JP5408024B2 - 画像形成システム及び加湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システム及び加湿装置に関する。
画像形成装置を備えた画像形成システムでは、加熱定着工程において加熱時に用紙から水分が奪われる結果、用紙がカールしたり波打ち状に変形したりすることが問題となる。この問題を解決するために、定着処理後の用紙に液体を付与する加湿処理を行うことが提案されている。以下、液体を水として説明する。
例えば、定着処理後の用紙の波打ちやカールを小さくするために、定着処理後の用紙の含水率が給紙トレイ中の用紙の含水率を超えないように加湿処理する加湿部を備えた加湿装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、用紙に対して均一な水を供給するために、加湿部に供給される水を収容する給水皿の壁に、水をオーバーフローさせる排水溝を設けるようにした加湿装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−234679号公報 特開2009−109720号公報
上述の特許文献1、2に記載の加湿装置は、貯水槽に貯められた水を加湿部へ給水経路を介してポンプでくみ上げる構成である。この構成の場合、ポンプによる水のくみ上げ動作に要する時間は給水経路の長さに比例する。上述の特許文献1、2に記載の加湿装置は、貯水槽から加湿部までは所定の距離分だけ離れた構成のため、給水経路はある程度の長さを要する。このため、ポンプによるくみ上げ動作に時間を要してしまい、加湿処理の実行が遅れることによって画像形成システムで実行される処理の生産性が低下してしまうという問題があった。
ここで、画像形成システムで実行される処理の生産性が低下してしまう場合の一例として、加湿装置をユーザへ出荷した際の例について説明する。例えば、加湿装置を出荷すると、出荷後の現場にてメンテナンスマンによりポンプによる水のくみ上げ動作の設定が行われる。このとき、ポンプによる水のくみ上げ動作の設定は、メンテナンスマンによる操作ボタンの押下により行われる。このとき、メンテナンスマンは、操作ボタンの押下を忘れてしまう可能性もある。メンテナンスマンが操作ボタンの押下を忘れてしまった場合、定着処理された用紙に加湿処理を実行させるには、ユーザは操作ボタンを押下し、ポンプによる水のくみ上げ動作が完了するまで待たなくてはならない。例えばダイヤフラムポンプを用いて水をくみ上げる場合、くみ上げ動作を開始してから完了するまでに10分程度の時間を要する場合もある。このため、加湿処理の実行が遅れてしまうことで、加湿処理を即時に実行することができず、画像形成システムで実行される処理の生産性が低下してしまうという問題があった。
本発明の課題は、加湿処理の即時実行を可能とすることにより画像形成システムで実行される処理の生産性を向上させることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像形成システムは、
画像形成動作を実行し、当該画像形成動作により画像が形成された用紙に定着処理を行い、当該定着処理された用紙を出力する画像形成装置と、
前記画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置と、を備え、
前記加湿装置は、
用紙に液体を付与する加湿部と、
前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
電源投入時前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、を備える。
また、請求項2に記載の発明の画像形成システムは、
画像形成動作を実行し、当該画像形成動作により画像が形成された用紙に定着処理を行い、当該定着処理された用紙を出力する画像形成装置と、
前記画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置と、を備え、
前記加湿装置は、
用紙に液体を付与する加湿部と、
前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、ジョブの予約時に設定される第2の情報を検知すると、前記第2の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、を備える。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成システムにおいて、
記制御部は、
電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
記制御部は、
電源が投入されたことを検知し前記第1の情報を検知しない場合前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像形成システムにおいて、
記制御部は、
電源が投入されたことを検知し前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、
