JP5401848B2 - 鉄道車両用軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばハウジングに対する外輪の回転(クリープ)防止が図られた鉄道車両用軸受装置に関する。
従来、鉄道車両用軸受装置は、相対回転可能に対向配置される内輪及び外輪と、内外輪間に転動自在に組み込まれる複数の転動体とを備えており、内輪は、鉄道車両の車軸(回転軸)に装着されて共に回転すると共に、外輪は、軸受装置のハウジングに装着されて非回転状態に維持される。また、当該軸受装置において、外輪には、軸受内部を密封する密封機構(例えば、シール)が設けられていると共に、当該シールには、内外輪の相対回転を検出するセンサが設けられている。
ところで、上記したような軸受装置では、車両走行中(即ち、内外輪の相対回転中)において、外輪を回転させようとするクリープ力が発生する場合がある。かかるクリープ力の発生原因としては、例えばハウジングと外輪との間の相対運動によるもの、或いは、軸受内部の摩擦による外輪の連れ回りによるものなどが挙げられる。
そして、いずれを原因とする場合であっても、クリープ力によって外輪がハウジングに対して回転(クリープ)すると、これに伴って、当該外輪に設けられたシールが回転することにより、当該シールに設けられたセンサも同様に回転する。そうなると、例えばセンサがハウジングに衝突し、その際の衝突力の大きさによっては、センサが損傷したり、或いは、例えばセンサに接続されているケーブルが回転し、その回転量によっては、ケーブルが断線したりする虞がある。そこで、ハウジングに対する外輪の回転防止を図るために、種々の方策が施されている。
その一例として特許文献1には、密封機構のシールケースに係合部を設けると共に、外輪及びハウジングのそれぞれに、当該係合部が係合可能な被係合部を設け、係合部と被係合部とを互いに係合させることにより、外輪の回転防止を図った技術が示されている。
しかしながら、このような従来の技術では、外輪を回転させようとするクリープ力がシールケースの係合部に直接負荷されるため、そのときの負荷の大きさの程度によっては、係合部が破損する場合がある。この場合、密封機構としての機能を維持し続けることが困難になり、その結果、軸受内部に異物(例えば、破損した係合部の破片、塵埃)が浸入したり、軸受内部に封入されている潤滑剤が外部に漏洩したりする虞がある。そうなると、長期に亘って軸受を連続して使用し続けることができなくなってしまう。
特開2003−49831号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、クリープ力の大きさの如何を問わず、ハウジングに対する外輪の回転防止を図ることで、軸受を長期に亘って連続して使用し続けることが可能な鉄道車両用軸受装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、鉄道車両の回転軸に装着される回転輪と、前記回転輪に対向配置され且つ軸受装置のハウジングが装着される静止輪と、前記回転輪と前記静止輪との間に構成される軸受内部を軸受外部から密封する密封機構とを具備すると共に、前記回転輪と前記静止輪との相対回転を検出するためのセンサを備えた鉄道車両用軸受装置であって、前記密封機構は、その基端部が前記静止輪に嵌合された状態で、軸受内部を覆うように延出している環状のシール構造体を有し、前記シール構造体の外周には、前記ハウジング方向に向けて突出した少なくとも1つの突出部が当該シール構造体と一体構造を成して設けられており、前記静止輪に前記ハウジングを装着した状態において、前記回転輪と前記静止輪との相対回転時に前記静止輪を回転させようとする力が発生した際、前記シール構造体の突出部が前記ハウジングのリブ構造体に係合することにより、前記ハウジングに対する前記静止輪の回転防止が図られると共に、前記シール構造体は、前記静止輪の両側から軸受内部を覆うように延出し、前記突出部は、双方の前記シール構造体の少なくとも一方に設けられていると共に、前記センサは、双方の前記シール構造体のいずれか一方に設けられ、前記シール構造体の突出部は、前記静止輪に嵌合された前記基端部よりも軸受外部寄りに離間した位置に設けられており、前記突出部と前記リブ構造体とは、互いに面接触して係合しており、前記シール構造体には、その基端部の軸受外部側に、その周方向に沿って連続した環状面としてシール端面が形成されており、前記シール構造体の基端部を前記静止輪に嵌合した際に、前記シール端面が、前記ハウジングのリブ構造体と平行に対向することで、前記静止輪からの前記シール構造体の脱落を防止する。
