JP5419386B2 - めっき処理用ワーク保持治具及びワーク搬送装置 - Google Patents

めっき処理用ワーク保持治具及びワーク搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、めっき処理されるワークを保持し、めっき槽内のめっき液に浸漬するめっき処理用ワーク保持治具及びワーク保持治具を有するワーク搬送装置に関し、特に、搬送軌道に多数のワーク保持治具を支持し、多数のワークを連続的にめっき処理するのに適したワーク保持治具及びワーク搬送装置に関する。
図16は多数のワーク保持治具Mを搬送軌道1に支持した一般的なワーク搬送装置であり、搬送軌道1は、走行レール2と、該走行レール2と別体或いは一体の給電レール4を備えており、給電レール4は直流電源の陰極側に電気的に接続されている。走行レール2上には、各ワーク保持治具Mの走行部7が搬送方向Fに所定間隔をおいて連続的に載置され、各走行部7には連結部材8を介してワーク保持枠9が吊持されている。各走行部7には、走行機構が備えられると共に、給電レール4に常時接触する集電用の摺接子100が内蔵され、該摺接子100から連結部材8及びワーク保持枠9を介してワークWに電子を供給するようになっている。
搬送軌道1は、図示しないが、ワークローディングステーションから、前処理槽、めっき槽及び洗浄槽等の各槽の上方を巡り、ワークアンローディングステーションを経て、前記ワークローディングステーションに戻るように敷設されている。上記ワークローディングステーションで各ワーク保持枠9内にワークWを取り付け、前処理槽及びめっき槽内を順次搬送し、めっき槽内のアノードとワークMとの間の通電により、ワーク表面にめっき層を形成する。めっき処理及び洗浄等の処理が終了した後、各ワーク保持治具Mはワークアンローディングステーションに至り、ワークが取り外される。従来の技術文献としては特許文献1等がある。
特開2003―73895号公報
図16のように、複数のワークを連続処理するワーク搬送装置では、一ロットのワークの作業開始時及び作業終了時には、最初のワークを取り付けたワーク保持治具に先行するワーク保持治具並びに最後のワークを取り付けたワーク保持治具に後続するワーク保持枠には、図16の左側の二つのワーク保持治具Mのようにワークが保持されず、空の状態で搬送され、めっき液内を通過する場合がある。
ところが従来のワーク保持治具Mは、ワークMの取り付けの有無に関係なく、摺接子100が常時給電レール4に接触しているので、空のワーク保持治具Mがめっき液内を通過する場合に、ワーク保持治具Mの表面にダミーのめっき層が形成されるのを避けることはできず、したがって、電力及びめっき液が無駄に消費されている。しかも、ワークを保持していないことにより、ワーク保持治具Mの表面に形成されるメッキ層は、ワークを保持しているワーク保持治具Mよりもめっき層が厚く形成され、そのため、ワーク保持治具Mの再生のためにめっき層を剥離する作業に長い時間がかかり、作業能率が低下する。
(発明の目的)
本発明の目的は、給電レールに接触する集電用の摺接子を、通電位置と非通電位置とに切り換え可能とすることにより、空の状態で搬送されるワーク保持治具への無駄な給電を無くし、連続めっき処理における電力及びめっき液の消費を節約できるようにすることである。また、簡単に摺接子の状態を切り換えられるようにすることも、本発明の目的の一つである。
上記課題を解決するため、本発明は、搬送軌道に沿って走行する走行部と、該走行部に吊持されたワーク保持体とを備えると共に、搬送軌道に沿って敷設された給電レールに摺接して集電する摺接子を有しているめっき処理用ワーク保持治具において、前記摺接子は、前記走行部に設けられ支持板に、回動支軸により回動自在に支持され、前記回動支軸回りに、前記給電レールに接触する通電位置と、前記給電レールから離れる非通電位置とに、回動位置変更可能となっており、前記摺接子には、前記摺接子を前記通電位置に付勢する状態と、前記非通電位置に付勢する状態とに切り換え自在な、コイルばねを有するトグル機構が連結されており、前記コイルばねは、前記回動支軸から離れた位置で前記支持板に設けられた第1のばね係止ピンと、前記摺接子の先端側の部分に設けられた第2のばね係止ピンとの間に張設され、前記回動支軸の軸芯と前記第1の係止ピンの軸芯とを結ぶ直線の延長線に対し、前記摺接子の回動により、前記第2のばね係止ピンの軸芯が前記通電位置側に越えると、前記コイルばねは前記摺接子を前記通電位置側に付勢するように作用し、反対に、前記第2のばね係止ピンの軸芯が前記非通電位置側に越えると、前記コイルばねは前記摺接子を前記非通電位置側に付勢するように作用する
