JP3170766U - クランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブルな薄物基板の水平状態を保持した状態で確実に処理液中を水平搬送できるクランプ搬送による水平連続メッキ処理装置を提供する。【解決手段】エンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルト3に等間隔に取付けられたクランプ治具4で薄物基板Pの両側縁部を挟持して処理液中を連続的に水平搬送させてメッキ処理する。薄物基板の側縁部を挟持するクランプ治具4の上下クランプ部10A,10Bを、薄物基板の側縁部を局部的に挟持する上下クランプ接点部11a,11bと、薄物基板の側縁部を延長した長さ範囲において挟持する上下面押さえガイド部12a,12bとで構成した。また、クランプ治具側の差し込み係合軸19を搬送駆動ベルト3の取付け突起16の差し込み係合穴17に差し込むことによって簡単にクランプ治具4を搬送駆動ベルト3に取付けできるようにした。【選択図】図2

Description

本考案は、クランプで薄いプリント配線基板などの薄板状被処理物の両側縁部を挟持して処理液中を連続的に水平搬送させ、この搬送過程で薄板状被処理物の表面に電解メッキ処理を施す装置であり、主に非常に薄いフレキシブルな薄物基板の水平状態を保持した状態で確実に処理液中を水平搬送できるクランプ搬送手段を提供するものである。
クランプで薄板状被処理物の側縁部を挟持して連続的に搬送させ、この搬送過程で薄板状被処理物の表面に電解処理を施す処理装置としては、特許文献1の板状物体の電解処理装置が公知である。この電解処理装置は、板状物体が水平状態で電解室に供給され、一定滞留時間該電解室を連続的に通過し、電解処理後に電解室から再び搬出される、板状物体上に金属を電着する装置であり、板状物体を電解室を通して運搬するための搬送装置が、エンドレスに回転するコンベアベルト(31)に間隔をおいて取付けられているクランプ(屈曲部材17,18)によって構成され、このクランプで板状物体の側縁を挟持して搬送するようにしている。
しかし、特許文献1の第1図の実施例(非常に薄い板状物体を処理する場合には第1図の実施例のように板状物体の両側縁をクランプで挟持することが必要としている。)では、板状物体(回路基板)の側縁を間隔を空けた2乃至3個のクランプ(屈曲部材17,18)で部分的に挟持する状態が図示され、板状物体の搬送方向における端部(特に先頭側の端部)が常にクランプで挟持されるものではないことが図示されている。
また、本出願人は、板状被処理物の両側縁部を挟持して水平搬送する挟持チャック(クランプ)の自動開閉を確実且つ円滑に行えるようにした、表面処理装置における板状被処理物の搬送装置を提案してある(特許文献2)。しかし、この文献においても、挟持チャック9(クランプ)はエンドレスに回転する歯付ベルト(11)に等間隔をおいて取付けられ、各挟持チャック(クランプ)による板状被処理物の側縁部の挟持は部分的な箇所となっている。この文献の搬送装置でも、板状被処理物の搬送方向における端部(特に先頭側の端部)が常に挟持チャック(クランプ)で挟持されるものではない。
このように、各クランプはエンドレスベルトに等しい間隔を空けて取付けられ、且つ各クランプによる板状被処理物の側縁部への挟持は部分的な箇所となっている。そして、このエンドレスベルトは等速回転される。一方、薄物基板は、特許文献1の第1図、特許文献2の図1に図示されているように、各薄物基板の基板端部が互いに一定の狭い間隙幅を介して連続的に搬送されるようにしてある。狭い間隙幅を介して各薄物基板の基板端部が互いに狭い間隙幅を介して搬送するようにしたのは、搬送方向における基板端部に過度の電流が集中するのを防ぐためにも必要である。
このため、本願の図7,図8に示した従来装置のように、搬入された薄物基板Pの搬送方向における端部(特に先頭側の端部)の側縁部をクランプCで常に挟持できるものではなく、薄物基板Pの搬送方向における端部(特に先頭側の端部)の側縁部が比較的長い範囲にわたってクランプCで保持されないフリー状態で水平搬送されることが多々ある。なお、図7,図8において、符号Caは薄物基板Pへの給電接点として機能するクランプCの挟持接点部を示し、符号Bはエンドレスベルトを示し、符号Fは処理液の液面レベルを示している。