電源が投入されたことを検知し前記第1の情報及び前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項に記載の発明は、請求項2、3、5、6のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、
前記第の情報を電源投入後の所定の時間に検知すると、前記第の情報に関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項に記載の発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記加湿部は、
前記貯水部より上方に設けられており、
前記供給部は、
前記貯蔵部から前記加湿部へ液体を供給するための供給路と、
前記供給路を介して前記貯蔵部から前記加湿部へ液体をくみ上げるポンプと、を備え、
前記ポンプは、
前記供給路中の液体が前記加湿部から前記貯蔵部に逆流するのを防止する機能を有する。
請求項に記載の発明の加湿装置は、
画像形成動作を実行する画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置において、
用紙に液体を付与する加湿部と、
前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
電源投入時前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、を備える。
また、請求項10に記載の発明の加湿装置は、
画像形成動作を実行する画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置において、
用紙に液体を付与する加湿部と、
前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、ジョブの予約時に設定される第2の情報を検知すると、前記第2の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、を備える。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の加湿装置において、
記制御部は、
電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項12に記載の発明は、請求項に記載の加湿装置において、
記制御部は、
電源が投入されたことを検知し前記第1の情報を検知しない場合前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の加湿装置において、
記制御部は、
電源が投入されたことを検知し前記第2の情報を検知しない場合前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項14に記載の発明は、請求項11に記載の加湿装置において、
前記制御部は、
電源が投入されたことを検知し前記第1の情報及び前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項15に記載の発明は、請求項10、11、13、14のいずれか一項に記載の加湿装置において、
前記制御部は、
前記第の情報を電源投入後の所定の時間に検知すると、前記第の情報に関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる。
請求項16に記載の発明は、請求項から15のいずれか一項に記載の加湿装置において、
前記加湿部は、
前記貯水部より上方に設けられており、
前記供給部は、
前記貯蔵部から前記加湿部へ液体を供給するための供給路と、
前記供給路を介して前記貯蔵部から前記加湿部へ前記液体をくみ上げるポンプと、を備え、
前記ポンプは、
前記供給路中の液体が前記加湿部から前記貯蔵部に逆流するのを防止する機能を有する。
本発明によれば、加湿処理の即時実行を可能とすることにより画像形成システムで実行される処理の生産性を向上させることができる。
本発明に係る画像形成システムの概略断面構成を示す図である。 加湿装置の内部構成を示す図である。 画像形成システムの制御ブロック図を示す図である。 工場出荷時のイベント設定処理を示すフローチャートである。 ジョブ予約時のイベント設定処理を示すフローチャートである。 電源投入時のイベント検知処理を示すフローチャートである。 動作時のイベント検知処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
先ず、図1を参照して画像形成システム10の概略断面構成図を説明する。図1に示すように、画像形成システム10は、画像形成装置Aと、加湿装置Bと、製本装置Cと、を備えて構成される。
画像形成装置Aは、用紙S上に画像を形成する画像形成動作を実行し、画像形成動作により画像が形成された用紙に定着処理を行い、当該定着処理された用紙を出力する機能を有する。具体的には、画像形成装置Aは、原稿から画像を読み取り、読み取った画像を用紙Sに画像形成して出力するコピー機能や、外部装置等から画像データを含むページデータや各画像データの画像形成条件等を含むジョブのジョブデータを受信し、受信したジョブデータに基づいて画像を用紙S上に形成して出力するプリント機能等を備えている。
