの前端部分の外周面や継ぎ管82の第2の湾曲駒取付部86aおよび小径部86bから容易に剥離させることができる。このとき、外皮64とともに、固定部材66a,66bも第1の湾曲駒72aの前端部分の外周面や継ぎ管82の第2の湾曲駒取付部86aおよび小径部86bから容易に剥離させることができる。
次に、第3の実施の形態について図8を用いて説明する。この実施の形態は、第2の実施の形態の変形例である。
次に、第4の実施の形態について図9を用いて説明する。この実施の形態は、第2の実施の形態の変形例であって、第2の実施の形態で説明した部材と同一の部材または同一の作用を奏する部材には同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
Claims (8)
- 挿入部と、
前記挿入部の外周面の少なくとも一部を被覆する柔軟な筒状の外皮と、
前記外皮の端部の内周面に少なくとも一部が接して配置される筒状の硬質部材と、
前記外皮よりも硬質の素材で形成され、前記外皮に配置され熱溶着する溶着部を有し前記外皮を前記硬質部材の外周面に対して固定するための環状の固定部材と
を具備し、
前記外皮の端部の内周面は、前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で前記硬質部材の外周面に密接し、前記環状の固定部材が前記外皮の端部から除去された状態で前記硬質部材の外周面に対して離間可能であり、
前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で、前記外皮の端部の内周面を前記硬質部材の外周面に密接させるとともに、前記環状の固定部材を前記硬質部材の外周面に密接させるようにしたことを特徴とする内視鏡。 - 前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で、前記固定部材のうち、前記硬質部材の外周面と密接している部分は、前記外皮と溶着される前記溶着部がある部分よりも肉厚であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記外皮の端部の内周面と前記硬質部材の外周面との間には、前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で前記外皮の端部の内周面と前記硬質部材の外周面との間を粘着させて密接させ、前記環状の固定部材が前記外皮から除去された状態で除去可能な、粘着層が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
- 前記硬質部材は、大径部と、この大径部から段差をもって連続した小径部とを有し、
前記外皮および前記固定部材は、前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で、前記小径部の外周面に密接していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記固定部材は、前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で、前記硬質部材の前記大径部の外周面と前記小径部の外周面との間の段差により形成される側面部に当接されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
- 前記固定部材は、前記環状の固定部材が前記外皮の端部に配置されて熱溶着された状態で、前記大径部の少なくとも一部の外周面および前記小径部の少なくとも一部の外周面を連続的に覆うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
- 前記外皮は、スチレン系エラストマで形成され、
前記固定部材は、オレフィン系樹脂材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記硬質部材は、前記挿入部の先端部に配置される先端硬質部であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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