JP5419237B2 - エアバック構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、主に衣類の下地などに縫製することで、乗馬、自動二輪車のライダー用の安全胴衣や救命胴衣等を製造したり、膨脹させて使用するマットレス、水上に浮かべて使用するフローター等を製造する際に好適なエアバッグのインナー構造体に関するものであり、詳しくは、膨張時に湾曲部、屈曲部等が存在する立体構造の形状維持を制御するために好適なエアバッグ構造体に関するものである。
従来より、車両用の安全装置として各種のエアバッグモジュールが知られているが、多くは、合成樹脂を積層したり含浸させた非通気性の合成繊維織の布から成り、これらの布を折り畳んで硬質の容器等に格納する構造が知られている。しかし、これらのエアバッグモジュールは衣類等の人体が装着したり、手で運搬するような軽量性の求められる物品に対しては、重量があるために使用できないなどの問題がある。
そこで、本発明は、軽量であると共に製造が容易で且つ膨張時の圧力、強度が充分であり、立体構造の形状制御が容易なエアバッグ構造体を提供することを目的とする。
本発明者は、先に欧州特許1323359号により、膨張時にエアバッグが適切な形状に展開することで、従来では保護が難しかった首や腰等を保護する胴衣を発明した。これは、身体の形状に沿って湾曲して保護する立体構造のエアバッグである。
しかしながら、この種の膨張後の形状が重要な胴衣を実現するには、内蔵するエアバッグ構造体を、膨張時に所望の形状が確りと維持できる構造にしなければならない。単純に考えると、立体構造となる様に設計をし、合成樹脂製のシートを複雑な形状に裁断して端部で溶着し、筒体を形成することも可能であるが、この様にして製造した筒体は、膨張時に溶着部の一部、例えば、湾曲部分に負荷が集中し、そこから破損したり、湾曲部分に皺が寄って折れ曲がってしまったり、或いは綺麗な外観形状を保てないといった問題があった。
これに対して、溶着部を強くすることができる厚みのある材料等を使用した場合、到底、身体に装着できる軽量構造のエアバッグとすることができず、また、綺麗な外観形状を保てないことの改善にならないだけでなく、膨張のスピードが遅くなったり、エア容量の大きなインフレータを使用しなければならず、より重量のある装備となってしまうといった問題があった。
本発明は、上記の様な特殊な構造のエアバックを形成する際に、膨張時に意図する形状が実現でき、且つ膨張時には、充分な内部圧力が維持され、同時に破損等の心配がないエアバッグ構造体を開示する目的である。
本発明の要旨は、略筒状に連続的且つ屈曲部を有する通路として形成された外被と、該外被内に独立して配置されると共にインフレータとの接続口を有する合成樹脂製の非通気性の気筒とで構成されたエアバッグ構造体であって、前記エアバッグ構造体の気筒は、少なくとも長さ方向に一直線状に平坦化して形成した合成樹脂製の非通気性筒状部材から成り、該気筒へインフレータからエアを供給することで膨張する構造である。
本発明者は、以前、この様に外被と気筒とを分離したエアバッグを考案した。しかし、単にこの様な構造だけでは不十分であり、前記の課題を解決するには、その条件をより明確にする必要がある。本発明のエアバッグ構造体の構造的要旨は、前記外被の伸張限界に到達した際には、非通気性の気筒がエア通路を遮断することなく適宜な箇所でひだ状の接合壁を形成しながら外被の膨張形状に合わせて変形することを特徴とするエアバッグ構造体である。尚、製造する際の各部材の正確な寸法は、意図する膨張時の容量と使用するインフレータの容量、圧力により計算されることになる。
この発明の構造によれば、エアバッグは、外被の膨張時の形状や容量で決定されることになり、内部の気筒には負荷がかからない。従って、意図する膨張形状を安定して保つことが可能となる。
