JP5418732B1 - 溶銑鍋搬送装置及び溶銑鍋の搬送方法 - Google Patents

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Abstract


多額の投資を必要とすることなく簡便な構成で放熱防止蓋の配置場所を確保し、かつ、溶銑を排出してから溶銑の受銑直前までの間に空容器状態となる溶銑鍋の開口部からの放熱量を低減することを可能とする。溶銑鍋5が積載される溶銑鍋の搬送装置1は、高炉からの溶銑を受銑する受銑位置と、溶銑を排出する溶銑排出位置との間を往復する。溶銑鍋の搬送装置1は、溶銑鍋5の開口部に載置される放熱防止蓋8を保持する放熱防止蓋保持装置3と、これらの溶銑鍋5と放熱防止蓋保持装置3とが配設される台車4,6とを備えている。

Description

本発明は、溶銑鍋搬送装置及び溶銑鍋の搬送方法に関し、特に、溶銑鍋(hot metal ladle)及びこの溶銑鍋に収容される溶銑(hot metal)から、熱が放散することを防止するための放熱防止蓋が載置された溶銑鍋搬送装置及び、この溶銑鍋搬送装置を用いた溶銑鍋の搬送方法に関する。
溶銑を収容する溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置は、高炉から溶銑を受銑するための受銑位置と、製鋼工場等で、その溶銑鍋に収容されている溶銑を排出する溶銑排出位置との間を往復する。溶銑排出位置で、溶銑鍋に収容されていた溶銑を排出した後には、溶銑鍋は、溶銑を収容していない状態(「空容器状態」という)となる。ここで、空容器状態とは、溶銑を収容していない状態であって、溶銑を受銑している状態及び、溶銑を排出している状態を含まないものとする。
溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置は、空容器状態で受銑位置まで移動しかつ待機する。溶銑鍋は、この受銑位置で高温の溶銑を受銑して、その内部に溶銑を収容する。この溶銑鍋搬送装置は、脱燐処理や脱硫処理、除滓などの、溶銑に対する溶銑予備処理(Hot metal pretreatment)が行われる予備処理位置に移動する。次いで、この予備処理位置で、溶銑鍋内の溶銑に対して溶銑予備処理が行われる。溶銑予備処理が行われた後の溶銑を収容する溶銑鍋は、予備処理位置から、転炉あるいは転炉への装入用の溶銑鍋などの次工程の設備に溶銑を排出する溶銑排出位置まで移動される。この溶銑排出位置で、溶銑予備処理後の溶銑が次工程の設備に排出されて、溶銑鍋は再び空容器状態となる。再び、空容器状態の溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置が、受銑位置まで移動して、高炉から溶銑を受銑することになる。このようにして、同じ溶銑鍋で溶銑の受銑と溶銑の予備処理と溶銑の排出とが繰り返される。
溶銑鍋で高炉から溶銑を受銑してから、この溶銑を次工程の設備に排出するまでの間には、溶銑鍋の内部には高温の溶銑が収容されているため、溶銑鍋の温度は比較的高く保たれている。一方で、溶銑を排出した後には、溶銑鍋が空容器状態となり、溶銑鍋の温度は急激に低下してしまう。受銑する直前のときの空容器状態である溶銑鍋の温度が低い場合には、高炉で受銑した後の溶銑の熱を溶銑鍋が奪ってしまい、溶銑の温度が低下してしまう。溶銑の温度が低下すると、溶銑予備処理として脱硫処理を行う際に脱硫効率が低下して処理時間が長くなったり、転炉での脱炭精錬では鉄スクラップの配合率を低下せざるを得なかったりし、溶銑を加熱しなければならない場合も発生し、製造コストを上昇させる原因となる。
