JP3784824B1 - 電気メッキ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 メッキ処理用タンクに搬送された製品を好適にメッキ処理する技術を提供する。
【解決手段】メッキ処理液を貯留するタンク14と、メッキ処理が施されるシート状短冊製品Wをタンク14の上方から処理液中に垂下する治具2と、治具2をタンク14に沿って案内するメッキ軌道11とを有し、軌道11に沿って治具2が案内されて処理液中を移動するシート状短冊製品Wへの給電により電気メッキする電気メッキ処理システムSである。軌道11は一対の平行なガイドレール111・111であって、当該ガイドレールを走行する走行部113が搭載され、走行部113には、治具2が前記一対のガイドレールの間に位置した状態で吊下される。一対のガイドレール111・111の各々は、ガイドレールを走行する走行部113との間に生じる摩擦によって生じる擦り屑がメッキ処理用タンク14に落下するのを防止するダストカバー117を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気メッキ処理システムに関し、詳しくは、プリント基板その他シート状短冊製品をメッキ処理用タンク内の処理液中で移動させる際に用いる治具を備えた電気メッキ処理システムに関する。
プリント基板などのシート状短冊製品Wのメッキ処理システムとして、メッキ処理用タンクに貯留されている処理液中を、製品を垂下した状態で製品に給電しながら移動させることにより、シート状短冊製品Wの表面に電気メッキを施すようにした電気メッキ処理システムが周知である(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電気メッキ処理システムは、図3〜図5に示すように、メッキ処理を行う前の処理工程である前処理工程Aと、メッキ処理を行うメッキ処理工程Bと、メッキ処理を行った後の処理工程である後処理工程Cと、後処理工程Cを経由した後の工程であって処理を前処理工程Aに戻すための戻し工程Dとからなる。
なお、便宜上、前処理工程A,メッキ処理工程B及び後処理工程Cでの処理が実行される軌道1上での搬送路を往路と称し、治具戻し工程Dでの処理が実行される軌道10上での搬送路を復路と称する。
工程A−B−Cの場合、シート状短冊製品Wの搬送方向は軌道1上で同じであるが、工程Dの場合、工程A−B−Cとは逆方向に軌道10上で製品は搬送され、全工程A−B−C−Dでの順でメッキ処理が実行される(図3に搬送方向を棒矢印で示す)。
往路である軌道1は、メッキ処理工程Bでの処理が実行されるメッキ軌道11と、前処理工程Aでの処理が実行される前軌道12と、後処理工程Cでの処理が実行される後軌道13とが連続して延びる軌道であり、前軌道12−メッキ軌道11−後軌道13の順で直列されている。
これら各軌道は、実際にはレールであり、当該レール上をシート状短冊製品Wを垂下した治具2が摺動する(図4参照)。
メッキ処理工程Bでの処理は、メッキ処理用タンク14で実行され、前処理工程Aでの処理は前処理用タンク15で実行され、後処理工程Cでの処理は後処理用タンク16で実行される。
復路である軌道10上では、治具戻し工程Dでの処理のみ実行される(図5参照)。
軌道10と軌道1とは、所定の間隔を空けて平行である。そして、軌道1及び軌道10の各両端部には、シート状短冊製品Wの搬送を往路において行う場合から復路において行う場合へと、又は復路において行う場合から往路において行う場合へと移動するように、軌道1及び軌道10間でシート状短冊製品Wを平行移動して、シート状短冊製品Wの搬送路をそれまでの軌道1(10)から他方の軌道10(1)に乗り換えるための軌道乗換装置40が設けられている(図3参照)。
なお、前処理工程Aや後処理工程Cでは、図4及び図5に示すように、治具2の上端部に突出形成された係合片7と係合する押送体6を、これが係合片7と係合した状態で往路上又は復路上を搬送させることで、シート状短冊製品Wを吊下した治具2を搬送する。
