JP5402664B2 - 洗浄方法、露光装置、及びデバイスの製造方法 - Google Patents

洗浄方法、露光装置、及びデバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、洗浄方法、露光装置、及びデバイスの製造方法に関する。
半導体デバイス等のマイクロデバイスの製造工程において、露光光で基板を露光する露光装置が使用される。
米国特許第5559582号明細書
露光装置の基板を保持する保持部が汚染されると、例えば基板に形成されるパターンに欠陥が生じる等、露光不良が発生し、その結果、不良デバイスが発生する可能性がある。そのため、例えば下記特許文献に開示されているような、露光装置内の基板を保持する保持部を洗浄する技術が案出されている。露光不良の発生を抑制するために、露光装置の保持部を洗浄することは有効である。そのため、露光装置内の保持部を良好に洗浄する技術の案出が望まれる。
本発明の第1の態様に従えば、内部に基板を支持する支持部が設けられる凹部に光を照射し、凹部を洗浄する洗浄方法であって、凹部と、凹部と近接または接触して保持される洗浄用部材とで囲まれた空間を形成した状態で、洗浄用部材を介して凹部に光を照射して、凹部を洗浄する洗浄方法が提供される。
本発明の第2の態様に従えば、第1の態様の洗浄方法で、凹部を洗浄することと、洗浄された支持部に保持される基板を露光することと、露光された基板を現像することとを含むデバイスの製造方法が提供される。
本発明の第3の態様に従えば、露光光で基板を露光する露光装置であって、内部に基板を支持する支持部が設けられる凹部を有するステージと、凹部に光を照射し、凹部を洗浄するために用いられる洗浄用部材と、を備え、凹部と、凹部と近接または接触して保持される洗浄用部材とで囲まれた空間を形成した状態で、洗浄用部材を介して凹部に光を照射して、凹部を洗浄する露光装置が提供される。
本発明の第4の態様に従えば、第3の態様の露光装置を用い、凹部を洗浄することと、洗浄された支持部に保持される基板を露光することと、露光された基板を現像することとを含むデバイスの製造方法が提供される。
本発明の態様によれば、露光不良の発生を抑制できる。また、本発明の態様によれば、不良デバイスの発生を抑制できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る露光装置EXの一例を示す概略構成図である。本実施形態の露光装置EXは、液体LQを介して露光光ELで基板Pを露光する液浸露光装置である。図1において、露光装置EXは、マスクMを保持して移動可能なマスクステ−ジ1と、基板Pを保持して移動可能な基板ステ−ジ2と、基板Pを保持せずに、露光光ELを計測する計測部材Cを搭載して移動可能な計測ステージIと、マスクMを露光光ELで照明する照明系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパタ−ンの像を液浸空間LSの液体LQを介して基板Pに投影する投影光学系PLと、を備えている。
本実施形態において、露光装置EXは、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを一括露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式である。
マスクMは、基板Pに投影されるデバイスパターンが形成されたレチクルを含む。
照明系ILは、照明領域IRに配置されたマスクMの少なくとも一部を露光光ELで照明する。本実施形態においては、露光光ELとして、ArFエキシマレ−ザ光を用いる。
マスクステ−ジ1は、マスクMの下面(パタ−ン形成面)とXY平面とがほぼ平行となるように、マスクMを保持可能である。マスクステ−ジ1は、マスクMを保持した状態で、X軸、Y軸、及びθZ方向の3つの方向に移動可能である。
投影光学系PLは、投影領域PRに配置された基板Pの少なくとも一部に、マスクMのパタ−ンの像を所定の投影倍率で投影する。本実施形態の投影光学系PLは、その投影倍率が例えば1/4、1/5または1/8等の縮小系である。なお、投影光学系PLは、等倍系及び拡大系のいずれでもよい。本実施形態においては、投影光学系PLの光軸AXは、Z軸とほぼ平行である。
投影光学系PLは、投影光学系PLの像面に向けて露光光ELを射出する射出面11を有する終端光学素子10を備えている。終端光学素子10は、投影光学系PLの複数の光学素子のうち、投影光学系PLの像面に最も近い光学素子である。
基板ステ−ジ2は、基板Pの表面(露光面)とXY平面とがほぼ平行となるように、基板Pを保持可能である。基板ステージ2は、基板Pを保持した状態で、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。
計測ステージIは、射出面11と対向可能に、XY平面において移動可能である。計測ステージIは、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。
X軸方向、及びY軸方向におけるマスクステージ1、基板ステージ2及び計測ステージIのそれぞれの位置情報は、レーザ干渉計を含む干渉計システム(不図示)で計測される。また、基板ステージ2に保持された基板Pの表面の位置情報が、フォーカス・レベリング検出システム(不図示)に検出される。
本実施形態において、基板Pは、デバイスを製造するための円形の基板であり、感光材(フォトレジスト)の膜RGを含む。基板Pの表面Paは、液体LQに対して撥液性である。本実施形態において、表面Paと液体LQとの接触角は、例えば90°以上である。本実施形態において、基板Pの表面Paから裏面PbまでZ軸方向とほぼ平行に側面Pcが延びている。本実施形態において、表面Paおよび裏面Pbは、XY平面と平行である。基板Pの周縁部には、基板Pを位置決めするために用いられるノッチPnが設けられている。本実施形態において、ノッチNは、基板Pの周縁部をV字状に切り抜いて形成されている。なお、基板Pの周縁部を切り抜く形状は、V字状に限られず特開昭58−18713等に開示されているオリエーテーションフラット形状でも構わない。