図1に示すように、画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、及びクリーニング手段6を配置した画像形成部1Aを有する。
画像形成部1Aは、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、画像データに基づく走査露光を行う露光手段3のレーザビームによって像担持体1に潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像してトナー像とする。
トナー像は、用紙収納部7Aから給紙され転写位置へと送られた用紙Sに転写される。そして、転写されたトナー像を担持した用紙Sは、除電手段5Bにより電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部7Bにより定着手段8に向け搬送される。
一方、トナー像を用紙Sに転写した後の像担持体1の表面は、クリーニング手段6により表面に残留しているトナーが除去され、次の画像形成に備えられる。
定着手段8はヒータ8Cを備えた加熱ローラ8A、加熱ローラ8Aに圧接する加圧ローラ8Bを有し、送られたトナー像を担持した前記用紙Sを加圧加熱してトナー像を用紙Sに定着する。
定着手段8により画像の定着処理がなされた用紙Sは、排紙ローラ7Cから装置外に送り出される。
用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送部7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部1Aに送る。
裏面に画像が形成された用紙Sは、定着手段8による定着処理が施され、排紙ローラ7Cによって装置外に出力、すなわち送り出される。
排紙ローラ7Cによって送り出された用紙Sは、下流に接続された加湿装置Bに取り込まれる。
加湿装置Bは、上流に接続されている画像形成装置Aから送られた用紙Sに加湿処理を施す装置である。加湿処理とは、用紙Sに液体を付与する処理のことをいう。液体とは、水、もしくは水の防腐作用を有する添加物等を含んだ液体のことをいう。本実施の形態では、液体は水であるものとして説明する。
加湿装置Bは、用紙Sに加湿処理を施すことなく、用紙Sを画像形成装置Aから製本装置Cに処理を施さずに搬送するモード、又は加湿処理を施して搬送するモードを有しており、各モードに基づいて動作する。
また、加湿装置Bには用紙Sの波打ちやカールを矯正する波打ちカール矯正手段200(図3参照)を備えている。
これらのモードの選択及びカール矯正を施すか否かの選択は、画像形成装置Aの操作表示部91、あるいは加湿装置Bの操作表示部92における指示操作やネットワークを介した外部機器からの指令により行われる。
製本装置Cは、加湿装置Bから送られた用紙Sを集積して用紙束を形成し、形成した用紙束に表紙を貼着し本を作成する装置である。
製本装置Cは、用紙搬送手段210と、排紙手段220と、表紙供給手段230と、用紙束収容手段240と、用紙束保持手段250と、糊塗布手段260と、表紙貼着手段270と、表紙折り曲げ手段280と、冊子排出手段290と、を備えて構成されている。
図1に示すように、製本装置Cの各手段は、装置内の垂直方向に縦列配置されている。
画像形成装置Aの操作表示部91によって用紙Sに製本処理を施さないモードが設定されると、用紙束収容手段240への搬送路を遮断され、排紙手段220への搬送路を開放する。
製本モードが設定されると、用紙Sは用紙束収容手段240の所定位置に収容され順次積載されて、所定枚数の用紙Sから成る用紙束が形成される。
用紙束収容手段240上に形成された前記用紙束は用紙束保持手段250に送られ、用紙束保持手段250が回転してほぼ垂直になった状態で、糊塗布手段260により用紙束の底面に糊が塗布されて用紙束が束ねられる。
束ねられた用紙束に対して、表紙貼着手段270から表紙が供給されて表紙が貼着され、表紙折り曲げ手段280により表紙が折り曲げられて冊子が形成される。
形成された冊子は、冊子排出手段290により製本装置Cから排出される。
次に、図2を参照して、加湿装置Bの内部構成について説明する。
画像形成装置Aから送られた用紙Sは、矢印aの方向から加湿装置Bに進入して、進入口11から加湿部100までの用紙搬送路H1、前記加湿部100から送出口12までの搬送路H2を進行して、矢印bの方向にある製本装置Cに送り出される。
用紙搬送路H1を進行した用紙Sには、加湿部100によって加湿処理が施される。
なお、搬送路H3は、加湿処理後の用紙Sを搬送路H2から再度搬送路H1に戻す搬送路であり、搬送路切換ガイド13を切り換えることにより、用紙Sの進路が変更される。
搬送路H1に戻された用紙Sには、再び加湿部100による加湿処理が施される。
上述した各用紙搬送路には、用紙搬送手段SHとしての複数のガイド部材(不図示)、搬送路切換ガイド、搬送ローラ等が配置され、用紙Sはこれらの用紙搬送手段SH(図3参照)によって所定の用紙搬送路を進行するように導かれる。
加湿部100の下方には、貯蔵部としてのタンクTが配置されている。タンクTは加湿部100に供給する水を貯蔵するタンクである。
