JP5403489B2 - 記録媒体供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状の記録媒体を供給する記録媒体供給装置、及びその記録媒体供給装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置において、紙やOHPフィルム等を1枚ずつ供給する給紙装置が知られている。給紙装置には、トレイに積載された束状の用紙にエアを吹き付けて用紙(記録用紙)を浮上させると共に互いに分離させ、最上位に位置する用紙を吸引力によって吸着ベルトに吸着させて搬送するエア分離給紙装置がある。従来のエア分離給紙装置としては、例えば、特許文献1(特許第4003073号公報)や特許文献2(特開平7−101575号公報)に記載されたものがある。
図17に、上記エア分離給紙装置の概略構成を示す。
図17に示すエア分離給紙装置は、複数枚の用紙Pを積載するトレイ100と、積載された用紙Pにエアを吹き付けるブロワ200と、積載された用紙Pを1枚ずつ吸着して搬送する吸着ベルト300を備えている。このエア分離給紙装置で用紙を供給するには、まず、ブロワ200からトレイ100に積載された用紙Pの束に向かってエアを吹き付け、このエアによって用紙P間に空気を送り込んで用紙Pを吸着ベルト300の高さhまで浮上させる。そして、浮上させた用紙Pの最上位置の一枚を吸着ベルト300に吸着させ、吸着ベルト300が回転することにより用紙Pは図示しない画像形成部へと搬送され、画像形成が行われる。
また、ブロワ200は、用紙P間にエアを吹き込んで用紙Pを所定の高さまで浮上させるだけでなく、所定の高さ方向の領域にエアを吹き付けて用紙束をさばいて分離することも行っている。詳しくは、ブロワ200は、用紙を浮上させるためにエアを噴出する浮上用ノズルと、最上位置の用紙とそれより下の2枚目以降の用紙とを分離させるためにエアを噴出する分離用ノズルを有している(図示省略)。以下、図18と図19に基づき、浮上用ノズルと分離用ノズルによる用紙の分離方法について詳しく説明する。
図18と図19のそれぞれにおいて、(a)は側面図、(b)は正面図である。
図18に示すように、ブロワ200の浮上用ノズルから用紙の両端部側にエアA1が噴射されると、そのエアA1によって用紙束の上層に位置する複数の用紙が互いに分離されつつ浮上する。この状態で、吸着ベルト300による吸引を開始することにより、最上位置の1枚目の用紙P1が上昇して吸着ベルト300に吸着される。また、吸着ベルト300の吸引作用によって、最上位置より下の2枚目以降の用紙も上昇する。そして、図19に示すように、分離用ノズルから用紙の中央部にエアA2が噴射され、そのエアA2によって2枚目以降の用紙は下方に押し下げられる。これにより、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2とが完全に分離される。その後、吸着ベルト300が回転することにより、1枚目の用紙P1のみが搬送される。
各種給紙装置は薄紙から厚紙まで幅広く給紙を行えることが求められている。しかしながら、上記エア分離給紙装置によって薄紙の給紙を行う場合、最上位置の用紙とそれより下の用紙との分離を行うことが困難であり、用紙が重送される虞がある。詳しくは、図20に示すように、浮上用ノズルからエアA1を噴射した場合、薄紙は軽いため2枚目の用紙P2が浮上して1枚目の用紙P1に密着する。その後、分離用ノズルからのエアA2の噴射によって、2枚目以降の用紙は中央部において押し下げられる(図20(b)参照)。これにより、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2は、それぞれの中央部において分離されるが、それぞれの両端部においては互いに密着したままとなる。この状態で、吸着ベルト300を回転させると、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2とが両端部において密着しているため、2枚目の用紙P2が1枚目の用紙P1に引きずられて一緒に搬送されてしまう。このような2枚以上の用紙が一緒に搬送される重送は、印刷物中に白紙が混入するだけでなく、用紙の無駄な消費となるため、機器としての品質が著しく低下することになる。
そこで、重送を防止するために、図21に示す給紙装置では、積載された用紙束の前端部側に用紙束よりも上方へ突出した規制部材400を設けている。この場合、1枚目の用紙P1に引きずられて2枚目以降の用紙が搬送されそうになった場合、2枚目以降の用紙の前端部が規制部材400に当接して搬送方向の移動が規制されることにより、1枚目の用紙と2枚目以降の用紙とが分離され重送が防止される。