液浸空間LSは、液体LQで満たされた空間である。本実施形態においては、液体LQとして、水(純水)を用いる。
本実施形態の露光装置EXは、露光光ELの光路の少なくとも一部が液体LQで満たされるように液浸空間LSを形成するために、液体供給装置7と液体回収装置8とを備えている。
本実施形態においては、射出面11と対向するように配置された基板Pの表面Paの一部の領域(局所的な領域)が液体LQで覆われるように液浸空間LSが形成される。すなわち、本実施形態においては、露光装置EXは、基板Pの露光時に、終端光学素子10の射出面11から−Z方向に所定距離だけ離れた位置に基板Pが配置され、投影光学系PLの投影領域PRを含む基板P上の一部の領域が液体LQで覆われるように液浸空間LSを形成する局所液浸方式を採用する。本実施形態では、射出面11と対向するように配置された基板P上の一部の領域との間を液体LQで満たす液浸空間LSを形成する。
次に、図2および図3を参照しながら本実施形態に係る基板ステージ2に関して説明する。
図2は、基板ステージ2の一部を示す側断面図である。図3は、本実施形態に係る基板ステージ2を上方(+Z側)から見た平面図である。図2は、図3のC−Dに沿ったステージ2の側断面図である。なお、図3においては、後述する第1ピン部材P1を図示していない。
基板ステージ2は、ステージ本体STと、基板Pを保持する基板保持部5とを含む。なお、図2においては、基板保持部5に基板Pが保持されている。
本実施形態において、ステージ本体STは、図3に示すように、XY平面において、矩形であり、図2に示すように、Z軸方向に厚さを有するプレート状の部材である。ステージ本体STの表面STaは、XY平面において、ほぼ中央に設けられる円形の開口を囲む表面2aと、表面2aから底面GaまでZ軸方向と平行に延びる内側側面2bと、表面2aの−Z軸方向に設けられる底面Gaと、XY平面において、底面Gaの内側に設けられる基板保持部5の表面と、ステージ本体STの外側を規定する外側面2cとを含む。内側側面2bと所定距離だけ離れた位置に基板Pの側面Pcが配置される。なお、表面2aの少なくとも一部を脱着可能な部材で形成しても構わない。
基板保持部5は、図3に示すように、XY平面において、表面STaのほぼ中央に形成される円形部分である。また、図2に示すように、XY平面において、表面2aは、基板保持部5に保持される基板Pの表面Paと面一である。表面2aのZ軸方向の位置と、基板保持部5に保持される基板Pの表面PaのZ軸方向の位置とは同じである。また、本実施形態において、基板保持部5は、基板Pの表面PaとXY平面とがほぼ平行となるように、基板Pを脱着可能に保持することができる。
本実施形態において、基板保持部5は、第1リム部R1と、第1リム部R1に囲まれた上面5aと、上面5aに設けられた吸引口4と、上面5aに設けられた第1ピン部材P1を含む。本実施形態において、上面5aに対して第1リム部R1が+Z軸方向に延びているので、上面5aと第1リム部R1とで凹部を形成している。したがって、基板保持部5は、凹部を含む。
第1リム部R1は、図3に示すように、円形の環状である。第1リム部R1は、裏面Pbと接触する接触面R1aと、上面5aの周囲に設けられた内側側面R1bと、外側側面R1cとを含む。内側側面R1bは、上面5aの外縁に沿って環状に形成され、Z軸方向とほぼ平行に上面5aから接触面R1aまで延びている。すなわち、上面5aと内側側面R1bと接触面R1aで凹面を形成している。外側側面R1cは、内側側面R1に沿って円形の環状に形成され、Z軸方向とほぼ平行に、表面2aから接触面R1aまで延びている。本実施形態において、基板保持部5の外縁は、第1リム部R1の外側側面R1cで画定される。
基板保持部5は、上面5aに設けられた複数の吸引口4を含む。本実施形態において、複数の吸引口4は、上面5aの中心に対する複数の放射方向のうち、互いに120°の角度を有する3つの放射方向に沿って配置されている。3つの放射方向のそれぞれには、4個の吸引口4が設けられている。なお、吸引口4の数は4個に限られない。また、吸引口4の配置の方向は、3方向に限られないし、複数の吸引口4が放射方向に沿って配置されていなくてもよい。吸引口4のそれぞれは、ステージ本体STの内部に設けられ、Z軸方向とほぼ平行に延びる吸引流路4aと連通する。吸引流路4aは、図2に示すように、真空システムCoに接続可能である。
基板保持部5は、上面5aに所定の間隔で設けられ、基板Pの裏面Pbを支持する複数の第1ピン部材P1を含む。第1ピン部材P1のそれぞれは、上面5aから+Z方向に突出しており、先端部P1bと、上面5aから先端部P1bまで延びる表面P1aとを含む。先端部P1bは、基板保持部5に保持される基板Pの裏面Pbと接触する。基板保持部5には、例えば、欧州特許出願公開第1713115号明細書に記載されているピンチャック構造を用いることができる。本実施形態において、Z方向において、先端部P1bと接触面R1aとはほぼ同じ高さであるが、異なっていても構わない。例えば、先端部P1bに対して、接触面R1aを−Z方向に設けても構わない。
基板保持部5に基板Pが載置された状態において、図2に示すように、基板Pの裏面Pbと、内側側面R1bと、上面5aとで囲まれた第1空間S1が形成される。第1空間S1の気体を、吸引口4を介して吸引(排気)することによって、基板保持部5の第1リム部R1と第1ピン部材P1上に基板Pが保持される。また、第1空間S1からの気体の排気を停止することにより、基板保持部5から、基板Pを外すことが可能になる。
