JP5412545B2 - 車両のカウル構造 - Google Patents
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Description
本発明は、ダッシュボードロアパネルの上部にダッシュボードアッパパネルを設け、このダッシュボードアッパパネルの上部後方にウインドシールドロアサポートを設け、ダッシュボードアッパパネルの上部前方にカウルトップを設けた車両のカウル構造に関する。
車両のカウル構造は、車幅方向の両側のダンパベースに掛け渡されたダッシュボードアッパパネルと、このダッシュボードアッパパネルの上部後方に設けられ、ウインドシールドを支持するウインドシールドロアサポートと、ダッシュボードアッパパネルの上部前方に設けられるカウルトップと、ダッシュボードアッパパネルに、ダンパベース同士を結ぶ補強パネルで、車幅方向に延びる空間部(カウルボックス部)が形成されたものである。
この車両のカウル構造によれば、補強パネルが設けられているので、ダッシュボードアッパパネルの剛性を高めることが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1の車両のカウル構造では、空間部(カウルボックス部)が車体前後方向に長く形成されているため、カウルボックス部の剛性を高めにくい。また、カウルボックス部が車体前後方向に長く形成され、エンジンルーム側に突出している。このため、エンジンルームメンテナンス性が損なわれる。
さらに、カウルボックス部が車体前後方向に長く形成されているため、カウルボックス部にエアコンディショナ(エアコン装置)への空気の十分な吸入量を確保することが困難である。
そして、カウルボックス部を構成する構成部品をできるだけ簡素な形状にして生産性を向上することも望まれる。
さらに、カウルボックス部が車体前後方向に長く形成されているため、カウルボックス部にエアコンディショナ(エアコン装置)への空気の十分な吸入量を確保することが困難である。
そして、カウルボックス部を構成する構成部品をできるだけ簡素な形状にして生産性を向上することも望まれる。
本発明は、車体剛性の向上を図ることができる車両のカウル構造を提供することを課題とする。また、エンジンルーム側への突出量を減少させ、エンジンルームメンテナンス性を向上するとともに、車室内スペースも拡大することができる車両のカウル構造を提供することを課題とする。さらに、エアコンディショナ(エアコン装置)への空気の十分な吸入量を確保することができる車両のカウル構造を提供することを課題とする。
空間部を構成する構成部品の形状の簡素化を図ることができるとともに、生産性の向上を図ることができる車両のカウル構造を提供することを課題とする。
空間部を構成する構成部品の形状の簡素化を図ることができるとともに、生産性の向上を図ることができる車両のカウル構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ダッシュボードロアパネルの上部に設けられるダッシュボードアッパパネルと、このダッシュボードアッパパネルの上部後方に設けられ、ウインドシールドを支持するウインドシールドロアサポートと、ダッシュボードアッパパネルの上部前方に設けられるカウルトップで車幅方向に延びる空間部が形成される車両のカウル構造において、ダッシュボードアッパパネルが、車体上下方向に延ばした前壁と、この前壁の下端から車体前後方向に延ばした底壁と、この底壁の後端から車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁から略コ字断面に構成され、空間部内で且つ前壁と底壁の前部との間に、前壁と底壁の前部とともに車幅方向に延びる閉断面を構成するカウル補強部材が設けられ、車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁に沿ってダッシュボードロアパネルの上縁を接合することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ダッシュボードロアパネルに、ブレーキマスタシリンダを取付けるブレーキマスタシリンダ取付部が形成され、ダッシュボードアッパパネルが、ブレーキマスタシリンダ取付部の上方で、底壁が上方に向け凹み形状に形成され、カウル補強部材が、ブレーキマスタシリンダ取付部の上方に形成され且つ正面視で上方に向け湾曲して形成される湾曲部と、車幅方向にてブレーキマスタシリンダ取付部の近傍から外れた部位に形成され且つ正面視で直線的に形成される直線部に分割され、直線部が、湾曲部より薄板にて形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、カウル補強部材が、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁及び補強部後壁が形成され、補強部上壁から前端フランジが延ばされ、補強部後壁