また、規制部材400は、吸着ベルト300と干渉することによる吸着ベルト300の破損を回避するために、吸着ベルト300に対して1〜3mmのクリアランスを確保して配設する必要がある。そのため、規制部材400は、分離用ノズルのエアによって2枚目以降の用紙が下方へ押し下げられる用紙の中央部に配設され、吸着ベルト300の下面から若干離れた位置でも2枚目以降の用紙の搬送を規制できるようにしている。
ところが、図22に示すように、規制部材400を用紙の中央部に配設すると、規制部材400によって分離用ノズルから噴射されるエアA2の流れが阻害されるため、分離用ノズルからのエアA2による用紙の押し下げ効果が低下する。その結果、2枚目以降の用紙が規制部材400の上をすり抜けて搬送され、重送が起きてしまっていた。
本発明は、斯かる事情に鑑み、重送を防止して用紙等のシート状の記録媒体を良好かつ安定して供給できる記録媒体供給装置、及びその記録媒体供給装置を備えた画像形成装置を提供しようとするものである。
請求項の発明は、複数枚のシート状の記録媒体を積載可能な積載部と、前記積載部に積載された記録媒体にエアを吹き付けて記録媒体を互いに分離させるためのエア噴出し手段と、前記エア噴出し手段によって分離された記録媒体を1枚ずつ搬送する搬送手段と、前記エア噴出し手段と前記積載部に積載された記録媒体との間に配設されると共に前記搬送手段によって搬送される記録媒体以外の記録媒体の搬送方向への移動を規制する規制部材とを備えた記録媒体供給装置において、前記規制部材は、線材を曲げて当該線材の間に通気部を有するように形成され、前記エア噴出し手段から噴射されたエアが、前記規制部材の通気部を通過して記録媒体へ到達するようにしたものである。
規制部材が、線材を曲げて当該線材の間に通気部を有するように形成されているので、エア噴出し手段から噴き出されたエアは規制部材の通気部を通過してスムーズに積載された記録媒体へと到達することができる。このように、請求項の発明によれば、規制部材によるエアの損失を極力抑制することができ、エアによる記録媒体の分離効果を十分に発揮させることができる。これにより、記録媒体同士を十分に分離させることができ、記録媒体の重送を防止することができる。
請求項の発明は、請求項1に記載の記録媒体供給装置において、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に対向する前記規制部材の面を曲面状に形成したものである。
このように、搬送される記録媒体に対向する規制部材の面を曲面状に形成することによって、記録媒体が規制部材のその面に接触しても、記録媒体をスムーズに搬送することができると共に、記録媒体の傷付きを防止することができる。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の記録媒体供給装置において、前記規制部材を弾性変形可能に構成したものである。
規制部材を弾性変形可能に構成したことにより、積載部への記録媒体の補給作業時や、詰まった記録媒体の除去処理時などの際に、作業者が規制部材に不意に手をぶつけたとしても怪我をすることがない。また、規制部材自体の破損も生じにくくなる。
請求項の発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の記録媒体供給装置において、前記規制部材を交換可能に構成したものである。
規制部材を交換可能に構成したことにより、規制部材が破損してしまった場合でも、規制部材のみを新しいものと交換すればよいので、修理コストが安価で済む。また、記録媒体の種類に応じて最適な高さや形状等の規制部材に取り替えることができ、規制部材による重送防止を確実に行うことができる。
請求項の発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の記録媒体供給装置を備えた画像形成装置である。
画像形成装置が、請求項1からのいずれか1項に記載の記録媒体供給装置を備えているので、これらの記録媒体供給装置による上記効果が得られる。
本発明によれば、規制部材の形状を、エア噴出し手段から噴き出されたエアの損失を極力抑制することが可能な形状に形成しているので、エアによる記録媒体の分離効果を十分に発揮させることができる。このため、記録媒体が薄紙であっても、記録媒体同士を十分に分離させることができ、記録媒体の重送を防止することができる。これにより、記録媒体を良好かつ安定して供給することができ、装置としての信頼性が向上する。
