JP2005076921A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2005076921A
JP2005076921A JP2003305526A JP2003305526A JP2005076921A JP 2005076921 A JP2005076921 A JP 2005076921A JP 2003305526 A JP2003305526 A JP 2003305526A JP 2003305526 A JP2003305526 A JP 2003305526A JP 2005076921 A JP2005076921 A JP 2005076921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
refrigerator
attached
straight pipe
refrigerator according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003305526A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Kayano
悟朗 栢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003305526A priority Critical patent/JP2005076921A/ja
Priority to TW093117631A priority patent/TWI321210B/zh
Priority to KR1020040067665A priority patent/KR20050021333A/ko
Priority to CNB2004100570745A priority patent/CN100371666C/zh
Publication of JP2005076921A publication Critical patent/JP2005076921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/06Removing frost
    • F25D21/08Removing frost by electric heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/02Evaporators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/02Detecting the presence of frost or condensate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/006General constructional features for mounting refrigerating machinery components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/10Sensors measuring the temperature of the evaporator

Abstract

【課題】 冷蔵庫の蒸発器内の液冷媒は蒸発しきれずに一部分が液冷媒として残る場合がある。このような状態で、除霜用加熱ヒータに通電した場合、液冷媒が残っている部分の負荷が大きく、液冷媒が残っていない部分の負荷が小さくなるため、霜の融解にバラツキがでてしまう。このために、このようなバラツキがでないように、蒸発器の冷媒パイプの直管部は冷蔵庫本体に対して水平に取り付けられ、冷蔵庫は設置場所において高さ調整されて水平に設置されていた。しかしながら、前述のバラツキは生じていた。
【解決手段】 同じ機種における霜の溶融のバラツキを抑制することにより、設計の簡素化を図る。そのために、本発明では、蒸発器8をほんの少しだけ傾けて冷蔵庫に設置する。見た目は、水平設置であり、従来と変わらない。しかし、液冷媒が溜まる側が右か左かを特定でき、それに合わせて、構造設計および制御設計を行うことができるので、設計の容易化が計れる。
【選択図】 図3



1

Description

本発明は、除霜用のガラス管ヒータを備えた冷蔵庫に関する。
一般の冷蔵庫の蒸発器(冷却器とも言われる)周辺の構造に関しては、当業者においてよく知られている(例えば、特許文献1〜6参照)。
冷蔵庫では、冷蔵庫内の冷蔵室および冷凍室の温度を計測して、冷凍回路のオン/オフ制御をして、冷蔵庫内の冷蔵室および冷凍室の温度を所定温度に調整している。この冷蔵庫では、冷凍回路の蒸発器で冷却された冷気を冷気循環用のファンで庫内に循環させる。