本発明によれば、クリープ力の大きさの如何を問わず、ハウジングに対する外輪の回転防止を図ることで、軸受を長期に亘って連続して使用し続けることが可能な鉄道車両用軸受装置を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る鉄道車両用軸受装置について、添付図面を参照して説明する。
図1(a),(b)には、円すいころ軸受を用いた鉄道車両用軸受装置の一例が示されており、当該軸受装置は、常時非回転状態に維持された外輪(静止輪)1と、外輪1の内側に対向して回転可能に配置された内輪(回転輪)3と、外輪1及び内輪3の対向面にそれぞれ周方向に連続して複数形成された軌道面1s,3s間に沿って転動自在に組み込まれた複数の転動体(ころ)5と、複数の転動体(ころ)5を1つずつ回転自在に保持しながら、外内輪1,3間に沿って公転する例えば樹脂製の保持器11とを備えている。
かかる軸受装置において、鉄道車両の車軸(回転軸)13には、2つの内輪3がその背面同士を環状の間座15に当て付けた状態で嵌合(装着)されており、これらの内輪3の外側に対向して単体(一体型)の外輪1が軸受装置の構成を成すハウジングH1に嵌合(装着)されている。この場合、それぞれの内輪3の対向面には、間座15側から離間する方向に沿って末広がり状に傾斜し且つ周方向に連続した1本の環状の内輪軌道面3sが形成されており、一方、外輪1の対向面には、各内輪3の内輪軌道面3sに沿って傾斜し且つ周方向に連続した2本の環状の外輪軌道面1sが形成されている。
また、各内輪軌道面3sの両側には、当該軌道面3sに沿って環状の鍔部7,9が突出されており、その突出径寸法が相互に異なっている。具体的に説明すると、各内輪3において、間座15側の鍔部7(以下、小径鍔部7という)は、比較的小径の突出寸法に設定されており、これに対して、反間座15側の鍔部9(以下、大径鍔部9という)は、間座15側の鍔部7よりも比較的大径の突出寸法に設定されている。
このような構成を成す2つの内輪3の両側には、それぞれ、当該内輪3と共に回転輪を構成する環状の油切り部材17,19が鉄道車両車軸(回転軸)13に嵌合されており、その一方側(図1(b)中向って左側)の油切り部材17に対して押圧体21をアキシアル方向に当て付けてボルト23で締め付けることで、円すいころ軸受を車軸13に位置決め固定することができる。この状態において、車軸13を回転させると、外内輪1,3が相対回転する間(軸受回転中)に、当該外内輪1,3の軌道面1s,3s間に保持器11と共に組み込まれた複数の転動体(ころ)5は、各鍔部7,9で保持・案内され、軌道面1s,3sに沿って転動する。
また、上述した軸受装置には、軸受回転中における潤滑性能や回転性能を一定に維持するために、所定量の潤滑剤(例えば、油、グリース)が軸受内部に封入されている。この場合、潤滑剤の軸受外部への漏洩防止を図ると共に、異物(例えば、水、塵埃)の軸受内部への浸入防止を図るために、外内輪1,3の両側には、それぞれ、軸受内部を軸受外部から密封するための密封機構が設けられている。
密封機構として、図1(b)中向って左側の油切り部材17と右側の油切り部材19とのそれぞれに対向した環状のシール構造体25a,25bが設けられている。いずれのシール構造体25a,25bも、その基端部Peが外輪(静止輪)1に嵌合された状態で、当該外輪(静止輪)1の両側から軸受内部を覆うように環状に延出して構成されている。具体的に説明すると、一方のシール構造体25aは、その基端部Peが外輪(静止輪)1に嵌合された状態で環状に延出し、その先端部Ptが油切り部材17に接触すること無く且つ当該油切り部材17に一部入り込んだ状態で位置決め配置されている。この場合、シール構造体25aの先端部Ptと油切り部材17との間に狭い通路が形成され、これにより、軸受内部を軸受外部から密封するラビリンスシールが構成されている。
また、他方のシール構造体25bは、その基端部Peが外輪(静止輪)1に嵌合された状態で環状に延出し、その先端部Ptが油切り部材19に接触すること無く且つ当該油切り部材19に一部入り込んだ状態で位置決め配置されている。この場合、シール構造体25bは、シールケースとして併用され、当該シールケースと油切り部材19との間には、例えばシールやシールド、或いはパックシールなどの密封部材27が介在されている。これにより、軸受内部を軸受外部から密封するオイルシールが構成されている。