本発明の給紙装置を備えた画像形成装置の実施の一形態を示す外観図である。 画像形成装置本体の概略構成図である。 第1参考例に係る給紙装置の概略構成図である。 給紙装置の全体の概略構成図である。 給紙装置の要部を示す斜視図である。 給紙動作を説明するための図である。 給紙動作を説明するための図である。 給紙動作を説明するための図である。 給紙動作を説明するための図である。 用紙にエアが吹き付けられている状態を示す図であって、(a)は上方から見た平面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 第2参考例に係る給紙装置の要部を示す斜視図である。 用紙にエアが吹き付けられている状態を示す図であって、(a)は上方から見た平面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 本発明の実施形態に係る給紙装置の要部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る規制部材の斜視図である。 本発明の実施形態に係る規制部材の給紙トレイへの取付構造を示す斜視図である。 用紙にエアが吹き付けられている状態を示す図であって、(a)は上方から見た平面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 従来のエア分離給紙装置の概略構成図である。 浮上用ノズルと分離用ノズルによる用紙の分離方法を説明するための図であって、(a)は横から見た側面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 浮上用ノズルと分離用ノズルによる用紙の分離方法を説明するための図であって、(a)は横から見た側面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 薄紙を使用した場合のエアによる用紙の挙動を説明するための図であって、(a)は横から見た側面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 規制部材を備えた従来の給紙装置を示す図であって、(a)は横から見た側面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。 前記規制部材を備えた従来の給紙装置の課題を説明するための図であって、(a)は横から見た側面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の給紙装置を備えた画像形成装置の実施の一形態を示す外観図である。
図1に示すように、この画像形成装置1は、画像形成装置本体2と、その画像形成装置本体2の一側面に接続された給紙装置3とから構成されている。
図2は、上記画像形成装置本体の概略構成図である。
図2に示すように、画像形成装置本体2は、4つのプロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkを備えている。各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkは、画像形成装置本体2に対して着脱可能に構成してある。各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkは、静電潜像担持体としての感光体5と、感光体5の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ6と、感光体5の表面にトナー像を形成する現像手段としての現像装置7と、感光体5の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード8を備えている。
図1において、各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkの上方には、露光手段としての露光装置9が配設されている。露光装置9は、各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkの感光体5にレーザ光を照射するように構成されている。一方、各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkの下方には、転写装置10が配設されている。転写装置10は、複数のローラ11〜14に掛け渡された無端状のベルトから成る中間転写ベルト15を有する。中間転写ベルト15は、複数のローラ11〜14のうちの1つが駆動ローラとして回転することによって、図の矢印に示す方向に周回走行可能に構成されている。
4つの感光体5に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ16が配設されている。各一次転写ローラ16はそれぞれの位置で中間転写ベルト15の内周面を押圧しており、中間転写ベルト15の押圧された部分と各感光体5とが接触する箇所に一次転写ニップが形成されている。また、中間転写ベルト15を張架する1つのローラ14に対向した位置に、二次転写手段としての二次転写ローラ17が配設されている。この二次転写ローラ17は中間転写ベルト15の外周面を押圧しており、二次転写ローラ17と中間転写ベルト15とが接触する箇所に二次転写ニップが形成されている。