蒸発器の冷媒パイブは、蛇行形状をなしており、直線上の複数の直管部と、これら直管部の端を結ぶ連絡部(ベンド部とも言われる)とからなる。そして、蒸発器の前記直管部には、多数のフィンが取り付けられている。
そして、この蒸発器は、前記直管部が水平になるように冷蔵庫内に取り付けられ、庫内の冷凍室等から戻ってくる空気は、この蒸発器の下から流入し、フィンの間を通り、この蒸発器の上から再度庫内の冷凍室等に出て行くように設計されている。
この蒸発器に流入した空気は、この蒸発器で露点以下まで冷却されるために、蒸発器には霜が付着してしまう。
この霜を除くために、蒸発器より少し離れた下方に除霜用のガラス管ヒータがほぼ水平に設けられている(例えば、前述の特許文献1,2参照)。又は、この蒸発器の下部に一体に除霜用のガラス管ヒータがほぼ水平に設けられている(例えば、前述の特許文献3参照)。
理想的には、冷却運転中は蒸発器の全体に渡って一様に着霜し、除霜時には蒸発器の全体に渡って一様に霜が融解して行くのが良い。
しかし、現実には、空気が流入する付近で着霜が多く発生し、ガラス管ヒータの周りから霜の融解が進行するため、一様になることはない。
このため、着霜だけでも一様にすることが提案されている。これは、蒸発器を傾けて取り付けるとともに、この傾きにより上がった側より空気を流入させるものである(前述の特許文献4参照)。これにより、着霜の均一化を推進することができる。しかしながら、、蒸発器を傾け、且つ、空気を蒸発器の横から流入させるために、着霜以外の点で困難な点が発生してしまう。
ところで、除霜制御の終了は、除霜終了検出用の温度センサー(除霜終了温度感知部、以下除霜用温度センサーと称する)にて検知する。蒸発器には、除霜終了検出用の温度センサーが取り付けられている。蒸発器への着霜の分布状況にはバラツキがあり、また、ガラス管ヒータによる融解進行状況にもバラツキがあるが、同じ構造(同じ設計)の冷蔵庫であれば有る程度似ている。
そこで、通常は、最後まで霜が残る(最後に霜が解ける)と予想される位置に、除霜用温度センサーを配置する。そして、この除霜用温度センサーにより、例えぱ8℃になったことを感知して、この除霜運転を終了するようにしている。なお、前述の様に、除霜用温度センサーの配置される位置は、最後まで霜が残る位置がベストポジションであるが、霜の付着状況および霜の融解進行状況が有る程度予測されるので、別にこれに限定されるわけでもなく、最後まで霜が残る位置の周辺でも問題ない。
ガラス管除霜ヒータで除霜する場合、このガラス管除霜ヒータの周辺は高温となってしまう。
このため、除霜時にガラス管ヒータ周辺の冷蔵庫の部分には、高温により悪影響を受けないように離間させたり、アルミ部材を配置したりしている。更に、温度ヒューズを蒸発器自体、又は、蒸発器の近傍に配置して、異常な高温状態になると除霜動作を強制終了させるようにしている。この温度ヒューズは、65℃、68℃、70℃、75℃が設定温度の温度ヒューズの中から搭載される冷蔵庫に合ったものを選び、且つ、搭載される冷蔵庫に最適な位置に配置する。
つまり、このような設計は、その冷蔵庫の着霜の分布状況、ガラス管ヒータによる融解進行状況、除霜時の除霜用ヒータによる温度上昇状況を分析して行われる。そして、このような状況は、同じ構造の冷蔵庫(同じ機種)であれば、少しのバラツキはあるが、ほぼ同じであるとして、設計している。
特開2002-350034号公報 特開平5-133644号公報 特開2002-147925号公報 特開平9−113097号公報 実公昭60−38120号公報 特開平9−4961号公報
本発明は、同じ設計の冷蔵庫でのバラツキを更に少なくすることであり、これにより、冷蔵庫の設計が容易になるとともに、冷蔵庫の除霜動作をより効率よく、より安全に行うことができる。
着霜の分布については、前述の特許文献4に記載の如く、液冷媒の影響を受けることが知られている。
本件発明者は、同じ構造(同じ機種)でありながら、前述のガラス管ヒータによる融解進行状況にバラツキが生じる一因が、液冷媒の存在であることに気づいた。また、同様に除霜時の除霜用ヒータによる温度上昇状況にバラツキが生じる一因も液冷媒であることに気づいた。
つまり、冷蔵庫の冷却運転において、蒸発器に流入した液冷媒は、出ロヘ向けて移動する間に周囲の熱を奪って蒸発して周囲の空気を冷却する。この液冷媒は、常に出口までに蒸発するとは限らずに、一部分が液冷媒として冷媒パイプ内に残存することが知られている。また、冷蔵庫によっては、この液冷媒を積極的に蒸発器に貯めるものさえある(特許文献5,6参照)。
この液冷媒の残存量に応じて前記融解進行状況の時間的経緯が異なってしまう。しかし、これは設計上ではあまり障害とはならない。問題は、この液冷媒が、蒸発器の右側に偏っている場合と、左側に偏っている場合である。この偏りにより、蒸発器の左右での前記融解進行状況がずれてしまう。