したがって、脱硫処理の効率を向上させるなどのために、空容器状態である溶銑鍋の内部の熱が放散することに起因する、溶銑鍋の温度低下を防止することが望ましい。そこで、溶銑鍋から熱が放散することを防止して内部の温度を保温する(「保熱」という)技術が種々検討されている。特に、溶銑鍋は混銑車と比較して開口部が広いことから、溶銑鍋の外周面から放熱する熱量よりも開口部から放熱する熱量の方が大きいために、開口部に蓋を載置する事が効果的である。
具体的には、溶銑鍋を含む溶銑運搬容器を保熱する技術が検討され、以下のように幾つか提案されている。例えば、特許文献1には、溶銑を排出した後の空容器状態となる、溶銑運搬容器である混銑車(torpedo car)の受銑口(開口部)に、薄鋼板をのせ、この薄鋼板の上方から受銑口より小径の押圧トングを押圧して、受銑口に鋼板を押し込んでその受銑部を閉塞することによって、混銑車の開口部に蓋を載置することが開示されている。また、特許文献1の発明は、受銑に際して、混銑車の受銑口にのった鋼板を押し込むことによって形成された中凹み部分に溶銑を受銑し、蓋となっていたこの鋼板を溶銑とともに混銑車内に脱落させて、この鋼板を溶銑中に溶かして、この鋼板を溶銑量増加の形で回収している。
特許文献2には、溶銑鍋に保温蓋を被せて溶銑を保熱する技術が開示されており、溶銑の搬送中であって溶銑予備処理などの作業をしていない間に、溶銑鍋に保温蓋をすることが開示されている。
特開昭61−064808号公報 特公平2−006807号公報
しかしながら、上記従来技術には、以下の問題点がある。
特許文献1の発明は、溶銑鍋より開口部が小さい混銑車を対象としており、開口部が広い溶銑鍋の開口部に蓋を載置することを考慮していない。仮に、特許文献1に開示されている鋼板を溶銑鍋の開口部に用いても、押圧トングで押圧する必要があり、広い開口部に対応する押圧トングを有する設備のコストが増加するのみならず、作業が煩雑となる。加えて、開口部が広い溶銑鍋では、開口部に薄鋼板を載せるための設備が別途必要となり、製造コスト上昇の原因となり、特許文献1の発明を溶銑鍋に適用することは難しい。
特許文献2における保温蓋の利用は、溶銑鍋に収容した溶銑の温度低下を抑えることを目的にしており、溶銑鍋が空容器状態の間における放熱低減を考慮していない。また、特許文献2の発明に係る装置は、溶銑鍋とこの保温蓋開閉機構が一体となっており、かつ、この装置の構造は複雑である。このため、特許文献2の発明に係る装置を、現在使用している溶銑鍋の全てに設けるには多額の設備投資が必要となり、特許文献2の発明を適用することは現実的ではない。
上記の従来技術を考慮した上で、空容器状態の溶銑鍋からの放熱量を抑えることを目的として、取り外し可能な放熱防止蓋を溶銑鍋の開口部に載置した状態で、溶銑を排出した後の空容器状態となった溶銑鍋を溶銑排出位置から受銑位置まで搬送する操業を想定する。その操業においては、溶銑排出位置または溶銑排出位置の付近に、放熱防止蓋載置位置を設けて、その放熱防止蓋載置位置で、空容器状態の溶銑鍋の開口部に放熱防止蓋を載置する必要がある。また、溶銑鍋で溶銑を受銑するために、受銑位置でまたは受銑位置の付近に放熱防止蓋取外位置を設けて、その放熱防止蓋取外位置で、溶銑鍋から放熱防止蓋を取り外しておく必要がある。その放熱防止蓋取外位置で、溶銑鍋から蓋を取り外すとしても、その取り外された高温である蓋を一時的に保管する場所の確保や、その場所及び保管される蓋の管理が面倒であることが推測される。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、多額の投資を必要とすることなく簡便な構成で放熱防止蓋の配置場所を確保し、かつ、溶銑を排出してから溶銑の受銑直前までの間に空容器状態となる溶銑鍋の開口部からの放熱量を低減することを可能とする溶銑鍋搬送装置及び溶銑鍋の搬送方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するための本発明の要旨は以下のとおりである。
