JP5407476B2 - コントローラ - Google Patents
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Description
このため、この2つのゲイン調整量の関係を意識しながら各ゲイン調整量を適切な値に設定しないと、処理後の音響信号として、スピーカ等の音声出力装置の破損につながるような音響信号を出力してしまったり、また無意味に音質を低下させてしまったりすることも考えられるという問題があった。
そして、従来は、このような問題を適切に解決するための技術は知られていなかった。
さらに、上記レベル設定受付手段を、つまみを駆動する駆動手段を備えたスライダ操作子により上記信号処理チャンネルのレベル調整処理のゲイン値の設定を受け付ける手段とし、上記抑制手段が、上記スライダ操作子のつまみがゲイン値0デシベルを超える位置に移動されないように上記駆動手段を制御するようにするとよい。
あるいは、上記抑制手段が、上記スライダ操作子のつまみがゲイン値0デシベルを超える位置に移動された場合にその移動に抵抗する力を加え、上記つまみがゲイン値0デシベルを超える位置で離された場合にそのつまみをゲイン値0デシベルの位置まで移動させるように上記駆動手段を制御するようにしてもよい。
まず、図1に、この発明のコントローラの実施形態であるコンソールと、そのコンソールによる操作の対象の音響信号処理装置であるミキサとを含むミキサシステムの概略構成を示す。
以上の各装置の機能により、ミキサシステム1は、A/D変換装置10に入力する音響信号を、コンソール20により操作されるミキサ40で処理し、D/A変換装置60から出力することができる。
図2に示すように、コンソール20は、CPU21,ROM22,RAM23,操作検出回路24,表示制御回路25,ネットワークI/F26を備え、これらがシステムバス27によって接続されている。また、操作検出回路24には操作子31が、表示制御回路25には表示器32が、それぞれ接続されている。
RAM23は、一時的に記憶すべきデータを記憶したり、CPU21のワークメモリとして使用したりする記憶手段である。
図3に示すように、ミキサ40は、CPU41,ROM42,RAM43,操作検出回路44,表示制御回路45,ネットワークI/F46,信号処理部(DSP)47を備え、これらがシステムバス48によって接続されている。また、操作検出回路44には操作子51が、表示制御回路45には表示器52がそれぞれ接続されている。
まず、CPU41は、DSP47における信号処理の制御等の種々の制御も行う。
操作子51は、ミキサ40に対する操作を受け付けるためのものであるが、ここでは信号処理パラメータの設定等の複雑な操作はコンソール20により受け付けるため、少数のキー、ボタン等からなる簡単な構成としている。
表示器52は、ミキサ40の動作状態等を表示する表示手段であるが、ここでは、現在設定されている信号処理パラメータの内容や、操作受付のための細かなGUI等の複雑な内容はコンソール20に表示させるため、少数の発光ダイオード(LED)や小型の液晶ディスプレイ(LCD)等からなる簡単な構成としている。
DSP47は、信号処理回路を含み、ネットワークI/F46から渡される波形データを入力し、カレントメモリに記憶してある各種パラメータの現在値に従って、ミキシング、イコライジング、レベル調整等の各種信号処理を施す信号処理手段である。処理後の波形データは、ネットワークI/F46に出力し、ネットワークI/F46はその波形データを伝送フレームTLに書き込んで他の装置に出力する。また、カレントメモリの記憶領域は、RAM43又はDSP47の内蔵メモリに設ける。
図4に示すように、まず、A/D変換装置10は、A/D変換部101とA/Dゲイン設定部102を有する。そして、マイク等の音響信号供給元から供給された複数のアナログ音響信号をA/D変換部101においてA/D変換して複数chの波形データを生成し、伝送フレームTLに書き込むことにより、入力されたアナログ音響信号と対応する波形データを他の装置に供給することができる。ここでは、ミキサ40がその書き込んだ波形データを読み出す。
D/Aゲイン設定部602は、D/A変換部601が出力するアナログ音響信号のレベルを設定する。そのレベルの具体的な数値は、図示しない操作子の操作や、コンソール20からの操作により、ユーザが行うことができる。
なおここでは、実施形態の特徴に関連する部分であるので、入力ゲイン設定部431とフェーダゲイン設定部432をその他の設定部と分けて示したが、ミキサ40側では、これらの設定部に他の設定部と格別異なる動作をさせる必要はない。
入力ゲイン設定受付部201は、不図示のゲインつまみにより、ユーザによる、各入力ポートと対応するヘッドアンプ401のゲイン値(以下「入力ゲイン」と呼ぶ)の設定操作をポート毎に受け付ける。フェーダゲイン設定受付部202は、つまみを駆動する駆動手段を有するスライダ操作子である電動フェーダ223により、ユーザによる、各入力ch410のレベル調整部412のゲイン値(以下「フェーダゲイン」と呼ぶ)の設定をch毎に受け付ける。その他設定受付部203は、それ以外のパラメータの値の設定操作を受け付ける。
