JP6004457B1 - フォークリフト用駆動装置およびフォークリフト - Google Patents
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Abstract
【課題】ケース外への潤滑油の漏洩を防ぐことが可能なフォークリフト用駆動装置を提供する。【解決手段】駆動輪11と、走行モータ12と、第1伝達機構13と、第2伝達機構14と、ケース15とを備えたフォークリフト用駆動装置10であって、第1伝達機構13は、ベアリング18を介してケース15に取り付けられたシャフト部13aと第1歯車13bとを備える。シャフト部13aには、第1流路と、第2流路と、第3流路とが形成されている。第2流路には、シャフト部13aの回転時に遠心力により閉弁し、シャフト部13aの非回転時に開弁する弁手段21が設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、フォークリフト用駆動装置および当該駆動装置を備えたフォークリフトに関する。
フォークリフト用駆動装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のフォークリフト用駆動装置は、回転軸が鉛直方向に延びるように配置された走行モータと、走行モータよりも下方に配置された駆動輪と、走行モータの動力を駆動輪に伝達する伝達機構と、伝達機構を収容するケースとを備える。ケースには、潤滑油が貯留されている。
伝達機構は、走行モータの回転軸と一体的に回転するように一対のベアリングを介してケースに取り付けられたシャフト部と、一対のベアリング間においてシャフト部に設けられた斜歯歯車とを備える。一対のベアリングは、斜歯歯車の上側に位置する第1ベアリングと、斜歯歯車の下側に位置する第2ベアリングとからなる。
ケースには、ケース内の第1ベアリングよりも上側の上側空間と第1ベアリングよりも下側の下側空間とを連通する連通凹部が形成されている。このため、特許文献1に記載のフォークリフト用駆動装置では、斜歯歯車のポンプ作用により第1ベアリングとケースとの間のわずかな隙間を通って上側空間に漏洩した潤滑油を、連通凹部を介して下側空間に戻すことができる。
しかしながら、特許文献1に記載のフォークリフト用駆動装置では、走行中の衝撃により、下側空間の潤滑油が連通凹部を介して上側空間に漏洩することがある。連通凹部を介して上側空間に漏洩する潤滑油の量は、第1ベアリングとケースとの隙間を通って上側空間に漏洩する潤滑油の量よりも遥かに多いため、この場合、潤滑油が上側空間からケース外へ漏洩してしまうおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、ケース外への潤滑油の漏洩を防ぐことが可能なフォークリフト用駆動装置および当該駆動装置を備えたフォークリフトを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフト用駆動装置は、
回転軸が鉛直方向に延びるように配置された走行モータと、
前記走行モータよりも下方に配置された駆動輪と、
前記走行モータの動力を伝達する第1伝達機構と、
前記第1伝達機構に伝達された前記動力を前記駆動輪に伝達する第2伝達機構と、
前記第1伝達機構および前記第2伝達機構を収容するケースと、
を備えたフォークリフト用駆動装置であって、
前記第1伝達機構は、
前記回転軸と一体的に回転するようにベアリングを介して前記ケースに取り付けられたシャフト部と、
前記シャフト部の前記ベアリングから下方に離間した位置に設けられ、前記第2伝達機構の歯車と噛み合う第1歯車と、
を備え、
前記シャフト部には、
前記シャフト部内において鉛直方向に延びる第1流路と、
前記ケース内の前記ベアリングよりも上側の上側空間と前記第1流路とを連通する第2流路と、
前記第1歯車よりも上方において、前記ケース内の前記ベアリングよりも下側の下側空間と前記第1流路とを連通する第3流路と、
が形成されており、
前記第2流路には、前記シャフト部の回転時に遠心力により閉弁し、前記シャフト部の非回転時に開弁する弁手段が設けられている
ことを特徴とする。
回転軸が鉛直方向に延びるように配置された走行モータと、
前記走行モータよりも下方に配置された駆動輪と、
前記走行モータの動力を伝達する第1伝達機構と、
前記第1伝達機構に伝達された前記動力を前記駆動輪に伝達する第2伝達機構と、
前記第1伝達機構および前記第2伝達機構を収容するケースと、
を備えたフォークリフト用駆動装置であって、
前記第1伝達機構は、
前記回転軸と一体的に回転するようにベアリングを介して前記ケースに取り付けられたシャフト部と、
前記シャフト部の前記ベアリングから下方に離間した位置に設けられ、前記第2伝達機構の歯車と噛み合う第1歯車と、
を備え、
前記シャフト部には、
前記シャフト部内において鉛直方向に延びる第1流路と、
前記ケース内の前記ベアリングよりも上側の上側空間と前記第1流路とを連通する第2流路と、
