JP5413922B2 - リーチ型フォークリフト - Google Patents
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Description
一対のフォークで荷役を運搬するリーチ型フォークリフトにおいて、
駆動輪をロッド部に接続して上下に揺動するドライブシリンダと、
補助輪をロッド部に接続して上下に揺動するキャスタシリンダと、
ドライブシリンダ及びキャスタシリンダに作動油を流入及び流出するオイルタンク及びオイルポンプと、
ドライブシリンダ及びキャスタシリンダにおけるピストン部側の第1室を接続する第1管路と、
ドライブシリンダ及びキャスタシリンダにおけるロッド部側の第2室を接続する第2管路と、
オイルポンプに接続された第3管路と、
オイルタンクに接続された第4管路と、
第1管路と第3管路とを接続する第5管路と、
第1管路と第4管路とを接続する第6管路と、
第2管路と第4管路とを接続する第7管路と、
第5管路に設けられ、作動油が第1管路から第3管路へ逆流することを防止するチェック弁と、
第6管路に設けられ、パイロット圧力が作用していないときに、作動油が第1管路から第4管路へ逆流することを防止する第1パイロットチェック弁と、
第7管路に設けられ、パイロット圧力が作用していないときに、作動油が第2管路から第4管路へ逆流することを防止する第2パイロットチェック弁と、
第3管路と第1パイロットチェック弁とに接続され、第1パイロットチェック弁にパイロット圧力を作用させるための第1油圧供給管と、
第3管路と第2パイロットチェック弁とに接続され、第2パイロットチェック弁にパイロット圧力を作用させるための第2油圧供給管と、
第6管路に設けられ、所定量の作動油を流す第1絞り弁と、
第4管路に設けられ、所定量の作動油を流す第2絞り弁と、
開いたときに、第1管路を連通すると共に、第1管路と第6管路とを接続し、閉じたときに、第1管路の連通を遮断すると共に、第1管路と第6管路とを接続しないようにするための第1開閉バルブと、
開いたときに、第3管路と、第5管路、第1油圧供給管及び第2油圧供給管とを接続し、閉じたときに、第3管路と、第5管路、第1油圧供給管及び第2油圧供給管とを接続しないようにするための第2開閉バルブと、
第1開閉バルブ、第2開閉バルブ及びオイルポンプの駆動を制御する制御部と、
リーチ型フォークリフトの走行及び停止を検出する走行センサーと、
フォークの作動及び停止を検出するフォークセンサーと、
を備え、
制御部は、
リーチ型フォークリフトが走行してフォークが停止するときには、第1開閉バルブを開き、さらに、第2開閉バルブを閉じるか、又は、オイルポンプを停止して、チェック弁、第1パイロットチェック弁及び第2パイロットチェック弁で逆流を防止し、
リーチ型フォークリフトが停止してフォークが作動するときには、第1開閉バルブを閉じ、さらに、第2開閉バルブを閉じるか、又は、オイルポンプを停止して、チェック弁、第1パイロットチェック弁及び第2パイロットチェック弁で逆流を防止し、
リーチ型フォークリフトの車高を上げるときには、第1開閉バルブ及び第2開閉バルブを開き、オイルポンプを駆動して、第1パイロットチェック弁及び第2パイロットチェック弁を逆流可能にすると共に、作動油を所定の油圧よりも高い油圧で送り、
リーチ型フォークリフトの車高を下げるときには、第1開閉バルブ及び第2開閉バルブを開き、オイルポンプを駆動して、第1パイロットチェック弁及び第2パイロットチェック弁を逆流可能にすると共に、作動油を所定の油圧よりも低い油圧で送る。
そして、作動油を供給することで、第1パイロットチェック弁及び第2パイロットチェック弁を逆流可能にし、また、第1絞り弁及び第2絞り弁で作動油の流量が少なくなるように調整することで、供給する作動油の圧力に基づいて車体を上下動できる。
図1の通り、リーチ型フォークリフトは、車体6に、前側に延出された左右のストラドルアーム62を備える。リーチ型フォークリフトは、左右のストラドルアーム62に沿って前後に進退可能なキャリッジ64を備える。キャリッジ64には、マスト63が上下方向に立設されている。リーチ型フォークリフトは、マスト63に沿って昇降案内されるリフトブラケット65を備える。リフトブラケット65には左右一対のフォーク66が支持されており、マスト63に沿ってリフトブラケット65と共にフォーク66が昇降する。
また、第6管路36には、第1パイロットチェック弁51が設けられる。第1パイロットチェック弁51は、パイロット圧力が作用していないときに、作動油が第1管路31から第4管路34への逆流を防止する。第1開閉バルブ41が一般的なスプール式電磁弁の場合、作動油の漏れが生ずる可能性があるので、第1パイロットチェック弁51を設けることによって、ドライブシリンダ11及びキャスタシリンダ21からオイルタンク80への作動油の逆流を確実に防止できる。
また、第7管路37には、第2パイロットチェック弁52が設けられる。第2パイロットチェック弁52は、パイロット圧力が作用していないときに、作動油が第2管路32から第4管路34への逆流を防止する。
図3の通り、走行センサー95がリーチ型フォークリフトの走行を検知し、フォークセンサー96がフォーク66の停止を検知するとき、制御部93は、第1開閉バルブ41を開き、第2開閉バルブ42を閉じる。従って、ドライブシリンダ11の各室11a,11bとキャスタシリンダ21の各室21a,21bとがそれぞれ第1管路31及び第2管路32によって接続される。これにより、駆動輪10と補助輪20とがそれぞれ逆方向に上下に揺動する。
図4の通り、走行センサー95がリーチ型フォークリフトの車両の停止を検知し、フォークセンサー96がフォーク66の作動を検知するとき、制御部93は、第1開閉バルブ41及び第2開閉バルブ42を閉じる。従って、ドライブシリンダ11の各室11a,11bとキャスタシリンダ21の各室21a,21bとの連通が遮断されるので、作動油がオイルタンク80に流れることがなく、ドライブシリンダ11のロッド部111とキャスタシリンダ21のロッド部211とが固定される。これにより、駆動輪10と補助輪20とが固定(ロック)される。
図5の通り、車高センサー94が、車体6の高さHが予め設定した所定高さHaよりも下がっていると判断すると、制御部93は、車体6を上げて所定高さHaにするために、次の動作を行う。
図6の通り、車高センサー94が、車体6の高さHが予め設定した所定高さHaよりも上がっていると判断すると、制御部93は、車体6を下げて所定高さHaにするために、次の動作を行う。
また、作動油が、第3管路33から、第2油圧供給管520を通じて、第2パイロットチェック弁52へ流れることにより、第2パイロットチェック弁52にパイロット圧力が作用して、第2パイロットチェック弁52が開く。
なお、メンテナンス時において、管路内の圧力やエアを抜くために、上記の車体下げ高さ調整動作を行う場合は、車高センサー94による車体6の高さHに関係なく、制御部93を操作することで、上記の高さ調整動作を行う。
路面が凍結して滑りやすい場合などに、駆動輪10の荷重を上げて滑り難くするために、図7の通り、次の動作を行う。
作動油が、第3管路33から、第1油圧供給管510を通じて、第1パイロットチェック弁51へ流れることにより、第1パイロットチェック弁51にパイロット圧力が作用して、第1パイロットチェック弁51が開く。また、作動油が、第3管路33から、第2油圧供給管520を通じて、第2パイロットチェック弁52へ流れることにより、第2パイロットチェック弁52にパイロット圧力が作用して、第2パイロットチェック弁52が開く。
2 キャスタユニット
10 駆動輪
11 ドライブシリンダ
110 ドライブシリンダのピストン部
111 ドライブシリンダのロッド部
11a ドライブシリンダの第1室
11b ドライブシリンダの第2室
20 補助輪
21 キャスタシリンダ
210 キャスタシリンダのピストン部
211 キャスタシリンダのロッド部
21a キャスタシリンダの第1室
21b キャスタシリンダの第2室
31 第1管路
32 第2管路
33 第3管路
34 第4管路
35 第5管路
36 第6管路
37 第7管路
41 第1開閉バルブ
42 第2開閉バルブ
50 チェック弁
51 第1パイロットチェック弁
52 第2パイロットチェック弁
53 第1絞り弁(流量制限手段)
54 第2絞り弁(流量制限手段)
510 第1油圧供給管
520 第2油圧供給管
6 車体
66 フォーク
80 オイルタンク
81 オイルポンプ
93 制御部
95 走行センサー
96 フォークセンサー
Claims (1)
- 一対のフォークで荷役を運搬するリーチ型フォークリフトにおいて、
駆動輪をロッド部に接続して上下に揺動するドライブシリンダと、
補助輪をロッド部に接続して上下に揺動するキャスタシリンダと、
前記ドライブシリンダ及び前記キャスタシリンダに作動油を流入及び流出するオイルタンク及びオイルポンプと、
前記ドライブシリンダ及び前記キャスタシリンダにおけるピストン部側の第1室を接続する第1管路と、
前記ドライブシリンダ及び前記キャスタシリンダにおけるロッド部側の第2室を接続する第2管路と、
前記オイルポンプに接続された第3管路と、
前記オイルタンクに接続された第4管路と、
前記第1管路と前記第3管路とを接続する第5管路と、
前記第1管路と前記第4管路とを接続する第6管路と、
前記第2管路と前記第4管路とを接続する第7管路と、
前記第5管路に設けられ、前記作動油が前記第1管路から前記第3管路へ逆流することを防止するチェック弁と、
前記第6管路に設けられ、パイロット圧力が作用していないときに、前記作動油が前記第1管路から前記第4管路へ逆流することを防止する第1パイロットチェック弁と、
前記第7管路に設けられ、パイロット圧力が作用していないときに、前記作動油が前記第2管路から前記第4管路へ逆流することを防止する第2パイロットチェック弁と、
前記第3管路と前記第1パイロットチェック弁とに接続され、前記第1パイロットチェック弁にパイロット圧力を作用させるための第1油圧供給管と、
前記第3管路と前記第2パイロットチェック弁とに接続され、前記第2パイロットチェック弁にパイロット圧力を作用させるための第2油圧供給管と、
前記第6管路に設けられ、所定量の前記作動油を流す第1絞り弁と、
前記第4管路に設けられ、所定量の前記作動油を流す第2絞り弁と、
開いたときに、前記第1管路を連通すると共に、前記第1管路と前記第6管路とを接続し、閉じたときに、前記第1管路の連通を遮断すると共に、前記第1管路と前記第6管路とを接続しないようにするための第1開閉バルブと、
開いたときに、前記第3管路と、前記第5管路、前記第1油圧供給管及び前記第2油圧供給管とを接続し、閉じたときに、前記第3管路と、前記第5管路、前記第1油圧供給管及び前記第2油圧供給管とを接続しないようにするための第2開閉バルブと、
前記第1開閉バルブ、前記第2開閉バルブ及びオイルポンプの駆動を制御する制御部と、
前記リーチ型フォークリフトの走行及び停止を検出する走行センサーと、
前記フォークの作動及び停止を検出するフォークセンサーと、
を備え、
前記制御部は、
前記リーチ型フォークリフトが走行して前記フォークが停止するときには、前記第1開閉バルブを開き、さらに、前記第2開閉バルブを閉じるか、又は、前記オイルポンプを停止して、前記チェック弁、前記第1パイロットチェック弁及び前記第2パイロットチェック弁で逆流を防止し、
前記リーチ型フォークリフトが停止して前記フォークが作動するときには、前記第1開閉バルブを閉じ、さらに、前記第2開閉バルブを閉じるか、又は、前記オイルポンプを停止して、前記チェック弁、前記第1パイロットチェック弁及び前記第2パイロットチェック弁で逆流を防止し、
前記リーチ型フォークリフトの車高を上げるときには、前記第1開閉バルブ及び前記第2開閉バルブを開き、前記オイルポンプを駆動して、前記第1パイロットチェック弁及び前記第2パイロットチェック弁を逆流可能にすると共に、前記作動油を所定の油圧よりも高い油圧で送り、
前記リーチ型フォークリフトの車高を下げるときには、前記第1開閉バルブ及び前記第2開閉バルブを開き、前記オイルポンプを駆動して、前記第1パイロットチェック弁及び前記第2パイロットチェック弁を逆流可能にすると共に、前記作動油を前記所定の油圧よりも低い油圧で送る
ことを特徴とするリーチ型フォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284871A JP5413922B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | リーチ型フォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284871A JP5413922B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | リーチ型フォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013133207A JP2013133207A (ja) | 2013-07-08 |
JP5413922B2 true JP5413922B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=48910165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011284871A Active JP5413922B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | リーチ型フォークリフト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5413922B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05221212A (ja) * | 1992-02-10 | 1993-08-31 | Kayaba Ind Co Ltd | 大型特殊車両の懸架装置 |
JP4013348B2 (ja) * | 1998-08-18 | 2007-11-28 | 株式会社豊田自動織機 | リーチフォークリフトの後輪支持装置 |
JP5075845B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2012-11-21 | 株式会社クボタ | 作業車 |
-
2011
- 2011-12-27 JP JP2011284871A patent/JP5413922B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013133207A (ja) | 2013-07-08 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130819 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131002 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131017 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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