JP5405100B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents

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Description

この発明は飲料ディスペンサに関し、特にその原料を混合・攪拌するためのミキシング機構に関する。
利用者に茶やコーヒー等の飲料を提供する飲料ディスペンサとして、粉末原料と水とを混合した飲料を提供する飲料ディスペンサがある。このような飲料ディスペンサは、粉末原料を保管し、そして供給するためのキャニスタと、供給された粉末原料と水とを混合・攪拌するためのミキシング部とを備え、ミキシング部での粉末原料と水との混合により生成された飲料が利用者に供給される。
また、ミキシング部の内部には、回転することによって粉末原料と水とを混合・攪拌する攪拌羽根であるインペラが設けられ、インペラは攪拌モータにより回転駆動する。そして、インペラの回転中、インペラによってミキシング部の放出口からの飲料の放出が制止され、インペラの回転の停止後、飲料がミキシング部の放出口から自然流出するようになった構成が、ミキシング部及びインペラからなるミキシング機構に採用されている。
例えば、特許文献1には、ミキシングボール(ミキシング部)の周壁に平坦面を呈する直線状の壁面を組み合わせ、この周壁を断面多角形としたものが記載されている。このミキシングボールには、側壁面に開口する水導入口より水が導入され、粉末原料と水とが攪拌羽根により攪拌される。そして、攪拌羽根の回転により、ミキシングボールの内部では導入された水による旋回流が発生する。この旋回流はその旋回過程で直線状の壁面への衝突を繰り返しながら流れるため、乱流が発生し、その結果、攪拌力が高められている。さらに、攪拌工程の終了後、攪拌羽根が停止されると、飲料は、攪拌羽根の下方向に設けられたミキシングボールの飲料放出口を通じて、自然流出する。
実開平1−151374号公報
しかしながら、通常高速回転される攪拌羽根(インペラ)は、接続された攪拌モータの通電が切られても惰性で回転を続けてしまう。このため、粉末原料と水との混合・攪拌により飲料が生成された後もインペラが停止せず、飲料の注出までに時間を有してしまうという問題がある。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、回転するインペラの停止までの時間を短縮し、利用者に飲料を提供するための時間を短縮することのできる飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
この発明に係る飲料ディスペンサは、原料と湯又は水とを混合した飲料を利用者に提供するための飲料ディスペンサであって、原料と湯又は水とを混合し飲料を生成するためのミキシング部と、ミキシング部の内部に設けられ、回転することにより原料と湯又は水とを攪拌するインペラと、インペラを回転駆動するモータとを備え、ミキシング部は、ミキシング部の内部に湯又は水を供給するための注水口であって、注水口から供給された湯又は水がミキシング部の内周面に沿って旋回する流れを発生し、湯又は水の旋回する流れの旋回方向がインペラの回転方向と対向する、注水口を有し、飲料の生成時、所定量の原料及び所定量のうちの一部の量の湯又は水がミキシング部に供給されると共に、モータが通電されてインペラを所定時間回転駆動し、モータの通電停止後、上記所定量の湯又は水のうちのまだ供給されていない残りの量の湯又は水がミキシング部に供給されることを特徴とするものである。
これによって、ミキシング部への湯又は水の供給時、供給された湯又は水により発生する、ミキシング部の内周面に沿って旋回する流れの方向が、インペラの回転方向と対向する。このため、原料及び湯又は水を攪拌するためにインペラへ付与されていた回転駆動力が飲料の生成完了に伴い停止された後、インペラの惰性による回転が速やかに停止される。これにより、利用者への飲料の提供に要する時間を低減することができる。
注水口は、ミキシング部の上部に設けられ、注水口から供給された湯又は水がミキシング部に落下する位置は、ミキシング部に供給された原料がミキシング部に落下する位置の付近であってもよい。これによって、ミキシング部に落下する湯又は水の位置を、原料の落下位置付近とすることにより、原料の溶け残り防ぐことができる。
ミキシング部は、筒部及び筒部の底部に飲料を放出するための放出口を有し、筒部の底部は、放出口に向かって下方に傾斜した錐状の面を有し、ミキシング部は、注水口から筒部に供給された湯又は水がインペラの回転方向と対向する方向に流れるように、筒部を傾斜させて飲料ディスペンサに取り付けられてもよい。これによって、ミキシング部に供給された湯又は水は、インペラの回転方向と対向する旋回方向の流れを発生しやすくなる。
この発明によれば、回転するインペラの停止までの時間を短縮し、利用者に飲料を提供するための時間を短縮することのできる飲料ディスペンサを提供することが可能となる。
