JP5415181B2 - ウエーハの研削装置 - Google Patents

ウエーハの研削装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5415181B2
JP5415181B2 JP2009190074A JP2009190074A JP5415181B2 JP 5415181 B2 JP5415181 B2 JP 5415181B2 JP 2009190074 A JP2009190074 A JP 2009190074A JP 2009190074 A JP2009190074 A JP 2009190074A JP 5415181 B2 JP5415181 B2 JP 5415181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
wafer
chuck table
grinding wheel
sapphire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009190074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011044471A (ja
Inventor
艶艶 崔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Corp filed Critical Disco Corp
Priority to JP2009190074A priority Critical patent/JP5415181B2/ja
Publication of JP2011044471A publication Critical patent/JP2011044471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5415181B2 publication Critical patent/JP5415181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、サファイアウエーハ、炭化珪素ウエーハ等のモース硬度9以上の硬質ウエーハを研削するのに適したウエーハの研削装置に関する。
表面に窒化ガリウム等の窒化物半導体層が積層され、格子状に形成された分割予定ラインによって区画された各領域にそれぞれ光デバイスが形成されたサファイアウエーハは、分割予定ラインに沿ってレーザビームを照射することにより個々の光デバイスに分割され、分割された光デバイスは携帯電話、デジタルカメラ等の電子機器に利用される(例えば、特開2008−6492号公報参照)。
サファイアウエーハはエピタキシャル層の成長に適したサファイア基板上に窒化物半導体層を成長させて形成されるため、サファイア基板は光デバイスを製造する上で不可欠な素材であるが、基板上に窒化物半導体層を積層した後は電子機器の軽量化、小型化、素子特性の向上のために、研削装置によってサファイア基板の裏面が研削されて薄く加工される(例えば、特開2008−23693号公報参照)。
特開2008−6492号公報 特開2008−23693号公報
しかし、サファイアウエーハの表面に粘着テープからなる保護テープを貼着し、サファイアウエーハの裏面を研削してその厚みを100μm以下、更には50μm以下と薄くすると、サファイア基板に割れが生じるという問題がある。かかる問題は、炭化珪素基板(SiC基板)等の硬質脆性基板の研削においても同様に生じる。
この原因について考察すると、ウエーハの研削面に微小なクラックが多数生じて基板が凸状に反るのが一つの原因ではないかと推察される。基板に反りが発生すると、研削時にウエーハが横方向に引きずられ、基板に割れが発生し易い。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サファイア基板等の硬質脆性基板を研削して薄く加工しても基板に割れを生じさせることのないウエーハの研削装置を提供することである。
本発明によると、ウエーハを保持し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削砥石を有する研削ホイールを回転可能に支持する研削手段とを備えたウエーハの研削装置であって、該チャックテーブルの回転軸心を該研削砥石が通過するように該研削ホイールが位置づけられ、該チャックテーブルを回転するとともに該研削ホイールを回転させて該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する際に、該研削ホイールの外周に現れるウエーハの研削面に作用してウエーハを押圧するように配設された押圧手段、を具備したことを特徴とするウエーハの研削装置が提供される。
好ましくは、押圧手段は、ウエーハを押圧する押圧部と、押圧部を支持しチャックテーブルの外側に延在するアーム部と、アーム部を回転可能に支持する支持部とを含んでおり、アーム部の回転軸周りにはロータリーエンコーダが配設されている。
本発明の研削装置によると、研削中のウエーハの研削面を押圧手段によって押圧しながら研削を遂行できるので、研削中のウエーハに反りが生じても押圧手段によってウエーハが押圧されて反りが抑制され、その結果ウエーハの割れを防止できる。
本発明実施形態の研削装置の外観斜視図である。 サファイアウエーハの表面側斜視図である。 表面に保護テープが貼着された状態のサファイアウエーハの裏面側斜視図である。 本発明の要部斜視図である。 押圧部の正面図である。 支持部に回転可能に支持されたアーム部の回転軸周りを示す概略図である。 研削時におけるチャックテーブルと、研削ホイールと、押圧手段との位置関係を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明実施形態の研削装置2の外観斜視図を示している。4は研削装置2のハウジング(ベース)であり、ハウジング4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿って研削ユニット(研削手段)10が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット10は、スピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12を保持する支持部14を有しており、支持部14が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台16に取り付けられている。