つまり、蒸発器の直管部は通常水平なるように取り付けられる。しかし、蒸発器の取り付け時の位置ずれ、冷蔵庫の設置場所の傾き、及び/又は、冷蔵庫の高さ調整の不十分さ、のために、冷蔵庫の蒸発器が真の水平に保たれることはなく、少しであるが傾くこととなる。
少しの傾きでも、液冷媒は低い方に流れ、そこに貯まる。つまり、傾いた低い方に液冷媒が貯まり、そちら側の霜の融解は大きく遅れることとなる。常に決まった一方の側が遅れるのであれば、それを考慮して冷蔵庫を設計をすることができるが、この場合は、実際に冷蔵庫を台所等に実際に設置してみないと、どちらの側に傾くのか判らず、対応できなかった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、同じ構造(同じ機種)の冷蔵庫において、蒸発器に残存する液冷媒と蒸発器の傾きにより惹起される霜の融解進行状況のバラツキを少なくするものである。
本発明は、除霜を行う冷蔵庫において、蒸発器(8)を形成する蛇行形状の冷媒パイプ(20)と、この冷媒パイプ(20)のなかでほぼ直線状に延びる直管部(20A)と、この冷媒パイプ(20)のなかで前記直管部(20A)同士を結ぶベンド部(20B)と、前記直管部(20A)に取り付けられた複数のフィン(21)と、前記直管部(20A)とほぼ平行で且つほぼ水平に配置されるガラス管ヒータ(24)とを備え、前記蒸発器(8)の直管部(20A)が少しだけ傾くようにこの蒸発器(8)を取り付けたことを特徴とする。
また、本発明は、除霜を行う冷蔵庫において、蒸発器(8)を形成する蛇行形状の冷媒パイプ(20)と、この冷媒パイプ(20)のなかでほぼ直線状に延びる直管部(20A)と、この冷媒パイプ(20)のなかで前記直管部(20A)同士を結ぶベンド部(20B)と、前記直管部(20A)に取り付けられた複数のフィン(21)と、前記直管部(20A)とほぼ平行で且つほぼ水平に配置されるガラス管ヒータ(24)と、前記蒸発器(8)が取り付けられる内箱(3)と、前記蒸発器(8)が少しだけ傾くようにこの蒸発器(8)を前記内箱(3)に取り付けるための取付部(3A)とを備えることを特徴とする。
更に、本発明は、前記取付部(3A)は前記内箱(3)の一部であることを特徴とする。この取付部(3A)は、蒸発器(8)のベンド部(20B)が嵌合してこの蒸発器(8)の位置決めを行う嵌合部(3A)であることを特徴とする。
更に、本発明は前記取付部は、前記内箱(3)に設けられていることを特徴とする。
更に、本発明は前記ガラス管ヒータ(24)は、前記蒸発器(8)の下方に取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明は、前記ガラス管ヒータ(24)は、前記蒸発器(8)の下部に取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明は、前記蒸発器(8)の一方は他方に比べ1.5mm〜10mm下方に取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明は、前記蒸発器(8)の一方は他方に比べ2.5mm下方に取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明は、前記蒸発器(8)は、0.5度〜4度傾けて取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明は、前記蒸発器(8)は、0.86度傾けて取り付けられることを特徴とする。
更に、本発明は、冷気が前記蒸発器(8)の下方から上方へと上下方向に流れるように設計されていることを特徴とする。
更に、本発明は、前記冷媒パイプ(20)は前記蒸発器(8)の上部に冷媒の入口部と出口部が配置されていることを特徴とする。更に詳しく言えば、この冷媒パイプ(20)が前記蒸発器(8)の前面側と後面側に並列に蛇行配置され、この前面側冷媒パイプ部分の下辺部と前記後面側冷媒パイプ部分の下辺部とが連続して一連の冷媒通路を形成し、前記前面側冷媒パイプの上辺部と前記後面側冷媒パイプの上辺部の一方が冷媒の入口部を他方が冷媒の出口部を構成している。
更に、本発明は、前記蒸発器(8)の傾斜した高い側に所定の高温を感知して前記ガラス管ヒータ(24)の通電を遮断する温度ヒューズを設けたことを特徴とする。
本発明では、冷蔵庫の蒸発器を意図的に一方に傾斜して取り付けている。このため、液冷媒の溜まる側は、同じ機種の冷蔵庫においては左右のどちらか一方に固定される。つまり、同じ機種の冷蔵庫において発生する霜の溶融進行状況の左右のバラツキを小さくできる。
さらに、この傾斜は、小さなものであり、見た目は水平配置に見える。従って、この傾斜のために、他の部分の設計が複雑化したり、他の部分の設計が再検討となることもない。
本発明は、蒸発器を傾斜して取り付けている。そして、これにより、除霜時のバラツキを大きく抑制することができる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。