なお、本実施の形態の鉄道車両用軸受装置は、外輪(静止輪)1と内輪(回転輪)3との相対回転を検出するためのセンサ30を備えている。この場合、センサ30は、外輪(静止輪)1と内輪(回転輪)3との相対回転を検出可能であれば、任意の箇所に配置することができるが、ここでは一例として、当該センサ30は、図1(b)中向って左側の油切り部材17に対向した一方のシール構造体25aに配置されている場合を想定する。また、一方のシール構造体25aにセンサ30を取り付ける方法としては、例えば接着、嵌合、ネジ止めなど各種の方法を適用することができる。図面では一例として、センサ30を一方のシール構造体25aにネジ止めした構成が示されている。
ところで、本実施の形態の鉄道車両用軸受装置には、外輪(静止輪)1と内輪(回転輪)3との相対回転時に、ハウジングH1に嵌合(装着)された外輪1がハウジングH1に対して回転(クリープ)するのを防止するための構成が施されている。以下、かかる構成について具体的に説明する。
図1(a)〜(e)に示すように、本実施の形態の軸受装置において、一方のシール構造体25aの外周には、ハウジングH1方向に向けて突出した少なくとも1つの突出部F1が当該シール構造体25aと一体構造を成して設けられている。ここでは一例として、一方のシール構造体25aの外周に、複数(2つ)の突出部F1が周方向に沿って設けられている場合を想定する。
また、各突出部F1をハウジングH1方向に向けて突出させる突出量については、外輪1がハウジングH1に対して回転(クリープ)した際に、当該突出部F1がリブ構造体R1(後述する)に係合(接触)することができる程度に設定することが好ましい。
この場合、各突出部F1をシール構造体25aに一体構造化させる方法は、例えばシール構造体25aを成形する際に切削加工やプレス加工を施すことにより、当該シール構造体25aの外周を一部突出させて、所望の大きさ及び形状の突出部F1を一体構造化すれば良い。また、各突出部F1をシール構造体25aに一体構造化させる構成において、各突出部F1の大きさ及び形状は、例えばシール構造体25aの外周の大きさや形状、ハウジングH1に形成されたリブ構造体R1(後述する)の大きさや形状に対応して設定されるため特に限定しない。なお、図面には一例として、断面矩形の立体形状を成す突出部F1が示されているが、これに限定されることは無く、例えば断面楕円形や断面三角形或いは断面台形など各種の立体形状を成す突出部F1を構成することができる。
また、シール構造体25aの外周上における各突出部F1の突出位置は、例えば鉄道車両用軸受装置の使用環境や使用目的、或いは、外輪1にハウジングH1を装着する際の姿勢や向きなどに対応して設定されるため特に限定しない。なお、図面には一例として、ハウジングH1が装着される範囲において、シール構造体25aの外周に各突出部F1が周方向に沿って位置付けられている。この場合、各突出部F1の突出位置は、ハウジングH1の装着範囲内において一方側に偏る(偏心する)こと無く且つ左右対称となるように設定することが好ましい(図1(a)参照)。ここで、各突出部F1の周方向長さは、ハウジングH1の装着範囲に収まるような寸法に設定すれば良い。
また、シール構造体25aと一体構造を成した各突出部F1の材質は、当該シール構造体25aと同材質となるため、ここでは特に限定しないが、シール構造体25aの材質として例えば金属材や樹脂材などを適用する場合には、当該金属材や樹脂材により各突出部F1が構成されることになる。
一方、ハウジングH1には、上述した各突出部F1に対向して、リブ構造体R1が設けられている。具体的には、当該リブ構造体R1は、各突出部F1相互間に延在するシール構造体25aの外周に対向し、且つ当該突出部F1相互間の領域に亘って周方向に連続して設けられている。この場合、リブ構造体R1の大きさや形状は、外輪1にハウジングH1を装着した状態において、当該リブ構造体R1がシール構造体25a及び各突出部F1に対して直接(ダイレクトに)接触すること無く、相互に所定の隙間が構成され且つそれが維持されるように設定することが好ましい。また、リブ構造体R1の周方向長さは、各突出部F1相互間に収まるような寸法に設定すれば良い。なお、リブ構造体R1は、ハウジングH1と一体構造として形成しても良いし、或いは、ハウジングH1とは別体構造としてリブ構造体R1を形成し、当該ハウジングH1に対して後付けしても良い。