詳しくは、メッキ処理工程Bの場合は、前処理工程Aから又は後処理工程Cに向けて、治具2を搬送し、戻し工程Dの場合は、後処理工程Cから又は前処理工程Aに向けて、治具2を搬送する。
シート状短冊製品Wを吊下した治具2の搬送は間欠的であり、当該搬送を行うに当たり、シート状短冊製品W同士の間には、所定の隙間が空けられる。
メッキ処理工程Bでは、メッキ処理用タンク14に貯留されているメッキ液にシート状短冊製品Wを沈浸させて接触させる。そして、その状態で通電性のある治具2を介して、シート状短冊製品Wの縁部と接触しているカソード電極と、メッキ処理用タンク14に設けられたアノード電極との間に電位差を与えることで、シート状短冊製品Wの所望箇所に形成した溝或いは接続孔に金属メッキを行う。
なお、カソード電極は、メッキ処理工程Bに配されているメッキ軌道11に係るレールに配設されており、よって当該レールを、以後カソードレール1と呼称する。なお、アノード電極22は、メッキ処理用タンク14に配されている(図6又は図7参照)。カソード電極(図示せず)が配設されたカソードレール1に向けてアノード電極22から電流が流れる。なお、これらの電極は図示しない電源から直流電流が供給されるようになっており、カソードレール電極にはマイナスの直流電源Pが、アノード電極22にはプラスの直流電源Pがつなげられている。
ところで、カソードレール1を治具2が摺動すると、カソードレール1と治具2との間の摩擦によってカソードレール1や治具2の微細な擦り屑が生じ、これが落下する。カソードレール1上を摺動する治具2がメッキ処理用タンク14の上部に位置している時に当該擦り屑が生じると、当該擦り屑は不純物としてメッキ処理用タンク14内のメッキ液に落下しメッキ液と混在してしまうことが考えられる。
そこで、不純物のメッキ液への落下を防止するために、図6に示すように、カソードレール1の下方部にカソードレール1に沿って延びる横断面L字形をした不純物落下防止具としてのダストカバー17を配備することが考えられる。
しかし、その場合、図6からわかるように、治具2をクランク状に屈曲させてダストカバー17を治具2が回避するようにしなければ、シート状短冊製品Wを処理液中に浸すことができない。そしてこのようにクランク状に屈曲された治具2にシート状短冊製品Wを吊下した場合と、治具2を真っ直ぐに垂下する形体にし、当該治具2にシート状短冊製品Wを吊下した場合とを比較すると、治具2をクランク状に屈曲した場合には、吊下されるシート状短冊製品Wが不安定な状態でであることがわかる。シート状短冊製品Wが不安定な状態で支持されるとメッキ処理の均一性を低下させる虞がある。
そこで、図7のように、メッキ処理用タンク14の外部にカソードレール1を配置し、そこからメッキ処理用タンク14に逆L字形に延びる強固な支持具20を用い、当該支持具20に治具2を介してシート状短冊製品Wを同タンク内のメッキ処理液中に浸すようにすることで、シート状短冊製品Wを真っ直ぐに垂下しかつ不純物のメッキ液への落下を防止することが考えられる。なお支持具20にも通電性があることは勿論である。
しかし、この場合、装置が大掛かりになってしまうことと、カソード電極の配設されているカソードレール1からアノード電極22が配設されているメッキ処理用タンク14内のシート状短冊製品Wまでの距離が長くなる関係で、カソードレール1とシート状短冊製品Wとの間の回路抵抗(インピーダンス)が増大するという問題がある。回路抵抗が増大すると、メッキ処理の均一性を低下させる虞がある。
加えて、支持具20を強固にしても支持具20が片持ち梁状であると図7に二点鎖線で示すようにシート状短冊製品W及びこれを支える治具2や支持具20も揺動することが考えられる。
当該揺動は、シート状短冊製品Wのメッキ処理の均一性を低下させる。
特開2000−54197
本発明は、このような実情に鑑みて発明されたものであり、その解決しようとする課題は、少なくともメッキ液へ不純物が落下するのを防止するためのダストカバーを装備しても製品を吊下する治具を真っ直ぐに垂下することができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電気メッキ処理システムは、メッキ処理用の処理液を貯留するタンクと、メッキ処理が施されるシート状短冊製品を前記タンクの上方から前記処理液中に垂下する治具と、当該治具を前記タンクに沿って案内する軌道とを有し、
