JP5413261B2 - 半導体パッケージの防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー素子を内蔵する半導体パッケージの防水構造に関する。
従来から、ヒートシンクの上面に絶縁樹脂層、接着樹脂層を介してリードフレームを配置するとともにその上に半導体素子を搭載し、ヒートシンクの下面を除く全体を樹脂モールドした半導体パッケージが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この半導体パッケージは、ヒートシンクの下面を放熱フィン等の他の部材に接触させた状態で実装され、半導体素子で発生した熱をヒートシンクを介して他の部材に伝達することで冷却される。
特許第3846699号明細書
ところで、特許文献1に開示された半導体パッケージは、ヒートシンクの下面を放熱フィン等に接触させることで半導体素子の熱を伝達することで冷却しているため、ヒートシンクと放熱フィンとの間に隙間があると、ヒートシンクから放熱フィン等への伝熱が阻害され、十分な冷却性を得られないという問題があった。特に、この隙間に水が浸入すると、腐食の発生を助長してこれらの間の伝熱性がさらに低下するため好ましくない。このため、この半導体パッケージの周囲を他の部材で覆って被水から保護する場合が考えられるが、この場合には冷却性向上のために半導体パッケージ周辺に冷却風を導入することができなくなるため、冷却性改善が難しくなる。また、冷却性向上のためにヒートシンクと放熱フィン等の間に伝熱材を介在させる場合も考えられるが、伝熱材まで水が浸入するとこの伝熱材が削り取られたり、剥がれたりするおそれがあり、良好な冷却性が維持できなくなる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、露出したヒートシンク表面に水等が浸入することを防止することができ、良好な冷却性を確保することができる半導体パッケージの防水構造を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の半導体パッケージの防水構造は、ヒートシンクと、ヒートシンクの一方の面に搭載された半導体素子とを有し、半導体素子が搭載された面を少なくとも含んで樹脂モールドされた半導体パッケージと、半導体素子が搭載された面と反対側のヒートシンクの他方の面に伝熱材を介して配置された放熱部材とを備え、放熱部材は、ヒートシンクとの接合面を覆う壁部を有している。
放熱部材とヒートシンクの間の接合面が壁部によって覆われているため、接合面に配置された伝熱材に直接水がかかることを防止することができ、埃やゴミが付着することもなく、良好な冷却性を確保することができる。また、放熱部材の形状を工夫することで防水構造を実現しているため、部品点数の増加を防止して、コスト増加を抑えることができる。
また、上述した放熱部材は、側面が壁部となる凹部を有する。放熱部材の凹部に半導体パッケージを埋め込むことができるため、組み付け後の半導体パッケージの高さを低くすることができる。また、放熱部材とヒートシンクの間の接合面の周囲全体が凹部の側面によって覆われるため、より高い防水効果を得ることができる。
また、上述した半導体パッケージは1組以上の対向する辺のそれぞれに固定用端子を有し、固定用端子を用いて、放熱部材に半導体パッケージをネジ固定する固定部を有する。半導体パッケージをネジ固定することにより、ネジの締め付け方向だけでなくこれと垂直な方向の固定強度を容易に確保することができる。また、ネジ固定を採用することにより、半導体パッケージが故障したときに取り外しが容易となる。さらに、ネジ固定によって強固な固定を行うことにより、ヒートシンクと放熱部材とをより強く密着させることができ、接合面の防水性をさらに高めることができる。
また、上述した放熱部材は、固定用端子を内包する段差部を有し、半導体パッケージを放熱部材にネジ固定する際に、段差部を固定用端子のガイドとして用いる。段差部内に固定用端子を収納することが可能となるため、固定用端子の高さを低くして他の部品と干渉することを防止することができる。また、段差部を固定用端子のガイドとして用いて放熱部材に半導体パッケージを取り付けることができるため、取り付けが容易となって組付性を向上させることができる。
一実施形態の半導体パッケージの構成を示す断面図である。 図1に示す半導体パッケージの平面図である 半導体パッケージの変形例を示す図である。 図3に示す半導体パッケージの平面図である。 放熱部材の変形例を示す図である。 図5に示す放熱部材の平面図である。 放熱部材の他の変形例を示す図である。 図7に示す放熱部材の平面図である。 図7に示す放熱部材の部分的な斜視図である。 半導体パッケージが一部に用いられる車両用発電機の構成を示す図である。 整流器モジュールの構成を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の半導体パッケージについて、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の半導体パッケージの構成を示す断面図である。また、図2は図1に示す半導体パッケージの平面図である。
