JP5263189B2 - 半導体パッケージの防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パワー素子を内蔵する半導体パッケージの防水構造に関する。
従来から、ヒートシンクの上面に絶縁樹脂層、接着樹脂層を介してリードフレームを配置するとともにその上に半導体素子を搭載し、ヒートシンクの下面を除く全体を樹脂モールドした半導体パッケージが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この半導体パッケージは、ヒートシンクの下面を放熱フィン等の他の部材に接触させた状態で実装され、半導体素子で発生した熱をヒートシンクを介して他の部材に伝達することで冷却される。
特許第3846699号明細書
ところで、特許文献1に開示された半導体パッケージは、ヒートシンクの下面を放熱フィン等に接触させることで半導体素子の熱を伝達することで冷却しているため、ヒートシンクと放熱フィンとの間に隙間があると、ヒートシンクから放熱フィン等への伝熱が阻害され、十分な冷却性を得られないという問題があった。特に、この隙間に水が浸入すると、腐食の発生を助長してこれらの間の伝熱性がさらに低下するため好ましくない。このため、この半導体パッケージの周囲を他の部材で覆って被水から保護する場合が考えられるが、この場合には冷却性向上のために半導体パッケージ周辺に冷却風を導入することができなくなるため、冷却性改善が難しくなる。また、冷却性向上のためにヒートシンクと放熱フィン等の間に伝熱材を介在させる場合も考えられるが、伝熱材まで水が浸入するとこの伝熱材が削り取られたり、剥がれたりするおそれがあり、良好な冷却性が維持できなくなる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、露出したヒートシンク表面に水等が浸入することを防止することができ、良好な冷却性を確保することができる半導体パッケージの防水構造を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の半導体パッケージの防水構造は、ヒートシンクとヒートシンクの一方の面に搭載された半導体素子とを有して半導体素子が搭載された面を少なくとも含んで樹脂モールドされた半導体パッケージと、半導体素子が搭載された面と反対側のヒートシンクの他方の面に伝熱材を介して配置された放熱部材とを備え、放熱部材はヒートシンクに当接する凸部を有し、凸部に半導体パッケージを嵌合させている。具体的には、半導体パッケージは、凸部に対応する凹部を有する。
放熱部材の凸部の先端において放熱部材とヒートシンクとの接触を伝熱材を介して行っているため、これらの間の伝熱性を高め、良好な冷却性を確保することができる。また、凸部の段差部分があるため、伝熱材近傍まで水等の異物が浸入することを防止することができ、伝熱材が削り取られたり、剥離することがなく、良好な冷却性を維持することができる。また、上述したようにして伝熱材近傍への水の浸入を防止することができることから、半導体パッケージを他の部材で覆う場合であっても、この他の部材に形成された吸入窓から冷却風を導入して半導体パッケージを冷却することが可能になり、さらに冷却性を向上させることが可能となる。さらに、放熱部材の凸部に半導体パッケージの凹部を嵌め込んで半導体パッケージの実装を行うことができるため、位置決めがしやすく、組み付け作業が容易となる。
また、上述した凹部は、ヒートシンクに形成されている。放熱部材の凸部の先端面および両側面にヒートシンクを接触させることができるため、ヒートシンクの放熱性をさらに良好にした高い冷却性を確保することが可能となる。
また、上述した凹部を形成するヒートシンクの側面とモールド樹脂の側面とが段差のない面を形成する。半導体パッケージはヒートシンク側面まで樹脂モールドされており、段差のない側面形状を有するため、浸入した水が段差部分で滞留することがなく、さらに高い防水効果を得ることができる。
また、上述したヒートシンクは、放熱部材にネジ固定するためのつば部を有することが望ましい。半導体パッケージをネジ固定することができるため、取り付けおよび取り外しが容易となる。また、半導体パッケージを放熱部材の凸部に嵌め込んだ状態でネジ固定するため、ネジの締め付け方向だけでなくこれと垂直な方向の固定強度を容易に確保することができ、電気接続用に用いられる端子に作用する応力を低減することが可能となる。
一実施形態の半導体パッケージの構成を示す断面図である。 ヒートシンク単体の平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図図である。 半導体パッケージの変形例を示す図である。 放熱部材変形例を示す図である。 半導体パッケージが一部に用いられる車両用発電機の構成を示す図である。 整流器モジュールの構成を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の半導体パッケージについて、図面を参照しながら説明する。図1は、一実施形態の半導体パッケージの構成を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態の半導体パッケージ100は、ヒートシンク110、パワー素子(半導体素子)112、リードフレーム116、118、絶縁シート124、制御回路126、モールド樹脂130を含んで構成されている。