以下に、この発明の実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。
実施の形態
まず、図1〜2を用いて、この実施の形態に係る飲料ディスペンサ101の全体構成を説明する。なお、飲料ディスペンサ101は、粉末原料を冷水又は湯と混合し、利用者に冷飲料又は温飲料を提供する飲料ディスペンサである。
図1を参照すると、飲料ディスペンサ101は、利用者に飲料を提供する空間である飲料注出部3及び扉4をその前面に有する筐体1を備えている。扉4には、利用者が提供を受ける飲料を選択しその飲料を注出させるための操作部5が設けられている。
また、飲料ディスペンサ101において、筐体1の上端の面を上面1a、上面に対向する下端の面を下面1b、扉4を有する面を前面1eとし、さらに、前面1eに対向する面を後面1f、前面1eに隣接し前面1eから見て左側の面を左側面1c、及び、前面1eに隣接し前面1eから見て右側の面を右側面1dとする。
そして、説明の便宜上、飲料ディスペンサ101に対して、下面1bから上面1aに向かう方向を上方向A、上面1aから下面1bに向かう方向を下方向B、右側面1dから左側面1cに向かう方向を左方向C、左側面1cから右側面1dに向かう方向を右方向D、後面1fから前面1eに向かう方向を前方向E、並びに、前面1eから後面1fに向かう方向を後方向Fとする。
次に、図2を参照すると、筐体1(図1参照)の内部は、仕切板6によって2つの区画に仕切られており、前方向E側の区画はミキシング機構室2a、後方向F側の区画は機械室2bとなっている。
ミキシング機構室2aには、粉末原料を貯留するキャニスタ9が最上部に複数設けられ、キャニスタ9は、仕切板6に取り付けられたミキシングベース7の上部に載置されている。さらに、キャニスタ9のそれぞれの下方向Bには、キャニスタ9から粉末原料を受け取り、粉末原料と水とを混合して利用者に提供する飲料とするためのミキシングユニット11が設けられている。ミキシングユニット11の下方向Bには、ミキシングユニット11のそれぞれから注出された飲料、又は、冷水もしくは湯を案内し所定の1つの位置に注出するためのドリンクガイド20が設けられており、ドリンクガイド20の下方向Bは飲料注出部3となっている。
また、機械室2bには、冷水を生成するための図示しない冷凍回路及び冷水タンク、並びに、湯を生成・貯留するための図示しないヒータ及び貯湯タンク60等が設けられている。
次に、図3〜9を使用して、ミキシングユニット11及びその周辺の構成を説明する。
そこで、図4を参照すると、ミキシングベース7の前方向Eに突出した前面部7aには、ミキシングユニット11を取り付けるためのミキシングホルダ16が設けられている。ミキシングホルダ16は、取り付けられるミキシングユニット11の数量と同数だけ設けられて、ミキシングベース7に固定されている。なお、ミキシングホルダ16は、樹脂を使用した射出成形等により成形される。
ミキシングホルダ16のそれぞれは、ミキシングベース7の前面部7aの位置に、その前面部16aを有し、前面部16aには、取り付けられたミキシングユニット11が係合する凹部16bが形成されている。
さらに、前面部16aの凹部16bの下方向Bにはホルダ部16dが一体に形成されている。ホルダ部16dは、ミキシングユニット11の取付に際して、ミキシングユニット11の両側に係合してその前後方向E及びFのスライド移動を案内し、ミキシングホルダ16に対するミキシングユニット11の位置決め及び固定を行うものである。
ミキシングベース7の後面部7bには、各ミキシングホルダ16の位置に対応して、樹脂製のカップリング部材8が設けられている。また、カップリング部材8は、ミキシングベース7の後面部7bに設けられた原料放出モータ10とそれぞれ連結され、原料放出モータ10の駆動により、回転駆動する。
また、図3を参照すると、キャニスタ9がミキシングベース7に取り付けられる際、キャニスタ9は、後面部9a2においてカップリング部材8と係合し、カップリング部材8の回転駆動により、キャニスタ9内に設けられたスクリュ9cが回転するようになっている。そして、スクリュ9cの回転により、キャニスタ9内の粉末原料が、キャニスタ9の放出口9dより放出される。
次に、図5を参照すると、ミキシングユニット11の詳細な構造が示されている。そこで、ミキシングユニット11は、粉末原料と水とを混合するためのミキシング部13及びミキシング部13に粉末原料を導入するためのシュート部14を一体に有するミキシングケース12と、ミキシング部13内に設けられて回転することによって粉末原料と水とを混合・攪拌するインペラ15とを有している。また、ミキシングケース12及びインペラ15は、樹脂により形成されている。
ミキシングケース12のミキシング部13は、略円筒状の第一円筒部13aと、第一円筒部13aの下方向B側に連続して形成された略円筒状の第二円筒部13bとを有している。なお、第二円筒部13bの径は第一円筒部13aの径より小さくなっている。さらに、第二円筒部13bの底部13pには、飲料を放出するための放出口13cが形成されている。また、放出口13cは、第二円筒部13bの底部13pの中心から後方向F側に偏芯して配置されている。