から後端フランジが延ばされ、前端フランジが前壁に結合され、後端フランジが底壁に結合され、閉断面が構成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ダッシュボードロアパネルの前方にダンパユニットを支持する左右のダンパハウジングが設けられ、カウル補強部材の車幅方向における両端部が、ダッシュボードアッパパネルの前壁に結合するスチフナと結合し、スチフナを介してダンパハウジングの上壁に結合することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、カウル補強部材の直線部とダッシュボードアッパパネルの後壁との間に、略コ字断面を補強するカウル開口補強部材が結合されたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、カウル補強部材の湾曲部とダッシュボードアッパパネルの後壁との間に、ワイパモータが取付けられるワイパ取付ブラケットが結合されたことを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車両のカウル構造は、ダッシュボードロアパネルの上部に設けられるダッシュボードアッパパネルと、このダッシュボードアッパパネルの上部後方に設けられ、ウインドシールドを支持するウインドシールドロアサポートと、ダッシュボードアッパパネルの上部前方に設けられるカウルトップで車幅方向に延びる空間部が形成される。
ダッシュボードアッパパネルが、車体上下方向に延ばした前壁と、この前壁の下端から車体前後方向に延ばした底壁と、この底壁の後端から車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁から略コ字断面に構成される。
空間部内で且つ前壁と底壁の前部との間に、前壁と底壁の前部とともに車幅方向に延びる閉断面を構成するカウル補強部材が設けられたので、車幅方向の車体剛性の向上を図ることができる。また、カウル補強部材は、前壁と底壁の前部とで車幅方向に延びる閉断面が構成される形状なので、カウル補強部材を簡素な形状とすることができ生産性が向上する。
車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁に沿ってダッシュボードロアパネルの上縁を接合するので、ダッシュボードロアパネルのエンジンルーム側への突出量を減少させることができ、エンジンルームのメンテナンス性を向上することができる。さらに、車室内スペースも拡大することができる。
さらに、上下に深い空間部を形成することができる。この結果、エアコンディショナ(エアコン装置)への空気の十分な吸入量を確保することができる。
請求項1に係る発明では、車両のカウル構造は、ダッシュボードロアパネルの上部に設けられるダッシュボードアッパパネルと、このダッシュボードアッパパネルの上部後方に設けられ、ウインドシールドを支持するウインドシールドロアサポートと、ダッシュボードアッパパネルの上部前方に設けられるカウルトップで車幅方向に延びる空間部が形成される。
ダッシュボードアッパパネルが、車体上下方向に延ばした前壁と、この前壁の下端から車体前後方向に延ばした底壁と、この底壁の後端から車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁から略コ字断面に構成される。
空間部内で且つ前壁と底壁の前部との間に、前壁と底壁の前部とともに車幅方向に延びる閉断面を構成するカウル補強部材が設けられたので、車幅方向の車体剛性の向上を図ることができる。また、カウル補強部材は、前壁と底壁の前部とで車幅方向に延びる閉断面が構成される形状なので、カウル補強部材を簡素な形状とすることができ生産性が向上する。
車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁に沿ってダッシュボードロアパネルの上縁を接合するので、ダッシュボードロアパネルのエンジンルーム側への突出量を減少させることができ、エンジンルームのメンテナンス性を向上することができる。さらに、車室内スペースも拡大することができる。
さらに、上下に深い空間部を形成することができる。この結果、エアコンディショナ(エアコン装置)への空気の十分な吸入量を確保することができる。
請求項2に係る発明では、ダッシュボードロアパネルに、ブレーキマスタシリンダを取付けるブレーキマスタシリンダ取付部が形成され、ダッシュボードアッパパネルが、ブレーキマスタシリンダ取付部の上方で、底壁が上方に向け凹み形状に形成される。
カウル補強部材が、ブレーキマスタシリンダ取付部の上方に形成され且つ正面視で上方に向け湾曲して形成される湾曲部と、車幅方向にてブレーキマスタシリンダ取付部の近傍から外れた部位に形成され且つ正面視で直線的に形成される直線部に分割される。
直線部は、湾曲部より剛性及び強度が高いので薄板にて形成可能となり、車体の軽量化を図ることができる。