ヒートシンク110は、熱伝導性が良好な金属板によって構成され、樹脂モールドされた状態で下面が半導体パッケージ100の外部に露出している。パワー素子112は、パワーMOSFET等の素子であって、制御回路126やその他の素子に比べて発熱量が大きい。パワー素子112はリードフレーム116上に搭載されており、このリードフレーム116は絶縁シート124を介してヒートシンク110上に搭載されている。パワー素子112は、リードフレーム116上に半田で接合(半田付け)されている。また、制御回路126は、パワー素子112と接続され、パワー素子112を駆動したり、パワー素子112周辺の温度検出を行うとともにその他の各種の処理を行う。この制御回路126はリードフレーム118上に搭載されており、このリードフレーム118は絶縁シート124を介してヒートシンク110上に搭載されている。制御回路126は、リードフレーム118上に半田で接合(半田付け)あるいは銀ペーストを用いて接合されている。
絶縁シート124は、絶縁性および接着性を有する。この絶縁シート124は、熱伝導率が良好(例えば、熱伝導率が7.5W/(m・K)以上)であって、パワー素子112で発生した熱を効率よくヒートシンク110に伝えることができる。また、絶縁シート124は、少なくとも、リードフレーム116、118の当接する下面を包含し、かつ、ヒートシンク110の上面より小さい。したがって、ヒートシンク110の上面の一部は、絶縁シート124によって遮蔽されずに絶縁シート124の周囲に露出している。
また、ヒートシンク110の上面であって絶縁シート124によって覆われていない領域(露出した領域)にはパッド140、142が形成されている。一方のパッド140は、パワー素子112のグランド端子とボンディングワイヤ141を用いて接続されており、他方のパッド142は、制御回路126のグランド端子とボンディングワイヤ143を用いて接続されている。また、パワー素子112と制御回路126はボンディングワイヤ144を用いて接続されている。
ところで、本実施形態のヒートシンク110は下面が外部に露出しており、このヒートシンク110と外部の放熱部材200と伝熱材210を介して接触している。放熱部材200は、ヒートシンク110の熱を効率よく伝達して放熱するためのものである。例えば、後述するように半導体パッケージ100を車両用発電機に搭載する場合を考えると、車両用発電機のフレームやこのフレームとは別に設けられた放熱フィンが放熱部材200に相当する。伝熱材210は、伝熱性、導電性に優れるシート部材あるいはペースト状部材が用いられる。伝熱材210を間に介在させることにより、放熱部材200とヒートシンク110の間に隙間が生じることを防止することができる。
図1に示すように、放熱部材200は、ヒートシンク110に当接する凸部200Aを有する。また、ヒートシンク110は、放熱部材200の凸部200Aに対応する凹部110Aを有する。図2は、ヒートシンク110単体の平面図である。図3は図2のIII−III線断面図である。図4は図2のIV−IV線断面図である。放熱部材200の凸部200Aにヒートシンク110の凹部110Aを嵌合させることにより、半導体パッケージ100の放熱部材200へ実装が行われる。
放熱部材200の凸部200Aにおいて放熱部材200とヒートシンク110との接触を伝熱材210を介して行っているため、これらの間の伝熱性を高め、良好な冷却性を確保することができる。また、凸部200Aの段差部分があるため、伝熱材210近傍まで水等の異物が浸入することを防止することができ、伝熱材210が削り取られたり、剥離することがなく、良好な冷却性を維持することができる。また、上述したようにして伝熱材210近傍への水の浸入を防止することができることから、半導体パッケージ100を他の部材で覆う場合であっても、この他の部材に形成された吸入窓から冷却風を導入して半導体パッケージ100を冷却することが可能になり、さらに冷却性を向上させることが可能となる。さらに、放熱部材200の凸部200Aにヒートシンク110の凹部110Aを嵌め込んで半導体パッケージ100の実装を行うことができるため、位置決めがしやすく、組み付け作業が容易となる。
また、図1に示すように、凹部110Aを形成するヒートシンク110の側面部分110Bとモールド樹脂130の側面部分130Bとが段差のない面を形成している。このため、半導体パッケージ100近傍に浸入した水が段差部分で滞留することがなく、さらに高い防水効果を得ることができる。
また、図2等に示すように、ヒートシンク110は、放熱部材200にネジ固定するためのつば部110Cを有している。このつば部110Cには1あるいは複数(図2に示す例では2つ)の貫通穴110Dが形成されており、この貫通穴110Dにネジを通してヒートシンク110(半導体パッケージ100)を放熱部材200に締め付け固定する。なお、つば部110Cは、図2等に示すように全周に渡って形成するのではなく、貫通穴110Dの近傍のみについて設けるようにしてもよい。半導体パッケージ100をネジ固定することにより、半導体パッケージ100の取り付けおよび取り外しが容易となる。また、半導体パッケージ100を放熱部材200の凸部200Aに嵌め込んだ状態でネジ固定するため、ネジの締め付け方向だけでなくこれと垂直な方向の固定強度を容易に確保することができ、電気接続用に用いられる端子(リードフレーム116、118の端部(図示せず))に作用する応力を低減することが可能となる。
図5は、半導体パッケージの変形例を示す図である。図5に示す半導体パッケージ300は、図1に示した半導体パッケージ100に対して、ヒートシンクとモールド樹脂の形状が異なっている。図5に示す半導体パッケージ300では、ヒートシンク310は凹部300A(凹部300Aの形状自体は図3等に示した凹部110Aと同じである)の底面部分300Cに対応する単純な長方形形状を有しており、この凹部300Aの側面部分300Bがモールド樹脂330によって形成されている。また、この側面部分300Bには、放熱部材200にネジ固定するための貫通穴を有するつば部330Cが設けられている。このつば部330Cは、モールド樹脂330の一部を延長することで形成されているが、ネジ頭部が当接する部分の変形等を防止するために、インサート成形等によってこの当接部分に金属板を配置することが望ましい。
ヒートシンク310周辺にモールド樹脂330を延長することで凹部300Aやつば部330Cを形成することができるため、凹部300A等の形成が容易であって、樹脂モールドに用いられる成形型の形状を変更するだけで実施することができる。
ところで、凹部300Aの底面部分300Cが地面に対して非平行(例えば垂直)となるように半導体パッケージ300が配置される場合を考えると、凹部300Aの側面部分300Bを形成するモールド樹脂330と対向する放熱部材200に両端部を有し、これら両端部の間に高低差を有する通路220を放熱部材200内部に形成するようにしてもよい。図5では、V字形状(円弧形状やその他の形状でもよい)の通路220が点線で示されている。例えば、通路220の右端が地面に対して上方に、左端が下方に配置されるものとすると、通路220の右端近傍に浸入した水をこの通路220を通して排出することが可能となり、伝熱材210近傍に水が浸入することをさらに防止することができる。
図6は、放熱部材200の変形例を示す図である。図6に示す放熱部材400は、図5に示した放熱部材200に対して凸部200Aに隣接する位置に凹部400Aが追加されている。これらの凸部200Aと凹部400Aによって形成される凹凸部に、半導体パッケージ300を嵌合させることにより、半導体パッケージ300の取り付けが行われる。これにより、伝熱材200に至るまでの水の浸入路をさらに複雑な形状とすることができ、伝熱材200に水等の異物が浸入することを確実に防止することができる。なお、図6に示した例では、図5に示した例と比べると、半導体パッケージ300のつば部330Cの位置が放熱部材400に設けられた凹部400Aの形状に合わせて若干変更されている。
次に、上述した半導体パッケージ100、300の好適な適用例を説明する。図7は、半導体パッケージ100、300が一部に用いられる車両用発電機の構成を示す図である。図7に示す車両用発電機1は、2つの固定子巻線2、3、界磁巻線4、2つの整流器モジュール群5、6、発電制御装置7を含んで構成されている。
一方の整流器モジュール群5は、一方の固定子巻線2に接続されており、全体で三相全波整流回路が構成されている。この整流器モジュール群5は、固定子巻線2の相数に対応する数(三相巻線の場合には3個)の整流器モジュール5X、5Y、5Zを備えている。整流器モジュール5Xは、固定子巻線2に含まれるX相巻線に接続されている。整流器モジュール5Yは、固定子巻線2に含まれるY相巻線に接続されている。整流器モジュール5Zは、固定子巻線2に含まれるZ相巻線に接続されている。
他方の整流器モジュール群6は、一方の固定子巻線3に接続されており、全体で三相全波整流回路が構成されている。この整流器モジュール群6は、固定子巻線3の相数に対応する数(三相巻線の場合には3個)の整流器モジュール6U、6V、6Wを備えている。整流器モジュール6Uは、固定子巻線3に含まれるU相巻線に接続されている。整流器モジュール6Vは、固定子巻線3に含まれるV相巻線に接続されている。整流器モジュール6Wは、固定子巻線3に含まれるW相巻線に接続されている。
発電制御装置7は、界磁巻線4に流す励磁電流を制御することにより、車両用発電機1の発電電圧(各整流器モジュールの出力電圧)を制御する。また、発電制御装置7は、通信端子および通信線を介してECU8(外部制御装置)と接続されており、ECU8との間で双方向のシリアル通信(例えば、LIN(Local Interconnect Network)プロトコルを用いたLIN通信)を行い、通信メッセージを送信あるいは受信する。