ミキシング部13の第一円筒部13aの前方向E側には、略矩形断面を有する筒状をしたシュート部14が一体に形成され、シュート部14は上方向Aに向かって突出している。そして、シュート部14の上端には、キャニスタ9(図3参照)内の粉末原料をミキシングケース12内に供給するための原料供給開口14aが設けられている。
また、図4を参照すると、ミキシングケース12の第一円筒部13aには、その左方向C側及び右方向D側のそれぞれに、ミキシングホルダ16のホルダ部16dに係合する係合取手部13iが形成されている。そして、ミキシングケース12は、ミキシングホルダ16に取り付けられる際、係合取手部13iをミキシングホルダ16のホルダ部16dに係合させて、後方向Fにスライドされて取り付けられる。
図5に戻り、第一円筒部13aの上部には蓋部13dが設けられており、蓋部13dは、第一円筒部13aとシュート部14との間の開口を塞いでいる。そして、蓋部13dは、ミキシング部13の内部の水が、粉末原料との攪拌時に外部に飛散することを防止する。
また、第一円筒部13aの後方向F側には、第一円筒部13aから突出する下向きの開口を有した排出路であるオーバーフロー部13eが蓋部13dに隣接して形成されている。オーバーフロー部13eは、ミキシング部13の内部から溢れた飲料や温飲料生成時に発生する湯気を、その下方向Bに設けられた湯気抜きダクト30(図3参照)に排出するためのものである。
さらに、図7を参照すると、第一円筒部13aの蓋部13dには、インペラ15を挿入するための開口部13fが形成され、また、開口部13fに隣接して、ミキシングケース12内に水を供給するための注水口13gが形成されている。
一方、図5を参照すると、ミキシングホルダ16において、ミキシングケース12の蓋部13dと上方向A側で対向するホルダ下面部16cには、環状の磁石を有する略円板状をしたマグネットカップリング41が設けられ、そして、その上方向A側に、その駆動軸がマグネットカップリング41と連結された攪拌用モータ40が設けられている。
さらに、図6を参照すると、ミキシングホルダ16には、攪拌用モータ40に隣接して、水供給路16eがホルダ下面部16cを貫通して設けられており、水供給路16eは、鉛直下方向Bに開口する開口部16fを有している。
また、ミキシングユニット11がミキシングホルダ16に取り付けられた際、攪拌用モータ40のマグネットカップリング41は、ミキシングケース12の開口部13fに整合する(図5参照)。さらに、水供給路16eの開口部16fは、ミキシングケース12の注水口13gの内側に整合し、ミキシングケース12への注水口として機能する(図6参照)。
そして、このようにして構成されたミキシングホルダ16は、配管の一部である水供給路16e、及び、注水口として機能する開口部16fを一体に有しているため、部品点数を低減するものとなっている。
また、図6を参照すると、水供給路16eは、ホルダ下面部16cの上方向A側において、注水パイプ50を介して、ウォーターバルブ51と接続されている。ウォーターバルブ51は、注水口13gへの湯の供給を制御するためのものであり、飲料ディスペンサ101における貯湯タンク60(図2参照)に連通している。さらに、注水パイプ50には、ウォーターバルブ51及び水供給路16eの間において、冷水送り管78が接続している。冷水送り管78は、飲料ディスペンサ101における図示しないバルブの制御により冷水を供給する冷水供給機構に連通している。
よって、ミキシングホルダ16に取り付けられたミキシングケース12の注水口13gには、水平方向に延びる水供給路16e及び注水パイプ50を介して湯又は冷水が供給される。
また、図8を参照すると、インペラ15は、軸部15cと、軸部15cの両端の第一円板部15a及び第二円板部15bとが一体に形成されたものである。第一円板部15aには磁石15d(図5参照)が埋め込まれており、軸部15cと反対側の面の中心には凸部15a1(図5参照)が形成されている。さらに、第二円板部15bにおける、軸部15cと反対側の面には、径方向に延びる略三角錐形状の攪拌羽根15b1が複数形成され、その中心には凹部15b2が形成されている。
図5を参照すると、インペラ15は、第二円板部15b側からミキシングケース12の蓋部13dに形成された開口部13fに挿入され、第二円板部15bがミキシングケース12の第二円筒部13bによって案内されてその内部に収容される。そして、第二円筒部13bに収容された第二円板部15bは、その下方向B側の凹部15b2を第二円筒部13bの底部13pの内側に形成された突起13hに係合させる。このとき、第一円板部15aは、蓋部13dの開口部13fよって径方向に支持される。
また、ミキシングケース12及びインペラ15からなるミキシングユニット11がミキシングホルダ16に取り付けられると、インペラ15は、マグネットカップリング41により引きつけられ、その第一円板部15aの凸部15a1をマグネットカップリング41の下面に形成された凹部41aに係合させる。