図1〜図4は本発明の実施例の冷蔵庫を示している。
図1は、この実施例の冷蔵庫の断面図である。なお、この図1では、冷蔵庫の扉や圧縮機などを省略している。
図2は、蒸発器の組み立て斜視図である。
図3は、冷蔵庫に蒸発器を組み込んだ状態を示す正面図である。
図4は、蒸発器を組み込んだ状態を示す断面図である。
図1において、1は断熱箱体である。この断熱箱体1は、外箱2と内箱3の間に発泡断熱材が充填されて形成されている。
4は仕切部材3である。この仕切部材3は、上部の冷凍室5と下部の冷蔵室6とを仕切っている。7は冷却室であり、この冷却室7には蒸発器8が配設されている。
9はファンである。このファン9の回転により、蒸発器8で冷却された冷気は、冷凍室5に吹き出される。この冷気は冷凍室5を循環した後に蒸発器8の下方に戻り、再度、蒸発器8を通過して冷却される。
10は、蒸発器8の下方の吸込側と上方の吹出側とを仕切ることにより冷却室7を形成する仕切板である。11は、冷凍室の背板である。
図2を参照しつつ、蒸発器8について説明する。
蒸発器8は、冷媒パイプ20にフィン21が多数取り付けられたものである。フィン21は、冷媒パイプの直線状の直管部に直角に取り付けられている。この直管部の端は同士は、U字状のベンド部20Bにより連結されている。
22は、左右両端に取付けられた側板である。
23は側板22に形成された切欠きである。この切欠き23には、ガラス管除霜ヒータ24が前側から取付けられる。
25は屋根板である。除霜時に蒸発器8から滴下する除霜水からガラス管ヒータ24を保護するためのものである。26は側板22に形成された切欠きである。この切欠き23部分に前記屋根板25が取り付けられる。27はアキュームレータである。
この蒸発器8の冷媒パイプ20は、蒸発器8の上部に冷媒の入口部と出口部が配置されている。更に詳しく言えば、この冷媒パイプ20が前記蒸発器8の前面側と後面側に並列に蛇行配置され、この前面側冷媒パイプ部分の下辺部と前記後面側冷媒パイプ部分の下辺部とが連続して一連の冷媒通路を形成し、前記前面側冷媒パイプの上辺部と前記後面側冷媒パイプの上辺部の一方が冷媒の入口部を他方が冷媒の出口部を構成している。
図3を参照しつつ、蒸発器8の取り付け位置の設定等について説明する。
断熱箱体1は、外箱2と内箱3の間に発泡断熱材が充填されて形成されている。3Aは嵌合部である。
蒸発器8の冷媒パイプ20にはフィン21が多数取り付けられている。このフィン21は、着霜が多い冷気流入側では配列ピッチを大きくして、蒸発器8への着霜の分布の均一化を図っている。
フィン21は、冷媒パイプ20の直線状の直管部20Aに直角に取り付けられている。この直管部20Aの端同士は、U字状のベンド部20Bにより連結されている。
22は、左右両端に取付けられた側板である。24はガラス管除霜ヒータである。25は屋根板である。27はアキュームレータである。
この内箱3に、蒸発器8が取り付けられるが、この蒸発器8の設定位置は、ベンド部20Bが嵌合部3Aに嵌り込むことにより、決定される。
従来においては、蒸発器8の直管部20Aが冷蔵庫の水平ラインと一致するように、この嵌合部3Aを設計していた。
本実施例においては、蒸発器8の左右に位置する嵌合部3Aのうち、左側の嵌合部3Aの形成位置を従来に比べ2.5mmほど高くなるように内箱3を設計した。
これにより、蒸発器8は、従来と同じように冷蔵庫に取り付けるだけで、左側が上がった状態になり、右側に液冷媒が溜まりやすくなる。
このように、蒸発器8の片側を2.5mm上げているので、同じ構造(同じ機種)の冷蔵庫であれば、同じように霜が溶融し、バラツキを押さえることができる。なお、液冷媒が右側に溜まるので、従来に比べ、右側の霜の溶融は遅れるが、最後まで霜が残る部分が必ず右側になるかどうかは断定できない。
いずれにしても、同じ構造(同じ機種)の冷蔵庫の中でのバラツキは抑制され、設計が容易となる。
図4を参照しつつ、蒸発器8の取り付け等について説明する。
断熱箱体1は、外箱2と内箱3の間に発泡断熱材が充填されて形成されている。この内箱3に、蒸発器8が取り付けられるが、この蒸発器8の設定位置は、ベンド部20Bが嵌合部3Aに嵌り込むことにより、決定される。
仕切板10には、突起部10Aが設けられ、嵌合部3Aとともに、蒸発器8の位置決めを行う。
当然、左側の突起部10Aの形成位置は、従来に比べ2.5mmほど高くなるように仕切板10を設計している。
これによって、同じ構造(同じ機種)の冷蔵庫であれば、同じように霜が溶融し、バラツキを押さえることができ、設計が容易となる。たとえば、ガラス管除霜用ヒー夕の通電による異常過熱にて作動する温度ヒューズの取り付け位置も定め易くなる。
本発明は、上記実施例に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の変更史が考えられ、それに係る種種の実施形態を包含するものである。
