JP5404184B2 - 集合住宅構造 - Google Patents

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本発明は、複数の住戸を備えた集合住宅構造に関する。
遊休土地を所有するオーナーが固定資産税などの負担軽減を目的として、全面舗装して駐車場とすることで収入を得ること以外に、アパートやマンションなどの集合住宅を建設して経営するなどの「土地活用」が行われている。また、「土地活用」の一つとしては、遊休土地を複数の区画に分割して敷地とし、それぞれの区画に戸建住宅を建設して、貸家として入居者に貸し出す借家とすることで、オーナーが収入を得るということが行われている。
例えば、従来の集合住宅構造としては、特許文献1,2に記載されたものがあるが、いずれの従来の集合住宅構造も、多層構造の各階の片側に設けられた共用部分である通路(廊下)と、その反対側に設けられた各住戸のバルコニーとを有するものである。
特開2004−285636号公報 特開2005−256473号公報
「土地活用」では、賃貸であっても分譲であっても入居者があって初めて成立するものである。しかし、入居者にしてみれば、アパートやマンションなどの住戸が隣接した住宅では、音漏れや振動が伝わりプライバシーが保てないという問題がある。借家や建て売り住宅であれば戸建であるため、入居者にとってはプライバシーを確保することができるが、オーナーにしてみれば、貸家や建て売り住宅は、居室内は当然として庭の清掃や、外壁の保全の管理などは入居者に任されているので、入居者に対して勝手に行うことができないため不便である。
そこで本発明は、入居者側にとっても満足を得ることができ、オーナー側にとっても土地活用するにあたり満足を得ることができる集合住宅構造を提供することを目的とする。
本発明の集合住宅構造は、共用部分である敷地に離間して配置され、戸建構造を有する住戸と、前記住戸ごとに対応させて隣接する位置に配置された庭とを備えたことを特徴とする。
本発明の集合住宅構造は、共用部分である敷地に、戸建構造を有する住戸が建設されている。そして、住戸ごとに対応させて隣接する位置に配置された庭を設けることで、それぞれの住戸同士の間には空間ができる。従って、本発明は、入居者にとっては、それぞれの住戸が離間していることで、借家や建売住宅に入居する感覚で入居を決定することができ、プライバシーが確保できることで安心して住むことができる。また、オーナー側にとっては、敷地全体が共用部分であるため、庭のメンテナンスや、庭に設けられた生け垣のメンテナンスの実施が容易に行える。従って、集合住宅の資産価値を維持することができる。
前記敷地は、分筆されていないのが望ましい。敷地が分筆されていないと、分筆するための測量や図面の作成などの手間が省略できる。
前記敷地には、それぞれの住戸へ通じる共用部分となる道路が設けられ、前記道路の地面下には、前記それぞれの住戸と公共水道とを接続する上水道管または下水道管のいずれか一方、または両方が埋設されているのが望ましい。
敷地内に、それぞれの住戸へ通じる道路を設け、この道路の地面下に、上水道管または下水道管のいずれか一方、または両方が埋設されていると、道路および、上水道管または下水道管が共用部分となるので、これらのメンテナンスや管理が容易できる。
前記敷地に接する道路に面した位置に前記住戸のための共用部分である駐車場が設けられていると、それぞれの住戸へ通じる道路を敷地内に設ける必要がないので、共用部分である敷地を有効に活用することができる。
前記それぞれの住戸と公共水道とを接続する上水道管または下水道管のいずれか一方、または両方を、それぞれの住戸および庭を含む住戸地を経由して配管することも可能である。上水道管または下水道管のいずれか一方、または両方の配管を住戸が建設された住戸地を経由することで、道路下と比較して深堀する必要がないため、施工費が軽減できる。また、配管を掘り出す必要が生じた場合、舗装された道路下ではアスファルトを剥がす作業が大変であるが、住戸地を経由させる場合には庭の地面下を通過させれば作業は容易である。