上記構成によると、ワークを取り付けていない空状態のワーク保持治具を搬送する場合に、摺接子を非通電位置に切り換えておくことにより、めっき液内通過時における電力及びめっき液の無駄な消費を無くすことができる。しかも、ワーク保持治具の表面にダミーのめっき層が形成されるのを防止できることにより、ワーク保持治具の再生作業時において、めっき層の剥離時間を短縮できる。また、摺接子を、通電位置と非通電位置との間で簡単に切り換えることができると共に、通電時には、トグル機構のばね手段によって摺接子を給電レールに押さえ付けるので、搬送中において、安定した給電状態を保つことができる。
本発明は、好ましくは、前記支持板には、前記摺接子を前記非通電位置で係止する第1のストッパーと、前記通電位置の前記摺接子に対して、隙間を隔てて対向する第2のストッパーとが設けられている
上記構成によると、第2のストッパーは、給電レールの開放区間で摺接子が通電位置側に付勢される場合に、摺接子の過回動を防ぐ
また、本発明は、上記めっき処理用ワーク保持治具と、搬送軌道とを備えためっき処理用ワーク搬送装置において、搬送軌道の所定のステーションには、摺接子を、非通電位置と通電位置との間で少なくとも一方の位置から他方の位置へ切り換え可能な位置切り換え機構が配置されているめっき処理用ワーク搬送装置を提供する。
上記構成によると、搬送軌道上において、ワーク保持治具を取り外すことなく、摺接子の位置を切り換えることができる。
本発明は、また、上記めっき処理用ワーク搬送装置において、前記位置切り換え機構として、搬送軌道のワークローディングステーションには、摺接子を、非通電位置から通電位置に切り換える第1の位置切り換え機構を配置し、搬送軌道のワークアンローディングステーションには、摺接子を、通電位置から非通電位置に切り換える第2の位置切り換え機構を配置することができる。
上記構成によると、搬送軌道上において、ワークを取り付ける際に、摺接子を通電位置に切り換え、ワークを取り外す際に非通電位置に切り換えるので、ワーク取り付け状態では確実に給電でき、ワーク非取り付け状態では、確実に電気を遮断することができ、多数のワークを連続めっき処理する場合に、切り換え作業の確実性及び能率を向上させることができる。
本発明は、また、めっき処理用ワーク搬送装置において、前記位置切り換え機構として、摺接子を、非通電位置から通電位置へ、また、通電位置から非通電位置へ、いずれにも切り換え可能な双方向型の位置切り換え機構を配置することができる。
上記構成によると、一つの位置切り換え機構により、摺接子の非通電位置から通電位置への切り換えと、通電位置から非通電位置への切り換えのいずれをも実施でき、位置切り換え機構の配置スペースをコンパクトにできると共に、部品点数も削減できる。
図1乃至図8は本発明に係るめっき処理用ワーク保持治具及びワーク搬送装置であり、これらの図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。図1は、搬送軌道に多数のワーク保持治具を支持した状態を示すワーク搬送装置の正面概略図、図2は、図1のワーク保持治具の詳細を示す拡大正面図、図3は図2のワーク保持治具のIII-III断面図、図4は図3の摺接子部分の拡大図、図5は通電位置の状態を示す摺接子の背面図、図6は非通電位置の状態を示す摺接子の背面図である。また、図7はワークローディングステーションにおける摺接子の作用を一部断面で示す正面図、図8はワークアンローディングステーションにおける摺接子の作用を一部断面で示す正面図である。
(ワーク搬送装置に全体構成)
