JP2881707B2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2881707B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は冷蔵庫、冷凍ショーケースなどの蒸発器や凝
縮器などに使用することができる熱交換器に関するもの
である。
〈従来の技術〉 周知の様に、冷蔵庫や商品陳列用のショーケース等で
使用されている熱交換器は、熱交換パイプを流れる冷媒
の蒸発温度が低いので、熱交換パイプやフィンに空気中
の水分が氷の様に付着して次第に拡大する着霜現象が発
生する。
そして、前記した着霜現象によりフィン間が目詰まり
するのを防止するため、熱交換器の空気通過方向の上流
側のフィン間隔を長くし、下流側のフィン間隔を短くし
ている。
この構造を更に詳細に説明すると、第6図で示す様に
熱交換器1の蛇行状の熱交換パイプ2に装着されている
フィン3…は熱交換パイプ2に直交する様に配置され、
隣り合うフィン3の長さが異なるので、空気の通過方向
(第6図矢印)の最上流側(第6図下側)において最も
間隔が長く、最下流側(第6図上側)において最も間隔
が短くなっている。
また、第7図で示す様に熱交換器1の蛇行状の熱交換
パイプ2において、空気の通過方向(第7図矢印)の最
も上流側に位置する最下段の熱交換パイプ2に装着され
ているフィン3は隣り合うもの同志の間隔が最も長く、
空気の通過方向に沿って次第に間隔が短くなり、最も上
流側に位置する最上段の熱交換パイプ2に装着されてい
るフィン3の間隔が最も短い。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記した第6図に記載のような構造で熱交換器1を構
成すると、多数のフィンにおいて長さが異なるフィンを
使用しなければならないので、複数種類の長さのフィン
を用意しなければならない。また、フィンの長さが異な
るので、熱交換パイプにフィンを装着するための専用の
装置が必要である。
しかも、第7図に記載のような構造で熱交換器1を構
成すると、熱交換パイプの1段又は複数段毎に独立した
フィンを使用するので、フィンが1種類でよいが、各熱
交換パイプの段毎に着霜状態に応じて間隔を変更設定し
なければならないので、熱交換パイプにフィンを装着す
る専用の装置が必要である。
したがって、熱変換パイプにフィンを装着する場合の
専用の装置が必要なく、しかもフィンの形状が同一で、
標準化して製造工程が著しく軽減することができる熱交
換器が要望されている。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は前記した要望に対応するのもで、複数段に折
返し状となって屈曲する蛇行状の熱交換パイプと、前記
した熱交換パイプに装着するフィンとを有し、前記した
フィンは蛇行状の熱交換パイプの一段若しくは数段毎の
独立したフィン材からなり、前記したフィン材はフィン
部が並列状に連続する波形を基本パターンとし、熱交換
パイプの各段に装着した各フィン材はフィン部のピッチ
が異なって、フィン部間隔が密であったり疎であったり
する熱交換器を提供するものである。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を第1図から第5図に基づいて
詳細に説明する。
本発明の熱交換器1は、蛇行状に屈曲形成した熱交換
パイプ2…と、前記した熱交換パイプ2に装着するフィ
ン3とからなる。
前記した熱交換パイプ2は複数本、図面の実施例では
2本のパイプを平行に配設して構成し、蛇行状に屈曲さ
れている。また、前記したフィン3は、蛇行状の熱交換
パイプ2の一段若しくは数段毎に装着した独立する複数
のフィン材4からなり、各フィン材4は一枚の帯板材を
波形に屈曲成形して複数のフィン部5…が所望の間隔で
並列状に連続する形態を基本的パターンとしている。
そして、前記した熱交換パイプ2の各段に装着された
フィン材4はフィン部5のピッチが異なり、フィン部5
の間隔が疎であったり密であったりするのである。しか
し、基本的には熱交換器1の空気の通過方向(第2図矢
印)に対し、最上流側に位置する熱交換パイプの段に装
着したフィン材41のフィン部51は最も間隔が長くて、空
気の通過方向の下流側に向かうほどフィン部5の間隔が
次第に短くなり、最上流側に位置するフィン材4nのフィ
ン部5nは最も間隔が短い。
前記した各段に装着したフィン材4…は、波形が空気
の通過方向に直交する様に配置されているので、冷却さ
れた空気が通過する場合に抵抗を与えたり妨げることが
ない。
図面の実施例では、熱交換パイプ2の各段毎にフィン
材4を装着してあるが、熱交換パイプ2の2段若しくは
3段ごとに独立したフィン材4を装着してもよい。ま
た、フィン3の各フィン材4は正弦波状の波形であって
もよいが、矩形波状の波形であってもよい。
前記した様に熱交換パイプ2の各段に、フィン部5の
ピッチが異なったフィン材4を装着することにより、着
霜状態に対応したフィン部の間隔を簡単に設定すること
ができるし、製造、組み立て工程がきわめて容易にな
る。
以上本発明を図面の実施例に基づいて説明したが、本
発明は前記した実施例に限定されることがなく、特許請
求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの様にでも実
施することができる。
例えば、熱交換パイプ2の各段に、着霜状態に対応す
る様にフィン部5の間隔が設定された短尺なフィン材4
を連続的に複数装着して1本の一体的なフィン材4とす
ることもできる。
〈発明の効果〉 以上要するに本発明によれば、複数段に折返し状とな
って屈曲する蛇行状の熱交換パイプと、前記した熱交換
パイプに装着するフィンとを有し、前記したフィンは蛇
行状の熱交換パイプの一段若しくは数段毎の独立したフ
ィン材からなり、前記したフィン材はフィン部が並列状
に連続する波形を基本パターンとし、熱交換パイプの各
段に装着した各フィン材はフィン部のピッチが異なっ
て、フィン部間隔が密であったり疎であったりするの
で、着霜状態に対応してフィン部の間隔を簡単に設定す
ることができる。そして、熱交換パイプの各段のフィン
材の形状が略等しいので専用の装置を使用しないでも簡
単に熱交換パイプに装着することができ、製造作業工程
が著しく短縮され、容易となる。しかも、各フィン材は
基本パターンがあらかじめ設定され、この基本パターン
にしたがって伸縮することにより変更設定することがで
きるので、どのようなピッチにでも対応することがで
き、小規模から大規模の熱交換器に応用することができ
て実用的価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は同上の
正面図、第3図は第2図III〜III線の概略断面図、第4
図は第2図IV〜IV線の概略断面図、第5図は第2図V〜
V線の概略断面図、第6図と第7図は従来の熱交換器の
概略正面図である。 1は熱交換器、2は熱交換パイプ、3はフィン、4はフ
ィン材、5はフィン部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数段に折返し状となって屈曲する蛇行状
    の熱交換パイプと、前記した熱交換パイプに装着するフ
    ィンとを有し、 前記したフィンは蛇行状の熱交換パイプの一段若しくは
    数段毎の独立したフィン材からなり、前記したフィン材
    はフィン部が並列状に連続する波形を基本パターンと
    し、 熱交換パイプの各段に装着した各フィン材はフィン部の
    ピッチが異なって、フィン部間隔が密であったり疎であ
    ったりする熱交換器。
  2. 【請求項2】各フィン材は、空気の通過方向の上流側か
    ら下流側に向かってフィン部のピッチが密になっている
    請求項(1)に記載の熱交換器。
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