JP2003136043A - 生ごみ処理システム、生ごみ処理システム用土地区画、及び生ごみ処理システムを備える住宅群 - Google Patents

生ごみ処理システム、生ごみ処理システム用土地区画、及び生ごみ処理システムを備える住宅群

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JP2003136043A
JP2003136043A JP2001332978A JP2001332978A JP2003136043A JP 2003136043 A JP2003136043 A JP 2003136043A JP 2001332978 A JP2001332978 A JP 2001332978A JP 2001332978 A JP2001332978 A JP 2001332978A JP 2003136043 A JP2003136043 A JP 2003136043A
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JP
Japan
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treatment tank
space
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disposer
treatment system
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Kuni Nojiri
久仁 野尻
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単で、設置作業が容易に行え、少な
いスペースで生ごみ処理が効率よく行え、保守点検が容
易でコストを低減できる生ごみ処理システムと、生ごみ
処理システム用土地区画及び処理システムを備える住宅
群を提供する。 【解決手段】 生ごみ処理システムは、土地区画1内の
複数の宅地10〜15に建築された戸建住宅20内に設
置した流し台21のシンク下方に、生ごみを粉砕するデ
ィスポーザ25を取り付け、ディスポーザで粉砕した生
ごみをディスポーザの排出口27に接続した支排水管3
1と、支排水管が合流する主排水管32とから構成され
る排水配管30を通して、共有スペースである公園17
に設置した排水処理槽35に流す。主排水管32は、共
有スペースである歩行者専用通路16に埋設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ごみ処理システ
ムと、この処理システムを設置するのに好適な土地区画
及び生ごみ処理システムを備える住宅群に係り、特に、
生ごみ処理が効率よく行える戸建住宅用生ごみ処理シス
テムと、スペース効率のよい生ごみ処理システム用土地
区画及びこのシステムを備える住宅群に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生ごみ処理システムとし
ては、特開平8−1136号公報に記載の住宅用生ごみ
・排水処理システムがある。この公報に記載の技術は、
特に各住宅および集合住宅での生ごみ処理を効率よく行
うシステムであり、排水管の閉塞や下水水質の悪化を防
ぎ、節水にも役立つシステムである。
【0003】また、戸建住宅にディスポーザを設置する
場合、ディスポーザから排出される粉砕された生ごみを
処理するための排水処理槽を戸建住宅ごとに設置する必
要があり、戸建住宅を建築している宅地内の空間部分を
掘下げて排水処理槽を地下に埋設し、各戸ごとに排水処
理をしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報に
記載の生ごみ処理システムは、集合住宅の各住戸にディ
スポーザを備えた処理システムであり、複数の戸建住宅
に設置されたディスポーザへの適用についての開示はな
く、前記生ごみ処理システムを戸建住宅に好適に取り入
れることは困難であった。
【0005】戸建住宅にディスポーザを設置する場合、
各戸ごとに排水処理槽を設置するため、地下に埋設する
スペースが必要となり、コスト的にも不利となってい
る。また、排水処理槽の保守管理が各戸ごとに必要であ
り、これらの費用が大きくなり、ディスポーザの普及を
妨げている。排水処理槽を埋設した地表部分は、植木を
植えることができず、宅地の緑化を妨げている。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、構成が簡単
で、設置作業が容易に行え、少ないスペースで生ごみ処
理が効率よく行える戸建住宅に適した生ごみ処理システ
ムを提供することにある。また、複数の占有スペースで