図1は、エアバッグ構造体の気筒の膨張時の状態を示す説明図であり、図2は、エアバッグ構造体の気筒が膨張した際の接合壁の状態を示す説明図であり、図3は、気筒の通常時の状態を示す説明図であり、図4は、気筒を複雑な形状の外被へ挿入した際の状態を示す説明図であり、図5は、気筒と外被の膨張状態を示す説明図であり、図6は、気筒と外被のそれぞれの膨張状態を示す説明図であり、図7は、外被を網目構造体とした場合の膨張状態を示す説明図であり、図8は、気筒の方向と厚さ制御を実現する接続構造を示す平面概要図であり、図9は、図8の接続構造を説明する断面概要図であり、図10は、図8及び図9の気筒を適宜な外被へ挿入して用いた場合の説明図であり、図11は、本発明のエアバッグ構造で実現する各種の衣料品の実施例を示す説明図であり、図12は、本発明のエアバッグ構造で実現する各種のバッグ類の実施例を示す説明図であり、図13は、本発明のエアバッグ構造で実現する各種の立体構造物である。
本発明のエアバッグ構造体は、図10乃至図13に図示の如く、首専用の単体の構造体、胴衣1の首部や腰のパッド1b内に縫製して埋め込んで一体化した構造体、リュックサック6に装着した構造体、表示器7として構成した構造体として提供される基本的な要素となるものである。そして、本発明のエアバッグ構造体Aは、図11に示されている通り、インフレータ2と接続口5を介して接続するため、図3及び図4に図示の通り、平時は縮小化した構造であり、必要時にはインフレータ2を作動させて拡張させて使用する。本発明のエアバッグ構造体は、とりわけ外被3の膨張時の形状が、複数個所で屈曲部を有する複雑な構造の立体構造物に好適である。
本発明のエアバッグ構造体Aは、図6(A)に図示の如く、伸張限界までは容易な伸張性がある布等の外被3により、所望の膨張用通路を形成する。この外被3は、衣料に使用される布生地で良く、衣料の腕部分を構成するように、縫製部3aにより強固に連続的な筒状に形成される。そして、この外被3は、膨張時にどのような形状になるかを想定して設計された立体構造の筒状態とする。尚、図7に図示の如く、伸張限界に達すると復元性を有する網組構造の繊維材で構成された外被3を使用することで、更に衣類等のインナー構造体として形成することができる。
気筒4は、図5の(A)(B)に図示のごとく、前記の外被3内に挿入して配置されるが、この気筒4は、少なくとも長さ方向に一直線状に平坦化して形成した合成樹脂製の非通気性筒状部材を、例えば、ブロー成形により一直線状に押し出した筒部材や、帯状の合成樹脂製のシートを長さ方向に沿って折り込んで一方の端部を溶着することで溶着部4aを設けた筒部材等である。通常、長さ方向の両端部は、閉塞する様に溶着させて、図3及び図4に図示の通り、平坦な筒部材の一部にインフレータ2と接続する接続口5を設けた構造としたものを使用する。
本発明の一つの特徴は、図6に図示の如く、外被3の膨張時の最大径または最大断面積をOmaxとし、前記気筒4の伸張限界(伸びきって塑性変形して元に戻らなくならない限界)に到達するまでの膨張時の最大径または最大断面積をImaxとした場合、外被3の最大径または最大断面積Omax<気筒4の最大径または最大断面積Imaxとした多重筒構造としている。
本発明の重要な点は、外被3の最大径または最大断面積Omaxと気筒4の最大径または最大断面積Imaxの差は、次の通りに設定されていることである。
先す、図6(B)に図示の如く、外被3が存在しないと仮定した場合、気筒4は、材質と供給されるエア容量に従って最大膨張時には、Imaxまでの膨張を起こす。
この際、エアは、気筒4の塑性変形を起こさない程度に供給される。つまり、前記外被3の最大径または最大断面積Omaxは、膨張による気筒4の塑性変形をもたらせない程度の大きさ以下に限定されている。これは、前記外被3内に配置される合成樹脂フィルムの気筒4が、ポリウレタン系の透明な伸縮性があり略扁平に形成された筒構造とした場合、ある程度の容量を超えると塑性変形が始まり、全体の膨張形状を崩してしまい、内部圧力を適切に保てなくなるためである。ここで言う塑性変形は、復元力を低下させる状態を言い、一般的な風船の様に塑性変形を生じさせると再利用時に部分的に炸裂したり、劣化の原因にもなるからである。
従って、気筒4の最大径または最大断面積Imaxは、筒が破損する伸張限界よりも更に気筒が塑性変形を開始する限界にまで小さく設定しておくことが重要である。また、気筒4は外被3内に挿入して多重管構造として製造するために、極度に大きさに差を設けることは好ましくない。外被3内に気筒4を挿入し易くするためには、気筒4を滑り易い外表面の素材とするが、前記外被3の最大径または最大断面積Omaxと気筒4の最大径または最大断面積Imaxの差となるXは、後述する通り、気筒4をひだ状に変形しながら外被3内に無理なく挿入できる程度の許容範囲となる。