図1において、多数のワークWを連続めっき処理するワーク搬送装置は、前記図16の場合と基本的には同様な構造であり、同様な部品には同じ符号(番号)を付してある。搬送軌道1は、走行レール2と、該走行レール2と別体に形成された給電レール4を、互いに平行に備えており、給電レール4は直流電源の陰極側に電気的に接続されている。走行レール2上には、各ワーク保持治具Mの走行部7が搬送方向Fに所定間隔をおいて連続的に載置され、各走行部7には、連結部材8を介してワーク保持枠(ワーク保持体)9がそれぞれ吊持されている。搬送軌道1は、ワークローディングステーション(図7)から、前処理槽、めっき槽及び洗浄槽等の各槽の上方を巡り、ワークアンローディングステーション(図8)を経て、ワークローディングステーションに戻るように敷設されている。
図2において、搬送軌道1には、ワーク保持治具Mを搬送するための搬送チェーン3が備えられており、該搬送チェーン3は、図示しない駆動スプロケット等に巻き掛けられ、搬送軌道1に沿って周回移動する。
(走行部7の概略構成)
ワーク保持治具Mの走行部7は、走行レール2の上端面にスライド自在に載置された走行部本体13と、該走行部本体13の上端に支軸14aを介して支持されたスプロケットギヤ14と、走行部本体13の上端部の搬送方向Fの両端部に設けられた一対の上側ガイド輪15と、走行部本体13の下端部の搬送方向Fの両端部に設けられた一対の下側ガイド輪16と、給電レール4に上側から当接可能な集電用の摺接子17等を備えている。前記スプロケットギヤ14は、前記搬送チェーン3に噛み合うと共に、矢印R1方向のみの回転を可能とするワンウエイクラッチが設けられており、矢印R2方向の回転はロックされるようになっている。すなわち、搬送チェーン3が搬送方向Fに移動する時には、スプロケットギヤ14の回転がロックされることにより、搬送チェーン3と共に走行部7が搬送方向Fに移動し、反対に、搬送チェーン3がスプロケットギヤ14に対して相対的に搬送方向Fと逆向きに移動するときには、スプロケットギヤ14が矢印R1方向に空転するようになっている。
(ワーク保持枠9の構成)
ワーク保持枠9は、略水平に搬送方向Fに延びる上側横桟31と、該上側横桟31から下方に所定間隔をおいた位置に上側横桟31と略平行に配置された下側横桟32と、両横桟31,32の端部同士を連結する一対の縦桟33,33とから縦長の矩形状に構成されている。上側横桟31と、縦桟33,33とは、導電性を有する金属、たとえば銅あるいはステンレス鋼で形成されており、下側横桟32は、非導電性材料、たとえば、硬質塩化ビニル樹脂(CVPC)等で形成されている。上側横桟31には、枠幅方向(搬送方向F)の中央部と両端部に、ワークWの上端部を把持してワークWに給電する三本の上側クランプ40が下方突出状に設けられ、各上側クランプ40は、上側横桟31を介して前記給電用摺接子17に電気的に接続されている。下側横桟32には、ワーク保持枠幅方向の両端部に、ワークW1の下端部を把持して給電する左右一対の下側クランプ41が上方突出状に設けられており、各下側クランプ41は給電板42を介して縦桟33に電気的に接続されている。
図3において、前記吊持部材8は、走行部本体13から、走行レール2と略直角に、かつ、略水平に延びると共に先端部が下方に折れ曲っており、該折れ曲が部分の下端部にワーク保持枠9が連結されている。上側クランプ40は、一対のクランプレバー40aを支軸40bにより回動可能に連結し、ばね40cにより、両クランプレバー40aを閉状態(クランプ状態)に付勢したものであり、後側のクランプレバー40aが上側横桟31に固定されており、前側のクランプレバー40aの上端部を後方に押すことにより、開くことができる。なお、図2の下側クランプ41も、上側クランプ40と同様な構造であり、詳細な説明は省略する。
(走行部7の詳細な構成)
図3において、走行レール2と給電レール4とはそれぞれ連結部材を介して断面コの字状の軌道基台5に支持されている。該軌道基台5の上壁及び下壁の上面には、チェーンガイド5a、5bがそれぞれ設けられており、各チェーンガイド5a、5bに搬送チェーン3の上側部分と下側部分とがそれぞれガイドされている。上側の搬送チェーン3部分に前記走行部7のスプロケットギヤ14が噛み合い、搬送チェーン3と共に移動する。
上側ガイド輪15は走行レール2の上端部に対し、連結部材8側とは反対側から当接し、下側ガイド輪16は走行レール2の下端部に対し、連結部材8側から当接している。
図4において、吊持部材8の後端部の下面には、走行部本体部13と平行に、下方に突出する摺接子支持板21が固着され、該支持板21には、略水平な回動支軸18がナット29により固着され、前記回動支軸18に前記摺接子17が回動自在に支持されている。