尚、この実施例では冷凍室及び冷蔵室を備えた冷凍冷蔵庫について説明したが、冷蔵室のみを備えた冷蔵庫や、冷凍室のみを備えた冷凍庫に本発明を適用しても構わない。
また、本実施例の冷蔵庫は2ドア冷蔵庫であるが、3ドア以上のものでも、1ドア構わない。除霜を行う冷蔵庫であれば採用可能である。
また、本実施例では、内箱3に設けた嵌合部3Aにより、蒸発器8を傾けたが、蒸発器8を傾けるための手段(構造、部品)は、当然、この嵌合部3Aに限定されるものではない。
また、本実施例では、冷蔵庫に蒸発器8が一つ搭載される冷蔵庫で説明したが、これは、当然、蒸発器8が複数あり、その中の一つだけに採用するようにしてもよい。
また、本実施例では、蒸発器8の片側を2.5mm上げて傾けたが、これは、1.5mm〜10mmであってもよい。また、これは、傾きを角度であらわしても良く、0.86度傾けるようにしてもよい。また、この角度を0.5度〜4度としても良い。
本発明の実施例1の冷蔵庫の断面図である。 実施例1の蒸発器を示す斜視図である。 実施例1の蒸発器の取り付けを説明するための正面図である。 実施例1の冷蔵庫の内箱へ蒸発器と仕切板とを組み込んだ状態を示す断面図である。
符号の説明
1 断熱箱体、
2 外板、
3 内箱、
3A 嵌合部(取付部)、
5 冷凍室、
6 冷蔵室、
8 蒸発器(冷却器)、
9 ファン、
10 仕切板
10A 突部、
20 冷媒パイプ、
20A 直管部(冷媒パイプ)、
20B ベント部(冷媒パイプ)、
21 フィン、
24 ガラス管除霜ヒータ(ガラス管ヒータ)。

Claims (13)

  1. 除霜を行う冷蔵庫において、
    蒸発器(8)を形成する蛇行形状の冷媒パイプ(20)と、
    この冷媒パイプ(20)のなかでほぼ直線状に延びる直管部(20A)と、
    この冷媒パイプ(20)のなかで前記直管部(20A)同士を結ぶベンド部(20B)と、
    前記直管部(20A)に取り付けられた複数のフィン(21)と、
    前記直管部(20A)とほぼ平行で且つほぼ水平に配置されるガラス管ヒータ(24)とを備え、
    前記蒸発器(8)の直管部(20A)が少しだけ傾くようにこの蒸発器(8)を取り付けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 除霜を行う冷蔵庫において、
    蒸発器(8)を形成する蛇行形状の冷媒パイプ(20)と、
    この冷媒パイプ(20)のなかでほぼ直線状に延びる直管部(20A)と、
    この冷媒パイプ(20)のなかで前記直管部(20A)同士を結ぶベンド部(20B)と、
    前記直管部(20A)に取り付けられた複数のフィン(21)と、
    前記直管部(20A)とほぼ平行で且つほぼ水平に配置されるガラス管ヒータ(24)と、
    前記蒸発器(8)が取り付けられる内箱(3)と、
    前記蒸発器(8)が少しだけ傾くようにこの蒸発器(8)を前記内箱(3)に取り付けるための取付部(3A)とを
    備えることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記取付部(3A)は前記内箱(3)の一部であることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記取付部は、前記内箱(3)に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ガラス管ヒータ(24)は、前記蒸発器(8)の下方に取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ガラス管ヒータ(24)は、前記蒸発器(8)の下部に取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記蒸発器(8)の一方は他方に比べ1.5mm〜10mm下方に取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記蒸発器(8)の一方は他方に比べ2.5mm下方に取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記蒸発器(8)は、0.5度〜4度傾けて取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記蒸発器(8)は、0.86度傾けて取り付けられることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 