本発明は、この様な上記の構造とすることで、長さ方向に一直線状に平坦化して形成した合成樹脂製の非通気性の筒状部材を使用することが可能となっている。更に、本発明は、この様に塑性変形と挿入可能さのみを考慮した設定では不十分である点にも着目している。それは、例え、気筒4自体の塑性変形が起こらない最大径としても、膨張時点で溶着部4aに引張負荷が生じる。このため、本発明では、図6(A)の通り、縫製部3aにより確りと縫製された外被3を使用し、この外被3の最大径または最大断面積Omaxによって、気筒4の溶着部4aに引張負荷が生じないように設定させている。これは、気筒4が図5の(B)の場合に考慮される。
この様にして構成されたエアバッグ構造体は、図5の通り、前記気筒4の膨張時の容量が、外被3の伸張限界に到達した際の膨張時の容量により決定される。
そして、本発明のエアバッグ構造体の最も重要な構造は、更に図1に図示の膨張時の構造として表現される。即ち、前記の外被3の最大径または最大断面積Omaxと気筒4の最大径または最大断面積Imaxの差(Imax−Omax)は、膨張時の構造においてひだ状の接合壁4aが内部に自然に発生することを想定して設計されたものである。
前述の如く、本発明のエアバッグ構造体は、図10乃至図12に図示の如く、立体構造の膨張時の通路を外被3により製造する。そして、気筒4は、図4に図示の如く、外被3に挿入されるが、膨張時に気筒4の余剰部分としてひだ状の接合壁4aが形成されることを想定して設計される。ひだ状の接合壁4aの高さは、膨張時の通路である外被3の最大径または最大断面積Omaxと、湾曲部の個数、曲率等によって決定されるが、図1に図示の如く、気筒4内に供給されるエアの圧力損失が膨張速度に影響しない程度、つまり、インフレータ2の圧力にもよるが、瞬間的に膨張する必要があるエアバッグの特性を損なわない程度にエア通路Xが阻害されないように設定されることを特徴としている。
図7に図示の構造の場合は、外被3を通気性構造として、衣服のインナーにエアバッグ構造体Aを埋め込む場合に好適な例である。本発明の実施例では、この前記外被3は、網組構造の繊維材で構成させている。より限定的には、この外被3は、伸張の限界に達するまでは容易に伸張する。これは、繊維素材そのものの伸縮性というよりは、網組構造がもたらす性質である。そして、この構造では、同時に伸縮限界からの復元作用が働く。より詳細には、単に素材の性質ではなく、網組という構造にしたことで、部分的な箇所に生じる力は、当該部分とはやや離れた箇所に対しても伝達されるため、従って、筒全体としての形状維持作用が働く。特に、伸張の限界に達した場合、つまり、膨張時には部分的な箇所に対して少しでも力が加わると、それを網組構造自身が全体の構造バランスを維持させようとして復元するため、屈曲等が生じにくく、全体の膨張形状が常に維持されることになる。
本発明は、外被3の形状のみで、膨張時の全体の形状を制御できるので、例えば、衣類に対してエアバックモジュールを取り付ける場合には、衣類の形状や最終的に衣類上に形成させたい外被3の形状や配置を想定し、先ず、外被3を適宜な形状で製造し、その中に単に直線状に形成した気筒4を挿入させることで、極めて簡単にエアバックのインナー構造を構成することが可能である。
また、本発明の要旨は、複雑な立体構造のエアバック構造体を軽量に且つ頑丈に提供することにあるが、図10に示される様に、極端に鋭角な角度に変形させる場合には、図8及び図9の気筒4の組み合わせ構造が適している。このエアバッグ構造体の気筒4は、少なくとも平坦な合成樹脂製シートを長さ方向の端部を溶着して形成した非通気性の部材からなり、複数の気筒4.4をそれぞれの片面に設けた通孔4cを介して溶着して接続している。
この様に構成したエアバッグ構造体Aは、図10の様に一つの気筒4から垂直方向に部分的に他の気筒4を膨張させたり、部分的に気筒4の径を拡大したり厚さを設ける場合などで効果を発揮する。前述の基本的構造を組み合わせることで、より柔軟な立体構造の設計が可能になる。
本発明のエアバッグ構造体Aは、膨張時に複雑な湾曲部を有する立体形状の構造物に最適であり、図12の通り、リュックサックA等のバッグ類に用いたり、図13の様に簡易的に立体化する表示器7、標識、看板、バリケード等の立体構造物に応用することができる。