背面図である図5において、摺接子17は、回動支軸18から搬送方向Fと反対方向に延びるアーム部17aと、該アーム部17aの先端部にボルト22により固着された先端摺接部17bとから、概ねL字状に形成されており、回動支軸18回りに上下に揺動することにより、先端摺接部17bが給電レール4の上面に接触する通電位置(図5の位置)と、先端摺接部17bが給電レール4の上面から一定距離離れた非通電位置(図6の位置)との間で切り換え自在となっている。また、摺接子17の先端摺接部17b側とは反対側には、先端摺接部17bとは反対側に延びる操作片23が設けられている。
上記摺接子17には、コイルばね19を有するトグル機構16が設けられており、該トグル機構16は、摺接子17を図5の通電位置に付勢する状態と、図6に示す非通電位置に付勢する状態とに、切り換え自在となっている。
トグル機構16の構造を詳しく説明すると、回動支軸18に対して、搬送方向F側の下方位置に、回動支軸18と平行な第1のばね係止ピン25が配置され、支持板21に固着されており、摺接子17のアーム部17aの先端部に、前記第1のばね係止ピン25と平行な第2のばね係止ピン26が設けられており、両ばね係止ピン25,26間に、前記コイルばね19が張設されている。また、回動支軸18に対して、搬送方向F側と反対側の上方位置に、摺接子17を非通電位置で係止する第1のストッパー27が配置され、支持板21に固着されている。さらに、回動支軸18に対して、搬送方向F側と反対側の下方位置に、通電位置の摺接子17に対して、隙間dを隔てて対向する第2のストッパー28が設けられている。
トグル機構16が状態変化する場合、第1のばね係止ピン25の軸芯O1と回動支軸18の軸芯O3とを結ぶ直線の延長線Aが、コイルばね19による付勢方向が変化する境界線となっている。すなわち、図5のように、摺接子17が下降して第2のばね係止ピン26の軸芯O2が前記境界線Aを下方に越えると、コイルばね19は、摺接子17を矢印B1方向、すなわち通電位置側に付勢し、摺接子17の先端摺接部17bを給電レール4に一定の圧力で当接させる。反対に、図6のように、摺接子17が上昇して第2のばね係止ピン26の軸芯O2が前記境界線Aを上方に越えると、コイルばね19は、摺接子17を矢印B2方向、すなわち非通電位置側に付勢し、アーム部17aを第1のストッパー27に圧接し、非通電位置に維持する。なお、第2のストッパー28は、給電レール4の開放区間(図7及び図8の区間4a、4b等)で摺接子17が通電位置側に付勢される場合に、摺接子17の下方への過回動を防ぐ。
(摺接子17の位置切り換え機構の構成)
図7において、搬送軌道1のワークローディングステーションには、ワーク取り付け装置による取り付け作業に連動して、摺接子17を実線で示す非通電位置から仮想線で示す通電位置に切り換える第1の位置切り換え機構49が備えられている。該第1の位置切り換え機構49は、給電レール4の開放区間4aの下側に配置された上向きのプッシュ部材52と、該プッシュ部材52を昇降させるシリンダ装置50とから構成されている。プッシュ部材52は、ワークローディングステーションでワーク保持治具Mが停止した時の摺接子17の操作片23に対応する位置に配置されている。シリンダ装置50は、上方に突出自在なロッド50aを備え、該ロッド50aに、支持部材51を介して前記プッシュ部材52を支持しており、ワークの自動取り付け装置(図示せず)と連動し、ワーク取り付け時に、ロッド50aを上方に突出させ、プッシュ部材52を上昇させる。これにより、プッシュ部材52は摺接子17の操作片23を押し上げ、摺接子17を矢印B1方向に回動させる。すなわち、通電位置へ下降させ、先端摺接部17bを給電レールに4当接させる。なお、給電レール4の開放区間4aは、図示しないが電気的には別の電線により接続されている。
