JP2006250473A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yoshihiko Uenoyama
儀彦 上野山
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Abstract

【課題】 本発明は、温度ヒューズを冷却器に取付けなくても、除霜ヒータの故障による温度上昇を迅速に感知して通電を遮断することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】
冷却器11の前面と冷却器カバー21の背面に間隙を設けて形成した冷気通路29と、冷却器カバー21の背面であって冷気通路29に面した位置に貯蔵室3側に向けて形成した凹部26と、除霜ヒータ14と電気的に接続され温度上昇に伴い通電を遮断する温度ヒューズ30とを備え、温度ヒューズ30は凹部26に配設するとともに、冷却器カバー21には温度ヒューズ30の下方から空気を流通させる通風路27を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、除霜ヒータの通電を遮断する温度ヒューズを備えた冷蔵庫に関する。
従来より、除霜ヒータの電気系統に故障が発生した場合、異常に温度上昇して火災などの発展する恐れがあるため、所定温度以上になると溶断する温度ヒューズを同電気回路内に接続させている。
この温度ヒューズは、熱伝導性のよい冷却器に取付けることで、除霜ヒータの温度上昇を即座に感知して、故障が発生しても迅速に通電を遮断できるようになっている(例えば、特許文献1)。
一方、冷却器カバーの背面側に形成した凹部に温度ヒューズを配設した形態においては、極力、冷却器と近接させることで、除霜ヒータの故障による温度上昇を迅速に感知するようにさせていた。
特開2000−105063号公報
しかしながら、温度ヒューズを冷却器に取付ける場合には、別途、取付具が必要であるため安価に製造することができない。また、冷却器のフィンなどによりリード線が損傷しないようにソフトテープなどでシールする必要があり、作業工程が多くなる。
一方、冷却器カバーの背面側に形成した凹部に温度ヒューズを配設する場合には、除霜ヒータの故障による温度上昇を迅速に検知することができない恐れがある。
具体的には、冷却運転中に、冷却器の下方に着霜すると空気の吸込量が少なくなるため、冷却器の前面と冷却器カバーの背面との間にバイパス用の冷気通路を設けることで、空気の吸込量を確保し冷却不足を解消する形態が考えられているが、この形態においては、冷却器カバーと冷却器とを離間させているため、温度ヒューズは冷却器と離れてしまい温度上昇を迅速に検知することができなくなる。
本発明は上記問題点を考慮したものであり、温度ヒューズを冷却器に取付けなくても、除霜ヒータの故障による温度上昇を迅速に感知して通電を遮断することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による冷蔵庫は、貯蔵室を形成した冷蔵庫本体と、この貯蔵室の背面に形成され前記貯蔵室を冷却する冷却器とこの冷却器の下方に設けられ冷却器を除霜する除霜ヒータとを配設した冷却器室と、前記冷却器室と前記貯蔵室とを区画する冷却器カバーと、前記冷却器の前面と前記冷却器カバーの背面に間隙を設けて形成した冷気通路と、前記冷却器カバーの背面であって前記冷気通路に面した位置に前記貯蔵室側に向けて形成した凹部と、前記除霜ヒータと電気的に接続され温度上昇に伴い通電を遮断する温度ヒューズとを備え、前記凹部には前記温度ヒューズを配設するとともに、前記冷却器カバーには前記温度ヒューズの下方から空気を流通させる通風路を形成したことを特徴とする。
上記発明によれば、除霜ヒータにより加熱された空気は、通風路を介して直接的に温度ヒューズに流通するため、除霜ヒータの故障による異常な温度上昇を迅速に検知することができ、もって安全性に優れた冷蔵庫を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の1実施形態について説明する。冷蔵庫の縦断面図である図7に示すように、冷蔵庫本体1は外箱2aと内箱2bの間に断熱材2cを充填させた矩形箱状の断熱箱体2内に、上段から順に、冷凍室3、冷蔵室4を有しており、それぞれの前面開口部には、上段から順に、開閉自在に閉塞する扉5,6を設けている。
各室3,4は、断熱仕切壁7により区画されており、冷凍室3の背面には冷却器室20を配設している。この冷却器室20には冷却器11、及びこの冷却器11により生成された冷気を室内に送風するファン8などを設けており、このファン8の回転により、各室3,4は適温に保持されている。また、冷蔵庫本体1の背面底部には機械室9を設けており、この機械室9には、圧縮機10、図示しない凝縮器などを設けている。
図1は、本発明の冷却器11の周辺構成を示す縦断面図であり、冷却器11は、蒸発パイプ12を前方下部から上方に向けて蛇行させ、後方に折り返して前後に相対させており、それぞれの蒸発パイプ12には熱伝導率の高いフィン13を千鳥状に取り付けて構成されている。
この冷却器11の下方には、ガラス管ヒータよりなる除霜ヒータ14を配設しており、圧縮機10の運転積算時間が、所定時間、例えば8時間経過すると通電により冷却器11を加熱する。除霜が開始されてから、冷却器11が所定温度、例えば、3℃に達した場合には、通電を遮断して除霜を終了する。
冷却器室20の前面には、冷却器室20と区画して冷凍室3の背面を構成する冷却器カバー21(以下、エバカバーとする。)を取付けている。このエバカバー21は、前板21aと後板21bとの間に、発泡スチロールなどの断熱材21cを設けて構成しており、エバカバー21の前面には、上部に冷凍室3に冷気を吹出すF冷気吹出口22、下部に冷却を終えた空気を冷却器室20に戻すF吸込口23を設けている。