よって、攪拌用モータ40が駆動されると、攪拌用モータ40は、マグネットカップリング41を回転駆動させる。回転駆動されるマグネットカップリング41は、マグネットカップリング41及びインペラ15の磁石15dの間の磁力により第一円板部15aと共にインペラ15を引きつけた状態で、軸部15cを中心としてインペラ15を回転駆動させる。
また、図9を参照すると、ミキシングケース12の内部を上方から見た図が示される。
ミキシングケース12の蓋部13dに形成された注水口13g(図7参照)より供給された水は、第一円筒部13aの底部13jのα部に落下する。なお、α部は、第一円筒部13aにおける右方向D側の内周面13kの付近であり、且つ、第二円筒部13bに対して右方向D側に位置する。
また、シュート部14の原料供給開口14a(図7参照)から供給される粉末原料は、第一円筒部13aの底部13jのβ部に落下する。なお、β部は、シュート部14側となる第一円筒部13aの前方向E側の内周面13k付近であり、且つ、第二円筒部13bに対して前方向E側に位置する。
よって、α部は、第二円筒部13bを囲む形状を有する第一円筒部13aの底部13jにおいて、β部の近傍に位置している。例えば、α部の中心、第二円筒部13bの中心軸、及びβ部の中心を結んで形成される角度γが90°以下となるような位置に、α部及びβ部は位置している。
また、図5に示すように、ミキシングケース12は、第一円筒部13a及び第二円筒部13bの上部を後方向Fに傾斜させるようにして、ミキシングホルダ16に取り付けられている。さらに、ミキシングケース12の第一円筒部13aの底部13jは、第二円筒部13bの中心、すなわち、放出口13cに向かって、下方向Bに傾斜した錐状面を形成している。
よって、図9に戻ると、α部に落下した水は、後方向Fに向かって流れた後、第一円筒部13aの内周面13kに沿って流れつつ、第二円筒部13bに向かって流れる。これにより、α部に落下した水は、第一円筒部13aの内部で第二円筒部13bの周囲に反時計回りとなる方向Qの旋回流を発生する。すなわち、α部に落下した水は、方向Qの旋回流を発生しつつ、第二円筒部13bに流入するようにして流れる。
一方、インペラ15は、攪拌用モータ40の駆動により、軸部15cを中心として時計回りとなる方向Pに回転する。(図5及び8参照)
このとき、インペラ15の回転によって、ミキシングケース12内の水には方向Pの旋回流が発生する。この方向Pの旋回流は、α部に落下した水により発生する方向Qの旋回流より、流れが強くなっている。よって、インペラ15が回転駆動されている間は、方向Pの旋回流により方向Qの旋回流が打ち消され、ミキシングケース12内の水は方向Pに旋回する。
また、α部は、第一円筒部13aの内周面13k付近、且つ、β部付近に位置しているため、粉末原料が溶け残ることが防止される。
従って、上述のようにして、ミキシングユニット11及びその周辺が構成されている。
次に、図2を参照すると、上述のようにして構成されるミキシングユニット11の下方向Bにはドリンクガイド20が設けられている。ドリンクガイド20は、ミキシングユニット11の下方向Bに隣接して配置され、全てのミキシングユニット11の下部を覆うようにして設けられている。さらに、ドリンクガイド20の上面20aにおいて、各ミキシングユニット11の放出口13cの下方向Bには、放出口13cから飲料を受け取るための開口20bがそれぞれ設けられている。また、ドリンクガイド20は、図示しないバルブを介して冷水供給管及び貯湯タンク60に連通しており、冷水及び湯も供給されるようになっている。
また、ドリンクガイド20の下面20cには、受け取った飲料を下方向Bの飲料注出部3に放出するための複数の注出口からなる注出口20dが設けられている。注出口20dは、開口20bのそれぞれに対して連通する注出口を1つずつ有しており、さらに、供給された冷水及び湯を放出するための注出口を1つ有している。そして。複数の注出口からなる注出口20dは、1つの箇所に集約されて配置されている。よって、ドリンクガイド20は、各ミキシングユニット11から供給された飲料、冷水、又は、湯を、飲料注出部3における所定の1つの箇所に注出するものである。
また、飲料注出部3には、下部に飲料カップを置くためのスノコ3aが設けられている。さらに、スノコ3aの下方向Bとなる、飲料注出部3の図示しない底部には排水管3bが接続されている。排水管3bは、飲料ディスペンサ101の外部に連通しており、スノコ3a上で溢れた飲料は、排水管3bにより回収され、飲料ディスペンサ101の外部に排出される。
次に、図10及び11を参照して、ミキシングユニット11すなわちミキシングケース12、及びドリンクガイド20に冷水及び湯を供給するための機構を説明する。