ある宅地に建てられた戸建住宅内に設置されたディスポ
ーザで粉砕された生ごみを、排水処理槽で一括して効率
よく処理できる生ごみ処理システム用土地区画、及び前
記生ごみ処理システムを備える住宅群を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明による生ごみ処理システムは、複
数の戸建住宅の流し台に設置したディスポーザの排出口
に接続された排水配管を合流して排水処理槽に接続し、
複数のディスポーザで粉砕処理した生ごみを一括して処
理することを特徴とする。
【0008】この構成によれば、複数の戸建住宅内に設
置されたディスポーザで粉砕された生ごみは、流し台の
上水と共に排水配管を通して排水処理槽に集められて一
括して処理されるため、少ないスペースで効率よく処理
することができる。また、複数の戸建住宅で排水処理槽
を共用するため、設置費用を低減することができ、保守
点検が効率的に行えるためメンテナンスのコストを低減
することができる。さらに、各戸の敷地スペースを有効
利用することができ、緑化を促進することができる。
【0009】請求項2に記載の発明による生ごみ処理シ
ステムは、複数の宅地と共有スペースとを有すると土地
区画と、宅地に建築した戸建住宅と、戸建住宅に設置し
たディスポーザと、共有スペースに設置した排水処理槽
と、ディスポーザと排水処理槽とを接続する排水配管と
を備えることを特徴とする。排水処理槽を設置する共有
スペースとしては公園や緑地等が好適である。
【0010】この構成によれば、1つの土地区画内の複
数の宅地に建築された戸建住宅に設置したディスポーザ
から排出される粉砕生ごみは、排水配管を通して、この
土地区画内の共有スペースに設置された排水処理槽で一
括処理されるため、前記した生ごみ処理システムと同様
の多大な効果を奏する。また、排水処理槽は公園等の共
有スペースで保守点検できるため、効率よい点検が可能
となる。
【0011】また、請求項3に記載の発明による生ごみ
処理システムは、前記した生ごみ処理システムにおい
て、ディスポーザと排水処理槽とを接続する排水配管
は、ディスポーザに接続される支排水管と、各戸建住宅
から接続された支排水管が合流して排水処理槽に接続さ
れる主排水管とから構成され、主排水管は複数の宅地に
隣接する共有配管スペース内に埋設され、排水処理槽は
共有配管スペースに連続する共有埋設スペースに埋設さ
れることを特徴としている。共有配管スペースは、各宅
地に出入できる歩行者専用通路とすると好適である。
【0012】この構成によれば、粉砕された生ごみと水
が流れる排水配管は、宅地内の支排水管と、共有配管ス
ペースの主排水管とから構成されるため、排水配管及び
排水処理槽の保守点検を分けて効率よく行える。すなわ
ち、各戸のディスポーザの排出口に接続された支排水管
は各宅地内で保守点検し、支排水管が合流して排水処理
槽に接続される主排水管は共有配管スペースで保守点検
することができ、排水処理槽は共有埋設スペース内で分
けて容易に保守点検できる。主排水管を埋設する共有埋
設スペースを歩行者専用通路とすると、この通路を利用
して各宅地に出入することができる。
【0013】請求項4に記載の発明による生ごみ処理シ
ステム用土地区画は、占有スペースである複数の宅地
と、公園や緑地等の共有スペースとを有し、共有スペー
スにディスポーザからの排水を処理する排水処理槽を設
置し、排水処理槽と宅地の各々とを排水配管で接続した
ことを特徴としている。排水配管は、例えば複数の宅地
の境界線に沿って埋設し、排水処理槽に接続するように
構成することができ、また複数の宅地内を貫通して埋設
し、共有スペースの排水処理槽に接続するようにしても
よい。
【0014】この構成によれば、複数の宅地に建築され
た戸建住宅に設置されたディスポーザから排出される粉
砕された生ごみと水を、排水配管を通して共有スペース
に設置した排水処理槽で一括して処理するため、スペー
ス効率がよく、戸建住宅に適した生ごみ処理システムを
設置することができる。また、排水処理槽の保守点検も
共有スペースで容易に行える。
【0015】請求項5に記載の発明による生ごみ処理シ
ステムを備える住宅群は、前記した土地区画において、
複数の宅地に戸建住宅を建築し、戸建住宅にディスポー
ザを設置し、ディスポーザの排出口に排水配管を接続し
たことを特徴とする。
【0016】この構成によれば、複数の宅地に建築され
た戸建住宅に設置されたディスポーザからの排水は、支
排水管を通して主排水管に合流し、集中して排水処理槽
に流されるため、生ごみ処理が効率よく行える。また、
土地区画内のスペース効率を高めることができ、緑化を
促進することができる。さらに、構成が簡単で設置費用
を低減でき、保守点検が容易に行え、メンテナンス費用