更に、前記下水道管には、前記それぞれの住戸から排出された下水を浄化する共用部分である浄化槽が設けられていると、戸建構造を有する各住戸ごとに浄化槽を設ける場合と比較して、安価に建設することができ、浄化槽も共用部分となるため浄化槽のメンテナンスも容易に行うことができる。
前記共用部分である敷地には、前記敷地に溝を掘削して敷設される排水路を、排水方向に向かって下り傾斜とする盛土による傾斜面が設けられているのが望ましい。敷地に溝を掘削して排水路を敷設する場合には、盛土により傾斜面を形成し、この傾斜面に一定の深さの溝を掘削することで、溝底は傾斜面となるので、この溝に排水路を敷設することで、排水路を排水方向に向かって下り傾斜することができる。従って、下流側に向かって徐々に深くなる溝を平地に掘るよりは、溝を浅くすることができるので、工期短縮を図ることができると共に、施工費を低く抑えることができる。また、排水路が共用部分に設けられているため、排水路を他人が居住する住戸の下に敷設することも可能なので、排水経路を最短で敷設することができる。
前記傾斜面を形成する盛土が、前記住戸の基礎を施工する際に掘り出された残土であるのが望ましい。基礎を施工する際には大量の残土が発生する。この残土を傾斜面を形成するための盛土とすることで、盛土の調達が容易である。また、残土を廃棄する必要がないため運搬費や廃棄費などが節約できる。
本発明の集合住宅構造は、入居者にとっては、借家や建売住宅に入居する感覚で入居を決定することができ、プライバシーが確保できることで安心して住むことができ、また、オーナー側にとっては、集合住宅の資産価値を維持することができるので、入居者側にとっても満足が得られ、オーナー側にとっても土地活用するにあたり満足を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る集合住宅を示す図である。 図1に示す集合住宅のライフラインである上下水道管および敷地内配電線の配置状態を示す図である。 敷地を所有するオーナーと、集合住宅を建設する建設会社と、集合住宅に入居する入居者と、集合住宅を管理運営する管理会社との関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る集合住宅のライフラインである上下水道管、ガス管および敷地内配電線の配置状態を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る集合住宅を示す図である。 本発明の実施の形態に4に係る集合住宅を示す平面図である。 図6に示す集合住宅の西側半分を示す拡大平面図である。 図6に示す集合住宅の東側半分を示す拡大平面図である。 図6に示す集合住宅の敷地の傾斜状態を示す図であり、(A)はA−A線における傾斜状態を示す図、(B)はB−B線における傾斜状態を示す図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る集合住宅構造を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る集合住宅を示す図である。図2は、図1に示す集合住宅のライフラインである上下水道管および敷地内配電線の配置状態を示す図である。
図1および図2に示すように、集合住宅1は、オーナーから借り上げた敷地Sに建設され、マンションと見なされる戸建住宅の集合体である。集合住宅1は、「建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)」における一棟の建物を複数の戸建構造を有する住戸として定めたマンション標準管理規約に基づいて管理運営されている。
敷地Sは、住宅用に割り当てた住戸地S1〜S10と、敷地Sの外からそれぞれの住戸地S1〜S10までの間に設けられた道路Rと、道路Rの出入口付近に設けられた共有施設設置部分Cとを備えている。分筆されていない敷地S全体は、共用部分である。従って、住戸地S1〜S10、道路R、および共有施設設置部分Cのそれぞれも共用部分であり、共用部分に含まれる住戸地S1〜S10には境界線が設けられていない。