(1)高炉からの溶銑を受銑する受銑位置と、該溶銑を排出する溶銑排出位置との間を往復し、溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置であって、前記溶銑鍋の開口部に載置される放熱防止蓋を保持する放熱防止蓋保持装置と、前記溶銑鍋と前記放熱防止蓋保持装置とが配設される台車と、を有する溶銑鍋搬送装置。
(2)高炉からの溶銑を受銑する受銑位置と、該溶銑を排出する溶銑排出位置との間を往復し、溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置であって、
前記溶銑鍋の開口部に載置される放熱防止蓋を保持する放熱防止蓋保持装置と、前記放熱防止蓋保持装置が配設される台車と、前記溶銑鍋が配設される台車と、を有する溶銑鍋搬送装置。
(3)前記放熱防止蓋保持装置は、前記放熱防止蓋の動きを規制する枠を有する(1)または(2)に記載の溶銑鍋搬送装置。
(4)上記(1)または(2)に記載の溶銑鍋搬送装置を用いた溶銑鍋の搬送方法であって、溶銑排出位置で、前記溶銑鍋に収容されている溶銑を排出し、前記放熱防止蓋保持装置に保持される放熱防止蓋を、放熱防止蓋載置装置を用いて溶銑が排出された溶銑鍋の開口部に載置し、前記溶銑鍋搬送装置を、受銑位置または該受銑位置に近接した放熱防止蓋取外位置へ移動し、前記溶銑鍋の上に載置される放熱防止蓋を、放熱防止蓋取外装置を用いて、前記溶銑鍋から取り外し、該取り外された放熱防止蓋を放熱防止蓋保持装置に載置し、次いで、前記溶銑鍋で受銑することを特徴とする溶銑鍋の搬送方法。
本発明に係る溶銑鍋搬送装置には、放熱防止蓋を保持する放熱防止蓋保持装置が設けられているので、高温となる放熱防止蓋の保管場所を、放熱防止蓋取外位置や放熱防止蓋載置位置に設ける必要もなくなる。本発明に係る溶銑鍋の搬送方法によれば、溶銑鍋から取り外し可能な放熱防止蓋を用いる簡便な方法によって、溶銑の排出後から受銑直前までの空容器状態の溶銑鍋の保熱が可能になり、また、受銑位置における溶銑鍋の温度の低下が大幅に減少し、これにより、溶銑鍋に収容される溶銑の温度低下を防ぐことができる。
本発明の溶銑鍋搬送装置を示す概略側面図である。 本発明の溶銑鍋搬送装置が走行するレールを示す概略平面図である。 放熱防止蓋保持装置から、クレーンによって放熱防止蓋を取り外す状態を示す概略側面図である。 溶銑鍋から、クレーンによって放熱防止蓋を取り外す状態を示す概略側面図である。 本発明例と比較例とにおける、溶銑の排出終了からの経過時間と溶銑鍋の耐火物温度との関係を示すグラフである。 本発明例と比較例とにおける、溶銑温度低下を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して本発明を具体的に説明する。図1は、本発明の溶銑鍋搬送装置を示す概略側面図である。図1に示すように、溶銑鍋5が積載される溶銑鍋搬送装置1は、機関車2と、放熱防止蓋保持装置3と、その放熱防止蓋保持装置3が配設されている第1の台車4と、溶銑鍋5が配設されている第2の台車6とを有している。機関車2と第1の台車4と第2の台車6とはそれぞれ連結されており、レール7の上に載置されている。機関車2は、図示しない自走のための駆動機構を有しており、この機関車2に連結している第1の台車4と第2の台車6とともに、レール7上を走行する。