供給部102は、供給路H4と、ポンプPとを備えて構成され、タンクTに貯蔵された水を加湿部100に供給する。供給路H4は、タンクTから加湿部100へ水を供給するための供給路である。ポンプPは、CPU(Central Processing Unit)22(図3参照)の指示に基づいて、タンクTに蓄えられている水をくみ上げて、供給路H4を介して水を加湿部100へ供給する。また、ポンプPは、加湿部100からタンクTへ水が逆流するのを防止する機能を有する。
また、加湿部100の上方には、用紙Sの波打ちやカールを矯正する公知の技術手段である波打ちカール矯正手段200が備えられている。
加湿部100は、対向して配置された二つの加湿ローラによって、用紙Sを搬送しながら用紙の両面に水を付与する機能を有する。
具体的には、加湿部100は、塗布液貯蔵部材101と、塗布液皿111,112と、補給ローラ121,122と、制御ローラ131,132と、加湿ローラ141,142と、を備えて構成される。
塗布液貯蔵部材101は、塗布液である水を一定量だけ蓄える塗布液皿111、112を上部に有する。
塗布液皿111、112は、ポンプPによりタンクTから送られた水を一定量蓄えるもので、皿からオーバーフローした水は塗布液貯蔵部材101の所定の場所に流れ出る。 流れ出た水は、すでに説明したようにタンクTに戻され、再度使用される。
また、塗布液皿111、112の上方には、塗布液皿111、112の内周面と所定の間隔を隔てて配置された補給ローラ121、122が配置され、補給ローラ121、122の下部は塗布液皿111、112に収容されている水に浸漬する。
補給ローラ121は加湿ローラ141が接触されるように配置される。補給ローラ122には加湿ローラ142が接触するように配置される。また、加湿ローラ141と加湿ローラ142とは接触する。
加湿ローラ141,142はそれぞれ金属の軸芯にゴム層を形成したゴムローラからなり、加湿ローラ141の周面と加湿ローラ142の周面とは接触位置において、同一方向である紙面上方に移動し、用紙Sを挟持搬送する。
また、加湿ローラ141,142のいずれかが駆動源(不図示)により回転駆動されて駆動ローラとして回転し、他の加湿ローラ及び補給ローラ121,122は駆動ローラに従動して回転する。
また、上述の構成により、補給ローラ121、122上の水は、加湿ローラ141、142に伝達され、次いで、加湿ローラ141、142から用紙Sに伝達される。これにより、用紙に水が付与される。
制御ローラ131、132は、設定する大きさの押圧力で補給ローラ121、122を押圧するローラである。
なお、押圧力の変更をする押圧力変更手段(不図示)は制御ローラ131、132の両軸端を支持し、補給ローラ121、122の方向に制御ローラ131、132を押しつける公知の機構である。
このような制御ローラ131、132を設けることにより、補給ローラ121、122の周面に付着する水の付着量を変更する制御がなされる。
次に、図3を参照して、画像形成システム10の制御ブロック図を説明する。図3に示すように、画像形成システム10は、画像形成装置Aの制御部CAと、加湿装置Bの制御部CBと、製本装置の制御部CCと、用紙搬送手段SHと、加湿部100と、ポンプPと、波打ちカール矯正手段200と、通信手段TRと、を有する。以下、図1及び図2と同様の部分には同様の符号を付し、その詳細な説明を援用するものとし、異なる部分を主として説明する。
制御部CAは、CPU21と、メモリMAとを備えて構成される。
CPU21は、メモリMAに格納されているプログラムとの協働で各種処理を実行し、画像形成装置Aの各部を集中制御する。
メモリMAは、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)とを備えて構成される。RAMは、CPU21により実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有し、その情報を一時的に記憶する。ROMは、CPU21により実行される各種プログラムを記憶する。
制御部CBは、制御部としてのCPU22と、メモリMBとを備えて構成される。
CPU22は、メモリMBに格納されているプログラムとの協働で各種処理を実行し、加湿装置Bの各部を集中制御する。メモリMBは、メモリMAと同様の構成である。
制御部CCは、CPU23と、メモリMCとを備えて構成される。
CPU23は、メモリMCに格納されているプログラムとの協働で各種処理を実行し、製本装置Cの各部を集中制御する。メモリMCは、メモリMAと同様の構成である。
通信手段TRは、情報を送受信する機能を有する。
次に、図4を参照して、加湿装置Bで実行される工場出荷時のイベント設定処理について説明する。工場出荷時のイベント設定処理は、工場出荷フラグをONに設定する処理である。工場出荷フラグとは、加湿装置Bの製造時に加湿装置Bの製造・開発を行う開発者により設定されるフラグであって、タンクTから加湿部100への水の供給を行うか否かを判断するためのフラグのことをいう。工場出荷フラグがONに設定されると、後述する電源投入時のイベント検知処理において加湿部100へ水が供給される。
工場出荷時のイベント設定処理は、例えば、開発者により工場出荷フラグが設定入力されたことをトリガとして開始される。
具体的には、開発者による設定操作により、揮発性メモリもしくは、不揮発性メモリ内の工場出荷フラグがONに設定される(ステップS1)。揮発性メモリとは、メモリMB内のRAMであり、不揮発性メモリとは、メモリMB内のROMである。ステップS1が実行されると、工場出荷時のイベント設定処理は終了される。