そこで、図10を参照すると、飲料ディスペンサ101の機械室2b(図2参照)には、底部60bにヒータ61が設けられた円筒状をした貯湯タンク60が設けられており、貯湯タンク60に供給された水は、ヒータ61により加熱されて所定の温度とされ、貯湯タンク60内に貯留される。貯湯タンク60の円筒部60aの上部には、貯湯タンク60に水を供給するためのタンク給水管66が接続されており、円筒部60aの下部には、貯湯タンク60内の湯を放出するための湯放出管69が接続されている。また、貯湯タンク60の底部60bには、貯湯タンク60内の湯を排出するための排水パイプ70が接続されており、この排水パイプ70の端部には、貯湯タンク60からの排水を制御するための排水バルブ71が接続されている。なお、排水バルブ71は、ボールバルブからなる開閉弁であり、貯湯タンク60のメンテナンス時における湯の排水、又は、貯湯タンク60内の湯の劣化を防止するための定期的な湯の排水等のために開弁されて、貯湯タンク60内の湯の外部への排出を制御するものである。
貯湯タンク60から延びるタンク給水管66は、三つ叉の形状を有する分岐管64に接続されており、その接続部に貯湯タンク60への水の供給を制御するための開閉弁であるタンク給水用ウォーターバルブ65が設けられている。さらに、分岐管64は、給水管63に接続されており、給水管63は、分岐管64との接続部と反対側となる端部で給水ウォーターバルブ62を介して外部水道80に接続されている。給水ウォーターバルブ62は、開閉弁であり、開閉することにより外部水道80から給水管63への給水及びその遮断を制御するものである。よって、貯湯タンク60は、タンク給水管66、タンク給水用ウォーターバルブ65、分岐管64、給水管63、及び給水ウォーターバルブ62を介して、外部水道80に連通する。(図11参照)
また、分岐管64には、冷水供給管67が接続されており、冷水供給管67は、分岐管64との接続部と反対側となる端部で冷水供給用ウォーターバルブ68に接続されている。そして、冷水供給管67は、その途中に螺旋状に巻かれたコイル部67aを形成している。よって、冷水供給用ウォーターバルブ68は、冷水供給管67、分岐管64、給水管63、及び給水ウォーターバルブ62を介して、外部水道80に連通する。(図11参照)
また、コイル部67aは、冷水タンク81(図11参照)内に貯留された冷水内に配置されており、外部水道80よりコイル部67aに送られた水は、コイル部67aを通過する過程で冷水と熱交換し、冷却される。
なお、冷水供給用ウォーターバルブ68は、開閉弁である複数のバルブ68a及び1つの68bを有し、各バルブ68a及び68bには水を放出するための放出管68a1及び68b1がそれぞれ設けられている。そして、冷水供給用ウォーターバルブ68は、バルブ68a及び68bを開閉することにより、冷水供給管67を介して送られた冷水に対して、放出管68a1及び68b1からの放出を制御するものである。(図11参照)
また、貯湯タンク60から延びる湯放出管69は、湯供給ポンプ72の図示しない吸入側に接続されており、湯供給ポンプ72の図示しない吐出側には、湯供給管73が接続されている。なお、湯供給ポンプ72は、稼働されると、貯湯タンク60内の湯を湯供給管73に送るポンプである。
湯供給管73は、湯供給ポンプ72より下方向B側となる位置で横向きのU字状に配置されている。さらに、湯供給管73は、排水パイプ70から分岐して延びるリターン管74と、湯供給ポンプ72より下方向B側となる位置で接続されている。よって、湯供給ポンプ72の駆動により、貯湯タンク60内の湯は、湯放出管69、湯供給管73、リターン管74、及び排水パイプ70を経由して貯湯タンク60に戻すことができるようになっている。すなわち、リターン管74は、湯供給管73内の湯を置換することにより、湯供給管73内に湯が滞留して時間の経過と共にその温度が低下することを防止するためのものである。
また、湯放出管69が貯湯タンク60に接続する接続部69aが、湯放出管69、湯供給管73、及びリターン管74により形成される経路の内で、最も上方向A側の位置、すなわち、最も高い位置となっている。さらに、リターン管74が排水パイプ70に接続する接続部74aが、湯放出管69、湯供給管73、及びリターン管74により形成される経路の内で、最も下方向B側の位置、すなわち、最も低い位置となっている。
また、湯供給管73の横向きのU字形状部における上方向A側の部位である上側配管部分73aの途中には、飲料ディスペンサ101に設けられる各ミキシングユニット11(図2参照)に対応する位置に、切替弁であるウォーターバルブ51が設けられている。下記に詳細に示すが、ウォーターバルブ51は、湯供給管73を介して送られた湯について、湯供給管73又はミキシングユニット11に切り替えてその供給を制御するものである。さらに、湯供給管73の横向きのU字形状部における下方向B側の部位である下側配管部分73bの途中には、切替弁である湯供給用ウォーターバルブ76が設けられている。下記に詳細に示すが、湯供給用ウォーターバルブ76は、湯供給管73を介して送られた湯について、湯供給管73又はドリンクガイド20(図2参照)に切り替えてその供給を制御するものである。