図1に示す溶銑鍋搬送装置1は、機関車2と第1の台車4と第2の台車6とを個別に有しており、放熱防止蓋保持装置3が配置されている第1の台車4は、溶銑鍋5が配置されている第2の台車6とは異なっている。しかしながら、1つの台車上の空間が十分に大きければ、放熱防止蓋保持装置3と溶銑鍋5とが配設される台車を1つにしてもよい。また、機関車2の駆動機構を、放熱防止蓋保持装置3と溶銑鍋5とが配置される1つの台車に設けて、その1つの台車を自走駆動できるようにしてもよい。いずれにせよ、本発明に係る溶銑鍋搬送装置は、放熱防止蓋保持装置3と溶銑鍋5とが配設される台車を有している。
溶銑鍋5は図示しない溶銑を収容し得るし、また、溶銑を排出して空容器状態となり得る。溶銑鍋5の開口部上には、放熱防止蓋8が載置され得る。載置される放熱防止蓋8によって、空容器状態の溶銑鍋5の開口部からの放熱量が抑えられる。また、溶銑鍋5の内面には、図示されない耐火物が設置されており、溶銑鍋5は、溶銑鍋5の外殻を構成する材料に溶銑の熱が伝導しにくい構造となっている。
放熱防止蓋保持装置3は、放熱防止蓋8を保持可能な形状を有しており、この放熱防止蓋保持装置3には、溶銑鍋5から取り外される放熱防止蓋8が載置される。放熱防止蓋保持装置3は、その中心に載置される放熱防止蓋8の外側の周面に接触して、放熱防止蓋8の動きを規制する枠10を有することが好ましい。この枠10によって、放熱防止蓋8を保持し得る。放熱防止蓋保持装置3が配設されている第1の台車4には鋼材および/または無機材料からなる耐熱部材21が載せられており、その上に、高温になり得る放熱防止蓋8を載置しても、第1の台車4は熱で損傷することはない。
放熱防止蓋保持装置3が第1の台車4に配設されているので、後述する放熱防止蓋取外位置などの付近に、高温になり得る放熱防止蓋8を配置する配置場所を設けて、放熱防止蓋8を管理する必要がない。また、第1の台車4の移動とともに、放熱防止蓋8も移動するので、別途、放熱防止蓋8のみを輸送させる設備の必要もない。
図1では、説明のために溶銑鍋5と放熱防止蓋保持装置3との両方に、放熱防止蓋8が載置されているが、実際の、溶銑鍋搬送装置1の運用では、溶銑鍋5と放熱防止蓋保持装置3とのいずれか一方に、放熱防止蓋8が載置される。溶銑鍋5およびそれを積載する台車6を2組連結して搬送する場合の放熱防止蓋8の置き場や、溶銑鍋5が補修される場合などに生じる余剰の放熱防止蓋8の置き場として、放熱防止蓋保持装置3には、2枚以上の放熱防止蓋8を重ねて置くことも可能である。
図2は、本発明の溶銑鍋搬送装置が走行するレールを示す概略平面図である。レール7は、溶銑排出位置11と、放熱防止蓋載置位置12と、放熱防止蓋取外位置14と、受銑位置13と、予備処理位置15とに接続している。溶銑鍋搬送装置1は、レール7上を走行して、溶銑排出位置11と、放熱防止蓋載置位置12と、放熱防止蓋取外位置14と、受銑位置13と、予備処理位置15との各々の位置で停止する。各々の位置では、溶銑鍋搬送装置1の溶銑鍋5、及び、この溶銑鍋5に収容される溶銑に対して、各位置に応じた所定の処理が行われる。
溶銑排出位置11では、溶銑鍋5に収容されている溶銑が、次工程の設備あるいは次工程の設備への装入用の溶銑鍋に排出されて、溶銑鍋5が空容器状態となる。溶銑鍋5が空容器状態であっても、溶銑を排出した直後では、概ね1300〜1400℃である高温の溶銑から伝導した熱が溶銑鍋5に残留しており、溶銑鍋5の内面の温度は、概ね800〜1100℃である。溶銑を排出した溶銑鍋5が積載された後に、溶銑鍋搬送装置1は、放熱防止蓋載置位置12に移動する。