画像形成装置本体2内には、上記給紙装置3から供給された用紙を二次転写ニップを通って機外に設けた排紙トレイ18へ案内するための搬送経路Rが配設されている。搬送経路Rにおいて、二次転写ローラ17の位置よりも用紙搬送方向上流側にはレジストローラ19が配設されている。また、二次転写ローラ17の位置よりも用紙搬送方向下流側には、定着装置20が配設されている。さらに、定着装置20の用紙搬送方向の下流側には、一対の排紙ローラ21が配設してある。定着装置20は、内部に加熱源を有する加熱ローラ20aと、その加熱ローラ20aを加圧する加圧ローラ20bを有する。加熱ローラ20aと加圧ローラ20bは互いに圧接しており、その圧接部において定着ニップを形成している。
以下、図2を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
各プロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkの感光体5が図の反時計回りに回転駆動され、帯電ローラ6によって各感光体5の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置9から帯電された各感光体5の表面にレーザ光が照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として可視像化される。
中間転写ベルト15を張架するローラの1つが回転駆動し、中間転写ベルト15を図の矢印の方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ16に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ16と各感光体5との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。そして、各感光体5に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト15上に順次重ね合わせて転写される。かくして中間転写ベルト15はその表面にフルカラーのトナー画像を担持する。また、転写後の各感光体5の表面には、中間転写ベルト15に転写しきれなかったトナーが残留している。この感光体5上に残留したトナーは、クリーニングブレード8によって除去される。
また、図1に示す給紙装置3から用紙が搬出される。搬出された用紙は、レジストローラ19によってタイミングを計られて、二次転写ローラ17と中間転写ベルト15との間の二次転写ニップに送られる。このとき二次転写ローラ17に、中間転写ベルト15上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、二次転写ニップに転写電界が形成される。そして、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト15上のトナー画像が用紙上に一括して転写される。
トナー画像が転写された用紙は定着装置20へと搬送される。定着装置20内で、用紙は加熱ローラ20aと加圧ローラ20bとの間に挟まれて加熱・加圧され、トナー画像が用紙上に定着される。その後、用紙は一対の排出ローラ21によって排紙トレイ18に排出される。
以上の説明は、用紙にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット4Y,4C,4M,4Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
次に、図3〜図10に基づき、第1参考例に係る給紙装置について説明する。
図3は、第1参考例の給紙装置の内部構造を示す斜視図である。
図3に示す給紙装置3は、複数枚の用紙を積載可能な積載部としての給紙トレイ30と、用紙を搬送する搬送手段としての吸着ベルト等を有する吸着ベルトユニット40を備えている。なお、上記用紙には、厚紙、はがき、封筒、普通紙、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ等を含む。また、本発明に係る給紙装置(記録媒体供給装置)は、用紙以外のシート状の記録媒体として、OHPシートもしくはOHPフィルム等も供給可能に構成されている。
また、図3に示すように、給紙トレイ30は、底板31と、底板31上に積載された用紙束の幅方向の両端位置を規制する一対のサイドフェンス32と、積載された用紙束の搬送方向の後端位置を規制するエンドフェンス33を有している。
図4は、給紙装置の全体の概略構成図である。