そこで、各ウォーターバルブ51には、注水パイプ50が接続されており、注水パイプ50は、ミキシングホルダ16の水供給路16eにそれぞれ接続されている(図6参照)。さらに、各注水パイプ50の途中には、冷水供給用ウォーターバルブ68のバルブ68aの各放出管68a1に接続された冷水送り管78が接続している。(図6及び11参照)
よって、ウォーターバルブ51を切り替えることにより、湯供給管73を流通する湯がそのまま湯供給管73を流通するようにする、或いは、湯供給管73を流通する湯が、注水パイプ50及びミキシングホルダ16の水供給路16e(図6参照)を経由して、ミキシングユニット11(図6参照)に供給されるようにすることができる。また、冷水供給用ウォーターバルブ68のバルブ68aを開弁することにより、冷水供給用ウォーターバルブ68に供給された冷水が、冷水送り管78、注水パイプ50及びミキシングホルダ16の水供給路16e(図6参照)を経由して、ミキシングユニット11(図6参照)に供給されるようにすることができる。(図11参照)
また、湯供給用ウォーターバルブ76についても、ドリンクガイド20(図2参照)に接続された注水パイプ77に接続されている。そして、注水パイプ77の途中には、冷水送り管79が接続しており、冷水送り管79は、冷水供給用ウォーターバルブ68のバルブ68bの放出管68b1に接続されている。(図11参照)
よって、湯供給用ウォーターバルブ76を切り替えることにより、湯供給管73を流通する湯がそのまま湯供給管73を流通するようにする、或いは、湯供給管73を流通する湯が、注水パイプ77を経由して、ドリンクガイド20(図2参照)に供給されて、飲料注出部3(図2参照)において利用者に湯が提供されるようにすることができる。また、冷水供給用ウォーターバルブ68のバルブ68bを開弁することにより、冷水供給用ウォーターバルブ68に供給された冷水が、冷水送り管79、及び注水パイプ77を経由して、ドリンクガイド20(図2参照)に供給されて、飲料注出部3(図2参照)において利用者に冷水が提供されるようにすることができる。(図11参照)
上述より、ミキシングユニット11すなわちミキシングケース12、及びドリンクガイド20に冷水及び湯を供給するための機構は、湯供給経路である、湯放出管69及び湯供給管73の接続部に湯供給ポンプ72を設けたため、湯の供給量が安定し供給量の制御が容易になる。さらに、湯供給ポンプ72により、湯の供給速度が速くなるため、利用者への飲料の供給に要する時間が短くなる。
また、貯湯タンク60から、湯放出管69、湯供給管73、並びに、ウォーターバルブ51及び湯供給用ウォーターバルブ76までの経路中に滞留する湯は、飲料の注出がなく時間が経過すると冷めてしまい、その状態で飲料の注出が行われると最初に冷えた湯が提供されてしまう。しかしながら、飲料の注出がない間は、ウォーターバルブ51及び湯供給用ウォーターバルブ76のすべてに対して、供給された湯が湯供給管73をそのまま流通するように切り替えた状態で、定期的に湯供給ポンプ72を駆動させることによって、貯湯タンク60内の湯に、湯放出管69、湯供給管73、リターン管74、及び排水パイプ70を循環させることができる。すなわち、湯放出管69及び湯供給管73の湯を置換し、これらの配管中に温度低下した湯が滞留しないようにする制御を行うことができる。よって、湯供給管73に滞留する湯の温度低下が防止されるため、利用者に注出する湯温の低下が防がれる。
また、湯放出管69、湯供給管73、及びリターン管74からなる経路において、湯の入口である接続部69aと、湯の出口である接続部74aとの間に高低差を設けている。このため、接続部69a及び接続部74aが共に水に浸かる構造であっても、貯湯タンク60に給水する際、上述の経路内に水を満たすことが可能であり、この経路内におけるエアガミが防止される。
また、湯放出管69、湯供給管73、及びリターン管74からなる経路において、湯の入口である接続部69aを最も高い位置に配置したため、排水バルブ71を開いて貯湯タンク60内の湯を排水した際、上述の経路内も含み完全排水される。
また、湯放出管69、湯供給管73、及びリターン管74からなる経路において、湯供給管73をできるだけ高い位置に配置し、湯の出口である接続部74aを湯供給ポンプ72より低い位置に配置したため、湯供給ポンプ72は性能の低い(低揚程)のものを使用することができる。
また、湯放出管69の接続部69aから、ウォーターバルブ51及び湯供給用ウォーターバルブ76、そして、水供給路16eの開口16f(図6参照)及び注水パイプ77へと続く注出経路が順次低くなるように構成されているため、湯供給ポンプ72を停止した状態でも、ウォーターバルブ51及び湯供給用ウォーターバルブ76を切り替えることによって、ミキシングユニット11(図6参照)及びドリンクガイド20(図2参照)に湯を注出することも可能である。例えば、利用者が操作部5(図1参照)の湯の提供を要求するスイッチを押している間だけ湯が提供されるような、定量性が求められない湯の注出では、湯供給ポンプ72を停止した状態での湯の注出を行うことができる。これにより、飲料ディスペンサ101の電力消費が低減され、湯供給ポンプ72の耐久性も向上する。