住戸地S1〜S10には、戸建構造を有する住戸2が、離間した状態でそれぞれに建設されている。住戸2は、それぞれが2階建の住宅である。
住戸地S1〜S10には、住戸2ごとに対応させて隣接する位置に配置された庭Gと駐車場Pとが設けられている。この庭Gと駐車場Pとは共用部分である。駐車場Pには2台分の駐車スペースが確保されている。この庭Gおよび駐車場Pは、住戸2の居住者に専用使用権が付与されている。この住戸2が建設された土地部分と、庭Gと、駐車場Pとが、住戸地S1〜S10である。
道路Rの地面下には、図2に示すように、それぞれの住戸2のライフラインである上水道管31と、住戸2からの下水道管32と、敷地内配電線33とが埋設されている。本実施の形態1では、それぞれの住戸2に上水道管31と下水道管32の両方が配管されているが、公共水道が整備されていなければ、上水、下水のうち整備されている一方のみを備えるようにしてもよい。
この上水道管31は、公共上水道の本管に接続された本支管31aと、この本支管31aからそれぞれの住戸2へ分岐する支管31bとを備えている。
また、下水道管32は、公共下水道の本管に接続された本支管32aと、この本支管32aからそれぞれの住戸2へ分岐する支管32bとを備えている。本支管32aには、それぞれの住戸2からの排出された下水を浄化する浄化槽34が、共有施設設置部分Cに設けられている。
このように構成された本発明の実施の形態1に係る集合住宅1は、管理会社によって運営されている。ここで、管理会社による土地活用について、図3に基づいて詳細に説明する。図3は、敷地を所有するオーナーと、集合住宅を建設する建設会社と、集合住宅に入居する入居者と、集合住宅を管理運営する管理会社との関係を説明するための図である。
図3に示すように、土地活用を検討しているオーナーは管理会社へ相談した結果、オーナーが所有する敷地Sの定期借地権を管理会社が取得することで、オーナーの土地活用の全てを管理会社に委託する(S100)。
オーナーから土地活用の全てを受託した管理会社は、敷地Sに建設する集合住宅1の建設をオーナーの意見を聞きながら計画し、施工図面を作成して、建設会社に集合住宅1の建設を代理発注する(S110)。代理請負した建設会社は、管理会社と協議をしながら集合住宅1の建設を行う。そして、管理会社は、建設された集合住宅1の入居者を募集し、入居済みの入居者から家賃を得る。また、共用部分のメンテナンスの管理を行う。例えば、管理会社は、浄化槽34の定期的な清掃や、それぞれ住戸2の外壁の補修などを行う(S120)。
この上記の例では、オーナーから敷地Sを借り上げた管理会社が、賃貸として集合住宅1を入居者に貸し出す場合を説明している。従って、敷地Sと集合住宅1の居室内部を含む全部が管理会社の管理下となる。しかし、それぞれの住戸2を分譲として入居者に売却するようにしてもよい。その場合には、住戸2の居室内部のみが入居者の専用部分となる。この場合、専有部分と共用部分との境界については、分譲マンションと同じである。従って、住戸2の外壁などは共用部分である。
このように建設、管理された集合住宅1とすることにより以下の利点がある。
まず、オーナーにとっては、管理会社へ委託することで、オーナーは定期借地権による収入を得ることができるので、費用負担することなく土地活用が可能である。また、集合住宅1に関わる管理を、管理会社が行うことで、運用負担が軽減できる。
管理会社や建設会社にとっては、上水道管31、下水道管32、敷地内配電線33、および浄化槽34などの設備を、それぞれの住戸2用として共通して設けることができるので、無駄なコストが削減できる。また、設備が共通しているので管理会社での集中管理が可能となるため、管理コストを抑制することができる。また、敷地Sは、分筆されていないので、分筆するための測量や図面の作成などの手間が省略できる。
複数の戸建構造の住戸2を建設することで、1戸の住戸2を建設する場合より1戸当たりの建設コストを低く、また、同じ住戸数を高層化したマンションより合計の建設コストを低く抑えることができる。また、複数の住戸2を統一的なデザインとしたり、周囲と調和がとれるデザインとしたりすることができる。