前記第1歯車よりも上方において、前記ケース内の前記ベアリングよりも下側の下側空間と前記第1流路とを連通する第3流路と、
が形成されており、
前記第2流路には、前記シャフト部の回転時に遠心力により閉弁し、前記シャフト部の非回転時に開弁する弁手段が設けられている
ことを特徴とする。
上記フォークリフト用駆動装置では、
前記弁手段は、
前記第1流路側に配置された球状の弁体と、
前記上側空間側に配置され、前記上側空間側の第1面から前記第1流路側の第2面まで貫通した貫通穴を有する弁座と、
を備え、
前記貫通穴は、前記シャフト部の回転時に前記弁体が前記第2面に当接することにより閉塞状態となり、前記シャフト部の非回転時に前記弁体が前記第2面から離れることにより開放状態となるよう構成できる。
前記弁手段は、
前記第1流路側に配置された球状の弁体と、
前記上側空間側に配置され、前記上側空間側の第1面から前記第1流路側の第2面まで貫通した貫通穴を有する弁座と、
を備え、
前記貫通穴は、前記シャフト部の回転時に前記弁体が前記第2面に当接することにより閉塞状態となり、前記シャフト部の非回転時に前記弁体が前記第2面から離れることにより開放状態となるよう構成できる。
上記フォークリフト用駆動装置では、
前記第2流路は、
前記弁手段が設けられた大径流路と、
前記大径流路よりも前記第1流路側に位置し、前記弁体の径よりも小さい径を有する小径流路と、を含むよう構成できる。
前記第2流路は、
前記弁手段が設けられた大径流路と、
前記大径流路よりも前記第1流路側に位置し、前記弁体の径よりも小さい径を有する小径流路と、を含むよう構成できる。
上記フォークリフト用駆動装置では、
前記第2面は、円錐台形状の面である
ことが好ましい。
前記第2面は、円錐台形状の面である
ことが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るフォークリフトは、
上記いずれかのフォークリフト用駆動装置を備えた
ことを特徴とする。
上記いずれかのフォークリフト用駆動装置を備えた
ことを特徴とする。
本発明によれば、ケース外への潤滑油の漏洩を防ぐことが可能なフォークリフト用駆動装置および当該駆動装置を備えたフォークリフトを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るフォークリフト用駆動装置および当該駆動装置を備えたフォークリフトの実施形態について説明する。なお、前後、左右および上下の方向は、特に断りのない限り、リーチ式フォークリフトの車体(フォークリフト用駆動装置にあっては車体に装備された状態)を基準に考えるものとする。
図1に、本発明の一実施形態に係るリーチ式フォークリフト(以下、フォークリフト)100を示す。フォークリフト100は、本発明の一実施形態に係るフォークリフト用駆動装置10を備える。フォークリフト用駆動装置10は、車体1の左後部に設けられている。
フォークリフト100は、車体1の前側に延出された左右一対のストラドルレッグ2と、ストラドルレッグ2に沿って前後方向に移動するキャリッジ3と、キャリッジ3に立設された左右一対のマスト装置4と、マスト装置4に昇降可能に取り付けられた左右一対のフォーク5と、ストラドルレッグ2に設けられた左右一対の前輪(ロードホイール)6と、車体1の左後部に設けられた駆動輪(ドライブホイール)11と、車体1の右後部(運転席7の下側)に設けられたキャスタ輪(図示略)とを備える。
さらに、フォークリフト100は、車体1の上面に、駆動輪11を操舵するためのステアリングハンドル8と、レバー類9とを備える。レバー類9は、荷役レバー(リフトレバー、ティルトレバーおよびリーチレバー)とアクセルレバーとを含む。駆動輪11は、ステアリングハンドル8が操作されるとステアリング操作量に応じて旋回し、アクセルレバーが前傾または後傾されると正回転または逆回転する。
図2に、フォークリフト用駆動装置10を示す。同図に示すように、フォークリフト用駆動装置10は、駆動輪11と、走行モータ12と、第1伝達機構13および第2伝達機構14と、ケース15とを備える。
駆動輪11は、ケース15の下部に配置されている。駆動輪11の車軸11aは、ケース15内に、回転可能な状態で収容されている。
走行モータ12は、ケース15の上方に配置されている。具体的には、走行モータ12は、ケース15の上部に設けられた支持部16の上側に、回転軸12aが鉛直下方向に延びた状態で配置されている。走行モータ12は、車体1に設けられたバッテリを動力源として回転軸12aを回転させる。
第1伝達機構13は、ケース15内に収容されている。第1伝達機構13は、シャフト部13aおよび第1歯車13bを備え、走行モータ12の動力を第2伝達機構14に伝達する。
シャフト部13aは、軸心が回転軸12aの軸心の延長線と一致するように、回転軸12aの真下に配置されている。シャフト部13aは、筒状の連結部材17を介して回転軸12aに連結されているとともに、第1ベアリング18および第2ベアリング19を介してケース15に取り付けられている。シャフト部13aは、回転軸12aと一体的に回転する。