図8において、搬送軌道1のワークアンローディングステーションには、ワーク取り外し装置による取り外し作業に連動して、摺接子17を実線で示す通電位置から仮想線で示す非通電位置に切り換える第2の位置切り換え機構55が備えられている。該第2の位置切り換え機構55は、給電レール4の開放区間4bの下側に配置されたプッシュ部材56と、該プッシュ部材56を昇降させるシリンダ装置57とから構成されている。プッシュ部材56は、ワークアンローディングステーションでワーク保持治具Mが停止した時の摺接子17の先端摺接部17bに対応する位置に配置されている。シリンダ装置57は、上方に突出自在なロッド57aを備え、該ロッド57aに、支持部材58を介して前記プッシュ部材56を支持しており、ワークの自動取り外し装置による取り外し作業と連動し、ワーク取り外し時に、ロッド57aを上方に突出させ、プッシュ部材56を押し上げる。これにより、プッシュ部材56は、摺接子17の先端摺接部17bを押し上げ、摺接子17を矢印B2方向に回動させる。すなわち、非通電位置へと上昇させ、先端摺接部17bを給電レール4から離す。なお、給電レール4の開放区間4bは、図示しないが電気的には別の電線により接続されている。
(めっき作業)
(1)図7に示すワークローディングステーションにおいて、ワーク保持治具Mへのワークの取り付け作業に連動して、第1の位置切り換え機構49が作動する。これにより、摺接子17は、通電位置に切り換えられると共に図5のようにトグル機構16により下方に付勢され、給電レール4に一定の圧力で接触した状態が維持される。ワーク取り付け作業終了後、ワーク保持治具Mは、搬送方向Fに搬送される。
また、図7に示すワークローディングステーションにおいて、ワークがワーク保持治具Mに取り付けられない場合は、第1の位置切り換え機構49は作動せず、ワーク保持治具Mは、空の状態で、かつ、摺接子17が図6のように非通電位置に保たれた状態で、搬送方向Fに搬送される。
(2)図2のようにワーク保持枠9に保持されたワークWは、めっき槽に収納された硫酸銅等のめっき液内に、レベルL1程度まで浸漬され、めっき槽内に対向配置されたアノード(陽極部材)間を搬送方向Fに搬送されることにより、アノードとワークWとの間で電気が流れ、ワークWの表面にめっき層が形成される。一方、図1の左側二個のワーク保持治具Mのように、空状態でめっき槽に搬入されたワーク保持治具Mは、給電レール4から給電されてないので、ワーク保持治具Mにはめっき層が形成されない。
(3)めっき処理及び洗浄処理を終えて、図8に示すアンローディングステーションにワーク保持治具Mが戻ると、ワークの取り外し作業と連動し、第2の位置切り換え機構55により、摺接子17は、非通電位置に切り換えられると共に図6のようにトグル機構16で上方に付勢され、第1のストッパーピン27で係止された非通電位置に維持される。そして、再度、図7のワークローディングステーションに戻される。
ワークが取り付けられていない空のワーク保持治具Mがアンローディングステーションにもどった場合には、ワークの自動取り外し装置は作動せず、第2の位置切り換え機構55も作用しない。すなわち、摺接子17が非通電位置の状態でワークアンローディングステーションに戻って来ているので、そのままの非通電位置の状態で、ワーク保持治具Mはワークローディングステーションに戻される。
(実施の形態の効果)
(1)該実施の形態によると、給電レール4に接触してワーク保持治具M及びワークを通電させる摺接子17を、給電レール4に接触する通電位置と、給電レール4から離れる非通電位置とに、位置変更可能に設けているので、たとえば、ワークを装着していない空の状態でワーク保持治具Mを搬送する場合に、摺接子17を非通電位置に切り換えておくことにより、めっき液内通過時における電力及びめっき液の無駄な消費を無くすことができる。しかも、ワーク保持治具Mの表面にダミーのめっき層が形成されるのを防止できることにより、ワーク保持治具Mの再生作業時において、めっき層の剥離時間を短縮できる。
(2)摺接子17には、摺接子17を通電位置に付勢する状態と、非通電位置に付勢する状態とに切り換え自在な、コイルばね19を有するトグル機構16が介装されているので、摺接子17を、通電位置と非通電位置との間で簡単に切り換えることができる。しかも、通電位置では、トグル機構16のコイルばね19によって摺接子17を給電レール4に押さえ付けるので、搬送中において、安定した給電状態を保つことができる。
(3)搬送軌道1のワークローディングステーションには、摺接子17を、非通電位置から通電位置に切り換える第1の位置切り換え機構49が配置され、搬送軌道1のワークアンローディングステーションには、摺接子17を、通電位置から非通電位置に切り換える第2の位置切り換え機構55が配置されているので、ワークを取り付ける際に通電位置に切り換え、ワークを取り外す際に非通電位置に切り換え、ワーク取り付け状態では確実に給電でき、ワーク非取り付け状態では、確実に電気を遮断することができる。これにより、多数のワークを連続めっき処理する場合に、切り換え作業の確実性及び能率を向上させることができる。