住戸2の専用部分が居室内部だけなので、外壁の修理や庭Gの草刈り、道路の舗装などのメンテナンスが、入居者への告知は必要だが承諾を得る必要がないので、容易に実施することができる。また、オーナーが管理会社を介せずに直接管理・運営した場合と比較して、専門性を有する管理会社が運営することで、定期的なメンテナンスなどの実施が可能となるので住戸2の耐用年数を延ばすことができる。
入居者にとっては、マンション感覚で戸建てに入居できるので、プライバシーを確保することが可能である。
集合住宅1の住戸2が賃貸でなく分譲である場合には、入居者が転勤となったときに住戸2を他に貸し出したり、転売したりすることが可能である。また、共有部分である庭Gのメンテナンスを管理会社が実施するので煩わしくない。
道路Rは、私道となるためコミュニティ広場としての使用も可能である。
共用部分については、管理会社が管理しているため、入居者はセカンドハウスとすることも可能である。
また、マンションの2階以上の各戸では、一時的なごみ置き場をベランダや台所、または床下などに配置することになるが、この集合住宅1は各住戸2が戸建構造を有しているため、地下に広くごみ置き場を確保することができるので、見栄えがよく、衛生的である。
このように、本実施の形態1に係る集合住宅1を、居室内部を専有部分とした戸建構造を有する住戸2と、住戸2ごとに対応させて隣接する位置に配置された共用部分の庭Gとを備えたマンションと見なすことで、入居者側にとっても満足を得ることができ、オーナー側にとっても土地活用するにあたり満足を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る集合住宅を、図4に基づいて説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る集合住宅のライフラインである上下水道管、ガス管および敷地内配電線の配置状態を示す図である。
本発明の実施の形態2に係る集合住宅は、それぞれの住戸への上下水道管や敷地内配電線を、一筆書きで各住戸地内を通過させて配置したことを特徴とするものである。
図4に示すオーナーから借り上げた共用部分である矩形状の敷地Sxは、敷地Sxの外から中心に向かって直線状に形成された道路Rxと、道路Rxの両側に位置するコ字状の敷地Sxの残余部分である住戸地Sx1〜Sx6と、道路Rxから周囲道路へ通じる出口部分に設けられた共有施設設置部分Cxとを備えている。集合住宅のそれぞれの住戸2は、住戸地Sx1〜Sx6に建設されている。
住戸地Sx1〜Sx6には、上水道管31xと、下水道管32xと、敷地内配電線33xと、ガス管35xとが埋設されている。住戸地Sx1〜Sx6に建設されたそれぞれの住戸2には、上水道管31xとガス管35xとを公共道路に埋設された本管に接続された本支管として、その本支管から分岐した支管31xa,35xaが、それぞれ住戸地Sx1〜Sx6内に配管されている。また、敷地内配電線33xも同様にそれぞれの住戸2へ分岐線33xaにて送電されている。
下水道管32xには、共有施設設置部分Cxの位置に浄化槽34が設けられており、浄化槽34からそれぞれの住戸地Sx1〜Sx6を経由した後、道路Rxを横断して、再度浄化槽34へ戻ることで、環状に形成されている。また、下水道管32xには、それぞれの住戸ごとにマス32xbが設けられている。そして、それぞれの住戸から配管された支管32xaは、このマス32xbに合流している。
このようにして、住戸地Sx1〜Sx6に、上水道管31x、下水道管32x、敷地内配電線33x、およびガス管35xが埋設されていることで、地面下に浅く配置することができる。これは、道路下に上下水道管などを埋設すると、往来する車両などの影響を回避するために、深さを約1m以上深い位置に埋設する必要がある。従って、上下水道の敷設に深堀を要し、工事に時間を要するためコストも増大する。また、再度、上下水道管や配線を掘り起こす必要が生じた場合には、道路下では、上水道管などはアスファルトで舗装された道路面が覆った状態なので、舗装面の剥がしが必要であり煩雑な作業となる。