第1歯車13bは、シャフト部13aの第1ベアリング18と第2ベアリング19との間で、かつシャフト部13aの第1ベアリング18から下方に離間した位置に設けられている。第1歯車13bは、シャフト部13aと一体的に回転する。第1歯車13bは、第2伝達機構14の第2歯車14aと噛み合い、走行モータ12の動力を第2伝達機構14に伝達する。
図3に示すように、シャフト部13aには、第1流路C1と、第2流路C2と、第3流路C3とが形成されている。第1流路C1は、シャフト部13a内においてシャフト部13aの中心を鉛直方向に延びるように形成されている。第1流路C1は、シャフト部13aの上面から第1ベアリング18と第1歯車13bの間の位置まで延びている。第1流路C1の上端には、第1流路C1を閉塞する部材(本実施形態では、プラグ)20が設けられている(図2参照)。このため、第1流路C1を流れる潤滑油が、第1流路C1の上端から漏洩することはない。
第2流路C2は、シャフト部13a内において水平方向に延びるように形成されている。第2流路C2は、シャフト部13aの外周面から第1流路C1まで延び、ケース15内の第1ベアリング18よりも上側の上側空間S1と第1流路C1とを連通する。第2流路C2の下端は、第1ベアリング18の上面とほぼ同じ高さになっている。第2流路C2は、上側空間S1側(シャフト部13aの外周面側)に位置する大径流路C21と、第1流路C1側に位置する小径流路C22とを含む。大径流路C21には、弁手段21が設けられている。
弁手段21は、シャフト部13aの回転時に遠心力により閉弁し、シャフト部13aの非回転時に開弁する。弁手段21は、球状の弁体22と、弁座23とを備える。弁体22は第1流路C1側に配置され、弁座23は上側空間S1側(シャフト部13aの外周面側)に配置されている。弁体22の径は、大径流路C21の径よりも小さく、小径流路C22の径よりも大きい。このため、弁体22が大径流路C21から小径流路C22に移動することはない。
図4(A)に示すように、弁座23は、上側空間S1側(シャフト部13aの外周面側)の第1面23aから第1流路C1側の第2面23bまで貫通した貫通穴23cを有する。第2面23bは、弁体22と弁座23との密着性を向上させるために円錐台形状に形成されたシート面である。貫通穴23cは、上側空間S1側(シャフト部13aの外周面側)の六角穴と、当該六角穴に連通した弁体22側の丸穴とからなる。丸穴の径は、弁体22の径よりも小さい。弁座23は、例えば、六角穴付きの止めネジに上記シート面(第2面23b)および上記丸穴を形成することにより作製される。
貫通穴23cは、シャフト部13aの回転時に弁体22が第2面23bに当接することにより閉塞状態となり、シャフト部13aの非回転時に弁体22が第2面23bから離れることにより開放状態となる。貫通穴23cが閉塞状態になることは、弁手段21が閉状態(閉弁した状態)になることと同義であり、貫通穴23cが開放状態になることは、弁手段21が開状態(開弁した状態)になることと同義である。弁手段21が開状態になると、図4(B)に示すように、弁体22と弁座23との間に流路が形成される。
図3を参照して、第3流路C3は、シャフト部13a内において水平方向に延びるように形成されている。第3流路C3は、第1ベアリング18と第1歯車13bとの間においてシャフト部13aの外周面から第1流路C1まで延び、ケース15内の第1ベアリング18よりも下側の下側空間S2と第1流路C1とを連通する。
図2を参照して、第2伝達機構14は、第2歯車14aと、第3歯車14bと、第4歯車14cと、第5歯車14dとを備え、第1伝達機構13から伝達された動力を駆動輪11に伝達する。第2伝達機構14では、第2歯車14aが回転することにより第3歯車14bおよび第4歯車14cが回転し、第4歯車14cが回転することにより駆動輪11の車軸11aに取り付けられた第5歯車14dが回転する。第5歯車14dが回転することにより、車軸11aが回転して駆動輪11が回転する。
ケース15は、第1ケース15aと、第2ケース15bと、第3ケース15cとを備え、第1伝達機構13および第2伝達機構14を収容する。第1ケース15aは、第1伝達機構13のうち第1歯車13bよりも上側の部分を収容する。第2ケース15bは、第1伝達機構13のうち第1歯車13bおよびその下側の部分と、第2伝達機構14のうちの第4歯車14cよりも上側の部分とを収容する。第3ケース15cは、第2伝達機構14のうち第4歯車14cおよび第5歯車14dを収容する。ケース15内には、第1歯車13bの中間部分まで潤滑油が貯留されている。