図4に示すように、給紙トレイ30に積載された用紙Pの上方には、吸着ベルト41が配設してある。吸着ベルト41には複数の吸引口が設けてあり、各吸引口から吸引されるエアによって吸着ベルト41の下面に用紙を吸着するようになっている。また、吸着ベルト41は複数のローラによって張架されており、それらローラの1つが回転駆動することにより吸着ベルト41は図の矢印の方向へ回転するようになっている。吸着ベルト41よりも用紙搬送方向の下流側には、用紙Pを搬送する一対の搬送ローラ50と、搬送される用紙Pを検知する用紙検知センサ60とが順に配設されている。
給紙トレイ30の上方には、給紙トレイ30に積載された用紙束の高さを検知するための用紙高さ検知装置70が設けてある。用紙高さ検知装置70は、用紙束の最上面に当接すると共に揺動可能に構成されたアクチュエータ71と、アクチュエータ71の揺動を検知する揺動検知センサ72を有する。用紙束から用紙が供給され、用紙束の高さが低くなるのに伴ってアクチュエータ71が揺動するようになっている。そして、アクチュエータ71の揺動量を揺動検知センサ72が検知し、そのときの検知信号に基づいて図示しない昇降手段が給紙トレイ30の底板31を上昇させることにより、用紙束の最上面から吸着ベルト41までの高さh(距離)が一定になるように制御されている。
給紙トレイ30の用紙搬送方向の前方には、給紙トレイ30に積載された用紙Pにエアを吹きかけるエア噴出し手段としてのブロワ80が設けられている。また、給紙トレイ30の用紙搬送方向の前端部に、最上位置の用紙以外の用紙(最上位置から2枚目以降の用紙)が搬送方向に移動するのを規制する規制部材34が設けてある。規制部材34は、給紙トレイ30に積載された用紙束の最上位置よりも上方へ突出するように配設されている。
上記ブロワ80は、図5に示すように、用紙を浮上させるためにエアを噴出する浮上用ノズル81と、最上位置の用紙とそれより下の2枚目以降の用紙とを分離させるためにエアを噴出する分離用ノズル82とを有している。分離用ノズル82は用紙幅方向の中央部に対応して配設され、浮上用ノズル81は用紙幅方向の両端部側に対応して配設されている。
また、図5に示すように、規制部材34は分離用ノズル82に対向して配設されている。すなわち、規制部材34は分離用ノズル82と給紙トレイ30に積載された用紙束との間に配設されている(図4参照)。また、第1参考例では、規制部材34は上下方向に延伸した円柱状に形成されている。
以下、第1参考例の給紙装置の給紙動作について説明する。
画像形成装置本体から給紙指令が発せられると、図6に示すように、ブロワ80から積載された用紙束の上部前端部側にエアが吹き付けられる。また、同時に吸着ベルト41のエア吸引が開始される。これにより、積載された用紙束の最上位置にある1枚目の用紙P1が吸着ベルト41の高さhまで浮上し、吸着ベルト41の下面に吸着される。
なお、上記ブロワ80から吹き付けられるエアには、図5に示す浮上用ノズル81から噴射されるエアと分離用ノズル82から噴射されるエアとがあるが、ここでの浮上用ノズル81と分離用ノズル82からのエアによる作用については後述する。
1枚目の用紙P1を吸着ベルト41に吸着した状態で、図7に示すように、吸着ベルト41と搬送ローラ50との回転を開始し1枚目の用紙P1が搬送される。その後、図8に示すように、1枚目の用紙P1が用紙検知センサ60に到達して検知されたら、吸着ベルト41の回転を停止する。一方、搬送ローラ50は、吸着ベルト41が停止した状態で用紙P1の搬送を継続する。図9に示すように、1枚目の用紙P1が搬送され吸着ベルト41の吸引領域を通過した直後、2枚目の用紙P2がブロワ80から吹き付けられるエアによって浮上し吸着ベルト41に吸着される。そして、予め設定された給紙間隔に応じて、吸着ベルト41の回転を再開し、2枚目の用紙P2を搬送する。以降、同様の給紙動作を繰り返し行うことによって用紙が画像形成装置本体へ順次供給される。
以下、図10に基づいて、上記浮上用ノズルと分離用ノズルからのエアによる作用について説明する。図10において、(a)は上方から見た平面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。
まず、浮上用ノズル81から用紙Pの両端部側にエアA1が噴射され、そのエアA1によって用紙束の上層に位置する複数の用紙が互いに分離されつつ浮上する。この状態で、吸着ベルト41による吸引を開始することにより、最上位置の1枚目の用紙P1が上昇して吸着ベルト41に吸着される。
次に、分離用ノズル82から用紙Pの中央部にエアA2が噴射される。図10(a)に示すように、分離用ノズル82から噴射されたエアA2は、規制部材34に当たることになるが、本発明の第1実施形態では、規制部材34を円柱状に形成しているので、エアA2は規制部材34に沿ってスムーズに左右に分かれ用紙Pへと到達することができる。