なお、図4においては、下水道管32xの一部が住戸地Sx1から共有施設設置部分Cxに向かって道路Rxを横切っているが、配管長が短いため支障はない。また、共有施設設置部分Cxに配置された浄化槽34から公共下水に向かって一部の下水管32xが、道路Rx下を通っているが、道路Rx下を通らないように、共有施設設置部分Cx内を迂回させてもよい。
上水道管31x、下水道管32x、敷地内配電線33x、およびガス管35xとが、車両が往来しない住戸地Sx1〜Sx6内の地面下に浅く埋設することで、敷設が容易なので、コストの抑制を図ることができる。また、住戸地Sx1〜Sx6内を通過させるときに、配管や電線の一部または全部を庭となる部分の下に配置することで、駐車場の下となった部分を除けば、地表面がアスファルトなどで覆われることがないため、容易に掘り返すことが可能である。
なお、本実施の形態2では、上水道管31x、下水道管32x、敷地内配電線33x、およびガス管35xなど、全部が埋設されているが、これらのうちのいずれかまたは全部を、住戸地Sx1〜Sx6の地上に配管または配線するようにしてもよい。また、地上に露出させる配管または電線は、一部分または全部とすることも可能である。更に、配管または配線は、住戸の道路Rx側の庭を通過させたり、道路Rxとは反対となる側の庭を通過させたりすることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る集合住宅を、図5に基づいて説明する。図5は、本発明の実施の形態3に係る集合住宅を示す図である。
本発明の実施の形態3に係る集合住宅は、共有部分である住居者共同の駐車場が敷地の公道に面した位置に設けられていることで、敷地内にそれぞれの住戸へ通じる道路を省略したことを特徴としたものである。
図5に示すオーナーから借り上げた共用部分である矩形状の敷地Syは、公道Ryに面した居住者用の駐車場Pyと、公道Ryへ通じる出口部分に設けられた共有施設設置部分Cyと、駐車場Pyおよび共有施設設置部分Cyを除いた敷地Sxの残余部分である住戸地Sy1〜Sy4とを備えている。集合住宅のそれぞれの住戸2および庭Gは、隣接して配置され、住戸地Sy1〜Sy4に設けられている。敷地Sy全体が共用部分であるため、駐車場Pyと、共有施設設置部分Cyと、住戸2および庭Gが配置された住戸地Sy1〜Sy4とは、全て共用部分である。専用部分は住戸2の居室内部のみであり、この庭Gおよび駐車場Pyは、住戸2の居住者に専用使用権が付与されている。
住戸地Sx1〜Sx6には、実施の形態2と同様に、上水道管31xと、下水道管32xと、敷地内配電線33xと、ガス管35xとが埋設されている。住戸地Sy1〜Sy4に建設されたそれぞれの住戸2には、上水道管31xとガス管35xとを、公共道路に埋設された本管に接続される本支管として、それぞれ住戸地Sx1〜Sx6内の本支管から分岐した支管31xa,35xaが配管されている。また、敷地内配電線33xも同様にそれぞれの住戸2へ分岐線33xaにて送電されている。
下水道管32xには、共有施設設置部分Cyの位置に浄化槽34が設けられており、浄化槽34からそれぞれの住戸地Sy1〜Sy4を経由するようにコ字状に埋設されている。また、共有施設設置部分Cyには、浄化槽34の他に、ごみ置き場36と、コインランドリー37と、郵便ポストや宅配業者が居住者宛の荷物を保管する保管室38とが設けられている。
駐車場Pyは、4台分の駐車スペースとすることで、敷地Sy内の住戸地Sy1〜Sy4のそれぞれに建設された住戸2の居住者分が確保されている。
敷地Sy全体を共有部分とすることで、敷地Syの一部が道路に面していれば、各住戸2へ通じる道路をそれぞれに設ける必要がない。従って、公道Ryに面した一画を各住戸2の居住者用の駐車場Pyとすることで、敷地Sy内を広く、かつ有効的に活用することが可能である。
また、上水道管31、下水道管32、敷地内配電線33、および浄化槽34や、共有施設設置部分Cyに設置された設備を、それぞれの住戸2用として共通して設けることができるので、無駄なコストが削減できる。また、敷地Syは、分筆されていないので、分筆するための測量や図面の作成などの手間が省略できる。