を低減できる生ごみ処理システムを備えた住宅群を可能
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る生ごみ処理シ
ステムの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図
1は、本実施形態に係る生ごみ処理システムを備える土
地区画の概略平面図、図2は、図1の生ごみ処理システ
ムを模式的に示す断面図である。
【0018】図1,2において、土地区画1は、4つの
道路2〜5で囲まれた1つの土地区画であり、複数の宅
地10〜15と、歩行者専用通路16と、公園17とを
備えて造成されている。各道路を挟んで土地区画1と対
向する他の土地区画も、図示していないが同様に複数の
宅地と、共有スペースとして歩行者専用道路、公園や緑
地等を備えている。
【0019】土地区画1は略平行な2つの道路2,3に
隣接して占有スペースとして複数の宅地が区画されてお
り、図示の例では道路2に沿って3つの宅地10,1
1,12と、道路3に沿って3つの宅地13,14,1
5が区画されている。そして、6つの宅地の道路2,3
と反対側には、例えば幅が2〜3m程度の歩行者専用通
路16が、道路2,3と略平行に共有スペースとして形
成されている。歩行者専用通路16は、道路2,3と略
直交する道路4に接続していると共に、宅地12,15
と隣接して区画された公園17に接続し、公園17と道
路4との往来が可能となっている。宅地10〜15は占
有スペースであり、歩行者専用通路16及び公園17は
共有スペースであるが、歩行者専用通路16は共有スペ
ースの私道でもよい。
【0020】各宅地10〜15の占有スペース内には戸
建住宅20が建築されている。戸建住宅20内の流し台
21には、生ごみを粉砕処理するディスポーザ25が設
置されている。ディスポーザ25は、駆動モータ26で
回転駆動される内蔵の粉砕機構(図示せず)により生ご
みを粉砕し、水道の蛇口22から流出される上水道と共
に粉砕された生ごみを、排出口27から排水配管30を
通して流出させるものである。
【0021】ディスポーザの排出口27はトラップを介
して縦管、横管等で構成された支排水管31に接続さ
れ、この支排水管はエルボ継手や、チーズ継手等を介し
て横管で構成される主排水管32に接続される。主排水
管32は所定の勾配が付けられ、他の複数の戸建住宅2
0内に設置されたディスポーザ25からの排水管が接続
されて合流される。このように排水配管30は支排水管
31と主排水管32とから構成され、主排水管32の末
端には、粉砕された生ごみを処理する排水処理槽35が
接続されている。主排水管32は共有配管スペースであ
る歩行者専用通路16に沿って埋設されている。
【0022】排水処理槽35は共有スペースである公園
17内の一角の、例えば地中に埋設された浄化槽であ
り、詳細には図示していないが生ごみ中の無機物を沈殿
分離する沈砂槽、好気性微生物により生ごみを水と二酸
化炭素に分解する好気性の消化槽、固形物を沈殿させる
沈殿槽、接触ばっ気槽等から構成される。そして排水処
理槽35の流出口36は、公共下水道の下水管37に接
続され、排水処理槽35から流出される処理水は下水管
37に排水される。排水処理槽35の能力は、接続され
る戸建住宅20の数に合わせて適切な処理能力を有する
ものが採用される。なお、排水処理槽は地中に埋設され
たものに限らず、地上に設置されてポンプ等により排水
が導入されるものでもよい。
【0023】このように、土地区画1は占有スペースと
して6つの宅地10〜15と、共有スペースとして歩行
者専用通路16及び公園17とを有し、公園17に排水
処理槽35を設置し、宅地10〜15の各々と排水処理
槽35とを、支排水管31と主排水管32とから構成さ
れる排水配管30で接続し、排水処理槽35からの処理
水は公共の下水管37に排出される。そして、排水処理
槽35は共有スペースである公園17の共有埋設スペー
スに埋設設置され、排水配管30の主排水管32は共有
配管スペースである歩行者専用通路16に埋設される。
【0024】また、住宅群は、土地区画1の宅地10〜
15に戸建住宅20を建築し、各戸建住宅20の流し台
21の下方にディスポーザ25を設置し、ディスポーザ
25の排出口27に、支排水管31と主排水管32から
なる排水配管30を接続し、この排水配管30を共有ス
ペースである公園17に設置された排水処理槽35に接
続している。
【0025】前記の如く構成された本実施形態の生ごみ
処理システムの動作について以下に説明する。各戸建住
宅20のディスポーザ25で生ごみを粉砕し、水道の蛇
口22を開いて上水を流すと、粉砕された生ごみと水は
排出口27からトラップを通して支排水管31に流さ