次に、本実施形態において、基板保持部5に保持可能な板状部材Bについて説明する。図4(a)は、本実施形態に係る板状部材Bを上方(+Z側)から見た平面図である。図4(b)は、図4(a)のE−Fに沿った板状部材Bの側断面図である。
本実施形態において、板状部材Bは、基板保持部5を洗浄用の部材である。また、板状部材Bは、円形の板状の部材であり、撥液性の膜Ba1を含む。板状部材Bの表面Baは、液体LQに対して撥液性である。本実施形態において、表面Baと液体LQとの接触角は、例えば90°以上である。本実施形態において、板状部材Bは石英で形成されている。図4(b)に示すように、板状部材Bの表面Baから裏面Bbまで、Z軸方向とほぼ平行に側面Bcが延びている。板状部材Bの表面Baと裏面Bbは、XY平面においてほぼ平行である。本実施形態において、XY平面において、基板Pと板状部材Bの外形の寸法は同じである。また、Z軸方向において、基板Pの側面Pcの寸法と、板状部材Bの側面Bcの寸法とは同じである。また、基板Pと同様に、板状部材Bの位置決めするためのノッチBnが設けられている。なお、板状部材Bには、ノッチBnがなくても構わない。
次に、板状部材Bが基板保持部5に保持されている状態に関して、図5を用い、説明する。図5は、基板ステージ2の一部を示す側断面図である。なお、図5は、計測ステージIおよび液浸空間LSを図示している。
基板保持部5に板状部材Bが載置された状態において、図5に示すように、板状部材Bの裏面Bbと、内側側面R1bと、上面5aとで囲まれた第1空間S1が形成される。したがって、凹面の少なくとも一部と板状部材Bの裏面Bbとで囲まれた第1空間S1が形成される。基板保持部5に板状部材Bが載置された状態において、板状部材Bの裏面Bbは、接触面R1aと先端部P1bと接触する。第1空間S1の気体を、吸引口4を介して吸引(排気)することによって、基板保持部5の第1リム部R1と第1ピン部材P1上に板状部材Bが保持される。また、第1空間S1からの気体の排気を停止することにより、基板保持部5から、板状部材Bを外すことが可能になる。すなわち、本実施形態において、板状部材Bは、基板Pと同様に基板保持部5に脱着可能に保持される。
次に上述の露光装置EXの動作の一例について説明する。
まず、露光前の基板Pは、所定の搬送装置を用いて、基板ステージ2の基板保持部5にロ−ドされる。
次に、基板Pの裏面Pb側の第1空間S1の気体を、吸引口4を介して真空システムCoにより吸引し、第1空間S1を負圧にすることにより、基板Pは、基板保持部5に吸着保持される。
露光前の基板Pが基板保持部に吸着保持された後に、終端光学素子10と計測ステージIとの間に形成されている液浸空間LSを、基板ステージ2に移動させる。終端光学素子10と基板Pとが対向するように、基板ステージ2を投影光学系PLの下方に移動し、基板ステージ2と計測ステージIとが近接または接触した状態で、液浸空間LSを計測ステージの表面から、基板ステージ2の表面2aに移動させる。基板ステージ2を移動させることで、液浸空間LSを基板ステージ2の表面2aから基板保持部5に保持される基板Pの表面Paに移動させる。したがって、射出面11と基板Pの表面Paとが対向する。射出面11と対向する基板Pの表面Paの一部の領域を覆うように、液浸空間LSが配置される。
終端光学素子7と基板Pとの間の露光光ELの光路が液体LQで満たされた状態で、照明系ILより露光光ELが射出される。射出面11より射出された露光光ELは、マスクMを照明する。マスクMを介した露光光ELは、投影光学系PL及び液浸空間LSの液体LQを介して、基板Pに照射される。これにより、マスクMのパタ−ンの像が基板Pの表面Paに投影され、基板Pは露光光ELで露光される。
基板Pの露光が終了した後に、基板ステージ2に計測ステージIが近接又は接触する。投影光学系PLの下方に液浸空間LSを維持した状態で、液浸空間LSを基板Pの上から基板ステージ2の表面2aに移動させ、基板ステージ2の表面2aから計測ステージの表面に液浸空間LSを移動させる。この間、液浸空間LSの液体と、射出面11とが接触している。
液浸空間LSを基板ステージ2から計測ステージ3に移動させた後に、基板Pをアンロードする位置に基板ステージ2を移動させる。
ところで、基板Pの交換処理及び基板Pの露光処理を含む露光シーケンスにおいて、異物(汚染物、パーティクル)が基板保持部5(上面5a、表面P1a、接触面R1a、及び先端部P1bの少なくとも一部)に付着し、基板保持部5が汚染される可能性がある。上面5a、表面P1a、接触面R1a、及び先端部P1bの少なくとも一部が汚染されると、例えば、基板保持部5に保持された基板Pの表面Paの形状が変化する可能性がある。あるいは、基板保持部5に付着した異物が再度浮遊し、露光装置EXが汚染される可能性がある。その結果、露光不良が発生する可能性がある。本実施形態では、第1リム部R1と上面5aとで形成される凹部に光を照射し、光洗浄する。凹部に光照射することで、上面5aと内側側面R1bと接触面R1aとを含む凹面に光照射される。また、凹部の内部には、第1ピン部材P1が設けられているので、凹面に光照射すると、第1ピン部材P1(表面P1aおよび先端部P1b)に光照射される。したがって、凹部を含む基板保持部5に光照射すると、凹面が光洗浄される。本実施形態では、基板保持部5の先端部P1bに付着した異物を除去する洗浄を例に説明する。
板状部材Bは、所定の搬送装置(不図示)を用いて、基板ステージ2の基板保持部5にロ−ドされる。板状部材Bを搬送する搬送装置を、基板Pを搬送する搬送装置とは別に設けてもよい。基板Pと板状部材Bとを同じ搬送装置で搬送しても構わない。この場合、搬送装置が、搬送する前に基板Pもしくは板状部材Bのどちらを搬送するのかを事前に把握することが望ましい。例えば、搬送装置における基板Pもしくは板状部材Bの位置測定に不具合を抑制できる。搬送装置が備える撮像装置を用い、所定の条件で基板PのノッチPnを撮像し所望のコントラストで撮像結果が得られ、基板Pの位置を測定する場合において、所定の条件で板状部材BのノッチBnを撮像すると、基板Pと板状部材Bの光学特性(反射率など)が異なることから、所望のコントラストで撮像結果が得られずに板状部材Bの位置を測定することが困難な場合がある。そこで、撮像対象(基板Pもしくは板状部材B)に応じて、所望の撮像結果が得られる撮像条件に切換えることが望ましい。そこで、搬送する前に基板Pもしくは板状部材Bのどちらを搬送するのかを事前に把握することが望ましい。また、搬送装置が備える計測装置を用い、基板Pの表面Paの外周部分に光を照射し、裏面Pb側への光の透過割合で基板Pの位置を計測する場合も同様に、基板Pと板状部材Bの光学特性(透過率など)が異なるので、計測条件もしくは、光の透過割合からの位置を算出する算出条件を、計測対象に応じて切換えることが望ましい。
次に、板状部材Bの裏面Bb側の第1空間S1の気体を、吸引口4を介して真空システムCoにより吸引し、第1空間S1を負圧にすることにより、板状部材Bは、基板保持部5に吸着保持される。なお、第1空間S1を負圧にせずに、板状部材Bを基板保持部5に置いた状態で、後述する光洗浄を行なっても構わない。また、例えば、基板ステージ2の移動に伴う衝撃で、板状部材Bの側面Bcと内側側面2bとが接触しない程度に、第1空間S1を負圧にすることが望ましい。また、基板Pを保持した時の第1空間S1の圧力と、板状部材Bを保持した時の第1空間S1の圧力とが異なっていても構わない。また、基板Pの露光時の第1空間S1の圧力と、板状部材Bを用いる後述の光洗浄時の第1空間S1の圧力とが異なっていても構わない。
板状部材Bが基板保持部5に吸着保持された後に、図5および図6に示すように、射出面11と計測ステージ3との間に形成されている液浸空間LSは、基板ステージ2を移動させる。終端光学素子10と射出面11とが対向するように、基板ステージ2を投影光学系PLの下方に移動し、基板ステージ2と計測ステージIとが近接または接触した状態で、液浸空間LSを計測ステージの表面から、基板ステージ2の表面2aに移動させる。基板ステージ2を移動させることで、液浸空間LSを基板ステージ2の表面2aから基板保持部5に保持される板状部材Bの表面Baに移動させる。この間、液浸空間LSの液体LQと、射出面11とが接触している。射出面11と板状部材Bの表面Baとが対向した状態で、射出面11から露光光ELを照射する。射出面11と板状部材Bの表面Baとの間には、液浸空間LSの液体LQで満たされている。上述した板状部材Bは、石英で形成されているので表面Baに入射する露光光ELは、板状部材Bの内部を介して、裏面Bbから基板保持部5の先端部P1bに射出される。したがって、射出面11から射出される露光光ELは、板状部材Bの内部を介して、基板保持部5の先端部P1bに照射される。本実施形態において、表面Baに入射する露光光ELの光量の少なくとも一部が、裏面Bbから射出される。本実施形態においては、板状部材Bの表面Baに入射して光は、板状部材Bと基板保持部5とが対向するZ軸方向に沿って透過する。なお、板状部材Bの表面Baに入射する光(例えば、表面Baに対して斜め方向(表面Baに対して入射する角度が45℃))も、基板保持部5に透過させることが可能である。本実施形態においては、基板保持部5の全ての先端部P1bに板状部材Bを介して露光光ELを照射する。なお、上述した通り、本実施形態では、第1リム部R1と上面5aとで形成される凹部に光を照射するので、凹部の内部の第1ピン部材P1の先端部P1bだけでなく、表面P1a、上面5a、内側側面R1bおよび接触面R1aに露光光ELが照射される。本実施形態では、板状部材Bを介した露光光ELを用い、凹部を含む基板保持部5を光洗浄し、基板保持部5に付着した異物を光照射により除去することが可能である。本実施形態において、基板保持部5の先端部P1bと板状部材Bの裏面Bbと対向した状態で、先端部P1bに付着した異物を除去するので、光洗浄時に発生する異物の破片などが再度浮遊し、基板保持部5以外の場所に付着することを抑制することができる。すなわち、基板保持部5の光洗浄により異物の破片が発生した場合でも、板状部材Bの裏面Pbと基板保持部5とで形成される第1空間S1から外部に異物が浮遊することなく、吸引口4を介して基板保持部5から取り除かれ、真空システムCoにより異物が回収される。
本実施形態においては、板状部材Bの表面Baに液浸空間LSを形成した状態で、基板保持部5を光洗浄する。したがって、基板保持部5を光洗浄するために、液体供給装置7により液体LQの供給を停止し、液体回収装置8により液浸空間LSの液体LQを回収する動作を行わずに、液浸空間LSを維持した状態で基板保持部5を光洗浄することが可能である。すなわち、板状部材Bの表面Baに液浸空間LSを形成した状態で、基板保持部5を光洗浄することができるので、光洗浄前の基板保持部5から基板Pをアンロードし、基板保持部5を光洗浄し、光洗浄後の基板保持部5に基板Pをロードし、露光を開始するまでの時間を短縮することが可能である。
本実施形態において、基板保持部5の先端部P1bを露光光ELで洗浄し、接触面P1bに付着した異物を除去する。先端部P1bの光洗浄が終了した後に、基板ステージ2に計測ステージIが近接又は接触する。投影光学系PLの下方に液浸空間LSを維持した状態で、液浸空間LSを板状部材の上から基板ステージ2の表面2aに移動させ、基板ステージ2の表面2aから計測ステージIの表面に液浸空間LSを移動させる。液浸空間LSを基板ステージ2から計測ステージIに移動させた後に、板状部材Bをアンロードする位置に基板ステージ2を移動させる。