カウル補強部材が、ブレーキマスタシリンダ取付部の上方に形成され且つ正面視で上方に向け湾曲して形成される湾曲部と、車幅方向にてブレーキマスタシリンダ取付部の近傍から外れた部位に形成され且つ正面視で直線的に形成される直線部に分割される。
直線部は、湾曲部より剛性及び強度が高いので薄板にて形成可能となり、車体の軽量化を図ることができる。
請求項3に係る発明では、カウル補強部材は、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁及び補強部後壁が形成され、補強部上壁から前端フランジが延ばされ、補強部後壁から後端フランジが延ばされ、前端フランジが前壁に結合され、後端フランジが底壁に結合され、閉断面が構成される。
すなわち、補強部上壁及び補強部後壁の角部を有効に利用して、単純な形状と少ない材料でダッシュボードアッパパネルの強度及び剛性を増す閉断面を形成できる。この結果、軽量化が一層向上し、安価に強度及び剛性も向上する。
すなわち、補強部上壁及び補強部後壁の角部を有効に利用して、単純な形状と少ない材料でダッシュボードアッパパネルの強度及び剛性を増す閉断面を形成できる。この結果、軽量化が一層向上し、安価に強度及び剛性も向上する。
請求項4に係る発明では、ダッシュボードロアパネルの前方にダンパユニットを支持する左右のダンパハウジングが設けられる。
カウル補強部材の車幅方向における両端部が、ダッシュボードアッパパネルの前壁に結合するスチフナと結合し、スチフナを介してダンパハウジングの上壁に結合するので、車体剛性が向上する。
さらに、ダンパハウジングに結合するために、ダッシュボードアッパパネルは両端をダンパハウジングの上壁へ向け前方に折り曲げる必要がないので、ダッシュボードアッパパネル自体の強度及び剛性の低下を抑制でき、製造も容易となる。
カウル補強部材の車幅方向における両端部が、ダッシュボードアッパパネルの前壁に結合するスチフナと結合し、スチフナを介してダンパハウジングの上壁に結合するので、車体剛性が向上する。
さらに、ダンパハウジングに結合するために、ダッシュボードアッパパネルは両端をダンパハウジングの上壁へ向け前方に折り曲げる必要がないので、ダッシュボードアッパパネル自体の強度及び剛性の低下を抑制でき、製造も容易となる。
請求項5に係る発明では、カウル補強部材の直線部とダッシュボードアッパパネルの後壁との間に、略コ字断面を補強するカウル開口補強部材が結合されたので、ダッシュボードアッパパネルの車体前後方向の強度を向上することができる。
請求項6に係る発明では、カウル補強部材の湾曲部とダッシュボードアッパパネルの後壁との間に、ワイパモータが取付けられるワイパ取付ブラケットが結合されたので、ダッシュボードアッパパネルの車体前後方向の強度を向上させるととともに、カウル補強部材の湾曲部の補強も兼ねることができる。これにより、カウル補強部材の板厚を減少することも期待できる。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
本発明に係る車両のカウル構造は、図1〜図4に示されたように、ダッシュボードロアパネル18の上部に設けられるダッシュボードアッパパネル31と、このダッシュボードアッパパネル31の上部後方に設けられ、ウインドシールド24を支持するウインドシールドロアサポート32と、ダッシュボードアッパパネル31の上部前方に設けられるカウルトップ33で構成されるカウルボックス(空間部)23の構造である。
図1〜図4に示されたように、車両10は、車体11の前部に、車体前後方向に延ばされた左右のフロントサイドフレーム15と、車体11を前後方向に仕切るダッシュボードロアパネル18と、このダッシュボードロアパネル18の側方に設けられる左右のフロントピラー19と、左右のフロントピラー19から車体前後方向に延ばされた左右のアッパメンバ(エプロンリインフォースメント)21と、左右のアッパメンバ21から車体前方に向けて斜め下方に延ばされた左右のロアメンバ22と、ダッシュボードロアパネル18の上部に設けられるカウルボックス(空間部)23と、このカウルボックス23で下端24aが支持されるウインドシールド(ウインドシールドガラス)24と、ダンパユニット38を支持する左右のダンパハウジング27を備える。
なお、車両10は、左ハンドルの車両である。
なお、車両10は、左ハンドルの車両である。
ダッシュボードロアパネル18は、エンジンルーム13と車室12とを区画する部材である。ダッシュボードロアパネル18は、ブレーキマスタシリンダ36を取付けるブレーキマスタシリンダ取付部37が形成される。
左右のダンパハウジング27は、ダッシュボードロアパネル18の前方に設けられる。
左右のダンパハウジング27は、ダッシュボードロアパネル18の前方に設けられる。
カウルボックス(空間部)23は、ダッシュボードアッパパネル31と、ウインドシールドロアサポート32と、カウルトップ33と、を主要構成とする車幅方向に延びる空間部である。
カウルボックス(空間部)23は、ダッシュボードアッパパネル31の前壁41の上端41aと、ウインドシールドロアサポート32のウインドシールド支持面81の先端81aとの間に開口(カウル開口)44が設けられ、開口44はカウルトップ33で覆われる。
カウルトップ33は、樹脂で形成されている。
カウルトップ33は、樹脂で形成されている。
図3〜図10に示されたように、ダッシュボードアッパパネル31は、上向き開口の略コ字断面で簡素な形状として生産性を高めるとともに、ウインドシールドロアサポート32とで構成され、エアコンディショナ(エアコン装置、不図示)へ外気を導入する外気導入路39の断面を大きく稼ぐようにし、エアコン吸気量を増大するように形成される。
ダッシュボードアッパパネル31は、車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁43に沿ってダッシュボードロアパネル18の上縁18aを接合される。
ダッシュボードアッパパネル31は、車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁43に沿ってダッシュボードロアパネル18の上縁18aを接合される。
ダッシュボードアッパパネル31は、車体上下方向に延ばした前壁41と、この前壁41の下端41bから車体前後方向に延ばした底壁42と、この底壁42の後端42a(ダッシュボードアッパパネル31の下端31aと同一位置)から車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁43から略コ字断面に構成される。
前壁41には、車体前方に延ばしたアッパ側前フランジ45を備え、後壁43には、車体後方に延ばしたアッパ側後フランジ46を備える。
前壁41には、車体前方に延ばしたアッパ側前フランジ45を備え、後壁43には、車体後方に延ばしたアッパ側後フランジ46を備える。
ダッシュボードアッパパネル31は、空間部23内で且つ前壁41と底壁42の前部42bとの間に、前壁41と底壁42の前部42bとともに車幅方向に延びる閉断面47を構成するカウル補強部材49が設けられる。
ダッシュボードアッパパネル31は、雨水を排水する排水路48が形成される。詳細には、排水路48は、前壁41、底壁42及び後壁43で形成される略コ字断面の溝である。
ダッシュボードアッパパネル31は、排水路48(前壁41及び底壁42の前部42b)に、L字に折り曲げられたカウル補強部材49を結合することで、閉断面47が追加された。
ダッシュボードアッパパネル31は、排水路48(前壁41及び底壁42の前部42b)に、L字に折り曲げられたカウル補強部材49を結合することで、閉断面47が追加された。
ダッシュボードアッパパネル31は、ブレーキマスタシリンダ取付部37の上方で、底壁42が上方に向け凹み形状(上方向き凹み)51に形成される(図2、図10〜図12参照)。
ダッシュボードアッパパネル31は、エアコンディショナ(エアコン装置、不図示)へ外気を吸入するためのエアコン吸気口52が形成される(図14も参照)。
エアコン吸気口52は、雨水をよける水切り板53が車体前方に設けられる。
ダッシュボードアッパパネル31は、エアコンディショナ(エアコン装置、不図示)へ外気を吸入するためのエアコン吸気口52が形成される(図14も参照)。
エアコン吸気口52は、雨水をよける水切り板53が車体前方に設けられる。
図2〜図4、図8〜図10に示されたように、カウル補強部材49は、ブレーキマスタシリンダ取付部37の上方に形成され且つ正面視で上方に向け湾曲して形成される湾曲部54と、車幅方向にてブレーキマスタシリンダ取付部37の近傍から外れた部位に形成され且つ正面視で直線的に形成される直線部55に分割構成される。そして、湾曲部54及び直線部55が結合して一体のカウル補強部材49となる。なお、正面視とは車体前方から後方を見る方向である。
湾曲部54は、鋼板のプレス折り曲げ品でダッシュボードアッパパネル31の前壁41と底壁42に渡り閉断面47の左側を形成する。
湾曲部54は、ダッシュボードアッパパネル31の凹み形状51に沿わせた補強部材側凹み形状56が形成される。
湾曲部54は、ダッシュボードアッパパネル31の凹み形状51に沿わせた補強部材側凹み形状56が形成される。
湾曲部54は、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁61a及び補強部後壁62aが形成され、補強部上壁61aから上方に前端フランジ63aが延ばされ前壁41に結合し、補強部後壁62aから車体後方に後端フランジ64aが延ばされ底壁42の上方隆起部42cに結合する。補強部上壁61a及び補強部後壁62aの間に稜線65aが形成される。
直線部55は、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁61b及び補強部後壁62bが形成され、補強部上壁61bから上方に前端フランジ63bが延ばされ前壁41に結合し、補強部後壁62bから車体後方に後端フランジ64bが延ばされ底壁42の上方隆起部42cに結合する。このように、上方隆起部42cに結合することにより強度及び剛性が向上する。なお、補強部上壁61b及び補強部後壁62bの間に稜線65bが形成される。
カウル補強部材49の直線部55は、補強部材側凹み形状56がないので、薄板の鋼板が用いられ軽量化が図られる。すなわち、直線部55は、湾曲部54より薄板にて形成される。
直線部55は、湾曲部54に連続的に、鋼板のプレス折り曲げ品でダッシュボードアッパパネル31の前壁41と底壁42に渡り閉断面47の右側を形成する。
直線部55は、湾曲部54に連続的に、鋼板のプレス折り曲げ品でダッシュボードアッパパネル31の前壁41と底壁42に渡り閉断面47の右側を形成する。
すなわち、カウル補強部材49の湾曲部54は、ダッシュボードアッパパネル31の凹み形状(上方向き凹み)51形成部分に、補強部材側凹み形状56があるので、鋼板の板厚を厚くした厚板鋼板にして強度及び剛性を直線部(真直部)55と同等とした。
すなわち、カウル補強部材49は、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁61a,61b及び補強部後壁62a,62bが形成され、補強部上壁61a,61bから前端フランジ63a,63bが延ばされ、補強部後壁62a,62bから後端フランジ64a,46bが延ばされ、前端フランジ63a,63bが前壁41に結合され、後端フランジ64a,64bが底壁42に結合され、閉断面47が構成されたものといえる。
カウル補強部材49は、図3、図6、図7に示されたように、車幅方向における両端部54a,55aが、左右のスチフナ57,58を介してダンパハウジング27の上壁27aに結合する。すなわち、車体の剛性向上のために(ボディ剛性のために)、左右のスチフナ57,58が追加される。
図3、図9及び図10に示されたように、カウル補強部材49の直線部55は、ダッシュボードアッパパネル31の後壁43との間に、ダッシュボードアッパパネル31の略コ字断面を補強するカウル開口補強部材(縦補強部材)66が結合される。
カウル補強部材49の湾曲部54とダッシュボードアッパパネル31の後壁43との間に、第1及び第2のワイパ取付ブラケット(第1及び第2のワイパモータ取付ブラケット)67,68が結合された。
カウル補強部材49の湾曲部54とダッシュボードアッパパネル31の後壁43との間に、第1及び第2のワイパ取付ブラケット(第1及び第2のワイパモータ取付ブラケット)67,68が結合された。
第1及び第2のワイパ取付ブラケット67,68には、ウインドシールド24を払拭するワイパ装置(不図示)の構成部品であるワイパモータ69(図3参照)が取付けられる。
すなわち、ダッシュボードアッパパネル31の中央部では、カウル開口補強部材(縦補強部材)66で、カウル補強部材49の直線部55とダッシュボードアッパパネル31の後壁43とを結合して、車体前後方向の強度を向上を図る。
すなわち、ダッシュボードアッパパネル31の中央部では、カウル開口補強部材(縦補強部材)66で、カウル補強部材49の直線部55とダッシュボードアッパパネル31の後壁43とを結合して、車体前後方向の強度を向上を図る。
第1及び第2のワイパ取付ブラケット67,68で、カウル補強部材49の湾曲部54とダッシュボードアッパパネル31の後壁43とを結合して、前後方向の強度を向上させるるとともに、カウル補強部材49の湾曲部54の補強もおこなう。これにより、湾曲部54の板厚を減少することもできる。
図6、図7及び図11〜図15に示されたように、左のスチフナ57は、略水平に延ばされたスチフナ本体部71と、このスチフナ本体部71の車体前方に形成されるスチフナ前フランジ72と、スチフナ本体部71の車体後方に形成されるスチフナ後フランジ73と、スチフナ本体部71の車体外方に形成されるハウジング結合部74からなる。
ここでは、車体左側(車体一方側)の結合状態を説明する。
左のスチフナ57のダッシュボードアッパパネル31の凹み形状(上方向き凹み)51の近傍では、左スチフナのスチフナ前フランジ72と、カウル補強部材49の湾曲部54における前端フランジ63aが、ダッシュボードアッパパネル31の前壁41を挟んで溶接される。
左のスチフナ57のダッシュボードアッパパネル31の凹み形状(上方向き凹み)51の近傍では、左スチフナのスチフナ前フランジ72と、カウル補強部材49の湾曲部54における前端フランジ63aが、ダッシュボードアッパパネル31の前壁41を挟んで溶接される。
また、図7に示されたように、左のスチフナ57のハウジング結合部74は、ダンパハウジング27の上壁27aに結合される。
左のスチフナ57は、カウル補強部材49の湾曲部54とダッシュボードアッパパネル31が形成する閉断面47を、強度剛性の高いダンパハウジング27の上壁27aに結合する部材である。すなわち、ダッシュボードアッパパネル31を剛性の高い構造とすることができる。
左のスチフナ57は、カウル補強部材49の湾曲部54とダッシュボードアッパパネル31が形成する閉断面47を、強度剛性の高いダンパハウジング27の上壁27aに結合する部材である。すなわち、ダッシュボードアッパパネル31を剛性の高い構造とすることができる。
右のスチフナ58は、スチフナ本体部76と、スチフナ前フランジ77(図14参照)と、スチフナ後フランジ78(図15参照)と、ハウジング結合部79からなり、車体右側(車体他方側)のカウル補強部材49の直線部55も、左のスチフナ57と同様の構造(結合状態)である。図8に示されたように、カウル補強部材49の直線部55も、右のスチフナ58が設けられ、車体の剛性が向上されている(ボディ剛性が向上されている)。
ウインドシールドロアサポート32は、図4に示されたように、ウインドシールド(フロントガラス)24の下端24aを支持する部材(フロントガラス下端支持部材)である。
ウインドシールドロアサポート32は、車体前方に向けて下方に傾斜させたウインドシールド支持面81と、このウインドシールド支持面81から車体後方に延ばしたウインドシールド上面82と、このウインドシールド上面82から車体後方に向けて斜め下方に延ばしたウインドシールド後面83と、このウインドシールド後面83から水平に延ばしたウインドシールド側フランジ84からなる。
ウインドシールドロアサポート32は、車体前方に向けて下方に傾斜させたウインドシールド支持面81と、このウインドシールド支持面81から車体後方に延ばしたウインドシールド上面82と、このウインドシールド上面82から車体後方に向けて斜め下方に延ばしたウインドシールド後面83と、このウインドシールド後面83から水平に延ばしたウインドシールド側フランジ84からなる。
ウインドシールドロアサポート32は、車体中央部分においてダッシュボードアッパパネル31側に補強のためのウインドシールドロアサポート補強ステー86が設けられる。
ウインドシールドロアサポート補強ステー86は、ウインドシールド支持面81に沿わせたサポート側前フランジ87と、このサポート側前フランジ87から車体後方に向かい下方に延ばされたステー部88と、このステー部88から車体後方に延ばされたサポート側後フランジ89からなる。
ウインドシールドロアサポート補強ステー86は、ウインドシールド支持面81に沿わせたサポート側前フランジ87と、このサポート側前フランジ87から車体後方に向かい下方に延ばされたステー部88と、このステー部88から車体後方に延ばされたサポート側後フランジ89からなる。
ウインドシールドロアサポート32、ウインドシールドロアサポート補強ステー86及びダッシュボードアッパパネル31は、サポート側後フランジ89、ウインドシールド側フランジ84及びアッパ側後フランジ46が結合される。
図16に示されたように、本発明に係る車両のカウル構造は、空間部23の車幅方向中央では、ウインドシールドロアサポート32の前後長さL1と、ウインドシールドロアサポート32の上端32aからダッシュボードアッパパネル31の下端31aまでの高さH1とが略同一に設定される。すなわち、上下に深い空間部(凹部)23が形成される。これにより、エンジンルーム13側への突出量を減少させメンテナンス性を向上させる。さらに、室内スペースの拡大を図るようにした。図中S1は、室内スペース拡大部分を示す。
さらに、上下に深い空間部(凹部)23を形成することで、大きな外気導入路39を形成し、十分なエアコン吸入量が得るようにした。
また、カウル補強部材49を、鋼板をL字に折り曲げて簡素な構造に形成して生産性を向上できる構造としている。カウル補強部材49とダッシュボードアッパパネル31の前壁41及び底壁42で車幅方向に延びる閉断面47を形成して車体剛性を向上させるようにした。
また、カウル補強部材49を、鋼板をL字に折り曲げて簡素な構造に形成して生産性を向上できる構造としている。カウル補強部材49とダッシュボードアッパパネル31の前壁41及び底壁42で車幅方向に延びる閉断面47を形成して車体剛性を向上させるようにした。
車両のカウル構造では、ダッシュボードロアパネル18の上部に設けられるダッシュボードアッパパネル31と、このダッシュボードアッパパネル31の上部後方に設けられ、ウインドシールド24を支持するウインドシールドロアサポート32と、ダッシュボードアッパパネル31の上部前方に設けられるカウルトップ33で車幅方向に延びる空間部23が形成される。
ダッシュボードアッパパネル31が、車体上下方向に延ばした前壁41と、この前壁41の下端41bから車体前後方向に延ばした底壁42と、この底壁42の後端42aから車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁43から略コ字断面に構成される。