図3は、放熱防止蓋保持装置から、クレーンによって放熱防止蓋を取り外す状態を示す概略側面図である。図1及び図3に示すように、放熱防止蓋8の上面に突起物9が形成されている。クレーン(放熱防止蓋載置装置)16は、フック(蓋取外し部材)17を有している。この突起物9は、吊り取手の形状をしており、この吊り取手の部分にフック17が係合可能な構造となっている。このように、突起物9は、このフック17がこの突起物9に係合することを可能とする形状を有していることが好ましい。
放熱防止蓋載置位置12では、クレーン16が有するフック17を突起物9に係合させて、クレーン16を用いて、放熱防止蓋保持装置3に保持されている放熱防止蓋8を取り外し、次いで、この放熱防止蓋8を溶銑鍋5に載置する。放熱防止蓋8によって、溶銑を排出した直後の比較的に高い温度を有している空容器状態の溶銑鍋5からの、開口部からの放熱量が抑えられる。放熱防止蓋8が溶銑鍋5に載置された後に、溶銑鍋搬送装置1は、放熱防止蓋取外位置14に移動する。放熱防止蓋取り外しは、溶銑鍋搬送装置1が受銑位置13へ移動するタイミングを考慮した上で、可能な限りの時間、溶銑鍋5に放熱防止蓋8が載置されている状態とするように行うことが好ましい。溶銑鍋5に放熱防止蓋8が載置されている状態の時間が長い方が、溶銑鍋5からの放熱を防ぐことが可能となるからである。
図4は、溶銑鍋から、クレーンによって放熱防止蓋を取り外す状態を示す概略側面図である。放熱防止蓋取外位置14では、クレーン(放熱防止蓋取外装置)18を用いて、溶銑鍋5に載置されている放熱防止蓋8を取り外し、次いで、この放熱防止蓋8を放熱防止蓋保持装置3に載置する。この放熱防止蓋保持装置3では、放熱防止蓋8が保持される。放熱防止蓋8は、放熱防止蓋取外位置14またはその付近ではなく、第1の台車4に配設されている放熱防止蓋保持装置3に保持される。このため、放熱防止蓋8は、溶銑鍋搬送装置1とともに移動し、かつ、1つの溶銑鍋5に対して、載置されるべき1つの放熱防止蓋8とその放熱防止蓋8が保管される場所が特定される。
放熱防止蓋8が、溶銑鍋5から取り外されて放熱防止蓋保持装置3に保持された後に、溶銑鍋搬送装置1は、受銑位置13に移動する。なお、図3及び図4に示したクレーン16、18が有するフック17、19を、放熱防止蓋8上に形成されている突起物9に係合させて、フック17、19が上下方向に移動して、放熱防止蓋8を取り扱っているが、本発明は、この形態に限らず、例えば、放熱防止蓋8の材質が鉄であれば、リフティングマグネットをクレーン16、18に設けて、このリフティングマグネットを利用して着脱することも可能である。
受銑位置13では、溶銑鍋5で、高炉から溶銑を受銑する。溶銑鍋搬送装置1は、受銑位置13に到着すると、溶銑鍋5を、高炉から溶銑を受銑するための所定の位置に配置する。受銑位置13の付近には、図示しない高炉(Blast furnace)が存在している。高炉は、炉本体に出銑口(Tap hole)を有している。この出銑口から、炉本体で得られる溶銑が出銑される。出銑口の下流には、溶銑樋(Hot metal runner)が設置されており、溶銑が溶銑樋を流れる。溶銑が流れる方向における溶銑樋の先端部下方には、溶銑鍋5に溶銑を送るための傾注樋(Tilting iron runner)が設置されており、この傾注樋を通じて、受銑位置13に停止している溶銑鍋搬送装置1に積載された溶銑鍋5に、溶銑が注入される。溶銑鍋5に溶銑が注入された後には、溶銑鍋搬送装置1は、予備処理位置15へ移動する。
予備処理位置15では、放熱防止蓋8が載置されていない溶銑鍋5の内部に収容されている溶銑に対して、脱燐処理や脱硫処理、除滓など溶銑予備処理が行われる。溶銑予備処理が終了した後には、溶銑鍋搬送装置1は、溶銑排出位置11へ移動する。図2に示した実施形態は、予備処理位置15を溶銑排出位置11に近接して配置した場合の例について示したものであるが、予備処理位置15の配置場所はこれには限定されず、受銑位置13に近接して配置してもよい。