この軌道に沿って前記治具が案内されることにより前記処理液中を移動する前記シート状短冊製品への給電により、前記シート状短冊製品に電気メッキする電気メッキ処理システムにおいて、前記軌道は一対の平行なガイドレールであって、このガイドレール上にはガイドレールに沿って走行可能な走行部を搭載し、当該走行部には、前記治具を一対のガ
イドレールの間に位置する状態で吊下し、前記一対のガイドレールの各々にはカソード電極が接続され、また、前記タンクにはアノード電極が配設されて、前記一対のガイドレールと前記走行部とが通電可能に接触し、前記一対のガイドレールの各々の下方には、前記ガイドレールと前記走行部との間の摩擦によって生じる擦り屑がメッキ処理用のタンクに落下するのを防止するダストカバーが設置されていることを特徴とする。

本発明によれば、一対のガイドレールの各々についているダストカバーは、当該ガイドレールが平行であるので、ガイドレール同士の間に間隙が生じるのと同様、ダストカバーの間にも間隙が生じる。したがって、前記治具が、当該間隙を経由して前記一対のガイドレールの間に位置した状態で吊下されるに当たり、治具の延長方向にダストカバーが存在しない。このため、治具は一対のガイドレールの間を真っ直ぐ垂下させることができる。
治具を真っ直ぐに垂下できれば、治具が垂下するシート状短冊製品は、最短距離でタンクの処理液中に沈浸するようになる。治具が短ければ治具に垂下されるシート状短冊製品の揺動は少なくかつ回路抵抗が低減する。また、ダストカバーが付いているので、ガイドレールをタンクから離してその外部に配置し、もって擦り屑がメッキ処理用タンク14に入らないようにする必要がない。この関係で、従来技術で既述したタンク外部からタンク内部に延びる支持具に相当するものは不要である。よって装置の小型化が可能である。
なお、処理液は、電位差を与えてシート状短冊製品に液処理を施せるものであれば、どのような処理液であってもよい。このような処理液としては、例えば、メッキ液および電解エッチング液が挙げられる。シート状短冊製品としては、例えば、ウエハ、液晶用のLCDガラス基板が挙げられるが、特に限定されない。
前記一対のガイドレールの各々には、前記カソード電極がそれぞれ配設され、前記タンクにはアノード電極が配設され、前記一対のガイドレールのうち一方のガイドレールに係る前記シート状短冊製品の一方の面及び他方のガイドレールに係る前記シート状短冊製品の他方の面は、それぞれカソード電極と通電されるようにしてもよい。
このようにすると、一方のガイドレールに係るカソード電極から流れる電流をシート状短冊製品Wの一方の面にのみ流れる電流とし、他方のガイドレールに係るカソード電極か
ら流れる電流をシート状短冊製品Wの他方の面にのみ流れる電流とすることができるため、シート状短冊製品の片面にのみ電気メッキすることができる。
また、本発明は、電気メッキ処理システムの場合に限らず、レール上を走行し、かつそこから異物落下が懸念されるケースにも適用できる。
すなわち、メッキ処理用の処理液を貯留するタンクと、メッキ処理が施されるシート状短冊製品を前記タンクの上方から前記処理液中に垂下する治具と、当該治具を前記タンクに沿って案内する軌道とを有し、この軌道に沿って前記治具が案内されることにより前記処理液中を移動する前記シート状短冊製品にメッキするメッキ処理システムにおいて、前記軌道は一対の平行なガイドレールであって、これら一対のガイドレールには、これら一対のガイドレールを走行する走行部が搭載され、当該走行部には、前記治具が、前記一対のガイドレールの間に位置した状態で吊下され、前記一対のガイドレールの各々は、それらの下方に位置しかつ当該ガイドレールを前記走行部が走行することで前記ガイドレールと前記走行部との間で生じる摩擦によって生じる擦り屑がメッキ処理用のタンクに落下するのを防止するダストカバーを有するメッキ処理システムでもある。