発明の効果
本発明は、上記の如く構成したことにより、衣類等にエアーバックを採用する際に、極めて軽量に形成することができるので、これを主に衣類の下地などに縫製したり取り付けることで、ライダー用の安全胴衣や救命胴衣等を簡単に製造することが可能である。また、エアーにより膨張可能とする構造として、長さ方向に一直線状に平坦化して形成した合成樹脂製の非通気性の筒状部材を使用することができるので、低コストで製造できる等のメリットがある。
エアバッグ構造体の気筒の膨張時の状態を示す説明図である。 エアバッグ構造体の気筒が膨張した際の接合壁の状態を示す説明図である。 気筒の通常時の状態を示す説明図である。 気筒を複雑な形状の外被へ挿入した際の状態を示す説明図である。 気筒と外被の膨張状態を示す説明図である。 気筒と外被のそれぞれの膨張状態を示す説明図である。 外被を網目構造体とした場合の膨張状態を示す説明図である。 気筒の方向と厚さ制御を実現する接続構造を示す平面概要図である。 図8の接続構造を説明する断面概要図である。 図8及び図9の気筒を適宜な外被へ挿入して用いた場合の説明図である。 本発明のエアバッグ構造で実現する各種の衣料品の実施例を示す説明図である。 本発明のエアバッグ構造で実現する各種の衣料品の実施例を示す説明図である。 本発明のエアバッグ構造で実現する各種の立体構造物である。
A エアバッグ構造体
1 胴衣
1a フード
1b パッド
2 インフレータ
3 外被
3a 縫製部
4 気筒
4a ひだ状の接合壁
4b 融着部
4c 通孔
5 接続口
6 リュックサック
7 表示器
X エア通路

Claims (4)

  1. 略筒状に連続的且つ屈曲部を有する通路として形成された外被と、該外被内に独立して配置されると共にインフレータとの接続口を有する合成樹脂製の非通気性の気筒とで構成されたエアバッグ構造体であって、前記エアバッグ構造体の気筒は、少なくとも長さ方向に一直線状に平坦化して形成した合成樹脂製の非通気性筒状部材からなり、該気筒へインフレータからエアを供給することで膨張する構造であり、前記外被の膨張時の形状を複数の屈曲部を有する立体構造とすると共に、前記外被の伸張限界に到達した際には、非通気性の気筒がエア通路を遮断することなく適宜な箇所でひだ状の接合壁を形成しながら外被の膨張形状に合わせて変形し、前記気筒の接合壁は、前記外被の屈曲部の近傍に形成されることを特徴とするエアバッグ構造体。
  2. 前記外被の膨張時の最大径または最大断面積をOmaxとし、前記気筒の伸張限界に到達するまでの膨張時の最大径または最大断面積をImaxとした場合、外被の最大径または最大断面積Omax<気筒の最大径または最大断面積Imaxであり、外被の最大径または最大断面積Omaxと気筒の最大径または最大断面積Imaxの差は、膨張時に気筒の溶着部に引張負荷を生じず、且つ前記ひだ状の接合壁によって気筒内に供給されるエアの圧力損失が膨張速度に影響しない程度に設定されることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ構造体。
  3. 前記気筒の膨張時の容量が外被の伸張限界に到達した際の膨張時の容量により決定されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエアバッグ構造体。
  4. 伸張限界までの容易な伸張性と復元性を有する網組構造の繊維材で構成された外被と、該外被内に独立して配置されると共にインフレータとの接続口を有する合成樹脂製の非通気性の気筒とで構成されたエアバッグ構造体であって、前記エアバッグ構造体の気筒は、少なくとも平坦な合成樹脂製シートを長さ方向の端部を溶着して形成した非通気性の部材からなり、該気筒へインフレータからエアを供給することで膨張する構造であり、前記外被の膨張時の形状を複数の屈曲部を有する立体構造とすると共に、前記外被の伸張限界に到達した際には、非通気性の気筒がエア通路を遮断することなく適宜な箇所でひだ状の接合壁を形成しながら外被の膨張形状に合わせて変形し、前記気筒の接合壁は、前記外被の屈曲部の近傍に形成されることを特徴とするエアバッグ構造体。
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