そうすると、本願の図8に示したように、特に被処理物が非常に薄いフレキシブルな薄物基板Pでは、処理槽内の液中を水平に通過させる過程で、クランプCで保持されてないフリーの先頭側の端部(一点鎖線で示した。)が処理液による液抵抗や噴流管から噴出される液流によって水平レベルから上下方向に屈曲した状態で搬送されてしまう弊害がある。これだと、薄物基板Pに均等なメッキ処理ができない。また、薄物基板Pに折り曲げ皺が発生してしまう。また、薄物基板Pの先端側が図8に一点鎖線で図示した折り曲げられた状態では、クランプ搬送による水平搬送装置から搬出された薄物基板を、例えば上下ローラから成るローラ搬送による水平搬送装置に供給しようとする場合、折り曲げられた先端部がローラに巻き込まれるトラブルが発生し、薄物基板を確実に供給できない。
特開昭63−76898号公報(特公平6−31476号公報) 特開2011−68492号公報
背景技術で指摘した問題は、エンドレスベルト(搬送駆動ベルト)への各クランプの取付け間隔を狭くすれば、有る程度この問題を解決できる。しかし、各クランプの取付け間隔を狭くした場合、取り付けるクランプ個数が増大し、装置がコスト高となってしまう。また、クランプ個数が増大すればクランプの取付け取外し作業も増大し、煩わしい。
このような実情に鑑み、本考案の主な解決課題(第1の課題)は、搬送駆動ベルトへの各クランプの取付け間隔を狭くすることなく(すなわちクランプの取付け個数を増やすことなく)、非常に薄いフレキシブルな薄物基板の搬送方向における端部(特に先頭側の端部)の水平レベルを保持した状態で処理液中を水平搬送できる装置を提供することである。
また、本考案は、エンドレスベルト(搬送駆動ベルト)に取付ける多数のクランプの取付け手段に関し、各クランプの取付け取外し作業を簡単に行えるクランプの取付け手段を解決課題(第2の課題)とするものである。
上記した課題(第1の課題)を解決するため、本考案(請求項1の考案)は、薄板状被処理物の搬送通路を間にした両側にエンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルトを備えた搬送手段をそれぞれ配設し、この搬送駆動ベルトに等間隔をおいて多数のクランプ治具を取付けてあり、前記搬送通路を間にして互いに平行な内側の直線駆動経路部を移動する複数のクランプ治具で平行な両側縁部をもつフレキシブルな薄板状被処理物の両側縁部を上下方向から挟持し、該薄板状被処理物の板面を上下にした水平状態で電解処理槽のメッキ処理液中を一方向に連続的に水平搬送させ、この水平搬送過程で該薄板状被処理物の表面に電解メッキ処理を施すようにしたクランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置において、前記搬送駆動ベルトに等間隔をおいて取付けられた各クランプ治具は、このクランプ治具の上方部分が空中で前記搬送駆動ベルトに取付けられると共に該クランプ治具の上方部分が空中で陰極電流を給電され、このクランプ治具の下方部分が前記電解処理槽のメッキ処理液中を移動可能な位置に配される上下方向に長い構造を有し、このクランプ治具の下端部には薄板状被処理物の側縁部を上下方向において挟持し開放し得る上クランプ部と下クランプ部を備え、前記上クランプ部がクランプ治具を通じて前記薄板状被処理物に陰極電流を給電可能な通電材から成る上クランプ接点部とこの上クランプ接点部を間にしてクランプ治具の搬送移動方向における前後方向に延長した形状の樹脂材などの非通電材から成る上面押さえガイド部で形成され、前記下クランプ部がクランプ治具を通じて前記薄板状被処理物に陰極電流を給電可能な通電材から成る下クランプ接点部とこの下クランプ接点部を間にしてクランプ治具の搬送移動方向における前後方向に延長した形状の樹脂材などの非通電材から成る下面押さえガイド部で形成され、前記上下クランプ接点部によって前記薄板状被処理物の側縁部を局部的に上下方向から挟持すると共に、前記上下面押さえガイド部によって前記薄板状被処理物の側縁部を延長した長さ範囲において上下方向から挟持し得るものとし、前記上下クランプ接点部を除く通電材から成るクランプ治具の液中での液接触部分は絶縁被覆処理されて成る、クランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置を提供する。前記搬送駆動ベルトに等間隔をおいて取付けられる多数のクランプ治具は、隣り合うクランプ治具の互いの前記上下面押さえガイド部の端部と端部との間の間隔が、前記薄板状被処理物の搬送方向における端部の水平レベルを保持し得る程度の狭い一定の間隙を介して配設されるように取付けてある。