上述した通り、溶銑排出位置11では、溶銑鍋5に収容されている溶銑が、次工程の設備あるいは次工程の設備への装入用の溶銑鍋に排出されて、溶銑鍋5が空容器状態となり、溶銑鍋搬送装置1は空容器状態の溶銑鍋5を積載した後、放熱防止蓋載置位置12へ移動する。
このようにして、溶銑鍋5で溶銑を受銑して、この溶銑鍋5で溶銑に対して溶銑予備処理を行い、溶銑を排出し、再び溶銑を受銑する操業において、放熱防止蓋8を、溶銑の排出後であり溶銑を受銑する前の間の空容器状態の溶銑鍋5の開口部に載置することによって、空容器状態の溶銑鍋5からの放熱を防止することが可能となる。加えて、溶銑鍋搬送装置1が有する第1の台車4に配設される放熱防止蓋保持装置3に、受銑前に取り外す放熱防止蓋8を載置するので、放熱防止蓋載置位置12や放熱防止蓋取外位置14などに、放熱防止蓋8を一時的に保管する必要がない。
また、溶銑鍋搬送装置1を構成する台車に配設される放熱防止蓋保持装置3に放熱防止蓋8を保持して搬送しない場合には、受銑前に取り外した放熱防止蓋8を、何らかの手段によって放熱防止蓋載置位置12まで搬送する必要がある。例えば、溶銑を収容した溶銑鍋5に、放熱防止蓋取外し位置14で放熱防止蓋8を載置し、放熱防止蓋載置位置12まで搬送することが考えられるが、溶銑鍋搬送装置1の移動経路が複雑なものとなり、放熱防止蓋取外位置14および放熱防止蓋載置位置12でのクレーンによる作業負荷も倍増するため、全ての溶銑鍋について実施することは困難である。本発明の実施形態では、溶銑鍋搬送装置1が有する第1の台車4に配設される放熱防止蓋保持装置3に、受銑前に取り外す放熱防止蓋8を載置するので、このような問題が無く、全ての溶銑鍋について実施することが可能となる。
図2に示す実施形態では、放熱防止蓋載置位置12と放熱防止蓋取外位置14とは、溶銑排出位置11と受銑位置13と予備処理位置15とは別の位置である。しかしながら、この実施形態に限られず、クレーン(放熱防止蓋載置装置及び放熱防止蓋取外装置)16、18を、溶銑排出位置11と受銑位置13と予備処理位置15との位置のうちの少なくとも1つ以上に設けて、製鉄所内の設備を集約してもよい。また、放熱防止蓋載置位置12を、溶銑排出位置11と予備処理位置15と同じ位置としてもよく、放熱防止蓋取外位置14を、受銑位置13と予備処理位置15と同じ位置としてもよい。このようにしても、製鉄所内の設備を集約することが可能となる。
放熱防止蓋載置位置12は溶銑排出位置11に近接することが好ましい。溶銑鍋5の保熱のため、溶銑鍋5への放熱防止蓋8を載置するタイミングは、溶銑の排出終了時からできるだけ早い方がよい。また、放熱防止蓋取外位置14は受銑位置13に近接することが好ましい。溶銑鍋5の保熱のため、溶銑鍋5の受銑のタイミングは、放熱防止蓋8が溶銑鍋5から取り外されてからできるだけ早い方がよい。
図1に示す溶銑鍋搬送装置1を、図2に示すレール上で移動させて、溶銑排出位置11と受銑位置13との間を往復させて、溶銑を排出し、高炉から溶銑を受銑し、次いで、予備処理位置に移動する操業を行った。図3及び図4に示すように、放熱防止蓋保持装置3に保持される放熱防止蓋8を空容器状態の溶銑鍋5の開口部に載置し、及び、溶銑鍋5から放熱防止蓋8を取り外して放熱防止蓋保持装置3に載置した。
溶銑鍋5は、300トンの溶銑を収容するサイズを有しており、溶銑鍋搬送装置1や放熱防止蓋8などもその溶銑鍋5のサイズに順ずるサイズを有している。
溶銑予備処理後に溶銑鍋搬送装置1を溶銑排出位置11に移動し、溶銑鍋5に収容している溶銑を排出して、この溶銑鍋5を空容器状態とした。溶銑鍋搬送装置1は、放熱防止蓋載置位置12に移動し、この放熱防止蓋載置位置12で、放熱防止蓋保持装置3に載置されている放熱防止蓋8を取り外し、かつ、空容器状態の溶銑鍋5の開口部に放熱防止蓋8を載置した。溶銑鍋5から溶銑を排出してから、放熱防止蓋8を放熱防止保持装置3から取り外し、溶銑鍋5に載置するまでは5分以内に行った。その後、溶銑鍋搬送装置1は、放熱防止蓋取外位置14に移動し、受銑位置13で溶銑鍋5に受銑可能となるタイミング及び受銑位置13へ移動する時間を考慮した上の可能な限りの長い時間、放熱防止蓋取外位置14で待機した。受銑位置13へ移動するタイミング直前に、載置される放熱防止蓋8を溶銑鍋5から取り外しかつこの取り外した放熱防止蓋1を放熱防止蓋保持装置3に載置した。
次いで、溶銑鍋搬送装置1を受銑位置に移動させて、空容器状態の溶銑鍋5を受銑位置13に移動し、高炉から約1500℃の溶銑を300トン収容した。放熱防止蓋8を溶銑鍋5から取り外してから放熱防止蓋保持装置3に載置し、高炉から溶銑を受銑開始するまでは、5分以内に行った。溶銑を溶銑鍋5に収容した後に、溶銑鍋搬送装置1を予備処理位置15へ移動させた。
以上のように、溶銑鍋5に収容される溶銑を排出した後に空容器状態となる溶銑鍋5の開口部に放熱防止蓋8を載置して、空容器状態の溶銑鍋5を保熱した。
また、溶銑の排出から溶銑の受銑開始までの時間が、50〜120分となる操業を複数回行った。このようにして、溶銑の排出から溶銑の受銑開始までの間に、空容器状態の溶銑鍋5を保熱した操業を本発明例する。また、放熱防止蓋8を用いないで溶銑鍋5からの放熱を特に防止せずに、本発明例と同様の時間で溶銑の排出から溶銑の受銑を行った操業を比較例とする。
<本発明例と比較例との評価>
放熱防止蓋8を用いたことによる、空容器状態の溶銑鍋5の保熱効果を確認するために、複数回の操業のうち、溶銑の排出から溶銑の受銑開始までの時間が120分となる操業において、本発明例と比較例ともに、溶銑の排出終了からの経過時間及び溶銑鍋5の内張り耐火物の表面温度を測定した。図5は、本発明例と比較例とにおける、溶銑の排出終了からの経過時間と溶銑鍋の内張り耐火物の表面温度との関係を示すグラフである。図5のグラフ中の横軸の「経過時間」は、溶銑の排出終了からの経過時間を示す。縦軸の「溶銑鍋耐火物温度」は、経過時間における、空容器状態の溶銑鍋の内張り耐火物の表面温度を示している。図5のグラフ中の破線は、本発明例における内張り耐火物の表面温度を示し、点線は、比較例における内張り耐火物の表面温度を示す。溶銑鍋5の内張り耐火物の表面温度は、放射温度計で測定した。溶銑鍋5の高さの中心部分に位置する内張り耐火物の表面温度を、溶銑鍋5の耐火物の温度の代表値として測定した。
図5のグラフにおいて、経過時間が100分の点では、本発明例では、溶銑鍋内張り耐火物の表面温度は820℃であった。一方、比較例では、溶銑鍋内張り耐火物の表面温度は690℃であった。放熱防止蓋8を用いることにより、空容器状態の溶銑鍋5の保熱を行った本発明例では、比較例に比べて、溶銑鍋耐火物の温度低下が抑えられていることが明らかである。
また、複数回の操業のうち、溶銑の排出から溶銑の受銑開始までの時間が54分となる操業において、本発明例と比較例ともに、予備処理位置に到着後(受銑終了から20分後)の溶銑鍋5の溶銑の温度を熱電対で測定した。図6の縦軸の「溶銑温度低下」は、受銑終了から予備処理位置に到着した直後の溶銑の温度低下量を示す。
放熱防止蓋8を用いて空容器状態の溶銑鍋5を46分間保熱した本発明例では溶銑温度低下が19℃であったのに対し、放熱防止蓋8を用いないで溶銑鍋5からの放熱を特に防止しなかった比較例の溶銑温度低下が56℃であることから、溶銑温度低下幅の差37℃が放熱防止蓋8を用いた46分間の効果であると言える。すなわち、本発明による熱ロス低減効果の溶銑温度換算値は0.80℃/分と試算された。
図5及び図6からわかるように、溶銑の排出終了から受銑位置に到着するまでの溶銑鍋5が空容器状態となっている時間において、放熱防止蓋8を溶銑鍋5に載置することによって、溶銑の排出終了から受銑直前までの溶銑鍋5の内部の耐火物の温度低下を抑えることが可能であり、かつ、受銑終了後から溶銑鍋が予備処理位置に到着するまでの間の溶銑の温度低下を抑えることが可能であることがわかった。
また、図5及び図6を考慮すると、本発明を適用すれば、溶銑の排出から溶銑の受銑開始までの時間が50〜120分であり、溶銑の排出から放熱防止蓋8が溶銑鍋5に載置されるまでの時間、及び放熱防止蓋8が溶銑鍋5から取り外されてから受銑開始までの時間の合計が10分である場合、本発明を適用した溶銑鍋の搬送方法では、溶銑鍋5に放熱防止蓋8を載置しない従来の溶銑鍋の搬送方法と比べると、溶銑鍋5が空容器状態である時間の80〜92%の間、放熱防止蓋を溶銑鍋上に載置することが可能である。そうなれば、転炉に装入する溶銑の温度を、放熱防止蓋を空容器状態の溶銑鍋に載置しない比較例と比べて、25〜90℃上昇させることが可能となる。溶銑の温度低下を防止することによって、低下した溶銑温度を回復するのに使用する土状黒鉛の使用量を5〜20kg/溶銑トン削減できた。
1 溶銑鍋搬送装置
2 機関車
3 放熱防止蓋保持装置
4 第1の台車
5 溶銑鍋
6 第2の台車
7 レール
8 放熱防止蓋
9 突起物
10 枠
11 溶銑排出位置
12 放熱防止蓋載置位置
13 受銑位置
14 放熱防止蓋取外位置
15 予備処理位置
16 クレーン
17 フック
18 クレーン
19 フック
21 耐熱部材

Claims (4)

  1. 高炉からの溶銑を受銑する受銑位置と、該溶銑を排出する溶銑排出位置との間を往復し、溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置であって、
    前記溶銑鍋の開口部に載置される放熱防止蓋を保持する放熱防止蓋保持装置と、
    前記溶銑鍋と前記放熱防止蓋保持装置とが配設される台車と、
    を有する溶銑鍋搬送装置。
  2. 高炉からの溶銑を受銑する受銑位置と、該溶銑を排出する溶銑排出位置との間を往復し、溶銑鍋が積載される溶銑鍋搬送装置であって、
    前記溶銑鍋の開口部に載置される放熱防止蓋を保持する放熱防止蓋保持装置と、
    前記放熱防止蓋保持装置が配設される第1の台車と、
    前記溶銑鍋が配設される第2の台車と、
    を有する溶銑鍋搬送装置。
  3. 前記放熱防止蓋保持装置は、前記放熱防止蓋の動きを規制する枠を有する請求項1または2に記載の溶銑鍋搬送装置。
  4. 請求項1または2に記載の溶銑鍋搬送装置を用いた溶銑鍋の搬送方法であって、
    溶銑排出位置で、前記溶銑鍋に収容されている溶銑を排出し、
    前記放熱防止蓋保持装置に保持される放熱防止蓋を、放熱防止蓋載置装置を用いて溶銑が排出された溶銑鍋の開口部に載置し、
    前記溶銑鍋搬送装置を、受銑位置または該受銑位置に近接した放熱防止蓋取外位置へ移動し、
    前記溶銑鍋の上に載置される放熱防止蓋を、放熱防止蓋取外装置を用いて、前記溶銑鍋から取り外し、該取り外された放熱防止蓋を放熱防止蓋保持装置に載置し、
    次いで、前記溶銑鍋で受銑する、
    溶銑鍋の搬送方法。
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