板状部材Bを基板ステージ2からアンロードさせた後に、露光前の基板Pを、光洗浄した基板保持部5にロードし、光洗浄した後の基板保持部5に保持された基板Pを露光光ELで露光される。したがって、基板保持部5を光洗浄したので、基板保持部5に付着した異物が再度浮遊し、露光装置EXが汚染されることを抑制することができる。また、露光不良の発生を抑制することができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、板状部材Bを介した露光光ELで、基板保持部5を光洗浄することができる。また、本実施形態によれば、板状部材Bの表面Baに液浸空間LSを維持することが可能なので、板状部材Bの表面Baに液浸空間LSを形成した状態で、基板保持部5を光洗浄することができるので、光洗浄前の基板保持部5から基板Pをアンロードし、基板保持部5を光洗浄し、光洗浄後の基板保持部5に基板Pをロードし、露光を開始するまでの時間を短縮することが可能である。したがって、露光不良の発生を抑制でき、不良デバイスの発生を抑制することができる。
なお、基板保持部5を光洗浄する際に、板状部材Bと基板保持部5との第1空間S1に異物の光反応を促進する促進剤を用いても構わない。例えば、第1空間S1にオゾンを供給可能なオゾン供給口を設け、オゾン供給口から第1空間S1にオゾンを供給する。例えば、オゾン供給口は、基板保持部5の上面5aに設ける。光洗浄時に第1空間S1の内部にオゾンを存在させることで、オゾン酸化により異物が分解される。分解物としては二酸化炭素と水が挙げられ、分解物は、吸引口4を介し真空システムCoにより吸引される。オゾンと異物とが接触することで、オゾン酸化により異物が分解される。したがって、例えば、板状部材Bと第1ピン部材P1の先端部P1bとの間の異物は、オゾンと接触した部分から順に分解されていく。すなわち、異物の内周縁部から異物の内部に向かって分解が進行しいていく。第1空間S1に、酸素を供給し光によりオゾンを発生させ、光洗浄時に第1空間S1の内部にオゾンを存在させても構わない。この場合、基板保持部5に照射する光と、第1空間S1の内部の酸素とが反応し、第1空間S1の内部でオゾンが発生する。第1空間S1に酸素もしくはオゾンの少なくとも一方を供給する場合、板状部材Bが基板保持部5から脱離しない程度の第1空間S1の圧力を維持することが望ましい。また、第1空間S1に酸素もしくはオゾンの少なくとも一方を供給する場合、基板ステージ2の移動に伴い、板状部材Bの側面Bcと内側側面2bとが接触しない程度の第1空間S1の圧力を維持することが望ましい。なお、第1空間S1に酸素およびオゾンを両方供給しても構わない。もちろん、基板保持部5を洗浄する際に、板状部材Bを基板保持部5で保持した状態で第1空間S1に酸素が含まれている場合には、基板保持部5に照射する光と、酸素とで、第1空間S1の内部でオゾンが発生する。すなわち、第1空間S1が含まれる場合には、第1空間S1に酸素を供給しなくても構わない。
なお、上述の実施形態では、露光光ELを用いて基板保持部5を光洗浄したが、露光光ELとは異なる光で基板保持部5を光洗浄しても構わない。異なる光は、第1空間S1で酸素との光反応でオゾンを発生できる程度の波長(例えば、紫外領域(180〜400nm))であることが望ましい。上述した通り、オゾンにより異物を酸化処理させることが可能である。また、露光光ELと異なる光は、露光光ELが基板保持部5に照射する方向と異なっていても構わない。例えば、露光光ELと交差する方向(例えば、露光光ELに対して45度)であっても構わない。
なお、板状部材Bの裏面Bbが、接触部R1aと先端部P1bと接触し、第1空間S1を形成したが、裏面Bbと、接触面R1aと先端部P1bの少なくとも一方と接触もしくは、裏面Bbと、接触面R1aと先端部P1bとの両方が接触せずに、第1空間S1を形成しても構わない。すなわち、板状部材Bと光洗浄する場所とは接触しても、接触しなくてもどちらでも構わない。例えば、図7に示すように、板状部材Bの厚さを板状部材Bの中心部分と外縁部分で異ならせても構わない。中心部分と外縁部分で厚さの異なる板状部材Bを基板保持部5に保持した状態では、接触面R1aと裏面Bbとが接触するが、先端部P1bと裏面Bbとは接触しない。この場合、裏面Bbと接触面R1aとが接触し、第1空間S1を形成するので、先端部P1bと裏面Bbとは近接しなくても構わない。例えば、板状部材Bとリム部Rとが接触せずに、板状部材Bとリム部Rとが近接し、第1空間S1を形成しても構わない。この場合、板状部材Bとリム部Rとの近接する距離は、光洗浄により除去する異物が、基板保持部5の外部へ浮遊するのを抑制できる程度に近接していることが望ましい。また、裏面Bbと、先端部P1bおよび接触面R1aとが接触せずに、裏面Bbと、先端部P1bおよび接触面R1aとが近接し、第1空間S1を形成しても構わない。この場合、裏面Bbと、先端部P1bおよび接触面R1aとの近接する距離は、光洗浄により除去する異物が、基板保持部5の外部へ浮遊するのを抑制できる程度に近接していることが望ましい。さらに、裏面Bbと接触面R1aとの距離が近接し、裏面Bbと先端部P1bとの距離は近接していなくても構わない。すなわち、裏面Bbと接触面R1aとの距離と、裏面Bbと先端部P1bとの距離とが異なっていても構わない。
なお、上述の実施形態では、板状部材Bを基板保持部5で保持したが、保持する方法はこれに限られない。例えば、板状部材Bを液体供給装置7及び液体回収装置8の少なくとも一方で保持し、板状部材Bの上に液浸空間LSを形成する。液体供給装置7及び液体回収装置8の少なくとも一方で保持される板状部材Bと基板保持部5とを対向させて、板状部材Bを介した光を基板保持部5に照射して、基板保持部5を光洗浄する。
なお、上述の実施形態では、射出面11に液体LQが接触するように液浸空間LSを形成したが、射出面11に液体LQが接触しないように射出面11の下方に液浸空間LSを形成しても構わない。