本発明の電気メッキ処理システムによれば、装置の小型化が可能である。また製品を真っ直ぐに垂下すると共に不純物のメッキ液への落下を防止することができる。このため、メッキ処理の均一性を図ることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明に係る電気メッキ処理システムSが既述した従来技術と相違する点のみ説明し、同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る電気メッキ処理システムSの要部横断面図であって、図6に相当する図であり、図2は図1の斜視図である。
軌道1(10)は、一対の平行なガイドレール111・111であって、これら一対のガイドレール111・111には、走行部113が搭載され、走行部113には、その下面から治具2が吊下されている。
走行部113は、細長い板状体をその端面を垂直に立てた状態で、ガイドレール111の上縁111aをスライドできるようにしたものである。そのために、走行部113は、その下縁が凹状に刳り抜かれて横断面形状で門構えをした如き形状をしている(図2参照)。刳り抜き凹部を符号114で示す。
治具2は、下方に延びるアーム2aに、シート状短冊製品Wを把持する把持部2bが取り付けられてなるものである。
アーム2aは、前記一対のガイドレール111・111の間の間隙rに位置した状態で吊下されている。
そして一対のガイドレール111・111の各々は、それらの下方にダストカバー115を有する。ダストカバー117は、ガイドレール111・111を走行部113が走行することでガイドレール111と走行部113との間に生じる摩擦によって生じる擦り屑112が、メッキ処理用タンク14に落下するのを防止するためのものであり、ガイドレール111の長手方向に沿って延びかつガイドレール111を下から包み込むように横断面でチャネル状をして上方に開口するようにされた長細い箱状体である。

次にこのような構成の電気メッキ処理システムSの作用効果を説明する。
一対のガイドレール111の各々についているダストカバー117は、ガイドレール111が平行であるので、ガイドレール同士の間に間隙が生じるのと同様、ダストカバー117の間にも間隙rを生じる。

したがって、治具2が、間隙rを経由して一対のガイドレール111・111同士の間に位置した状態で吊下されるに当たり、治具2の延長方向である下方にダストカバー117が存在しない。このため、治具2は一対のガイドレール111・111の間を真っ直ぐ垂下する。治具2を真っ直ぐに垂下できれば、治具2が垂下するシート状短冊製品Wは、最短距離でメッキ処理用タンク14の処理液中に沈浸するようになる。治具2が短ければカソード電極の配設されているカソードレール1とシート状短冊製品Wとの間の回路抵抗は低減する。

また、ダストカバー117が付いているので、ガイドレール111をメッキ処理用タン
ク14から離してその外部に配置し、もって擦り屑がメッキ処理用タンク14に入らないようにする必要がない。この関係で、従来技術で既述した支持具20に相当するものが不要である。よってシステムの小型化が可能である。
本電気メッキ処理システムSによれば、均一な厚みのメッキになるからメッキされたシート状短冊製品Wの品質が向上する。
さらに、一対のガイドレール111・111の各々には、カソード電極21がそれぞれ配設されているので、一方のガイドレール111に係るカソード電極21から流れる電流がシート状短冊製品Wの一方の面にのみ流れる電流とし、他方のガイドレール111に係るカソード電極21から流れる電流がシート状短冊製品Wの他方の面にのみ流れる電流とすれば、シート状短冊製品Wの片面にのみ電気メッキすることができるので、メッキの応用範囲を広げられる。
なお、本実施形態の場合、その電気システムは、今まで一本のガイドレールを2本にし、それぞれのカイドレール111,111にカソード電極21をそれぞれ繋ぎ、一方のガイドレール111に係るカソード電極21から流れる電流がシート状短冊製品Wの一方の面にのみ流れる電流とし、他方のカイドレール111に係るカソード電極から流れる電流がシート状短冊製品Wの他方の面にのみ流れる電流としただけであって、ガイドレール111に係るカソード電極21と、メッキ処理用タンク14に設けられたアノード電極22との間に電位差を与えることで、シート状短冊製品Wの所望箇所(この場合は所望面)に形成した溝或いは接続孔に金属メッキを行うという点ではこれまでの技術と同様であり、当業者であれば利用できる範疇であるため、電気回路は省略する。