更に、分譲マンションのように住戸2を他に貸し出したり、転売したりすることが可能である。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る集合住宅について、図面に基づいて説明する。本実施の形態4に係る集合住宅では、排水路を排水方向に向かって下り傾斜とする盛土による傾斜面が設けられていることを特徴とするものである。
図6に示すように、集合住宅1xは、オーナーから借り上げた敷地Szに建設された分譲のマンションと見なされる戸建住宅の集合体である。この集合住宅1xは、実施の形態1と同様に、区分所有法における一棟の建物を複数の戸建構造を有する住戸として定めたマンション管理規約に基づいて管理運営されている。従って、西側が南北方向に延びる市道Rdに接した敷地Szは分筆されていない共用部分である。この敷地Szには、北側に一列に並んだ平面視長方形状の7戸の住戸101〜107と、南側に一列に並んだ平面視正方形状の4戸の住戸108〜111とが建設されている。住戸101〜111は、居室内部のみが入居者の専用部分となる。この場合、専有部分と共用部分との境界については、分譲マンションと同じである。従って、住戸101〜111の外壁などは共用部分である。これらの住戸101〜111には、共用部分である庭Gが設けられている。この庭Gは、住戸101〜111の居住者に専用使用権が付与されている。
敷地Szには、北側に東西方向に延びる通路R1と、東西方向の中央に南北方向に延びる通路R2とが、車両が通行可能な幅で設けられている。また、敷地Szには、南北方向の中央に東西方向に延びる通路R3と、住戸105および住戸106との間に南北方向に延びる通路R4が、歩行者専用歩道として設けられている。
敷地Szには、住戸101〜107のそれぞれに対応して北側に、7台の車両が縦列駐車となる駐車場P11〜P17が設けられている。また、敷地Szには、通路R2に沿って8台の車両が横列駐車となる駐車場P21〜P28が設けられている。この駐車場P11〜P17,P21〜P28は、契約している住戸101〜111の居住者の共用部分である。この駐車場P11〜P17,P21〜P28は、契約した居住者に専用使用権が付与されている。
北側に位置する通路R1と駐車場P11〜P17との間には、側溝M1が設けられている。この側溝M1には、住戸101〜107の北側から延びる雨水支管201がそれぞれ接続されている。また、通路R3には、側溝M2が設けられている。この側溝M2には、住戸108〜111の南側から北側に向かって延びる雨水支管202がそれぞれ接続されている。側溝M2は、西端から北方向に向かって延びる側溝M3により側溝M1の西端に接続して、市道Rdの側溝(図示せず)に接続されている。

通路R3には、市道Rdに埋設された給水本管300に通じる給水本支管301が埋設されている。給水本支管301には、各住戸101〜111に接続する給水支管302が量水器303を介して接続されている。
また、通路R3には、市道Rdの公共下水管400に汚水連絡管401を介して通じる汚水本支管402が埋設されている。汚水本支管402には、各住戸101〜111に接続する汚水支管403が接続されている。以下、汚水連絡管401、汚水本支管402および汚水支管403を総称して汚水管と称することがある。
ここで、敷地Szに設けられた排水路(側溝M1〜M3、雨水支管201,202、汚水本支管402、汚水支管403)を排水方向へ下り傾斜とする傾斜面について、図9(A)および同図(B)に基づいて説明する。なお、通路R3を境に敷地Szの北側を北側敷地Szn、南側を南側敷地Szsと称する。また、雨水支管201,202、汚水連絡管400、汚水本支管402、汚水支管403を総称して排水管と称することがある。