本実施形態に係るフォークリフト100およびフォークリフト用駆動装置10では、フォークリフト100の走行時は常にシャフト部13aが回転するので、遠心力により弁体22が弁座23の第2面23bに当接して弁手段21が閉状態になる。その結果、第2流路C2が閉塞状態になるので、図5(A)に示すように、下側空間S2から第3流路C3および第1流路C1を経由して第2流路C2に流れ込んだ潤滑油は、弁手段21によりせき止められる。このため、本実施形態に係るフォークリフト100およびフォークリフト用駆動装置10によれば、潤滑油が第2流路C2から上側空間S1に漏洩するのを防ぐことができる。
また、本実施形態に係るフォークリフト100およびフォークリフト用駆動装置10では、フォークリフト100の停止時はシャフト部13aが回転しないので、弁体22が弁座23の第2面23bから離れて弁手段21が開状態になる。その結果、第2流路C2が開放状態になるので、第1ベアリング18と第1ケース15aの隙間や第1ベアリング18のゴムシール18aを通って上側空間S1に漏洩した微量の潤滑油は、図5(B)に示すように、自重で第2流路C2、第1流路C1および第3流路C3を経由して下側空間S2に戻る。このため、本実施形態に係るフォークリフト100およびフォークリフト用駆動装置10によれば、上側空間S1に潤滑油が溜まるのを防ぐことができる。
したがって、本実施形態に係るフォークリフト100およびフォークリフト用駆動装置10によれば、潤滑油が上側空間S1からケース15外へ漏洩してしまうのを防ぐことができる。
以上、本発明に係るフォークリフトおよびフォークリフト用駆動装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、弁手段21は、シャフト部13aの回転時に遠心力により閉弁し、シャフト部13aの非回転時に開弁するのであれば、その構成を適宜変更することができる。
上記実施形態では、第2流路C2を大径流路C21と小径流路C22とで構成し、大径流路C21と小径流路C22との境界で生じる段差によって、弁体22の第1流路C1側への移動を規制しているが、弁体22の第1流路C1側への移動を規制する移動規制手段を弁手段21が備えていてもよい。弁手段21が移動規制手段を備えている場合、第2流路C2は大径流路C21のみで構成することができる。
第1伝達機構13は、回転軸12aと一体的に回転するように第1ベアリング18を介してケース15に取り付けられたシャフト部13aを備え、走行モータ12の動力を第2伝達機構14に伝達することができるのであれば、その構成を適宜変更することができる。
第2伝達機構14は、第1伝達機構13から伝達された動力を駆動輪11に伝達することができるのであれば、その構成を適宜変更することができる。
第1流路C1は、シャフト部13a内において鉛直方向に延びていればよい。第2流路C2は、弁手段21が収まる程度の径を有し、上側空間S1と第1流路C1とを連通していればよい。第3流路C3は、下側空間S2と第1流路C1とを連通していればよい。
ケース15は、第1伝達機構13および第2伝達機構14を収容することができ、かつ潤滑油を貯留することができるのであれば、その構成を適宜変更することができる。
本発明のフォークリフト用駆動装置は、リーチ式フォークリフト以外のフォークリフトにも適用することができる。言い換えれば、本発明のフォークリフトは、リーチ式フォークリフトに限定されない。
C1 第1流路
C2 第2流路
C21 大径流路
C22 小径流路
C3 第3流路
S1 上側空間
S2 下側空間
1 車体
2 ストラドルレッグ
3 キャリッジ
4 マスト装置
5 フォーク
6 前輪
7 運転席
8 ステアリングハンドル
9 レバー類
10 フォークリフト用駆動装置
11 駆動輪
11a 車軸
12 走行モータ
12a 回転軸
13 第1伝達機構
13a シャフト部
13b 第1歯車
14 第2伝達機構
14a 第2歯車
14b 第3歯車
14c 第4歯車
14d 第5歯車
15 ケース
15a 第1ケース
15b 第2ケース
15c 第3ケース
16 支持部
17 連結部材
18 第1ベアリング
18a ゴムシール
19 第2ベアリング
20 プラグ
21 弁手段
22 弁体
23 弁座
23a 第1面
23b 第2面(シート面)
23c 貫通穴
100 リーチ式フォークリフト
C2 第2流路
C21 大径流路
C22 小径流路
C3 第3流路
S1 上側空間
S2 下側空間
1 車体
2 ストラドルレッグ
3 キャリッジ
4 マスト装置
5 フォーク
6 前輪
7 運転席
8 ステアリングハンドル
9 レバー類
10 フォークリフト用駆動装置
11 駆動輪
11a 車軸
12 走行モータ
12a 回転軸
13 第1伝達機構
13a シャフト部
13b 第1歯車
14 第2伝達機構
14a 第2歯車
14b 第3歯車
14c 第4歯車
14d 第5歯車
15 ケース
15a 第1ケース
15b 第2ケース
15c 第3ケース
16 支持部
17 連結部材
18 第1ベアリング
18a ゴムシール
19 第2ベアリング
20 プラグ