れ、さらに主排水管32を通して排水処理槽35に流さ
れる。粉砕された生ごみは、排水処理槽35の沈砂槽、
消化槽、沈殿槽、接触ばっ気槽を通って処理され、その
処理水は流出口36から公共の下水管37に流され処理
は完了する。
【0026】土地区画1内の他の戸建住宅20に設置さ
れたディスポーザ25から排出された粉砕生ごみは、同
様に排出口27からトラップを通して支排水管31に流
され、さらに合流して主排水管32を通して排水処理槽
35に流されて処理される。このように、道路2〜5で
区画された土地区画1内の複数の戸建住宅20に設置さ
れたディスポーザ25から排出された粉砕生ごみは、土
地区画1内の共有スペースに設置された排水処理槽35
で一括的に集中処理されるため、1つの排水処理槽35
で複数の戸建住宅20からの粉砕生ごみを効率よく処理
でき、排水処理槽35の保守点検等のメンテナンスも1
箇所ですむため効率よく行え、設置費用を低減できると
共に保守点検費用を低減できる。各戸建住宅が建築され
た宅地内に、個別の排水処理槽が不要となるため、各宅
地のスペース効率を高めることができ、植木を植えるこ
とも可能なため緑化を促進できる。
【0027】排水配管30を構成する支排水管31は、
各戸建住宅20が建築された宅地内で保守点検でき、支
排水管31が接続して合流する主排水管32は歩行者専
用通路16内で保守点検できるので、効率よい排水配管
30のメンテナンスが可能となる。そして、排水配管3
0の詰まり等の故障が発生したとき、支排水管31部分
の故障か、主排水管32部分での故障かにより、例えば
修理費用の負担割合が明確となる。
【0028】土地区画1は、宅地10〜15に戸建住宅
20を建築したとき、戸建住宅20の流し台21の下方
にディスポーザ25を設置し、排出口27と排水配管3
0の支排水管31とを接続するだけで、極めて容易に生
ごみ処理システムを利用することができる。このため、
宅地内に個別の排水処理槽を埋設することなく、宅地を
有効利用することができ、緑地化も促進できる。また、
土地区画1の宅地10〜15に建築した戸建住宅20
と、戸建住宅20に設置したディスポーザ25とを備え
る住宅群では、前記した多大な効果を奏する生ごみ処理
システムを有効に活用することができる。
【0029】なお、前記した実施形態では、排水配管の
うち合流された主排水管32部分を、共有スペースであ
る歩行者専用通路16に埋設する例を示したが、図3に
示すように排水配管の主排水管部分を共有スペースに埋
設せず、宅地10〜12と宅地13〜15が隣接する境
界線に沿って主排水管32Aを埋設し、共有埋設スペー
スである公園17に埋設された排水処理槽35に接続す
るように構成してもよい。また、一方側の宅地、例えば
10〜12の地下に主排水管を埋設してもよい。図3に
おいて、図1の構成と実質的に同等の構成については、
同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
【0030】さらに、排水処理槽は、共有スペースとし
て広い面積を有する公園の一部に設置する例を示した
が、排水処理槽より僅かに大きい面積を有し、道路に隣
接する共有スペースに埋設するようにしてもよい。道路
に隣接させることにより、排水処理槽内の汚泥等の除去
等が容易に行える。共有スペースとして、公園や緑地、
広場の他に、公民館や学校等の公共施設用地を利用する
ようにしてもよい。
【0031】排水処理槽を設置する共有スペースとし
て、歩行者専用通路の一部に埋設するように構成し、共
有埋設スペースと共有配管スペースとを兼用するように
してもよい。排水処理槽は、前記した形式のものに限ら
れるものでなく、他の形式でもよいことは勿論である。
また、宅地には戸建住宅のみが建築された例を示した
が、戸建住宅だけに限られるものでなく、宅地内に集合
住宅や他の建築物を建築するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載の戸建住宅用生ごみ処理システムによれば、
粉砕された生ごみを集中して一括に処理できるため、少
ないスペースで効率よく処理することができる。また、
生ごみ処理システムの設置費用を低減できると共に、保
守点検が効率的に行えるため保守点検費用を低減するこ
とができる。そして宅地内の緑化を促進することができ
る。
【0033】また、請求項2に記載の生ごみ処理システ
ムによれば、前記した生ごみ処理システムと同様の効果
を奏すると共に、1つの土地区画内での生ごみ処理が効
率よく行え、排水処理槽の保守点検が公園等の共有スペ
ースで効率よく行うことができるため、排水処理槽の保
守点検費用を低減することができる。
【0034】請求項3に記載の生ごみ処理システムによ
れば、各戸建住宅のディスポーザの排出口に接続された