[その他の実施の形態及び参考例
(1)前記第1の実施の形態においては、第1の位置切り換え機構49を搬送軌道1のワークローディングステーションに、第2の位置切り換え機構55を搬送軌道1のワークアンローディング位置に配置しているが、いずれの位置切り換え機構49,55も、搬送軌道1上の所望のステーションに配置することは可能である。たとえば、第1の位置切り換え機構49を、搬送軌道1のワークローディングステーションの搬送上流側近傍または下流側近傍に配置し、第2の位置切り換え機構55を、搬送軌道1のワークアンローディングステーションの搬送上流側近傍または下流側近傍に配置することもできる。
(2)図9及び図10はトグル機構の参考例であり、L字形の摺接子17と、ピン50及びコイルばね51よりなるトグル機構16とを備えている。ワーク保持治具の摺接子支持板21には、略水平なピン支持板21aが固着され、該ピン支持板21aに形成されたピン挿通孔54に、前記ピン50が上下方向移動自在に挿通されている。ピン支持板21aから下方に突出するピン50の下端部に、略水平な回動支軸52を介して、前記摺接子17の一端部17aの近傍部分が回動自在に支持されており、ピン50の上端フランジ部50aとピン支持板21aの上面との間に前記コイルばね51が縮設され、該コイルばね51の弾性力により、前記ピン50及び回動支軸52を上方(矢印D方向)に付勢している。
図9は摺接子17が通電位置にある状態を示しており、摺接子17は略下向きにV字状に開く姿勢となっており、角部17bがピン支持板21aの下面に当接し、他端部17cが給電レール4の上面に圧接している。この通電位置において、コイルばね51は、ピン50及び支軸52を上方に付勢しているので、摺接子17の他端部17cは、角部17bの当接点P1を支点として矢印B1方向(下方)に付勢され、一定の圧力で給電レール4に当接している。
図10は摺接子17が非通電位置にある状態を示しており、摺接子17は、図9の状態とは反対側まで回動し、上向きのV字状に開く姿勢となっており、両端部17a、17cがピン支持板21aの下面に当接し、角部17bは給電レール4から上方に離れている。この非通電位置において、コイルばね51は、ピン50及び回動支軸52を上方に付勢しているので、摺接子17の他端部17cは、一端部17aの当接点P2を支点として矢印B2方向に付勢され、一定の圧力で、ピン支持板21aの下面に当接している。また、角部17bは、給電レール4から上方に離れた状態に維持されている。
(3)図11及び図12はトグル機構の別の参考例であり、矢尻形状の摺接子17と、ゴム等からなる円筒状の弾性体55を有するトグル機構16とを備えている。摺接子17は、回動支軸18を介して摺接子支持板21に回動自在に支持されており、幅広側の端面には、下側に通電位置係止用の第1の円弧状凹部56が形成され、上側に非通電位置係止用の第2の円弧状凹部57が形成されている。円筒状の弾性体55は、回動支軸18に対して、摺接子17の幅広側の上方位置に配置され、摺接子支持板21に固着されており、上記両円弧状凹部56,57に対して、切り換え自在に圧接状態で係合する。
図11は摺接子17が通電位置にある状態であり、弾性体55は下側の通電位置係止用の第1の円弧状凹部56に係合すると共に、その弾性力により、摺接子17を回動支軸18回りに矢印B1方向に付勢している。これにより、摺接子17の先端部17dを、一定の圧力で給電レール4の上面に圧接している。
図12は摺接子17が非通電位置にある状態であり、弾性体55は上側の非通電位置係止用の第2の円弧状凹部57に係合している。これにより、摺接子17を、その先端部17dが給電レール4の上面から上方に離れるように、保持している。