研削ユニット10はスピンドルハウジング12中に回転可能に収容されたスピンドル18と、スピンドル18の先端に固定されたホイールマウント20と、ホイールマウント20にねじ締結され環状に配設された複数の研削砥石を有する研削ホイール22と、スピンドル18を回転駆動する電動モータ24を含んでいる。
研削装置2は、研削ユニット10を一対の案内レール8に沿って上下方向に移動するボールねじ28とパルスモータ30とから構成される研削ユニット移動機構32を備えている。パルスモータ30を駆動すると、ボールねじ28が回転し、移動基台16が上下方向に移動される。
ハウジング4の上面には凹部4aが形成されており、この凹部4aにチャックテーブル機構34が配設されている。チャックテーブル機構34はチャックテーブル36を有し、図示しない移動機構によりウエーハ着脱位置Aと、研削ユニット10に対向する研削位置Bとの間でY軸方向に移動される。38,40は蛇腹である。ハウジング4の前方側には、研削装置2のオペレータが研削条件等を入力する操作パネル42が配設されている。
図2を参照すると、所定の厚さに研削される前のサファイアウエーハ11の斜視図が示されている。サファイアウエーハ11はサファイア基板上に窒化ガリウム層(GaN層)を積層して構成されており、表面11aに複数のストリート13が格子状に形成されているとともに、複数のストリート13によって区画された複数の領域にLED等の光デバイス15が形成されている。
このように構成されたサファイアウエーハ11は、光デバイス15が形成されているデバイス領域17と、デバイス領域17を囲繞する外周余剰領域19を備えている。また、サファイアウエーハ11の外周には、サファイア基板の結晶方位を示すマークとしてのノッチ21が形成されている。
研削に先立ち、サファイアウエーハ11の表面11aには、保護テープ貼着工程により保護テープ23が貼着される。従って、サファイアウエーハ11の表面11aは保護テープ23によって保護され、図3に示すように裏面11bが露出する形態となる。
図4を参照すると、本発明の要部斜視図が示されている。本発明の研削装置では、チャックテーブル36に隣接してサファイアウエーハ11の研削面に作用してサファイアウエーハ11を押圧する押圧手段46が配設されている。
押圧手段46は、ウエーハを押圧する押圧部48と、押圧部48を支持しチャックテーブル36の外側に延在するアーム部50と、アーム部50を回転軸54周りに回転可能に支持する一対の支持部材52とから構成される。
図5に示すように、押圧部48のウエーハ接触面48aから両側部にかけて一対の傾斜面48bが形成されている。このように押圧部48の両側部に一対の傾斜面48bを設けたことにより、押圧手段46が10〜20ニュートン(N)の力でサファイアウエーハ11を押圧しながらサファイアウエーハを研削する場合にも、押圧手段46が研削の障害となることはない。
図6に示すように、アーム部50の回転軸54周りにはロータリーエンコーダ56が配設されている。よって、サファイアウエーハ11研削時に、ロータリーエンコーダ56でアーム部50の回転角度を読み取ることにより、研削中のサファイアウエーハ11の厚みを計測しながら研削を遂行することができる。
以下、上述したように構成された研削装置2を使用したサファイアウエーハ11の研削方法について図7を参照して説明する。図7において、スピンドル18の先端にはホイールマウント20が固定されており、ホイールマウント20には研削ホイール22が複数のねじ25により着脱可能に装着されている。研削ホイール22は、環状基台24の自由端部に複数の研削砥石26を固着して構成されている。
チャックテーブル36に吸引保持されたサファイアウエーハ11が、図7に示すように研削ホイール22の研削砥石26がチャックテーブル36の回転軸心を通過する研削位置に位置づけられると、チャックテーブル36を矢印a方向に例えば500rpmで回転しつつ、研削ホイール22をチャックテーブル36と同一方向に、即ち矢印b方向に例えば1000rpmで回転させるとともに、研削ユニット送り機構32を作動して研削砥石26をサファイアウエーハ11の裏面11bに接触させる。
これと同時に、押圧手段46のアーム部50を回動させて押圧部48で研削ホイール22の外周に現れるサファイアウエーハ11の研削面を押圧しながら、研削ホイール22を所定の研削送り速度(例えば0.1μm/s)で下方に所定量研削送りして、サファイアウエーハ11の研削を実施する。
この研削時にロータリーエンコーダ56でアーム部50の回転角を読み取ることにより、サファイアウエーハ11の厚みを測定することができ、サファイアウエーハ11の厚みを測定しながらサファイアウエーハ11を所望の厚み(例えば50μm)に仕上げる。
本実施形態の研削装置2を使用したサファイアウエーハ11の研削方法によると、研削中のサファイアウエーハ11の研削面を押圧手段46で押圧しながら研削を遂行するので、サファイアウエーハ11に反りが生じても押圧手段46によってウエーハが押圧されて反りが抑制され、サファイアウエーハ11の割れを防止することができる。
上述した本発明実施形態の研削装置は、サファイアウエーハ11の研削に適するのみでなく、炭化珪素ウエーハ等のモース硬度9以上の硬質ウエーハの研削にも同様に適用することができる。
2 研削装置
10 研削ユニット
11 サファイアウエーハ
22 研削ホイール
26 研削砥石
36 チャックテーブル
46 押圧手段
48 押圧部
50 アーム部
56 ロータリーエンコーダ

Claims (1)