次に、図5を参照して、加湿装置Bにおいて実行されるジョブ予約時のイベント設定処理について説明する。ジョブ予約時のイベント設定処理は、ジョブ予約時にジョブ予約フラグをONにする処理である。ジョブ予約時とは、画像形成システム10の使用者(ユーザ)により画像形成装置Aの操作表示部91を介して画像形成動作を開始する旨のスタートボタンが押下された時、又は外部装置からジョブの実行指令を含むジョブデータが画像形成装置Aにおいて受信された時のことをいう。また、ジョブ予約フラグとは、ジョブの予約時にユーザにより設定されるフラグであって、タンクTから加湿部100への水の供給を行うか否かを判断するためのフラグのことをいう。ジョブ予約フラグがONに設定されると、後述する電源投入時のイベント検知処理又は動作時のイベント検知処理において、加湿部100へ水が供給される。
ジョブ予約時のイベント設定処理は、例えば、加湿装置Bにおいて、ユーザにより入力された画像形成動作を開始する旨のスタートボタンの押下信号が画像形成装置Aから通信手段TRを介して受信されたとき、又は外部装置から送信されたジョブデータが画像形成装置Aから通信手段TRを介して受信されたことをトリガとして開始される。
先ず、予約されたジョブのジョブデータに含まれる設定情報に基づいて、デカーラ機能を使用するか否かが判別される(ステップS11)。デカーラ機能とは、加湿装置Bにおいて、用紙Sに液体を付与する機能のことをいう。すなわち、本ステップでは、用紙Sに水を付与する加湿処理を実行するか否かが判別される。
ステップS11において、デカーラ機能を使用すると判別された場合(ステップS11;使用する)、後述するステップS13に移行される。ステップS11において、デカーラ機能を使用しないと判別された場合(ステップS11;使用しない)、ポンプ動作を行うか否かが判別される(ステップS12)。ポンプ動作とは、ポンプPによる水のくみ上げ動作、すなわちポンプPによりタンクTから加湿部100へ水を供給する動作のことをいう。本ステップの判別は、デカーラ機能を使用しないジョブの連続回数が指定された回数を超過したか否か、又は最後にデカーラ機能を使用した時から現在の時間までの時間が指定された時間を超過するか否かにより判別される。ここで、指定された回数又は指定された時間は、ユーザ、開発者又は画像形成システム10の保守・管理を行うメンテナンスマンにより予め設定された情報である。
ステップS12において、ポンプ動作を行わないと判別された場合(ステップS12;行わない)、ジョブ予約時イベント設定処理は終了される。ステップS12において、ポンプ動作を行うと判別された場合(ステップS12;行う)、揮発性もしくは、不揮発性メモリのジョブ予約フラグがONに設定される(ステップS13)。ステップS13の実行後、ジョブ予約時のイベント設定処理は終了される。
次に、図6を参照して、電源投入時のイベント検知処理について説明する。電源投入時のイベント検知処理は、電源投入時に所定のイベントを検知すると、ポンプ動作を実行する処理である。所定のイベントとは、画像形成動作の開始前に加湿部100へ水を供給するためのトリガの要因となる情報のことをいう。具体的には、所定のイベントは、第1の情報としての工場出荷フラグ:ONを示す情報、電源が投入されたことを示す情報、又は第の情報としてのジョブ予約フラグ:ONを示す情報のことをいう。電源投入時とは、画像形成システム10における画像形成装置A及び加湿装置Bの電源が投入された時であって、画像形成動作の開始前の時のことをいう。例えば、ユーザによる操作指示により電源が投入されると、画像形成装置A及び加湿装置Bの電源が投入されたことを示す情報が画像形成装置Aから通信手段TRを介して加湿装置Bに送信される。
電源投入時のイベント処理が実行される前において、予め、工場出荷フラグのON、OFF情報又はジョブ予約確認フラグのON、OFF情報がメモリMBに記憶されているものとする。また、ユーザ、開発者、又はメンテナンスマンにより、出荷時のポンプPの動作時間、ジョブ予約時のポンプPの動作時間、又は電源ON時のポンプPの動作時間が設定されており、当該設定された各ポンプPの動作時間がメモリMBに記憶されているものとする。
ここで、出荷時のポンプPの動作時間は、工場出荷フラグ:ONと関連付けられた時間情報であり、工場出荷フラグ:ONが確認されたときにメモリMBから読み出される。出荷時のポンプPの動作時間が読み出されると、当該読み出された動作時間分、ポンプPにより加湿部100への水の供給が実行される。
ジョブ予約時の動作時間は、ジョブ予約フラグ:ONと関連付けられた時間情報であり、ジョブ予約フラグONが確認されたときにメモリMBから読み出される。ジョブ予約フラグ:ONが読み出されると、当該読み出された動作時間分、ポンプPにより加湿部100への水の供給が実行される。
電源ON時のポンプPの動作時間は、電源が投入されたことを示す情報と関連付けられた時間情報である。電源ON時のポンプPの動作時間は、電源が投入されたことを示す情報が加湿装置Bにより検知された後、工場出荷フラグOFF及びジョブ予約フラグOFFが確認されたときにメモリMBから読み出される。電源ON時のポンプPの動作時間が読み出されると、当該読み出された動作時間分、ポンプPにより加湿部100への水の供給が実行される。