(4)図13は本発明の第2の実施形態であり、走行レール2が給電レール4を兼ねている搬送軌道1に、ワーク保持治具の走行部7を支持した構造である。この図13において、走行レール2の下面が給電面4aとなっており、吊持部材8には、上記給電面4aの下方へ延びるL字状の摺接子支持部材60が連結され、該摺接子支持部材60の後下端部に、給電面4aに圧接可能な摺接子17及びトグル機構16が設けられている。該実施形態の摺接子17及びトグル機構16は、前記第1の実施形態の図5及び図6で説明した構造のものを、上下反転した状態で取り付けてあり、同じ部品には同じ符号を付し、具体的な説明は省略する。
(5)図14は本発明の第3の実施形態であり、摺接子17の位置切り換え機構として、非通電位置から通電位置への切り換えと、通電位置から非通電位置への切り換えのいずれをも実施できる、双方向型の位置切り換え機構49aを備えた例である。該双方向型の位置切り換え機構49aは、ワークローディングステーション、ワークアンローディングステーション、又はワークのローディングとアンローディングを一箇所で行えるステーションに配置できることはいうまでもなく、ワークのローディングとアンローディングに関係のないステーションに配置することも可能である。なお、この図14において、図7と同じ部品には同じ符号を付してある。
図14の双方向型の切り換え機構49aは、プッシュ部材52を昇降させるシリンダ装置50が、搬送軌道1と略平行なレール61上にレール長さ方向移動可能に支持されると共に、移動用の横向きのシリンダ装置62のロッド62aに連結されており、該移動用シリンダ装置62のロッド62aを伸縮させることにより、プッシュ部材52を、操作片23に下方から対向するローディング用の位置H1と、摺接子17の先端部17bに下方から対向するアンローディング用の位置H2との間で位置変更できるように構成されている。
すなわち、ローディング用の位置H1では、ワーク取り付け装置による取り付け作業に連動して、プッシュ部材52を上昇させることにより、操作片23を押し上げ、摺接子17を実線で示す非通電位置から仮想線で示す通電位置に切り換えることができ、一方、アンローディング用の位置H2では、ワーク取り外し装置による取り外し作業に連動して、プッシュ部材52を上昇させることにより、先端部17bを押し上げ、摺接子17を仮想線で示す通電位置から実線で示す非通電位置に切り換えることができる構造となっている。
このような双方向型の位置切り換え機構49aを備えていると、一つの位置切り換え機構により、摺接子の非通電位置から通電位置への切り換えと、通電位置から非通電位置への切り換えのいずれをも実施でき、位置切り換え機構49aの配置スペースをコンパクトにできると共に、部品点数も削減できる。
(6)図15は本発明の第4の実施形態であり、走行レール2の下面が給電面4aとなっている搬送軌道1を備えると共に、ワーク保持枠9が給電面4aの直下に配置され、ワーク保持枠9の上側横桟31の上面に設けた支持板21に、摺接子17及びトグル機構16を設けている。吊持部材8は、絶縁材で形成されると共に走行部7から略直線状に真下に延びており、ワーク保持枠9を給電面4aの直下に吊持している。
該実施形態の摺接子17及びトグル機構16は、前記第1の実施形態の図5及び図6で説明した構造のものを、上下反転した状態で、上側横桟31の走行方向の両端部に取り付けたものであり、同じ部品には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
(7)走行部に吊持されるワーク保持体は、前記各実施の形態では矩形枠状に構成され、枠内にワークを保持する構造であるが、ワークの上端部のみを把持するハンガータイプのワーク保持体を有するワーク保持治具でも、本発明を適用することは可能である。
(8)トグル機構のばね手段として、図示の実施形態では引っ張りコイルばね等を利用しているが、圧縮コイルばね又は板ばね等、各種のばね手段を採用することも可能である。
本発明の第1の実施形態であり、本発明に係る多数のワーク保持治具を搬送軌道に支持した状態を示すワーク搬送装置の正面概略図である。 図1のワーク保持治具の詳細を示す拡大正面図である。 図2のワーク保持治具のIII-III断面図である。 図3の摺接子部分の拡大図である。 通電位置の状態を示す摺接子の背面図である。 非通電位置の状態を示す摺接子の背面図である。 ワークローディングステーションにおける摺接子の作用を一部断面で示す正面図である。 ワークアンローディングステーションにおける摺接子の作用を一部断面で示す正面図である。 トグル機構の参考例であり、通電位置の摺接子の背面図である。 図9の参考例における非通電位置の摺接子の背面図である。 トグル機構の別の参考例であり、通電位置の摺接子の背面図である。 図11の参考例における非通電位置の摺接子の背面図である。 本発明の第2の実施形態であり、図3と同様のワーク保持治具の断面図である。 本発明の第3の実施形態であり、図7と同様のワーク保持治具の上端部の正面図である。 本発明の第4の実施形態であり、ワーク保持治具の上端部の正面図である。 従来のワーク保持治具の正面概略図である。