また、上述したシール構造体25aの突出部F1及びハウジングH1のリブ構造体R1では、外輪(静止輪)1と内輪(回転輪)3との相対回転時に、外輪1を回転させようとするクリープ力が発生した際、突出部F1とリブ構造体R1とが係合する部分において、図1(c),(d)に示すように、突出部F1に、リブ構造体R1に対向して平坦状のシール係合面Fsを形成すると共に、リブ構造体R1に、シール係合面Fsに対向して平坦状のリブ係合面Rsを形成することが好ましい。この場合、シール構造体25aの突出部F1とハウジンH1グのリブ構造体R1とが係合した際、突出部F1のシール係合面Fsとリブ構造体R1のリブ係合面Rsとは、所定の角度θ(図1(d))を成して互いに接触する。ここで、接触角度θは、リブ係合面Rsが突出部F1の根元近傍におけるシール係合面Fsに接触するように設定される。これにより、シール係合面Fsとリブ係合面Rsとを互いに面接触させることができる。この結果、外輪1を回転させようとするクリープ力が発生した際、突出部F1とリブ構造体R1とが係合する部分において、例えば弾性変形やなじみによる塑性変形などの破損の原因の発生を未然に防止することができる。なお、接触角度θは、例えば当該軸受装置の使用環境や使用目的、或いは、突出部F1とリブ構造体R1とが係合する部分の形状や大きさなどに応じて任意に設定されるため、ここでは特に数値限定しないが、一例としてθ≦1°に設定しても良い。
以上、本実施の形態によれば、外輪(静止輪)1に基端部Peが嵌合された一方のシール構造体25aの外周に突出部F1を一体構造化し、外輪1にハウジングH1を装着した状態において、外内輪1,3の相対回転時に外輪1を回転させようとするクリープ力が発生した際、当該突出部F1をハウジングH1のリブ構造体R1に係合させるようにしたことにより、ハウジングH1に対する外輪1の回転防止を図ることができる。
具体的に説明すると、図1(c)に示すように、外内輪1,3の相対回転時に、外輪1がハウジングH1に対して一方向Tに回転(クリープ)した際、これに伴いシール構造体25aも同方向に回転すると、やがて図1(d)に示すように、当該シール構造体25aの突出部F1がハウジングH1のリブ構造体R1に当接し、それ以上回らなくなる。また、これとは逆に、外輪1が他方向(矢印Tとは逆方向)に回転(クリープ)した際、リブ構造体R1を挟んで反対側の突出部F1がリブ構造体R1に当接し、それ以上回らなくなる。これにより、軸受回転時(正逆回転時)において、ハウジングH1に対する外輪1の円周方向における回転を防止することができる。この結果、例えば、シール構造体25aに配置されているセンサ30がハウジングH1に衝突したり、当該センサ30に接続されているケーブルが断線したりするといったような不測の事態を未然に回避することができる。
また、本実施の形態によれば、突出部F1に平坦状のシール係合面Fsを形成すると共に、リブ構造体R1に平坦状のリブ係合面Rsを形成したことにより、突出部F1とリブ構造体R1とが係合した際、シール係合面Fsとリブ係合面Rsとを上記した所定の接触角度θで互いに面接触させることができる。この場合、突出部F1とリブ構造体R1との係合時における接触圧(接触荷重)は、互いに面接触しているシール係合面Fsとリブ係合面Rsとの全面に亘って分散され、局所的に大きく作用する(過剰に働く)ことはない。
別の捉え方をすると、外輪1を回転させようとするクリープ力は、突出部F1とリブ構造体R1とが係合した状態において、まず、突出部F1とリブ構造体R1とが係合する部分に伝達(伝搬)される。そして、突出部F1とリブ構造体R1とは、伝達(伝搬)されたクリープ力の大きさに応じた接触圧(接触荷重)によって互いに係合する。このとき、シール係合面Fsとリブ係合面Rsとは上記したように互いに面接触しているため、当該係合部分にすべりを生じさせることができる。このため、過剰な負荷(例えば、摩擦力)が突出部F1に作用することはない。
これにより、当該係合部分への負荷が過剰な場合でも、当該突出部F1が破損するといった事態を確実に回避することができるため、当該突出部F1が一体構造化されたシール構造体25aを長期に亘り密封機構として安定して機能させ続けることができる。この場合、軸受内部に異物(例えば、破損した係合部の破片、塵埃)が浸入したり、軸受内部に封入されている潤滑剤が外部に漏洩したりすることを確実に防止することができる。この結果、例えば軸受のロックや焼き付きといった事態を未然に回避することができるため、当該軸受装置を長期に亘って連続して使用し続けることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、シール構造体25aの外周に複数(図面では2つ)の突出部F1を設けると共に、これら突出部F1相互間におけるハウジングH1にリブ構造体R1を形成したことにより、外輪1にハウジングH1を装着する際に、各突出部F1をリブ構造体R1の両側に対向配置させるだけで、当該ハウジングH1に対して外輪1を容易に且つ正確に位置決めすることができる。これにより、センサ30を予め設定したポジション(例えば、配置、姿勢など)に正確且つ短時間に位置付けることができる。
ここで、本実施の形態において、シール構造体25aの突出部F1は、外輪(静止輪)1に嵌合された基端部Peよりも軸受外部寄りに離間した位置に設けることが好ましい。具体的に説明すると、図1(e)に示すように、シール構造体25aは、その基端部Peよりも軸受外部寄りの部分が周方向に沿って他の部分よりも比較的厚肉化した円環状を成して構成されている。この場合、かかる円環状部分の強度(剛性)は、他の部分よりも比較的高くなっている。このため、当該円環状部分に突出部F1を一体構造化することにより、突出部F1とリブ構造体R1とが係合する部分に、上記したような過剰な負荷が作用した場合でも、当該負荷に対する耐久性を高く維持することができる。これにより、当該突出部F1が一体構造化されたシール構造体25aを密封機構として安定して機能させ続けることができる。
更に、本実施の形態において、図1(e)及び図2に示すように、シール構造体25aには、その軸受外部側にシール端面Psを形成することが好ましい。この場合、シール端面Psは、当該シール構造体25aの基端部Peを外輪(静止輪)1に嵌合した際に、ハウジングH1のリブ構造体R1と僅かな隙間を隔てて平行に対向(正対)する部位に形成すれば良い。ここでは一例として、シール端面Psは、シール構造体25aの基端部Peの軸受外部側に、その周方向に沿って連続した環状面として形成されている。この場合、当該シール端面Psの外形部分の面取りをできるだけ小さく設定することが好ましい。なお、面取り寸法(C)は、例えば当該軸受装置の使用環境や使用目的、或いは、シール端面Psの形状や大きさなどに応じて任意に設定されるため、ここでは特に数値限定しないが、一例として面取り寸法(C)1mm以下に設定しても良い。これにより、当該基端部Peを外輪1に嵌合すると、その状態でシール端面Psをリブ構造体R1に僅かな隙間を隔てて正対させることができる。この結果、外輪1からのシール構造体25aの脱落(軸受外部方向への抜け出し)を防止(フェールセーフ)することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されることは無く、以下のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、同様の効果を実現することができる。
上述した実施の形態では、一方のシール構造体25aの外周に、複数(図面では2つ)の突出部F1を設けた場合を想定しているが、その変形例として図3に示すように、当該シール構造体25aの外周に、ハウジングH1方向に向けて突出した単体(1つ)の突出部F1を設けるようにしても良い。なお、突出部F1の大きさ、形状、並びに材質は、上述した実施の形態と同様とすれば良い。
この場合、当該突出部F1の突出位置は、ハウジングH1が装着される範囲において、その中央(センター)に設定することが好ましい。これに対応して、リブ構造体R1は、外輪1にハウジングH1を装着した状態において、当該リブ構造体R1がシール構造体25a及び突出部F1に対して直接(ダイレクトに)接触すること無く、相互に所定の隙間が構成され且つそれが維持されるように設定することが好ましい。
具体的に説明すると、突出部F1は、ハウジングH1の装着範囲の中央(センター)に位置付けられているため、これに適合させて、リブ構造体R1の中央(センター)には、上記した突出部F1を収容可能な凹部Rgが他の部位よりも窪ませて形成されている。この場合、凹部Rgは、外輪1にハウジングH1を装着した状態において、突出部F1に対して直接(ダイレクトに)接触しない程度に窪ませて形成されている。また、凹部Rgの大きさ及び形状は、ここに収容される突出部F1の大きさ及び形状に対応して設定されるため特に限定しない。なお、かかる変形例の場合においても、上述した実施の形態と同様に、突出部F1とリブ構造体R1とが係合する部分において、突出部F1の両側に、リブ構造体R1に対向して平坦状のシール係合面Fsを形成すると共に、リブ構造体R1に、シール係合面Fsに対向して平坦状のリブ係合面Rsを形成することが好ましい。