さらに、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では電気メッキ処理システムの場合を例示したが、レール上を走行し、かつそこから異物落下が懸念されるケースにも適用できる。一例としては、無電解メッキ装置に適用する場合を例示できる。この場合、シート状短冊製品への給電はなされない。すなわち、一対のガイドレールであるカソードレールにカソード電極が配設されることも、メッキ処理用タンクにアノード電極が配設されることもない。
要するにこの場合のメッキ処理システムは、メッキ処理用の処理液を貯留するタンクと、メッキ処理が施されるシート状短冊製品を前記タンクの上方から前記処理液中に垂下する治具と、当該治具を前記タンクに沿って案内する軌道とを有し、この軌道に沿って前記治具が案内されることにより前記処理液中を移動する前記シート状短冊製品にメッキするメッキ処理システムにおいて、前記軌道は一対の平行なガイドレールであって、これら一
対のガイドレールには、これら一対のガイドレールを走行する走行部が搭載され、当該走行部には、前記治具が、前記一対のガイドレールの間に位置した状態で吊下され、前記一対のガイドレールの各々は、それらの下方に位置しかつ当該ガイドレールを前記走行部が走行することで前記ガイドレールと前記走行部との間で生じる摩擦によって生じる擦り屑がメッキ処理用のタンクに落下するのを防止するダストカバーを有するメッキ処理システムということができる。
本発明に係る電気メッキ処理システムの要部横断面図であって、図6に相当する図である。 図1の概略斜視図である。 従来の電気メッキ処理システムを説明するための平面図である。 図3の電気メッキ処理システムのIV−IV線視図である。 図3の電気メッキ処理システムのV−V線視図である。 図4の横断面図である。 図6に相当する別の従来例を説明するための図である。
符号の説明
1 カソードレール(軌道)
2 治具
2a アーム
2b 把持部
6 押送体
7 係合片
10 軌道
11 メッキ軌道
12 前軌道
13 後軌道
14 メッキ処理用タンク
15 前処理用タンク
16 後処理用タンク
17 ダストカバー
20 支持具
21 カソード電極
22 アノード電極
40 軌道乗換装置
111 ガイドレール
111a 上縁
112 擦り屑
113 走行部
114 刳り抜き凹部
117 ダストカバー
A 前処理工程
B メッキ処理工程
C 後処理工程
D 戻し工程
P 直流電源
S 電気メッキ処理システム
W シート状短冊製品
r 間隙

Claims (1)

  1. メッキ処理用の処理液を貯留するタンクと、
    メッキ処理が施されるシート状短冊製品を前記タンクの上方から前記処理液中に垂下する治具と、
    当該治具を前記タンクに沿って案内する軌道とを有し、
    この軌道に沿って前記治具が案内されることにより前記処理液中を移動する前記シート状短冊製品への給電により、前記シート状短冊製品に電気メッキする電気メッキ処理システムにおいて、
    前記軌道は一対の平行なガイドレールであって、このガイドレール上にはガイドレールに沿って走行可能な走行部を搭載し、当該走行部には、前記治具を一対のガイドレールの間に位置する状態で吊下し、
    前記一対のガイドレールの各々にはカソード電極が接続され、また、前記タンクにはアノード電極が配設されて、前記一対のガイドレールと前記走行部とが通電可能に接触し、
    前記一対のガイドレールの各々の下方には、前記ガイドレールと前記走行部との間の摩擦によって生じる擦り屑がメッキ処理用のタンクに落下するのを防止するダストカバーが設置されている電気メッキ処理システム。

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