符号の説明
1 搬送軌道
2 走行レール
4 給電レール
7 走行部
9 ワーク保持枠(ワーク保持体の一例)
16 トグル機構
17 摺接子
19 コイルばね(トグル機構のばね手段)
25、26 第1、第2のばね係止ピン(トグル機構の構成要素)
49 第1の位置切り換え機構
49a 双方向型位置切り換え機構
55 第2の位置切り換え機構

Claims (5)

  1. 搬送軌道に沿って走行する走行部(7)と、該走行部(7)に吊持されたワーク保持体(9)とを備えると共に、搬送軌道に沿って敷設された給電レール(4)に摺接して集電する摺接子(17)を有しているめっき処理用ワーク保持治具において、
    前記摺接子(17)は、前記走行部(7)に設けられ支持板(21)に、回動支軸(18) により回動自在に支持され、前記回動支軸(18)回りに、前記給電レール(4)に接触する通電位置と、前記給電レール(4)から離れる非通電位置とに、回動位置変更可能となっており、
    前記摺接子(17)には、前記摺接子(17)を前記通電位置に付勢する状態と、前記非通電位置に付勢する状態とに切り換え自在な、コイルばね(19)を有するトグル機構が連結されており、
    前記コイルばね(19)は、前記回動支軸(18)から離れた位置で前記支持板(21)に設けられた第1のばね係止ピン(25)と、前記摺接子(17)の先端側の部分に設けられた第2のばね係止ピン(26) との間に張設され、前記回動支軸(18)の軸芯(O3)と前記第1の係止ピン(25)の軸芯(O1)とを結ぶ直線の延長線(A)に対し、前記摺接子(17)の回動により、前記第2のばね係止ピン(26)の軸芯(O2)が前記通電位置側に越えると、前記コイルばね(19)は前記摺接子(17)を前記通電位置側に付勢するように作用し、反対に、前記第2のばね係止ピン(26)の軸芯(O2)が前記非通電位置側に越えると、前記コイルばね(19)は前記摺接子(17)を前記非通電位置側に付勢するように作用する、ことを特徴とするめっき処理用ワーク保持治具。
  2. 請求項1に記載のめっき処理用ワーク保持治具において、
    前記支持板(21)には、前記摺接子(17)を前記非通電位置で係止する第1のストッパー(27)と、前記通電位置の前記摺接子(17)に対して、隙間を隔てて対向する第2のストッパー(28) とが設けられている、めっき処理用ワーク保持治具。
  3. 請求項1又は2に記載のめっき処理用ワーク保持治具と、搬送軌道とを備えためっき処理用ワーク搬送装置において、
    搬送軌道の所定のステーションには、前記摺接子(17)を、前記非通電位置と前記通電位置との間で少なくとも一方の位置から他方の位置へ切り換え可能な位置切り換え機構が配置されていることを特徴とするめっき処理用ワーク搬送装置。
  4. 請求項3に記載のめっき処理用ワーク搬送装置において、
    前記位置切り換え機構として、
    搬送軌道のワークローディングステーションには、前記摺接子(17)を、前記非通電位置から前記通電位置に切り換える第1の位置切り換え機構が配置され、
    搬送軌道のワークアンローディングステーションには、前記摺接子(17)を、前記通電位置から前記非通電位置に切り換える第2の位置切り換え機構が配置されていることを特徴とするめっき処理用ワーク搬送装置。
  5. 請求項3に記載のめっき処理用ワーク搬送装置において、
    前記位置切り換え機構として、前記摺接子(17)を、前記非通電位置から前記通電位置へ、また、前記通電位置から前記非通電位置へ、いずれにも切り換え可能な双方向型位置切り換え機構が配置されていることを特徴とするめっき処理用ワーク搬送装置。
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