次に、図1〜11を使用して、この実施の形態に係る飲料ディスペンサ101の動作を説明する。
図1を参照すると、まず、利用者が飲料ディスペンサ101の扉4に設けられた操作部5において飲料を選択し、選択した飲料の提供を要求する。このとき、図3を参照すると、選択された飲料を生成するための粉末原料を備えるキャニスタ9に対応する原料放出モータ10が駆動される。原料放出モータ10の駆動により、カップリング部材8が回転駆動され、これにより、スクリュ9cが回転駆動される。スクリュ9cの回転駆動により、キャニスタ9内の粉末原料が、放出口9dを介して、ミキシングケース12の原料供給開口14aに所定量だけ放出される。
また、これに平行して、攪拌用モータ40が通電・駆動され、この駆動によりインペラ15が回転駆動される。さらに、インペラ15が回転すると同時に、利用者が温飲料を要求した場合には、上述のミキシングケース12に対応するウォーターバルブ51が切り替えられ、貯湯タンク60内の湯がミキシングケース12に供給される(図11参照)。また、利用者が冷飲料を要求した場合には、上述のミキシングケース12に対応する、冷水供給用ウォーターバルブ68のバルブ68aが開弁され、冷水タンク81内のコイル部67aにおいて冷却された冷水がミキシングケース12に供給される(図11参照)。
なお、このとき、ミキシングケース12には、所定の湯量或いは冷水量の一部が供給される。また、湯或いは冷水がミキシングケース12に供給された後、粉末原料がミキシングケース12内に導入される。
さらに、ミキシングケース12に供給された粉末原料、並びに、ミキシングケース12内に供給された湯或いは冷水は、インペラ15の回転により混合・攪拌されて所定より高い濃度の飲料が生成される。なお、インペラ15は、その第二円板部15bの回転により、ミキシングケース12内の飲料が放出口13cから流出することを制止しながら、粉末原料を湯或いは冷水に溶解させる。そして、予め設定された時間の間、インペラ15が回転駆動された後、攪拌用モータ40は通電が遮断されて停止する。このとき、ミキシングケース12内の洗浄を兼ねて、所定量に対する残りの湯或いは冷水が再度供給される。これにより、ミキシングケース12内の飲料は、この再供給された湯或いは冷水によって、薄められて飲み頃の濃度となる。さらに、インペラ15の回転の停止に伴い、生成された飲み頃の飲料が放出口13cからドリンクガイド20に放出される。
ここで、図9に示すように、ミキシングケース12に供給される湯或いは冷水は、方向Qの旋回流を発生するが、インペラ15(図5及び8参照)は、回転駆動時に方向Pに回転し、ミキシングケース12内の湯或いは冷水に対して方向Qの旋回流を打ち消して方向Pの旋回流を発生する。このため、攪拌用モータ40(図5参照)への通電の遮断後、ミキシングケース12に再供給される湯或いは冷水は、インペラ15(図5及び8参照)の回転方向及びインペラ15(図5参照)によって発生される旋回流の方向に対向する向きに流れるように供給される。よって、ミキシングケース12に再供給される湯或いは冷水によって、攪拌用モータ40(図5参照)の駆動力を失い惰性で回転するインペラ15(図5及び8参照)の回転及びインペラ15が発生した流れは容易に抑制され、インペラ15(図5及び8参照)の回転は、速やかに停止する。従って、攪拌用モータ40(図5参照)への通電の遮断後におけるインペラ15が停止するまでの時間が短縮されるため、利用者への飲料の提供に要する時間は短いものとなっている。
そして、図3に戻り、放出された飲料は、ドリンクガイド20の下部に設けられた注出口20dより、飲料注出部3に注出される。このとき、利用者は、注出口20dの下にカップを予めセットしておくことで、注出された飲料を受け取ることができる。
また、利用者が、飲料ディスペンサ101の扉4に設けられた操作部5(図1参照)において湯の提供を要求した場合、湯供給用ウォーターバルブ76が切り替えられ、貯湯タンク60内の湯がドリンクガイド20に供給され、湯が利用者に提供される(図11参照)。一方、飲料ディスペンサ101の扉4に設けられた操作部5(図1参照)において冷水の提供を要求した場合、冷水供給用ウォーターバルブ68のバルブ68bが開弁されて、冷水タンク81内のコイル部67aにおいて冷却された冷水がドリンクガイド20に供給され、冷水が利用者に提供される(図11参照)。
このように、実施の形態に係る飲料ディスペンサ101は、粉末原料と水とを混合した飲料を利用者に提供するための飲料ディスペンサである。そして、飲料ディスペンサ101は、粉末原料と水とを混合し飲料を生成するためのミキシング部13と、ミキシング部13の内部に設けられ、回転することにより原料と水とを攪拌するインペラ15とを備える。さらに、ミキシング部13は、ミキシング部13の内部に水を供給するための注水口13gを有し、注水口13gから供給された水がミキシング部13の内周面13kに沿って旋回する流れを発生し、水の旋回する流れの旋回方向がインペラ15の回転方向と対向する。