また、上述した実施の形態では、一方のシール構造体25aに突出部F1を一体構造を成して設けた場合を想定して説明したが、これに限定されることは無く、他方のシール構造体25bに突出部(図示しない)を一体構造的に設けても良いし、或いは、双方のシール構造体25a,25bに突出部を一体構造的に設けても良い。この場合、他方のシール構造体25bに突出部を一体構造化させる構成や方法については、上述した実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。ここで、他方のシール構造体25bに突出部を設けた場合には、当該突出部に対向して、上記したリブ構造体R1と同様の構成を成すリブ構造体R2(図1(b)参照)をハウジングH1に形成すれば良い。
更に、上述した実施の形態、第1及び第2の変形例では、円すいころ軸受を想定して説明したが、これに代えて、転動体5として円筒ころを適用した円筒ころ軸受を用いた鉄道車両用軸受装置としても同様の効果を実現することができる。
また、上述した実施の形態及びその変形例では、シール構造体25a,25bの外周に1又は2つの突出部F1を設けた場合を想定して図説したが、当該軸受装置の使用環境や使用目的に応じて、3つ以上の突出部F1を設けるようにしても良い。
(a)は、本発明の一実施の形態に係る鉄道車両用軸受装置の外観構成をセンサ側から見た平面図、(b)は、同図(a)に示された鉄道車両用軸受装置の内部構成を概略的に示す断面図、(c)は、同図(a)の符号Wcで囲まれた部分の構成を拡大して示す図、(d)は、同図(a)の符号Wcで囲まれた部分において、シール構造体の突出部がハウジングのリブ構造体に係合した状態を示す図、(e)は、同図(a)の符号Wcで囲まれた部分の構成を径方向に断面して示す図。 (a)は、シール構造体の構成を一部拡大して示す平面図、(b)は、同図(a)のX−X線に沿う断面図、(c)は、同図(a)のY−Y線に沿う断面図、(d)は、図1(b)の符号Wdで囲まれた部分の構成を拡大して示す図。 本発明の変形例に係る鉄道車両用軸受装置の特徴部分の構成を示す図。
符号の説明
1 外輪(静止輪)
3 内輪(回転輪)
25a シール構造体
30 センサ
F1 突出部
H1 ハウジング
Pe シール構造体の基端部
R1 リブ構造体

Claims (1)

  1. 鉄道車両の回転軸に装着される回転輪と、前記回転輪に対向配置され且つ軸受装置のハウジングが装着される静止輪と、前記回転輪と前記静止輪との間に構成される軸受内部を軸受外部から密封する密封機構とを具備すると共に、前記回転輪と前記静止輪との相対回転を検出するためのセンサを備えた鉄道車両用軸受装置であって、
    前記密封機構は、その基端部が前記静止輪に嵌合された状態で、軸受内部を覆うように延出している環状のシール構造体を有し、前記シール構造体の外周には、前記ハウジング方向に向けて突出した少なくとも1つの突出部が当該シール構造体と一体構造を成して設けられており、
    前記静止輪に前記ハウジングを装着した状態において、前記回転輪と前記静止輪との相対回転時に前記静止輪を回転させようとする力が発生した際、前記シール構造体の突出部が前記ハウジングのリブ構造体に係合することにより、前記ハウジングに対する前記静止輪の回転防止が図られると共に、
    前記シール構造体は、前記静止輪の両側から軸受内部を覆うように延出し、前記突出部は、双方の前記シール構造体の少なくとも一方に設けられていると共に、
    前記センサは、双方の前記シール構造体のいずれか一方に設けられ、
    前記シール構造体の突出部は、前記静止輪に嵌合された前記基端部よりも軸受外部寄りに離間した位置に設けられており、
    前記突出部と前記リブ構造体とは、互いに面接触して係合しており、
    前記シール構造体には、その基端部の軸受外部側に、その周方向に沿って連続した環状面としてシール端面が形成されており、前記シール構造体の基端部を前記静止輪に嵌合した際に、前記シール端面が、前記ハウジングのリブ構造体と平行に対向することで、前記静止輪からの前記シール構造体の脱落を防止することを特徴とする鉄道車両用軸受装置。
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