冷気が前記蒸発器(8)の下方から上方へと上下方向に流れるように設計されていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記冷媒パイプ(20)は前記蒸発器(8)の上部に冷媒の入口部と出口部が配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記蒸発器(8)の傾斜した高い側に所定の高温を感知して前記ガラス管ヒータ(24)の通電を遮断する温度ヒューズを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2003305526A 2003-08-28 2003-08-28 冷蔵庫 Pending JP2005076921A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305526A JP2005076921A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 冷蔵庫
TW093117631A TWI321210B (en) 2003-08-28 2004-06-18 Refrigerator
KR1020040067665A KR20050021333A (ko) 2003-08-28 2004-08-27 냉장고
CNB2004100570745A CN100371666C (zh) 2003-08-28 2004-08-30 冰箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305526A JP2005076921A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005076921A true JP2005076921A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003305526A Pending JP2005076921A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 冷蔵庫

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2005076921A (ja)
KR (1) KR20050021333A (ja)
CN (1) CN100371666C (ja)
TW (1) TWI321210B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261678A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Panasonic Corp 冷却器および物品貯蔵装置
JP2016161183A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 アクア株式会社 冷蔵庫
JPWO2014203393A1 (ja) * 2013-06-21 2017-02-23 三菱電機株式会社 電力管理システム及び冷蔵庫
JP2018096647A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 アクア株式会社 冷蔵庫
CN108592474A (zh) * 2018-05-10 2018-09-28 青岛海尔股份有限公司 风冷冰箱
JP2019070484A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060074243A (ko) * 2004-12-27 2006-07-03 삼성전자주식회사 김치냉장고
JP5405011B2 (ja) * 2007-10-02 2014-02-05 ホシザキ電機株式会社 冷凍装置
CN104596159A (zh) * 2015-01-26 2015-05-06 合肥美的电冰箱有限公司 蒸发器组件及具有其的冰箱
CN106642921B (zh) * 2016-12-28 2019-02-15 青岛海尔股份有限公司 用于冰箱的制冷控制方法及冰箱

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05133644A (ja) * 1991-11-08 1993-05-28 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫の蒸発器
JPH094961A (ja) * 1995-06-16 1997-01-10 Matsushita Refrig Co Ltd 冷蔵庫
KR100210471B1 (ko) * 1995-09-18 1999-07-15 전주범 냉장고 냉장실의 냉기류 순환구조
JP3686463B2 (ja) * 1995-10-20 2005-08-24 松下冷機株式会社 冷蔵庫
CN2256088Y (zh) * 1995-12-28 1997-06-11 安徽博西扬家用冷柜有限公司 间冷式冰箱用除臭装置