これによって、ミキシングケース12のミキシング部13への水の供給時、供給された水により発生する、ミキシング部13の内周面13kに沿って旋回する流れの方向が、インペラ15の回転方向と対向する。このため、粉末原料及び水を攪拌するためにインペラ15へ付与されていた攪拌用モータ40による回転駆動力が飲料の生成完了に伴い停止された後、インペラ15の惰性による回転が速やかに停止される。これにより、利用者への飲料の提供に要する時間を低減することができる。
また、ミキシングケース12のミキシング部13の底部13jに水の落下する位置を、粉末原料の落下位置付近とすることにより、粉末原料の溶け残り防ぐことができる。
また、ミキシングケース12のミキシング部13の底部13jは、第二円筒部13b、すなわち放出口13cに向かって下方に傾斜した錐状面となっている。さらに、ミキシング部13は、注水口13gから第一円筒部13aに供給された水がインペラ15の回転方向と対向する方向に流れるように、第一円筒部13aを傾斜させて飲料ディスペンサ101に配置されている。よって、ミキシング部13の第一円筒部13aに供給された水は、インペラ15の回転方向と対向する旋回方向の流れを発生しやすくなる。
また、本実施の形態の飲料ディスペンサ101では、注水口13gからミキシングケース12に水を供給するための、ミキシングホルダ16の水供給路16eの開口部16fは、鉛直方向下向きに配置されていたが、斜め下方に向けて配置されてもよい。これにより、ミキシングケース12に供給される水は、旋回する流れを発生させやすくなるため、攪拌用モータ40の停止後におけるインペラ15の回転の停止をさらに速やかに行うことができる。さらに、ミキシングケース12への水の供給を第一円筒部13aの上方に設けられた蓋部13dから行っていたが、第一円筒部13aの側部である円筒面からミキシングケース12に水を供給してもよい。これにより、ミキシングケース12に供給される水は、旋回する流れを発生させやすくなる。
この発明の実施の形態に係る飲料ディスペンサの全体図である。 実施の形態に係る飲料ディスペンサの構成を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿った部分断面図である。 図2のミキシングベースに関わる構成を示す斜視図である。 図3の要部を示す拡大断面図である。 図5に平行な断面を示す拡大断面図である。 図3のミキシングユニットの上方より見た平面図である。 図3のインペラを斜め下方から見た斜視図である。 図5のIX−IX線に沿った部分断面図である。 実施の形態に係る飲料ディスペンサにおける水配管の構成を示す斜視図である。 図10の配管経路を示す模式図である。
符号の説明
13 ミキシング部、13c 放出口(ミキシング部の放出口)、13g 注水口、13k 内周面(ミキシング部の内周面)、13j 底部(ミキシング部の底部)、15 インペラ、飲料ディスペンサ101。

Claims (3)

  1. 原料と湯又は水とを混合した飲料を利用者に提供するための飲料ディスペンサであって、
    前記原料と前記湯又は前記水とを混合し飲料を生成するためのミキシング部と、
    前記ミキシング部の内部に設けられ、回転することにより前記原料と前記湯又は前記水とを攪拌するインペラと
    前記インペラを回転駆動するモータとを備え、
    前記ミキシング部は、
    前記ミキシング部の内部に前記湯又は前記水を供給するための注水口であって、
    前記注水口から供給された前記湯又は前記水が前記ミキシング部の内周面に沿って旋回する流れを発生し、前記湯又は前記水の前記旋回する流れの旋回方向が前記インペラの回転方向と対向する、注水口を有し、
    飲料の生成時、所定量の前記原料及び所定量のうちの一部の量の前記湯又は前記水が前記ミキシング部に供給されると共に、前記モータが通電されて前記インペラを所定時間回転駆動し、前記モータの通電停止後、前記所定量の前記湯又は前記水のうちのまだ供給されていない残りの量の前記湯又は前記水が前記ミキシング部に供給される
    飲料ディスペンサ。
  2. 前記注水口は、前記ミキシング部の上部に設けられ、
    前記注水口から供給された前記湯又は前記水が前記ミキシング部に落下する位置は、
    前記ミキシング部に供給された前記原料が前記ミキシング部に落下する位置の付近である
    請求項1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 前記ミキシング部は、筒部及び前記筒部の底部に前記飲料を放出するための放出口を有し、
    前記筒部の前記底部は、前記放出口に向かって下方に傾斜した錐状の面を有し、
    前記ミキシング部は、前記注水口から前記筒部に供給された前記湯又は前記水が前記インペラの回転方向と対向する方向に流れるように、前記筒部を傾斜させて前記飲料ディスペンサに取り付けられる
    請求項1または2に記載の飲料ディスペンサ。
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