また、上記した課題(第2の課題)を解決するため、本考案(請求項2の考案)は、薄板状被処理物の搬送通路を間にした両側にエンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルトを備えた搬送手段をそれぞれ配設し、この搬送駆動ベルトに等間隔をおいて多数のクランプ治具を取付けてあり、前記搬送通路を間にして互いに平行な内側の直線駆動経路部を移動する複数のクランプ治具で平行な両側縁部をもつフレキシブルな薄板状被処理物の両側縁部を上下方向から挟持し、該薄板状被処理物の板面を上下にした水平状態で処理槽の処理液中を一方向に連続的に水平搬送させ、この水平搬送過程で該薄板状被処理物に表面処理を施すようにしたクランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置において、前記搬送駆動ベルトに等間隔をおいて取付けられた各クランプ治具は、前記搬送駆動ベルトに取付けられ且つこの搬送駆動ベルトの前記直線駆動経路部の下方位置に水平方向に配置した固定ガイドレールに沿ってガイドされながら移動されるクランプ取付け体と、このクランプ取付け体に取付けられたクランプ本体を含み、このクランプ本体は、このクランプ本体の下方部分が前記処理槽の処理液中を移動可能な位置に配され、前記クランプ本体の上方部分が空中で前記クランプ取付け体に取付けられる上下方向に長い形状に形成され、このクランプ本体の下端部には薄板状被処理物の側縁部を上下方向において挟持し開放し得る上クランプ部と下クランプ部を備え、前記クランプ治具の前記搬送駆動ベルトへの取付け手段としては、エンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルトの外側のベルト面のクランプ取付け対応位置に取付け突起を該搬送駆動ベルトと一体形成し、この取付け突起に上下方向の差し込み係合穴を形成し、クランプ治具側には、前記クランプ取付け体に取付け治具を連結し、この取付け治具は上下方向の軸心をもつ差し込み係合軸を含み、この差し込み係合軸を前記差し込み係合穴に嵌合した状態に差し込むことによってクランプ治具を前記搬送駆動ベルトに着脱自在に取付けできる取付け構造とした、クランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置を提供する。
本考案(請求項1の考案)によれば、前記上下クランプ接点部によって前記薄板状被処理物の側縁部を局部的に上下方向から挟持できると共に、前記上下面押さえガイド部によって前記薄板状被処理物の側縁部を延長した長さ範囲において上下方向から挟持できる。よって、搬送駆動ベルトへの各クランプの取付け間隔を狭くすることなく(すなわちクランプの取付け個数を増やすことなく)、非常に薄いフレキシブルな薄物基板でも搬送方向における端部(特に先頭側の端部)の水平レベルを保持した状態で処理液中を水平搬送できる。よって、本考案(請求項1の考案)によれば、特に被処理物が非常に薄いフレキシブルな薄物基板であっても、この薄物基板の両側縁部を前記上下面押さえガイド部によって長い範囲にわたって挟持できるため、薄物基板の先頭側の端部が処理液による液抵抗や噴流管から噴出される液流によって水平レベルから上下方向に屈曲した状態で搬送されてしまう弊害を解決できる。
また、本考案(請求項2の考案)によれば、クランプ治具側の差し込み係合軸を搬送駆動ベルト側の差し込み係合穴に差し込むことによって簡単に迅速にクランプ治具を搬送駆動ベルトの所定の取付け位置に取付けできる。しかも、クランプ治具のクランプ取付け体は薄物基板の水平搬送過程では前記固定ガイドレールに沿ってガイドされながら移動されるため、クランプによって薄物基板を安定した保持状態で水平搬送できる。よって、本考案のクランプ取付け手段によれば、エンドレスベルト(搬送駆動ベルト)にボルトとナットによるボルト締結によって多数のクランプを取付けている従来の大変な作業を省力化できる。
本考案の概略平面図である。 本考案の要部の正面図である。 本考案の要部の部分拡大縦断面図である。 本考案の要部の側面図である。 本考案の他例を示した、(A)は正面図、(B)は側面図である。 本考案のクランプの他例を示した、(A)は側面図、(B)は正面図、(C)は(B)のA-A矢視線による横断平面図である。 従来装置の概略平面図である。 従来装置の概略正面図である。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は装置全体を概略的に示し、図2〜図4は同装置の要部の実施形態を示している。また、図5は同装置の要部の他の実施形態を示し、図6は本装置に用いるクランプの他の実施形態を示している。
図1は、プリント配線基板など薄板状被処理物(以下、薄物基板Pと言うことがある。)Pの搬送通路1を間にした両側にエンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルト3,3を備えた搬送手段をそれぞれ配設し、この搬送駆動ベルト3に等間隔をおいて多数のクランプ治具4・・・を取付けてあり、前記搬送通路1を間にして互いに平行な内側の直線駆動経路部3a,3aを移動する複数のクランプ治具4で平行な両側縁部をもつフレキシブルな薄板状被処理物Pの両側縁部を上下方向から挟持し、該薄板状被処理物Pの板面を上下にした水平状態で処理槽5(この実施例では電解メッキ処理槽としてある。)のメッキ処理液F中を一方向(矢印A方向)に連続的に水平搬送させ、この水平搬送過程で該薄板状被処理物Pの表面に電解メッキ処理を施すようにしたクランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置を示している。
前記搬送駆動ベルト3は、ローラ6,6に巻架され、搬送駆動用モータ(図示せず。)によって一方のローラ6を回転駆動させて、エンドレスに回転駆動されるように成っている。前記ローラ6には駆動ベルト(タイミングベルト)3に合う歯が設けられている。エンドレスに回転駆動される前記搬送駆動ベルト3に等しい間隔を置いて取付けたクランプ治具4・・・は、図1に示したように複数のクランプ治具4で矩形の薄板状被処理物Pの側縁部を挟持できる間隔に取付けてある。なお、図1では、クランプ治具4・・・をエンドレスの搬送駆動ベルト3の一部範囲のみで表示したが、搬送駆動ベルト3の全範囲に亘り等間隔に取付けてある。搬送通路1を間にした両側に設けた搬送駆動ベルト3,3は、等速度で同期回転駆動されるように成っている。
なお、前記搬送駆動ベルト3,3のうち少なくとも一方の搬送駆動ベルト3が搬送通路1を間にした他方の搬送駆動ベルト3に対して搬送通路1の横幅を可変できる横幅方向に移動可能な構成とし、前記搬送通路1を間にして互いに平行な内側の直線駆動経路部3a,3aを移動するクランプ群4・・・の横幅間隔を調節可能な構成としてある。これによって、横幅サイズを異にする薄物基板Pにも対処できるようにしている。
図1に示したクランプ治具4は、前記薄板状被処理物Pの側縁部を上下方向から挟持する上下クランプ部(10A,10B)の上下クランプ接点部(11a,11b)と上下押さえガイド部(12a,12b)を概略的に示したものである。上下クランプ部(10A,10B)を構成する上下クランプ接点部(11a,11b)と上下押さえガイド部(12a,12b)については後で詳しく説明する。
図2〜図4に示したように、前記搬送駆動ベルト3に等間隔をおいて取付けられた各クランプ治具4は、このクランプ治具4の上方部分が空中で前記搬送駆動ベルト3に取付けられると共に該クランプ治具4の上方部分が空中で陰極電流を給電され、このクランプ治具4の下方部分が前記処理槽(電解メッキ処理槽)5のメッキ処理液F中を移動可能な位置に配される上下方向に長い構造を有し、このクランプ治具4の下端部には薄板状被処理物Pの側縁部を上下方向において挟持し開放し得る上クランプ部10Aと下クランプ部10Bを備えている。なお、図2の右側に示したクランプ治具4は上下クランプ部10A,10Bの関係を分かりやすくするため便宜的に開放状態にしてある。
前記搬送駆動ベルト3の内側の直線駆動経路部3a,3aの下方位置には該直線駆動経路部3a,3aに沿って水平方向に延びる断面矩形状の固定ガイドレール8を配置してある(図2,図4参照)。内側の直線駆動経路部3a,3aを移動するクランプ治具4のクランプ取付け体14(後述する)は前記固定ガイドレール8に沿って滑り接触しながら水平にガイドされながら移動される。本考案では前記固定ガイドレール8を給電レールとして機能させ、この固定ガイドレール(給電レール)8からクランプ治具4を通じて薄板状被処理物Pに陰極電流を給電するようにしてある。なお、図示してないが、前記処理槽(電解メッキ処理槽)5のメッキ処理液中に金属イオンを析出する陽極が配設(例えば、メッキ処理液中を水平搬送される薄板状被処理物Pの上下位置にプレート状の陽極を配設する。)され、クランプ治具4を通じて陰極電流を給電された薄板状被処理物Pはメッキ処理液中を水平搬送される過程でその表面に電気メッキ処理が施される。
図2〜図4に示したように、前記上クランプ部10Aは、クランプ治具4を通じて前記薄板状被処理物Pに陰極電流を給電可能な通電材から成る上クランプ接点部11aと、この上クランプ接点部11aを間にしてクランプ治具の搬送移動方向における前後方向に延長した形状の押さえ板面を有する樹脂材などの非通電材から成る上面押さえガイド部12aで形成してある。また、前記下クランプ部10Bは、クランプ治具4を通じて前記薄板状被処理物Pに陰極電流を給電可能な通電材から成る下クランプ接点部11bと、この下クランプ接点部11bを間にしてクランプ治具の搬送移動方向における前後方向に延長した形状の押さえ板面を有する樹脂材などの非通電材から成る下面押さえガイド部12bで形成してある。前記上下クランプ接点部11a,11bによって前記薄板状被処理物Pの側縁部を局部的に上下方向から挟持すると共に、前記上下面押さえガイド部12a,12bによって前記薄板状被処理物Pの側縁部を延長した長さ範囲において上下方向から挟持し得るものとしてある。そして、図1,図2から分かるように、搬送駆動ベルト3に等間隔をおいて取付けられる多数のクランプ治具4は、隣り合うクランプ治具4の互いの上下面押さえガイド部12a,12bの端部と端部との間の間隔が、薄物基板Pの搬送方向における端部の水平レベルを保持し得る程度の狭い一定の間隙を介して配設されるように取付けてある。
本考案によれば、前記上下クランプ接点部11a,11bによって前記薄板状被処理物Pの側縁部を局部的に上下方向から挟持できると共に、前記上下面押さえガイド部12a,12bによって前記薄板状被処理物Pの側縁部を延長した長さ範囲において上下方向から挟持できる。よって、搬送駆動ベルト3への各クランプの取付け間隔を狭くすることなく(すなわちクランプの取付け個数を増やすことなく)、非常に薄いフレキシブルな薄物基板Pでも搬送方向における端部(特に先頭側の端部)の水平レベルを保持した状態で処理液中を水平搬送できる。よって、特に被処理物が非常に薄いフレキシブルな薄物基板であっても、この薄物基板Pの両側縁部を前記上下面押さえガイド部12a,12bによって長い範囲にわたって挟持できるため、薄物基板の先頭側の端部が処理液による液抵抗や噴流管から噴出される液流によって水平レベルから上下方向に屈曲した状態で搬送されてしまう弊害を解決できる。
図3に示したように、前記上下クランプ接点部11a,11bを除く通電材から成るクランプ治具4の液中での液接触部分は絶縁被覆処理(絶縁被覆処理層13)してある。この絶縁被覆処理は例えば塩ビゾルコーティング処理を施すことによって行われる。
図2〜図4に基づき、前記クランプ治具4の構造を更に詳しく説明する。このクランプ治具4は、前記搬送駆動ベルト3に連結され且つこの搬送駆動ベルト3の直線駆動経路部3aの下方位置に水平方向に配置した断面矩形状の固定ガイドレール8に沿って滑り接触しながらガイドされ移動されるように外嵌されるステンレス鋼などの金属製のクランプ取付け体14と、このクランプ取付け体14に保持されるステンレス鋼などの金属製のクランプ本体15を含んでいる。
クランプ治具4の前記搬送駆動ベルト3への取付け手段として、図2,図4の実施例では、取付け取外しが容易な方法を採用している(図6の実施例も同じ取付け手段としてある。)。エンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルト3の外側のベルト面のクランプ取付け対応位置に上下方向に長い略直方体形状の取付け突起16を該搬送駆動ベルト3と一体形成し、この取付け突起16に上下方向の差し込み係合穴17を形成してある。この差し込み係合穴17はスリーブ(図示せず)によって補強してある。クランプ治具4側は、前記クランプ取付け体14に取付け治具18を連結し、この取付け治具18に上下方向の軸心をもつ差し込み係合軸19を取付けてある。この差し込み係合軸19を前記差し込み係合穴17に嵌合した状態に差し込むことによってクランプ治具4を前記搬送駆動ベルト3に着脱自在に取付けできる取付け構造としてある。前記差し込み係合軸19を前記差し込み係合穴17に差し込んだ取付け状態では、前記取付け治具18を略直方体形状の前記取付け突起16の外面に当接させた保持状態にしてある。なお、クランプ治具4のクランプ取付け体14は薄板状被処理物Pの搬送過程では前記固定ガイドレール8に沿ってガイドされながら移動されるため、このクランプ治具によって薄板状被処理物Pを安定した保持状態で水平搬送できる。
前記クランプ本体15は、このクランプ本体15の下方部分が前記処理槽(電解メッキ処理槽)5のメッキ処理液F中を移動可能な位置に配され、前記クランプ本体15の上方部分が空中で前記クランプ取付け体14に保持される上下方向に長い構造を有し、このクランプ本体15の下端部に薄板状被処理物Pの側縁部を上下方向において挟持し開放し得る前記上クランプ部10Aと前記下クランプ部10Bが備えられている。
前記クランプ本体15は、前記クランプ取付け体14にその上方部が固定保持される上下方向に長い板状の固定クランプ杆20と、この固定クランプ杆20に上下動自在に保持される上下方向に長いロッド状の可動クランプ杆21を含んでいる。前記固定クランプ杆20は、その板面が前記クランプ取付け体14の外側(搬送通路側)の垂直面に固定保持されている。
前記可動クランプ杆21の下端部に前記上クランプ部10Aが備えられ、前記固定クランプ杆20の下端部に前記上クランプ部10Aを受ける前記下クランプ部10Bが備えられている。図3に示したように、ロッド状の前記可動クランプ杆21の下端の可動軸部21aの先端面を前記上クランプ接点部11aとし、前記固定クランプ杆20の下端部を搬送通路側にL字状に折曲した折曲受け板部20aを形成し、この折曲受け板部20aから上方に突起させた固定軸部20bの先端面を前記下クランプ接点部11bとして形成してある。図3に示したように、処理液中に入れられるクランプ本体15の下方部分は、前記上下クランプ接点部11a,11bを除いて例えば塩ビゾルコーティング処理を施し、絶縁被覆処理(絶縁被覆処理層13)を施してある。図3に示したように、前記上下面押さえガイド部12a,12bの取付け手段は、前記可動クランプ杆21の下端の前記可動軸部21aの軸周りに前記絶縁被覆処理層13(例えば塩ビゾルコーティング層)を介してプラスチック製の前記上面押さえガイド部12aの中間位置の嵌合穴12abが接着剤を介して嵌合され固定されることによって取付けられる。また、前記固定クランプ杆20の下端部の前記折曲受け板部20aから上方に突起させた前記固定軸部20bの軸周りに前記絶縁被覆処理層13(例えば塩ビゾルコーティング層)を介してプラスチック製の前記下面押さえガイド部12bの中間位置の嵌合穴12bbが接着剤を介して嵌合され固定されることによって取付けられる。
図2,図4に示したように、前記可動クランプ杆21は、前記固定クランプ杆20に設けた保持ガイド22の貫通穴の中を上下方向にスライド自在に貫通され、保持されている。固定クランプ杆20に設けた前記保持ガイド22の下部と可動クランプ杆21に設けたバネ係止体24の間に圧縮バネ(圧縮コイルばね)25が可動クランプ杆21のロッド部周りに遊嵌合して介装され、この圧縮バネ25のバネ圧によって可動クランプ杆21は下動され、可動クランプ杆21の上クランプ部10A(上クランプ接点部11aと上面押さえガイド部12a)と固定クランプ杆20の下クランプ部10B(下クランプ接点部11bと下面押さえガイド部12b)を常態において上下方向に閉じた状態に制御してある。前記クランプ本体15の上部には、可動クランプ杆21を前記圧縮バネ25のバネ圧に抗して上移動させ上下クランプ部10A,10Bを上下方向に開くクランプ開閉ガイド係合部材30を付設してある。
図4に一点鎖線で示したクランプ開閉ガイド31が、図1の装置のクランプ移動経路に配設してある。図1の装置には、前記クランプ治具4・・・の回転駆動経路に沿う、始端部側の旋回駆動経路部から回転駆動方向における搬送通路1の始端部の直前位置に至る位置及び搬送通路1の終端部から回転駆動方向における終端部側の旋回駆動経路部へ至る位置にそれぞれクランプ開閉ガイド31を配設してある。このクランプ開閉ガイド31は、クランプ4の回転駆動方向における、中間部を高位ガイド上面部とし、この高位ガイド上面部の両側を該高位ガイド上面部から徐々に低位となる傾斜ガイド上面部としてある。このクランプ開閉ガイド31の下面を水平ガイド下面部としてある。
前記クランプ本体15の上部に付設された前記クランプ開閉ガイド係合部材30は、略L字型の反転レバー32の屈曲部を支点部として固定クランプ杆20側に支点軸33によって反転自在に軸着し、この反転レバー32の下方アーム部32bの先端を可動クランプ杆21の上部にピン軸34を介して回動自在に連結し、反転レバー32の上方アーム部32aの先端に回転ローラ35を取付けて構成し、この回転ローラ35が前記回転駆動経路に沿って設けられる前記クランプ開閉ガイド31の高位ガイド上面部に沿って転動する係合状態において、上方アーム部32aが前記支点軸33を軸心として上方向に反転し、下方アーム部32bに連結された可動クランプ杆21を圧縮バネ25のバネ圧に抗して上動させるようにし、可動クランプ杆21の上クランプ部10A(上クランプ接点部11aと上押さえガイド部12a)と固定クランプ杆20の下クランプ部10B(下クランプ接点部11bと下押さえガイド部12b)を上下方向に離間させた開状態に制御されるように構成してある。
