JP5402224B2 - 冷却器および物品貯蔵装置 - Google Patents
冷却器および物品貯蔵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5402224B2 JP5402224B2 JP2009114309A JP2009114309A JP5402224B2 JP 5402224 B2 JP5402224 B2 JP 5402224B2 JP 2009114309 A JP2009114309 A JP 2009114309A JP 2009114309 A JP2009114309 A JP 2009114309A JP 5402224 B2 JP5402224 B2 JP 5402224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- fins
- long
- defrosting
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
Description
はかることが困難となり、貯蔵温度の変動が大きくなるという課題が発生する。
かかることにより、前記除霜ヒータによる輻射熱と、前記長尺フィンからの伝達熱によって前記フィンおよび冷媒チューブを加熱することができ、除霜効率を向上し、除霜時間の短縮化をはかることができる。
かかることにより、高効率の熱交換作用を行なうための条件である空気側熱伝達率を確保し、かつ長尺フィンにより熱交換面積の確保と冷媒チューブ相互間の熱伝達作用が可能となり、冷却器の性能の低下を抑制し、除霜ヒータを採用した場合は、除霜時間の短縮化をはかることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記分割フィンと前記長尺フィンが混在する冷却器は、前記分割フィンによって気流が乱流し、止水域を減少させて隣り合う前記分割フィンへ気流を流れ易くなり、空気側熱伝達率が向上し、冷却器の性能を向上することができ、かつ、前記長尺フィンにより、除霜時における前記除霜ヒータの熱を前記冷却器全体に伝え、除霜効率の向上をはかったものである。
図1は、本発明の実施の形態1における冷却器の正面図である。図2は、同実施の形態1における冷却器の左側面図である。図3は、同実施の形態1における冷却器の長尺フィンの配合率の変化に伴う冷却器性能Qと空気側熱伝達率hの変化の関係を示す特性図である。図4は、長尺フィンの配合率を異ならせた複数の冷却器の除霜時間特性図である。
凍機油の劣化を防止することができる。
ィン7の配合率を0%から適宜変更し、一般にWilson−Plot法と称される手法を用い、それぞれの配合率における空気側熱伝達率hの変化推移と、熱交換器性能Qの変化推移を測定した。
短縮化)の向上の観点から、長尺フィン7の配合率を、冷媒チューブ4の二蛇行列(一単位蛇行列)における直管部2の管軸方向に配置したフィン全体の約10%から約20%の範囲に設定することにより、冷却器1の冷却性能は確保され、なおかつ除霜時間の短縮化も可能となる。
図5は、本発明の実施の形態2における物品貯蔵装置の縦断面図である。図6は、同実施の形態2における物品貯蔵装置のシステム構成の概要を示す模式図である。図7は、同実施の形態2における物品貯蔵装置の冷却室の内部構成を示す正面側からの模式図である。
図8は、本発明の実施の形態3における物品貯蔵装置の冷却室の内部構成を示す正面側
からの模式図である。ここで、物品貯蔵装置とする冷凍冷蔵庫の構成は、先の実施の形態2と同様であるため、冷凍冷蔵庫の説明については図5、図6を援用する。また、本実施の形態3において、先の実施の形態1、2と同じ構成要件には、同一の符号を付して説明し、先の実施の形態2と相違する構成を主体に説明する。
を高くして伝達熱量が多くなるように分割フィン6および長尺フィン7の配列を設定することにより、冷却(熱交換)性能を維持し、除霜特性の優れた冷凍冷蔵庫を構成することができる。
図9は、本発明の実施の形態4における物品貯蔵装置の冷却室の内部構成を示す正面側からの模式図である。ここで、物品貯蔵装置とする冷凍冷蔵庫の構成は、先の実施の形態2と同様であるため、冷凍冷蔵庫の説明については図5、図6を援用する。また、本実施の形態4において、先の実施の形態1乃至3と同じ構成要件には、同一の符号を付して説明し、先の実施の形態2、3と相違する構成を主体に説明する。
、図3に示す冷却器性能Qと空気側熱伝達率hを高い範囲で維持した冷却器1Aとすることができる。
図10は、本発明の実施の形態5における物品貯蔵装置の冷却室の内部構成を示す正面側からの模式図である。ここで、物品貯蔵装置とする冷凍冷蔵庫の構成は、先の実施の形態2と同様であるため、冷凍冷蔵庫の説明については図5、図6を援用する。また、本実施の形態5において、先の実施の形態1、2と同じ構成要件には、同一の符号を付して説明し、先の実施の形態2乃至4と相違する構成を主体に説明する。
図11は、本発明の実施の形態6における物品貯蔵装置の冷却室の内部構成を示す正面側からの模式図である。ここで、物品貯蔵装置とする冷凍冷蔵庫の構成は、先の実施の形態2と同様であるため、冷凍冷蔵庫の説明については図5、図6を援用する。また、本実施の形態6において、先の実施の形態1、2と同じ構成要件には、同一の符号を付して説明し、先の実施の形態2乃至5と相違する構成を主体に説明する。
%)し、開口30Cから遠ざかり、気流z1よりも風量が少ない気流z2、z3が流れる領域B2においては、分割フィン6と長尺フィン7を24枚配置した中で長尺フィン7を3枚配置(配合率12.5%)した構成としている。
1A 冷却器
1B 冷却器
1C 冷却器
2 直管部
3 曲管部
4 冷媒チュ−ブ
5 長孔
6 分割フィン
7 長尺フィン
8 除霜ヒ−タ
11 本体
13 冷蔵室(貯蔵空間)
14 冷凍室(貯蔵空間)
15 断熱扉
16 断熱扉
18 圧縮機
19 放熱器
20 減圧装置
21 冷却室
21A 冷却室
21B 冷却室
21C 冷却室
22 送風機
23 貫通ダクト(通風回路)
24 供給ダクト(通風回路)
27 戻りダクト(通風回路)
28 流入口
29 戻り口
30 開口
30A 開口
30B 開口
30C 開口
Claims (7)
- 直管部および曲管部が交互に連続して蛇行状に曲げ加工されることにより、少なくとも複数の蛇行列を形成した冷媒チューブと、前記冷媒チューブにおける前記曲管部が貫通した長孔を具備し、前記直管部の管軸方向に所定の間隔で配置された複数のプレ−トフィンを具備した冷却器であって、前記複数のプレ−トフィンは、所定単位の蛇行列が貫通し、かつ前記蛇行列方向に複数分割された分割フィンと、前記冷媒チューブの全ての蛇行列が貫通した長尺フィンを具備し、