なお、上述の実施形態では、基板保持部5を光洗浄する光を、液体を介して基板保持部5に照射したが、液体を介さずに基板保持部5を光照射しても構わない。例えば、表面Baにおいて、液浸空間LSが形成されていない部分に光を照射して、基板保持部5を洗浄しても構わない。
なお、板状部材Bと外側側面R1cと底面Gaと内側側面2bで囲まれた空間を形成し、外側側面R1cと底面Gaと内側側面2bの少なくとも一部を光洗浄しても構わない。この場合、板状部材Bの側面Bcと内側側面2bとは接触しても、接触しなくてもどちらでも構わない。
なお、板状部材Bの裏面Bbに、基板保持部5の少なくとも一部と接触する部分の摩擦を高める部分を設けても構わない。
なお、基板Pの厚さと板状部材Bの厚さは異なっていても構わない。例えば、基板Pに比べ板状部材のBの剛性が低く、所望の搬送が困難な場合がある。この場合、板状部材Bの厚さを大きくすることが望ましい。さらに、板状部材Bの厚さは、板状部材Bを基板保持部5に保持した状態で、基板保持部5の板状部材Bの表面Baから、表面2aに所望に液浸空間LSを移動できる程度の厚さであることが望ましい。
なお、上述の実施形態では、基板保持部5の全ての先端部P1bを光洗浄したが、基板保持部5の少なくとも一部の先端部P1bでも構わない。例えば、フォーカス・レベリング検出システムにより、基板ステージ2に保持された基板Pの表面の位置情報に基づいて、基板保持部5に付着した異物の位置を推定し、推定した位置の周囲に板状部材Bを介した露光光ELを照射しても構わない。
また、基板保持部5の一部を光洗浄しても構わない。例えば、基板保持部5のうち、表面2aもしくは、内側側面2bの周辺部のみを光洗浄しても構わない。この場合、例えば、接触面R1aと接触面R1aの周囲が光洗浄される。
また、上述の光洗浄は、他の洗浄方法と併用しても構わない。例えば、表面2aもしくは内側側面2bの光洗浄と併用しても構わない。この場合、例えば、表面2aの内、基板保持部5の周囲のエッジ部分および内側側面2bの少なくとも一部を光洗浄する。もちろん、他の洗浄方法は、光洗浄に限られず、液体を使用した洗浄方法でも構わない。
なお、上述の実施形態では、表面Baに入射する光を裏面Pbに透過させる機能を備えた板状部材Bを用いたが、板状部材Bが備える機能はこれに限られない。例えば、板状部材Bの表面Baに入射する光を集光する機能を備えていても構わない。この場合、集光する機能を調整することで、基板保持部5の所望の場所(例えば、上述の基板保持部5に付着した異物の位置)に光を照射することができる。また、基板保持部5に保持される板状部材Bの裏面Bbに照射した光を、基板保持部5の例えば先端部P1bに照射するために、板状部材Bに反射部材を設け、光を導いても構わない。したがって、板状部材Bに入射する光は、反射部材に照射され、反射部材で反射した光は、板状部材Bから射出され、先端部P1bに照射される。
なお、上述の実施形態では、板状部材Bの表面Baに液体LQとは異なる液体を保持し光洗浄をしても構わない。
なお、板状部材Bの表面Baに液浸空間LSを形成する液体供給装置7もしくは液体回収装置8とは異なる、液体供給装置および液体回収装置から板状部材Bの表面Baに液体を供給しても構わない。
なお、上述の実施形態では、洗浄用に用いる部材として板状部材Bを用いたが、用いる部材は、板状に限られない。例えば、板状部材Bの外縁部分の厚さを中心部分の厚さと異ならせ、凹状の部材を用いても構わない。
なお、上述の実施形態では、基板保持部5を光洗浄したが、洗浄する場所はこれに限られない。マスクMを保持する場所を光洗浄しても構わない。
なお、上述の実施形態では、基板Pを露光する露光装置に用いられる基板保持部5を光洗浄したが、露光装置以外の装置の基板保持部5を光洗浄することができる。例えば、基板に所定の処理する装置で、基板を保持する部分を板状部材を介して光を照射し、光洗浄しても構わない。
なお、上述の実施形態では、露光装置EXの内部で基板保持部5を光洗浄したが、露光装置EXの外部で基板保持部5を光洗浄しても構わない。例えば、露光装置EXの外部に基板保持部5(基板ステージ2)を搬出し、板状部材Bを基板保持部5に載置した状態で、基板保持部5を光洗浄する。この場合、基板保持部5に照射する光は、露光光ELでなくても構わない。
上述の実施形態の基板保持部5は、基板Pを減圧吸着方式で、基板ステージ2に保持しているが、例えば、静電吸着方式で、あるいは減圧吸着と静電吸着を併用して、基板Pを基板ステージ2に保持してもよい。
なお、上述の実施形態では、表面2aのZ軸方向の位置と、基板保持部5に保持される基板Pの表面PaのZ軸方向の位置とが同じであるとしたが、異なっていても構わない。例えば、表面2aのZ軸方向の位置と、上面5aの高さと同じで、表面2aが底面Gaを含む場合、上面5aと第1リム部R1とで形成される凹部は、表面2a上に形成される。
なお、上述の実施形態では、液体を介して基板を露光する液浸露光装置を例に挙げたが、液体を介さずに基板を露光する露光装置でも構わない。
なお、上述の各実施形態の基板Pとしては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
なお、露光装置EXとしては、ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置を用いたが、これに限らない。例えば、マスクMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)のにも適用することができる。
さらに、ステップ・アンド・リピート方式の露光において、第1パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第1パターンの縮小像を基板P上に転写した後、第2パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第2パターンの縮小像を第1パターンと部分的に重ねて基板P上に一括露光してもよい(スティッチ方式の一括露光装置)。また、スティッチ方式の露光装置としては、基板P上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写し、基板Pを順次移動させるステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
また、例えば対応米国特許第6611316号明細書に開示されているように、2つのマスクのパターンを、投影光学系を介して基板上で合成し、1回の走査露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置などにも本発明を適用することができる。また、プロキシミティ方式の露光装置、ミラープロジェクション・アライナーなどにも本発明を適用することができる。
また、本発明は、米国特許第6341007号明細書、米国特許第6208407号明細書、米国特許第6262796号明細書等に開示されているような複数の基板ステージを備えたツインステージ型の露光装置にも適用できる。
更に、例えば対応米国特許第6897963号明細書等に開示されているように、基板を保持する基板ステージと基準マークが形成された基準部材及び/又は各種の光電センサを搭載した計測ステージとを備えた露光装置にも本発明を適用することができる。
更に、例えば対応米国特許出願公開第2005/0219488号明細書、欧州特許出願公開第1713115号明細書、米国特許出願公開第2007/0273856号明細書等に開示されているように、液体を介して露光光で基板を露光する液浸露光装置にも適用できる。
露光装置EXの種類としては、基板Pに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)、マイクロマシン、MEMS、DNAチップ、あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
また、上述の各実施形態では、露光光ELとしてArFエキシマレーザ光を発生する光源装置として、ArFエキシマレーザを用いてもよいが、例えば、米国特許第7023610号明細書に開示されているように、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザなどの固体レーザ光源、ファイバーアンプなどを有する光増幅部、及び波長変換部などを含み、波長193nmのパルス光を出力する高調波発生装置を用いてもよい。さらに、上記実施形態では、前述の各照明領域と、投影領域がそれぞれ矩形状であるものとしたが、他の形状、例えば円弧状などでもよい。
なお、上述の各実施形態においては、光透過性の基板上に所定の遮光パターン(又は位相パターン・減光パターン)を形成した光透過型マスクを用いたが、このマスクに代えて、反射型マスクでも構わない。また、例えば米国特許第6778257号明細書に開示されているように、露光すべきパターンの電子データに基づいて透過パターン又は反射パターン、あるいは発光パターンを形成する可変成形マスク(電子マスク、アクティブマスク、あるいはイメージジェネレータとも呼ばれる)を用いてもよい。可変成形マスクは、例えば非発光型画像表示素子(空間光変調器)の一種であるDMD(Digital Micro-mirror Device)等を含む。また、非発光型画像表示素子を備える可変成形マスクに代えて、自発光型画像表示素子を含むパターン形成装置を備えるようにしても良い。自発光型画像表示素子としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、無機ELディスプレイ、有機ELディスプレイ(OLED:Organic Light Emitting Diode)、LEDディスプレイ、LDディスプレイ、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)、プラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)等が挙げられる。
上述の各実施形態においては、投影光学系PLを備えた露光装置を例に挙げて説明してきたが、投影光学系PLを用いない露光装置及び露光方法に本発明を適用することができる。
また、例えば国際公開第2001/035168号パンフレットに開示されているように、干渉縞を基板P上に形成することによって、基板P上にライン・アンド・スペースパターンを露光する露光装置(リソグラフィシステム)にも本発明を適用することができる。
以上のように、本願実施形態の露光装置EXは、本願請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図8に示すように、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板を製造するステップ203、上述の実施形態に従って、マスクのパターンを用いて露光光で基板を露光すること(露光処理)、及び露光された基板を現像することを含む基板処理を含む基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
なお、上述の各実施形態の要件は、適宜組み合わせることができる。また、法令で許容される限りにおいて、上述の各実施形態及び変形例で引用した露光装置などに関する全ての公開公報及び米国特許の開示を援用して本文の記載の一部とする。
本実施形態に係る露光装置EXを示す概略構成図である。 本実施形態に係る基板ステージ2の一例の一部を示す側断面図である。 本実施形態に係る基板ステージ2の一例を示す平面図である。 (a)本実施形態に係る板状部材Bの一例を示す平面図である。 (b)本実施形態に係る板状部材Bの一例を示す側断面図である。 本実施形態に係る基板ステージ2の一例の一部を示す側断面図である。 本実施形態に係る基板ステージ2の一例の一部を示す側断面図である。 本実施形態に係る基板ステージ2の一例の一部を示す側断面図である。 マイクロデバイスの製造工程の一例を示すフローチャートである。