空間部23内で且つ前壁41と底壁42の前部42bとの間に、前壁41と底壁42の前部42bとともに車幅方向に延びる閉断面47を構成するカウル補強部材49が設けられたので、車幅方向の車体剛性の向上を図ることができる。また、カウル補強部材49は、前壁41と底壁42の前部42bとで車幅方向に延びる閉断面47が構成される形状なので、カウル補強部材49を簡素な形状とすることができ生産性が向上する。
空間部23内で且つ前壁41と底壁42の前部42bとの間に、前壁41と底壁42の前部42bとともに車幅方向に延びる閉断面47を構成するカウル補強部材49が設けられたので、車幅方向の車体剛性の向上を図ることができる。また、カウル補強部材49は、前壁41と底壁42の前部42bとで車幅方向に延びる閉断面47が構成される形状なので、カウル補強部材49を簡素な形状とすることができ生産性が向上する。
車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁43に沿ってダッシュボードロアパネル18の上縁18aを接合するので、ダッシュボードロアパネル18のエンジンルーム13側への突出量を減少させることができ、エンジンルーム13のメンテナンス性を向上することができる。さらに、車室12内スペースも拡大することができる。
さらに、空間部23の車幅方向中央では、ウインドシールドロアサポート32の前後長さL1と、ウインドシールドロアサポート32の上端32aからダッシュボードアッパパネル31の下端31aまでの高さH1とを略同一に設定したので、上下に深い空間部23を形成することができる。この結果、エアコンディショナ(エアコン装置、不図示)への空気の十分な吸入量を確保することができる。
車両のカウル構造では、ダッシュボードロアパネル18に、ブレーキマスタシリンダ36を取付けるブレーキマスタシリンダ取付部37が形成され、ダッシュボードアッパパネル31が、ブレーキマスタシリンダ取付部37の上方で、底壁42が上方に向け凹み形状51に形成される。
カウル補強部材49が、ブレーキマスタシリンダ取付部37の上方に形成され且つ正面視で上方に向け湾曲して形成される湾曲部54と、車幅方向にてブレーキマスタシリンダ取付部37の近傍から外れた部位に形成され且つ正面視で直線的に形成される直線部55に分割される。
直線部55は、湾曲部54より剛性及び強度が高いので薄板にて形成可能となり、車体の軽量化を図ることができる。
直線部55は、湾曲部54より剛性及び強度が高いので薄板にて形成可能となり、車体の軽量化を図ることができる。
車両のカウル構造では、カウル補強部材49は、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁61a,61b及び補強部後壁62a,62bが形成され、補強部上壁61a,61bから前端フランジ63a,63bが延ばされ、補強部後壁62a,62bから後端フランジ64a,64bが延ばされ、前端フランジ63a,63bが前壁41に結合され、後端フランジ64a,64bが底壁42に結合され、閉断面47が構成される。
すなわち、補強部上壁61a,61b及び補強部後壁62a,62bの角部(稜線65a,65b)を有効に利用して、単純な形状と少ない材料でダッシュボードアッパパネル31の強度及び剛性を増す閉断面47を形成できる。この結果、軽量化が一層向上し、安価に強度及び剛性も向上する。
車両のカウル構造では、ダッシュボードロアパネル18の前方にダンパユニット38を支持する左右のダンパハウジング27が設けられる。
カウル補強部材49の車幅方向における両端部54a,55aが、ダッシュボードアッパパネル31の前壁41に結合するスチフナ57,58と結合し、スチフナ57,58を介してダンパハウジング27の上壁27aに結合するので、車体剛性が向上する。
さらに、ダンパハウジング27に結合するために、ダッシュボードアッパパネル31は両端をダンパハウジング27の上壁27aへ向け前方に折り曲げる必要がないので、ダッシュボードアッパパネル31自体の強度及び剛性の低下を抑制でき、製造も容易となる。
カウル補強部材49の車幅方向における両端部54a,55aが、ダッシュボードアッパパネル31の前壁41に結合するスチフナ57,58と結合し、スチフナ57,58を介してダンパハウジング27の上壁27aに結合するので、車体剛性が向上する。
さらに、ダンパハウジング27に結合するために、ダッシュボードアッパパネル31は両端をダンパハウジング27の上壁27aへ向け前方に折り曲げる必要がないので、ダッシュボードアッパパネル31自体の強度及び剛性の低下を抑制でき、製造も容易となる。
車両のカウル構造では、カウル補強部材49の直線部55とダッシュボードアッパパネル31の後壁43との間に、略コ字断面を補強するカウル開口補強部材66が結合されたので、ダッシュボードアッパパネル31の車体前後方向の強度を向上することができる。