このため、図10(b)に示すように、最上位置にある1枚目の用紙P1とそれより下の2枚目の用紙P2との間に、十分な量のエアA2が吹き込まれることになり、2枚目以降の用紙を中央部において十分に押し下げることができる。これにより、2枚目以降の用紙を規制部材34の上端位置より下方に押し下げることができ、1枚目の搬送に伴って2枚目以降の用紙が搬送されそうになっても、2枚目以降の用紙を規制部材34に当接させて重送を防止することが可能である。
図11は、第2参考例に係る給紙装置の構成を示す図である。
第2参考例に係る給紙装置では、規制部材34を断面が略長方形の柱状に形成している。また、規制部材34は、断面を形成する略長方形の4辺のうち短い方の辺に対応する面を、分離用ノズル82(のエア噴出し口)に対向させて配設されている。すなわち、規制部材34は、分離用ノズル82によるエアの吹き付け側(正面)から見て、薄く形成されている。また、この場合、断面を形成する略長方形の4辺のうち短い方の辺に対応する面は、弧状又は円弧状に形成され、長い方の辺に対応する面はストレート状又は平面状に形成されている。なお、第2参考例において、その他の構成については、上記第1参考例と同様である。
図12は、第2参考例において、積載された用紙にエアが吹き付けられている状態を示す図である。また、同図の(a)は上方から見た平面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。
図12(a)に示すように、分離用ノズル82からエアA2が噴射された場合、そのエアA2は規制部材34に当たることになるが、第2参考例では、分離用ノズル82によるエアの吹き付け側(正面)から見て、規制部材34は薄く形成されているので、エアA2は規制部材34に沿ってスムーズに左右に分かれ用紙Pへと到達することができる。
従って、この場合も、図12(b)に示すように、最上位置にある1枚目の用紙P1とそれより下の2枚目の用紙P2との間に、十分な量のエアA2を吹き込むことができ、2枚目以降の用紙を中央部において規制部材34の上端位置より下方へ押し下げることができる。これにより、1枚目の搬送に伴う2枚目以降の用紙の搬送(重送)を規制部材34によって防止することが可能である。
図13は、本発明の実施形態に係る給紙装置の構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る給紙装置では、規制部材34をアーチ状に形成している。本実施例では、規制部材34は、断面円形の線材を逆V字状に形成して構成されているが、本発明に言う上記「アーチ状」とは、逆V字状の他、逆U字状、半円状、半楕円状、弓形、放物線状、コ字状、多角状等も含む概念である。
また、図14に示すように、本実施例では、規制部材34の逆V字状の本体部34aの両端部に、互いに反対方向に延伸した一対の脚部34bを設けている。一方、図15に示すように、規制部材34が取り付けられる給紙トレイ30の前板の上端部には、フック状に形成された2つの係止部35と、凸状の2つの当接部36が設けられている。規制部材34を給紙トレイ30に取り付ける場合は、規制部材34の一対の脚部34bを近づけるように本体部34aを弾性変形させて係止部35の間に嵌め込む。規制部材34を嵌め込んだ後、規制部材34をもとの状態に復帰させることにより、本体部34aが係止部35に係止される。また、規制部材34の各脚部34bを、各係止部35の下方から左右へ突出させると共に、各当接部36の上部に当接させることによって、規制部材34は上下方向に位置決めされる。
このように、本発明の実施形態の場合は、規制部材34を2つの脚部34bを介して給紙トレイ30に固定するため、上記第1参考例や第2参考例に示す規制部材34に比べて、規制部材34を強固にかつ安定して取り付けることができる。また、この場合は、規制部材34を固定するためのネジ等の固定部材を省略できる。なお、本発明の実施形態において、その他の構成については、上記第1参考例と同様となっている。
図16は、本発明の実施形態において、積載された用紙にエアが吹き付けられている状態を示す図である。また、同図の(a)は上方から見た平面図、(b)はエアの吹き付け側から見た正面図である。
上記のように、本発明の実施形態では、規制部材34がアーチ状に形成されているので、図16(a)(b)に示すように、分離用ノズル82から噴射されたエアA2は、規制部材34の間を通過してスムーズに用紙Pへと到達することができる。