2---基板ステージ、5---基板保持部、B---板状部材、LS---液浸空間


Claims (27)

  1. 内部に基板を支持する支持部が設けられる凹部に光を照射し、前記凹部を洗浄する洗浄方法であって、
    前記凹部と、前記凹部と近接または接触して保持される洗浄用部材とで囲まれた空間を形成した状態で、前記洗浄用部材を介して前記凹部に前記光を照射して、前記凹部を洗浄する洗浄方法。
  2. 前記洗浄に前記光として紫外光を用い、前記紫外光と前記空間内の酸素とで、前記空間内でオゾンを発生させる請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記洗浄時に、前記空間に酸素を供給する請求項2に記載の洗浄方法。
  4. 前記洗浄時に、前記空間にオゾンを供給する請求項1に記載の洗浄方法。
  5. 前記洗浄に用いる前記光の波長は、180nm〜400nmの範囲内である請求項2〜請求項4の何れか一項に記載の洗浄方法。
  6. 前記凹部を有するステージが、前記基板を露光光で露光する露光装置に組み込まれる請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の洗浄方法。
  7. 前記露光装置の内部で、前記洗浄を行なう請求項6に記載の洗浄方法。
  8. 前記光は、前記露光光である請求項6又は請求項7に記載の洗浄方法。
  9. 前記基板の露光時には、前記露光光を射出する射出面と前記支持部に保持される前記基板との間が液体で満たされ、
    前記洗浄時は、前記射出面と前記洗浄用部材との間が前記液体で満たされる請求項6〜請求項8の何れか一項に記載の洗浄方法。
  10. 前記基板の露光時、もしくは前記洗浄時の一方から他方へ切換える間は、常に前記射出面と前記液体とが接触していることを含む請求項9に記載の洗浄方法。
  11. 前記射出面と前記凹部に保持される前記基板との間を前記液体で満たすための液浸形成部材で前記洗浄用部材を保持し、前記洗浄用部材と前記凹部とで前記空間を形成する請求項9又は請求項10に記載の洗浄方法。
  12. 前記洗浄用部材を前記支持部で保持し、前記洗浄用部材と前記凹部とで前記空間を形成する請求項1〜請求項11の何れか一項に記載の洗浄方法。
  13. 前記空間を負圧にすることにより、前記洗浄により前記凹部から除去される異物を前記凹部から取り除くことを含む請求項1〜請求項12の何れか一項に記載の洗浄方法。
  14. 請求項1〜請求項13の何れか一項に記載の洗浄方法で、
    前記凹部を洗浄することと、
    前記洗浄された支持部に保持される基板を露光することと、
    前記露光された基板を現像することとを含むデバイスの製造方法。
  15. 露光光で基板を露光する露光装置であって、
    内部に基板を支持する支持部が設けられる凹部を有するステージと、
    前記凹部に光を照射し、前記凹部を洗浄するために用いられる洗浄用部材と、を備え、
    前記凹部と、前記凹部と近接または接触して保持される前記洗浄用部材とで囲まれた空間を形成した状態で、前記洗浄用部材を介して前記凹部に前記光を照射して、前記凹部を洗浄する露光装置。
  16. 前記洗浄に前記光として紫外光を用い、前記紫外光と前記空間内の酸素とで、前記空間内でオゾンを発生させる請求項15に記載の露光装置。
  17. さらに、前記空間に酸素を供給する第1供給口を備え、前記洗浄時に前記第1供給口から前記空間に前記酸素を供給する請求項16に記載の露光装置。
  18. さらに、前記空間にオゾンを供給する第2供給口を備え、前記洗浄時に前記第2供給口から前記空間に前記オゾンを供給する請求項15に記載の露光装置。
  19. 前記洗浄に用いる前記光の波長は、180nm〜400nmの範囲内である請求項15〜請求項18の何れか一項に記載の露光装置。
  20. 前記露光装置の内部で、前記洗浄を行なう請求項15〜請求項19の何れか一項に記載の露光装置。
  21. 前記光は、前記露光光である請求項15〜請求項20の何れか一項に記載の露光装置。
  22. さらに、液体を介して基板を露光するために、前記露光光が射出する射出面と前記支持部に保持される前記基板との間を液体で満たすための液浸形成部材を備え、
    前記基板の露光時には、前記射出面と前記支持部に保持される前記基板との間が前記液体で満たされ、
    前記洗浄時は、前記射出面と前記洗浄用部材との間が前記液体で満たされる請求項15〜請求項21の何れか一項に記載の露光装置。
  23. 前記基板の露光時、もしくは前記洗浄時の一方から他方へ切換える間は、常に前記射出面と前記液体とが接触している請求項22に記載の露光装置。
  24. 前記液浸形成部材で前記洗浄用部材を保持し、前記洗浄用部材と前記凹部とで前記空間を形成することを含む請求項22又は請求項23に記載の露光装置。
  25. 前記洗浄用部材を前記支持部で保持し、前記洗浄用部材と前記凹部とで前記空間を形成する請求項15〜請求項23の何れか一項に記載の露光装置。
  26. さらに、前記空間を負圧にする吸引口を備え、
    前記吸引口により前記空間を負圧にすることにより、前記洗浄により前記凹部から除去される異物を前記凹部から取り除く請求項15〜請求項25の何れか一項に記載の露光装置。
  27. 請求項15〜請求項26の何れか一項に記載の露光装置を用い、
    前記凹部を洗浄することと、
    前記洗浄された支持部に保持される基板を露光することと、
    前記露光された基板を現像することとを含むデバイスの製造方法。
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