21 弁手段
22 弁体
23 弁座
23a 第1面
23b 第2面(シート面)
23c 貫通穴
100 リーチ式フォークリフト
Claims (5)
- 回転軸が鉛直方向に延びるように配置された走行モータと、
前記走行モータよりも下方に配置された駆動輪と、
前記走行モータの動力を伝達する第1伝達機構と、
前記第1伝達機構に伝達された前記動力を前記駆動輪に伝達する第2伝達機構と、
前記第1伝達機構および前記第2伝達機構を収容するケースと、
を備えたフォークリフト用駆動装置であって、
前記第1伝達機構は、
前記回転軸と一体的に回転するようにベアリングを介して前記ケースに取り付けられたシャフト部と、
前記シャフト部の前記ベアリングから下方に離間した位置に設けられ、前記第2伝達機構の歯車と噛み合う第1歯車と、
を備え、
前記シャフト部には、
前記シャフト部内において鉛直方向に延びる第1流路と、
前記ケース内の前記ベアリングよりも上側の上側空間と前記第1流路とを連通する第2流路と、
前記第1歯車よりも上方において、前記ケース内の前記ベアリングよりも下側の下側空間と前記第1流路とを連通する第3流路と、
が形成されており、
前記第2流路には、前記シャフト部の回転時に遠心力により閉弁し、前記シャフト部の非回転時に開弁する弁手段が設けられている
ことを特徴とするフォークリフト用駆動装置。 - 前記弁手段は、
前記第1流路側に配置された球状の弁体と、
前記上側空間側に配置され、前記上側空間側の第1面から前記第1流路側の第2面まで貫通した貫通穴を有する弁座と、
を備え、
前記貫通穴は、前記シャフト部の回転時に前記弁体が前記第2面に当接することにより閉塞状態となり、前記シャフト部の非回転時に前記弁体が前記第2面から離れることにより開放状態となる
ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト用駆動装置。 - 前記第2流路は、
前記弁手段が設けられた大径流路と、
前記大径流路よりも前記第1流路側に位置し、前記弁体の径よりも小さい径を有する小径流路と、を含む
ことを特徴とする請求項2に記載のフォークリフト用駆動装置。 - 前記第2面は、円錐台形状の面である
ことを特徴とする請求項2または3に記載のフォークリフト用駆動装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフト用駆動装置を備えた
ことを特徴とするフォークリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015183227A JP6004457B1 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | フォークリフト用駆動装置およびフォークリフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015183227A JP6004457B1 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | フォークリフト用駆動装置およびフォークリフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6004457B1 true JP6004457B1 (ja) | 2016-10-05 |
JP2017057055A JP2017057055A (ja) | 2017-03-23 |
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ID=57048572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015183227A Active JP6004457B1 (ja) | 2015-09-16 | 2015-09-16 | フォークリフト用駆動装置およびフォークリフト |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP6004457B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0814370A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-16 | Kawasaki Steel Corp | 車輪組立体 |
JP2013212918A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Toyota Industries Corp | バッテリ式フォークリフト |
-
2015
- 2015-09-16 JP JP2015183227A patent/JP6004457B1/ja active Active
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