図9(A)に示すように、北側敷地Sznでは、北側は側溝M1を中心として側溝M1への約1%の下り傾斜とした傾斜面(図中A部分)と、南側は側溝M2への約1%の下り傾斜とした傾斜面(図中B部分)となっている。また、南側敷地Szsは、側溝M2への約1%の下り傾斜とした傾斜面(図中C部分)となっている。更に、図8(B)に示すように、敷地Szは、東側から西側の側溝M3へ向う約0.4%の下り傾斜とした傾斜面となっている。これらの傾斜面は、住戸101〜111以外の敷地Szに盛土をすることで形成される。
このA部〜C部の傾斜の勾配は、本実施の形態では約1%や約0.4%としているが、設計段階において適宜調整することができる。
側溝M1〜M3や排水管は、排水方向と傾斜面の傾斜方向とが同じ箇所では、盛土した傾斜面の傾斜方向に合わせて一定の深さの溝を掘削し、U字ブロック(U字溝)を設置したり、排水管を埋設したりして敷設されることで、排水方向に向かって下り傾斜した状態とすることができる。
従って、側溝M1,M2は、排水方向である東側から西側に向かって傾斜面に沿って下り傾斜となっている。側溝M2から側溝M1へ連絡する側溝M3は、北側半分が傾斜面(A部分)に沿って排水方向に向かって下り傾斜となっているが、南側半分が傾斜面(B部分)とは傾斜方向が反対となるので、このB部分については、盛土を側溝M2側から側溝M1に向かうに従って徐々に深く掘り下げることで、側溝M3の排水性を確保している。
住戸108と住戸109とからの雨水を側溝M2へ流す雨水支管202は、西側から東側へ延び、北方向へ延びるL字状に形成されている。従って、西側から東側へ延びる部分の雨水支管202の排水方向は、敷地Szの傾斜方向と反対となっているので、この部分についても、側溝M3と同様に、盛土を住戸108側から住戸109側に向かうに従って徐々に深く掘り下げることで、雨水支管202の排水性を確保している。
このように側溝M1〜M3や雨水支管201,202が敷設されているので、北側敷地SznのA部分(図9(A)参照)に降った雨水は、北側の側溝M1へ流れ込む。住戸101〜107に降った雨水は、住戸101〜107に接続された雨水支管201から側溝M1へ排水される。北側敷地SznのB部分に降った雨水は、南側の側溝M2へ流れ込む。南側敷地Szsに降った雨水は、北側へ流れ側溝M2へ流れ込む。住戸108〜111に降った雨水は、雨水支管202から側溝M2へ流れ込む。そして、側溝M1へ流れ込んだ雨水は、東側から西側へ下り傾斜に沿って流れ、市道Rdの側溝へ流れる。側溝M2へ流れ込んだ雨水は、東側から西側の側溝M3へ向かって流れ、側溝M3から市道Rdの側溝へ流れる。
次に、住戸101〜111から排水される汚水について説明する。住戸101〜107から汚水本支管402へ通じる汚水支管403は、B部分の傾斜面により住戸101〜107から汚水本支管402へ向かって下り傾斜となっている。また、住戸108〜111から汚水本支管402へ通じる汚水支管403は、C部分の傾斜面により住戸108〜111から汚水本支管402へ向かって下り傾斜となっている。また、汚水本支管402は、排水方向である東側から西側に向かって傾斜面に沿って下り傾斜となっている。汚水連絡管401は、側溝M3と同様に、北側半分が傾斜面(A部分)に沿って排水方向に向かって下り傾斜となっているが、南側半分が傾斜面(B部分)とは傾斜方向が反対となるので、このB部分については、北側敷地Sznの盛土を公共下水管400へ向かうに従って徐々に深く掘り下げることで、汚水連絡路401の排水性を確保している。
このように汚水管が敷設されていることで、住戸101〜111からの汚水は、汚水支管403から汚水本支管402へそれぞれ流れ込み、汚水本支管402から汚水連絡管401へ流れる。そして公共下水管400へ汚水を排水することができる。
このように、集合住宅1は、分譲マンションと同様に、マンション標準管理規約に基づいて敷地Szを共用部分とすることにより、敷地Sz内の各住戸101〜111に連絡する道路を設ける必要がなく、排水管を道路下に埋設されるものより簡易なものとすることができると共に、排水管の設置深さを浅くすることができる。また、敷地Sz全体に盛土して傾斜面による勾配を形成することができる。そして、この傾斜面を盛土により排水方向に向かう下り傾斜とすることで、盛土した後に傾斜面に沿って一定深さで掘削して側溝M1〜M3や配管を敷設することで、排水方向に向かう下り傾斜とすることができる。