クランプ治具4が前記クランプ開閉ガイド31の位置を通過する際に、クランプ治具4のクランプ開閉ガイド係合部材30の回転ローラ35がクランプ開閉ガイド31の上面部(高位ガイド上面部)に係合され、同時にクランプ治具4の固定側(前記クランプ取付け体14の搬送通路側の板の上端部又は前記固定クランプ杆20の上端部)に形成した水平上面部14aがクランプ開閉ガイド31の水平ガイド下面部に係合されることによって、前記可動クランプ杆21を圧縮バネ25のバネ圧に抗して上動させ、可動クランプ杆21の上クランプ部10A(上クランプ接点部11aと上面押さえガイド部12a)と固定クランプ杆20の下クランプ部10B(下クランプ接点部11bと下面押さえガイド部12b)を上下方向に離間させた開状態に制御するように構成されている。これによって、被処理物Pの搬送通路1の始端部を通過するクランプ治具4・・・を開状態から被処理物の側縁部をクランプ可能な閉状態に制御し、被処理物Pの搬送通路1の終端部を通過するクランプ治具4・・・を閉状態から被処理物の側縁部を開放可能な開状態に制御できるようにしている。
図5は同装置の要部の他の実施形態を示している。図5において図1〜図4と同符号の説明は、図1〜図4の説明と実質的に同じであるため、再度の説明は省略する。図5の実施形態において図1〜図4の実施形態と異なる主な点は、前記上下面押さえガイド部12a,12bの取付け手段である。図5では、ロッド状の可動クランプ杆21の下端部にプラスチック製の固定ブロック40の貫通穴を嵌めこみ、この固定ブロック40を可動クランプ杆21の下端部に固定ネジ(プラスチック製固定ネジ)41で固定し、この固定ブロック40にプラスチック製の上面押さえガイド部12aを取付けてある。また、固定クランプ杆20の下方部にこの固定クランプ杆20とは別にプラスチック製の下押さえガイド取付け杆43を取付け、この下押さえガイド取付け杆43の下端部にプラスチック製の下面押さえガイド部12bを取付けてある。なお、図5では搬送駆動ベルト3へのクランプ治具4の取付けを通常のボルト締結手段によっているが、図2,4の実施例のような取付け手段としても良い。
図6は本装置に用いるクランプ治具の他の実施形態を示している。図6において図1〜図4と同符号の説明は、図1〜図4の説明と実質的に同じであるため、再度の説明は省略する。図6のクランプ治具の特徴は、前記固定クランプ杆20の下方杆部20A(この下方杆部以下は処理液中を移動する)を対応する前記可動クランプ杆21の下方杆部21A(この下方杆部以下は処理液中を移動する)に対してクランプ移動方向において互いに前後位置(図5の実施例では、クランプ移動方向において、前記可動クランプ杆21の下方杆部21Aを前方に、前記固定クランプ杆20の下方杆部20Aを後方に配設してある。)となる同列方向に配設し、この固定クランプ杆20の同列部分の下端に前記搬送通路1側を開口する略断面コ字状の屈曲部45を形成し、この屈曲部45の折曲げ下端片45a上に前記下クランプ部10Bの下クランプ接点部11bを突起形成してある。すなわち、図5(A)のように、クランプ4の進行方向から見て固定クランプ杆20の同列部分は対応する前記可動クランプ杆21のロッド状の下方杆部21Aに隠れた状態になる。図5のクランプは、前記固定クランプ杆20の下方杆部20Aを対応する前記可動クランプ杆21の下方杆部21Aに対してクランプ移動方向において互いに前後位置となる同列方向に配設してあるため、処理槽5内の処理液中を進行移動するクランプ部分の液抵抗を減少できる。
P 薄板状被処理物(薄物基板)
1 搬送通路
3,3 搬送駆動ベルト
4 クランプ治具
5 処理槽(電解メッキ処理槽)
F 処理液(メッキ処理液)
8 固定ガイドレール(給電レール)
10A 上クランプ部
10B 下クランプ部
11a 上クランプ接点部
11b 下クランプ接点部
12a 上面押さえガイド部
12b 下面押さえガイド部
13 絶縁被覆処理層
14 クランプ取付け体
15 クランプ本体
16 取付け突起
17 差し込み係合穴
18 取付け治具
19 差し込み係合軸
20 固定クランプ杆
20b 固定クランプ杆の固定軸部
21 可動クランプ杆
21a 可動クランプ杆の可動軸部

Claims (2)