従って、この場合も、図16(b)に示すように、最上位置にある1枚目の用紙P1とそれより下の2枚目の用紙P2との間に、十分な量のエアA2を吹き込むことができ、2枚目以降の用紙を中央部において規制部材34の上端位置より下方に押し下げることができる。これにより、1枚目の搬送に伴う2枚目以降の用紙の搬送(重送)を規制部材34によって防止することが可能である。
図5、図11、図13に示す上記各参考例及び本発明の実施形態では、それぞれの規制部材34の上端面34c、すなわち搬送される用紙に対向する面を、曲面状に形成している。このように、規制部材34の上端面34cを曲面状に形成した場合は、搬送される用紙が規制部材34の上端面34cに接触しても、用紙をスムーズに搬送することができると共に、用紙の傷付きを防止することができる。
また、給紙トレイへの用紙の補給作業時や、紙詰まりした際の用紙の除去処理時などの際に、作業者が規制部材34に不意に手をぶつけたとしても怪我をすることがないように、規制部材34を弾性変形可能に構成することが望ましい。また、これにより、規制部材34自体の破損も生じにくくなる。弾性変形可能な規制部材34の材質としては、例えば、ゴムや樹脂等を用いることが可能である。また、規制部材34を、弾性変形するバネ材などで構成してもよい。
また、規制部材34を給紙トレイ30に対して着脱可能に構成し、規制部材34を交換できるようにしてもよい。これにより、規制部材34が破損してしまった場合でも、規制部材34のみを新しいものと交換すればよいので、修理コストが安価で済む。また、紙種に応じて、異なる高さや形状等の規制部材34に取り替えることも可能である。これにより、紙種に応じて最適な規制部材34に取り替えることができ、規制部材34による重送防止を確実に行うことができる。
以上のように、本発明によれば、規制部材の形状を、分離用ノズルから噴き出されたエアの損失を極力抑制することが可能な形状に形成しているので、エアによる用紙の押し下げ効果を十分に発揮させることができる。このため、用紙が薄紙であっても、最上位置から2枚目以降の用紙を規制部材の上端位置より下方に押し下げることができ、用紙の重送を防止することができる。これにより、用紙を良好かつ安定して供給することができ、信頼性の高い供給装置を提供できるようになる。
また、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。上記本発明の実施形態では、本発明の構成を、用紙束にエアを吹き付けて最上位置の用紙とそれより下の用紙とを分離する給紙装置に適用しているが、用紙束にエアを吹き付けて最下位置の用紙とそれより上の用紙とを分離する給紙装置(例えば、特開平11−139600号公報に記載の給紙装置)にも本発明の構成を適用可能である。また、本発明に係る給紙装置(記録媒体供給装置)は、図1に示すカラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置や、その他の複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等に設けることもできる。
1 画像形成装置
3 給紙装置(記録媒体供給装置)
30 給紙トレイ(積載部)
34 規制部材
41 吸着ベルト(搬送手段)
80 ブロワ(エア噴出し手段)
81 浮上用ノズル
82 分離用ノズル
P 用紙(記録媒体)
特許第4003073号公報 特開平7−101575号公報

Claims (5)

  1. 複数枚のシート状の記録媒体を積載可能な積載部と、前記積載部に積載された記録媒体にエアを吹き付けて記録媒体を互いに分離させるためのエア噴出し手段と、前記エア噴出し手段によって分離された記録媒体を1枚ずつ搬送する搬送手段と、前記エア噴出し手段と前記積載部に積載された記録媒体との間に配設されると共に前記搬送手段によって搬送される記録媒体以外の記録媒体の搬送方向への移動を規制する規制部材とを備えた記録媒体供給装置において、
    前記規制部材は、線材を曲げて当該線材の間に通気部を有するように形成され、
    前記エア噴出し手段から噴射されたエアが、前記規制部材の通気部を通過して記録媒体へ到達するようにしたことを特徴とする記録媒体供給装置。
  2. 前記搬送手段によって搬送される記録媒体に対向する前記規制部材の面を曲面状に形成した請求項1に記載の記録媒体供給装置。
  3. 前記規制部材を弾性変形可能に構成した請求項1又は2に記載の記録媒体供給装置。
  4. 前記規制部材を交換可能に構成した請求項1から3のいずれか1項に記載の記録媒体供給装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録媒体供給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置
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