JP5415901B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、ジョブの実行に伴って報知すべき事象が発生したとき、ユーザに報知する画像処理装置に関する。
画像処理装置において、ジョブが実行されたとき、ジョブの実行の完了がすると、完了したことが報知される。例えば特許文献1には、原稿の読み取りが終了したことを音声で報知することが記載されている。
ジョブの実行に伴い、場合によっては、紙切れといったトラブルが発生することがある。このような場合でも、例えば特許文献2には、用紙の補給が必要なことを音声で報知することが記載されている。
また、特許文献3には、実際に使用しているユーザに対して、エラー等の画像処理装置の状態を電子メールにより通知することが記載されている。
特開2002−84390号公報 特開2002−318507号公報 特開2007−87041号公報
上記のように、ジョブの完了やトラブルといった報知すべき事象が発生したとき、この事象に関するメッセージが報知される。音声で報知する場合、不特定多数の者に報知されるので、発生した事象に対する当事者にはわかりづらく、報知自体が無視されるおそれがある。また、電子メールで報知する場合、トラブルが発生しているとき、当事者以外のユーザは、トラブルが発生していることがわからない。そのため、ユーザは、トラブルへの対処がされているのかわからず、画像処理装置を使用できないおそれがある。
本発明は、上記に鑑み、報知すべき事象が発生したとき、必ず当事者にわかるように報知することにより、他のユーザの使用を円滑に行えるようにした画像処理装置の提供を目的とする。
本発明は、ジョブの実行に伴って報知すべき事象が発生したとき、音声で報知する報知部と、前記事象に応じた報知方法を決める制御部とを備えたものである。制御部は、前記事象に応じて報知するユーザを選択し、報知部は、前記事象に関するメッセージとともにユーザ名を音声で報知する。
報知すべき事象が発生したとき、ユーザ名が報知されるので、例えばジョブの実行を指示したユーザのような当事者はすぐに何らかの事象が発生したことがわかる。そのため、すぐに適切に対処が行われ、画像処理装置の円滑な使用が可能となる。
制御部は、発生した事象が解消していないとき、異なるユーザを選択し、報知部は、異なるユーザ名を報知する。まず当事者のユーザ名が報知されるが、当事者が離れた場所にいるとき、事象が解消されない。このような場合に、予め決められた次のユーザ名が報知される。複数のユーザ名を順に報知することにより、いずれかのユーザが発生した事象に対処することができ、事象が解消されて、画像処理装置の円滑な使用を図れる。そして、選択されるユーザとして、画像処理装置の近くにいるユーザが含まれる。近くのユーザは、必ず自己のユーザ名が聞こえるので、発生した事象に対処できる。
制御部は、報知後、一定時間経過しても事象が解消しないとき、あるいは一定回数の報知を行っても事象が解消しないとき、音声以外の他の報知方法により報知する。画像処理装置の近くに誰もいない場合、音声による報知を行っても、発生した事象は解消しない。そこで、他の報知方法によって、当事者に直接報知する。これにより、当事者は確実に何らかの事象が発生したことを知ることができ、適切な対処を行える。
報知部は、複数回報知を行い、報知のたびに音声を大きくする。ユーザが近くにいない場合、音声が聞き取りにくい。音声を大きくすることにより、ユーザが遠くにいても、報知されていることを認識できる。
発生した事象がジョブの実行完了である場合、制御部は、ジョブの実行を指示したユーザを選択し、報知部は、指示したユーザ名とともにジョブ完了を報知する。この場合、ジョブの実行を指示したユーザが当事者である。
発生した事象がジョブの実行中のトラブルである場合、制御部は、軽微なトラブルのとき、ジョブの実行を指示したユーザを選択し、重大なトラブルのとき、画像処理装置の管理者を選択する。紙切れや紙詰まりのような軽微なトラブルの場合、ジョブの実行を指示したユーザが容易に対処できる。一方、トナー切れなどのような消耗品の発生、システムエラーなどのような重大なトラブルの場合、管理者でないと対処することができない。このように、発生した事象に応じて、適切なユーザが報知先として選択され、確実に発生した事象に対処できる。