車両のカウル構造では、カウル補強部材49の湾曲部54とダッシュボードアッパパネル31の後壁43との間に、ウインドシールド24を払拭するワイパモータ69が取付けられるワイパ取付ブラケット67,68が結合されたので、ダッシュボードアッパパネル31の車体前後方向の強度を向上させるととともに、カウル補強部材49の湾曲部54の補強も兼ねることができる。これにより、カウル補強部材49の板厚を減少することも期待できる。
尚、本発明に係る車両のカウル構造は、図1に示すように、車両10は左ハンドルの車両であったが、右ハンドルの車両の場合は車体11の左右の構成を入れ換えることを妨げるものではない。
本発明に係る車両のカウル構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
18…ダッシュボードロアパネル、18a…上縁、23…空間部(カウルボックス)、24…ウインドシールド、27…ダンパハウジング、27a…ダンパハウジングの上壁、31…ダッシュボードアッパパネル、31a…ダッシュボードアッパパネルの下端、32…ウインドシールドロアサポート、32a…ウインドシールドロアサポートの上端、33…カウルトップ、37…ブレーキマスタシリンダ取付部、38…ダンパユニット、41…前壁、41b…前壁の下端、42…底壁、42a…底壁の後端、42b…底壁の前部、43…後壁、47…閉断面、49…カウル補強部材、51…凹み形状、54…湾曲部、54a…カウル補強部材の両端部、55…直線部、55a…カウル補強部材の両端部、57,58…左右のスチフナ、61a,61b…補強部上壁、62a,62b…補強部後壁、63a,63b…前端フランジ、64a,64b…後端フランジ、67,68…第1及び第2のワイパ取付ブラケット、66…カウル開口補強部材、69…ワイパモータ、L1…ウインドシールドロアサポートの前後長さ、H1…ダッシュボードアッパパネルの上端から下端までの高さ。
Claims (6)
- ダッシュボードロアパネルの上部に設けられるダッシュボードアッパパネルと、このダッシュボードアッパパネルの上部後方に設けられ、ウインドシールドを支持するウインドシールドロアサポートと、前記ダッシュボードアッパパネルの上部前方に設けられるカウルトップで車幅方向に延びる空間部が形成される車両のカウル構造において、
前記ダッシュボードアッパパネルは、車体上下方向に延ばした前壁と、この前壁の下端から車体前後方向に延ばした底壁と、この底壁の後端から車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした後壁から略コ字断面に構成され、
前記空間部内で且つ前記前壁と前記底壁の前部との間に、該前壁と該底壁の前部とともに車幅方向に延びる閉断面を構成するカウル補強部材が設けられ、
車体上方に向けて斜め車体後方に延ばした前記後壁に沿って前記ダッシュボードロアパネルの上縁を接合することを特徴とする車両のカウル構造。 - 前記ダッシュボードロアパネルは、ブレーキマスタシリンダを取付けるブレーキマスタシリンダ取付部が形成され、
前記ダッシュボードアッパパネルは、前記ブレーキマスタシリンダ取付部の上方で、前記底壁が上方に向け凹み形状に形成され、前記カウル補強部材は、前記ブレーキマスタシリンダ取付部の上方に形成され且つ正面視で上方に向け湾曲して形成される湾曲部と、車幅方向にて前記ブレーキマスタシリンダ取付部の近傍から外れた部位に形成され且つ正面視で直線的に形成される直線部に分割され、
前記直線部は、前記湾曲部より薄板にて形成されることを特徴とする請求項1記載の車両のカウル構造。 - 前記カウル補強部材は、鋼板をL字に折り曲げて補強部上壁及び補強部後壁が形成され、前記補強部上壁から前端フランジが延ばされ、前記補強部後壁から後端フランジが延ばされ、
前記前端フランジが前記前壁に結合され、前記後端フランジが前記底壁に結合され、前記閉断面が構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のカウル構造。 - 前記ダッシュボードロアパネルの前方にダンパユニットを支持する左右のダンパハウジングが設けられ、
前記カウル補強部材の車幅方向における両端部は、前記ダッシュボードアッパパネルの前壁に結合するスチフナと結合し、該スチフナを介してダンパハウジングの上壁に結合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両のカウル構造。 - 前記カウル補強部材の直線部と前記ダッシュボードアッパパネルの後壁との間に、前記略コ字断面を補強するカウル開口補強部材が結合されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両のカウル構造。
- 前記カウル補強部材の湾曲部と前記ダッシュボードアッパパネルの後壁との間に、前記ワイパモータが取付けられるワイパ取付ブラケットが結合されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両のカウル構造。
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