盛土せずに平地である元々の地面を堀削して溝底を下り傾斜する場合には、元々の地面を排水方向に向かって徐々に深くする必要があるので、上流側では溝の深さが浅くても、下流側では溝底に勾配を付けるために、より深く掘り下げる必要がある。従って、盛土により傾斜面を形成することで、平地には排水管を埋設するより、工期短縮を図ることができると共に、施工費を低く抑えることができる。住戸101〜111以外の敷地Sz全体に盛土による傾斜面が形成されているので、地表面を流れる雨水なども側溝M1,M2へ流し込むことができる。従って、敷地Szの地表面に雨水を溜まりにくくすることができる。
また、この傾斜面を形成するための盛土を、住戸101〜111の基礎を施工する際に発生した大量の残土を使用する。そうすることで、盛土の調達が容易で、かつ残土を廃棄する必要がないため運搬費や残土処分費などが節約できる。また、残土を廃棄する場合には、車両で運送の際の排気ガスが大量に発生したり、残土を捨てるための空き地が必要となったりするが、残土を再利用することで、排気ガスの発生が抑止でき、残土のための空き地も不要となるため、地球環境に配慮した施工方法とすることができる。
なお、本実施の形態4では、住戸108および住戸109から側溝M2へ雨水を排水する雨水支管201は、住戸108から住戸109へ合流し、そして住戸109の周囲を迂回するように配管されているが、敷地Szは共用部分であるため、住戸108または住戸109の下に敷設することも可能である。そうすることで、雨水支管202を最短で敷設することができる。
本発明の集合住宅は、遊休土地を所有するオーナーが土地活用の選択としてマンション経営やアパート経営を実施する際に好適である。
1,1x 集合住宅
2 住戸
31,31x 上水道管
31a 本支管
31b,31xa 支管
32,32x 下水道管
32a 本支管
32b 支管
32xa 支管
32xb マス
33,33x 敷地内配電線
33xa 分岐線
34 浄化槽
35x ガス管
36 ごみ置き場
37 コインランドリー
38 保管室
S,Sx,Sy,Sz 敷地
S1〜S10,Sx1〜Sx6,Sy1〜Sy4 住戸地
R,Rx 道路
Ry 公道
C,Cx,Cy 共有施設設置部分
G 庭
P,Py 駐車場
101〜111 住戸
201,202 雨水支管
300 給水本管
301 給水本支管
302 給水支管
303 量水器
400 公共下水管
401 汚水連絡管
402 汚水本支管
403 汚水支管
Rd 市道
R1,R2 通路
P11〜P17,P21〜P28 駐車場
M1〜M3 側溝

Claims (6)

  1. 共用部分である敷地に、互いが離間して配置され戸建構造を有する住戸と、
    前記住戸ごとに対応させて隣接する位置に配置された庭と、
    前記共用部分である敷地に、前記住戸の基礎を施工する際に掘り出された残土を盛土として、排水方向に沿って傾斜面を形成し、この傾斜面に沿って一定の深さに溝を掘って形成された排水路とを備えことを特徴とする集合住宅構造。
  2. 前記敷地は、分筆されていない請求項1記載の集合住宅構造。
  3. 前記敷地には、それぞれの住戸へ通じる共用部分となる道路が設けられ、前記道路の地面下には、前記それぞれの住戸と公共水道とを接続する上水道管または下水道管のいずれか一方、または両方が埋設されている請求項1または2記載の集合住宅構造。
  4. 前記敷地に接する道路に面した位置に前記住戸のための共用部分である駐車場が設けられている請求項1または2記載の集合住宅構造。
  5. 前記それぞれの住戸と公共水道とを接続する上水道管または下水道管のいずれか一方、または両方は、それぞれの住戸および庭を含む住戸地を経由して配管されている請求項3または4記載の集合住宅構造。
  6. 前記下水道管には、前記それぞれの住戸から排出された下水を浄化する共用部分である浄化槽が設けられている請求項3または5記載の集合住宅構造。
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