図1に示すように、本実施形態の半導体パッケージ100は、ヒートシンク110、パワー素子(半導体素子)112、リードフレーム116、118、絶縁シート124、制御回路126、モールド樹脂130を含んで構成されている。
ヒートシンク110は、熱伝導性が良好な金属板によって構成され、樹脂モールドされた状態で下面が半導体パッケージ100の外部に露出している。パワー素子112は、パワーMOSFET等の素子であって、制御回路126やその他の素子に比べて発熱量が大きい。パワー素子112はリードフレーム116上に搭載されており、このリードフレーム116は絶縁シート124を介してヒートシンク110上に搭載されている。パワー素子112は、リードフレーム116上に半田で接合(半田付け)されている。また、制御回路126は、パワー素子112と接続され、パワー素子112を駆動したり、パワー素子112周辺の温度検出を行うとともにその他の各種の処理を行う。この制御回路126はリードフレーム118上に搭載されており、このリードフレーム118は絶縁シート124を介してヒートシンク110上に搭載されている。制御回路126は、リードフレーム118上に半田で接合(半田付け)あるいは銀ペーストを用いて接合されている。
絶縁シート124は、絶縁性および接着性を有する。この絶縁シート124は、熱伝導率が良好(例えば、熱伝導率が7.5W/(m・K)以上)であって、パワー素子112で発生した熱を効率よくヒートシンク110に伝えることができる。また、絶縁シート124は、少なくとも、リードフレーム116、118の当接する下面を包含し、かつ、ヒートシンク110の上面より小さい。したがって、ヒートシンク110の上面の一部は、絶縁シート124によって遮蔽されずに絶縁シート124の周囲に露出している。
また、ヒートシンク110の上面であって絶縁シート124によって覆われていない領域(露出した領域)にはパッド140、142が形成されている。一方のパッド140は、パワー素子112のグランド端子とボンディングワイヤ141を用いて接続されており、他方のパッド142は、制御回路126のグランド端子とボンディングワイヤ143を用いて接続されている。また、パワー素子112と制御回路126はボンディングワイヤ144を用いて接続されている。
ところで、本実施形態のヒートシンク110は下面が外部に露出しており、このヒートシンク110と外部の放熱部材200と伝熱材210を介して接触している。放熱部材200は、ヒートシンク110の熱を効率よく伝達して放熱するためのものである。例えば、後述するように半導体パッケージ100を車両用発電機に搭載する場合を考えると、車両用発電機のフレームやこのフレームとは別に設けられた放熱フィンが放熱部材200に相当する。伝熱材210は、伝熱性、導電性に優れるシート部材あるいはペースト状部材が用いられる。伝熱材210を間に介在させることにより、放熱部材200とヒートシンク110の間に密着性を確保することができる。
図1に示すように、放熱部材200は、側面が壁部220となる凹部230を有する。この壁部220によって、放熱部材200とヒートシンク110との接合面(伝熱材210)が覆われる。また、半導体パッケージ100は、放熱部材200の上面に沿って水平に突出する固定用端子150を備えている。この固定用端子150は、長方形形状を有する半導体パッケージ100の対向する2つの短辺の中央位置に設けられており、ネジを通すための穴が形成されている。半導体パッケージ100は、固定用端子150の穴にネジを通して締め付けることにより、放熱部材200にネジ固定される。
このように、本実施形態の半導体パッケージ100では、放熱部材200とヒートシンク110の間の接合面が壁部220によって覆われているため、接合面に配置された伝熱材210に直接水がかかることを防止することができ、埃やゴミが付着することもなく、良好な冷却性を確保することができる。また、放熱部材200の形状を工夫することで防水構造を実現しているため、部品点数の増加を防止して、コスト増加を抑えることができる。
また、放熱部材200の凹部230に半導体パッケージ100を埋め込むことができるため、組み付け後の半導体パッケージ100の高さ(放熱部材200表面に対する高さ)を低くすることができる。また、放熱部材200とヒートシンク110の間の接合面の周囲全体が凹部230の側面によって覆われるため、より高い防水効果を得ることができる。