電源投入時のイベント処理は、加湿装置Bにおいて、電源が投入されたことを示す情報が画像形成装置Aから通信手段TRを介して受信されたことをトリガとして開始される。
先ず、メモリMBに記憶されている工場出荷フラグが読み出され、工場出荷フラグの確認が実行される(ステップS21)。
ステップS21において、工場出荷フラグがONと判別された場合(ステップS21;フラグON)、メモリMBに記憶されている出荷時のポンプ動作時間が読み出される(ステップS22)。そして、工場出荷フラグがOFFに設定される(ステップS23)。ステップS23の実行後、後述するステップS28に移行される。
ステップS21において、工場出荷フラグがOFFと判別された場合(ステップS21;フラグOFF)、メモリMBに記憶されているジョブ予約フラグが読み出され、ジョブ予約確認フラグの確認が実行される(ステップS24)。
ステップS24において、ジョブ予約フラグがONであると確認された場合(ステップS24;フラグON)、メモリMBに記憶されているジョブ予約時のポンプ動作時間が読み出される(ステップS25)。そして、ジョブ予約フラグがOFFに設定される(ステップS26)。ステップS26の実行後、後述するステップS28に移行される。
ステップS24において、ジョブ予約フラグがOFFであると確認された場合(ステップS24;フラグOFF)、メモリMBから電源ON時のポンプ動作時間が読み出される(ステップS27)。ステップS27の実行後、読み出された動作時間、ポンプPが駆動される(ステップS28)。ポンプPの駆動とは、ポンプ動作、すなわちポンプPによりタンクTから加湿部100へ水を供給する動作のことをいう。ステップS28の実行後、電源投入時のイベント検知処理は終了される。
次に、図7を参照して、動作時のイベント検知処理について説明する。動作時のイベント検知処理は、画像形成装置A及び加湿装置Bの電源投入後、所定の時間で定期的にジョブ予約フラグを確認、すなわちポーリングをし、ジョブ予約フラグがONの場合はポンプ動作を実行する処理である。ポーリングは、例えば10ms間隔で定期的に実行される。このため、ジョブ予約フラグがONであるかを即時に確認でき、予約されたジョブに応じた画像形成動作の開始前にポンプ動作の実行が可能となる。所定の時間とは、画像形成装置A及び加湿装置Bの電源投入後に動作時のイベント検知処理を定期的に実行する時間のことをいう。
予め、開発者により所定の時間が設定されているものとする。また、動作時において、新たなジョブが予約され、ジョブ予約時のイベント設定処理により設定されたジョブ予約フラグがメモリMBに記憶されているものとする。さらに、ジョブ予約時のポンプPの動作時間がメモリMBに記憶されているものとする。
動作時のイベント検知処理は、現在時刻が予め設定された所定の時間になったことをトリガとして開始される。
先ず、ジョブ予約フラグの確認が実行される(ステップS31)。ステップS31において、ジョブ予約フラグがOFFであると確認された場合(ステップS31;フラグOFF)、動作時のイベント検知処理は終了される。
ステップS31において、ジョブ予約フラグがONであると確認された場合(ステップS31;フラグON)、メモリからジョブ予約時のポンプ動作時間が読み出される(ステップS32)。ステップS32の実行後、ジョブ予約フラグがOFFに設定される(ステップS33)。ステップS33の実行後、設定された動作時間、ポンプが駆動される(ステップS34)。ステップS34の実行後、動作時のイベント検知処理は終了される。
以上、本実施の形態によれば、画像形成動作の開始前に加湿部100への水の供給を実行させる。このため、用紙に加湿処理を行う場合、ユーザの所望するタイミングで加湿処理を即時に実行することが可能となり、画像形成システム10で実行される処理の生産性を向上させることができる。
具体的には、工場出荷フラグ:ONを電源投入時に検知すると、出荷時のポンプPの動作時間に基づいて、加湿部100への水の供給を実行させる。これにより、加湿装置Bの出荷後、初めての電源投入時に加湿部100へ水を供給する動作が実行されるので、メンテナンスマンが加湿部100へ水を供給する操作を忘れてしまった場合であっても、ユーザはポンプ動作が完了するまで待つ必要はなく、加湿処理の実行が遅れてしまうのを防ぐことができる。このため、用紙に加湿処理を行う場合、ユーザの所望するタイミングで加湿処理を即時に実行することが可能となり、画像形成システム10で実行される処理の生産性を向上させることができる。
また、電源が投入されたことを検知した後、工場出荷フラグ:OFF、ジョブ予約フラグOFFが確認されたとき、電源ON時のポンプPの動作時間に基づいて、加湿部100への水の供給を実行させる。これにより、電源が投入されれば必ず加湿部100への水の供給が実行されるので、ユーザ又はメンテナンスマンが加湿部100へ水を供給する操作を忘れてしまった場合であっても、ユーザはポンプ動作が完了するまで待つ必要はなく、加湿処理の実行が遅れてしまうのを防ぐことができる。このため、用紙に加湿処理を行う場合、ユーザの所望するタイミングで加湿処理を即時に実行することが可能となり、画像形成システムで実行される処理の生産性を向上させることができる。
また、ジョブ予約フラグ:ONを電源投入時に検知すると、ジョブ予約時のポンプPの動作時間に基づいて、加湿部100への水の供給を実行させる。これにより、前回の電源供給が遮断された時にジョブ予約フラグがONであった場合、電源供給の遮断後の次の電源投入時に加湿部100への水の供給を実行させることができる。
また、ジョブが連続で実施されると、加湿装置Bの駆動により加湿部100からタンクTへの液体の逆流、又は液体の気化がわずかに発生することが知られている。本実施の形態では、動作時のイベント検知処理において、ジョブ予約フラグがONであることを電源投入後の所定の時間に検知すると、ジョブ予約時のポンプPの動作時間に基づいて、加湿部100への水の供給を実行させるので、ジョブが連続で実施された場合による液体の逆流もしくは、液体の気化による影響を防ぐことができる。
また、ジョブ予約フラグがONであるか否かを、電源投入後の所定の時間に検知するので、画像形成装置A及び加湿装置Bの電源投入後に新しく追加予約されたジョブ予約フラグの確認が可能となる。これにより、新しく追加予約されたジョブ予約フラグに基づいて、加湿部100への液体の供給が可能となる。
また、ポンプPは供給路H4中の水が加湿部100からタンクTに逆流するのを防止する機能を有するので、加湿部100からタンクTへ水が逆流するのを防止することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成システム、加湿装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、加湿部100において、補給ローラ121、122上の水を加湿ローラ141、142に伝達し、さらに、加湿ローラ141、142から用紙Sに伝達することで用紙に水を付与する構成としたがこれに限定されるものではない。例えば、加湿部100は、加湿装置Bの装置内全体に水を付与するような構成としてもよい。この構成により、用紙Sが加湿装置Bを通過するだけで、用紙Sに水を付与することが可能となる。
また、上記実施の形態において、画像形成システム10は図1に示す構成として説明したが、これに限定されない。例えば、画像形成システム10は、画像形成装置Aと、加湿装置Bとのみからなる構成としてもよい。
その他、本実施の形態における、画像形成システム、加湿装置の細部構造及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10 画像形成システム
A 画像形成装置
B 加湿装置
C 製本装置
1 像担持体
1A 画像形成部
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
5A 転写手段
5B 除電手段
6 クリーニング手段
7A 用紙収納部
7B 搬送部
7C 排紙ローラ
7D 板
7E 反転搬送部
8 定着手段
8A 加熱ローラ
8B 加圧ローラ
8C ヒータ
11 進入口
12 送出口
13 搬送路切換ガイド
91,92 操作表示部
100 加湿部
101 塗布液貯蔵部材
111,112 塗布液皿
121,122 補給ローラ
131,132 制御ローラ
141,142 加湿ローラ
200 カール矯正手段
210 用紙搬送手段
CA,CB,CC 制御部
MA,MB,MC メモリ
P ポンプ
S 用紙
T タンク
H4 供給路
TR 通信手段

Claims (16)

  1. 画像形成動作を実行し、当該画像形成動作により画像が形成された用紙に定着処理を行い、当該定着処理された用紙を出力する画像形成装置と、
    前記画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置と、を備え、
    前記加湿装置は、
    用紙に液体を付与する加湿部と、
    前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
    前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
    電源投入時前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、
    を備える画像形成システム。
  2. 画像形成動作を実行し、当該画像形成動作により画像が形成された用紙に定着処理を行い、当該定着処理された用紙を出力する画像形成装置と、
    前記画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置と、を備え、
    前記加湿装置は、
    用紙に液体を付与する加湿部と、
    前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
    前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
    電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、ジョブの予約時に設定される第2の情報を検知すると、前記第2の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、
    を備える画像形成システム。
  3. 記制御部は、
    電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項に記載の画像形成システム。
  4. 記制御部は、
    電源が投入されたことを検知し前記第1の情報を検知しない場合前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御部は、
    電源が投入されたことを検知し前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項2に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、
    電源が投入されたことを検知し前記第1の情報及び前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項3に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、
    前記第の情報を電源投入後の所定の時間に検知すると、前記第の情報に関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項2、3、5、6のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  8. 前記加湿部は、
    前記貯水部より上方に設けられており、
    前記供給部は、
    前記貯蔵部から前記加湿部へ液体を供給するための供給路と、
    前記供給路を介して前記貯蔵部から前記加湿部へ液体をくみ上げるポンプと、を備え、
    前記ポンプは、
    前記供給路中の液体が前記加湿部から前記貯蔵部に逆流するのを防止する機能を有する請求項1からのいずれか一項に記載の画像形成システム。
  9. 画像形成動作を実行する画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置において、
    用紙に液体を付与する加湿部と、
    前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
    前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
    電源投入時前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、
    を備える加湿装置。
  10. 画像形成動作を実行する画像形成装置から出力された用紙を加湿する加湿装置において、
    用紙に液体を付与する加湿部と、
    前記加湿部に供給する液体を貯蔵する貯蔵部と、
    前記貯蔵部に貯蔵された液体を前記加湿部に供給するための供給部と、
    電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、ジョブの予約時に設定される第2の情報を検知すると、前記第2の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる制御部と、
    を備える加湿装置。
  11. 記制御部は、
    電源投入時に、前記加湿部へ液体を供給するための、前記加湿装置の製造時に設定される第1の情報を検知すると、前記第1の情報と関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項10に記載の加湿装置。
  12. 記制御部は、
    電源が投入されたことを検知し前記第1の情報を検知しない場合前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項記載の加湿装置。
  13. 前記制御部は、
    電源が投入されたことを検知し前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項10に記載の加湿装置
  14. 前記制御部は、
    電源が投入されたことを検知し前記第1の情報及び前記第2の情報を検知しない場合、前記電源が投入されたことと関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項11に記載の加湿装置
  15. 前記制御部は、
    前記第の情報を電源投入後の所定の時間に検知すると、前記第の情報に関連付けられた時間情報に基づいて、前記加湿部への液体の供給を前記供給部に実行させる請求項10、11、13、14のいずれか一項に記載の加湿装置。
  16. 前記加湿部は、
    前記貯水部より上方に設けられており、
    前記供給部は、
    前記貯蔵部から前記加湿部へ液体を供給するための供給路と、
    前記供給路を介して前記貯蔵部から前記加湿部へ前記液体をくみ上げるポンプと、を備え、
    前記ポンプは、
    前記供給路中の液体が前記加湿部から前記貯蔵部に逆流するのを防止する機能を有する請求項から15のいずれか一項に記載の加湿装置。
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