前記最下段の分割フィンおよび長尺フィンの下端から所定間隔を介して前記各フィンを加熱する除霜ヒータを設け、
前記分割フィンを貫通する冷媒チューブの蛇行列を二列とし、さらに、前記長尺フィンの配合率を、前記冷媒チューブの一蛇行列における直管部の間軸方向に配置したフィン全体の約10%から約20%の範囲とし、空気側熱伝達率の低下を前記長尺フィンの表面積の増加で補った冷却器。 - 一面が開口し、内部を収納物品の貯蔵空間とする断熱箱製の本体と、前記開口を閉塞する開閉可能な扉体と、前記貯蔵空間内を冷却する冷凍サイクル装置を具備し、前記冷凍サイクル装置を、圧縮機、放熱器、減圧装置、冷却器を順次配管によって環状に接続した冷媒循環回路を具備する構成とし、さらに、前記本体に、冷却室、および前記貯蔵空間と前記冷却室を連通する通風回路を設け、この冷却室内に、前記冷却器と、該冷却器によって冷却された冷気を、前記通風回路を介して前記貯蔵空間内へ供給し、該貯蔵空間内から前記冷却室内へ循環させる送風機を設けた物品貯蔵装置であって、前記冷却器を、請求項1に記載の冷却器とした物品貯蔵装置。
- 前記冷却器における着霜量が多い領域の前記長尺フィンの配合率を、他の領域における長尺フィンの配合率よりも高くした請求項2に記載の物品貯蔵装置。
- 前記本体内に、冷却温度帯の異なる貯蔵空間を設け、前記それぞれの貯蔵空間に連通する通風回路の一端を前記冷却室の異なる箇所にそれぞれ開口し、さらに前記冷却器の下部に除霜ヒータを配置し、また、前記冷却器を、前記冷却温度の高い開口に近い領域における前記長尺フィンの配列密度が、前記冷却温度の低い開口に近い領域における長尺フィンの
配列密度よりも高くなるように構成した請求項2に記載の物品貯蔵装置。 - 前記冷却器の下部に除霜ヒータを配置し、さらに前記冷却器を、該冷却器を構成する冷媒チューブの直管部が傾斜した配置とし、前記傾斜の低位部における前記長尺フィンの配合率を、前記傾斜の高位部における前記長尺フィンの配合率よりも高くした請求項2に記載の物品貯蔵装置。
- 前記冷却部の下部に、除霜ヒータを配置し、さらに、前記冷却器において、該冷却器を通過する風量分布における風量の多い領域の長尺フィンの配合率を、前記風量分布における風量の少ない領域の長尺フィンの配合率よりも高くした請求項2に記載の物品貯蔵装置。
- 前記分割フィンと前記長尺フィンが混在する冷却器は、前記分割フィンによって気流が乱流し、止水域を減少させて隣り合う前記分割フィンへ気流を流れ易くなり、空気側熱伝達率が向上し、冷却器の性能を向上することができ、かつ、前記長尺フィンにより、除霜時における前記除霜ヒータの熱を前記冷却器全体に伝え、除霜効率の向上をはかった請求項1に記載の冷却器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009114309A JP5402224B2 (ja) | 2009-05-11 | 2009-05-11 | 冷却器および物品貯蔵装置 |
CN201010177439.3A CN101886860B (zh) | 2009-05-11 | 2010-05-11 | 冷却器和物品储藏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009114309A JP5402224B2 (ja) | 2009-05-11 | 2009-05-11 | 冷却器および物品貯蔵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010261678A JP2010261678A (ja) | 2010-11-18 |
JP5402224B2 true JP5402224B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=43072874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009114309A Expired - Fee Related JP5402224B2 (ja) | 2009-05-11 | 2009-05-11 | 冷却器および物品貯蔵装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5402224B2 (ja) |
CN (1) | CN101886860B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105783374B (zh) * | 2016-03-31 | 2018-12-14 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 冷藏冷冻装置 |
CN108895861B (zh) * | 2018-04-24 | 2020-08-25 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 换热器及空调器 |
KR20200089916A (ko) * | 2019-01-18 | 2020-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 유닛쿨러 |
CN109724273A (zh) * | 2019-01-28 | 2019-05-07 | 青岛智睿昌晟新能源科技有限公司 | 主动式太阳能聚热储能系统及其方法 |
CN110975962B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-07-23 | 中国人民解放军陆军军医大学第一附属医院 | 一种电热恒温水浴箱 |
CN111267470A (zh) * | 2020-03-06 | 2020-06-12 | 陈美奇 | 一种印刷设备用印刷辊冷却装置 |
CN114234156B (zh) * | 2021-12-23 | 2024-05-14 | 苏州盛悦石墨烯科技有限公司 | 一种相变传导石墨烯散热器 |
JP7416991B1 (ja) * | 2023-02-15 | 2024-01-17 | 照男 竹中 | 冷凍機 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54108956A (en) * | 1978-02-15 | 1979-08-27 | Hitachi Ltd | Heat exchanger |