支排水管は各宅地内で保守点検し、支排水管が合流して
排水処理槽に接続される主排水管は共有配管スペースで
保守点検することができ、排水処理槽は共有埋設スペー
ス内で分けて容易に保守点検できる。また、共有埋設ス
ペースを歩行者専用通路とすると、この通路を利用して
各宅地に出入りすることができる。
【0035】請求項4に記載の生ごみ処理システム用土
地区画によれば、各戸建住宅に設置されたディスポーザ
から排出される粉砕された生ごみと水は、排水配管を通
して共有スペースに設置した排水処理槽で一括に処理さ
れるため、排水処理が効率的に行える生ごみ処理システ
ムを容易に設置できる。また、生ごみ処理システムの設
置費用が低減でき、保守点検費用が低減できる生ごみ処
理システムを容易に設置することができる。
【0036】請求項5に記載の生ごみ処理システムを備
える住宅群によれば、各戸のディスポーザの排出口から
排出された粉砕生ごみを含む水は、共有スペースに設置
された排水処理槽で一括的に処理されるため、効率のよ
い生ごみ処理システムを備える複数の住宅を提供でき
る。また、この住宅群は土地区画内のスペース効率、特
に宅地を有効利用できスペース効率を高めることがで
き、緑化を促進することができる。共有スペースに排水
処理槽を埋設するため、保守点検が容易に行え、コスト
を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る戸建住宅用生ごみ処理システムを
備える土地区画の一実施形態を示す概略平面図。
【図2】図1の生ごみ処理システムを模式的に示す断面
図。
【図3】生ごみ処理システムを設置した土地区画の他の
実施形態を示す概略平面図。
【符号の説明】
1 土地区画、 2〜5 道路、10〜15
宅地(占有スペース)、16 歩行者専用通路(共有
スペース)、17 公園(共有スペース)、20 戸建
住宅、 21 流し台、25 ディスポーザ、
27 排出口、30 排水配管、 31
支排水管、32,32A 主排水管、 35 排水処
理槽、36 流出口、 37 下水管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の戸建住宅に設置したディスポーザ
    の排出口に接続された排水配管を合流して排水処理槽に
    接続したことを特徴とする生ごみ処理システム。
  2. 【請求項2】 複数の宅地と共有スペースとを有すると
    土地区画と、前記宅地に建築した戸建住宅と、該戸建住
    宅に設置したディスポーザと、前記共有スペースに設置
    した排水処理槽と、前記ディスポーザと前記排水処理槽
    とを接続する排水配管とを備える生ごみ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記排水配管は、前記ディスポーザに接
    続される支排水管と、該支排水管が合流して前記排水処
    理槽に接続される主排水管とから構成され、該主排水管
    は前記複数の宅地に隣接する共有配管スペース内に埋設
    され、 前記排水処理槽は、前記共有配管スペースに連続する共
    有埋設スペースに埋設されることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の生ごみ処理システム。
  4. 【請求項4】 複数の宅地と共有スペースとを有し、前
    記共有スペースに排水処理槽を設置し、該排水処理槽と
    前記複数の宅地の各々とを排水配管で接続したことを特
    徴とする生ごみ処理システム用土地区画。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の生ごみ処理システム用
    土地区画の、前記複数の宅地に戸建住宅を建築し、該戸
    建住宅にディスポーザを設置し、該ディスポーザの排出
    口に前記排水配管を接続したことを特徴とする生ごみ処
    理システムを備える住宅群。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097170A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Akizuki Jimusho:Kk 集合住宅構造
JP2010101154A (ja) * 2008-09-24 2010-05-06 Akizuki Jimusho:Kk 集合住宅構造
JP2011047254A (ja) * 2008-10-17 2011-03-10 Akizuki Jimusho:Kk 集合住宅構造および住戸の配置方法

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