JP5405378B2 - 核酸分析装置及び方法 - Google Patents
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- 検査試料と標準試料を前処理する前処理部と、前記前処理された試料内の核酸の増幅を検出する検出部と、前記検出部から出力された検出データをリアルタイムにて解析するデータ解析部と、前記検出データの解析結果をリアルタイムにて表示する表示部と、前記前処理部による前処理、及び、前記検出部による核酸増幅の検出を制御する制御部と、を有する核酸分析装置において、
前記検出部は、同一の条件下にて調製された検査試料と標準試料からなる試料グループについて、核酸の増幅の測定結果を含む検出データをリアルタイムにて出力し、
前記データ解析部によって測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記表示部は前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたことを前記標準試料の測定終了前にリアルタイムにて表示し、
前記制御部は、前記検出部が少なくともひとつの前記検査試料を測定中に、前記標準試料を測定するように制御することを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記データ解析部によって測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記制御部は、前記試料グループに属する検査試料の検査を中止させることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記データ解析部によって測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記表示部は、前記試料グループに属する検査試料の検査を続行するか、前記試料グループに属する検査試料の検査を中止するかをオペレータに選択させるための画面を表示することを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記標準試料は、既知の核酸を含むポジティブコントロール、既知の核酸を含まないネガティブコントロール、又は、濃度既知の核酸を含む定量コントロールであることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記標準試料は、前記検査試料とは別個に調製された外部コントロール、又は、前記検査試料内に添加される内部コントロールであることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記表示部は、前記検出データの出力画面を表示し、前記出力画面には、核酸の増幅を測定中であること、核酸の増幅を検出できなかったこと、核酸の増幅を検出できたこと、核酸の増幅を終了したこと、核酸の増幅を途中で終了又は中止した場合にはその理由、の少なくとも1つを表示することを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記表示部は、前記検出データの出力画面を表示し、前記出力画面には、核酸の増幅の有無の検出結果と共に、試料の属性、試料グループの属性、試薬の属性を表示することを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項1記載の核酸分析装置において、
前記表示部は、前記データ解析部によって得られた核酸増幅曲線をリアルタイムにて表示することを特徴とする核酸分析装置。 - 検査試料と標準試料を前処理する前処理ステップと、
前記前処理された試料内の核酸の増幅を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された検出データをリアルタイムにて解析するデータ解析ステップと、
前記検出データの解析結果をリアルタイムにて表示する表示ステップと、
を有する核酸分析方法において、
前記検出ステップは、同一の条件下にて調製された検査試料と標準試料からなる試料グループについて、少なくともひとつの前記検査試料を検査中に、前記標準試料を検査し、核酸の増幅の測定結果を含む検出データをリアルタイムにて出力し、
前記データ解析ステップにおいて、測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記表示ステップは、前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたことを前記標準試料の測定終了前にリアルタイムにて表示することを特徴とする核酸分析方法。 - 請求項9記載の核酸分析方法において、
前記データ解析ステップにおいて、測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記試料グループに属する検査試料の検査を中止させることを特徴とする核酸分析方法。 - 請求項9記載の核酸分析装置において、
前記データ解析ステップにおいて、測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記試料グループに属する検査試料の検査を続行するか、前記試料グループに属する検査試料の検査を中止するかをオペレータに選択させるための画面を表示することを特徴とする核酸分析方法。 - 請求項9記載の核酸分析方法において、
前記標準試料は、既知の核酸を含むポジティブコントロール、既知の核酸を含まないネガティブコントロール、又は、濃度既知の核酸を含む定量コントロールであることを特徴とする核酸分析方法。 - 請求項9記載の核酸分析方法において、
前記標準試料は、前記検査試料とは別個に調製された外部コントロール、又は、前記検査試料内に添加される内部コントロールであることを特徴とする核酸分析方法。 - 検査試料と標準試料を前処理する前処理部と、前記前処理された試料内の核酸の増幅を検出する検出部と、前記検出部から出力された検出データをリアルタイムにて解析するデータ解析部と、前記前処理部、前記検出部、及び前記データ解析部を制御する制御装置と、前記検出データの解析結果をリアルタイムにて表示する表示装置と、を有する核酸分析装置において、
前記検出部は、同一の条件下にて調製された検査試料と標準試料からなる試料グループについて、核酸の増幅をリアルタイムに検出し、
前記データ解析部によって測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記表示装置は前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたことを前記標準試料の測定終了前にリアルタイムにて表示し、
前記制御装置は、前記検出部が少なくともひとつの前記検査試料を測定中に、前記標準試料を測定するように制御することを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項14記載の核酸分析装置において、
更に、核酸分析計画を作成する分析計画部と、前記核酸分析計画に基づいて前記前処理部に前処理を実行させ前記検出部に核酸の増幅の検出を実行させる分析実行部と、を有し、
前記分析計画部は、前記検出部において実施されている試料グループの検査状況から、次の試料グループの分析計画を作成し、前記分析実行部は、前記分析計画部によって作成された分析計画と、前記検出部において実施されている試料グループの検査状況から、次の試料グループの検査を開始させることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項15記載の核酸分析装置において、
前記分析計画部は、所定の時間内に前記検出部にて次の試料グループの試料の検査を実行できないと判定したときには、分析計画の作成を行わないことを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項14記載の核酸分析装置において、
前記標準試料は、既知の核酸を含むポジティブコントロール、既知の核酸を含まないネガティブコントロール、又は、濃度既知の核酸を含む定量コントロールであることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項14記載の核酸分析装置において、
前記標準試料は、前記検査試料とは別個に調製された外部コントロール、又は、前記検査試料内に添加される内部コントロールであることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項14記載の核酸分析装置において、
前記データ解析部によって、測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記制御装置は、前記試料グループに属する検査試料の検査を中止させることを特徴とする核酸分析装置。 - 請求項14記載の核酸分析装置において、
前記データ解析部によって、測定中の前記標準試料の測定結果より検査不良が検出されたとき、前記表示装置は、検査不良を示すアラームを表示することを特徴とする核酸分析装置。
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