車両用発電機1はこのような構成を有しており、この中に含まれる整流器モジュール5X等のそれぞれが半導体パッケージ100、300によって実現される。
図8は、整流器モジュール5Xの構成を示す図である。なお、他の整流器モジュール5Y、5Z、6U、6V、6Wも同じ構成を有している。図8に示すように、整流器モジュール5Xは、3つのMOSトランジスタ50、51、52、電流検出素子53、制御回路54を備えている。MOSトランジスタ50は、ソースが固定子巻線2のX相巻線に接続され、ドレインがMOSトランジスタ52を介してバッテリ9の正極端子に接続されたハイサイド側のスイッチ素子である。MOSトランジスタ51は、ドレインがX相巻線に接続され、ソースが電流検出素子53を介してバッテリ9の負極端子(アース)に接続されたローサイド側のスイッチ素子である。
MOSトランジスタ52は、ハイサイド側のMOSトランジスタ50とバッテリ9の正極端子との間に挿入され、ドレインがMOSトランジスタ50のドレイン側に接続されたスイッチ素子であり、バッテリ逆接続時およびロードダンプサージ抑止のための保護用に用いられる。MOSトランジスタ50、51のみが備わった構成では、バッテリ9が逆接続されたときに、MOSトランジスタ50、51のボディーダイオードを介して大電流が流れるが、逆接続時にこの保護用のMOSトランジスタ52をオフすることにより、MOSトランジスタ50、51のボディダイオードを介して流れる電流を阻止することができる。また、車両用発電機1に接続されたバッテリ9が外れた場合に固定子巻線2のX相巻線に大きなロードダンプサージが発生するが、このときにMOSトランジスタ52をオフすることにより、車両用発電機1から電気負荷10、12等に大きなサージ電圧が印加されることを阻止することができる。上述したMOSトランジスタ50、51、52が半導体パッケージ100のパワー素子112に対応し、制御回路54が半導体パッケージ100、300の制御回路126に対応する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、整流器モジュール5X等を半導体パッケージ100、300を用いて実現する適用例について説明したが、発電制御装置7にも、界磁巻線4に流れる励磁電流を断続するパワー素子と、その断続タイミング等を制御する制御回路が備わっているため、発電制御装置7を半導体パッケージ100、300の構造を用いて実現するようにしてもよい。また、半導体パッケージ100、300の適用例は車両用発電機に限定されず、パワー素子を含むものであればその他の装置であってもよい。
また、図5や図6に示す半導体パッケージ300では、ヒートシンク310は凹部300Aの底面部分300Cに対応する単純な長方形形状を有していたが、台形形状としてもよい。台形形状にすることにより、半導体パッケージ300を円周方向に配置しても内径側で隣接する半導体パッケージ300と干渉することなくかつ隙間を少なく配置することが可能となる。その結果、ヒートシンク310を大きくすることが可能となり、冷却性の向上を図ることができる。
上述したように、本発明によれば、放熱部材200の凸部200Aの先端において放熱部材200とヒートシンク110との接触を伝熱材210を介して行っているため、これらの間の伝熱性を高め、良好な冷却性を確保することができる。また、凸部200Aの段差部分があるため、伝熱材210近傍まで水等の異物が浸入することを防止することができ、伝熱材210が削り取られたり、剥離することがなく、良好な冷却性を維持することができる。
100、300 半導体パッケージ
110、310 ヒートシンク
110A、300A、400A 凹部
110B、130B、300B 側面部分
110C、330C つば部
110D 貫通穴
112 パワー素子
116、118 リードフレーム
124 絶縁シート
126 制御回路
130、330 モールド樹脂
200、400 放熱部材
200A 凸部
210 伝熱材
220 通路

Claims (2)

  1. ヒートシンクと、前記ヒートシンクの一方の面に搭載された半導体素子とを有し、前記半導体素子が搭載された面を少なくとも含んで樹脂モールドされた半導体パッケージと、
    前記半導体素子が搭載された面と反対側の前記ヒートシンクの他方の面に伝熱材を介して配置された放熱部材と、
    を備え、前記放熱部材は前記ヒートシンクに当接する凸部を有し、
    前記半導体パッケージは、前記凸部に対応するとともに前記ヒートシンクに形成された凹部を有し、
    前記凸部に前記半導体パッケージを嵌合させるとともに、
    前記凹部を形成する前記ヒートシンクの側面とモールド樹脂の側面とが段差のない面を形成することを特徴とする半導体パッケージの防水構造。
  2. 請求項1において、
    前記ヒートシンクは、前記放熱部材にネジ固定するためのつば部を有することを特徴とする半導体パッケージの防水構造。
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