また、固定用端子150を用いて放熱部材200に半導体パッケージ100をネジ固定することにより、ネジの締め付け方向だけでなくこれと垂直な方向の固定強度を容易に確保することができる。また、ネジ固定を採用することにより、半導体パッケージ100が故障したときに取り外しが容易となる。さらに、ネジ固定によって強固な固定を行うことにより、ヒートシンク110と放熱部材200とをより強く密着させることができ、接合面の防水性をさらに高めることができる。
図3は、半導体パッケージの変形例を示す図である。図4は、図3に示す半導体パッケージの平面図である。図3および図4に示す半導体パッケージ100Aは、図1に示した半導体パッケージ100に対して、固定用端子150を固定用端子160に置き換えた点が異なっている。固定用端子160は、半導体パッケージ100Aの外周を包囲するつば形状を有している。固定用端子160の各辺中央位置には穴が設けられており、この穴にネジを通して締め付けることより、放熱部材200への半導体パッケージ100Aのネジ固定が行われる。半導体パッケージ100Aの側面と放熱部材200の壁部220との境界部が、このつば形状の固定用端子160によって覆われる。これにより、この境界部への水や埃等の侵入を確実に排除することができる。
図5は、放熱部材の変形例を示す図である。図6は、図5に示す放熱部材の平面図である。図5および図6に示す放熱部材200Aは、図1および図2に示した放熱部材200に対して、半導体パッケージ100の固定用端子150を内包する段差部240を有する点が異なっている。この段差部240は、固定用端子150の形状に合わせて、放熱部材200Aの壁部220Aの高さを階段状に部分的に低くしたものである。この段差部240は、半導体パッケージ100を放熱部材200Aにネジ固定する際に、固定用端子150のガイドとして機能する。
段差部240内に固定用端子150を収納することが可能となるため、固定用端子150の高さを低くして他の部品と干渉することを防止することができる。また、段差部240を固定用端子150のガイドとして用いて放熱部材200Aに半導体パッケージ100を取り付けることができるため、取り付けが容易となって組付性を向上させることができる。
図7は、放熱部材の他の変形例を示す図である。図8は、図7に示す放熱部材の平面図である。図9は、図7に示す放熱部材の部分的な斜視図である。これらの図に示す放熱部材200Bは、図1および図2に示した放熱部材200に対してリブ250を有する点が異なっている。このリブ250は、半導体パッケージ100の側面形状に沿ってその周囲を包囲する壁部である。また、このリブ250は、半導体パッケージ100の側面から突出している固定用端子150に対応する位置を切り欠いた形状を有しており、この切り欠き形状部分において、固定用端子150を用いたネジ固定が行われる。
リブ250によってその内側に凹部を形成しているため、リブ250の外側と内側の面の高さを同じにすることができ、しかもその間にリブ250が配置されるため、放熱部材200Bの表面を辿って流れ込んでくる水が半導体パッケージ100と放熱部材200Bの接合面に直接かかることを防止することができる。また、リブ250内部に水が侵入した場合であっても、リブ250の切り欠き形状部分からリブ内部の水を排出することが可能となる。
次に、上述した半導体パッケージ100、100Aの好適な適用例を説明する。図10は、半導体パッケージ100、100Aが一部に用いられる車両用発電機の構成を示す図である。図10に示す車両用発電機1は、2つの固定子巻線2、3、界磁巻線4、2つの整流器モジュール群5、6、発電制御装置7を含んで構成されている。
一方の整流器モジュール群5は、一方の固定子巻線2に接続されており、全体で三相全波整流回路が構成されている。この整流器モジュール群5は、固定子巻線2の相数に対応する数(三相巻線の場合には3個)の整流器モジュール5X、5Y、5Zを備えている。整流器モジュール5Xは、固定子巻線2に含まれるX相巻線に接続されている。整流器モジュール5Yは、固定子巻線2に含まれるY相巻線に接続されている。整流器モジュール5Zは、固定子巻線2に含まれるZ相巻線に接続されている。
他方の整流器モジュール群6は、一方の固定子巻線3に接続されており、全体で三相全波整流回路が構成されている。この整流器モジュール群6は、固定子巻線3の相数に対応する数(三相巻線の場合には3個)の整流器モジュール6U、6V、6Wを備えている。整流器モジュール6Uは、固定子巻線3に含まれるU相巻線に接続されている。整流器モジュール6Vは、固定子巻線3に含まれるV相巻線に接続されている。整流器モジュール6Wは、固定子巻線3に含まれるW相巻線に接続されている。
発電制御装置7は、界磁巻線4に流す励磁電流を制御することにより、車両用発電機1の発電電圧(各整流器モジュールの出力電圧)を制御する。また、発電制御装置7は、通信端子および通信線を介してECU8(外部制御装置)と接続されており、ECU8との間で双方向のシリアル通信(例えば、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルを用いたLIN通信)を行い、通信メッセージを送信あるいは受信する。
車両用発電機1はこのような構成を有しており、この中に含まれる整流器モジュール5X等のそれぞれが半導体パッケージ100、100Aによって実現される。
図11は、整流器モジュール5Xの構成を示す図である。なお、他の整流器モジュール5Y、5Z、6U、6V、6Wも同じ構成を有している。図11に示すように、整流器モジュール5Xは、3つのMOSトランジスタ50、51、52、電流検出素子53、制御回路54を備えている。MOSトランジスタ50は、ソースが固定子巻線2のX相巻線に接続され、ドレインがMOSトランジスタ52を介してバッテリ9の正極端子に接続されたハイサイド側のスイッチ素子である。MOSトランジスタ51は、ドレインがX相巻線に接続され、ソースが電流検出素子53を介してバッテリ9の負極端子(アース)に接続されたローサイド側のスイッチ素子である。
MOSトランジスタ52は、ハイサイド側のMOSトランジスタ50とバッテリ9の正極端子との間に挿入され、ドレインがMOSトランジスタ50のドレイン側に接続されたスイッチ素子であり、バッテリ逆接続時およびロードダンプサージ抑止のための保護用に用いられる。MOSトランジスタ50、51のみが備わった構成では、バッテリ9が逆接続されたときに、MOSトランジスタ50、51のボディーダイオードを介して大電流が流れるが、逆接続時にこの保護用のMOSトランジスタ52をオフすることにより、MOSトランジスタ50、51のボディダイオードを介して流れる電流を阻止することができる。また、車両用発電機1に接続されたバッテリ9が外れた場合に固定子巻線2のX相巻線に大きなロードダンプサージが発生するが、このときにMOSトランジスタ52をオフすることにより、車両用発電機1から電気負荷10、12等に大きなサージ電圧が印加されることを阻止することができる。上述したMOSトランジスタ50、51、52が半導体パッケージ100のパワー素子112に対応し、制御回路54が半導体パッケージ100、100Aの制御回路126に対応する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、整流器モジュール5X等を半導体パッケージ100、110Aを用いて実現する適用例について説明したが、発電制御装置7にも、界磁巻線4に流れる励磁電流を断続するパワー素子と、その断続タイミング等を制御する制御回路が備わっているため、発電制御装置7を半導体パッケージ100、100Aの構造を用いて実現するようにしてもよい。また、半導体パッケージ100、100Aの適用例は車両用発電機に限定されず、パワー素子を含むものであればその他の装置であってもよい。
また、上述した実施形態では、長方形形状のヒートシンク110を用いたが、台形形状としてもよい。台形形状にすることにより、半導体パッケージ100等を円周方向に配置しても内径側で隣接する半導体パッケージ100等と干渉することなくかつ隙間を少なく配置することが可能となる。その結果、ヒートシンク110を大きくすることが可能となり、冷却性の向上を図ることができる。
上述したように、本発明によれば、放熱部材200とヒートシンク110の間の接合面が壁部220によって覆われているため、接合面に配置された伝熱材210に直接水がかかることを防止することができ、埃やゴミが付着することもない。また、放熱部材200の形状を工夫することで防水構造を実現しているため、部品点数の増加を防止して、コスト増加を抑えることができる。
100、100A 半導体パッケージ
110 ヒートシンク
112 パワー素子
116、118 リードフレーム
124 絶縁シート
126 制御回路
130 モールド樹脂
150、160 固定用端子
200、200A、200B 放熱部材
210 伝熱材
220 壁部
230 凹部
240 段差部
250 リブ

Claims (1)

  1. ヒートシンクと、前記ヒートシンクの一方の面に搭載された半導体素子とを有し、前記半導体素子が搭載された面を少なくとも含んで樹脂モールドされた半導体パッケージと、
    前記半導体素子が搭載された面と反対側の前記ヒートシンクの他方の面に伝熱材を介して配置された放熱部材と、
    を備え、前記放熱部材は、側面が前記ヒートシンクとの接合面を覆う壁部となる凹部を有するとともに、前記半導体パッケージは、1組以上の対向する辺のそれぞれに固定用端子を有し、
    前記固定用端子を用いて前記放熱部材に前記半導体パッケージをネジ固定する固定部を有し、
    前記放熱部材は、前記固定用端子を内包する段差部を有し、
    前記半導体パッケージを前記放熱部材にネジ固定する際に、前記段差部を前記固定用端子のガイドとして用いることを特徴とする半導体パッケージの防水構造。
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