本発明によると、報知すべき事象が発生したとき、ユーザ名を報知するので、確実に当事者に事象の発生を認識させることができる。これにより、迅速に発生した事象に対処することができるので、画像処理装置が使用できなくなる事態を回避でき、他のユーザも円滑に画像処理装置を使用することができる。
本発明の画像処理装置の概略構成を示すブロック図 登録ユーザテーブルを示す図 報知登録テーブルを示す図 軽微なトラブルが発生したときの報知手順を示すフローチャート 重大なトラブルが発生したときの報知手順を示すフローチャート
本実施形態の画像処理装置を図1に示す。画像処理装置は、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ通信、データ通信といったジョブを実行するMFPとされる。画像処理装置は、スキャナ1、印刷部2、通信部3、記憶部4、操作部5、制御部6を備えている。
スキャナ1は、原稿から画像データを読み取る。印刷部2は、入力された画像データを用紙に印刷する。通信部3は、ネットワークを通じて他の画像処理装置やパソコンなどの外部機器10と通信を行う。また、通信部3は、電話回線に接続されたモデムを有し、モデムを介してファクシミリ通信を行う。さらに、通信部3は、メモリカード、USBメモリ、ICカード等の記憶媒体と有線あるいは無線による通信を行う。
記憶部4は、HDD、SSDなどからなり、スキャナ1あるいは通信部3を通じて入力された画像データを記憶する。操作部5は、操作キーと表示パネルを有し、各処理を実行するための入力を行う。表示パネルはタッチパネルを有し、操作画面等を表示するとともに、画面上から入力を行える。
制御部6は、CPU、ROM、RAMからなり、ユーザの入力操作にしたがって各部を制御して、指示されたジョブを実行する。例えば、プリントの場合、印刷部2は、通信部3を通じて入力された画像データの印刷を実行する。コピーの場合、スキャナ1が原稿を読み取って、画像データが入力されると、印刷部2は、画像データを用紙に印刷する。プリントの場合、通信部3を通じて外部機器10や記憶媒体から画像データが入力されると、印刷部2は、画像データを用紙に印刷する。スキャンの場合、スキャナ1が原稿を読み取ると、入力された画像データが記憶部4に保存される、あるいは通信部3が外部機器10に画像データを送信する。ファクシミリ送信の場合、スキャナ1あるいは通信部3から画像データが入力されると、通信部3は、指定された宛先に画像データを送信する。また、ファクシミリ受信の場合、通信部3を通じてファクシミリ装置から画像データを受信すると、印刷部2は、入力された画像データを用紙に印刷する。データ通信の場合、通信部3が外部機器10とデータの送受信を行う。
ユーザが画像処理装置を操作して、画像データを入力すると、制御部6は、ジョブを開始する。あるいは、ユーザが操作した外部機器10から画像データが入力されると、制御部6は、ジョブを開始する。画像処理装置では、ジョブの実行を指示したユーザの認証を行ってからジョブを実行する。画像処理装置は、ジョブの実行を指示したユーザを認証する認証部7を備えている。
認証部7は、ユーザが操作部5あるいは通信部3を通じて入力したパスワード、ユーザID等の認証情報、あるいはカメラを通じて入力された指紋等の生体認証情報を受け取ると、登録されている認証情報と照合する。そして、認証部7は、登録されているユーザであるか否かを判断する。登録ユーザに関する登録ユーザテーブルが記憶部4に記憶されている。図2に示すように、登録ユーザテーブルには、ユーザID、ユーザ名、電子メールアドレスおよび認証情報が登録されている。認証部7は、登録ユーザテーブルを参照して、ユーザの認証を行う。
制御部6は、認証されたユーザであることを確認すると、ジョブの実行を許可する。登録されていないユーザであるとき、ジョブの実行を規制する。例えば、ジョブの実行を禁止する、あるいはジョブの実行に制限を加えて、実行を許可する。
そして、ジョブの実行が完了したとき、コピーやプリントの場合、用紙に画像が印刷され、用紙が排出される。また、ジョブの実行中、紙切れ等のトラブルが発生することがある。トラブルが発生すると、ジョブは中断され、画像処理装置は、トラブルが解消されるまで動作しない。このようにジョブの実行に伴って、ジョブの実行完了、トラブルなどといった報知すべき事象が発生する。
画像処理装置では、このような事象が発生したとき、ユーザに報知する報知部8を備えている。報知部8は、発生した事象に関するメッセージおよびこの事象に関係するユーザ名を音声で報知する。制御部6は、ジョブの実行に伴って発生する事象を検知する。画像処理装置には、各種のセンサが設けられ、センサは、原稿や用紙の通過の有無、紙切れ、トナー切れなどを検出する。制御部6は、これらのセンサの出力、およびスキャナや印刷部の状態などに基づいてジョブの実行状況を監視し、発生した事象を検知する。
制御部6は、この事象に応じた報知方法を決める。すなわち、制御部6は、事象に応じて報知するユーザを選択する。報知部6は、選択されたユーザ名を音声で報知する。ここで、報知すべき事象に応じた報知先として、複数のユーザが予め登録されている。ユーザとして、特定のユーザではなく、ジョブを指示したユーザ(ジョブ実行者)、画像処理装置の管理者、画像処理装置の近くにいるユーザである。図3に示すように、報知すべき事象毎の報知先に関する報知登録テーブルが記憶部4に記憶されている。報知登録テーブルには、事象毎に決められた複数の報知先が登録されている。制御部6は、報知登録テーブルを参照して、発生した事象に応じて報知先のユーザを選択する。このとき、発生した事象が解消されるように、複数の報知先が決められる。
発生した事象として、ジョブの実行完了の場合、報知先は、ジョブの当事者であるジョブ実行者とされる。この場合、次のジョブが実行可能であるので、他の報知先は不要である。
発生した事象がトラブルの場合、トラブルの軽重に応じて報知先が決められる。紙切れ、紙詰まり、原稿詰まり、排紙トレイ満杯といった軽微なトラブルの場合、ユーザはトラブルに対処でき、ユーザは、発生した事象を解消することができる。第1の報知先として、ジョブ実行者、第2の報知先として、次のジョブを指示した次ジョブ実行者、第3の報知先として、MFPの近くの席にいるユーザが設定される。制御部6は、第1報知先のユーザから順に選択する。
トナー切れなどの消耗品の発生、ドラムカートリッジ寿命、システムエラー、メンテナンスといった重大なトラブルの場合、一般のユーザは、トラブルに対処できない。このようなトラブルには管理者やサービスマンが対処する。第1の報知先として、管理者、第2の報知先として、サブの管理者、第3の報知先として、MFPの近くの席にいるユーザが設定される。制御部6は、第1報知先のユーザから順に選択する。
発生した事象が解消するまで、報知は複数回行われる。さらに、報知先が順に変えられる。制御部6は、報知が行われた後、発生した事象が解消したかをチェックし、解消していないとき、次の報知先として、異なるユーザを選択する。解消しているとき、制御部6は、報知を中止する。
報知先を切り替えるまでの報知回数は設定可能とされる。また、複数のユーザ名で報知を行っても事象が解消しないとき、制御部6は、報知方法を音声による報知から他の報知方法に切り替える。他の報知方法として、電子メールが利用される。なお、電子メールの宛先として、パソコン用のメールアドレスと携帯電話用のメールアドレスが登録され、いずれかが選択される。
報知方法を切り替えるタイミングは設定可能とされる。報知回数が一定回数を超えたとき、あるいは最初の報知後、一定時間経過したときのいずれかのタイミングが選択される。さらに、報知の音量が調節可能とされ、報知回数に応じて音量を徐々に大きくすることも設定可能とされる。これらの設定された内容は、報知登録テーブルに登録される。制御部6は、登録された設定に応じて報知するように報知部8を制御する。
画像処理装置がジョブを実行したときの報知手順を図4,5にしたがって説明する。ユーザが画像処理装置にジョブの実行を指示すると、画像処理装置の認証部7は、ユーザの認証を行う。ユーザが認証されると、制御部6は、ジョブを開始する(S1)。制御部6は、ジョブの実行状況を監視し、トラブル等の報知すべき事象の発生の有無を検知する(S2)。
トラブルが発生せずに、ジョブの実行が完了する(S3)と、制御部6は、ジョブの実行完了を報知するために、報知登録テーブルを参照して、報知先のユーザを特定する(S4)。ここでは、ジョブの当事者であるジョブ実行者が選択される。報知部8は、ジョブ完了を示すメッセージおよびジョブ実行者のユーザ名を音声で報知する(S5)。報知は1回だけ行われる。なお、報知回数は予め設定された回数とされ、報知回数は変更可能とされる。
例えば、「○○さんのジョブが完了しました」といったメッセージが報知される。これにより、誰のジョブが完了したのかがすぐにわかる。当該ユーザは、画像処理装置から離れた場所にいても、自己のジョブが完了したことを知ることができる。ユーザがコピーやプリントを指示した場合、ユーザは印刷物をすぐに取りに行くことができる。
ジョブの実行中に、何らかのトラブルが発生した場合、制御部6は、発生したトラブルを確認する。制御部6は、報知する事象を特定し、報知先を決めるために報知登録テーブルを参照する(S6)。制御部6は、発生したトラブルに応じた第1報知先のユーザを選択する(S7)。トラブルが、紙切れ、紙詰まりといった軽微なトラブルのとき、ジョブ実行者が選択される。報知部6は、トラブルの内容に関するメッセージおよびジョブ実行者のユーザ名を音声で報知する(S8)。
ジョブ実行者が画像処理装置の近くにいるとき、ユーザ名を聞いたジョブ実行者は、トラブルの対処を行う。当事者がすぐに対処できるので、画像処理装置の近くにいる他のユーザの手を煩わすことを回避できる。
制御部6は、トラブルが解消したかをチェックする(S9)。制御部6は、トラブルが解消したことを確認すると、ジョブを再開する。ジョブが完了すると、制御部6は、ジョブ実行者のユーザ名を報知するように報知部8を制御する。
トラブルが解消していない場合、制御部6は、報知回数が所定回数を越えたかを確認する(S10)。報知回数が所定回数、ここでは6回を超えていないとき、制御部6は、報知先を切り替えるときの報知回数を超えていないかを確認する(S11)。報知回数が切り替えまでの回数を超えていないとき、制御部6は、同じユーザ名で報知するように報知部8を制御する。
報知回数が切り替える回数、例えば2回を越えたとき、制御部6は、第2報知先のユーザを選択する(S7)。報知部8は、第2報知先である次ジョブ実行者のユーザ名およびトラブルの内容に関するメッセージを音声で報知する(S8)。制御部6は、トラブルが解消するまで報知回数を確認して、異なる報知先に順に切り替えていく。トラブルが解消されると、制御部6は、ジョブを再開する。ジョブの実行が完了すると、報知部8は、ジョブ実行者のユーザ名でジョブ完了のメッセージを報知する。
ジョブ実行者および次ジョブ実行者のユーザ名を報知しても、トラブルが解消されないとき、第3報知先である、画像処理装置の近くにいるユーザが選択される。このとき、報知部8は、例えば「紙詰まりが発生しておりますので、近くのユーザの方で対応願います」といったメッセージを報知する。これを聞いた近くのユーザは、紙詰まり等の軽微なトラブルに対処する。これにより、画像処理装置に発生したトラブルが解消され、画像処理装置は使用可能となる。
画像処理装置の近くに誰もいない場合、複数回報知を行っても誰も気付かず、トラブルは解消されない。報知回数が所定回数、例えば6回を越えたとき、制御部6は、報知方法を切り替えるかを確認する(S12)。報知方法を切り替えるように設定されている場合、制御部6は、報知登録テーブルを参照して、報知方法を確認し、指定された宛先の電子メールを作成する。宛先は、ジョブ実行者のメールアドレスとされる。制御部6は、登録ユーザテーブルを参照して、ジョブ実行者のメールアドレスを読み出し、ジョブの実行中にトラブルが発生した旨のメッセージを記載した電子メールを作成する。制御部6は、通信部3を通じて電子メールを送信する。
電子メールを受信したジョブ実行者であるユーザは、画像処理装置のところに行き、トラブルに対処する。トラブルが解消すると、ジョブが再開される。
上記のトラブルは軽微な場合である。トナー切れやカートリッジの寿命といった重大なトラブルが発生した場合、一般のユーザでは対処できない。このような場合、図5に示すように、S26〜S28において、制御部6は、発生した事象が重大なトラブルであることを確認して、報知先を選択する。第1報知先として、管理者が選択される。制御部6は、管理者に報知するように報知部8を制御する。報知部8は、管理者のユーザ名およびトラブルの内容に関するメッセージを報知する。報知後、トラブルが解消しないとき、制御部6は、サブ管理者、次いで画像処理装置の近くのユーザを順に選択し、報知部8は、選択されたユーザ名を報知する。なお、その他のS21〜S25、S29〜S31の手順は、S1〜S5、S9〜S11と同じである。
複数のユーザに対して報知が行われた後、電子メールによる報知が行われても、トラブルが解消しない場合がある。この場合、制御部6は、ジョブが中断していることおよびトラブルの内容を示すメッセージを表示パネルに表示する。画像処理装置を使用するユーザが、この表示を見て、管理者に連絡すると、管理者はトラブルの対処を行う。
以上のように、発生した事象に応じて適切なユーザを選択して、そのユーザ名を報知することにより、ジョブの当事者に事象が発生したことを認識させることができる。その結果、発生した事象を迅速に解消することができ、他のユーザによる画像処理装置の円滑な使用を実現できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。コピーやプリント以外のファクシミリ送信、データ送信といったジョブにおいても、ユーザ名の報知が行われる。例えば通信エラーといった事象が発生したとき、ユーザ名が報知される。また、ジョブの実行中以外に発生した事象に対しても、報知が行われる。このような事象としては、メンテナンス時期の到来、ウォームアップ開始などがある。このときの報知先は、管理者となる。
ユーザ名を報知する代わりに、ユーザIDを報知してもよい。さらに、報知すべき事象が発生したとき、毎回、音声による報知を行わずに、表示のみによる報知と音声による報知とを併用してもよい。音声以外の他の報知方法として、ユーザが操作した外部機器のIPアドレス宛てにブラウザによる通信を行い、メッセージを送信する。あるいはユーザが所持する携帯電話に、自動的に生成したメッセージを発信する。
また、画像処理装置の近傍にいる人を検出するセンサを設け、人の有無に応じて音声あるいは表示による報知方法を選択してもよい。画像処理装置のすぐ近くに人がいるとき、表示のみによる報知が行われ、人がいないとき、音声により報知が行われる。画像処理装置のすぐ近くにいる人は、ジョブの当事者である確率が高い。音声による報知を行わなくても、発生した事象にすぐ気付くので、表示による報知を行えばよい。
1 スキャナ
2 印刷部
3 通信部
4 記憶部
5 操作部
6 制御部
7 認証部
8 報知部
10 外部機器

Claims (5)

  1. ユーザが画像処理装置を操作して入力した画像データに対するジョブの実行に伴って報知すべき事象が発生したとき、音声で報知する報知部と、前記事象に応じた報知方法を決める制御部と、画像処理装置の近傍にいる人を検出するセンサとを備え、
    制御部は、ジョブの実行を指示したユーザが認証されたユーザであることを確認すると、ジョブの実行を許可し、発生した事象がジョブの実行中のトラブルである場合、制御部は、軽微なトラブルのとき、ジョブの実行を指示したユーザを選択し、重大なトラブルのとき、画像処理装置の管理者を選択し、
    制御部は、前記事象に応じて報知するユーザを選択して、画像処理装置の近くの人の有無に応じて音声あるいは表示による報知を選択し、画像処理装置の近くに人がいないとき、報知部は、前記事象に関するメッセージとともにユーザ名を音声で報知し、画像処理装置の近くに人がいるとき、表示による報知が行われることを特徴とする画像処理装置。
  2. 制御部は、発生した軽微なトラブルが解消していないとき、次のジョブを指示した次ジョブ実行者、画像処理装置の近くにいるユーザの順に報知するユーザを選択し、報知部は、異なるユーザ名を報知することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 制御部は、報知後、一定時間経過しても事象が解消しないとき、あるいは一定回数の報知を行っても事象が解消しないとき、音声以外の他の報知方法により報知することを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 報知部は、複数回報知を行い、報知のたびに音声を大きくすることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 発生した事象がジョブの実行完了である場合、制御部は、ジョブの実行を指示したユーザを選択し、報知部は、指示したユーザ名とともにジョブ完了を報知することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
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