JPH10300307A (ja) * 1997-04-23 1998-11-13 Matsushita Refrig Co Ltd 熱電モジュール式電気冷蔵庫
KR19990005704A (ko) * 1997-06-30 1999-01-25 배순훈 냉장고의 제상장치
JP2002147925A (ja) * 2000-11-06 2002-05-22 Fujitsu General Ltd 電気冷蔵庫
JP4120181B2 (ja) * 2001-05-25 2008-07-16 三菱電機株式会社 加熱用ヒータの設置方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010261678A (ja) * 2009-05-11 2010-11-18 Panasonic Corp 冷却器および物品貯蔵装置
JPWO2014203393A1 (ja) * 2013-06-21 2017-02-23 三菱電機株式会社 電力管理システム及び冷蔵庫
JP2016161183A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 アクア株式会社 冷蔵庫
JP2018096647A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 アクア株式会社 冷蔵庫
JP2019070484A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
CN108592474A (zh) * 2018-05-10 2018-09-28 青岛海尔股份有限公司 风冷冰箱
CN108592474B (zh) * 2018-05-10 2021-05-25 重庆海尔制冷电器有限公司 风冷冰箱

Also Published As

Publication number Publication date
CN1590937A (zh) 2005-03-09
TW200508558A (en) 2005-03-01
CN100371666C (zh) 2008-02-27
KR20050021333A (ko) 2005-03-07
TWI321210B (en) 2010-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10718561B2 (en) Refrigerator and method for controlling temperature of a refrigerating chamber
JP2000329447A (ja) 冷蔵庫および除霜用ヒーター
JP2010002071A (ja) 冷蔵庫
JP2011007435A (ja) 冷蔵庫
JP2005076921A (ja) 冷蔵庫
EP1369650A1 (en) Refrigerator
JP2011122762A (ja) 冷却装置および物品貯蔵装置
JP2011133712A (ja) 電子看板、及び、電子看板における冷却制御方法
JP2016031165A (ja) 冷蔵庫
JP2008292019A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2006250473A (ja) 冷蔵庫
JP2010230212A (ja) 冷蔵庫
JP5586547B2 (ja) 冷蔵庫
JP2013253763A (ja) 冷却貯蔵庫
WO2017163965A1 (ja) 冷蔵庫
JP2007132543A (ja) 冷蔵庫
JP3647727B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP5294580B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP4666956B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2016044899A (ja) 冷蔵庫
JP6541786B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP7424742B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006071250A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2005076919A (ja) 冷蔵庫
JP3482406B2 (ja) 冷凍冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050915

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325