図5に、このうちレベルメータ222の2つの構成例を示す。
(a)に示す例では、レベルメータ222は、LCD上に画面として表示される。そして、レベル表示部222aに、バーグラフにより1つの入力ch410における信号レベルを表示している。図では、0dB(デシベル)の信号レベルを表示した状態を示している。なお、ここで表示する信号レベルは、レベル調整部412による処理後の波形データのものとは限らず、入力ch410のうちユーザが指定した任意の箇所のものとすることができる。
また、上記の他、グラフやランプの該当位置を枠で囲む等の手法によりゲイン値を表示することも考えられる。
まず、図6に、入力ゲイン変更操作を検出した場合の処理のフローチャートを示す。
コンソール20のCPU21は、つまみの操作等により、いずれかの入力ポートについて入力ゲインを変更する操作があったことを検出すると、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
コンソール20のCPU21は、いずれかの入力chと対応する電動フェーダ223の操作、すなわちフェーダゲインの値を変更する操作があったことを検出すると、図7のフローチャートに示す処理を開始する。
コンソール20は、CPU21に以上の処理を実行させることにより、図4を用いて説明した、ミキサ40の入力ゲイン及びフェーダゲインの設定に関連する機能を実現することができる。
例えば、上述した実施形態では、コンソール20がミキサ40と別体である例について説明したが、ミキサ40と一体であってもよい。すなわちミキサ40が備える操作パネルに、上述したコンソール20と同様な機能を設けてもよい。
また、この発明のコントローラによる操作の対象も必ずしもミキサには限られない。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
従って、この発明を適用することにより、音響信号処理装置の運用性を向上させることができる。
Claims (5)
- 入力するデジタル音響信号に対して、信号処理チャンネルでレベル調整を含む信号処理を行って出力する音響信号処理装置を操作するためのコントローラであって、
ユーザによる、前記音響信号処理装置におけるデジタル音響信号の入力ゲイン値の設定操作を受け付けるゲイン設定受付手段と、
前記ユーザによる、前記音響信号処理装置が行う前記信号処理チャンネルのレベル調整処理のゲイン値の設定操作を受け付けるレベル設定受付手段と、
前記ゲイン設定受付手段がある入力音響信号について受け付けた入力ゲイン値と、前記レベル設定受付手段が前記ある入力音響信号が入力する信号処理チャンネルのレベル調整処理について受け付けたゲイン値との和である総ゲイン値が0デシベルを超えた場合に、前記ユーザにその旨の警告を行う警告手段とを設けたことを特徴とするコントローラ。 - 請求項1に記載のコントローラであって、
前記レベル設定受付手段が前記信号処理チャンネルのレベル調整処理のゲイン値を0デシベルを超える値にしようとする設定操作を検出した場合に、前記レベル設定受付手段にその設定操作を抑制させる抑制手段を設けたことを特徴とするコントローラ。 - 請求項2に記載のコントローラであって、
前記レベル設定受付手段は、つまみを駆動する駆動手段を備えたスライダ操作子により前記信号処理チャンネルのレベル調整処理のゲイン値の設定を受け付ける手段であり、
前記抑制手段は、前記スライダ操作子のつまみがゲイン値0デシベルを超える位置に移動されないように前記駆動手段を制御することを特徴とするコントローラ。 - 請求項2に記載のコントローラであって、
前記レベル設定受付手段は、つまみを駆動する駆動手段を備えたスライダ操作子により前記信号処理チャンネルのレベル調整処理のゲイン値の設定を受け付ける手段であり、
前記抑制手段は、前記スライダ操作子のつまみがゲイン値0デシベルを超える位置に移動された場合に該移動に抵抗する力を加え、前記つまみがゲイン値0デシベルを超える位置で離された場合に該つまみをゲイン値0デシベルの位置まで移動させるように前記駆動手段を制御することを特徴とするコントローラ。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコントローラであって、
前記音響信号処理装置が処理中の音響信号のレベルを表示するレベルメータと、
前記ゲイン設定受付手段が受け付けた入力ゲイン値と、前記レベル設定受付手段が受け付けた前記信号処理チャンネルのレベル調整処理のゲイン値とを、該ゲイン値に係るレベル調整が含まれる信号処理チャンネルで処理中の音響信号のレベルを表示するレベルメータと重ねて又はその近傍に、該レベルメータと同じスケールで表示するゲイン値表示手段とを設けたことを特徴とするコントローラ。
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