  1. 薄板状被処理物の搬送通路を間にした両側にエンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルトを備えた搬送手段をそれぞれ配設し、この搬送駆動ベルトに等間隔をおいて多数のクランプ治具を取付けてあり、前記搬送通路を間にして互いに平行な内側の直線駆動経路部を移動する複数のクランプ治具で平行な両側縁部をもつフレキシブルな薄板状被処理物の両側縁部を上下方向から挟持し、該薄板状被処理物の板面を上下にした水平状態で電解処理槽のメッキ処理液中を一方向に連続的に水平搬送させ、この水平搬送過程で該薄板状被処理物の表面に電解メッキ処理を施すようにしたクランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置において、
    前記搬送駆動ベルトに等間隔をおいて取付けられた各クランプ治具は、このクランプ治具の上方部分が空中で前記搬送駆動ベルトに取付けられると共に該クランプ治具の上方部分が空中で陰極電流を給電され、このクランプ治具の下方部分が前記電解処理槽のメッキ処理液中を移動可能な位置に配される上下方向に長い構造を有し、このクランプ治具の下端部には薄板状被処理物の側縁部を上下方向において挟持し開放し得る上クランプ部と下クランプ部を備え、前記上クランプ部がクランプ治具を通じて前記薄板状被処理物に陰極電流を給電可能な通電材から成る上クランプ接点部とこの上クランプ接点部を間にしてクランプ治具の搬送移動方向における前後方向に延長した形状の樹脂材などの非通電材から成る上面押さえガイド部で形成され、前記下クランプ部がクランプ治具を通じて前記薄板状被処理物に陰極電流を給電可能な通電材から成る下クランプ接点部とこの下クランプ接点部を間にしてクランプ治具の搬送移動方向における前後方向に延長した形状の樹脂材などの非通電材から成る下面押さえガイド部で形成され、前記上下クランプ接点部によって前記薄板状被処理物の側縁部を局部的に上下方向から挟持すると共に、前記上下面押さえガイド部によって前記薄板状被処理物の側縁部を延長した長さ範囲において上下方向から挟持し得るものとし、前記上下クランプ接点部を除く通電材から成るクランプ治具の液中での液接触部分は絶縁被覆処理されて成る、クランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置。
  2. 薄板状被処理物の搬送通路を間にした両側にエンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルトを備えた搬送手段をそれぞれ配設し、この搬送駆動ベルトに等間隔をおいて多数のクランプ治具を取付けてあり、前記搬送通路を間にして互いに平行な内側の直線駆動経路部を移動する複数のクランプ治具で平行な両側縁部をもつフレキシブルな薄板状被処理物の両側縁部を上下方向から挟持し、該薄板状被処理物の板面を上下にした水平状態で処理槽の処理液中を一方向に連続的に水平搬送させ、この水平搬送過程で該薄板状被処理物に表面処理を施すようにしたクランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置において、
    前記搬送駆動ベルトに等間隔をおいて取付けられた各クランプ治具は、前記搬送駆動ベルトに取付けられ且つこの搬送駆動ベルトの前記直線駆動経路部の下方位置に水平方向に配置した固定ガイドレールに沿ってガイドされながら移動されるクランプ取付け体と、このクランプ取付け体に取付けられたクランプ本体を含み、このクランプ本体は、このクランプ本体の下方部分が前記処理槽の処理液中を移動可能な位置に配され、前記クランプ本体の上方部分が空中で前記クランプ取付け体に取付けられる上下方向に長い形状に形成され、このクランプ本体の下端部には薄板状被処理物の側縁部を上下方向において挟持し開放し得る上クランプ部と下クランプ部を備え、前記クランプ治具の前記搬送駆動ベルトへの取付け手段としては、エンドレスに回転駆動される搬送駆動ベルトの外側のベルト面のクランプ取付け対応位置に取付け突起を該搬送駆動ベルトと一体形成し、この取付け突起に上下方向の差し込み係合穴を形成し、クランプ治具側には、前記クランプ取付け体に取付け治具を連結し、この取付け治具は上下方向の軸心をもつ差し込み係合軸を含み、この差し込み係合軸を前記差し込み係合穴に嵌合した状態に差し込むことによってクランプ治具を前記搬送駆動ベルトに着脱自在に取付けできる取付け構造とした、クランプ搬送による薄板状被処理物の水平連続メッキ処理装置。
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CN113445111A (zh) * 2021-03-29 2021-09-28 珠海松柏科技有限公司 一种电路板电镀挂架

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