図2は、エバカバー21の背面側を示す斜視図であるが、後板21bから冷却器室20側に突設したリブ25にはファン8を取付け固定しており、側方下部には、冷蔵室4に冷気を流すR冷気吹出口24を設けている。
30は、雰囲気温度が所定温度、例えば50度以上になると溶断する温度ヒューズであり、この温度ヒューズ30はU字状に成形され、F吸込口23の上方に設けられた凹部26に取付けている。31はリード線であり、特に図示しないが、除霜ヒータ14と電気的に接続しており、温度ヒューズ30が溶断すると、除霜ヒータ14の通電は遮断されるようになっている。
さて、図1に示すようにF吸込口23からの空気は、下側から吸込まれるため、特に冷却器11の下方は着霜量が多くなりフィン13間が目詰まりして貯蔵室3,4への冷気の送風量が減少してしまう恐れがあるため、下部が目詰まりしても中央部から上方に向けて空気を流通させるための冷気通路29を、冷却器11の前面とエバカバー21の背面との間に間隙を設けて形成している。
この冷気通路29と対面する位置に、上記した温度ヒューズ30は設けられているが、温度ヒューズ30が取付けられる凹部26の下部には、温度ヒューズ30の下方から空気を流通させるため、F吸込口23の上面から凹部26の底面に亙って切欠きを設けて通風路27を形成している。
次に、本発明の作用について図3を参照して説明する。温度ヒューズ30は、冷却器11と冷気通路29を介して離間しているため、除霜ヒータ14が故障により異常に温度上昇した場合には、その温度を的確に感知することができない。また、吸込口23を設けている形態においては、温度ヒューズ30を下方に配設することができないため、除霜ヒータ14とも離間することになり、除霜ヒータ14の輻射熱による温度上昇を迅速に感知することができない。
しかしながら本発明では、通風路27を設けているため、除霜ヒータ14より加熱された空気は通風路27を介して直接的に通風され、当該温度上昇を迅速に感知することができる。すなわち、除霜ヒータ14が故障により異常に温度上昇すると、冷却器11の発熱、及び冷気通路29,通風路27に流れる暖気によって、温度ヒューズ30は当該温度上昇を敏感に感知することができるため、もって、即座に除霜ヒータ14の通電を遮断して、冷蔵庫1の安全性を確保することができる。
また、図4に示すように、エバカバー21の凹部26の上方に、冷気通路29に向けて突出させた遮蔽板28を設けた場合には、冷気通路29から上昇する暖気はこの遮蔽版28に当たるため、気流が止まり温度ヒューズ30の周辺を温度上昇し易くすることができる。よって、除霜ヒータ14が故障した場合には、より迅速に通電を遮断させることができる。この遮蔽板28は、図5に示すようにアルミなど薄板で形成することで、この遮蔽板28を介して温度ヒューズ30近辺まで熱伝導されるため、さらに迅速に温度上昇を感知することができる。
一方、上記実施形態では、U字状の温度ヒューズ30を縦に配設させていたが、図6に示すように凹部26に段部26aを設けて、冷気通路29側に向けて傾斜させることが好ましい。
これは、通風路27を設けたことによって、暖気が下方から通風されて迅速に温度上昇を感知することができるが、暖気が当たる部分は下部が大部分となってしまうため、上記したように傾斜させることで上部と下部で、それぞれ暖気を受けることができるため、より迅速に温度上昇を感知することができるからである。
なお、上述した冷蔵庫では、単一の冷却器11により冷却を行う構成で説明したが、複数の冷却器を備えた冷蔵庫においても同様の効果を奏することができる。また、温度ヒューズ30の配設位置や通風路27の形状なども発明の要旨を変更しない限り種々の変更が可能である。
本発明は、除霜ヒータの故障時に通電を遮断する温度ヒューズを備えた様々な冷蔵庫に適応可能である。
本発明の1実施形態を示す冷却器室の縦断面図である。 図1のエバカバーを示す背面側から見た斜視図である。 本発明の作用を説明するための冷却器室の概略図である。 本発明の他の実施形態を示す温度ヒューズ周辺構成の縦断面図である。 本発明の他の実施形態を示す温度ヒューズ周辺構成の縦断面図である。 本発明の他の実施形態を示す温度ヒューズ周辺構成の縦断面図である。 本発明の冷蔵庫を示す縦断面図である。
符号の説明
1…冷蔵庫本体 3…冷凍室 11…冷却器
14…除霜ヒータ 20…冷却器室 21…エバカバー
22…F冷気吹出口 23…F吸込口 24…R冷気吹出口
26…凹部 27…通風路 28…遮蔽板
29…冷気通路 30…温度ヒューズ

Claims (3)

  1. 貯蔵室を形成した冷蔵庫本体と、この貯蔵室の背面に形成され前記貯蔵室を冷却する冷却器とこの冷却器の下方に設けられ冷却器を除霜する除霜ヒータとを配設した冷却器室と、前記冷却器室と前記貯蔵室とを区画する冷却器カバーと、前記冷却器の前面と前記冷却器カバーの背面に間隙を設けて形成した冷気通路と、前記冷却器カバーの背面であって前記冷気通路に面した位置に前記貯蔵室側に向けて形成した凹部と、前記除霜ヒータと電気的に接続され温度上昇に伴い通電を遮断する温度ヒューズとを備え、前記凹部には前記温度ヒューズは前記凹部に配設するとともに、前記冷却器カバーには前記温度ヒューズの下方から空気を流通させる通風路を形成したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷却器カバーの凹部上方には、冷気通路に向けて突出させた遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 温度ヒューズをU字状に成形し、冷気通路側に向けて傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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