  1. ウエーハを保持し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削砥石を有する研削ホイールを回転可能に支持する研削手段とを備えたウエーハの研削装置であって、
    該チャックテーブルの回転軸心を該研削砥石が通過するように該研削ホイールが位置づけられ、該チャックテーブルを回転するとともに該研削ホイールを回転させて該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する際に、該研削ホイールの外周に現れるウエーハの研削面に作用してウエーハを押圧するように配設された押圧手段、
    を具備したことを特徴とするウエーハの研削装置。
JP2009190074A 2009-08-19 2009-08-19 ウエーハの研削装置 Active JP5415181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009190074A JP5415181B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 ウエーハの研削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009190074A JP5415181B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 ウエーハの研削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011044471A JP2011044471A (ja) 2011-03-03
JP5415181B2 true JP5415181B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=43831705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009190074A Active JP5415181B2 (ja) 2009-08-19 2009-08-19 ウエーハの研削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5415181B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012192491A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Disco Corp 研削方法
JP2013258231A (ja) 2012-06-12 2013-12-26 Disco Abrasive Syst Ltd 光デバイスの加工方法
JP6025410B2 (ja) 2012-06-12 2016-11-16 株式会社ディスコ 光デバイスの加工方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06185930A (ja) * 1992-11-12 1994-07-08 Hina Kogyo Kk ワークの平面幅及び厚みの自動計測装置
JP3476911B2 (ja) * 1994-06-02 2003-12-10 株式会社アドバンテスト Icテストハンドラのデバイス収納トレイの位置決め構造
JP2002018699A (ja) * 2000-07-07 2002-01-22 Tokyo Seimitsu Co Ltd ウェーハ研磨装置
JP4848153B2 (ja) * 2005-08-10 2011-12-28 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011044471A (ja) 2011-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6305212B2 (ja) 研削装置及び矩形基板の研削方法
JP2011124266A (ja) ウエーハの加工方法
JP5959188B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP2012043825A (ja) ウエーハの加工方法
JP2010161117A (ja) 板状物の研削方法
JP5184242B2 (ja) 半導体ウエーハの加工装置
JP5415181B2 (ja) ウエーハの研削装置
JP2015223667A (ja) 研削装置及び矩形基板の研削方法
JP2011040631A (ja) 硬質ウエーハの研削方法
JP6425505B2 (ja) 被加工物の研削方法
JP2012146889A (ja) ウエーハの研削方法
JP2015223665A (ja) 研削装置及び矩形基板の研削方法
JP2011044473A (ja) ウエーハの研削装置
JP2010021330A (ja) ウエーハの加工方法
JP2012043824A (ja) ウエーハの加工方法及び保護部材
JP5362480B2 (ja) 硬質ウエーハの研削方法
JP2010094789A (ja) 研削ホイール
JP5362479B2 (ja) ウエーハの研削装置
JP2011041991A (ja) ウエーハの研削装置
JP2010046744A (ja) サファイアウエーハの研削方法
JP2012174987A (ja) 単結晶基板の研削方法
JP2011143495A (ja) 研削装置
JP2011228362A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2011044472A (ja) ウエーハの研削装置
JP2012222134A (ja) ウエーハの研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5415181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250