JP2881707B2 (ja) * | 1990-10-31 | 1999-04-12 | 昭和アルミニウム株式会社 | 熱交換器 |
JPH11333539A (ja) * | 1998-05-27 | 1999-12-07 | Matsushita Refrig Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
JP2000220984A (ja) * | 1999-01-28 | 2000-08-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換器 |
JP2000234823A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-29 | Sanyo Electric Co Ltd | フィン型熱交換器 |
US6923013B2 (en) * | 2001-05-04 | 2005-08-02 | Carrier Corporation | Evaporator for medium temperature refrigerated merchandiser |
CN100451494C (zh) * | 2002-02-28 | 2009-01-14 | Lg电子株式会社 | 用于冰箱的热交换器 |
JP2005076921A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2005308293A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器およびその製造方法 |
JP2006049043A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 透明導電膜の製造方法、及びその製造方法で製造された透明導電膜を含む透明導電基板 |
JP2007093036A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器及びその製造方法並びにその製造装置 |
JP2007155200A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷却器およびこの冷却器を備えた冷蔵庫 |
-
2009
- 2009-05-11 JP JP2009114309A patent/JP5402224B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-05-11 CN CN201010177439.3A patent/CN101886860B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101886860A (zh) | 2010-11-17 |
JP2010261678A (ja) | 2010-11-18 |
CN101886860B (zh) | 2015-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5402224B2 (ja) | 冷却器および物品貯蔵装置 | |
JP6089222B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2008202823A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6364221B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4895958B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
AU2016286893B2 (en) | Refrigerator | |
JP4375312B2 (ja) | 冷気循環式ショーケース | |
JP2010133590A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
WO2015029409A1 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6321483B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6426350B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20080057976A (ko) | 냉장고의 제상 시스템 | |
JP2010230212A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2013061120A (ja) | 蒸発器及びそれを備えた冷蔵庫 | |
CN113048691B (zh) | 冰箱与冰箱的化霜控制方法 | |
JP6449032B2 (ja) | 冷却器及びその製造方法並びにその冷却器を備えた冷蔵庫 | |
JP6407584B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
CN103597302B (zh) | 冰箱 | |
JP4666956B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
WO2023185609A1 (zh) | 冰箱 | |
JP6035506B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2011163638A (ja) | 熱交換器およびその熱交換器を備えた物品貯蔵装置 | |
JP6330137B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP5381278B2 (ja) | 冷蔵貯蔵庫のエアカーテン装置 | |
WO2023063165A1 (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120124 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20121217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131014 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5402224 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |